チサト「これがヌマヅのたこ焼き屋かぁ」
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ヨハネ「たーこがいっぱい♪」
ヨハネ「お腹もいっぱい♪」
ヨハネ「夢いーぱーっい♪」
ジュー
チサト「髪型は合格かな」 千砂都「辛い!辛い!辛い!辛い!辛い!辛い!辛い!辛い!辛い!辛い!辛い!辛い!辛い!辛い!辛い!」 ヨハネ「はっほっ」
クルッ ジュージュー
チサト「あの子の髪型は可愛いけど……肝心のたこ焼きの形は」ジー
チサト「イマイチだね。全然マルくない」
チサト「ヒントになるかと思ったけど、期待外れだったかな」
スタスタ チサト「さて、お祭りがあるって聞いて寄ってみたけどもういいや。先を急ごう」
ヨハネ「あ、いらっしゃいませ。ひとつですか。少々お待ちを!」アタフタ
ヨハネ「いらっしゃいませ! 4つ!? お待ち下さい!」アタフタ
ヨハネ「いらっしゃ……あっつ! すいませんえっと」アタフタ
チサト「……」 チサト「はーいちょっと失礼しまーす」
ヨハネ「えっ!?」
チサト「設備は意外と悪くないね」
ヨハネ「お客さん、私の隣じゃなくてあちらに並んで……」
チサト「私が焼くから。接客に集中していいよ」
ヨハネ「えぇー!?」 「すいませーん、3つください」
「私は2つお願いね!」
ヨハネ「あ、はい少々お待ちを!」
チサト「今注文溜まってるのいくつ?」
ヨハネ「だからあなたは一体……」
チサト「いきなりごめんね。でもたこ焼きを無駄にしたくないから今は手伝わせて」
ヨハネ「……今待ってるお客さんは合計12セット」
チサト「ういっす! じゃあ焼いちゃうよ!」 チサト「よっと」
クルッ クルッ ジュージュー
ヨハネ(すごっ……素早い上に正確だし形もキレイ)
チサト「はいお待ち!」
ヨハネ「あ……お客さん、お待たせしました!」
チサト「どんどん行くよー」ジュージュー
ヨハネ「熱いので気をつけて……はい、いらっしゃいませ!」
ヨハネ「えっと2セット追加で!」
チサト「ういっすー」
おばさん「いやーヨハネちゃん店番してくれてありがとうね!」
ヨハネ「はは……」グッタリ
おばさん「それにあなたもありがとうね、ヨハネちゃんの友達かしら?」
チサト「ダメですよ。素人にいきなりお店を任せたら」
チサト「事故になったらどうするんですか?」
おばさん「そんな事故なんて」
チサト「100%ないって言えますか?」ズイッ
おばさん「……う、ごめんねヨハネちゃん」
ヨハネ「いえ、そんな」
チサト「でも、設備はよく手入れされてるしタコの質も良かったです。これからもたこ焼き屋さん続けて下さいね♪」ニコッ
おばさん「はい……」 モグモグ
ヨハネ「あの……ありがとう、ございました」
チサト「ううん。良い気分転換になったよ」
チサト「そういえばまだ自己紹介してなかったね。私はチサト。旅してるんだ」
ヨハネ「あ、私はヨハネ。こっちはライラプス」
ライラプス「ワン」 ヨハネ「えっと、チサトさん」
チサト「チサトで良いよ、ヨハネちゃん」
ヨハネ「チサト……何で手伝ってくれたの? 知り合いでもないのに」
チサト「ふふ、それはね。ヨハネちゃんのお団子が可愛かったから!」ジー
ヨハネ「なっ!?//」 チサト「っていうのは冗談で……」
チサト「なんかねー、ほっとけなかったんだ」
チサト「人前でアタフタしてる感じとか……私の幼馴染に似てるなぁって」
ヨハネ「幼馴染?」 チサト「それに手付きを見て、本業じゃなくて急に手伝ってるだけってわかったから……あ、そのお団子が可愛いのは本当だよ?」
ヨハネ「も、もういいから//」
ヨハネ「その幼馴染の子も一緒に来てるの?」
チサト「ううん。旅をしてるのは私だけ」 ヨハネ「一人旅かぁ、なんか良いなあそういうの」
チサト「なんていうか、逃げちゃっただけなんだけどね」
ヨハネ「へ? 逃げたって、何から?」
チサト「その幼馴染から」 チサト「その子は、歌がとっても得意で……トカイで歌手を目指してたの」
ヨハネ「!!」
チサト「だけど、大事な試験に落ちちゃって……」
チサト「私はその子の力になれなくて、逃げるように旅に出た」
チサト「旅することが何かヒントになるかもしれないって言い訳しながらね」 ヨハネ「似てる……」
チサト「え?」
ヨハネ「似てるよ、その子の境遇が私に……すごく似てる! てかそっくり!」
チサト「そ、そうなの?」 ヨハネ「うん……だから、チサトさえ良ければだけど……」
ヨハネ「私、今夜のお祭りのステージで歌うの。観に来てくれない?」
チサト「ヨハネちゃんがお祭りのステージで!? すごいね!」
ライラプス「ワン!」
ヨハネ「あ、私だけじゃなくて仲間と一緒なんだけど」 チサト「仲間……そうなんだね。ありがとう、絶対観に行くよ!」
ヨハネ「やった!」
ハナマル「おーいヨハネちゃーん」
チサト「あ、ヨハネちゃんの友達?」
ヨハネ「うん」 チサト「じゃあまたね。楽しみにしてるよ!」タタッ
ヨハネ「あっ」
ハナマル「ヨハネちゃん、今の子誰? 見ない顔ずら」
ヨハネ「知り合ったばかりの旅人さんよ」
ハナマル「へぇー」 夜
ザワザワ
チサト「……」ゴクリ
キャァアー! チサト「すごい……」
~~♪♪
『キミと キミと歌えるなら 怖いものナイかも? 無敵だよ!』♪
~~♪♪
チサト「キミと歌えるなら……」 ~~♪
ヨハネ『世界中へと 響け』♪
『Wonder sea breeze』♪
~~♪
チサト「世界中へと響け……!」
キャァー! ワアァアアー!
9人『ありがとうございました!』
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ヨハネ「おまたせ、チサト」タタッ
チサト「ヨハネちゃん!」
ヨハネ「観に来てくれたのね、ありがとう!」
チサト「すごかったよ! ヨハネちゃんも、他の子達も……!」 ヨハネ「う、うん、どうも//」テレッ
ヨハネ「ねえ、この後みんなと打ち上げあるんだけど、よかったらチサトも一緒に」
チサト「ごめん。やることが出来たから、もう行かなきゃ」
ヨハネ「え、こんな時間に?」 チサト「ヨハネちゃん達のステージを観て、聴いて、わかった」
チサト「もう逃げるのはおしまい」
チサト「あの子を支えるために、帰らなきゃ。ひとりなら無理でも、仲間とならきっと……!」
ヨハネ「……そう、せっかく友達になれたのに」
チサト「また遊びに来るよ。その時はたこ焼きカーで来るからね!」 ヨハネ「た、たこ焼きカー!?」
チサト「ヨハネちゃんの仲間のみんなにたこ焼きをたくさん焼くから! 楽しみにしてて!」
ヨハネ「うん……待ってる」
チサト「じゃあ、またねヨハネちゃん」
ヨハネ「またね、チサト」 チサト「ういっす!」
ヨハネ「う、ういっす!」
チサト・ヨハネ「「ういーっす!」」
スタスタ
チサト「ふふ……♪」
チサト「ヌマヅのたこ焼き屋、来てよかったぁ!」ニコッ
おわり 非常にシンプルで、非常に読みやすい
良いSSだ、感動的だな こういうクロスオーバー大好き。スクスタ2があるとしたらこんな感じのも入れて欲しい。 1乙、すごくよかった
たこ焼きカーで幻日Liella!とヌマヅに来る続編はよ 幻ヨハSS初めてみたんだがそれがクロスオーバーとは
乙やで >>42
ヨハネが妖精形態のルビィちゃんに性処理させてるのが多分初 乙、凄く良かった
チサトがヨハネ玉を気に入るのいかにもありそうだなw
ヨハネ世界と他シリーズのクロスオーバーもっと書いて チサトちゃんの使用武器、なんだろう
体術メインかな >>42
荒らしのぎょうざがSSスレに来んなよ死ね ちぃ
「なぁに、通りすがりのたこ焼き屋さ。」
かっこええな。🐙 カポエイラはいやこれダンスの練習なんで。武術じゃないんで。と奴隷たちが言い訳して伝承されたブレイクダンスに似た武術やね 幻日ちぃちゃんはスピニングバードキック的な蹴り技やりそう ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています