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さやか「ほら、花帆さん、朝ですよ起きてください」

花帆「う〜ん....今日は朝練なしでぇ〜....」

さやか「まったく、梢先輩がいなくなったからといってサボっていいわけではないんですからね!」

花帆「さやかちゃん厳しいよぉ〜....ていうかなんで私の部屋に居るの〜....」


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さやか「花帆さん今日のお弁当はおでんですよ」

花帆「えっ?あっ、お弁当作ってきてくれたんだ!ありがとう!でも、なんで?」

さやか「なんでって、お昼に食べる為ですけど」

花帆「うん?うーん、じゃあ明日はあたしが作るね?」

さやか「そうですか、明日も私が作っても良いんですけど、ではお願いします」

慈「えー!ずるい!めぐちゃんにも作ってよぉ!」

瑠璃「めぐちゃんのはルリが作ってあげる!」

慈「わーい!るりちゃん大好き〜!」


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さやか「花帆さん、宿題はちゃんと終わらせましたか?」

花帆「もちろん!あたしだって宿題くらいはちゃんとやるんだから!」

さやか「そう...なんですね」

花帆「?」

さやか「いえ、そうですよね、私が言わなくてもそれくらい当たり前にこなしますよね。なんだか....私の存在価値が無くなってしまったみたいです。
私って結局他人の役に立つことへの優越感に浸ってただけなんですね...」

花帆「さやかちゃんがお世話できなくて卑屈になってる!」