【SS】ランジュ「きゃあっ!北海道よ!」
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https://i.imgur.com/PPzNrkY.jpeg
せつ菜「こんばんは!!優木せつ菜です!!」
かすみ「可愛い可愛いかすみんですっ!!」
せつ菜「4月から約3カ月間、6都市に渡って開催されてきたにじたびファンミツアー、それに伴ってお送りしてきたにじたびssもこの札幌編でついに最後となってしまいます!!」
かすみ「お読みいただいた皆さん、本当にありがとうございます!!」
せつ菜「今回の北海道編もとんでもない事態が起こってしまいます!!さてどうなってしまうのやら……」
かすみ「では、にじたびss最終夜、北海道編、スタートですっ!!」
かすみ「……って何なんですか、せつ菜先輩。こんな前枠、今までなかったですよね??ていうか最終夜って何ですか、お昼に読む人もいるかもしれないのに……。」
せつ菜「聖地ですからね!!ここでやるのが夢だったんです!!」
※やりたいことやり終わったんで今度こそ真面目に書きます。 〜にじたび北海道公演前日〜
『当機はまもなく、新千歳空港に着陸いたします。』
ランジュ「きゃあっ!北海道よ!見て見て栞子、とってもきれいよ!」
栞子「もう、はしゃぎ過ぎですよ、ランジュ。ほら、シートベルトを着けてください。」
せつ菜「かすみさん!!飲み物のカップが、◯滅の刃です!!」ペカー
かすみ「うぅ……気圧のせいで耳痛い……せつ菜先輩、静かにして下さい……」キーン ランジュ「着いたわ!!観たいところがたくさんあるから早く行くわよ!!」
栞子「ふふっ、ランジュったら、今日のためにずっと図書室に籠もってましたよね。」
ランジュ「当然よ!時間には限りがあるから少しでも効率的に周らないといけないわ!」
かすみ「ランジュ先輩、かすみんお腹空きましたよ〜。」グゥゥ
ランジュ「無問題ラ!これからさっそくお昼を食べに行くわよ。ランジュが調べた美味しいお店に連れてってあげるわ!!……」フラフラ ランジュ「……。」バタリ
栞子「ラ、ランジュ!!?」
せつ菜「ランジュさん!?大丈夫ですか!!」
かすみ「ラ、ランジュ先輩!!??」
ランジュ「……し、栞子……」
栞子「……、す、すごい熱です……ど、ど
どうすれば……」アタフタ
せつ菜「とりあえず病院で診てもらいましょう。私たちであれこれ考えても仕方のないことですよ、栞子さん?」
栞子「は、はい……」 〜札幌市内・宿泊先ホテル〜
ランジュ「zzz……」
せつ菜「大したこと無くてよかったですね。」
栞子「はい、少し疲れが溜まってたみたいで、お医者さんも一日寝れば治ると仰っていました。」
せつ菜「今日のためにずっとあれこれ調べているようでしたからね。」
かすみ「ランジュ先輩、観光するの楽しみにしてたのに……。」
せつ菜「かわいそうですが、仕方ありません。私たちも今日は部屋でゆっくりしましょう。」 栞子「あの……!ランジュは私が看ているので2人は予定通り出掛けて来て下さい。」
かすみ「えぇっ!?しお子何言ってるの、そんなことできるわけ……」
栞子「ランジュ、きっと悲しむと思うんです。自分のせいで台無しにしたと知ったら。ですから……」
かすみ「でも……」
せつ菜「……分かりました。かすみさん、行きましょう。」ニコッ
かすみ「えぇっ、せつ菜先輩!?本当ですか……?」
せつ菜「私たちがいたらランジュさんも休めないでしょうし、その分、楽しかったお話をいっぱい聞かせてあげましょう!栞子さん、ランジュさんのこと、お願いしますね。」ペコリ
栞子「はい、ランジュのことは任せて下さい。」 かすみ「ランジュ先輩、大丈夫ですかねぇ……」
せつ菜「かすみさん、お腹空きませんか?」
かすみ「そういえば、飛行機降りてから何も食べてなかったですね。」グゥゥ
せつ菜「ラーメン食べましょう!札幌といえば味噌ラーメンです!」 「お待たせしました、コーンバターラーメンです。ごゆっくりどうぞ。」
せつ菜「コーンとバター、まさに北海道って感じですね!」
かすみ「おいしそう……この穴のあいたレンゲ何なんですか?」
せつ菜「それを使うとコーンが上手に食べられるんですよ。……それでは……」
せつかす「いただきます!」
せつ菜「う〜ん!スープに溶けたバターの香りがたまりません!!」ズルズル
かすみ「ん〜〜〜!!コーンがシャキシャキしてて美味しいです!そうだ、しお子にLINEで自慢しちゃおう!」カシャッ あの公園結構遠いのに行ったんか
hitaruは移転したHTBと同じとこにあるし変な縁ができたな せつ菜「ふふっ、かすみさん、やっと笑顔になりましたね?」
かすみ「ええっ……かすみん今まで……」
せつ菜「ランジュさんのことが気になってたんですよね。常にみんなのことを考えられる、さすが私たちの部長です。」
かすみ「ま、まあ?それほどでもありますけど……?」
せつ菜「ただ、栞子さんも言ってたように、大事ではなかったのですから、あまりかすみさんが元気ないとランジュさんも落ち込んでしまいますよ?」
かすみ「はい……。」
せつ菜「そうだ、私札幌に来たらぜひ行ってみたいところがあったんです!付き合ってもらえませんか?」 ランジュ「すぅ……すぅ……」
♪ピロリン
栞子「おや?かすみさんから……」
『札幌名物味噌ラーメン!おいしいよ〜!』
https://i.imgur.com/47OqWzZ.jpeg
栞子「ふふっ、楽しそうで何よりです。そういえば私もお腹が空きましたね……」グゥゥ
栞子「ランジュもよく寝てますし、少しコンビニに買い物でも行きましょうか。」 『まもなく南平岸、南平岸です』
せつ菜「さあ、かすみさん!降りましょう!」
かすみ「ええっ!?なんか周り見渡す限り普通の住宅街なんですけど!?」
かすみ「うーん、全然他の観光客の人もいない……」テクテク
せつ菜「さあ着きましたよ!ここです!」
『平岸高台公園』
かすみ「えぇ……普通の公園みたいですけど……」
せつ菜「う〜ん!!目を閉じれば様々な名場面名キャラクターが蘇ります!!かすみさん、ぜひ私ここでやりたいことがあったのですが……」
かすみ「はあ、もう何にでも付き合いますよ〜。」 >>16
訂正します。
『まもなく南平岸、南平岸です』
せつ菜「さあ、かすみさん!降りましょう!」
かすみ「ええっ!?なんか周り見渡す限り普通の住宅街なんですけど!?」
かすみ「うーん、全然他の観光客の人もいない……」テクテク
せつ菜「さあ着きましたよ!ここです!」
かすみ「えぇ……普通の公園みたいですけど……」
せつ菜「う〜ん!!目を閉じれば様々な名場面名キャラクターが蘇ります!!かすみさん、ぜひ私ここでやりたいことがあったのですが……」
かすみ「はあ、もう何にでも付き合いますよ〜。」
※冒頭シーンに戻る https://i.imgur.com/ZToHtef.jpeg
栞子「カップラーメンを買ったのは久しぶりです。せっかくなので東京では見かけない商品を買ってみました。」
栞子「山わさび……北海道の名物でしょうか。いただきます……。」ズルズル……
栞子「……!?ゴホッゲホッ……!!な、何ですか!?涙が止まりません!!まるで催涙スプレーです……」
栞子「ゴホッゴホッ……」
ランジュ「ふわぁ〜。あれ、栞子どうしたの……」 栞子「あ、すみません。起こしてしまいましたね。具合はどうですか、ランジュ。」
ランジュ「もうすっかり良くなったわ。あの……ごめんなさい、栞子。アタシのせいで、せっかくの北海道、台無しにしちゃったわね……」
栞子「ふふっ。いいんですよ。かすみさんとせつ菜さんは2人で観光に行きましたし、私はランジュが元気になってくれればそれで十分です。」
ランジュ「栞子……。あの……私、栞子とどうしても行きたいところがあるの!」
栞子「ええっ、今からですか!?ランジュは大丈夫なのですか……?」
ランジュ「アタシはもう大丈夫よ!……栞子?」
栞子「まあ、ランジュがいいなら、少しだけでしたら……」 かすみ「そろそろホテルに戻らないとですねぇ。」
せつ菜「では!ホテルに戻って私のイチオシの企画を順番に〜」
かすみ「えぇ〜、かすみんいっぱい歩いて疲れましたよぉ。……あ!しお子とランジュ先輩に何か夜ご飯買っていってあげましょうよ。お寿司とか!」
せつ菜「いいですね!ランジュさんもあっさりしたものなら食べられるでしょうし。」 栞子「さすが北海道、日が暮れると冷えますね。」テクテク
ランジュ「でも、空気が澄んでて気持ちいいわ!」テクテク
栞子「それにしても、どうして調子を崩すほどまで今回の遠征に入れ込んでいたのですか?私は北海道だけですが、ランジュは広島にも行っていたではないですか。」
ランジュ「それは……その……アタシ、嬉しかったの!ファンミの組分けを決めたとき、栞子と一緒に行けるんだって。すごく楽しみだったの!」
栞子「ランジュ……」
ランジュ「さあ着いたわよ!!」 https://i.imgur.com/3kNIZWf.jpeg
栞子「わぁ……」
ランジュ「どうかしら……?」
栞子「すごく、綺麗です。まるで星空……雪景色のようにも見えますね……!」
ランジュ「この景色をどうしても栞子に見せたかったから、来られてよかったわ!本当はもっと色んなところ見たかったんだけどね……。」
※いや、マジですみません。2人はちゃんと藻岩山にいます。 栞子「また、きっと来れますよ。」
ランジュ「本当……?」
栞子「えぇ。私たちの同好会なら、きっと、もっといろんなところに行けると思います。」
ランジュ「……そうね!もう、ランジュ今から楽しみだわ!!明日からのファンミも最高のものにするわよ!!」
栞子「はい!……そろそろ降りましょうか、寒くなってきましたし。」
ランジュ「そうね!かすみとせつ菜ももう帰ってるかも知れないわ。……そうだ!二人にも心配をかけちゃったから……」 かすみ「しお子とランジュ先輩どこ行ったんだろう……。早くみんなでお寿司食べたい。」
せつ菜「どうですか、かすみさん!?次は32時間テレビなんてお勧めですよ!!さっそく……」
かすみ「えぇ、せつ菜先輩何枚DVD持ってきてるんですか……」
せつ菜「いつでも布教できるように全タイトル持ち歩いてます!!」ペカー ガチャ
栞子「ただいま戻りました。すみません、お二人とも、少し出かけていました。」
ランジュ「ただいま、二人とも!ランジュが帰ったわよ!」
かすみ「ランジュ先輩!もう具合は大丈夫なんですか??」
ランジュ「えぇ。ごめんなさいね、心配かけちゃって。すっかり元気になったわ!これ、買ってきたから、みんなで食べましょう?」 >>25
草
もうちょっとアップにすればうまく合成できそう かすみ「これは……お寿司?」
せつ菜「ふふふっ。考えることは同じみたいですね!!さあ、みんなで食べましょう!!」
栞子「まさか、お二人も買ってきているとは……。」
かすみ「もう、かすみんお腹ペコペコですよぉ〜。早く食べよ!」
4人「いただきまーす!!」
ランジュ曰く、予定してたのとは違ったけど、この夜狭い部屋で4人で食べた寿司は、今まで食べたそれより美味しくて、楽しかったという。もちろん、他の3人にとっても、思い出深い夕食となりました。 以上です。今までお読みいただいた方、本当にありがとうございました。
ちなみに、夜公演が終わってから藻岩山に写真を撮りに行ったのですが、濃霧で視界ゼロのため売店で絵葉書を買う茶番になりました。二人はきっときれいな夜景を見られたことでしょう。
https://i.imgur.com/p8JcV4W.jpeg 山わさびスナック菓子も最近あるよね、帰省したら買い溜めしてる
南6条のセコマ本社の下の店舗は他のセコマにない試行販売の商品が置いてあったりするよ
あとセコマは店舗によって値段違ったりする
狸小路の千秋庵の横のセコマは全体的に高かった 乙
北海道を含めてにじたび全部満喫できて良かったね
ちなみに日曜日クラーク像のところに行ってラム食べた 札幌観光してくれてありがとう!
ちなみにおすすめは新千歳にある立ち食い寿司だから次来たら食べてな!!! シリーズ完結乙
冒頭の入りは大好物でした!俺も行きたかったけど意外と時間要したから断念したわ… ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています