SS ゆうぽむ、めぐるりの短編2本立て
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代行いただきありがとうございます。
今年最後のSSになります
短編2本立てとなっております。 Episode 1
歩夢「侑ちゃん、今年ももうすぐ終わっちゃうね」
侑「そうだね〜」シミジミ
侑「歩夢は、どんな一年だった?」
歩夢「私?そうだなあ。本気でやりたいことに出会えたし、とっても充実した一年だったよ。侑ちゃんは?」ニコッ
侑「私もだよ!とってもときめいた一年だった。去年の今頃はこんなに毎日がときめいているなんて思わなかったよ。同好会のみんなに出会えてさ。これも、歩夢のおかげだね」ニコッ
歩夢「えぇっ。私は何もしてないよ。侑ちゃんが私を誘ってくれたからでしょ〜」 侑「でも歩夢が私についてきてくれなかったら、私だってどうなってたかわかんないし。それに、歩夢のさいっっこうに可愛い姿をいつも傍で見れて、とっても幸せなんだよっ」ニコッ
歩夢「もうっ//侑ちゃんったら//」
侑「照れてる歩夢も可愛いYO」
歩夢「むぅぅ」
侑「あはは。ごめんって。でも、今言ったことはほんとだよ。だから、ありがとね、歩夢っ」ニコッ
歩夢「わ、私だって!侑ちゃんがいつも傍にいてくれたから、ここまで頑張れたんだよ?最初はダンスのことも歌のことも何にもわかんなくていっぱい悩んでた時も、侑ちゃんがいたから頑張れたんだよ?」
侑「歩夢...」
歩夢「だからね。侑ちゃん。私の方こそありがとう、なんだよ?」 侑「はゆむ〜〜〜」ダキッ
歩夢「侑ちゃん??」
侑「歩夢にそんな風に言ってもらえるなんて嬉しいよぉ〜」
歩夢「もうっ。侑ちゃんったら」ギュッ
歩夢「侑ちゃん、来年も、一緒にいてくれる?」
侑「あったりまえじゃん!来年も歩夢の最高に可愛い姿、私に見せてよねっ」
歩夢「ふふっ。じゃあ、私にも、侑ちゃんの可愛いとこ、かっこいいとこ、たくさん見せてほしいな?」
侑「そう言われるとちょっと恥ずかしいけど。歩夢のお願いならいいよっ」
歩夢「来年も、よろしくね。侑ちゃん」
侑「来年も、よろしくね。歩夢」
Episode1 完 Episode 2
コンコン
瑠璃乃「めぐちゃん。めぐちゃん。」
夜。部屋で一人くつろいでいると、ノックと共に私の1個下の幼馴染の興奮した声が耳に入る。
慈「るりちゃん。そんなに慌ててどうしたの?」
ドアを開け部屋に入れながら幼馴染にそう尋ねる。
瑠璃乃「みんなに協力をお願いしていた通信量、もう10GB集まったって梢先輩から聞いたよ。」
慈「え、早いっ」 瑠璃乃「みんな、ルリ達のこと、応援してくれてんだねぇ〜〜。」
慈「そうだよ、るりちゃん。みんなちゃんと私たちのこと、見てくれてるんだよ」ジワッ
瑠璃乃「感謝感謝。センキューセンキュー。ってめぐちゃん泣いてる!?」
慈「泣いてないっ!」
そう強がってみたものの、無事に北陸大会に参加できるという安心感や嬉しさと、私たちのためにここまで頑張ってくれたたくさんのファンのみんなの優しさに自然と涙があふれてくるのが分かった。
瑠璃乃「なんかルリももらい泣きしそう」ジーン
慈「だから泣いてないって!」
るりちゃんの前ではしっかりしなきゃ。
そう思っていたらるりちゃんが話しかけてきた。 瑠璃乃「次のFesxLIVE、北陸大会、無事ルリたちのステージがあるわけだね」
慈「そうだよ、るりちゃん。そうと決まれば、明日からやることがたくさん出てくるよ!」
瑠璃乃「うわぁーお。めぐちゃん急に元気になった...」
慈「あったり前でしょ。いつまでも余韻に浸っている時間はないの。ここまで舞台を整えてくれたファンのみんなのためにも、しっかりやらないと」
そう。
一時はクラブ活動の継続の危機にまで追いやられていた状況からここまで来れたのは、学校の他の生徒のみんなや、蓮ノ空のこと好き好きクラブのみんなのおかげ。
だからこそ、その期待に応えなければいけない。半端なパフォーマンスは許されないのだ。
るりちゃんもそれは分かっているようで、
瑠璃乃「イエッサー。気合い入れていくぜ〜」
と口調とは裏腹に真剣な表情でうなずく。 慈「るりちゃん。」
瑠璃乃「何?めぐちゃん」
キョトンとした顔で首をかしげるるりちゃん。
実に可愛い。
って今はそのことは置いておいて。
るりちゃんに私の想いを伝えなきゃね。
慈「私ね、るりちゃんがいなかったらスクールアイドルやめていたと思う。今、この場所でこうして頑張れているのってるりちゃんのおかげなの。るりちゃんがあの時の私を引っ張ってくれたから今があるの」
瑠璃乃「めぐちゃん...」
慈「だからね、るりちゃん」
そう言って私はるりちゃんをそっと抱き寄せる。 慈「次のステージも私はるりちゃんと一緒に絶対に成功させたい。みらくらぱーくが最強だってこと、みんなに伝えたい。るりちゃんとなら出来るって、私、信じてるよ」
瑠璃乃「めぐちゃん。ルリも、めぐちゃんとなら何だって出来る気がする。ルリ、よく充電が切れちゃうけど、めぐちゃんが隣にいてくれたら不思議と充電が長持ちするんだ。」
慈「もし充電が切れそうになったら、私が充電してあげるね?だから、ずっと隣にいてね。るりちゃん」ギュッ
瑠璃乃「こちらこそ、よろしくだぜ〜」
そういって私の幼馴染は最高の笑顔を向けてくるのだった。
Episode 2 完 >>5
\❤LOVELOVE❤/
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ ⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞
/まるで夫婦❤\ /なかよし\ @cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ 蓮ノ空あまり詳しくないですが幼なじみでいいね👍☺🌸 皆様ありがとうございます。
そう言っていただけると非常に励みになります 今年14本SSを書くことが出来ました。
これもいつもコメントを下さる皆様のおかげです。
来年も質の向上を目指してSSを書いていきますのでよろしくお願いします。
ありがとうございました 作者です。
>>20
ありがとうございました。
励みになります。 出来れば続きが気になるのだけれど。
それは来年ね。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています