かすみ「え!?歩夢先輩が目を覚さない!?」侑「そうなの…」@
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@部室
かすみ「ど、どういうことですか!?」
エマ「練習どころじゃないよ〜!」アセアセ
果林「新年早々、一体何があったのよ…」
侑「実は今朝……」 @歩夢の部屋
侑(……)ガチャッ
侑(……)コソコソ
侑(…今日は1月2日だよ。みんな、良い夢は見れたかな?)
侑(今からこっそり歩夢のベッドに侵入して、新年あけましておめでとう寝起きドッキリを仕掛ける)
侑(そしてそのまま、「歩夢、今年もよろしくね!今日は一日デートしよっ!」って切り出して…)
侑(新年あけましておめでとうデートを実行予定!)
侑(プレゼントも事前に買ってあるんだ!)
侑(練習はズル休みになっちゃうからみんなには悪いけど…)
侑(…歩夢、どんな表情をするかな?)
侑(きっとびっくりするよね)クスクス
侑(そして嬉しくて1期12話みたいな満面の笑みが見れるはず!)
侑(今年は卯年だからな〜。勢いで年始最初のあゆぴょんをやってもらおう)
侑(ムヒョヒョヒョヒョヒョヒョヒョwwwwwww)
侑「そう、このとき私は完全に自惚れていたんだ…」 侑(……)コソコソ
侑(……)スッ
侑(……)モゾモゾ
侑(…ぃよっしッッ!!歩夢のベッドに無事侵入できた!)
侑(うひょ〜相変わらず良い匂い〜柔らかい〜⎛(cV„ಡ ᴗ ಡV⎞ムフフ
歩夢『……う〜ん』ムニャムニャ
侑(!!)
侑(おっといかんいかん。今はドッキリに集中しないとね)
侑(歩夢の隣で生きてる実感を噛み締めたいのは山々だけど、今日はデートがメインだからね)
侑(じゃあ、早速起こそうか)
侑『……スゥッッッ』
侑『あゆむぅうううう〜!!!!!!!!あけましておめでとぉぉぉおおおおおおおおお!!!!!』
侑『今年もよろしくねぇええええええええええ!!!!!!』
侑(……我ながら一番の声量だったよ…。耳が痛いや)キーン
侑(せつ菜ちゃんにも負けない自信があるね)
/⁄*イ`^ᗜ^リ「私も負けませんよッッッ!!!!お待たせしました!!!今年一発目の洗濯機、オンッッッ!!!」
ノレcイ´=ω-) パチッ
ノレcイ´◉ω◉)「……あのさぁ。彼方ちゃんの初夢をどうしてくれるの?」
ノレcイ´◉言◉)「解ってるよねぇ…?せつ菜ちゃん?」
/⁄*イ`^ᗜ^;リ「ま、待ってください!!!!!ゆ、侑さん、助けてください!!!!!」ズリズリ
ノレcイ´◉言◉)「問答無用」ズリズリ
ンンンンアァァァアアアアアアア\スパァァァァァアアアアアアンンンッッッ!!!/ァア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!゛!゛!゛!゛!゛
侑(…?何か遠くの方から断末魔が聞こえたような?気のせいかな?) 侑(ともかく、歩夢は起きたかな?)
歩夢『……』スヤスヤ
侑(…あ、あれ?)
侑(あんなに大きな声を出したのに起きないなんて…)
侑(しかも今は朝7時、普段の歩夢ならもう起きている時間のはず)
侑(ましてや今日は同好会の練習があるんだから、もっと早く起きていてもおかしくない…)
侑(な、なんで…?)
侑(……もう一度やってみるか)
侑『……スゥッッッ』
侑『でもさぁぁああああ!!!歩夢を最初ッッから可愛いって思ってたのはぁぁああああ!!!』
侑『私なんだからねぇぇぇぇぇえええええええええええ!!!!!!!!!!!!!』
歩夢ママ『侑ちゃん!!!近所迷惑よ!!!』ガチャッ
侑『ご、ごめんなさい……』
侑(新年早々怒られちゃった…)シュン
侑(でも流石にこれで…)チラッ
歩夢『……』スヤスヤ
侑(えぇ……) @部室
侑「……というわけなんだよ」
侑「あのあとお義母さんにも助けを求めたんだけど…」
みんな(おかあさん??)
侑「疲れてるだけだと思うから寝かせてあげて?って言うだけで…」
侑「……」
侑「あの歩夢が、予定のある日に起きないことなんて今まで一度もなかったんだよ」ウルウル
侑「もう十年近く毎朝おしゃべりしている私が言うんだから、間違いないよ…」グスッ
侑(厳密に言うと、歩夢は一度だけ、小学校の遠足のとき遅刻をしたことがあるよ)
侑(集合時間に間に合うように、一緒に走ったなぁ〜)
侑(詳しくは歩夢のRainbow Daysを読んでね) かすみ「なるほど、確かに歩夢先輩が朝弱い印象はないですね」
愛「愛さんも、遅れる歩夢って見たことないよ〜」
しずく「私もです」
エマ「同好会だと果林ちゃんだけだよね〜」クスクス
果林「ちょっとエマ!今私は関係ないでしょ///」
かすみ「……というか侑先輩、新年早々ズル休みするつもりだったんですか〜?」ムムム
侑「そ、それはゴメン!年末は全然歩夢との時間が取れなかったからさ」アセアセ
かすみ「まあ、今回だけはかすみんに免じて許してあげます」
かすみ「それより、歩夢先輩をどうにかしましょう!」
栞子「一人欠けた状態で練習するというのも、良くないですもんね」
ランジュ「そうね。歩夢がいないなんて寂しいわ!」
ランジュ「…ところで彼方は隈がすごいのね。寝れなかったのかしら?」
彼方「……そんなところだよ。ね、せつ菜ちゃん??????」ギロッ
せつ菜「ハイ……」 璃奈「私も、歩夢さんがそこまで起きないのはおかしいと思う」
璃奈「侑さん、今も歩夢さんは寝てるの?」
侑「ちょっと待ってね…璃奈ちゃん特製カメラ付きクソゲーカセットぬいぐるみの映像を確認するね」
かすみ(りな子なに作ってるの……)
侑「うん、気持ちよさそうな顔で寝てるね」
璃奈「了解」
璃奈「きっと、こうなったのには何か原因があると思う」
璃奈「侑さん、思い当たる節はない?」
侑「う〜ん……。昨日まではいつも通りの歩夢だったと思うけど…」
璃奈「…今日は1月2日、もしかしたら歩夢さんが今見ている夢がヒントになるかもしれない」
璃奈「このままじゃ練習はできない。ちょっと歩夢さんの家に行って様子を見てみよう」
果林「そうね。早く解決して、練習始めましょ」
璃奈「それじゃ、れっつごー」
璃奈「璃奈ちゃんボード『何か匂うな…』」 @歩夢の部屋
歩夢「……」スヤスヤ
せつ菜「…本当に気持ちよさそうに寝てますね」
侑「ぁゆむぅ……はゆむぅ……」ウルウル
かすみ「心なしか幸せそうな顔をしています」
彼方「彼方ちゃんが代わってあげたいくらいだよ〜」
愛「歩夢の良い眠りで『いいね』無理!なんちゃって!」
璃奈「は?」
侑「プヒョヒョヒョヒョヒョヒョヒョヒョヒョヒョヒョヒョwwwwwwww」ゲラゲラ
ミア(えぇ……) 璃奈「とりあえず、手っ取り早く原因を見つける」ゴソゴソ
璃奈「これを使う」スチャッ
しずく「璃奈さん、それは……?」
璃奈「これは夢の中を映し出す装置。名付けて夢見るくん1号」
璃奈「これで歩夢さんの夢を覗いて、ヒントを探ってみる」
ランジュ「すごいわ!」
璃奈「さらに、私たちが対象の夢に入ることもできる」
璃奈「もし原因が判ったら、私たちが歩夢さんの夢に入って対処する」
かすみ「りな子すごすぎでしょ……本当に高校生?」
璃奈「璃奈ちゃんボード『私に不可能はない』」
侑「璃奈ちゃん!早速お願い!!」
璃奈「じゃあ、歩夢さんの頭にセットしてっと…」ゴソゴソ
璃奈「スイッチオン!」ポチッ
ブーーーーーン
璃奈(映像内と現実の歩夢さんを区別するために、映像の歩夢さんは@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リになるよ) エマ「すごい!映像が見えてきたよ!」
しずく「一体どこでしょう…?夜のお台場?」
栞子「イルミネーションが綺麗ですね」
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ『……』ニコニコ
彼方「歩夢ちゃん、すっごく笑顔だね〜。何があったんだろう?」
侑「私はただ……この満面の笑みの歩夢が見たかっただけなのに……」グスッ
かすみ「侑先輩…。きっと解決しますよ」ギュッ
侑「か゛す゛み゛ち゛ゃ゛ん゛!゛」ギュッ
歩夢「……」ピクッ
愛(ん?) ミア「歩夢が何か喋ってるみたいだ」
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ『……ャン。キョ……コ……アリガ……!』
愛「りなりー、もっと解像度上げられる?」
璃奈「任せて」
璃奈「周波数を調整するね」カタカタカタカタ
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ『みン…やくソ………大丈……なの?』
せつ菜「聴こえてきました!」
璃奈「もう少し」カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ『そうなんだ…!えへへ、ありがとう!』ニコッ
かすみ「おお!はっきり聴こえます!」
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ『じゃあ、今日は時間いっぱい楽しもうね♡』ギュッ
⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞『うんっ!』ギュッ
かすみ「へっ?」
愛「ゆうゆも一緒にいるじゃん!」
侑「えぇぇぇええ!?なんで!?」
璃奈「あっ(察し)」 @cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ『じゃあ、最初はどこ行こっか?』
⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞『時間も限られてるし、まずダイバーシティのレストランに行こう』
⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞『その後カフェでテイクアウトして、一緒にゆっくり歩いて帰らない?』
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ『良いね!賛成だよ』
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ『ゆうちゃんと一緒の時間を過ごすことが、何よりの幸せだもん♡』
⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞『ふふっ。私もだよあゆむ』ギュッ
🌸cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ『も、もう〜ゆうちゃんったら〜///』ポンッ
歩夢「……♪」スヤスヤ
かすみ「な、なんですかこの甘々ゆうぽむは…」
果林「私ちょっとコーヒー買ってくるわ」スッ
ミア「僕も行くよ」スッ
しずく「歩夢さんの想像力…いや創造力は見習わなくてはなりませんね…」メモメモ
かすみ「しず子なにメモ取ってるの!」
ランジュ「辺り一面赤と緑だったから、クリスマスを想定しているのかしら」
璃奈「続きも見てみよう」 @cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ なるほど…
@cメ*˶˘ᴗ ˘ リΦ メモメモ ⎛(cV„- _ -V⎞『はぁ〜〜。こたつあったか〜い』ヌクヌク
⎛(cV„- _ -V⎞『はゆむ〜みかん取って〜』
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ『もうっ!はいどうぞ』っ🍊
⎛(cV„- _ -V⎞『ありがとう〜』
⎛(cV„- _ -V⎞『剥くのめんどくさい〜あゆむやって〜』
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ『全く…めんどくさがり屋さんなんだから…』ニコニコ
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ『はい、あ〜んして』
⎛(cV„- o -V⎞『あ〜ん…』モグモグ
⎛(cV„- ᴗ -V⎞『うん、やっぱりあゆむのみかんはまごころいっぱいでおいしいね〜』モグモグ
⎛(cV„- ᴗ -V⎞『毎日食べさせて〜』モグモグ
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ『毎日って…/// 別に私が作ったわけじゃないよ///』
⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞『好きだよ。あゆむ』
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ『もう!ふざけないで///』アセアセ
⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞『ふざけてないよ』チュッ
🌸cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ『…!!!』ポンッ
₍₍🌸cメง*˶ˆ ᴗ ˆ˵リว ⁾⁾『…し、信じるからね///』ドルゥゥゥウン!!!ドルゥゥゥウン!!!
愛「あっま」
歩夢「…zzz」ニヤニヤ
侑「歩夢の夢の中の私は何やってるの……///」ドキドキ
せつ菜「…///」ドキドキ
かすみ「かすみんもコーヒー買ってきます」スッ
エマ「とっても甘々で尊みが深くて草だよ〜」
栞子(ちょっと羨ましいですね。いつか私もランジュと…)ドキドキ
彼方「…う〜ん、雰囲気は大晦日かな?」
ランジュ「そうみたいね。ランジュ、こたつって体験したことないから気になるわ!」
璃奈「…何となく原因わかったけど続きを見てみよう」 ⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞『3、2、1、……』
⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞『あゆむ!あけましておめでとう!!』
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ『おめでとう!』
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ『今年もよろしくね!』
⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞『もちろんだよ!』
⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞『じゃあ早速、初詣に行こう!』ギュッ
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ『えっ!深夜だよ!?』
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ『りんかい線とかメトロの深夜ダイヤはないし、朝でも良いんじゃない?』
⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞『大丈夫、薫子先生にお迎えをお願いしておいたんだ!』
⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞『ささっ、着替えた着替えた!私も一度部屋に戻って着替えてくるね!』ガチャッ
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ『……』ポツン
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ『…もう、ゆうちゃんはいつも急なんだから』
@cメ*˶- ᴗ -˵リ『…でも、そういうところが好きなの///』 ⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞『あゆむ〜!着替え終わった〜?』ガチャッ
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ『うん、どうかな?似合ってる…?』
⎛(cV„Ò _ ÓV⎞『……ゴクリ』
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ『…ちょっと!何か言ってよ///』
⎛(cV„Ó ᴗ ÒV⎞『あ、ごめん。綺麗すぎて意識失ってたよ』
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ『もう!また適当なことばっか言って!///』
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ『ゆ、ゆうちゃんも綺麗だよ///』
⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞『ありがとう。じゃあ、行こう』ギュッ
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ『う、うん///』ギュッ
璃奈「璃奈ちゃんボード『おえー🤮』」
愛「り、りなりー?w」
彼方「まだ続くの〜?」
ランジュ「もうちょっと続きを見てみたいわ!」 薫子『さあ、着いたよ。楽しんでおいで!』
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞『ありがとうございました』ペコリ
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ『ここって…』
⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞『東京大神宮だよ。縁結びのパワースポットとして有名だよね』
⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞『カップルの方も結構いるみたいだね』
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ『え、えんむすび…///』
⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞『じゃあ早速、お参りしよう』
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ『う、うん…』 @cメ*˶- ᴗ -˵リ⎛(cV„- ᴗ -V⎞『……』ガラガラ
@cメ*˶- ᴗ -˵リ⎛(cV„- ᴗ -V⎞『……』テアワセ
@cメ*˶- ᴗ -˵リ⎛(cV„- ᴗ -V⎞『……』レイ
⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞『深夜のお参りって、初めてやってみたけど雰囲気あって良いね!』
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ『う、うん…』
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ『…ちなみにゆうちゃんは何をお願いしたの?』
⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞『それは秘密だよ』
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ『…えぇ〜。教えてくれても良いじゃん』プクー
⎛(cV„Ó ᴗ ÒV⎞『膨れてるあゆむもかわいいよ』
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ『も〜〜!///』ポカポカ
⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞『……願いを人に教えちゃったらさ、叶わないって言うし』
⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞『あゆむと結婚できなくなっちゃうのはさ、私嫌だから』
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ『へっ!?!?』ドキッ
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ『そ、それって……///』
⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞『ずっと一緒にいようね、あゆむ』ギュッ
🌸cメ*˶- ᴗ -˵リ『……はい///』ポンッ
歩夢「……zzz///」スヤスヤ
愛「愛さん帰っても良いかな?」
璃奈「これはカロリーが高すぎる。しばらく甘いものは控えよう」
しずく「次の恋愛ものは歩夢さんをメインで考えましょう」カキカキ
栞子「しずくさん、自作SSを書き始めないでください」 果林「そろそろ終わった頃かしら?」ガチャ
ミア「外は寒いなぁ…」テクテク
かすみ「甘々な映像を見るよりマシです」テクテク
エマ「あ!ちょうど終わったところだよ〜」
璃奈「……さて、何となく原因はわかったけど」
侑「……」アセアセ
愛「ゆうゆ、どうしたの?」
侑「……エット……ソノ」アセアセ
璃奈「…侑さんも自覚あるみたいだね」
璃奈「歩夢さんが目覚めない理由」
璃奈「それは、夢が心地良すぎるから」
璃奈「おそらく、夢と現実の差がありすぎて、夢の世界から戻りたくないと思っている」
愛「…どういうこと?ゆうゆが何かしたの?」
侑「……アノ……ソノ」アセアセ
璃奈「違う。むしろ逆」
璃奈「侑さんが何もしなかったことが原因だと考察する」
かすみ「どういうことですか?」
璃奈「つまり、歩夢さんの夢みたいに、侑さんと一緒の時間を過ごせなかったことが原因じゃないかな?」
侑「……多分そうだと思います」
せつ菜「えぇ!?侑さん何してるんですかッッ!!」
侑「…ごめんなさい」グスッ 歩夢「……♪」スヤスヤ
侑「実は、最近歩夢と全然一緒にいれなかったんだ…」
侑「毎年、クリスマス・大晦日・元旦は歩夢と一緒にいたけど…」
侑「今年は…どれも……」
愛「一体何があったの?」
侑「クリスマスは音楽科の課題が残ってたから、夜11時頃まで学校の音楽室に篭ってたんだ」
侑「もちろん歩夢から連絡は来たんだけど、流石に夜遅かったから断ったんだ」
侑「そこから年末までは毎日同好会の練習があったから作曲との両立が大変で、家に帰ったらすぐ寝ちゃってたし…」
侑「…大晦日はほら、1年生のみんなとお泊まり会したじゃん?」
栞子「そうでしたね…なんだかすみません…」
侑「謝らないで!楽しかったから良いの…」
侑「ただ、歩夢に伝えるの忘れててさ…」
侑「もしかしたら、ずっと部屋で待ってたのかも……」
かすみ「重罪じゃないですか…」
侑「で、楽しくて夜更かししちゃったから元旦は10時起きで…」
侑「1年生組と別れた後、彼方さんとプレゼント買いに行ってたんだ」
彼方「そうだったね〜。料理関係のプレゼントでアドバイスが欲しいって急に連絡が来てびっくりしたぜ〜」
侑「おかげでプレゼントは買えたけど、そのあと寮の3年生組とばったり会って、一緒に初詣したよね?」
ミア「彼方と一緒にいたのはそういうことだったのか」
侑「その後カフェに入ったらたまたま愛ちゃんとランジュちゃんがいて…」
ランジュ「新年早々、みんなと会えて嬉しかったわ!」
侑「帰り道、めちゃくちゃ笑顔のせつ菜ちゃんとばったり会ったよね…」
せつ菜「好きなアニメの福袋が買えたんです!朝から並んだ甲斐がありました…!」ペカー
侑「で、帰りが遅くなって、歩夢から連絡がたくさん来てたのは気づいてたんだけど…」
侑「疲れてたからそのまま寝落ちして、今朝ドッキリ仕掛けようとして、今に至ります…」ウルウル
エマ「…私たちも結構申し訳ないことしちゃったみたいだね」
愛「大晦日から元旦にかけて、ゆうゆは歩夢以外の全員と会ってたってことだよね…」
璃奈「…すごい偶然」
果林「なんだか申し訳ないわ…」 侑「改めて振り返ってみると、歩夢にはすごく申し訳ないことをしちゃった…」
侑「自分のことで精一杯になって、一番大切な幼馴染のことを放っておくなんて…」
侑「…私、歩夢にちゃんと謝りたい。そして今日デートしたい!」
璃奈「…侑さんの気持ちは良くわかった。私たちも歩夢さんには申し訳ないことをした」
璃奈「さっきも言った通り、夢見るくん1号は対象の夢に入ることもできる」
璃奈「私たち全員で歩夢さんの夢に入って、夢の中の歩夢さんを説得しよう」
璃奈「そうしたら、きっと現実の歩夢さんも目を覚ましてくれると思う」
侑「…そうだね」
侑「じゃあ、早速お願いしても良い?」
璃奈「璃奈ちゃんボード『ラジャー👍』」ポチッ
ブーーーーーン @歩夢の夢の中
璃奈「侑さん、起きて」ユサユサ
侑「……う〜ん」パチッ
侑「あっ!」
侑「ここが歩夢の夢の中の世界…!」キョロキョロ
侑「ときめいちゃう〜!」ワクワク
愛「ゆうゆ、今はときめいてる場合じゃないよ!」
璃奈「愛さんの言う通り」
璃奈「歩夢さんへの脳の負担を考えると、あまり長い時間滞在することはできない」
璃奈「早く歩夢さんを探し出さないと」
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「呼んだ?」
かすみ「ひょぇええええええええええええ!?!?!?」バタン
しずく「かすみさん!?大丈夫!?」
かすみ「びっくりしただけです…大丈夫」ヒヤヒヤ
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「ふふっ」ニコニコ
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「みんな、何の用かな?」ニコニコ
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「私は今、ゆうちゃんとのデートで忙しいんだけど…」ニコニコ 侑「……歩夢」
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「……どうしたのかな、侑ちゃん」ニコニコ
侑「歩夢!本当にごめん!!!」
侑「私、自分のことにしか気が回ってなくて……歩夢のこと全然考えられてなかった!」
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「大丈夫だよ、侑ちゃん」ニコニコ
侑「へ?」
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「あなたが忙しくて私に構ってる暇がないことは、良くわかってるから」ニコニコ
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「でもね、私の世界のゆうちゃんは、いつでも私と一緒にいてくれるよ」ニコニコ
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「だから大丈夫。侑ちゃんは、同好会のみんなと一緒に仲良くしたら良いじゃない」ニコニコ
侑「…そ、そんなこと!!」
かすみ「そ、そうですよ!侑先輩は、歩夢先輩のことを一番に想っていますよ!」アセアセ
せつ菜「そうです!私たち同好会みんな、侑さんが歩夢さんを大切に考えていることを知っています!!」アセアセ
エマ「歩夢ちゃん!侑ちゃんとの時間を取っちゃってごめんね。そんなつもりじゃなかったの!」アセアセ
果林「そうよ!偶然が重なっただけだかr@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「でも」
みんな「……!」
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「でも、私が辛い思いをした事実は変わらないよ」
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「…これ以上は時間の無駄だからやめよう」
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「さっきも言ったように、私はこれからゆうちゃんとデートがあるの」
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「じゃあね、侑ちゃん」クルッ
侑「……ま、待ってよ歩夢!!!」グイッ
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「……」
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「…」
@cメ*˶◉ _ ◉˵リ「……しつこいよ」
@cメ*˶◉ _ ◉˵リ「帰って」 ⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞「はゆむ〜次はどこ行く〜?」
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「あっ!ゆうちゃん♡」
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「話は済んだね。じゃあこれで…」クルッ
侑「待って!!!」
@cメ*˶◉ _ ◉˵リ「…なんなの」
@cメ*˶◉ _ ◉˵リ「私のデートの邪魔しないで」
侑「違う!!それは本物の私じゃない!!歩夢が造った偽物だよ!!」
@cメ*˶◉ _ ◉˵リ「…偽物?」
@cメ*˶◉ _ ◉˵リ「このゆうちゃんが?👉」
⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞👈「?」
@cメ*˶◉ _ ◉˵リ「…私をないがしろにする、あなたの方が偽物じゃない?」
侑「本当にごめん!!!そんなつもりは、そんなつもりはなかったの…」ウルウル
@cメ*˶◉ _ ◉˵リ「…口ではどうとでも言えるよ」 侑「……本当はドッキリにしたかったけど」
侑「言うしかないね…」
侑「実は、今日は同好会をズル休みして、歩夢と一日デートする予定だったの!!!」
@cメ*˶◉ _ ◉˵リ「…!!」
@cメ*˶◉ _ ◉˵リ「……ハッタリかな?」
侑「違う!!!」
侑「ちゃんとプレゼントも買ったんだから!」
@cメ*˶◉ _ ◉˵リ「!!」
侑「今日は朝ドッキリをして、プレゼント渡して、デートする予定だったの!!」
侑「彼方さんに相談して買ったんだよ…。調理器具……」ウルウル
侑「歩夢と一緒に…料理したかったから…」ポロポロ
@cメ*˶◉ _ ◉˵リ「……」
侑「…年末、歩夢からの連絡に全然返事できなくてごめん。」
侑「でも、私が歩夢を大切に想っていること、信じて欲しい」
侑「理想の私なんて造らなくても、私はもう…歩夢のものだよ……」ギュッ
@cメ*˶◉ _ ◉˵リ「……」
@cメ*˶◉ _ ◉˵リ「…」
@cメ*´•̥ _ •̥ リ「……」 @cメ*´•̥ _ •̥ リ「……私も、本当は自分で造った夢だって、わかってたの」
@cメ*´•̥ _ •̥ リ「もし私が侑ちゃんに本気でお願いしたら、私との時間を取ってくれるかもしれない」
@cメ*´•̥ _ •̥ リ「でも、私たちは前に進んでいこうって約束したから…」
@cメ*´•̥ _ •̥ リ「私に依存させちゃうのは、侑ちゃんにとって良くないことだってわかってた」
@cメ*´•̥ _ •̥ リ「だから、せめて私の中で完結させようって思って」
@cメ*´•̥ _ •̥ リ「…侑ちゃん、みんな、迷惑かけちゃってごめんなさい」
@cメ*´•̥ _ •̥ リ「侑ちゃん。現実世界に戻っても、これからも私と仲良くしてれる…?」
侑「もちろんだよ!!」
侑「……世界で一番大切なんだから///」
@cメ*´•̥ _ •̥ リ「……」
🌸cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「…ありがとう」ポンッ
🌸cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「その言葉、信じてるね」
🌸cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「…ゆうちゃん。私を励ましてくれてありがとう」
🌸cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「デートの続き、できなくてごめんね…?」
⎛(cV„◜ᴗ◝V⎞👍
璃奈「そろそろ歩夢さんの脳が限界。みんな、戻るね」
ブーーーーーン @歩夢の部屋
歩夢「……う〜ん」パチッ
歩夢「あれ??」
歩夢「私、何か夢を見ていたような……」
侑「ぁぁはゆむうううううぅぅうううううう!!!!!」ビエーン
歩夢「ゆ、侑ちゃん!?」
歩夢「それにみんなも!?どうしたの!?」
歩夢「今日は練習の日じゃ…」チラッ
歩夢「あっ!!!もうお昼!!」
歩夢「もしかしてみんな、起こしにきてくれたの?」
歩夢「寝坊しちゃってごめんなさい…すぐ準備するね…」イソイソ
かすみ「……大丈夫ですよ歩夢先輩」
せつ菜「今日は練習お休みです!」
歩夢「えっ?」キョトン
ミア「練習どころじゃないだろ?」
歩夢「???」
歩夢「みんなどうしちゃったの??」
エマ「…歩夢ちゃん、最近侑ちゃんと一緒に過ごせなかったんだよね」
歩夢「…!!」ドキッ
歩夢「べ、別に…侑ちゃんが忙しいことはわかってるから…」モジモジ
歩夢「寂しいなってほんのちょーーーーっとだけ思ってるだけで…」モジモジ
果林「ですって、侑」
侑「……歩夢」
歩夢「…?」 侑「これから二人きりでデートしよう」
歩夢「へっ!?ちょっと何言ってるの?///」
歩夢「みんなも…変だよ…?」
侑「じゃあ早速、初詣行くから着替えてもらって良い?」グッ
歩夢「ちょ、ちょっと!!!全然わかんないってば〜!!」ドタバタ
しずく「一件落着ですね!」
愛「歩夢、自分の夢で起きたこと全然覚えてないみたいだね」
璃奈「今日のことは秘密にしよう」
彼方「そうだね〜」
栞子「…ところで、今日の練習はどうなるのですか?」
ランジュ「お休みで良いじゃない!ランジュたち11人でお出かけしましょ!!」
みんな「おー!」
🌸cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ ゆうぽむ ♡Happy End♡⎛(V> ᴗ <„Vɔ⎞ 一日遅れですが、新年あけましておめでとうございます。
良い初夢は見られましたか?
2023年も、素敵なあなぽむ・ゆうぽむSSが咲き誇りますように
過去作です
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「ゆうせつ」を商標登録しました。「ゆうせつ」を利用される場合は10万円払ってください。
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1652864936/l50 🐰cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ新年からありがとう!満たされたよ @メ٩*˶ˆ ᴗ ˆ˵リو 2023もゆうぽむヤッター! ゆうぽむハッピーエンドは素晴らしいけど、連絡も返さない侑ちゃん酷すぎるよ… >>31 の最後でいつものあなたと分かった!
新年から素敵なものをありがとう! ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています