せつ菜「はぁはぁ……みなさんすみません、遅れちゃいま……あれ?」ロリ侑「お、お姉さん、だれ……?」
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せつ菜「……あれ?侑さん?なんだか小さく……」
侑「なんでわたしの名前知ってるの……?」
せつ菜「……え?え??ええぇぇぇえぇえ~~~!?!?」
せつ菜「ど、どういうことですか!?侑さんが小さくなって……まるで小学生のような……それに同好会のみなさんは……?」
侑「うぅ……」ウルウル
せつ菜「なっ……!」キュンキュン このあとネイビープリンセスプリキュアになってせつ菜と悪の百合モンスター歩夢とバトルですね?
コスチュームは体操着純正濃紺色ブルマ黒ニーソックス姿。 侑ちゃんは奪われちゃった…なんて言わないッッッ!!! >>36
剣姫に触発されて界隈活発になってるのかな 侑「ねー、わたしせつ菜ちゃんのこともっと知りたーい!」
せつ菜「私のことですか?」
侑「そう!高校生なんでしょー?勉強大変なの?部活やってるの?生徒会長って先生よりエライの?上下関係ってきびしいの?制服って絶対着なきゃダメなの?」
せつ菜「ふふっ、半分くらい私個人への質問ではなくなっちゃってますよ?」
侑「えー、だって気になるじゃん!」
せつ菜「まぁでも、小学生か……。たしかにどれも気になることばかりでしょうね……」
侑「でしょでしよ?」
せつ菜「で・す・が!残念ながら、私はほとんどの質問に答えることはできないのです!」
侑「なんでー!?ケチだ!ケチケチ!」 せつ菜「まぁまぁ……。別に、イジワルして侑さんだけに教えないってわけじゃないんですよ?私の本当のことを知っているのは、限られたごく一部の人のみ……」
侑「なんでそんなに秘密にしてるのー!?」
せつ菜「誰にもひとつやふたつ、知られたくないことがあるものです。心ひとつ取ってもそう……。侑さん。あなたにも、本当の意味でわかる時が、いつかきっと来るはずです」
侑「わたしにもあるよ!昨日ね、こっそりお母さんの分のプリン食べちゃった!今日の夜見つかって怒られるかも!」
せつ菜「あはは!意外といたずらっ子なんですね!」 侑「昨日はすっごくお腹空いてただけ!いつもはそんなことしないよ、ほんとほんと!」
せつ菜「本当ですか?でもどうしようかなぁ、侑さんに私のことを教えたら、みんなに言いふらされちゃわないか、心配だなぁ~?」
侑「そんなー!もうお母さんのプリン勝手に食べないしせつ菜ちゃんのことみんなに言ったりもしないよ!約束するから!」
せつ菜「信じてもいいんですか?」
侑「うん!わたしの目を見て!」
せつ菜「…………」
侑「……ね?ウソつかないって書いてあったでしょ?」
せつ菜「……ふふ。そうですね……あなたの目を見ていると……どんな言葉も、不思議と信じられてしまう……」 侑「やったー!でもね、せつ菜ちゃんもおめめキラキラでかわいい!」
せつ菜「えへ、ありがとうございます♪侑さんは褒め上手ですね!」
侑「そうなの?でも本当のこと言っただけだよ?」
せつ菜「そういうところですよ?言いたいことを……自分の気持ちを、そのまま真っすぐ言葉にできる人は、意外と多くはないんです」
侑「そうなのかなぁ?カンタンなのにね!せつ菜ちゃんも得意そう!」
せつ菜「私は……“そう思わせたら勝ち”だと思ってますかね!」
侑「……?」 せつ菜「さて、まずは私が約束を果たしましょうか!」
侑「ついにきたー!」
せつ菜「侑さんは、『スクールアイドル』をご存知ですか?」
侑「すくーるあいどる?知らなーい!」
せつ菜「簡単に説明すると……スクールアイドルとは、主に部活動としてアイドル活動をしている人たちのことを指します。そして何を隠そう、この私は、ここ虹ヶ咲学園のスクールアイドルなのです!!」
侑「えー!?せつ菜ちゃん、アイドルなの!?すごーい!!」
せつ菜「私が所属する虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会では、たくさんの仲間たちと一緒に、あるときは仲間として、またあるときはライバルとして、共に切磋琢磨しながら、今しか得られない最高の体験を分かち合っているのです!」
侑「そうなんだ!部活ってことは、大会とかもあるんでしょ?」
せつ菜「はい!全国のスクールアイドルたちが、一度はそのステージに立つことを夢見る……。厳しい予選を勝ち抜いた実力者たちだけが立つことを許される、スクールアイドルの祭典……それが、『ラブライブ!』です!!」 侑「おお~!じゃあさ、せつ菜ちゃんもそのラブライブ!に出たことあるの!?」
せつ菜「……いいえ、ありませんよ。そして、これからも。」
侑「えっ、え!?なんで!?」
せつ菜「少し話は長くなるのですが……かつては私もラブライブ!に出場しようと努力していました。自分の『大好き』をみんなに伝えたい。みんなの『大好き』を受け取って、『大好き』が溢れる世界にしたい。そのためにラブライブ!に出て、よりたくさんの人に知ってもらう。そう考えていました」
せつ菜「……でも、私にはできなかった。みんなの『大好き』を尊重し、応援するようなスクールアイドルになるはずが、同じグループメンバーの『大好き』を否定し、傷付けてしまった……。そんな私に、スクールアイドルを続ける資格はありませんでした」
侑「……」 せつ菜「私はスクールアイドルを辞めようとしました。……でも、そんなとき、とある人が私の前に現れたのです」
せつ菜「その人は、私にスクールアイドルを続けるように説得してきました。『ラブライブ!に出なくてもいい。スクールアイドルがいて、それを応援するファンがいる。それでいいんだ』、と。その人の言葉は『大好き』に溢れていて……私の世界を繋ぎ止め、大きく広げてくれるものでした。私の在り方を肯定してくれる、とても優しい言葉でした。……私の恩人であり、大好きな人です」
侑「……そうなんだ。せつ菜ちゃん、その人と出会えてよかったね!」
せつ菜「はい!その人がどう思っているかはわかりませんが……少なくとも私にとっては、特別でかけがえのない人です!」
侑「きっとその人もそう思ってるよ!だって『大好き』を伝えてくれたんでしょ?それならせつ菜ちゃんのこと大切に思ってるに決まってるよ!絶対!!」
せつ菜「うふふ。あなたがそう言うなら……そうなのかもしれませんね!」
侑「うんうん!元気出た?」
せつ菜「はい!そりゃあもう、とびっきり!!」
侑「よかったぁ~!」 せつ菜「……元気をくれたお礼に、いいものを見せてあげます!」
侑「いいもの?」
せつ菜「きっと喜んでもらえると思います!……さて侑さん、ひとつ質問です。私はスクールアイドルですが、アイドルといえば、どんなことをすると思いますか?」
侑「歌って踊る!……えっ、まさか……!」
せつ菜「察しがいいですね!私はラブライブ!には出られませんでしたが……だからといって、ソロの実力で誰かに負けるつもりはありませんよ?」 せつ菜(嗚呼……私は今、みんなに『大好き』を届けるスクールアイドルとしては、あってはならない……邪な感情に支配されている……!歌った結果として大好きになってもらうのではなく、大好きになってもらうために歌おうとしている!!)
せつ菜(侑さん……私は、あなたが欲しい!!それがたとえ、小さなあなただったとしても……!!あなたの心を手に入れようと私の中で熱く燃え盛る炎を、もう抑えていられない!!)
せつ菜「……侑さん、ちゃんと見ていてくださいね?小学生だからといって、手を抜くつもりはありませんから!!」
侑「……え!?せつ菜ちゃんの服が変わって……!?」
せつ菜「『CHASE!』」 走り出した 想いは強くするよ
悩んだら 君の手を握ろう
~~♪
(あのとき芽生えた、この気持ち)
(これ以上胸にとどめておくことなんてできないから)
(私の想い全部ぶつけて)
(私のことしか考えられなくしてみせる!!)
侑「……わあ……すごい……!!」 (もっと!もっと!!まだまだ足りない!!)
(私の想いも!!侑さんの想いも!!)
(もっと熱くなれる!!心を通わせられる!!)
侑「……せつ菜ちゃん……!」
せつ菜「ほら!!もっと声出してッ!!」
侑「!!」
侑「……せつ菜ちゃーーん!!がんばれーーっ!!!」
(!! そうこなくては!!) (侑さんの想いを、感じる……!!)
(私たちの気持ちが、ひとつに……!!)
(なんて心地良いのでしょう……!!!)
せつ菜「夢はいつか ほら 輝きだすんだ!!」
~~♪
せつ菜「……!」ビシッ
侑「……」
せつ菜「はぁ……はぁ……。虹ヶ咲学園のスクールアイドル、優木せつ菜でした!!」
侑「…………す、す、……」
侑「すっっっごーーーーい!!!」
侑「すごいすごーい!!カッコいい!!!かわいい!!!!」 侑「なんかねなんかね、せつ菜ちゃんの周りを炎がブワーッてなってて、頭の中に歌がドーンって入ってきて、体の中がバーって熱くなって、せつ菜ちゃんがたくさんいて、わたしも手をつないだり飛んだりして、なんかもうとにかくすごかったの!!こんなの初めて!!!」
せつ菜「ふぅ……。私の想い、ちゃんと届きましたか?」
侑「届いたよ!!ときめいちゃった!!せつ菜ちゃん、だーーいすき!!!」ギューッ
せつ菜「わぁっ!……えへへ、私も大好きですよ!」ナデナデ せつ菜「…………」ナデナデ
侑「えへへ~……」スリスリ
せつ菜(はぁ……ずっとこうしていたい……けれど)
せつ菜「……さて、侑さん。名残惜しいですが……そろそろお別れの時間になってしまいました」 侑「…………え?ええ!?なんで!?待ってよなんで!?」
せつ菜「残念ながら、私にはやらなければならないことがあるのです。……私のためにも、あなたのためにも」
侑「じゃあ私もついてく!!」
せつ菜「……。ごめんなさい。私は……侑さんを連れて行くことはできないんです」
侑「やだやだ!連れてって!わたしまた一人になっちゃうよ!」
せつ菜「そこは大丈夫です。私の代わりに、私の良き友人が来てくれることになっています」
侑「やだ!せつ菜ちゃんじゃないとやだ!!」 せつ菜「……侑さん」
侑「……やだ」ウルウル
せつ菜「…………」ギュッ
侑「……」
せつ菜「侑さん。私と一緒に居たいと言ってくれて、ありがとうございます。その気持ちは、しっかりと私の胸に届きました。本当は私もずっと侑さんと一緒に居たいのですが……侑さんのためにも、私は行かなければなりません」
侑「……」グスッ せつ菜「侑さん、こっちを見て……?」
侑「うぅ……」グスグス
せつ菜「大丈夫。きっとまた会えます。そのときまで……私のことを、覚えていてくれますか?」
侑「……うんっ」
せつ菜「ふふっ。……ありがとう」ギュッ
せつ菜「それじゃ……友人にも伝えておきますから……彼女が来るまで、ここで待っていてくださいね?……約束ですよ?」
侑「……うん!」 せつ菜「では――」
侑「せつ菜ちゃん!!」
せつ菜「!」
侑「……ありがとー!」
せつ菜「……!!」
せつ菜「……こちらこそ、ありがとうございました♪」
……バタン
せつ菜(ああ……私はなんてズルい女なんだろう。私だけのためだというのに、侑さんのためでもあると、平然と嘘をついて……。ごめんなさい、侑さん……。) シーン……
侑「……ぐすん」
侑「せつ菜ちゃん……」
(――大丈夫。きっとまた会えます――)
侑「うぅ……」
侑「さみしい……」 コンコンッ
侑「わっ!」ビクッ
侑「……!」ゴシゴシ
ガラガラ……
??「初めまして、高咲侑さん。……優木せつ菜さんから、よく聞いてますよ」
侑「……えっ?」 菜々「……中川菜々と申します。よろしくお願いいたしますね」
侑「も、もしかして……せつ菜ちゃん?」
菜々「おや……私がせつ菜さんだと思いましたか?……でも、ごめんなさい。優木せつ菜さんは私の友人……私の名前は中川菜々です」
侑「で、でも、すっごく似てる!」
菜々「そうでしょうか?侑さんには感じ取れる、私とせつ菜さんのどこか似ているところがあるのかもしれませんね」
侑「髪と目の色と……呼び方と敬語!」
菜々「……はて。言われてみればそうかもしれませんね。似た者同士、仲が良い、ということでしょうか?」 侑「ね、ねぇ。本当にせつ菜ちゃんじゃないの?」
菜々「でも、せつ菜さんは友人が来てくれると言っていたのでしょう?」
侑「う、うん……。でも……」
菜々「ごめんなさい。私はせつ菜さんではないけれど……彼女に代わって、侑さんを守りたいと思っています。すぐには信用できなくても、少しずつ、心を開いていただけたら嬉しいです」
侑「……うん。えっと……菜々、ちゃん?」
菜々「はい♪」
侑「せつ菜ちゃんの友だちなら、絶対いい人だよ。よろしくお願いします!」
菜々「ふふっ。ありがとうございます♪」 菜々「さて、侑さん。まずはお互いのことを知るために、ちょっとしたアイスブレイクを行いましょうか」
侑「アイスブレイク?かき氷?」
菜々「ふふふ、違いますよ。アイスブレイクとは、緊張をほぐして仲を深めるためのコミュニケーションのことを指します。緊張した様子を氷に例えて、それをコミュニケーションを通じて壊していくことから、アイスブレイクと名付けられたのですよ」
侑「へ~、そうなんだ~。物知りだね!」
菜々「アイスブレイクが終わる頃には、私のことをたくさん知ってもらえていたら嬉しいです」
侑「うん!」 菜々「それでは……まずは、ハグをしてみましょう」
侑「ハグ?」
菜々「はい。ハグをすることは様々なメリットをもたらします。ある研究によれば、ハグによって副交感神経が優位になったり、オキシトシンなどのホルモンが分泌されて幸福感や安心感が得られ――」
侑「わーい!わたし、ハグ大好きー!」
ぎゅーっ!
菜々「あぁっ……!!」
侑「ハグっていいよねー!菜々ちゃんの言うとおり、幸せになれる感じがするの!さっきせつ菜ちゃんとハグしたときも、すっごく幸せになった!」
菜々「はい……私も、幸せです……!」 小学生相手に難しいことを言うなよwww
中川はさぁ… 侑「菜々ちゃんいいにおーい」スリスリ
菜々「ンフ……くすぐったい……」
菜々(いつもとは違う、子ども特有の暖かな香り……。これもクセになりそうです……!)スンスンスン 侑「菜々ちゃん菜々ちゃん」
菜々「はい、なんでしょうか?」スンッ
侑「菜々ちゃんってさー、スクールアイドルやってるの?」
菜々「そうですね……私はスクールアイドルではないんです」
侑「なんだー。菜々ちゃんもスクールアイドルだと思ったんだけどな~」
菜々「どうしてそう思ったんですか?」
侑「だってさー、せつ菜ちゃんの友達だし、菜々ちゃんもかわいいから!」ギュー
菜々「ありがとうございます♪」ナデナデ 侑「じゃあさー、普段は何やってるのー?」
菜々「普段ですか……。放課後は勉強したり色々なことをしてますが――」
侑「色んなこと!?なになに!?」
菜々「まぁまぁ。誰にもひとつやふたつ、言いたくないこともあるものですよ」
侑「それせつ菜ちゃんも言ってた!」
菜々「だったら、侑さんなら分かってくれますよね?」
侑「はーーい」
菜々「……ふむ。そうですね……今はもう代わってしまいましたが、少し前までこの学校の生徒会長を務めていました」
侑「えー!?生徒会長!?すごーーい!!」
菜々「集会で壇上に立って話したり、生徒会室で会議を行なったりと、様々なことをしていましたね」
侑「大変そう!」
菜々「たしかに大変でしたが、生徒の代表として活動することは、楽しくてやり甲斐もたくさんありました」 侑「すごいな~。菜々ちゃん絶対頭いいでしょ!」
菜々「頭が良いかと訊かれると回答に困りますが……普段からちゃーんと勉強しているので、成績は良いですよ?」
侑「家に帰ってからも?」
菜々「はい、もちろん。勉強は学生の本分ですから」
侑「え~~。わたしは宿題終わらせたらそれ以上やらない!だって遊びたいもん!」
菜々「遊ぶのも必要なことですからね。遊び過ぎも遊ばな過ぎも、後悔しないようにするんですよ?」
侑「はーい!じゃあわたし菜々ちゃんともっと遊ぶ~!」ギュー
菜々「うふふ。まったく……」ナデナデナデナデ 菜々「……さて、と。アイスブレイクはここら辺で終了ですね」
侑「そういえばそんなこと言ってたねー!かき氷!なんかよく分かんなかったー!」
菜々「そうですか?でも……ほら!」
もっぎゅ~
菜々「仲良くなったでしょう?」
侑「うん!ハグは仲良しで幸せにするんだもんねー!」ギュー!
菜々「そうですね……仲良しで、幸せです♪」 菜々「侑さんは、私のことも好きになってくれましたか?」
侑「うん!菜々ちゃんはー、ハグが大好きで頭が良い人!」
菜々「ま、まぁ、それでもいいんですが……」
侑「あと、せつ菜ちゃんの友だち!」
菜々「あ、あはは……」 菜々「……ねぇ、侑さん」
侑「なぁに?」
菜々「……せつ菜さんと私――――いえ、せつ菜さんのことは、どれくらい好きですか?」
侑「せつ菜ちゃん?だ~~~い好き!!」
菜々「じゃあ……私のことは?」
侑「菜々ちゃん?もちろん好き!」
菜々「……あはは!ごめんなさい、意地悪な質問をしてしまいましたね!」
侑「そうなの?わたしは菜々ちゃんのことも好きだよ?」
菜々「ありがとうございます。そう言ってもらえて嬉しいです!」 菜々ちゃん…まぁせつ菜ちゃんはインパクトがあったからしょうがないか 菜々「……っと。もうこんな時間ですか。……侑さん、そろそろおうちに帰りたくはありませんか?」
侑「えー!?もうそんな時間!?もっと菜々ちゃんと遊びたいよ~!」
菜々「私も同じ気持ちですが……いつまでも学校にいるわけにはいきませんから。それに親御さんも心配してしまいます」
侑「ん~~、そっか~……」
菜々「そんなにしょんぼりしないでください。……ここでお別れだなんて、一言も言ってませんよ?」
侑「……え!?それって……!!」
菜々「ふふ。私に良い案があるんです。少し待っていてもらえますか?」
侑「え~~!お泊り!?ほんと?ほんと!?」
菜々「まだ決まったわけでもありませんよ。ただ、少しアテがあるんです。今から訊いてみますね」
侑「うん!!わくわく、わくわく……!!」 タイトルから考えないクオリティ
菜々ちゃんは割とずるいな ~~♪
ピッ
菜々「…………もしもし、璃奈さん?」
菜々「……はい。……ええ、まぁ。」
菜々「……あぁ、やっぱりそうだったんですね。それなら……少し手伝っていただくことはできますか?」
菜々「……はい。……はい、ありがとうございます。それと……はい、それもお願いします」
侑「だれと話してるんだろ……?」 菜々「……はい、それでは……」
ピッ
侑「ど、どうだったの……?」
菜々「うふふ……。お泊まり、オッケーです!」
侑「ほんとー!?やったーー!!お泊まりお泊まり~~!!」ギュー
菜々「もう、こんなに喜んじゃって……」ナデナデ
菜々「……では!」 1. 侑ちゃんの家に行く
2. 菜々の家に連れこむ
どちらのルートに進むかアンケートを採りたいと思います
どれくらい読んでる人がいるかわからないので、時間はけっこう長めに、6日の24時締め切りとします 1も面白いけどこれは戻った後にしよう
今回は2で!
これは明日まで集計? よしならば、2だな
だよなというかそうだよなというか、やっぱりりなりーの仕業だったな >>1です
すでに想像以上のリアクションをもらえて驚いてます
これ以上待っても結果は覆らないと思うので、早いですがアンケートを締め切って、ルート2に進むことを決定します
早ければ6日中にはぽつぽつ投稿再開するかもしれません
ルート1もルート2完結後にちゃんと書く予定なので、ご安心と応援をよろしくお願いします🙇 菜々の親が簡単に許すもんなのかね
子供相手なら大丈夫か? お待たせしました。
>>92 の続きから再開します。 菜々「……では!」
菜々「……私の家にご招待しますね♡」
侑「やったーー!!……って、えーーっ!菜々ちゃんのおうちなのー!?わたしんちじゃないの~~!?」
菜々「イヤですか?」
侑「ううん!そんなことないよ!うれしい!でもびっくりした!!」
菜々「侑さんのご両親は今夜はおうちにいらっしゃらないようです。私が先ほど話していた相手の方が、侑さんは私の家に泊まることをご両親に伝えてくれる、と言っていました」
侑「そうなんだ~!じゃあ菜々ちゃんのおうちに行っても大丈夫だね!お泊まりお泊まり~♪楽しみだな~♪」
菜々「うふふ。私も楽しみです♪」 侑「菜々ちゃんのおうち、どこなんだろうな~?どんな感じなんだろうな~?」
菜々「それは、着いてからのお楽しみです♪」
侑「はーーい!わくわく、わくわく……!」
菜々「ふふっ。では、出発しましょう!」
侑「菜々ちゃんのおうちにお泊まり大作戦、レッツゴー!!」 菜々「到着です!ここが私の自宅になります!」
侑「とうちゃくとうちゃーく!菜々ちゃんのおうち、思ってたより近かった!」
菜々「この辺の地理に明るい侑さんなら、場所を覚えてしまいましたか?」
侑「もちろん!わたしこの辺もよく来るんだよ!次からは一人で来れるよ!」
菜々「ふふっ。その必要は無いのに……」 菜々「さて、こんなところで立ち話はなんですから、中に入りましょうか」ジャラ
侑「おうちのカギ持ってるんだー!いいなー、あこがれる!周りの子はカギ持ってるのに、わたしんちはいっつもお母さんがいるから、カギ持ってないんだー。菜々ちゃんのお母さんはいつ帰ってくるの?」
菜々「……おや、言ってませんでしたか?……今日は、私の親もいないんですよ」
侑「えーっ、聞いてなーい!ってことは、私と菜々ちゃんの二人だけでお泊まりなんだね!なんかすごいレア!!」
菜々「そうですね。今夜私たちは二人っきり……邪魔する人は誰もいません」
ガチャ
菜々「さぁどうぞ。お入りください」
侑「おっじゃまっしまーす!」
菜々「……楽しい時間を過ごしましょうね♡」 ━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━
━━━━━━
━━━
菜々「到着です!ここが私の自宅になります!」
侑「とうちゃくとうちゃーく!菜々ちゃんのおうち、思ってたより近かった!」
菜々「この辺の地理に明るい侑さんなら、場所を覚えてしまいましたか?」
侑「もちろん!わたしこの辺もよく来るんだー!次からは一人で来れるよ!」
菜々「ふふっ。その必要は無いのに……」 侑「わ~……なんかキンチョーする~……」
菜々「荷物はここに置いて……っと。侑さん、まずは手洗いうがいをしましょうか。案内するのでついてきてください」
侑「は~い」
菜々「……ここです。侑さんが先に手洗いうがいをしちゃってください。コップはそこにあるやつでお願いします」
侑「はーい!」
ジャー! ゴシゴシ… ジャー…
侑「ガラガラガラ……ぺっ!はい、おしまい!タオルはー?」
菜々「これをどうぞ」
侑「はーい!……ふかふか~!」
菜々「ガラガラガラ……ぺっ。ガラガラガラ……ぺっ」
ジャー… ゴシゴシ…
ジャー… パッパッ
菜々「私もそれで手を拭きたいので貸してもらえますか?」
侑「はい、どーぞ!」
菜々「……」フキフキ
菜々「さて、次はリビングへ案内します。あぁそれと、トイレはここにありますから」
侑「は~い」 菜々「ここがリビングです。そして向こうが、私の部屋……私たちの寝室になります」
侑「おぉ~……!」
菜々「そこの椅子に座って待っててください。私はお風呂の準備をしてきますね」
侑「はーい!」
侑「……」ウズウズ
侑「菜々ちゃんの部屋、気になる……!」
侑「ちょっとのぞいちゃおっと」ガチャ
侑「わぁ……!!これが菜々ちゃんの部屋……!!菜々ちゃんの匂いがする……!!」
侑「すごい……賞状がいっぱい……!勉強の本もたくさんある……!」 侑「テーブルの上には……なにこれ?飲み物と……おもちゃ?これがスイッチかな?」ポチッ
ヴヴヴヴヴヴ!
侑「うわぁっ!?」ポチッ
侑「はぁ~、びっくりした~。……あれ?机の上の写真――」
菜々「ちょっと、侑さん!?なに勝手に入ってるんですか!」
侑「わぁっ!?ご、ごめんなさい!」
菜々「まったく……。ほらほら、この部屋も片付けて寝られる準備をしておきますから、リビングで待っててください」
侑「あれ?怒ってないの?」
菜々「……?怒るわけないじゃないですか。まぁ、びっくりはしましたけど……」
侑「そ、そうなんだ。でも、ごめんね!ちゃんとリビングで待ってる!」
菜々「はい。……あ、そうだ。冷蔵庫の中にプリンが入ってますから、待ってる間に食べてていいですよ」
侑「ほんと!?プリン!?ありがとー!!」 菜々「……ふぅ、危なかった……。これらは見られても問題ありませんが……このツーショットはマズいですね。ここに仕舞っておきましょう」
菜々「……ふんふん♪ふふんふん♪」
菜々「……よし♪着替えとベッドは準備して、これとこれはこのままでよくて……うん、バッチリ♪」
菜々「うふふ……楽しみです……♡」 侑「あ、菜々ちゃん!準備終わったー?」
菜々「はい、バッチリですよ♪」
侑「わたしもねー、プリン食べて元気いっぱい!菜々ちゃんもプリン食べたらー?」
菜々「いえ、私は遠慮しておきましょうかね」
侑「なんでー!?ダイエット!?」
菜々「ふふ、そういうわけではないんですが……。あとでしっかり食べますから、今は取っておこうと思いまして……」
侑「やば!わたし夜ごはんいっぱい食べられないかも!?プリン食べちゃった!」
菜々「心配しないでください。腹ごなしもきっとすることになるでしょうから……」
侑「ならよかった~!」
菜々「うふふ、うふふふふ……♡」 ~~♪
オフロガワキマシタ
侑「あ、お風呂わいたね~!どっちが先に入る?」
菜々「よろしければ……一緒に入りませんか?」
侑「いいよー!おっふろ♪おっふろ♪菜々ちゃんとおっふろ♪」
菜々「……♡」
侑「お風呂どこー?」
菜々「こっちですよ。着いてきてください」
侑「ふっろー!」
菜々「くすくす、無邪気にはしゃいじゃって……」 菜々「どうぞ。ここが脱衣所とお風呂です」
侑「ろふろふ~♪ぬいだ服ここでいーい?」
菜々「はい。そこの籠の中に入れておいてください。侑さんの着替えはそっちの籠の中に入ってます」カチャ
侑「はーい!あっ、菜々ちゃん!その外したメガネ貸してー!」
菜々「いいですよ。はい、どうぞ」
侑「わーい!どう?似合ってる?」
菜々「どれどれ……」
侑「顔ちかーい!菜々ちゃんそんなに目が悪いの?」
菜々「そうですね……視力はあまり良くないのと、侑さんのお顔がよく見たいからですよ♪」
侑「ねぇねぇ、頭良さそう?」
菜々「はい♪それに、よく似合っていて可愛らしいです♡」
侑「かっこいい?」
菜々「はいはい、かっこいいですね♡」ナデナデ
侑「やったね!はい、返す!ありがとー!」
菜々「こちらこそありがとうございます♪」 侑「お風呂お風呂……」ヌギヌギ
菜々「……♪」スッサララッ
侑「わぁー、菜々ちゃんって、髪長くてサラサラだね~!あとで触らせて!」
菜々「いくらでもどうぞ♪」
侑「あ!ブラジャー!貸して貸して!」
菜々「はいはい、どうぞ♪」プチッスルル
侑「あはは、ぶかぶか!!見て見て、片っぽに顔が……ふがふが!」
菜々「面白いですね……♡♡」
侑「おもしろーい!はい、返すね!……よいしょ……ぬ~いだ!」ツルペターン
菜々「……よいしょ。私も脱ぎました♡」ボンキュッボン
侑「それじゃあお風呂だ~!」
菜々「一緒に気持ち良くなりましょうね、侑さん……♡♡」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています