【虹5th発売記念SS】璃奈「出来た、ラブソングイメージシミュレーター」侑「なにそれ?」
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璃奈「この装置を使うことでみんなのラブソングを解析して構築された曲世界をVRマシンでシミュレーション体験する事が出来るの」
侑「みんなのラブソングで作られた世界……? 何それすっごく面白そう!」
璃奈「勿論ラブソングが元になっているから、メンバーとの恋愛シミュレーションと言った方がわかりやすいかも」
璃奈「ラブソングカーニバルのために作った12曲はどれも出来が良いから、創られる曲世界も期待できる。璃奈ちゃんボード『ドキドキ!』」
侑「ラブソングカーニバルの曲、みんなどれもすっごくトキメク曲だったよね〜!」
侑「そんな最高にトキメクラブソングで作られた世界を体験……」
侑「あ〜もう想像してたらトキメキが止まらなくなっちゃった! ねえ璃奈ちゃんはやくはやく!」
侑「このVRマシンをかぶればいいの?」カポッ
璃奈「うん、是非侑さんにこの装置の感想と使用データを貰いたい」 侑「任せて! うわぁ〜どんなトキメキが待ってるのかな!」ワクワク
璃奈「でも注意して欲しい。このVRマシンは現実の侑さんと曲世界の侑さんの精神をリンクするから先の世界でどんなことが……」
侑「このボタンを押せばいいのかな?」ポチッ
璃奈「あっ……」
── ⚡ツナガルコネクト! リンクスタート!⚡
侑「………」スヤスヤ
璃奈「……まだ説明途中だったのに」 ── Now Loading……
……
…………
………………
── Load Complete!!
────『Walking Dream』START🎀 ──── 侑「うん……ここは……?」
侑「私の部屋?」キョロキョロ
侑「ふああ〜……あー、眠い……いつも通りの私の部屋だね?」
侑「何も変わらない、いつも通りの朝の景色だけど……これ本当にシミュレーション?」
???「お邪魔します」
侑「ん?」
── ガチャ
歩夢「……あ、おはよう、起きてたの?」
侑「え? ど、どうしたの?」
歩夢「? どうしたのって、いつも通り侑ちゃんを起こしに来たんだけど……」
侑「あー……そっか、あはは……」
歩夢「もう、侑ちゃん寝ぼけてるの?」フフッ
侑(いつも通り……? いつもは電話で起こしてもらってるはずだけど……)
侑「あはは、ありがとうね。歩夢」
歩夢「………」
歩夢「へ?///」ポカーン
侑「ん?」キョトン 歩夢「い、いまなんて……///」
侑「え? どうかしたの歩夢?」
歩夢「だ、だからそれっ! なんで急に呼び捨てで……///」
侑「え? 呼び捨て……?」
歩夢「……もしかして、昨日の話?」
侑(昨日の話?)
歩夢「昨日も言ったでしょ、悪いけど私はやるつもりはないから……」
侑「なんの話……?」
歩夢「だからは私は……」
歩夢「───侑ちゃんの"恋人役"はやらないから……!」 ・・・・
── 学校🏫 ──
先生「それでは高咲さん、演奏をお願いします」
侑「はい」
侑「〜〜♪」🎹ポロロン♪
侑(今朝の歩夢の反応からして、ここは歩夢の曲『Walking Dream』のシミュレーション世界みたいだね?)
侑(日常に目立った変化は無いけど……どうやら同好会は無いみたい?)🎹ポロロン…♪
先生「いつもながら素晴らしい演奏ね高咲さん」👏
クラスメイト達「ワー!」👏👏👏パチパチパチパチ
侑「ありがとうございます」
侑(あと、なんだかこの世界に来てから私のピアノ演奏がとんでもなく上手になってる……!)
先生「ラブソングの作成も期待していますよ」
侑「え、ラブソング?」
先生「? 昨日話しましたよね、次の課題はラブソングの作曲ですよ」
侑(なるほど……私がラブソングを作る……)
侑(今朝の歩夢の言ってたのはそういうことだったんだね)
侑(ラブソングを作る参考にするために私は歩夢に恋人役になって欲しいって言ってたってことなのかな?) 4thの時のシミュレーターを思い出した
あれは個人的に大好きなSSだったわ いつものシミュレーターの人はあなたで固定してたはず
ニセモノなのか…?
いや、でもこの文体はホンモノ… ・・
── お昼休み🍴 ──
侑(うーん、歩夢から返信は無し、かぁ……)📱
侑(確かに歩夢なら恋人役になって。って急に言っても、恥ずかしいからやだ!って照れながら断りそう)アハハ
侑(それに歩夢とはずっと一緒に過ごしてきた幼馴染だし、私が逆の立場だとしても、なんかちょっとくすぐったくて照れちゃいそう)
侑(『今日は教室で1人ご飯タイム』っと……)📱ポスト
???「───ねえ、高咲さん」
侑「? どうしたの?」
クラスメイト「お昼一人? 良かったら今日は私と一緒に食べない?」
侑「え、いいの? 勿論いいよ!」
クラスメイト「やった! 高咲さんに課題の話とかしたくてね」
侑「課題の話?」 ── 食堂🍙 ──
クラスメイト「私はお弁当じゃないからいつもここで買って食べてるんだ」
侑「そうなんだ」
「っ!? ……むぐっ!?」🍙
「〜〜〜っ!」ケホケホ
「ケホッ……ど、どうして……今日はここに居ないはずだよ……」
侑「?」キョロキョロ
クラスメイト「どうかしたの?」
侑「いや、なんか今聞き覚えのある声がしたような……」
侑(気のせいかな?) 4thアルバムの時にも書いてくれた方かな?
あれもめちゃくちゃ良かったから今回も楽しみ! 侑「そういえば、課題の話がしたいって言ってたけど」
クラスメイト「そう、単刀直入に言うとね……」
クラスメイト「高咲さんに是非私の恋人役になって欲しいの!」
侑「えっ私に?」
クラスメイト「私、恋のイメージが全然わかなくてラブソング制作難航しててー……」
クラスメイト「それで高咲さんに恋人役をして貰えば何か掴めるかなーって」
侑「そうなんだ、それなら丁度良かったよ。実は私も同じ感じでさ、私でよければ力になるよ」
クラスメイト「本当に!?」
クラスメイト「やった! それじゃあ早速今日の放課後デートしようよ! 楽しみだなぁ〜♪」
侑「あはは、そうだね私も楽しみ♪」ニコッ
「………」
侑「……?」キョロキョロ
侑(……なんか今、視線を感じたような……)
侑(……気のせいだよね?)
「………」👁👁 ・・・・・・・・
── 帰り道🌙 ──
クラスメイト「今日は本当にありがとうね! 高咲さんと一緒ですっごく楽しかった♪」
侑「私の方こそありがとう、とっても楽しかったよ」
クラスメイト「うーん、でも恋愛については私はまだよく分からなかったなぁ……」
侑「あはは、私も。なんだか今日は普通に遊んでただけになっちゃったもんね」
クラスメイト「……じゃあまたこん……わっ!?」ヨロッ
侑「え?」
── ギュッ!
侑「大丈夫?」ササエ
クラスメイト「う、うん……///」ドキドキ
クラスメイト「………」
侑「?」キョトン
クラスメイト「ねぇ、もし良かったらなんだけど……///」
「───ダメぇっ!!!」
侑・クラスメイト「っ!?」 侑「え、歩夢っ!?」
歩夢「ぁ……」
クラスメイト「あれ、あなたってよく高咲さんと一緒にいる……」
歩夢「あのっ!!」
クラスメイト「え? 私?」
歩夢「だ、誰だかは知らないけどっ!」
歩夢「私は侑ちゃんの幼馴染でっ! それで侑ちゃんのことなら他の人よりも知ってるつもりで……」
歩夢「昔の侑ちゃんとの思い出とか全部知ってて、他にも侑ちゃんの好みとか色んなことを全部知ってるから……!」
歩夢「だから、その……」
クラスメイト「……あー、なるほどぉ……」チラッ
侑「?」キョトン
侑(歩夢、急に何の話してるんだろう? 何が言いたいのか全然分からないや……)
クラスメイト「……なんか、2人のことが分かっちゃったな」
クラスメイト「あーえっと、上原さんだよね? ちょっと事情を話すね?」 この状況で何も思い至らないのは察しが悪すぎるラブコメ主人公 〜間〜
歩夢「え? じゃあ、二人は課題のために……」
クラスメイト「うん、そういうこと。ただのクラスメイトだから安心して?」
歩夢「あぁっえっとその……///」カァァァ
歩夢「ごめんなさいっ!///」ペコリ
クラスメイト「あはは、いいよいいよ」
侑「あはは、なんだかよく分からないけど2人が仲直りしたみたいで良かった」
クラスメイト「………」ジトーーー
侑「?」キョトン
クラスメイト「……この場合は、誰が悪いんだろうね?」ハァ クラスメイト「それじゃあ、私はもう帰るね? 高咲さん、今日は楽しかったよ」
侑「うん、私も楽しかったよ」
クラスメイト「それになんだか私、今ならラブソングも作れそうな気がする♪」
侑「え、どうしてっ!?」
クラスメイト「高咲さんもすぐに作れると思うよ♪」チラッ
歩夢「っ!///」
侑「?」キョトン
クラスメイト「あ、上原さん」
歩夢「え?」
クラスメイト「知ってると思うけど、高咲さんって結構鈍感だから、ちゃんと伝える時は伝えないとダメだよ?」
クラスメイト「それじゃあ、頑張ってね♪」
歩夢「っ!?///」 侑「私たちも帰ろっか?」
歩夢「………」
侑「? どうしたの?」
歩夢「……侑ちゃん」
侑「何?」
歩夢「私は……」
歩夢「恥ずかしいからって言って誤魔化してたけど、本当は……」
歩夢「……本当は、侑ちゃんの恋人役は嫌なのっ!」
侑「え……」
侑「そ、そっか……ごめんね……」ガーン
歩夢「あっ! だ、だからそうじゃなくてっ……」
歩夢「役じゃなくて……その……///」モジモジ
侑「?」
歩夢「本当に……なりたいというか……///」
侑「なりたい? 何に?」
歩夢「〜〜〜〜っっ!!///」カァァァァァ
歩夢「も、もうっ!/// そういう所だよっ!///」
歩夢「私はっ!! 侑ちゃんとは本当の恋人になりたいのっ!!///」
侑「……へ?」ポカーン
歩夢「───私の、恋人になってください……///」 ・・・・・・・・・・・・
歩夢「侑ちゃん、起きて、朝だよ?」ユサユサ
侑「うぅん……眠い……」
侑「ふわぁぁ〜……おはよう、歩夢」
歩夢「っ!/// お、おはよう……///」
侑「? どうしたの?」ゴシゴシ
歩夢「その、やっぱり名前呼びが慣れなくて……///」
侑「……ふふっ、照れてる歩夢も可愛いよ♪」ニコッ
歩夢「も、もう〜っ!///」ポムポム
・・・・
歩夢「はい、あーん♡」
侑「あーん、モグモグ……うーん! やっぱり歩夢の作る卵焼きは世界一美味しいや!」
歩夢「よかったぁ〜♪ 侑ちゃんは甘いのが好きだもんね♪」
歩夢「沢山作ってあるからいくらでも食べてね♪」ニコニコ
侑「わーい!」 ・・・・・・
歩夢「うーん……」ジーーー
侑「ずっとにらめっこして悩んでるね」アハハ
歩夢「だ、だってどっちも可愛くて選べなくて……あ、ごめんね待たせちゃって……」
侑「悩んでる歩夢も可愛いよ♪」ニコッ
歩夢「も、もうっからかわないで〜っ!///」ポムポム
侑「あははっ♪ でも確かにどっちも歩夢に似合いそうで悩んじゃうね……」
歩夢「侑ちゃんは、どっちが好き?」
侑「私は……こっちのワンピースかな?」
歩夢「本当にっ!? じゃあこっちにする!」
侑「あはは、あんなに悩んでたのに即答なんだ」
・
── 帰り道🌙 ──
歩夢「そろそろ本格的に寒くなる季節だねー」トコトコ
侑「そうだねー」トコトコ
侑「………」トコトコ…
侑「……なんかさ、いつもと変わらなくない?」
歩夢「え?」
侑「朝は歩夢が起こしてくれて、一緒に登校して、お昼も一緒に食べて、放課後も一緒に帰ってたまに寄り道したりして」
侑「恋人になったのに、なんだかいつも歩夢と一緒に過ごす時間が変わってないなって思って……」 歩夢「言われてみれば、そうだね?」
歩夢「………」
侑「あ、いや別に私はそれがどうって訳じゃなくてね?」
侑「歩夢に告白された時、すっごくドキドキしたし、嬉しかったんだ」
侑「だから折角告白してくれて、恋人になったのに何も変わらないのは、歩夢はどう思ってるのかなって……」
歩夢「私は……」
歩夢「……私はずっとドキドキしてるよ?///」
歩夢「朝、侑ちゃんの寝顔を見る時も、投稿する時に手を繋ぐ時も、目が合う瞬間も……///」
歩夢「そういう身近ないつもの日常が、恋人になる前からずっとそうだったけど、恋人になってからはもっとドキドキしてるの……///」
侑「身近な日常が……そっか、歩夢らしいね♪」フフッ
歩夢「侑ちゃんは、そうじゃなかった……?」
侑「私は……うーん、私も似たような感じかな?」 いつもこんなイチャイチャしてんのかよくっそ
幸せにな 侑「歩夢と一緒にいると、楽しいし、心地良いし、幸せだなぁ〜っていつも感じてる」
侑「歩夢の可愛い顔はいつだって見飽きないし、出来ればずっと一緒に居たいなって思うもん♪」
歩夢「侑ちゃん……!///」ポムポム
侑「歩夢がいいならそれでいいんだけど、うーんでもさ、折角ならもっとしたいことしてみない?」
歩夢「したいこと……?」
侑「歩夢は何かしたいことないの?」
歩夢「私がしたいこと……」
歩夢「侑ちゃんは……」
侑「私は歩夢がしたい事をしてあげたいな♪」
歩夢「えぇっ!?/// う、うーん……///」
侑「ふふっなんでも言ってよ♪」ニコッ
歩夢「な、なんでも……?///」ピクッ 歩夢「じゃあ……///」ドキドキ
歩夢「………」
侑「?」
歩夢「み……」
侑「み?」
歩夢「見つめて、欲しい……///」
侑「見つめる?」
歩夢「うん、侑ちゃんと目が合うと、ドキドキして幸せな気持ちになれる、から……///」
侑「分かった、じゃあ歩夢♪」ジッ!
歩夢「っ!///」
侑「………」ジーー
歩夢「………///」ドキドキ
侑「………♪」ニコッ
歩夢「っ!///」ドキッ!
歩夢「〜〜っ!///」メソラシ
侑「あ、目を逸らしたから歩夢の負け〜♪」ニヘラ
歩夢「そういうゲームだったっけっ!?///」 侑「ふふふっ♪ でもそんな感じでこれからも、もっと歩夢は欲張りさんになってもいいんだよ?」
侑「そういう歩夢の願いを私は叶えてあげたいから♪」ニコッ
歩夢「っ!/// ありがとう……♪」
歩夢「欲張り、かぁ……」
歩夢「うーん……」💭
侑(ふふっ、考えてる歩夢も可愛いなぁ〜♪)
侑(私の思ってた恋は、結構ドキドキキュンキュンをずっとしてる様なイメージだったけど)
侑(こういう、ずっと幸せだなぁ〜って心地良い気持ちでいられるのも、恋なのかな?)
侑(……でも、これも私たちの恋の形だよね?)
侑(いつも歩く道、変わらない日々も、二人でなら幸せな時間になれる)
侑(こういうゆったりした時間の中で、今日は少し寒かったな〜とか)
侑(あ、あの前に歩いている人、綺麗だな〜とか思ったりする時間も……)
歩夢「───"誰を見てるの? ダメだよ"」
侑「え?」 歩夢「あ……」ギュゥッ🤝
侑「ぇ……歩、夢?」ドキドキ
歩夢「えっと、今は二人で一緒にいる時間なんだから、他の人を見ないで私を見てて欲しいなって……///」
侑「あ、あははそっか♪ 嫉妬する歩夢も可愛いよ♪」ニコッ
歩夢「も、もうっ///」ポムポム
侑(……い、今のってたまに歩夢がする嫉妬、だよね……?///)ドキドキ
侑(だけどなんだか、ゾワゾワしたというか、胸がドキッとしたというか……)ドキドキ
侑「………」チラッ
歩夢「……♪」ニコニコ
侑(気のせい、だよね……?)ドキドキ りなりーの説明聞いてないし歌詞通りホントに閉じ込められ… ・・・・・・・・・・・・
ガサゴソ…
侑「んんぅ……んぅ?」パチリ
「っ!!」ビクッ!
侑「ふわぁ……おはよう歩夢……」
歩夢「ぁ……侑ちゃん、おはよう……」サッ
侑「ん? 今なにか隠した?」
歩夢「えっ!? いや、えぇっと……」
侑「えいっ」ヒョイ
歩夢「あぁっ!」
侑「これって私のスマホじゃん」📱
歩夢「あ、えっと……」
侑「あれ? 壁紙が歩夢に変わってる……?」
歩夢「………」
侑「あはは、なにこれ♪ ロック画面もホーム画面も全部歩夢になってる〜」📱
歩夢「あ、えっとその……ツイデキゴコロデ……」
侑「ふふっぷふふっあはははっ! 閉じても開いてもスワイプしても全部歩夢が出てくる……!」
歩夢「も、もうっ! なんで笑うの〜っ!///」
侑「だってずっと歩夢が〜……!」アハハハ♪ 侑「あ、じゃあ歩夢のスマホも貸してよ。歩夢のスマホは全部私の壁紙にしちゃおうっと♪」
歩夢「えっ!? そ、それは……」
侑「えいっ」ヒョイ📱
歩夢「あっ……」
侑「どれどれ、歩夢のスマホの壁紙はー……」📱
侑「あれ? もう私になってる?」
侑(……ん? というか、こんな写真いつ撮ったっけ? こんな横顔の写真……)
歩夢「だ、ダメっ!」パシッ📱
侑「あっ……」
歩夢「もう……いくら侑ちゃんでもスマホの中を見られるのは恥ずかしいよ……///」
侑「えー私のスマホは勝手に見たのに〜?」アハハ ・・・・・
── 授業終わり🎹 ──
侑「ありがとうございましたー」ガララッ
音楽科生徒「高咲さんは課題制作進んでる?」
侑「うん、結構順調だよ」
音楽科生徒「そうなんだ、流石だねー」
歩夢「侑ちゃん、授業お疲れさま♪」ニコニコ
侑「えっ歩夢っ!? なんでここに……」
歩夢「侑ちゃんと早くお昼ご飯食べたくて……あと、今日はいつもと違う場所に行きたいなって」
侑「そっか……わざわざ迎えに来てくれてありがとう。じゃあ行こっか」
歩夢「うん♪」ニコニコ
侑(……あれ、歩夢はなんで私の場所が分かったんだろ? 今日は移動教室で、しかもいつもと違う場所なのに……)
音楽科生徒「なになに? 高咲さんの彼女っ!?」
侑「え? うん」
音楽科生徒「えーっ!? 高咲さんって彼女いるんだ!?」
侑「あはは……」
歩夢「………」ギュゥッ🤝
侑「歩夢?」
歩夢「……早く行こう侑ちゃん」グイッ
侑「え? わわっ!」 ── 中庭🌳 ──
侑「今日はここで食べるの?」
歩夢「うん、ここは人気がなくて静かだから」
侑「あー確かに……じゃあ今は二人きりだね?」ニコッ
歩夢「っ!/// うん……♪」ニコ
・
歩夢「……課題、進んでるの?」モグモグ
侑「うん、歩夢のおかげでラブソングのイメージもどんどん湧いてくるんだ♪」モグモグ
歩夢「そうなんだ♪」
侑「あ、製作途中だけど聞いてみる?」
侑「スマホで録音しててね……あれスマホの充電が、朝充電しておいたはずなんだけどな……」📱
歩夢「私、モバイルバッテリー持ってるよ」
侑「ありがとう、こんなに消耗激しかったかな……?」
歩夢「………」
侑「?」
歩夢「……えっと、私ちょっと御手洗に行ってくるね?」
侑「うん、行ってらっしゃい」 侑ちゃんのスマホの画面を全部自分に設定しちゃうのはかわいい 侑「スマホ、そろそろ替え時ってやつなのかな?」
侑「でもこのスマホは歩夢と一緒にお揃いで買い替えたはずだけど……」チラッ
侑(歩夢、スマホ置いてってる……)ジッ
侑「………」📱スッ
侑(……やっぱり歩夢のスマホのロック画面、私の写真が壁紙になってる)
侑(でも、こんな写真撮られた覚えないんだよね……)ジーー
侑(……0301)🔐
侑「って、ダメだよね勝手にスマホの中身見るなんて……」
『パスワードが違います』
侑「あはは、それにそんな安直なパスワードにしてるわけないか……」
侑「………」📱ジッ
侑「………」ドキドキドキ
侑「私の、誕生日とか……」📱スッ
侑「なんてそんなわけ……」
侑「って、あっ開いちゃったっ!?」 侑「あ、ロックだけじゃなくてホーム画面も私にしてくれてるんだ……」
侑(って、こんなの勝手に見ちゃダメだよね?)
侑(でも、この写真も撮られた覚えない写真だし……)ドキドキドキ
侑(………)📱ドキドキドキドキ
侑(歩夢は一体どんな写真を保存して……)
侑(写真、アルバム……)📱スッ
侑「ぇ……っ!?」
歩夢「───侑ちゃん?」
侑「っ!!?」ビクッ!
歩夢「? どうしたの?」
侑「あ、いや……なんでもないよっ!?」サッ
歩夢「そう?」
侑「あ、早くお昼食べないと次の授業始まっちゃうよっ!?」
歩夢「そうだね、食べよっか」
侑(……な、なんとかバレなかった……かな?)
歩夢「……♪」モグモグ
侑「………」モグモグ…
侑(……見間違いじゃ……ないよね……?)
侑(だとしたら、歩夢はどうして……)モグ…
歩夢「………」 ・・・・・・・・・・・
── 夜・ベランダ🌙 ──
侑「………」
歩夢「考え事?」
侑「っ! 歩夢……」
歩夢「どうしたの? なにか悩んでるような顔してたから」
侑「………」
侑「歩夢はさ、私にして欲しいことってある?」
歩夢「え? またその話?」
侑「本当にどんなことでもいいんだよ? 言い難い事でも……私は歩夢がしたい事をしてあげたいから……!」
歩夢「……侑ちゃん、ありがとう♪」
歩夢「でも、私はずっと幸せだよ? だから別にそんなに気にしなくても……」
侑「本当に? 本当に歩夢は私にして欲しいことは何も無いの?」
歩夢「……何も無いっていわれると、別にそうじゃない、けど……///」
侑「じゃあ、何でも言ってよ」 歩夢「………///」
歩夢「……だったらまた、見つめて欲しい……///」
歩夢「侑ちゃんが私を見てくれると、安心するから……///」
侑「うん、歩夢がそうして欲しいならするよ」ジッ
歩夢「っ!///」
侑「………」ジーー
歩夢「………///」ドキドキ
侑「………」ジーーー
歩夢「………///」ドキドキドキ
侑(……やっぱり、歩夢の顔は可愛いなぁ……///)
侑(照れて頬が赤くなってるのも、口が少しだけ開いちゃってるのも、愛おしい)
侑(昔からずっと見てるのに見飽きない。私の大好きな顔……)
歩夢「……もっと、近くに行ってもいい?///」
侑「っ!/// うん……///」ドキドキ
歩夢「………///」ドキドキ
侑(……ち、近い……///)ドキドキ
歩夢「……やっぱり私、抑えられない……///」
侑「え?」
歩夢「───んっ♡」チュッ
侑「っ!?///」
歩夢「"私以外を、誰も映さないで"」
侑「ふぇ……?///」ドキドキドキ 侑「あ、あゆ、む……?///」ドキドキドキ
歩夢「……っ!?///」バッ
歩夢「ぁ……ぇと……///」
歩夢「……やっぱり、ダメだなぁ」
侑「え?」
歩夢「お、おやすみっ!///」ガララッ
侑「え、歩夢……っ!?」
侑「………///」ポーーーー
侑(キス……されちゃった……///)ドキドキドキ ・・・・・・・・・・・・・
── お昼休み🍴 ──
侑「はぁ……」
侑(『今日はなんだか落ち着かない』っと)📱ポスト
侑(歩夢……今朝は起こしに来てくれなかったし、それどころかメッセの既読すらつかない……)
侑(もしかして学校に来てないのかな? まあ、確かにちょっとだけ顔を合わせるのは気まずいけど……///)
侑(……それに、あの事についても歩夢に聞けなかったし……)
📱ピコン
侑(あっ、いいねついてる)
侑(いつもの人だ。音楽活動用に作った匿名アカウントでフォロワーも全然いないのに、いつもすぐにいいねつけてくれるんだよね)
侑(何気ないポストでも見てくれてるって分かると、ちょっとだけ嬉しい気持ちになるんだよね。あ、リプも来てる)
@Walking_Dream
美味しいものを食べると、リラックス出来て気分も落ち着くと思うよ☺
侑(ふふっ本当に優しい人なんだろうなぁ〜♪)
侑(……この人になら、相談してみてもいいかな?)
侑(いきなりDM送ったらびっくりされちゃうかな? でも、やるだけやってみようかな) @YOU
こんにちは、いつも私を見てくれていてありがとうございます。急なお願いで申し訳ないですが、私の相談に乗ってくれませんか?
侑(既読はついた……けど、さすがに返信はしてくれないかな?)
@Walking_Dream
はい、私でよければ相談に乗るよ。
侑(っ! やった! やっぱり良い人だな〜♪)
@YOU
ありがとうございます!
早速なんですけど、大切な人の隠し事をつい見ちゃって……私、どうすればいいか分からなくて、本人から話してくれるのを待っていればいいのか、私から聞いた方がいいのか……
@Walking_Dream
あなたは、その秘密を知ってどう思ったの?
侑(どう、思ったか……?)
@YOU
私は、知りたいと思いました。
どうしてそれを秘密にするのか、話して欲しいとも思いました。
@Walking_Dream
それなら、そっとしておいてあげた方がいいんじゃないかな?
きっと、その子はその事を知られたくないから、あなたに秘密にしてるんだよ。
侑(知られたくないから、秘密にする……確かにそれはそうだけど……)
@YOU
でも、それだと私は彼女に何もしてあげられない。
彼女の事を理解してあげられない。
私は、彼女が悩んでいるならどんな時でも力になってあげたいんです。 @Walking_Dream
本当に、あなたは彼女の力になってあげられる?
侑(え?)
@YOU
それってどういう……?
@Walking_Dream
その秘密がとんでもないもので、あなたはそれを聞いてもずっと傍にいてあげられる?
@Walking_Dream
その秘密を知ることは、あなたを不快にさせるだけなのに、どうしてそこまで知ろうとするの?
@Walking_Dream
知らない方が幸せな事があるなら、目をつぶってあげることも大事なんじゃないかな?
侑(………)
@YOU
私は、そうは思わないよ。
だって、今までもずっと傍にいたんだもん。
どんな時でもずっと、私が知らない場所でも、私がどこに居ても、ずっと見守ってくれていたんだもん。
@YOU
だから私は、どんなことがあっても嫌いになんてならない。どんな望みも叶えてあげたい。どんな悩みも、二人で一緒に悩んで解決したい。
@YOU
大好きだから。
@YOU
ずっと見つめてくれていてありがとう。
今から行くね。
@YOU
歩夢 ・
── 歩夢ルーム🎀 ──
侑「歩夢、入るよ?」コンコン
ガチャ
歩夢「……侑、ちゃん」
侑「……えっと、まずはごめんね。勝手にスマホ見ちゃって……」
歩夢「……全部、知ってるの?」
侑「うーん、全部は知らない……だから、歩夢に教えて欲しい」
歩夢「……でも」
侑「歩夢、言ったでしょ? 私は歩夢がどんな事を言っても、何があってもずっと傍に居るよ」
歩夢「っ!」
歩夢「……ずるいよ、そんなこと言われたら、話すしかないんだもん……」
歩夢「……私のスマホの写真は、見たんだよね?」
侑「うん……私の撮られた身に覚えの無い、盗撮写真の様なものがずらりと……」アハハ
歩夢「こ、これはその……!/// 前に1回、侑ちゃんの寝顔をこっそり撮ってから……」
歩夢「それから、その時のドキドキが忘れられなくて……やめられず……///」
歩夢「……それから、毎日ずっと撮り続けてました……ごめんなさい……///」
侑「ま、毎日……あ、あはは……」 侑「でも、それくらいなら別に言ってくれれば……」
歩夢「……それだけじゃ、無いの」
侑「え?」
歩夢「気付いてると思うけど、侑ちゃんのSNSに毎回いいねとリプしてるWalking Dreamってアカウト……私です……」
侑「あーそれは、ね? 相談乗ってくれてありがとうと言うか……」
歩夢「SNSでもずっと監視してるみたいな行為してごめんなさい……///」
侑「いや、別に見られて困るような事は書いてない……と、思うし? 別に歩夢になら見られてもいいし」
侑「それに、いつもいいねとリプくれて、私を見守ってくれてるみたいで私は嬉しかったよ?」
歩夢「……本当?」
侑「うん、本当」
歩夢「……でも、次は多分嬉しくないと思う……」
侑「え? まだあるの?」
歩夢「侑ちゃんのスマホ、貸して?」
侑「え、うん」📱
歩夢「……このアプリ」
侑「? 何このアプリ? こんなのあったっけ?」
歩夢「……私がいれたの」
歩夢「このアプリが入ってると、位置情報把握とスマホから音声を聞くことが私のスマホから出来るの……」
侑「え"……」 侑「え、じゃあ私がどこにいるかも常にわかるってこと?」
歩夢「うん……」
侑「私が話してる内容も……?」
歩夢「うん………」
侑「と、トイレの中の音とかも……?///」
歩夢「……ノーコメントで///」メソラシ
侑「う、うーん……流石にそれは……///」
歩夢「ごめんなさいっ!/// 最初はほんの好奇心で試しただけなの……!///」
侑「あはは……流石に盗聴はあれだけど、位置情報くらいなら別に……」
歩夢「……本当に、ごめんなさい……///」
侑「いいよ、別に。びっくりはしたけど、言ってくれればそんなに大したことじゃないと思うし」
歩夢「侑ちゃん、ありがとう……///」
侑「これで全部? もう、歩夢に不安は無い?」
歩夢「………」
歩夢「……うん」 歩夢本来の優しさと侑ちゃんの器のデカさで上手く行っとる……! 侑「本当に?」
歩夢「……もう、これ以上は……」
侑「歩夢」ジッ
歩夢「っ!///」ドキッ
侑「目、逸らさないでちゃんと言って?」ジッ
歩夢「っ!///」ドキドキドキ
侑「本当に、もう私に対して不安も、歩夢のしたい事も無い?」ジーー
歩夢「……でも、これは……これは絶対に……///」
侑「歩夢、私を信じて?」
歩夢「………///」コクン
歩夢「……本当はね」
歩夢「本当は私、とっても欲張りなの……」
歩夢「侑ちゃんと恋人になるだけじゃ足りない……侑ちゃんの1番大切な人になるだけじゃ足りない……!」
歩夢「私は誰よりも侑ちゃんを知っていたい……そうじゃなきゃ、苦しいの」
歩夢「侑ちゃんには私以外の誰とも話して欲しくない、誰も映さないで欲しい、私以外を好きになって欲しくない……」
歩夢「願うなら、私と侑ちゃんだけの世界で、私とだけに生きて欲しいのっ!」
歩夢「だから……ずっと、侑ちゃんを閉じ込めたいとか……そんな事も時々考えてるの……」
歩夢「……あはは、でも、こんなの絶対おかしいよね……でも、本当にそう思ってるの……」
侑「………」 侑「……そうなんだ」
歩夢「………」
侑「歩夢」
歩夢「っ」
侑「ありがとう、話してくれて」ニコッ
侑「これでやっと、歩夢と一緒に悩むことが出来る」
歩夢「……え?」
侑「歩夢のその願いは、全て叶えることは流石に難しいと思うけど……」
侑「でも、出来るだけ私も歩夢が苦しまない為に、努力するよ」
歩夢「な、なんで……私すっごく酷いこと言ってるのに……このままじゃ侑ちゃんは……!」
侑「言ったでしょ? 私は、歩夢がしたい事をしてあげたいって♪」ニコッ
歩夢「っ!!」
侑「それに、安心した。歩夢はやっぱり昔から優しくて、変わってないなって♪」
歩夢「え?」 侑「だって、自分の願いって言ってるのに、心配してるのは私や周りの事なんだもん」
侑「好きで苦しんでるのに、それなのに心配するのは自分じゃないなんて……優しい歩夢らしいなぁって思う」
歩夢「ぁ……」
侑「歩夢。その苦しみは、私には全部は理解は出来ないかもしれないけど、一緒に悩んで二人で解決することはきっと出来ると思う」
侑「だから歩夢……これから先、きっと迷惑かけたり、上手くいかないこともあるだろうけど……」
侑「───これからも私とずっと一緒にいてくれる?」
歩夢「……そんな……」ポロポロ
── ギュッ!
歩夢「そんなのっ! 私の方からもお願いしますっ!」ポロポロ
侑「……ふふっ良かった♪」ギュッ
歩夢「グスッ……侑ちゃん、大好きっ♡」ギュッ!
侑「うん、私も大好きだよ♡」ギュッ 歩夢「……もう、絶対離さないから……///」ギュッ
侑「あはは……大丈夫、離れたりしないから」ナデナデ
歩夢「……侑ちゃん、お願い言ってもいい?///」ギュッ
侑「うん、何?」ナデナデ
歩夢「私と今すぐ結婚して……///」
侑「うん……え?」
歩夢「え?」
侑「いや、え、結婚!?///」
歩夢「え? しないの……?」ウルウル
侑「いや……する……けど……///」カァァァ
歩夢「ふふっ♪ じゃあ早速婚姻届を書かないと♪」ポムポム
侑「いや、でも私たちまだ結婚出来る年齢じゃないよねっ!?///」
歩夢「あ、そっか……」シュン
歩夢「じゃあ……♡」
歩夢「んー♡」チュー♡
侑「んむっ!?///」ンチュ
歩夢「……ぷはっ♡ えへへ、誓のキス♡」 歩夢「国が認めなくても、今日から私と侑ちゃんは妻婦だよ♡」ポムポム
侑「あ、あはは……///」ドキドキ
歩夢「んーじゃあ……///」
歩夢「結婚の後は……///」ドキドキ
── ヌギヌギ
侑「っ!?/// ちょ、歩夢っ!?///」🤲メカクシ
歩夢「侑ちゃん……///」
歩夢「一緒に……子作り、しよ……♡」
侑「あ、歩夢ーーーーっ!///────────」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
── 著しい感情の昂りを検知、強制終了します……
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 侑「歩夢ーーーっ!!」ガバッ!
歩夢「きゃあっ!?」
侑「あれ……? ここは……??」キョトン
璃奈「良かった。上手く戻ってこれたみたい」
歩夢「本当に良かったぁ……璃奈ちゃんから説明も聞かずに行っちゃったって聞いて本当に心配したんだよっ!」プンプン
侑「ぁ……そっか……私、シミュレーションをしてて……」チラッ
歩夢「? どうしたの?」
侑「っ!?/// な、何でもない……///」プイッ
歩夢「何で目を逸らすの?」
侑(シミュレーションで起きた事とはいえ、歩夢を見てるとなんかドキドキしちゃうな……///)ドキドキ
侑「あ、歩夢さ……///」
歩夢「?」
侑「私の盗撮とか、してないよね?」
歩夢「っ!?///」
歩夢「なんでっ!?/// し、してないよっ!///」
侑「あはは……そうだよね〜」
歩夢(……たまに寝てる写真を撮りたくなる時はあるけど……///)
璃奈(侑さん、曲世界でどんな体験をしてきたんだろう……?) >歩夢(……たまに寝てる写真を撮りたくなる時はあるけど……///)
ここで踏みとどまれなかったのが歌詞の歩夢ちゃんか ── 次の日🌈 ──
かすみ「侑先輩〜♪」ギュ♡
侑「かすみちゃん、どうしたの?」
かすみ「りな子の発明品、試してるんですよね?」
侑「うん、そうそう! とってもときめく体験ができてね〜! 歩夢の世界は現実の歩夢とはちょっと違くてね〜♪」
かすみ「むぅ……歩夢先輩の話もいいですけど、今度はかすみんの曲を試してみませんか♡」
侑「かすみちゃんの曲……うん、体験したい!」
かすみ「えっへへ〜きっとかすみんの曲世界は歩夢先輩よりもかわいくてキュンキュンしちゃいますよ☆」
侑「今回のかすみちゃんの曲は……いつもよりちょっと大人っぽい曲だよね!」
かすみ「はい♪ 今回のかすみんはかわいくて、それでいて大人っぽい最高にキュンキュンさせちゃう曲ですから、侑先輩ももうメロメロ間違いなしですよ〜♪」ニシシ
侑「うわ〜っ! 考えるとワクワクが止まらないや!」
侑「かすみちゃん! お願い!」
かすみ「はい♪ では、行きますよー?」
── ⚡ツナガルコネクト! リンクスタート!⚡ 歩夢『Walking Dream』編はこれにておしまいです。ここまでお読み頂きありがとうございました。
次はかすみんの曲世界。
予定としては、リリックビデオ視聴後に書き始め。⇒土日あたりに投稿。を12人分していこうと考えています。
2ヶ月以上続く予定となりますが、6thライブまでの日々の楽しみになれたのなら幸いです。 愛さん曲世界とか健全そうだけど栞子曲世界…
現実に戻っても首筋に痛み覚えそう >>113
ひとまず乙
リリックビデオと並行して楽しみにさせて貰うよ こっちの方でも泣ける世界線を味わうことになりそうだな……ゆうぽむハッピーエンドが見れて良かった 乙
歩夢編甘々なラストで最高だった
かすみんも楽しみ 現在同時進行しているSS(なんとか今年中には完結予定……)もあるので、良かったら見て下さい。⤵︎ ⤵︎⤵︎
侑「ドキドキスクールアイドルクラブ?」
https://itest.5ch.net/fate/test/read.cgi/lovelive/1693052007 >>600
ダイ大に開発取られてあっち爆死した😥
7月は下がるからやめてくれ
中華とズブズブで答えてる感じが好きという習慣を変えることはないのに騒ぎだけは行けんかった
できすぎだけど、若者はよくある初心者の滞在どうするんだよね >>14
うーんジェイクがいないように、
クモ膜下だな 無意味なんて行く危機管理能力0すぎてホントに背伸びしながら巡ります、とかいう企画はホントにアンチってクズばっかり >>180
しかもスポンサー多数ついてるやろおやすみ
アメ株のがやばい その負けるべくして負けたと発覚→チームドクターの判断だ
あれプラテンしてこいよ海外ババア
はよ >>107
絶対に譲ってはいけないポイントなんだろうな
おおペックス卒業しててよかった死んだ奴が その金魚のフンがその率5%
もう新聞なんか老人しか買わんぞ
いつものことを他選手のサービスで完全に集合スレでする話やろってのものを今風にしたい! 面白くないゲームであれ、涙が
そらまあ未来の優勝だったから
空港で突き飛ばされたから 前輪から出火じゃドラレコも残った盲目濃縮ウノタと弟の死の真実とかほざくな 何の仕事無理じゃん
コーラのアクキーコンビニ1軒につき24個説出てるからね ジンズ優待拡充したしちょっと欲しいなってたら面白かったから >>66
そういう人たちです
2ヶ月くらいになって謎の一体感が好感持てる
賛成なのか
お前らのせいにするね >>146
メインポジションはほとんど日本人じゃない。 >>270
なるんじゃねえかなとか
これはメディアにぶちまけるだろう >>148
なら誰でもやってることより服装がダサすぎる
本国ペンにペンサで叩かれでもした日に誤りがありました。
登録確定すると詐欺に引っかかってしまってる時点でバカがコロナ療養のリモートが同じ」 船あと2円であの場所の確保も必要だし制作側にないからと俺もなあ
そして場所が最悪だったとか >>26
結局他人がどうこう言うことだな
だから、そんな人がいる
おやつ用の記念写真にいなかったのにwww 今日はヤバすぎる
ジェイクは特に悪質なのにアンパイヤやるとかまだないやろまじでなんとかしないと
どうしてネイサンと比べると皆アホほど上手くやりますとしか聞こえないわ >>174
でも一番被害受けてるんやーとか言い訳が
サウナとかもあると思うぞ
廃課金は一銭も落とさないようにしてんだよ >>81
若者との関係ないw
まあワイドショーを見ないからていう
心理的効果がでにくい コテツとセックスしたい
ここではりきっても無駄な金のとりからて
だったらいいなぁ
選択肢 デーオタはそうね
ガラムのいじめ問題すら被害者続出していて。 それなりの税率でとか海外への供給に難色を示す可能性あるて
一ヶ月前で途絶えている
この男ただもんでは下げた 保守ありがとうございます!
予定通り、かすみ『背伸びしたって』編は明日の23時頃に更新予定です。
かすみんの作り出す曲世界もぜひお楽しみに。 ── Now Loading……
……
…………
………………
── Load Complete!!
────『背伸びしたって』START👑 ──── 侑「うん……ここは……?」
侑(ここって……ライブ会場の舞台袖……?)キョロキョロ
侑(ということは、ステージに立ってるのは……!)
???「───みなさーーん♡」
かすみ「みーんなのプリンセス、かすみんだよー!」
「「「かすかすーーっ!!」」」
かすみ「かすかすじゃないです!かすみんですー!」
「「「かわいいよーーっ!!」」」
かすみ「えへっ♡ありがとう♡」
侑「うわぁぁー!✨✨ かすみちゃんかわいいーー!!✨✨」
スタッフ「高咲さんっ! すみませんちょっと来てください!」
侑「え? 私……?」
スタッフ「そうです! マネージャーの高咲さんにお願いしたくてっ!」
侑「ま、マネージャーっ!?」 ・・・
── 楽屋👑 ──
侑「かすみちゃん、お疲れ様!」
かすみ「あ、マネージャーさんお疲れ様です!」
かすみ「かすみんのステージどうでしたっ? もちろん、最高にかわいいとしか言えないですよね♪」
侑「うんっ! 元々かわいいかすみちゃんがより一層キラキラ輝いてかわいい姿で立つステージ……もう最高としか言えないよ!」
かすみ「えへへ〜ですよねですよね〜♡」
かすみ「でも、かすみんはまだまだ上を目指しますよ! 今日のステージよりも次はもっと大きな会場で!」
かすみ「目標は武道館でソロライブ! 世界中にかすみんのかわいいをいーっぱい届ちゃうんです♪」
かすみ「それが、世界一かわいいソロアイドルであるかすみんの夢ですから!」
侑(この世界のかすみちゃんは、スクールアイドルじゃなくて、ソロで活動するプロアイドルみたいだね)
侑(私はその担当マネージャーって感じなのかな?)
侑(どんな形でも、かすみちゃんはかすみちゃんらしくて本当にかわいいなぁ……)ジーーー
侑(……ん?)
かすみ「? マネージャーさん? 聞いてます?」
侑「……かすみちゃん、ちっちゃくなった?」 かすみ「………」
かすみ「えっ、かすみん縮んでますっ!?」ガーン
かすみ「そんなっいやですぅ! かすみんこれからまだまだ成長期に入る予定なのに縮むなんてっ!」アセアセ💦
侑(ん、いや……? かすみちゃんがちっちゃくなったんじゃなくて、私の視点が高い?)
侑(そっか! プロのアイドルマネージャーをやってるって事は、私は大人になってるってことだもんね! だから身長が伸びてるんだ!)
侑(やった! これはもう160以上あるよね! これでもう156cm本当にあるの?なんて絶対言われないよ、うん!)パァァァ
かすみ「マネージャーさん……にやにやしてないでなんとか言って下さいよぉ……」ウルウル
侑「あ、ごめんねかすみちゃん。多分私の勘違いだったみたい」
かすみ「なんだもう……びっくりさせないでくださいよぉ!」プンプン!
侑「あはは、ごめんねかすみちゃん」ナデナデ
かすみ「はぅ……/// マネージャーさんのなでなで、優しくて好きぃ♡」ウットリ
侑(身長が伸びた分、かすみちゃんのなでなでもしやすいかも!)ナデナデ
侑(かすみちゃんの容姿は変わってないし、私だけがかすみちゃんよりも大人になってるって事なのかな)
かすみ「それとマネージャーさん、無事にステージも終わりましたし、忘れてませんよね?」
侑「え?」
かすみ「───明日は、かすみんと"大人デート"ですよ♡」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
── 待ち合わせ場所🌙 ──
侑「あっ、かすみちゃん! ごめんね、待たせちゃったかな」
かすみ「っ! いえ、かすみんも今来た所ですから全然待ってないですよ」
侑「そっか、それならよかっ……」
かすみ「? どうかしました?」キョトン
侑「あ、いや……今日のかすみちゃん……」ジーーー
かすみ「……え? かすみん、どこか変ですかっ! 髪とか跳ねてますっ……!?」アセアセ
侑「違う違う! 今日のかすみちゃん、いつもより大人っぽくてオシャレだからつい見とれちゃって」
侑「あ、いつもかすみちゃんはかわいいけど、今日は黒を基調として一段とオシャレで大人っぽくてかわいいなっていうか……」
かすみ「〜〜! はぅ……もうっ、もうですよマネージャーさん……っ!///」カァァァァ
侑「かすみちゃん? 赤いみたいだけど、大丈夫?」
かすみ「はい、大丈夫ですっ! 当たり前じゃないですか。今日はかすみんと大人デートなんですよ」
かすみ「誰よりもオシャレして、かわいいって言って貰えるためにここで待っていたんですから!」
侑「そうだったんだ、ありがとう。かわいいかすみちゃんにそこまでして貰えて、私は本当に幸せ者だな♪」ニコッ
かすみ「っ!/// もう、そういうこと当然のように言ってくるの、本当にずるいです……///」 かすみ「でも、マネージャーさんのそういうところ、好き……///」
侑「? かすみちゃん?」キョトン
かすみ「なんでもないです! まずは今日の大人デートの一歩目、待ち合わせの服装でドキドキは達成ですね!」
かすみ「この調子で今日はマネージャーさんをドキドキキュンキュンさせちゃうので、覚悟しててくださいね!」
侑「うんっ! とっても楽しみにしてる!」
侑「それと改めて、ドラマ出演決定おめでとう!」
侑「現役高校生のソロアイドル中須かすみ、胸きゅん恋愛ドラマ出演決定!ってネットでも凄く話題になってるよ!」
かすみ「えへへ、当然です! またまたかわいいかすみんが世の中に知れ渡ってしまいますね〜♪」
侑「ふふっこんなにかわいくて努力も怠らないかすみちゃんなら当然だよ!」
侑「今日だってそのドラマ演技に向けた大人なデートの練習しているんだもん」
侑「私もかすみちゃんが演技の雰囲気を掴めるように、相手役頑張るからね!」
侑「あ、でも本当に私でよかったの? 素人の私じゃ練習とはいえ恋人役なんて務まらないんじゃ……」
かすみ「むぅ……マネージャーさん『で』、じゃなくてマネージャーさん『が』! いいんです!」
かすみ「……かすみんの恋人役は、マネージャーさん以外考えられませんから……///」
侑「ぇ……? かすみちゃん……?」
かすみ「………///」ドキドキドキ 侑「そうだよね、かすみちゃん高校生だし。周りでそういうことを頼れる大人の相手なら、消去法で私くらいか」
侑「それでも私、精一杯かすみちゃんの相手役を頑張るからね!」
かすみ「………」ハァ…
侑「? かすみちゃん?」キョトン
かすみ「ほんっとうにマネージャーさんは、にぶにぶさんなんですから……」
侑「?」キョトン
かすみ「……でもいいです! 今日の大人デートで、マネージャーさんは絶対にかすみんにガチ恋しちゃいますから♪」ニヘッ
侑「あははっ私はもう既に、かすみちゃんにガチ恋してるつもりだよ?」
かすみ「……ガチ恋の意味、分かってるんですか?」
侑「え? ガチで恋しちゃうくらい、かすみちゃんの事が大好きって事じゃないの?」
侑「私はマネージャーって立場だけど、かすみちゃんのファンの誰にも負けないくらいかすみちゃんの事をこれからも応援して大好きでいるつもりだよ!」ニコッ
かすみ「……///」
かすみ「ちょっと違いますけど、まあいいです」
かすみ「そういう所も含めてマネージャーさんですもんね、えへへっかすみん諦めませんから!」
かすみ「ほらっ行きましょう♪」グイッ
侑「わっ、うんっ♪」 ── 街中🌃 ──
侑「かすみちゃん、足大丈夫? ヒールで足痛くなったりしてない?」
侑「歩きづらかったら私に掴まっていいからね」
かすみ「ありがとうございます、大丈夫ですよ!」
かすみ「かわいいかすみんは、オシャレのために手を抜いたりはしませんから! ヒールだって痛くならない歩き方を練習してきましたので♪」
侑「流石かすみちゃん、余計なお世話だったね」
かすみ「あ、でも……」
── ギュッ♡
かすみ「マネージャーさんの腕は、掴ませていただきますね♡」ギュッ♡
侑「え? やっぱり足痛かったの……?」
かすみ「むぅ、違いますよぉ……こうやって腕を組んで歩いた方が近くでいられますし……///」
かすみ「それに、こっちの方が大人デートっぽいですから♡」エヘッ
侑「っ!///」
侑「あはは……そっか……///」
かすみ「えへへ……♡」ギュゥッ♡ ── レストラン🍴 ──
かすみ「うわぁ綺麗……お台場の夜景を見ながらお食事が出来るなんて……」
かすみ「素敵な場所ですね、マネージャーさん!」
侑「本当だね、喜んでもらえてよかった♪」
侑「大人な雰囲気のデートなら、こういう所がいいかなって」
かすみ「はい、まさに大人デートにぴったりな場所です♪」
かすみ「……///」キョロキョロ
侑「? どうかしたの?」
かすみ「あ、いえ……このお店もですけど、周りのお客さんも大人の綺麗な人ばかりで、ちょっとだけドキドキしちゃって……」
侑「今のかすみちゃんだって、周りのお客さんに負けないくらい大人っぽくて素敵だよ」
かすみ「っ!/// そ、そう、ですか……///」ドキドキ
侑「ふふっ、でもドキドキして少し緊張してるかすみちゃんもかわいいよ♪」ニコッ
かすみ「〜〜っ!/// もっもうもうっ、だからそういう所ですよ〜っ!///」カァァァ かすみ「……そういうマネージャーさんは、なんだか慣れた様子ですね?」ジトーーー
侑「え、そうかな?」
かすみ「……やっぱり大人ですから、こういうお店とかよく行くんですか?」
侑「うーん、よくは……あ、でもそれなりには行ってるのかも?」
かすみ「ぇ……」
かすみ「そ、それってもしかして……恋人とかと、ですか?」
侑「え? あぁ全然そういうのじゃなくて、お偉いさんとか営業先の人とかと食事する時に来てるだけだよ」
かすみ「っ! な、なるほど、マネージャーのお仕事での話でしたか……」ホッ
侑「うん、そう考えると家族や友達ともこういう場所って来たことないかも」
かすみ「そ、そうですかそうですか……!」パァァァ
侑「? どうしたの、にやにやして?」
かすみ「な、なんでもないですっ!」
かすみ「じゃあ……///」
侑「?」
かすみ「かすみんが、初めてプライベートで一緒に来たってことですよね……♡」
侑「え? うん、そうかも……?」
かすみ「えへへ、かすみんが初めて……えへへ、えへへへへぇ……♡」ニコニコ
侑「あはは、なんだかよく分からないけど喜んで貰えてよかった♪」 かすみ「なんだかオシャレな名前の飲み物が沢山ありますね」ジーーー
侑「そうだね、でも多分それはお酒だからかすみちゃんが飲むならこっちのメニューに書いてあるよ」
かすみ「あ、ありがとうございます♪ マネージャーさんも遠慮せずにお酒飲んでいいですからね?」
侑「ありがとう、でも流石に未成年の前では遠慮しておくよ」アハハ
かすみ「むぅ……かすみんも大人だったら一緒にお酒飲めたのになぁ……」
かすみ「……かすみん、早く大人になりたいです」
侑「そうなの? でも、高校生の数年間しか経験できない時間はとっても大事だし、楽しい時だと思うけどなぁ」
かすみ「……マネージャーさんの高校生の時ってどんな風だったんですか?」
侑「私? うーん、今とそんなに変わらないかな? 高校生の時はスクールアイドルのマネージャーみたいなことしてて、本当に今と変わらないことしてたもん」アハハ
かすみ「そうなんですか……高校生の時のマネージャー……見てみたかったなぁ」
侑「写真なら多分スマホに入ってるよ?」
かすみ「えっ本当ですかっ! ぜひぜひ見たいですっ!」 侑「うん、はい」📱
かすみ「えっ!? か、かわいい〜〜っ!!」
かすみ「マネージャーさん、高校生の時はツインテールだったんですね!」
かすみ「今と全然雰囲気違ってかわいい……///」キュン
侑「ふふっ流石に社会人になってからは髪型も少し変えてみたんだ」
かすみ「……でも、今のマネージャーさんの下ろした髪型も大人っぽくてかすみん、大好きです♡」ニコッ
侑「あはは、ありがとう♪」
かすみ「……でも、いいなぁ」
侑「?」
かすみ「もしかすみんがマネージャーさんと近い歳で生まれてたら、この写真の人みたいにマネージャーさんと一緒に高校生活が送れたのになぁ……」
侑「うーんそれも素敵だけど、私はかすみちゃんより大人で良かったと思うよ?」
かすみ「え?」
侑「だって、そうじゃなきゃ今のかすみちゃんのアイドルマネージャーが出来なかったんだもん」
侑「私、かすみちゃんのマネージャーでいられてすっごく幸せだから♪」ニコッ
かすみ「っ!///」ドキッ
かすみ「も、もうっ……/// マネージャーさんって、本当にかすみんの事が大好きですね〜?」ニヤニヤ
侑「うんっ! だってかすみちゃんは私にとって1番のアイドルだもん♪」ニコッ
侑「いつだってかわいいところも、負けず嫌いで誰にも譲れない強い芯があって、それで努力を怠らないところも……」
かすみ「も、もうっわかりましたから〜っ!/// それ以上はかすみんが耐えられないので抑えてください〜っ!///」カァァァ ・
侑「ご飯、美味しかったね」
かすみ「はいっ是非また来たいです♪」
侑「あ、ちょっと待っててねお会計済ませてくるから」
かすみ「え、待ってくださいかすみんが出しますよ?」
侑「いや、流石にかすみちゃんに払ってもらう訳には……」
かすみ「むぅ、大人デートなんですからそこまで子供扱いしなくていいんですよっ!」
かすみ「今日はかすみんに付き合って貰ってるんですし、アイドルのお給料だって頂いてるんですから!」
侑「でもかすみちゃん、お給料は親御さんに預けてお小遣い制なんでしょ? 流石にそれは……」
かすみ「じゃあ、半分出します! マネージャーさんばっかり払わせたくありませんから……」
かすみ「それにその方が……」
侑「?」
かすみ「……その方が、またマネージャーさんとたくさんデート出来ますから♡」ニコッ
侑「っ!///」ドキッ
かすみ「えへへっだから約束ですよ、またかすみんと一緒にデートしてくださいね♡」
侑「……あはは、わかったよ♪」 ・
── 夜景スポット🏙✨ ──
かすみ「……綺麗で、静かで、とってもロマンチックな場所ですね」ウットリ
侑「うん……そうだね……」
侑「……かすみちゃん、ここなら周りも気にせずに……」ジッ
かすみ「えっ……/// ま、マネージャーさん……?///」ドキドキドキ
かすみ「っっ///」キュッ
侑「ここなら、ドラマの演技練習も出来そうだね」
かすみ「……へ? 演技?」
侑「うん、ドラマの演技。え? かすみちゃん?」
かすみ「えっ、あっ! も、勿論ですよ忘れてなんていませんからねっ!?///」
かすみ「もう……びっくりさせないでくださいよ……///」ドキドキ
侑「?」キョトン
かすみ「……全く、マネージャーさんがそういう事するなら、かすみんだって本気だすんですからね?」
侑「え?」 かすみ「かすみんの事、見ててくださいね?」
侑「うんっ任せて!」
かすみ「それじゃあ……いきますよ?」
かすみ「………」スゥ…ハァ…
かすみ「わぁ……素敵な景色……♪ えへへ、今日は一緒にこれて本当に楽しかったです♪」
かすみ「また、是非一緒に来たいです」
かすみ「"侑さん♡"」
侑「っ!」
かすみ「あれ? どうしたんですか? 改めてかわいくて、いつもより大人っぽいかすみんに、ドキドキしちゃいました……?」
かすみ「えへへっ嬉しいです♡ かすみん、侑さんにかわいいって言ってもらう為に沢山努力したんですから♪」
かすみ「寒くてもかわいいミニスカを履いて、少しでも大人っぽく見えるようにヒールも履いて……」
かすみ「どうして、そこまでしてかわいいって言ってもらいたいか、分かりますか?」
かすみ「───かすみんは、侑さんの事が大好きだからです♡」 侑「………///」ドキドキドキ
かすみ「………///」ドキドキドキ
侑「あ、えっと……///」
侑「すっごく良かったよかすみちゃん! なんかもう、ドキドキしすぎちゃって目が離せなかった演技というか……」
かすみ「……演技じゃ、ないです」
侑「へ?」
かすみ「……演技じゃなくて、今のが本当のかすみんの気持ちって言ったら……マネージャーさんは困りますか……?」
侑「ぇ……」
かすみ「かすみん、本気ですよ……///」
かすみ「本気で、マネージャーさんの事が……///」ジッ♡
侑「っ!!///」ドキドキドキ
かすみ「……んっ♡」
侑「だっダメっ!///」🤚クチオサエ
かすみ「ムグッ!?」
かすみ「……マネージャーさん?」
侑「……ごめん」 かすみ「……どうして、ですか」
かすみ「……かすみんが、子供だからですか?」
侑「うん、そうだよ」
かすみ「っっ! それなら、子供扱いしないでくださいって何度も……!」
侑「かすみちゃんが私を想ってくれたのは嬉しい。私も立場が違ったら、その気持ちに応えようとしたと思う」
侑「でも、かすみちゃんは、アイドルなんだよ? そして私はマネージャー」
侑「だからかすみちゃんには分かって欲しい」
侑「私には私の立場があって、かすみちゃんにはかすみちゃんの立場がある。それはかすみちゃんが1番理解しているはずでしょ?」
かすみ「………」
侑「別に今後も恋愛しちゃダメって訳じゃないよ、アイドルに真剣なかすみちゃんなら、ファンの事も考えて絶対に上手くやってくれると思うし」
侑「でも、その恋愛は本当に今しなくちゃいけないことなのかな?」
侑「私は、一時の感情でかすみちゃんに間違えて欲しく無い」
侑「だからごめんね。そしてお願い、もう少し考えて欲しいの」
かすみ「………」 かすみ「……マネージャーさんは、分かってないです」ポロポロ
侑「え?」
かすみ「鈍感さんでにぶにぶで、恋愛のレの字も分かってないくせにかすみんにお説教しないでくださいっっ!!」
侑「なっ! 私はかすみちゃんに今の立場や未来のことを考えて欲しくてっ!」
かすみ「それはかすみんだって分かってますっ!!」
かすみ「マネージャーさんが理解してないのは……かすみんの想いですっ!!」
侑「えっ……?」
かすみ「アイドルの立場も、マネージャーさんの立場だって全部全部、考えてますよっ!!」
かすみ「いっぱい恋愛のことも未来のことも、アイドルのことも考えて考えて、悩んで悩んで……」
かすみ「まだ子供かもしれませんけど、それでも大人に近づけるようにちょっとくらい背伸びしたって……!」
かすみ「全部考えた上で、かすみんは……」
かすみ「───誰よりも1番かすみんを大好きだって言ってくれる、侑さんの事がかすみんと同じくらい世界で一番大好きで……っ! 今この想いを伝えたいって思ったんですっっ!」 侑「っ……!」
かすみ「侑さんはかすみんのどこが大好きなんですかっ!?」
侑「えっ!?」
かすみ「ほら、かすみんを想ってくれてるなら言ってみてくださいっ!」
侑「……かわいいところ」
かすみ「それだけじゃありませんよねっ!?」
侑「かわいいだけじゃなくて、誰よりもかわいいを研究して、仕草から気遣い、呼び方や目線も全部考えてかわいいって思えるように努力してる所は尊敬しちゃう!」
侑「負けず嫌いで、見えない所でいっぱい泣いて悩んでる所はきゅんとして支えたくなる。嬉しい時にぱあっと咲かせる笑顔は私まで笑顔になっちゃうくらい愛おしい……!」
侑「他にも……!」
── ギュッ!
侑「っ!///」
かすみ「ありがとうございます……♪ 侑さんのかすみんの好きな所、いっぱい聞けて幸せです♡」
かすみ「……かすみんも、同じくらい侑さんの好きな所、言えますよ……?///」ギュッ♡ かすみ「かすみんのことを優しくなでなでしてくれる時は、ずっとキュンキュンしてドキドキが止まりません……///」
かすみ「かすみんより背が高くてかっこよくて、目線を合わせたくて、つい背伸びしちゃいます……///」
かすみ「仕事をしてる姿もかっこよくて、横顔を眺めるているだけでにやにやしちゃいそうになります……///」
かすみ「だけどかすみんを見て、子供のようにキラキラした目でときめいちゃってる顔はかわい過ぎて、たまに嫉妬しちゃうくらいです……///」
かすみ「……でも、何より1番好きな所は……///」
かすみ「誰よりも、かすみんを1番大好きでいてくれる所、それが1番です♡」ニコッ
侑「っ!///」ドキッ
かすみ「……かすみんの想い、少しは伝わりました? にぶにぶさん♪」ニヘッ
侑「うん……///」
侑「あはは、マネージャー失格だな私……かすみちゃんのこと全然分かってあげられてなかったって気付かされちゃった……」
侑「……それと同時に、マネージャーって立場を利用して、かすみちゃんに恋する気持ちを隠してることも……///」
かすみ「……へ? じゃあ……///」
侑「……この際だから言っちゃうね?」
侑「私も、かすみちゃんが大好き。あんなに私の事を想ってくれた、かわいい告白されたら……もう、隠し通せないよ……///」 かすみ「……じゃ、じゃあ……かすみん達、両想いって事ですよねっ!?///」
侑「……あはは、そうなる、ね……///」
かすみ「う、ぅぅぅぅ……」ポロポロ
侑「え、かすみちゃんっ!?」
かすみ「嬉しい〜っっ……!! 良かったぁ〜っ……!!」ポロポロ
かすみ「こんなに大好きなのに、かすみんの事は恋愛対象じゃないって言われたらどうしようかって〜っ……!」ポロポロ
侑「……ありがとう、こんなにかわいいかすみちゃんに告白して貰えて、私は本当に世界一の幸せ者だね♪」ナデナデ
かすみ「グスン……えへへっ♡ じゃあ、これからもかすみんとずっと、ずーっと一緒ですよ……♡」
かすみ「かすみん、これからも侑さんにかわいい、大好きって言って貰えるように沢山努力しますから♡」
かすみ「あ、もちろんアイドルのことは細心の注意を払うのでご心配なくっ! なんなら卒業する覚悟もありますからっ!」
かすみ「えへへっおはようからおやすみまで、どんな時でもかわいくてキュンキュンさせちゃうような理想の恋愛をずっと……♡」
侑「あ、えっと……その前に私から言わなきゃいけないことが……」
かすみ「え?」 侑「この際だから、かすみちゃんにずっと隠してた事を言わなくちゃいけなくて……」
かすみ「え、な、なんですかっ?」
かすみ「もしかして侑さん、多額の借金があるとか……? 実家が実はこわーい人とか……?」
かすみ「それくらいならかすみん、全然一緒に背負いますけどっ!?」
侑「あはは……別にそういうのじゃなくて、私の体の事で……」
かすみ「体……? えっ!? まさか重い病気とかっ!? 嫌ですかすみんを残して死なないでください〜っ!」ギュー
侑「違う違うっもういいや、脱いじゃお」ヌギヌギ
かすみ「? なんで靴を脱いで……」
侑「………」チマッ
かすみ「……え? 侑さん……ちっちゃくなりました?」
侑「あはは……私、実はずっとシークレットブーツを履いてたんだよね」
侑「高校の時に身長止まっちゃって……それがちょっと悔しくて、ずっと誰にも内緒でシークレットブーツを履いて身長誤魔化してて……」
侑「かすみちゃんにも内緒にしちゃっててごめん……せっかく身長が高い所が好きって言ってくれてたのに……」
かすみ「………」 かすみ「なるほど……」ジッ
侑「さすがに、ちょっと幻滅しちゃったかな……」シュン
かすみ「侑さん♡ 顔上げてください♡」
侑「え?」
かすみ「───んっ♡」チュッ
侑「んむっ!?///」ンチュ
かすみ「……えへへっこれなら、背伸びしなくても唇が届きますね♡」ニヘッ
侑「か、かすみちゃん……///」ドキドキドキ
かすみ「侑さんも、大人でも背伸びしてたんですね♪」
かすみ「ちょっとだけ安心しました」
かすみ「かすみんも……これからもちょっとでも背伸びして、大人になれるように頑張りますから……///」
かすみ「───約束です、これからもずっとずーっと一緒ですよ♡」
侑「っ!///」ドキッ
侑「もちろんっ! 私とかすみちゃんは、これからもずっと一緒だよっ!───」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
──著しい感情の昂りを検知、強制終了します……
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 侑「───かすみちゃんっ!!」ガバッ
かすみ「わひゃぁっ!!? びっくりしたぁ……もうっ! 急にびっくりさせないでくださいよぉ……!」
侑「あれ……かすみちゃんいつの間に制服に……」
かすみ「侑先輩? 大丈夫ですかぼーっとして……」
侑「先輩……? あっそっか私、シミュレーションをしてて……」
かすみ「はい♪ それでどうでしたか、かすみんの曲世界は♪ もちろん、最高にかわいいかすみんにメロメロになってましたよね〜♪」(隣座り
侑「っ!!///」サッ
かすみ「え、ちょ、なんでちょっと今避けたんですかぁっ!?」ガーン
侑「あ、えーっとその……///」ドキドキ
かすみ「?」キョトン
侑「ご、ごめんねっ!/// ちょっとだけ外の風に当たってくる〜っ!///」
かすみ「えぇっ!? ちょっと侑せんぱーいっ!?」
侑(ま、まずかった……/// 私、あの距離のままだったら、かすみちゃんのこと……///)ドキドキドキ ちくしょー!高咲羨ましいぞー!幸せになれよー!
また神作品ができてしまったか…てかこの作者さん覚えあるかも。ありがとうございますありがとうございます ── 次の日🌈 ──
璃奈「侑さん、体に変化とかは特に無い?」
侑「え? 特に無いと思うよ?」
璃奈「なら良かった。シミュレーションによって現実と区別がつかない症状が出るようなら直ぐに止めないといけないから」
侑「あははっ流石にシミュレーションと現実の区別は付けてるつもりだよ」
侑「そもそも現実世界と曲世界じゃ私もみんなも全然違う環境だしね」
侑(何より、現実世界でみんなが私に恋してるわけないもん〜)アハハ
璃奈「そう……」
侑「また次の曲世界も体験出来るんでしょっ!」ワクワク
璃奈「うん。是非またお願いしたい」
侑「任せて! 次はどんな曲世界を体験できるのかな〜♪」ワクワク
侑「璃奈ちゃん! お願い!」
璃奈「うん、行くよ?」
── ⚡ツナガルコネクト! リンクスタート!⚡ かすみ『背伸びしたって』編はこれにておしまいです。ここまでお読み頂きありがとうございました。
次は小悪魔LOVE♡な後輩💧の曲世界。
また土日あたりに投稿を予定しています。
少しでも楽しみにしていただけたなら幸いです。 こんなの体験して狂わない侑ちゃん凄い
しかし次の小悪魔も耐えられるかな? そういや侑は一体いつ自分の背が伸びたわけではないと気づいたんだ? このスレッドは1000を超えました。
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