かのん「全裸のすみれちゃんを神社に放置してきちゃった……」
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数時間前・・・
かのん「可可ちゃん、頼み事って何?」
可可「かのん! すみれの巫女装束を写真に撮ってきて欲しいのデス!」
かのん「え、なんで?」
可可「新衣装の参考にしたくて」
かのん「なるほど。でも自分で撮れば良いんじゃないの?」
可可「恥ずかしくてそんなこと頼めマセン! すみれに借りを作りたくないデス!」 かのん「可可ちゃんがお願いすればすみれちゃん喜ぶと思うけどなあ」
可可「ダメデス! すみれは絶対ククに得意気になるに決まってマス!」
可可「かのんお願いしマス!」
かのん(そこまで頼られると断りにくいなあ)
かのん「うん、いいよ!」
可可「ありがとうデス!」パァァ 神社
かのん「あ、すみれちゃんいた!」タタッ
すみれ「そりゃ居るわよ。私の家なんだから」
かのん「それもそっか」
すみれ「何の用? 今日は家族がみんな出かけてて、1人で掃除しないといけなくて忙しいんだけど」
サッサッ
かのん「いやー巫女服似合ってるねえやっぱり」ニヤニヤ
すみれ「……褒めたって何もあげないわよ」
かのん「本心だよ!」
すみれ「あっそ。ありがと。じゃあ掃除に戻るから」
かのん「待って! ちょっとだけ写真撮らせて!」
すみれ「はあ?」 かのん「ほら、こっち向いて! はいチーズ!」
すみれ「待ちなさいったら待ちなさい! いきなり何よ!?」
かのん「ほら、すみれちゃんすっごく綺麗だから撮りたくなっちゃって」
すみれ「なっ……//」カァ
かのん(可可ちゃんのお願いだってことは内緒にしとかないとね)
すみれ「ま、まあこの私だもの。当然ね//」
かのん「ほら、こっち向いて向いて!」
すみれ「仕方ないわねえ。少しだけよ!」 かのん「あーいいねいいね!」
カシャッ カシャッ
かのん「うーん最高! 可愛い!」
すみれ「もう//」
かのん「じゃあ次は」
すみれ「わかってるわ。ポーズをとれば良いんでしょ? 行くわよ、ギャラクシー!!」ジャーン
かのん「ううん。後ろ向いて」
すみれ「ギャラクシー!?」ガーン すみれ「なんで後ろ姿なのよ! 顔を写しなさいよ!」プンプン
かのん「あ、えーっと」
かのん(参考資料だから色んな方向から撮りたい、とは言えないよね)
かのん「ほら、真の美人は後ろ姿も美人だって言うじゃん?」
かのん「すみれちゃんくらいになると後ろ姿も綺麗でオーラ出てるから、撮りたくなっちゃってさー」
すみれ「そ、そう?//」テレッ
すみれ「仕方ないわねえ。後ろ姿も撮っていいわよ」 カシャッ カシャッ
かのん「いいね! 可愛いよ!」
すみれ「ふ、やっと私の魅力がわかってきたようね//」
かのん(さて、色んな角度からの写真も撮ったし)
かのん(そろそろ撤収かな。可可ちゃん喜ぶだろうなー)
すみれ「あら、もう終わり?」
かのん「あ……」
かのん(ちょっと待って。せっかく可可ちゃんが私を頼ってくれたのに、言われたことをやるだけで良いの?) かのん(可可ちゃんはすみれちゃんのことになると素直になれないから、きっと本心ではもっと色々な写真を見たいはず!)
かのん(そうだよ。仲間なんだから、私も可可ちゃんの期待を超えていかないと!)
かのん(もっと衣装の参考になる写真を撮ろう!)
すみれ「ちょっと、どうしたのよ深刻な顔して」
かのん「すみれちゃん、脱いで」
すみれ「はぁ!?」 かのん(私が思うに、巫女服を着た状態のすみれちゃんを撮るだけじゃダメ)
かのん(服のサイズ感がわかるように、すみれちゃんの裸の姿も撮っておかないと参考にならないはず!)
すみれ「い、いきなり変な冗談言わないでよ!//」
かのん「本気で言ってるよ」
かのん「私は巫女服を着たすみれちゃんも好きだけど」
かのん「何も着てないすみれちゃんも好き」
かのん「だから脱いで!」
すみれ「~~~っっっ!!//」カアァ すみれ「だめ……」ボソッ
かのん「え?」
すみれ「こんなところで脱いだら誰か来ちゃう……//」
かのん「大丈夫だよ! すみれちゃんの神社ぜんぜんお客さんいないし!」
すみれ「……」
かのん(あれ?) すみれ「……」モジモジ
かのん(なんか様子が変なような)
すみれ「そこの……お賽銭箱の後ろに隠れて脱ぐから……//」
かのん「!」
すみれ「覗かないでよ! 良いって言うまで来ないで//」
タタッ
かのん(賽銭箱の裏に隠れちゃった)
かのん(とりあえず協力してくれるみたいで良かった!) かのん「すみれちゃん、もう脱いだ?」
すみれ「まだに決まってるでしょ!// 今からよ!」
ファサッ…
シュル…パサッ…
プチ…
かのん(あ、すみれちゃんの巫女服の上下が賽銭箱の上に置かれた!)
かのん(そして靴下と靴、肌着と下着も置かれた!)
かのん「すみれちゃん、もう裸になった?」
すみれ「なっなったけどちょっと待って// 心の準備が……//」 かのん「わかった。待つね」
かのん(この目の前の賽銭箱の裏側には全裸のすみれちゃんが……)ゴクリ
かのん(あ、すみれちゃんが心の準備をしてる間に、服だけ撮影しとこう!)
かのん(賽銭箱の上じゃ撮影しにくいから広い所に移動して撮らないとね)
かのん(巫女服と、一応サイズ感の比較になるかもしれないから下着とかも全部持って行こう)
かのん「すみれちゃん、ちょっと離れるね!」
すみれ「は!?」
かのん「心の準備が出来た頃に戻ってくるから!」タタッ その下着、私が買いますの
5円玉を賽銭箱に入れてくるから待っててください 力業すぎるがかのんならやりそう感がすごい(こなみ) これで忘れたままどっか行っちゃうとかヤバすぎでしょ このままエタったらすみれは全裸のままずっと放置されることになるんだが その時俺が乗っ取って汚っさんによる凌辱物にするから安心して保守して欲しい これでSSが終わりってとこまで含めてオチなら1はネタバラシしてほしいw かのん「さーて、この服はどこで撮影しようかなあ」スタスタ
かのん「屋外だとよく見えないし、屋内のほうが良いよね」
かのん「可可ちゃんのために完璧な資料になる写真を撮ってあげたい!」
かのん「そうだ! 撮影に詳しい子と言えば!」
プルルル
かのん「もしもし夏美ちゃん? 今どこに居る? 会いに行くね!」 すみれ「かのん!」
すみれ「かのん!!(怒)」
すみれ(って、あんまり大声出せないわよね。誰か来たらやばいし……)
すみれ(もーー!! かのんのヤツどこ行ったのよ!!)
すみれ(って、裸で待ってる必要なんか無いわ。何やってんのかしら私)
すみれ(とっとと服を着て……)サッ
すみれ「!?」
すみれ(服が無い!? 巫女の装束だけじゃなく……)
すみれ(肌着も下着も靴も靴下も全部なくなってる!?) すみれ(嘘でしょ!? お賽銭箱の裏で裸になって……服が無いって……)
すみれ(かのん!!! アイツ許さない!!!)
すみれ(いや……)
すみれ(……お、落ち着きなさいったら落ち着きなさい私)
すみれ(服はお賽銭箱の上に乗せてた。風か何かで前に落ちただけかも)
すみれ(お賽銭箱の前側を確認しないと……)
すみれ(で、でもそのためにお賽銭箱の外に身を乗り出して……ハダカを晒さないと//)
すみれ(もしそのタイミングで参拝客が来たら……///)ドキドキ
澁谷家
夏美「急に呼び出してどうしたんですの?」
かのん「実はさ、この服の撮影を手伝って欲しいの!」
ズラッ
夏美「これは……巫女の服? 見覚えがあるような」
かのん「うん。すみれちゃんの巫女服だよ」
夏美「じゃあこっちの下着も……かのん先輩とはサイズが違うと思ってましたが」
かのん「もちろんすみれちゃんのだよ!」 かのん「実は……」
夏美「なるほどですの。それで可可先輩のために撮影したいと」
かのん「うん。お願いできる?」
夏美「もちろんですの! 撮影のことならこのオニナッツにお任せですの!」
かのん「ありがとう!」パァ
夏美「それにしても、下着まで貸してくれるなんてすみれ先輩も太っ腹ですの//」
かのん「すみれちゃんも優しいからね」 夏美「ところで、すみれ先輩の服を撮影するのには一緒じゃないんですの?」
かのん「あー、すみれちゃんなら……」
かのん「……あ」
夏美「どうしましたの?」
かのん「やばい」
かのん「全裸のすみれちゃんを神社に放置してきちゃった……」
神社
すみれ(よし、ずっと聞き耳を立ててたけど明らかに参拝客は誰も来てないわ)
すみれ(一瞬だけ体を出してお賽銭箱の前側を見て、服があったら回収するだけ)
すみれ(私は全裸だけど)
すみれ(その瞬間に誰か来るなんて確率的にありえないったらありえない!)
すみれ(い、行くわよ!)ドキドキ
すみれ(その瞬間に誰か来るなんて確率的にありえないったらありえない!)
それがありえるかも すみれ(行くわよ……3,2,1!)
バッ
すみれ「っ!」
すみれ(お賽銭箱の前も服は残ってない! すぐ隠れないと!)
ササッ
すみれ(ふう……///)ドキドキ
すみれ(結局、人も居なかったから誰にも見られなかった)
すみれ(でも何なの? このイケナイ感覚は!?//)ドキドキ
すみれ(自分の神社の境内で裸で飛び出して、ドキドキしてる!?)
すみれ(って、何考えてるの私!)ブンブン
すみれ(とにかく、服がないなら出来ることはひとつ……)
すみれ(ここから家まで全裸で駆け抜けるしかない……!//)
すみれ(全速力で走ればたぶん、家の玄関まで20秒もかからないけど……)
すみれ(素っ裸で境内を走り抜ける……)ゴクリ
すみれ「うぅ……//」カァ
すみれ(……もじもじしてても仕方ないわ)
すみれ(人が居ない今のうちに行かないと、手遅れになる!)
すみれ(行くわよ!)
バッ ダダダッ
すみれ(ひぃぃ//)
すみれ(私いま、境内のど真ん中を裸で駆け抜けてるっ!//)
ダダッ
すみれ(玄関までもう少し!)
すみれ(って、玄関の前に誰か居る!?)
恋「あ、すみれさん」
キキーッ
すみれ「あっ」
恋「?」
恋「ふえっ!?///」
すみれ(終わった)
恋「すすすすみれさん!?//」
恋「作曲の件で相談があって来てみたのですがっ……//」
恋「な、なぜは、は、ハダカ!?//」カァァ
すみれ「えっと」
すみれ(いや……恋ならもしかして) すみれ「恋!!」
恋「はいっ!?」
すみれ「なんで、ですって? それはこっちのセリフよ!」
すみれ「あなたこそなんで神社で服を着てるの!!」
恋「!?」
すみれ「ここは神域よ! 神様の御前で服なんて着て失礼だと思わないの!?」
恋「ええええ!?」
すみれ(よし、押し切れる!) 恋「で、ですがっ神社でそんなこと聞いたことありませ」
すみれ「この国には八百万の神様が居るのよ! ウチの神社がお祀りしてる神様は服がキライなの!」
すみれ「早く脱がないと祟られるわよ!」
恋「た、祟りですか!?」ビクッ
すみれ「はやく脱ぎなさい。全部!」
恋「う、うぅぅ///」カァァ
すみれ「恥ずかしがってどうするの!」
恋「で、ですがぁ//」カァ
すみれ「じゃあ私が手伝ってあげるわ」
サワッ
恋「きゃっ//」
恋「わかりました!// じ、自分で脱ぎますからぁ!//」 ファサッ
パサッ…
すみれ「……」ゴクリ
恋「あまり見ないでください//」
すみれ「え、ええ//」
恋「下着も脱がなくてはいけないのですか?//」
すみれ「もちろん。私と同じで全部脱ぎなさい」
恋「はい……//」
プチ・・・
スルスル・・・
恋「ぜんぶ脱ぎました・・・・・・//」スッポンポン
すみれ「よ、よく出来たわ!//」
すみれ(やば、恋の裸・・・・・・めちゃくちゃ綺麗//) ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています