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民進党の蓮舫代表が5月30日に加計学園問題について政府側の説明を「印象操作だ」「ブーメラン」などと批判したと報じられ疑問の声が挙がっています。

これは産経ニュースが伝えているもので、5月30日の民進党「次の内閣」閣議において、安倍首相が獣医学部新設計画を「旧民主党政権下で進展した」と指摘した点について蓮舫代表がこう反発したとしています。

蓮舫「よくここまで見事な印象操作を作り上げると驚いた」

獣医学部新設に至る経緯については菅官房長官も5月30日の会見で記者からの質問に答える形で「民主党政権時代に正式に政府に取り上げられた」と説明していましたが、蓮舫代表はこうした政府側の見解に納得しておらず、旧民主党政権時代はボトムアップ、安倍政権ではトップダウンだから「全然違うもの」などと反論。

その上で「私たちへの印象操作をブーメランのように言い放つのであれば」と自身が揶揄され続けてきた「ブーメラン」という言葉を用いて前川前次官の証人喚問を求めていますが、そもそも加計学園問題については5月中旬の段階で民進党の玉木雄一郎議員が論点は違法性ではないと明言していました(関連記事参照)。

これはテレビ番組で加計学園問題において違法性はどこにあるのかと問われた玉木議員が「違法性ではありません。閣議決定違反がまずあるのかどうか」と答えていたというもので、こうした点からも政権を追い詰める決定的な疑惑を掴みきれていないにも関わらず騒ぎ続け政府の説明を受け入れようとしない民進党への嫌気が広がっています。

今回の蓮舫代表の発言は往生際の悪い民進党を象徴するかのように捉えられており、厳しい反応が相次いでいるようです。しかし声は届いていないのか、蓮舫代表は5月31日の朝にもFacebookで政府の姿勢をこのように批判しています。

蓮舫「記録は廃棄。発言や行動は「記憶にない」。今度は取材制限。利己主義政治を許してはならない。」

「事実なのに印象操作とか何言ってんのこの人」
「現実を認めようとさえしなくなってしまったか」
「印象操作に驚いたという印象操作」
「またブーメラン投げてんのかしょうがねぇな」
「首相の粗探しして難癖つければ給料貰えるお仕事」
「蓮舫よ、安倍一強はお前の責任なんだぞ?」
「自分でブーメランて言うとか開き直ってんのか」
「最早ハジという概念を持っているかどうかすら疑問」
「民進党の代表は文句まで負け犬の遠吠えのようだ」