四季「音楽室でメイと恋先輩を見つけた」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
恋「……」
メイ「…!……!!」ニコッ
四季(メイ、あんなふうに笑うんだ。初めて見る…) 恋「~♪」
メイ「~♪」
四季(ピアノ、二人で弾いて…とっても楽しそう…)
ぴとっ
四季「!」
恋「…!……… …?」
メイ「…、……」
メイ「////」
四季「っ…」ギュッ 四季「いやあ(棒)私より恋先輩がだいじなのー(棒)」 ガラガラガラッ!
恋「!」
メイ「四季!?お、おい、どうしたんだよいきなり入ってきて」
四季「あ…」
四季(いてもたってもいられなくって音楽室に入っちゃった…////)
四季「え、ええと、メイ、帰ってると思ったけど外履きあったから探してて…」
四季「携帯に何回も連絡したけど、反応なかったから…」
メイ「あ!ごめん。そういえばサイレントにしてたなー…ええっと」ガサゴソ
恋「それで校内を回って探していたんですね」
四季「…」コク
メイ「わっ!?すごい通知の数!」 四季「今日は部のほう休みなのに、どこなんだろうって…」
恋「メイさんのほうからピアノのレッスンをつけてほしいって、たまに音楽室でやってるんです」
恋「教えられるほどのものではないと思っているのですが…」
メイ「そんな事ないって!恋先輩のピアノ、表現豊かで…こういうふうに弾いてみたいって憧れるというか…///」
恋「まあっ!そこまで言ってもらえたのは初めてです!」ギュッ
メイ「だーっ!もう恥ずかしいってば!!」
四季「…」 メイ「さ、さあ!練習再開再開!もう一度ひとりで弾くから恋先輩、見てくれるか?」
恋「はいっ、ではそこの頭の方から」
メイ「おうっ」
~
メイ「~♪」
四季(メイ、休みの時も自分からピアノの練習を…)
メイ「…」ポロンポロン
四季(真剣な表情…打ち込むのは応援したい、だけど…) メイ「…♪」
メイ「…どうだった?恋先輩」
パチ…
パチパチパチパチ…
恋「…今までで一番良かったですよ!練習の成果ですね…はいっ」
メイ「!」
パシッ!
四季「あ…」
メイ「てて…ハイタッチ強いってば」
恋「す、すみません!普段やり慣れてないのについ…大丈夫でしたか?」
メイ「あぁ、平気平気!…くぅ~ まさかこんなに弾けるようになるなんて…恋先輩のおかげだぁ」
恋「そんな…地道に練習を重ねてきたおかげですよ?」ニコッ
四季「…」 四季(私が知らないメイのこと、どんどん増えていく……さみしい)
メイ「そうだ!恋先輩、恋先輩」ヒソヒソ
恋「はい?…! それはいい考えです!」
四季「??」
メイ「なぁ四季?四季もピアノ私と一緒に弾いてみないか?」
四季「ええっ?私…?そんな…全然弾けないのに…」
メイ「いーんだよ弾けなくても、私が一緒にやりたいんだから。教えるからさ」
四季「けどせっかくのメイの練習時間、無くなっちゃう…」
恋「四季さんにピアノの楽しさを知ってもらうことだって同じように大事なことですからっ」 メイ「ほらそっち座れよ 簡単なやつからはじめるからさ」
四季「わかった…その…」
メイ「ん?」
四季「ほんとに全然だから…優しく教えてね?////」
メイ「…!」
メイ「お、おう…///」 ~
メイ「なんだぁ…初めてなのに教えたら弾けるじゃんか……どうだった?ピアノ?」
四季「Not bad…悪くない…かな…///」
メイ「またまた~スクールアイドルやってる時みたいな楽しそうな顔してたぞー?」
四季「そ、そう…?」
恋「はい!とっても朗らかな表情で…それが音色にも出ていて心地よかったです」
四季「そこまで言われるほどには…恋先輩褒めすぎ…///」
メイ「おいおい照れんなって~!」ツンツン 四季「ええと…」
四季「今度から私もたまに、音楽室来てもいい…?」
恋「まあっ!」
メイ「大歓迎に決まってんだろ!今度も一緒に弾こうな!約束だぞ!」
四季「…うんっ、ありがとう」 おしまい
ひとくちSSのつもりが意外とかかってしまった 後日恋と四季が連弾している姿を目撃したメイの脳が破壊されるんだよね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています