璃奈「Liella?」浅希「そう! 最近人気のスクールアイドルなんだよ!」
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色葉「今、メンバーが9人に増えて大注目されてるよね」
今日子「そう! ラブライブの優勝候補とも言われてるの!」
璃奈「噂に聞いたことがあったから、私も知ってるよ。みんな可愛い。好き」キュン
浅希「璃奈はどの子がお気に入り?」
璃奈「>>3」 >>92
それでもロリコンにはならないと思うんですがそれは… 浅希「……本当は私なんかじゃなくて、すみれさんと遊びたかったんでしょ?」
璃奈「……えっ!?」
璃奈(浅希ちゃん……どうして……すみれさんとのことを……!?)
浅希「ごめんっ……実は……前に一人でお買い物に行った時に……見かけたことがあって……」
~~~~~~~~~~
数週間前・・・
浅希(最近璃奈となかなか一緒にお出かけできないのは寂しいけれど……璃奈と一緒に行きたいお店を見つけられたし、良かったな」
浅希「……あれ?」
浅希(あそこにいる、ピンク髪で背の小さい女の子って……もしかして、璃奈!?)ドキッ
浅希(こんなところで会えるなんて……運命なのかな……///)
浅希「おーい! りな──」
璃奈「すみれさん、今日も一緒にお出かけしてくれて、嬉しい」
すみれ「私も、また璃奈に会えて、とっても嬉しいわ」
璃奈「すみれさん……」
浅希「──え?」
浅希(璃奈と一緒にいるのって……Liella! の平安名すみれさん!?) 璃奈「すみれさん……その……今日も、手、繋いで、いい?」
すみれ「ふふっ、仕方ないったら仕方ないわね」
ギュッ
浅希「……!?」
浅希(璃奈と、すみれさんが……手を握って……)
浅希「……」
私はその時璃奈に声を掛けられなかった。
璃奈が最近、私の誘いを断っていたのは、すみれさんと一緒に出掛けていることが理由だとわかった。
友人……いや、それ以上の関係なんじゃないかと疑って……
動揺した私は、その日ずっと頭が真っ白だった。 >>104
すみません、一部訂正します
璃奈「すみれさん……その……今日も、手、繋いで、いい?」
璃奈「すみれさん……その……もう一度、手、繋いで、いい?」 あれから、璃奈とすみれさんの関係が、どうしても気になって、私は直接、確かめようとした……
浅希「璃奈……その……この前のお休みなんだけど……」
璃奈「あ……浅希ちゃん……その……いつもお誘いを断ってしまって……ごめんなさい……」
浅希「う、ううん。そのことなら大丈夫だよ」
璃奈「次のお休みは、予定がないから、遊びに行こう?」
浅希「えっ……? い、いいのっ……? ///」
璃奈「もちろん。浅希ちゃんと、遊びに行きたいから」
浅希「あ、ありがとう、璃奈っ!」ニコッ
璃奈が私のことを気にしてくれてることが嬉しくて、その日から一旦、璃奈とすみれさんの関係については、考えないようにした。 浅希「璃奈、その……今週末の予定は空いてる?」
璃奈「うん。空いてるよ」
浅希「じゃあ、また一緒にお買い物に行こうよ!」
璃奈「うん! 璃奈ちゃんボード『ワクワク』」
浅希「ふふっ♪」
浅希(璃奈、最近は誘ったらいつも来てくれる……やっぱり、璃奈に恋人がいるだなんて、考えすぎだったよね)ホッ
それから、璃奈がすみれさんと遊びに行っている様子もなかったから……きっと私の思い違いだったんだよね?
私は、そう思うようにした……だけど……
浅希(あっ……あのカチューシャ……すみれさんの着けてるのと、似てるかも……)
もし、璃奈とすみれさんに何かあるなら……私がこれを着けたら、何か反応するんじゃないか。
そう、考えてしまった。
浅希「あっ、このカチューシャ可愛いかも!」スッ
璃奈「……カチューシャ」
浅希「うん。着けてみよっかなって思ってて、ちょうど欲しかったんだ」
浅希「試着してみよ……どうかな、璃奈?」スチャッ
璃奈「──!」
浅希(──!? 璃奈……?)
無表情だけど、私にはわかった。
いつも、璃奈のことを見ていたから。
璃奈は、璃奈が思ってるより、わかりやすいから。
璃奈は、明らかに、辛そうな顔をしていた。 それからも璃奈は、何度も何度も、悲しそうな表情をしていた。
気付いてしまった。
璃奈は、私よりも、すみれさんと一緒に過ごしたかったんだ。
私じゃなくて、すみれさんと。
きっと、璃奈は、すみれさんのことが、好きなんだ。
~~~~~~~~~~
浅希「急に……すみれさんと一緒にいられなくなったのには、何か理由があったんだよね?」
浅希「それで今日、そんなに、辛そうなんだよね?」
璃奈「……浅希ちゃん」
璃奈(まさか、浅希ちゃんに、すみれさんと遊びに行ってることを、知られていたなんて……)
璃奈(でも、浅希ちゃんに、これ以上心配かけたくない……)
璃奈(あったことを……正直に話そう……)
璃奈「実はね──」 ・・・
浅希「──話してくれて、ありがとう、璃奈」
璃奈「うん……。振られちゃったけど、私、まだ、すみれさんのことが……好きみたい」
浅希「璃奈……」
璃奈「ごめんね……心配かけて……でも、すぐに気持ちを切り替えないと、だね」
璃奈「聞いてくれてありがとう、浅希ちゃん。少し、スッキリした」
浅希「……」
璃奈「……浅希ちゃん?」
浅希「>>115」 この世界のクゥすみは友情系っぽいから行けるぞりなりー すみれじゃなくきな子やメイだったときが想像つかない >>122
今気付いた
どっかのサイコハートより遥かに上手いよ >>76はスレを混乱させた罰として四季璃奈SSを書きなさい 良安価ゆえに話が切なくなりすぎて作者が続きに苦慮する悲しきスレ たくさんコメントいただきありがとうございます! 日を跨いでしまい、申し訳ございません。
遅筆ですがご容赦ください。 浅希「璃奈は本当に…それでいいの?」
璃奈「えっ」
浅希「すみれさんのこと、諦められるの?」
璃奈「……それは」
浅希「諦められないから、そうやってすみれさんのことばかり、考えちゃうんじゃないの?」
璃奈「……でもっ……私はもう……振られたんだよ? そんなの、もう、諦めるしか──」
浅希「──私の知ってる璃奈は、いつだって諦めなかったよ!」
璃奈「!」
浅希「最初のジョイポリスの時も、しずくちゃんが悩んでる時も、フェス開催の実現が難しい時も、そのフェスがトラブルで中断しそうな時も、ユニットを組んだ時だって!」
璃奈「……浅希ちゃん」
浅希「璃奈のことを、ずーっと見てたから、わかるもん! だって私は璃奈のこと……」
浅希「……璃奈のことを……ずっと応援してる……ファンだもん!」
璃奈「……!」 璃奈「……浅希ちゃんの応援は、いつだって私に力をくれるね」
浅希「……え?」
璃奈「私、すみれさんに振り向いてもらえるまで、何度でも気持ち、伝えてみる」
浅希「……うんっ! 頑張ってね! 璃奈!」
璃奈「私、浅希ちゃんと友達で、本当に良かった」
浅希「……私もだよ、璃奈」
璃奈「今日は、本当にありがとう浅希ちゃん!」
浅希「こっちこそ。買い物に付き合ってくれて、ありがとう」
璃奈「また、一緒に遊ぼうね! ばいばいっ!」
浅希「うんっ! ばいばい! また明日……」
浅希「……」
浅希(璃奈とすみれさん、スクールアイドル同士、うまくいくといいな)
浅希(私は……それを応援して、夢を見させてもらう、二人のファン。それで、いいんだよね)
浅希「……ううっ」ポロポロ 璃奈(すみれさんとは……あれから連絡を取っていなかったけど……連絡しよう……!)
璃奈(浅希ちゃんに、勇気を貰ったから……これからは私からガンガンいかなきゃ……!)
璃奈『璃奈です。もしよかったら、またすみれさんと一緒に遊びたいんだけど、いいかな?』ピロン
璃奈「……」ドキドキ
ピロン
璃奈「──!」
すみれ『>>138』 ラブライブ東京大会のあとで良かったら
(北海道合宿中) 北海道いいね!
ちな、俺も明日は東京から北海道へ遊びに出かける。 すみれ『ラブライブ東京大会のあとで良かったら』
璃奈「あっ……」
璃奈(そっか。もうすぐラブライブ東京大会なんだった……なのに、私ったら)
璃奈『終わった後で大丈夫。ラブライブ東京大会、頑張ってね』ピロン
すみれ『ありがとう』ピロン
すみれ『今、北海道で合宿中なのよ。お土産買ってきてあげるね』ピロン
璃奈(凄いな……北海道で合宿してるんだ……冬だから凄く寒そうなのに……)
璃奈(やっぱり、凄いスクールアイドルの人達は過酷な環境で修行するってことなんだね)
璃奈(……そうだ、すみれさんとは、同じスクールアイドル。仲間で、ライバル)
璃奈(私も頑張らないと) 【きな子宅】
すみれ「……」ポチポチ
かのん「すみれちゃん、何してるの?」
すみれ「ギャラっ!? な、なんだ、かのんね」
可可「きっとすみれはホームシックになって家族に連絡してしまったのデスね。泣き虫グソクムシデス!」
すみれ「そんなわけないでしょ! まぁ、可可は年中ホームシックになってそうだけど」
可可「なっ……すみれと一緒にするなデス!」
かのん「まぁまぁ、二人とも」
すみれ「……別に、ちょっと友達から連絡が来ただけよ」
可可「ナント! すみれにもトモダチがいたんデスか!?」
すみれ「あんた、私を何だと思ってるのよ」
かのん「……すみれちゃん、その友達のことも、大好きなんだね」
すみれ「──え?」
かのん「だって、凄く嬉しそうだったから」
すみれ「……そうかしら?」
可可「……ニヤニヤしてて気持ち悪かったデス」
すみれ「なんですってぇ!」
かのん「だから喧嘩しないの! ……ねぇ、どんな子なの?」
すみれ「そうねぇ……」
すみれ「>>148」 安価スレなのに遅筆で本当に申し訳ない気持ちです。続きは夜書けたら書きます。 とっても素直でいい子なんだけど、なんだか一人にするのは不安でほっておけない子…かしらね 是が非でもすみりな成立させようという意志を感じる
いいぞ りなりーが容姿含めてすみれのタイプだと言い切れないのが不安要素だが頑張ってほしい すみれ「とっても素直でいい子なんだけど、なんだか一人にするのは不安でほっておけない子……かしらね」
可可「ほっとけない……?」
かのん「すみれちゃんにとって、そんな人がいたなんて……幼馴染とか?」
すみれ「ううん。会ったのは最近なんだけど……なんだか気になっちゃう、不思議な子ね」
可可「……すみれと違って素直でいい子なんデシタラ、すみれが気にするようなことなんて何もないとは思いマスケドネ!」プイッ
すみれ「……そうね、別に私が気にすることじゃ、ないわね」
可可「アエ?」
すみれ「さ、明日も練習なんだし、早く寝ましょう」
かのん「そうだね」
すみれ「……」
(すみれ「私は……今は、スクールアイドルの仲間として、どうしても放っておけない仲間がいるのよ」)
すみれ「……はぁ」
すみれ(あんなこと言っておきながら、いつの間にか璃奈も、私にとって放っておけない存在になってたのね) 6cƠᴗƠ∂からの好感度高そうだし脳破壊祭りになるかもしれない 数日後・・・
愛「えっほ、えっほ……りなりー大丈夫? ついてこれてる?」
璃奈「えっほ、えっほ……うん、大丈夫」
愛「りなりー、最近本当に頑張ってるね」
璃奈「うん。年末のライブ、絶対成功させたいから」
愛「そうだね! アタシもりなりーに負けないように頑張るぞー!」
璃奈「私も負けない!」
璃奈(そういえば……すみれさんのいるLiellaが出場する東京予選も、もうすぐだったよね)
璃奈(彼方さんも、遥さんの応援に行くって言ってたし……)
璃奈(……私も、応援に行こうかな) 放置してしまい申し訳ありません……
現在外出していますが、移動中にできる限り続きを書きます(多分) ラブライブ当日
すみれ(いよいよ、今日が東京大会ね……)プルプル
かのん「すみれちゃん、もしかして緊張してる?」
すみれ「え?」
可可「もしかしてビビってるのデスか?」ニヤニヤ
すみれ「……そうかも」
可可「……すみれ」
すみれ(──って、何を弱気になってるの! ここで負けたら可可が上海に帰っちゃうのに……! しっかりしなさい、私!)
ピロン
すみれ「……ん? 誰かしら、こんな日に」
すみれ「──璃奈? 何かしら、このアドレスは──」ポチッ
すみれ「!!」
・・・ ・・・
『頑張れ〜!! スクールアイドル〜!!』
すみれ「……」ウルウル
かのん「まさか、こんなにたくさんの人から応援の言葉を貰えるなんて!」
可可「温かいデス……」
恋「結女の皆さんのメッセージもありました!」
きな子「クラスの友達もいたっす!」
メイ「こんなの、嬉しすぎるよ……」
四季「𝑬𝑴𝑶𝑻𝑰𝑶𝑵______」
夏美「スクールアイドル……最高……」
千紗都「みんなからたくさん元気、貰っちゃったね!」
Liella!「うん!」
すみれ「……泣き言なんて、言ってられなくなったわね!」グッ
可可「──すみれ!」パァァ
ピロン
すみれ(──あら? また璃奈から? 何かしら) すみれ(また動画?)ポチッ
璃奈『……すみれさん、こんにちは』
璃奈『この動画は、すみれさんにだけ、こっそり送った』
璃奈『私としては、大好きなすみれさんのこと、もっと応援したくて……』モジモジ
すみれ(何よ、それ)クスッ
璃奈『だから、私から、すみれさんへの精一杯のエール、受け取って』
璃奈『GO FOR IT! すみれさん!』ガンバレ
すみれ「……ふふっ、不器用ったら、不器用ね」
すみれ(不器用でも、精一杯の想いを伝えようとする、璃奈のそういうところが……)
すみれ(私は、大好きよ) ・・・
侑「東京予選は2ブロックに分かれてるから、どっちの配信を見るか迷っちゃうね〜」
せつ菜「はい……時間を分けてほしかったです……後でアーカイブが観れるとはいえ……くぅ〜! どっちもリアタイで観たい……」グヌヌ
彼方「私は当然、Bブロックの東雲を観るよ! 遥ちゃんに想いを届けないと……!」フンス
愛「りなりーはどうする?」
璃奈「──! わ、私はっ……」
浅希「──すみません! 璃奈は、私たちと一緒にAブロックのLiella!の配信を観ると決めていて……」
璃奈「あ、浅希ちゃん……」
愛「Liella!かあ〜!優勝候補って話題になってるあの……」
璃奈「うん……ごめん、彼方さん……遥さんの応援もしたかったんだけど……」
彼方「ううん、気にしないで〜」
浅希「じゃあ璃奈、行こう?」
璃奈「う、うん……」
璃奈「その、浅希ちゃん、ありがとう」
浅希「ううん……すみれさんのパフォーマンス、観たかったんでしょ?」ニコッ
璃奈「……うん、観たい」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています