梨子「曜ちゃんって……私のこと飽きてきてるでしょ」曜「え゛!!?」
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【1】
曜「梨子ちゃーん!おっはよー!」
梨子「うん。おはよ、曜ちゃん。ふわぁ〜……」
曜「も〜!梨子ちゃん、梨子ちゃん。朝からあくびなんてよくないよ?」
梨子「んー……」
曜「じゃあ……わかった!私がとびっきりに目が覚めることしてあげる!」
梨子「えっ?」
曜「おはようの〜、ハグ〜!」ムギュ!
梨子「わっ!」
曜「ぎゅ〜!」
梨子「も、も〜っ……」
曜「えへへ、ぎゅ〜♡」
梨子「……」 梨子「ほーら、離れて」グイグイ
曜「え〜?なんで!いいじゃん!」
梨子「だーめ」
曜「なんでさ〜!」
梨子「だって……」
水泳部員の子「あ、曜!おっはよ〜!」
梨子(へ!!?///)
曜「おはよーそろー!」
水泳部員の子「なになに?今日も朝から可愛い彼女とイチャイチャしてるの?」
曜「えへへ〜♡」
梨子(……/////) 水泳部員の子「たまには彼女と遊んでないで水泳部の方にも顔出してよね〜」
曜「よーそろー!」
梨子(っ……/////)ドキドキ
曜「んー、というわけで……あ、そうだ!」
曜「梨子ちゃん今日美術部ある?あるんだったらさ!今日帰り道一緒に
梨子「曜ちゃんっ!!////」
ドン!
曜「わあっ!?」
梨子「……っ////」ドキドキ
梨子(う、うぅぅぅ〜!!!//////)
曜「梨子ちゃん?」 モブA「あ、曜ちゃん!おっはよー!」
曜「おはよーそろー!」ムギュ
梨子「!!!?//////」
モブB「朝からアツアツだね〜」
曜「えへへ、でっしょ〜」
梨子(うぅぅぅぅ〜〜〜!!/////)
曜「梨子ちゃん?」
梨子「もうっ!!曜ちゃんってばぁ!!/////」
曜「なに?」
梨子「私から離れてって言ってるでしょ!!さっきから周りにすっごく注目されてる!!////」
曜「ダメなの?」
梨子「ダメ!!絶対にダメ!!/////」 曜「なんで?」
梨子「だって曜ちゃん浦女のヒーローなんだよ!!?それなのにこんな私と仲良くしてるなんて……」
『ね〜、あの子転校生の桜内さんでしょ〜?』
『うっわ。みんなの曜ちゃんとあーんなに仲良くしちゃって。空気読めなーい』
『ほんっとおこがましいよね〜。何様のつもり?』
梨子「ってなるだけに決まってるもん!!//////」
曜「ほえ?」
梨子(う、うぅぅぅぅ〜〜〜!!!//////)
曜「?」 梨子「とにかく学校では私にくっついてこようとしないで!!体接触させてくるの禁止!!/////」
曜「むー、なんで。梨子ちゃん家にいるときはあーんなに
梨子「わぁぁぁぁぁ!!!?/////」
曜「ん゛!?」
梨子「そういうこと言っちゃダメー!!ばらすの禁止〜〜!!/////」
曜「んんん〜!」
梨子(うぅぅぅぅ〜〜〜!!/////)
曜「むー……あのさ、梨子ちゃん」
梨子「な、なに!?」
曜「梨子ってさ、学校にいる時と二人っきりの時で全然様子違うよね」
梨子「ふぇぇぇ!!!?//////」 曜「二人っきりの時にはさ」
梨子『ねえ曜ちゃん。私のこと……好き?』ウルウル
曜「とか言ってくるくせに」
梨子「言ってない!!絶対そんなこと言ってない!!/////」
曜「言ってる!!絶対言ってる!!」
梨子「う……い、言ってる、かもだけど!!/////」
曜「ほらやっぱり言ってるじゃん!!」
梨子「それはそれですっ!!とにかく禁止!!学校でいちゃいちゃしようとしてくるの絶対禁止!!////」
曜「だからなんで!!」
梨子「誰かに見られちゃったら恥ずかしいでしょ!!?二人きりの時には私のこと呼び捨てにしてるとことか!!////」
曜「んー、私は別にいいんだけど」
梨子「曜ちゃんは良くても私がイヤなのっ!!とにかく!!曜ちゃんただでさえ人気者で注目度も高いんだから!!/////」
善子「もう既にバレてるんだけど」
梨子「えぇっ!!?/////」
よしまるびぃ「………」
梨子「あっ……////」
梨子(う、うぅぅ……////)
よしまるびぃ「………」 よしまるびぃ「………」
梨子「え、えっと……/////」
曜「えへへ、ぴーす!」
梨子(だからピースじゃないわよ〜〜〜!!!/////)
よしまるびぃ「………」
梨子「ち、違うのーっ!!これはっ!!/////」
よしまるびぃ「………」
梨子(う、うぅぅ〜〜〜!!////)
梨子「〜〜〜〜っ!!/////」
ガシッ!!
梨子「ほら!!教室行くよ、曜ちゃん!!/////」
曜「わっ!?引っ張らないで〜!」ズルズル 【放課後】
梨子(はぅ……)
梨子「……」
曜「梨子ちゃーん」
梨子「……」
曜「機嫌直してよー」
梨子「……」プイッ
曜「水泳部終わってまっすぐ美術室来たんだからさー」
梨子「むぅ……」
曜「仲直りのハグ〜!」
ムギュ!
梨子「……」
曜「許してくれる?」
梨子「うん」
梨子(はぁ。やっぱり私、曜ちゃんにだけは甘いです……) 梨子「……」ジーッ
曜「?」
梨子「……全部曜ちゃんのせいなんだからね」
曜「ほぇ?」
梨子「曜ちゃんはさ、恥ずかしいとか思わないの?」
曜「え、何が?」
梨子「私と二人っきりでいるとこ見られるの」
曜「うん。全然」
梨子「私と二人っきりでいちゃいちゃしてたとしても!!?思いっきり私に甘えてきてるところとか!!」
曜「梨子ちゃん」
梨子「ひゃあ!!?/////」
ガシッ!
曜「……」
梨子「え……?」 曜「梨子は、さ。私と二人っきりのとこ見られるのイヤなの?」
梨子「そ、それはっ
曜「もしかして私が恋人だって思われるの、イヤ?」
梨子「そ、そういう意味じゃなくって……」
曜「私は全然イヤじゃないよ。むしろ嬉しい。梨子ちゃんと恋人だって思われるの」
曜「私が梨子の恋人だよって、みんなに認めて欲しい」
梨子「よ、曜ちゃっ
曜「ん……♡」
梨子(ひゃぁぁぁ!!?////)
曜「すんすん……」
梨子「ちょ、ちょっと曜ちゃんっ!!なにしてるのっ!!////」
曜「やっぱり。梨子ちゃんこの前私がオススメしたシャンプー使ってるでしょ」
梨子「ええっ!!?//////」 梨子「それはっ、曜ちゃんが好きって言ってくれたから……////」モジモジ
曜「ふふっ、嬉しい。大好きだよ、梨子ちゃん」
梨子「ちょ、ちょっと曜ちゃんっ!!////」
曜「だからますます梨子のこと私色に染め上げちゃうね」
梨子「や、やだっ!!////」
曜「愛してるよ、梨子っ♡」チュッ
梨子(だめぇぇぇ〜〜〜〜!!!//////)
曜「ん〜……♡」
梨子(だめっ!!曜ちゃんっ!!それ以上されちゃったら、私っ!!)
曜「梨子ちゃん……♡♡」
梨子「んっ……♡♡」
梨子(戻れなくなっちゃうからぁ〜〜〜!!!/////)
梨子「だめーっ!!!////」
ガバッ!!
先生「おい」ペチン!
梨子「いてっ!」
先生「授業中に寝るな。あと叫ぶな。桜内」 梨子「え……?」
ザワザワザワザワ
梨子「あ、はい……すみ、ません……」
ガタン
梨子(……////)
梨子「……!!!?//////」 梨子(え゛!!?う、うそぉ!!?夢!!?もしかして夢だったってことぉ!!?)
梨子「……////」
梨子(う、うぅぅ……〜!!そ、そうよね!!って言うかよく考えれば最初からおかしいと思ってたし!!曜ちゃんが私にあんなに積極的になってくれるなんて絶対あり得ないし!!そもそも私、美術部じゃないし!!/////)
梨子「うぅぅぅ〜〜……!!////」チラリ
曜「?」
梨子(あーもうっ!!曜ちゃんのせいですっごく恥ずかしい思いさせられちゃったじゃない!!授業中に寝て!!変な妄想までしちゃって!!////)
曜「梨子ちゃん?」
梨子(もぉぉぉぉ〜〜〜!!!曜ちゃんのばかぁぁぁぁ〜〜〜!!!/////)
梨子「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……!!////」ドキドキ
曜「だ、大丈夫梨子ちゃん?」
梨子「う……////」
曜「えっと、顔真っ赤だけど……」
梨子「うぅ……////」
曜「もしかして……熱中症?」
クイッ
梨子(ひゃ!!!?/////) 曜「ん……」コツン
梨子(……え!?曜ちゃん!!?////)
曜「熱は、なさそう……」
梨子「……っ!!曜ちゃんっ!!////」バタン!
曜「わっ!?」
梨子「もぉぉぉー!!だからどうしていつもいつもそういう意味深なことばっかするのー!!////」
曜「え!!?」
曜(な、なんで!?なんで私怒られてるの!!?)
梨子「うぅぅぅ〜〜!!曜ちゃんのばかぁ〜〜!!/////」ポカポカ
曜「えぇぇー!!?ただ梨子ちゃんのこと心配してただけなのに〜!!」
この後二人で怒られた 【2】
梨子「……」
曜「……」
梨子「曜ちゃんって……私のこと飽きてきてるでしょ」
曜「え゛!!?」
梨子「……」
曜「……」
梨子「……」
曜「…………そ、そう?」
梨子「うん」
曜(うっ……)
梨子(……) 曜「えっと、あ、飽きてるって……?」
梨子「私に飽きてるってこと」
曜(そんなぁ〜……)
梨子「……」
曜「うぅぅ〜、そんなことないはずなんだけど……」
梨子「そんなことあるもん。だって曜ちゃん出会ったばっかりの頃は」
………
……
… ◇———◇
梨子「よい、しょ……」
グラリ
梨子(うぅ、ボールのカゴって意外と重い……!)
梨子「うっ……」
ヨロヨロ
梨子(はぁ。私、ついてないなぁ……日直ってだけでこんな力仕事任されちゃうなんて)
梨子「……ってだめだめ!ネガティブになっちゃ!」
梨子(ちゃんとお仕事はこなさなくっちゃ!じゃないと次の体育、みんな困っちゃうもん)
梨子「よい、しょ……!」
プルプル
梨子(あとは、これをグラウンドまで運べば……!)
グラリ!
梨子「きゃあっ!」
曜「よ、っと!」パシッ!
梨子「えっ!?」 曜「大丈夫?」
梨子「あ、うん……ありがとう、渡辺さん」
曜「曜でいいよー。もしかして一人でやってる?」
梨子「あ、うん……」
曜「ダメだよー、こういう時は他人を上手に頼らないと〜。私が半分手伝ってあげる!」
梨子「えっ?い、いいよ。私が頼まれた仕事だし」
曜「硬いこと言わない!困った時にはお互い様だよ」
梨子「そ、そう?じゃあ……」
曜「よっと!」
梨子「えっ!?わ、渡辺さん!半分は私が持つからっ!」
曜「えへへ、可愛い子には無理はさせられないであります!」
梨子(へ!?)
キュン♡
曜「梨子ちゃん!困った時にはいつでも、この曜ちゃんにお任せだよっ!」
梨子「あ、うん。ありがと……」
梨子「……/////」
◇———◇ 梨子「……」
曜「そ、そんなことあった?」
梨子「あった」
曜「そっかぁ……」
梨子「うん」
曜(はぅ……)
梨子「……」
曜「うっ……」
梨子「……はぁ。あの頃の曜ちゃんは、すっごくカッコよかったなぁ」
曜「……」 曜「や、優しくしてるよ!?だ、だってほら!わ、私っ……梨子ちゃんのこと、好きだもんっ////」
梨子「ふーん」
曜「う゛……し、信じてよ〜!!」
梨子「そんなこと言って誰にでも甘いこと言ってるのちゃーんと知ってます」
曜「むぅ〜!!そんなことないのに〜!!」
梨子「じゃあちゃんと目を見て言って」
曜「ええっ!?////」 梨子「嘘じゃないって私の目を見て、ちゃんと約束して」
曜「えっ、えっと……」
梨子「うん」
梨子(……)ジーッ
曜(な゛!!?////)
梨子「……」
曜「う……嘘じゃ、ないですっ……////」ドキドキ
梨子「……」
曜「よーそろー……////」ぷいっ
梨子「はぁ。やっぱり曜ちゃん目を見てくれない」
曜(だから誤解なんだってばぁ〜〜!!////) 梨子「あーあ」
曜「……」
梨子「はぁ」
曜「ぅぅ……」
梨子「……」
曜「え、えっと……」タジタジ
梨子「もういい。曜ちゃんなんて二度と口もきいてあげない」
曜「えっ!?そ、そんなぁ〜!」
梨子「……」プイッ!
曜「えぇ〜!?えっと……!ハグっ!」
ムギュ!
曜「仲直りのハグ〜!」
梨子「だーめ。そんなんじゃ許してあげないもん」
曜(そんなぁ〜……) 梨子「……」
曜「うぅぅ、梨子ちゃん。機嫌直してよぉ……」
梨子「イヤ」
曜「そんなぁ〜……」
梨子「……」
曜(はぅぅ……)
ガラガラガラ
千歌「あれ、何してるの。二人とも」
曜「千歌ちゃん!!?」 曜「ち、千歌ちゃん!聞いて!あのね!」
梨子「……」
曜「え゛!!?」
梨子「……」
曜「は、話しちゃダメなの!?」
梨子「……」コクリ
曜(そんなぁ〜)
梨子「……」
千歌「……」
千歌(はぁ、まーた曜ちゃんが梨子ちゃん怒らせてるのだ……) 千歌「もー。曜ちゃんまーた梨子ちゃんにひどいことしたんでしょ」
曜「えっ!!?いやちがっ!!私なんにもっ!!」
千歌「り〜こちゃん!」ムギュ!
梨子「……」
千歌「梨子ちゃん梨子ちゃん、曜ちゃんにまたひどいことされたの?」
梨子「……」
コクリ
千歌「ほら、やっぱり」
曜「だから誤解なんだってば〜!!」 千歌「梨子ちゃん梨子ちゃん。曜ちゃんに何されたか、話してくれない?」
梨子「……」
千歌「チカにだけでいいからさ。ダメ?」
梨子「……」
千歌「チカはずーっと、梨子ちゃんの一番の味方だよ♪」
梨子「……」
ヒソヒソ
千歌「ふむふむ……」
ヒソヒソヒソ
千歌「なるほど〜……」
曜「や、あ、あのね!千歌ちゃんっ!」
千歌「うるさいなぁ。ヘタレのくせに」
曜「え゛!!!?」 千歌「はぁ。ほーんと昔から曜ちゃんって変わんないよね」
曜「急に何の話!!?」
千歌「あのねあのね梨子ちゃん。曜ちゃんってね、昔からああなんだよ。本命の子の前だとすーぐヘタレになっちゃうの」
曜「えっ!!?////」
梨子(えっ!?)
千歌「だから梨子ちゃん、心配しなくたっていいんじゃない?」
梨子「……」
曜「千歌ちゃん!!?全然文脈見えないんだけどっ!」
ギュ
曜「ひゃ!?////」
梨子「……」
曜「梨子ちゃん!!?」
梨子「……」 梨子「……」
曜「あ、や、えっと……////」
梨子「……」
曜「梨子ちゃん……/////」
キョドキョド
梨子(……)
曜「……///」
梨子「……ふーん。そうなんだ」
曜「えっ!!?だ、だから何が!!?」 梨子「本命なんだ。ふーん。ふーん、へぇ〜……」
曜「だから梨子ちゃんっ!そんなに見つめられると、恥ずかしいっ……」
梨子「……」
曜「はぅ……」
梨子「……」
梨子(……♪)
曜「!?」
梨子「ん〜……!さてと、すっきりしたし音楽室で作曲の続きでもやってこようかなぁ〜」
曜「えっ!?待ってよ梨子ちゃんっ!!全然話の文脈が見えないっ
梨子「〜♪」ルンルン
曜「わぁぁぁ!!?待ってよ梨子ちゃん!!置いてかないで〜!!」
千歌「……」
千歌(めんどくせーから早く告白して付き合って欲しいのだ……)
この後めちゃくちゃいちゃいちゃした。音楽室で 終わりです。誕生日だったので、ひたすらに幸せそうな梨子ちゃんでした 乙
いつも最高のようりこssありがとう
これでまだ付き合ってないのほんと草 乙
スクフェス2のバースデーカードもようりこだったな >>13
梨子ちゃん寝言で声に出してるのが最後のだけじゃなかったら大変なことになってたね お疲れです
ようりこ最高!
真面目にこのSSを読むためにここに居ると云っても過言じゃ無いくらい好き
ここがどんなに荒れてもこのSSがあるだけで幸せ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています