侑「繚乱!仁慈我鎖鬼(にじがさき)!!」
仁慈我鎖鬼(にじがさき)学園
東京・お台場にある、自由な校風と専攻の多様さで人気の高校。
各分野で活躍する人材が全国から集まることで有名なこの学校にはひとつだけ……
─── 他の学校とは違う"ある文化"が存在する。 りなりーの尊厳破壊が凄まじく丁寧だけど、作者は曇るりなりー好きなの? 蟲の仮面「ぎゃははははっ!! 結局ギフトが無ければ何もできなかったなぁっ!? お前らの言う想いとかも全部、全部無駄なんだよぉっっ!!」
蟲の仮面「溶かせっ! イデア(強酸)っっ!!」
「───無駄なんかじゃ、ありませんよ?」
侑「っ!?」
蟲の仮面「ああぁぁぁっっ!? なんだこれっ!!?」🔥ボワッ
傷の仮面「っあっつ……冷たいっ!!?」🔥ボワワッ
突如響いたその声と同時に、二人の仮面の手が藍色に燃え始めた。
燃える炎に相反して、冷たいと藻掻く二人。
最初は小さな炎だったが、振り払おうとする手から腕へ腕から体へと蝕んでいく。
侑「菜々、ちゃん……!」
菜々「仮面の人物3名、負傷者2名を報告通り確認。今です……!」
声の主、そこに立っていたのは、仁慈我鎖鬼(にじがさき)学園、生徒会長。
温情と冷酷、相反する複雑な瞳を眼鏡の奥に宿す彼女が合図を送る。
合図と共に再び小さくなった炎。急激な変化に動揺する仮面の二人の一瞬の隙を突き、完璧な連携で生徒会達は負傷者2名を救出した。
生徒会「負傷者二名、無事に確保しました!」
璃奈「生徒、会……?」
菜々「よく耐えましたね……ですが、流石に無理をしすぎです……っ」
侑「あはは……ありがとう……ごめん、私何もできなくて……」
菜々「……あとは任せてください」
生徒会「会長! 相手は複数です、私たちも加勢します!」
菜々「いえ、皆さんは負傷者二名を連れて離れていてください」
生徒会「え? ですが……」
菜々「少々……いえ、かなり……」
菜々「手加減が出来そうにないので……っ!!」🔥ボワワッ!!! 流石生徒会長、炎属性と遅刻属性を併せ持つなんてまさにヒーローじゃないか
やっちまえ 蟲の仮面「生徒会……っ! やってくれたなぁぁぁっ!!」
傷の仮面「生徒会長……! あははっ! ほらっ……いつまでも寝てないで起きてっ! やるよっ!」ペチペチ
雲の仮面「うっ……ううん?」
蟲の仮面「ぎゃははははははっ!! 出し惜しみ無しだァっ!! ありったけを使うぞぉっ!!」💊✨
雲の仮面「ぐぉっ!? もがががっ!?」💊✨
蟲の仮面は服のポケットから手の平に収まらないほどのカプセルを握り取り出し、口に押し込んだ。
そのまま倒れていた雲の仮面の口にも押し込んでいく。
菜々「違反薬物の使用。学園外での不正なイデアの使用。暴力行為。薬物による狂乱。」
菜々「お灸を据えるには手荒になってしまいますが……覚悟は出来ていますか?」
蟲の仮面「ああああぁぁっっ!! 全部溶かし尽くせっっ! イデア(強酸)っっっ!!」
雲の仮面「弾けろよぉぉっ!! イデア(雷)っっ!!!」⚡⚡バチバチバチ!!
傷の仮面「そこだっ!! 切り裂けイデア(小刀)っ!!」🔪ビュンッ!
鋭い光が辺りを照らし、強烈な雷が地面を貫いた。その間を縫うように、高圧で噴出された強酸が迸る。その後方からも無数のナイフが宙を舞う。
ギフトを使用した仮面の三人による有無を言わせない圧倒的な火力の猛攻だった。
……しかし、菜々はその攻撃を前にしても冷静にイデアを捉える。
菜々「燃やせ、イデア(冷炎)……!」🔥ボワワッ!!!
静かに燃える、藍の炎。
雷の衝撃波を炎が包み、まるで自然に消えていくかのように消散した。
飛び散る酸は、炎の壁によって彼女の体に届くことはなかった。酸の蒸気が上がり視界を遮る中、投げナイフの猛攻も全て、一つ一つ炎が燃やし尽くした。
菜々「届きませんよ。そのまやかしの力では?」 薬キメキメでもこのザマとかホントは凄え弱っちいんだなコイツら 侑ちゃんと菜々ちゃんの一年生のときのエピソードも読みたいな
この2人なんかずっと妙な雰囲気だし
菜々ちゃんはどう思ってるだろ 蟲の仮面「くそっ!? なんだコイツっ!?」
雲の仮面「……化け物か?」
傷の仮面「……これは逃げた方が……」
菜々「逃すとでも?」
菜々「捕えろ、イデア(冷炎)……!」🔥ボワワッ!!!
🔥🔥🔥ボワワワワワッ!!!
蟲の仮面「なんだよこれっ!!? 冷たい……痛いっ!!?」🔥ボワワッ!!
雲の仮面「うわぁぁぁ寒いっっっ寒いっっ!!?」🔥ボワワッ!!
傷の仮面「きゃぁぁぁっっ!!?」🔥ボワワッ!!
逃げ出そうする仮面の三人。
しかし、それを逃すわけが無い。
地面から燃え上がった炎が三人を取り囲む。
炎は次第に高さを増し、まるで鳥籠のように三人を包み込んだ。
菜々「火傷はしないのでご安心を。ですが、そのまま凍えて眠っていてください」
菜々「……さて、もう大丈夫です。負傷者もいますので早急に連れて学園に戻りましょう」
璃奈「……凄い、なんて強いイデアの力……」
生徒会「当たり前じゃないですか。あの方は、この学園の繚乱を統治する生徒会、その頂点に立つ生徒会長なんですよ?」
侑「………」
冷たい熱風。黒髪の三つ編みを揺らす彼女の姿。
絶望的だった状況を一瞬にして覆えす力。
その力に助けられたのも何度目だろうか。
その言葉を聞くだけで、安心出来るのを体が覚えている。
安堵の中、薄れていく意識。
侑(……私、やっぱり守られてばっかり、だなぁ……)
──────
──── 歩夢なんかも形だけの幼馴染になってたり名前借りてるだけの別人だらけや ・・・・・
── 生徒会・治療室🩹 ──
侑「……んぅ……?」パチリ
歩夢「侑ちゃん……! よかった……!」
侑「あれ……私……」
栞子「安静にしていてください。傷口が開いたら大変です」
侑「……二人とも、ありがとうね」
歩夢「繚乱ならまだしも、流石に今回は無茶し過ぎだよ?」ギュッ…
侑「……ごめん」
栞子「当たり所が良かったのが幸いですが、一歩間違えれば大量出血で危険でしたよ?」
侑「うっ……でも、ほらっ! 二人が手当してくれたから、もうこんなに動けるし!」ブンブン!
歩夢「もう……」
栞子「……それにしても侑さんは丈夫というか……傷の治りが早いですね?」
侑「……伊達に繚乱を沢山してないから……かな?」アハハ 🚪ガチャ!
かすみ「侑先輩! 目が覚めたんですね!」
侑「かすみちゃん! それに璃奈ちゃんと菜々ちゃんも! よかった……」
璃奈「侑さん……よかった……!」
菜々「……話は天王寺さんから大体は聞いてあります」
菜々「裏繚乱と名乗る仮面の人物の目撃通報、及び取り締まりの協力に感謝します、天王寺さん」
璃奈「……私だけじゃ止められなかった……それに侑さんも巻き込んじゃった、私の方こそありがとう」
璃奈「……それに、私も同じ罪を償わないといけないから……」
璃奈「あの人達と同じ、この仮面を持つ裏繚乱の人物として……」スッ…
かすみ・歩夢「っ!?」
菜々「……羽の模様の仮面……あなたが報告にあった天使と名乗る裏繚乱の人物……という事ですか?」
璃奈「うん……」
かすみ「え……ということは、かすみんを襲ったあのロボット使う人っ!?」
璃奈「……ごめんなさい。謝っても許されることでは無いとは分かってる……」
かすみ「あなたが……」
侑「かすみちゃん許してあげてっ! 璃奈ちゃんは勘違いしてただけなのっ!」
侑「それに私を守ろうとしてくれた! あの仮面の人たちを止めようと頑張ってくれたの! だから……」
菜々「そうは言っても、罪が無くなる訳ではありません」
菜々「違反薬物の使用。学園外での不正なイデアの使用。イデアを使った暴力行為。これらの行為は即退学を余儀なくされる重罪です」
侑「そんな……」 璃奈「いいの、侑さん。私はそれくらいの事をした、覚悟は出来てる」
侑「でも! 方法は少し間違ってたかもしれないけど璃奈ちゃんはただ、悪い人達から皆を守ろうとしただけなのに……!」
侑「そんなのってないよ……」
璃奈「侑さん、ありがとう……ごめんなさい、スクールアイドルの約束、出来そうに無い」
侑「璃奈ちゃん……」
かすみ「……かすみんは、許しますよ?」
侑「っ! かすみちゃんっ!!」
かすみ「侑先輩がそこまで言うなら……悪い人じゃなさそう、ですし……実際に侑先輩を守ってくれたみたいで……勘違いしてたなら、まあしょうがないです」
璃奈「かすみ、ちゃん……ありがとう……」
侑「菜々ちゃん! お願い! かすみちゃんも許してくれたし、璃奈は反省してるし、だから……!」
菜々「……そうは言っても、中須さんだけでなく、天使と名乗る人物によるイデアでの暴行被害報告は、これまでにいくつか受けているんです」
侑「……っ」
菜々「……その全てが、報告後にイデアの不正使用が判明して退学になった生徒から……ですが」
侑「え?」
菜々「天王寺さん、あなたの行った行為は学園の規則に反しています。ですが、それが善か悪かの判断は私には出来ません」
菜々「なので問いましょう。あなたはこれから、そのイデアに、何を望みますか?」
璃奈「何、を……?」
菜々「仮面を捨てた今、あなたが望む想いの形を、あなたの言葉で教えてください」 璃奈「私は……繋がりを求めて、強さを求めた。弱い自分を隠そうと仮面を着けて力を使ってた」
璃奈「だけど、それが間違ってる事だって分かった。そして別の方法で繋がりを作る方法を教えて貰った」
璃奈「だから……もし許されるなら……」
璃奈「私は、スクールアイドルがしたい」
璃奈「素顔の私で、皆と繋がりたい。そして、もし力を使うなら、大切な人を守る為に使いたい」
菜々「……なるほど、それがあなたの想いですか」
菜々「では、その仮面を渡してください。仮面の人物である証拠品として、預かります」
侑「そんな……菜々ちゃんっ!」
璃奈「……はい」
🔥ボワッ!!
侑「えっ……?」
菜々「……どうやら仮面が燃えてしまったようです」
菜々「これでは、証拠不十分により天王寺璃奈さんを仮面の人物である天使とは言いきれなくなってしまいます」
菜々「……今後、天使と名乗る人物が見つかった際は容赦しません。二度と現れない事を、私は望んでいます」
侑「菜々ちゃん……っ!!」パァァァ 菜々「……ですが、今回の騒動を経てやはり、私はスクールアイドル活動は行うべきでは無いと判断します」
璃奈「え……」
かすみ「どうしてですかぁっ!?」
菜々「……危険だから、です」
侑「っ!」
菜々「はっきりしたでしょう。裏繚乱は高咲さん、そして中須さん、あなた達二人を明確に狙っていた」
菜々「スクールアイドル活動を始めた、お二人を……」
かすみ「そんなの、ただの勘違いなんじゃ……」
菜々「これを勘違いや、偶然と捉えるのはあまりにも楽観的です」
侑「……どうして偶然じゃないって言い切れるの? スクールアイドル活動が危険だって思う理由は、何なの? 教えてよ、菜々ちゃん……」
菜々「……この学園でスクールアイドル活動を行った人は、例外なく不幸な結末を迎えるからです」
かすみ「不幸な……結末……?」
侑「どういうこと……?」
菜々「私が知っているのは去年の事だけですが、スクールアイドル活動を行おうとした人々は全て……」
菜々「それが、人による仕業なのか、はたまた説明の付かない現象なのか……生徒会ではそれを判明することは叶いませんでした」
菜々「なので、不幸を繰り返さないためにも、この学園ではスクールアイドル活動を行う事は禁止となったのです」
侑「そんな……」
菜々「……残念ですが、どうか諦めてください」
菜々「これからも活動を続ける限り、あなた達には不幸な出来事が続くでしょう」
菜々「今回は大目に見て助かったと言えます。ですが、今後の事は保証出来ません……」
菜々「特に、侑さん……イデアの使用できないあなたが一番危険なんです……」
侑「……っ」 侑(……そう、だよね。私はいつも守られてばかりで、だから、かすみちゃんや璃奈ちゃんにも余計に危険な目に合わせちゃって……)
侑(……菜々ちゃんだって、いつも私を守ってくれようとしてたのに……)
侑「……私、は……」
かすみ「なーんだ、それなら諦める必要はないじゃないですか」
侑「ぇ……?」
かすみ「それなら、かすみんが侑先輩をその不幸から守ってしまえば解決。それだけです♪」
璃奈「私も同じ気持ち。これからも侑さんを守る。その為に私はイデアを使う」
侑「かすみちゃん……璃奈ちゃん……いいの?」
かすみ「何を今更行ってるんですかぁ! 侑先輩の方が、スクールアイドルやる為にいつも無茶するくせに!」
璃奈「誘ったのは侑さん。私の笑顔を取り戻す約束をしてくれた、だから私はずっと侑さんを隣で守る」
かすみ「そうですよ! もうかすみんの夢は、かすみんだけの夢じゃないんです! 侑先輩が一緒に居てくれなきゃ、絶対絶対ダメなんですからねっ!」
侑「かすみちゃん……璃奈ちゃん……ありがとう……っ!」
侑「……歩夢も、また私が無理しちゃっても、許してくれる?」
歩夢「言ってもどうせ聞かないでしょ……本当は嫌だけど……」
歩夢「……でも、そんな諦めきれない目をした侑ちゃんの願い、断れるわけないよ……」
侑「歩夢……! ありがとうっ!」 侑「菜々ちゃん、ありがとう! 私たちのことを守ろうとしてスクールアイドル活動を禁止って言ってくれてたんだよね」
侑「でも、ごめん。やっぱりスクールアイドル活動は諦められない……」
菜々「……そう言うと、思っていました」
菜々「そこまでして諦めないというのなら仕方ありません」
菜々「……"認めましょう"、スクールアイドル活動を」
侑「っ!! 菜々ちゃん……!」
菜々「……ですが、今ではありません」
🔥🔥🔥ボワワッ!!
侑・歩夢・璃奈・かすみ「っ!!?」
彼女の放つ強烈な炎の熱風が髪を揺らした。
冷たく、力強い威圧感。だけどそれだけじゃない複雑な想いが込められた熱風。
彼女のその姿に全員の注目が集まる。
菜々「……力を、示してください」
菜々「これからもあなた達に、多くの困難と不幸な出来事が訪れるでしょう」
菜々「それら全てを覆す力を……! 今のあなた達では到底足りません」
菜々「更なる力を付け、部員を増やし、そして時が来たら……」
菜々「私に、繚乱を申し込んでください」
菜々「その勝負に勝利した時、あなた達のスクールアイドル活動を認めましょう───」 5~6人くらい集めたレイドバトルになりそうだな…… ・・・
栞子「よかったのですか会長、あんな約束をしてしまって」
菜々「あれ程言って聞かないのであれば、仕方ありません。勿論これからも止めるつもりではありますが」
栞子「それなら今すぐにでも繚乱を行う方が……どれだけあの方達が力を付けようと、会長に適うとは思えません」
菜々「……そうとも限りませんよ?」
栞子「え?」
菜々「侑さ……高咲さんは、繚乱だけでは測れない、不思議な力を持っていますから」
栞子「……会長にとって、侑さんは特別なんですね」フフッ
菜々「っ!///……それよりも、私たちのやるべき事をやりましょう」
菜々「捕らえた仮面の人物の様子は? 彼女らには問い質すべき事が沢山あります」
栞子「……それが、二名は薬物の過剰摂取による後遺症のようなもので、意思疎通が出来ない状態です」
栞子「そして一名は……」 菜々ちゃんも栞子ちゃんも呼び方はたまに侑さんになるのはいいですね 傷の仮面「だから知らないってば! なんで私が仲間の天使に危害を加えるわけ!?」
生徒会「とぼけても無駄ですよ、自分の行なったことを認めてください!」
栞子「どうやら記憶の混濁が生じているようで……」
菜々「………」
菜々「すみません、私の事は分かりますか?」
傷の仮面「……? あんた確か……生徒会長の?」
菜々「私と戦った事を覚えていますか?」
傷の仮面「はぁ? なんで私があんたと……」
菜々「では、あなたは先程まで何をしていたのかを思い出すことは出来ますか?」
傷の仮面「私は……あっ! そうっあいつっ! あの仮面を着けたやつに襲われて……!」
菜々「仮面を着けた……?」
菜々「っ!! 少し、失礼」バッ!
傷の仮面「ちょ、触んないでよっ!」グッ
菜々(体に炎の外傷が無い……それに、仮面の焦げも消えている……!)
栞子「会長……?」
菜々「これは……やられました」
菜々(明らかに入れ替わっている……じゃあ、私が戦ったあの傷の仮面は一体……?) ・・・・・
── 次の日・侑ホーム🎹 ──
侑母「悪いわねーかすみちゃん。あの子たちまだ寝ててね」
かすみ「いえいえ! 大丈夫ですよ〜お義母さん♪ かすみんが起こしてきますね♪」
🚪ソロ~
かすみ「えへへっ♪ かわいいかすみんが、侑先輩を起こしに来ましたよ〜♪」(小声)
かすみ「名付けて、『朝からかわいいかすみんに起こされてきゅんきゅん大作戦』です☆」
かすみ「さてさて、侑先輩のかわいい寝顔を見させてもらいますよぉ〜♪」ニシシ
🛌……zzZ
かすみ「むむむっソファいっぱいにお布団被っちゃって……」
かすみ「もう〜侑先輩ったら恥ずかしがり屋さんなんですからぁ〜♪」
かすみ「侑先輩♡ 朝ですよ〜えいっ!」
バサッ!
侑・璃奈「……zzZ」スゥスゥ
かすみ「なっ!? なななななんでりな子が侑先輩と一緒に寝てるの〜〜っ!!?」ガーン!! 璃奈「……んぅ……ゆう、さん……すき……♪zzZ」ギュゥ~♡
侑「えへへ〜……ときめき〜♪zzZ」ムニャムニャ
かすみ「こ、こんなに密着して抱き合ってぇ……羨ましいぃ……いや悔しいっ!」
かすみ「侑先輩の隣はかすみんって決まってるんですぅ〜っ!」モゾモゾ
〜間〜
侑母「侑ー? そろそろ朝ごはん冷めるわよー……って」
璃奈「……ずっと、離さない……♡zzZ」ギュゥ~♡
侑「う、う〜ん……?」ムニャムニャ
かすみ「……えへへぇ……かすみんが隣ですよぉ……♡zzZ」ギュゥ~♡
侑母「あらあら、両手に花?」
侑母「ふふっ三人とも幸せそうに寝ちゃって……これじゃあ起こすのも気が引けるわね……あ、そうだ」
📱パシャ!
侑母「歩夢ちゃんに送ってと」📱
壁<ガタンッ!!?💥
侑母「ふふふっ♪ 鍵は空けておくからよろしくねっと……これでおっけーね♪」📱 ・・・・・
── 裏路地 ──
?「……ハァ……ハァ……っ……」
?「あはっ、強いね……君……」
愛「アタシは愛、宮下愛。ねぇ、君の名前も教えてよ?」
「………」スタスタ
愛「あっ! ま、待ってよ!」
愛「その凄い強さに、ポニーテール……」
愛「君、ニジ学の"怪物"なんでしょっ!?」
愛「こんなに強い人と戦うの初めてなのっ! だから……」
💥ドスッ!
愛「ぁ……」クラッ
愛「ま……って……」ガクッ…
愛(……あはは、愛さん……初めて、負けたかも……)
愛(あんな強い人……いるんだ……)
愛(絶対……絶対次は勝ちたい……っ! 負けたくない──)
──── TO BE CONTINUED🙌 ということだ
1番印象悪いから変えてくれないかなとか思うとゾッとする
ジャニ辞めたことにして一切名前出ないのに体調不良を理由になった人ともアンチだと思ってたんでしょ?