書いて完成しなかったSS、エタりそうなSSを載せるスレ
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完成しなかったSSやエタりそうなSSを供養しましょう!
ここでレスがついて続きを書くのも良し、終わらなかったSSに区切りをつけるのも良し!書いている途中でもモチベが下がっていたら掲せてみてください!!
ルール
・想定している【スレタイ】レスで「開始宣言」
・掲せる分が終了したら「終了宣言」と、今後の話の展開等(なくても良い)
・一つのSSが進行している間は、新規SSは投稿しないでください。「終了宣言」あるいは最後のレスから1時間経ったら、次のSSが投稿可能になります。
・コメントは自由、現行SSより前のSSにコメントする場合はSS最初のレスにアンカー等つけると分かりやすいです。 曜『可可ちゃん、すみれちゃんの事が大好きなんだなーって思って』
可可『ハ、ハァ!?可可はそんな事アリマセンノデ!!!』
曜『あのティアラを見たらわかるよ?だから、そんなに照れなくてもいいのに』クスッ
可可『アー!曜、信じてナイデスね!!……良いデス、すみれを呼びまショウ』
曜『え、いいの!?』
可可『ハイ。すみれにも話を聞けばわかるハズデス』
曜『可可ちゃんがすみれちゃんの事大好きー!ってキモチが?』
可可『違いマス!!!』
千歌「なんと、まさかの友達を呼んでくれる展開かーっ!?」
璃奈「ここですみれちゃんが来れば+4pt、曜さんの持ちポイントが10ptになるから…絵里さんを逆転できるかも」
千歌「曜ちゃん選手、このまま2人同時に連絡先交換まで進められればトップも狙えますが…一体どうなるのかーっ!?」 璃奈「絵里さんも順調みたい」
千歌「え!ほんと!?…ほんとだ!」
千歌「既に買い物を終えた絵里選手、恋ちゃんと一緒に近場のカフェでお茶しているようだーっ!」
絵里『恋のおかげで良いシューズが買えたわ』
恋『それは良かった!私がよく行くお店なので、褒められるとなんだか自分の事のように嬉しいですから』ニコッ
絵里『ふふっ』
恋『な、何かおかしかったでしょうか…?』
絵里『んー…恋の笑顔って素敵だなぁって思って、ね?』
恋『…!?な、そ、そんな恥ずかしい事、急に言わないでくださいぃ…///』アタフタ
璃奈「さすが絵里さん…天然でドキッとする事をいうね」
千歌「絵里選手、恋ちゃんからの好感度アップに成功!これは大きなアドバンテージとなるのでしょうか!?」
恋『もうっ…//』プイッ
絵里『拗ねた顔も可愛いわよ』クスッ
千歌「恐るべし絵里選手!これは恋ちゃん攻略完了となるか!?」
絵里『ねえ、良かったら連絡先を教えてもらえないかしら?私、恋とまた会いたいから』
恋『それはぜひ!えっと…このメッセージアプリでいいのでしょうか…?』
絵里『確かここをこうして…QRコードを読み込んで…はい、これで完了ね』
千歌「決まったー!絵里選手、見事連絡先の交換に成功っ!」
千歌「…ってことはえーっと…声かけて+2pt、手を繋いで+6ptでしょー…それでお茶して+4ptに連絡先交換が…あー!わかんないよー!」 璃奈「これまでの12ptにプラスして連絡先交換で+8ptだから、計20pt」
千歌「20!?すごいねぇ!」
璃奈「千歌さん、実況忘れてない?」
千歌「っといけないいけない…オホン…恋ちゃんを攻略した絵里選手がトップに躍り出たーっ!」
璃奈「曜さんはどうかな?」
すみれ『…ったく突然呼び出したりして、何なのよったら何なのよ…』
可可『すみれ、遅いデス!!』
曜『はじめまして!』
すみれ『…あなた、誰?』
千歌「おおっ!新たな女の子が曜ちゃんの目の前に登場!話の流れからするとこれは…Liella!のメンバー、平安名すみちゃんのようだー!」
曜『…というわけで、可可ちゃんに声をかけたんだ!』
すみれ『ふーん…つまりナンパってわけね』
可可『クク、ナンパされてたデスか!?』
璃奈「すみれちゃん、ガード固いのかな」
千歌「なんか都会っぽい子だしねー。こういうの慣れてるのかも」 ここまでです
スパスタ1期終わった頃に書き出して途中で投げ出しました
このまま3人で小競り合いしつつ、途中乱入した各グループの百合強者(ことり・果南・しずく)に獲物を横取り→ホテル連れ込みされて全員敗北…みたいなオチを考えてたんですが長くなりすぎてダメでした 百合強者が乱入してからは書きやすそうだけど、小競り合いからどう持ってくかがキツいよね
それに3人同時進行っていう修羅の道を選んだが故に、か⋯⋯
個人的には曜クークーをもっと見たいね 良かった
3人入ってきたとこも見たかったけど、おつ 懺悔します…
私は本日、正月から毎日ちょこちょこ書き足していたスレをうっかり落とし申した 夏美「かのん先輩が誘い受けレズビッチにならないとチャンネル登録者数が頭打ちですの…」四季「わかったくれ悪」 夏美「…そうして四季さんから頂いた『飲んだ人が誘い受けレズビッチになる薬』…これを混ぜ込んだ夏美の特製スムージーをかのん先輩に飲ませればミッションコンプリートですの!」
かのん「…?夏美ちゃん今何か…」
夏美「なんでもありませんの!ささ、遠慮せずそして細かいことも気にせずグイーッと一気に飲んで欲しいんですの!」
かのん「うん!ありがとう夏美ちゃん!それじゃあ、いっただきっまーす!チュー…んくっ…んくっ…ズゾゾゾ…」
夏美「…お味はいかがですの…?」ジー
かのん「んー♡美味しーい!バナナとマンゴーの甘みの中に柑橘系の爽やかさもあって…」
夏美「そ、それは良かったんですの!」 かのん「あとはなんだろう?緑色は…ほうれん草かな…?…うん!とっても美味しかった…けど…」
夏美「?」
かのん「ん…部室…ちょっと、暑いね…?♡」ヌギッ
夏美(こ、これは…!?)ゴクッ…
夏美(突然頬を染めたかと思えば切ない吐息と共に色っぽく上着を脱ぎ始めやがったですの…!?)ムラッ…
かのん「ふぅー…♡♡」パタパタ
夏美(そして見せつけるようにブラウスのボタンを外し少し汗ばんだ首筋を手で扇いでますの…!)ゴクリ…
かのん「夏美ちゃん…?♡ずーっと見つめて来て…どうしたの…??♡♡」ムワッ…
夏美(ウッ…かのん先輩のフェロモンで意識がっ…!)ムラムラッ♡♡ 夏美「…で払ってもらいますの…」フーッ…フーッ…
かのん「…?♡」ムワワッッ
夏美「夏美のフルーツたっぷり特製スムージー代…身体で払ってもらいますの!!」フーッ…♡フーッ…♡
かのん「え…?♡」ムワワワワワッッッッ
夏美「この雌猫が…後輩だからって油断しやがってですの…!」ガバッ
かのん「あっ…♡ダメだよ夏美ちゃん…♡♡部室でなんて…んっ…♡♡♡」 \ラブライブ!スーパースター!!/
夏美「……はっ!かのん先輩…がいねえですの!」
夏美「うぅ…かのん先輩を本能のままぐちゃぐちゃに犯して徹底的にイかせまくった後一緒に絶頂ったところまでは覚えていますの…」
夏美「でもそこから記憶が…」
夏美「…ってかあんな誘い受けモンスターレズビッチを世に放ったらやっべえですの!!セックステロのモラルハザード一直線ですの!!!」
夏美「早く…早く見つけて……しっかり撮ってマニーにしますのー!!」 数十分後──
きな子「先輩が悪いんすよ…!可愛い先輩がきな子の前で無防備すぎるから…!!」ガバッ
かのん「あっ…♡♡」トサッ…
夏美(いましたの!…あーあー…昼間っから校内でサカりやがってですの…こんなの…こんなの…)
夏美(バズりまくりの通知きまくりですの!!)●REC
夏美(ヤッてるヤッて……え?)
夏美(いやそんな…えぇ…?)
夏美(えぇ…?そんなマニアックな…おぉ…)
夏美(うわぁ…さすがに…うわぁ…)
夏美(………きな子さんとお付き合いする事になった人はきっと苦労するんですの…) きな子「ふぅ…♡ふぅ…♡」ドサッ
かのん「……♡」ペロッ
夏美(ううむ…あれだけ好き放題されても息一つ上がらないとは…さすが先輩ですの…)
かのん「〜♪」テクテク…
夏美(さ、誘い受けレズビッチモンスターが校内を練り歩いてますの…!!)
夏美(フェロモンに当てられない位置で撮影継続ですの!)●REC そして数時間後──
モブ「普通科の…分際でっ…♡♡」
すみれ「こん…っのっ♡♡…雌ネコッ…がぁ…っ♡♡♡」ヒクヒク
可可「かのんがっ…♡♡悪っ……♡…かのんがッ…♡♡」ピクピク
モブ「だから…生徒会長‥.向いてるって…♡♡」
恋「これが…禁断の世界……♡♡♡♡」
かのん「……♪♡」ニヤッ
夏美(死屍累々ですの…というか奈良公園の鹿か?ってくらいみなさんかのん先輩に釣られて行くんですの…) あとはちいちゃんに犯されて正気に戻るかのんちゃんと
同じ薬をメイちゃんに飲ませるつもりが間違って自分で飲んだけどそれはそれでご満悦な四季ちゃん
というとこまで考えて飽きて放ったやつです 供養します
タイトル
ほのちか「本物だーーーーー!!!!」 テクテク
千歌「あーもー!東京の大学って広すぎだよー!だいたい学生課ってなにー?!」
千歌「もーいーや、誰かに聞いちゃおーっと」
千歌「えーっと…あ、すいませーん!」
穂乃果「ん?」
千歌(えっ…?) 穂乃果「なになに?どうしたの?」
千歌(えっ、ちょ…うそっ?!)
穂乃果「あ、ひょっとして新入生?迷っちゃった?」
千歌(ま、まさかこの人って……高坂…?)
千歌(い、いやいやいや!いくら東京っていってもそんな偶然ありえないよね!)
千歌「そ、そうなんです。学生課に行きたいんですけど…ちょっと迷っちゃって…」ハハ
穂乃果「あぁ〜わかるわかる♪穂乃果も最初わかんなかったもん」ウンウン
千歌(本物だーーーーー!!!!) 千歌(ど、どどどうしよう…!まさかの!本物の!高坂穂乃果さんだよ!!!)
千歌(そりゃあ、東京だし?ちょ〜っとくらいは期待してたけど…でもまさか大学で会うなんて!)
千歌(こんなの、奇跡だよぉ〜〜!!)
穂乃果「…うん?どうしたの?急に黙っちゃって」
千歌「へ!? ああいやあ!なんでもないですなんでも!あははははー!」
穂乃果「そう?じゃあ行こっか」
千歌「ふぇ?」
穂乃果「学生課でしょ?案内してあげるよ♪」
千歌「い、いいんですか?!」
穂乃果「いいよいいよ♪困ったときはお互い様だからねっ!」
千歌「ありがとうございます!穂乃果さん!」
穂乃果「――え?」
千歌「?」 穂乃果「……穂乃果、自己紹介したっけ?」
千歌「えっと、さっき自分で名前を…それに今も」
穂乃果「……! ほんとだ!?」
千歌(ええ…?)
穂乃果「いやぁ〜大学生にもなって一人称が名前はやめなさいって言われるんだけど…ついクセで言っちゃうんだよね」ハハ
千歌「わかります。わたしもつい「チカ」って言っちゃう時ありますから」クスクス
穂乃果「へー、チカちゃんっていうんだ?」
千歌「はい、高海千歌っていいます!千の歌でチカです!」
穂乃果「え…?」 穂乃果「…高海、千歌…ちゃん?」
千歌「? はい」
穂乃果「ひょっとして、前にスクールアイドルとかやってたり…?」
千歌「え?!知ってるんですか?! はい!静岡でAqoursってグループやってました!」
穂乃果「あの…あれだよね?おととし優勝してた…」
千歌「そうです!そのAqoursです!」
穂乃果(本物だーーーーー!!!!) 穂乃果(え?ほんとに?!この子あれだよね、前ににこちゃんが言ってた…)
穂乃果(「尊敬する人は高坂穂乃果」って言ってる静岡のスクールアイドルの子がいるって…その高海千歌だよね?!)
千歌「いやーまさかμ'sの高坂穂乃果さんに知っててもらえるなんて…本当に奇跡だよぉ〜」キラキラ
穂乃果(バレてるーーー!!)
穂乃果(ヤバいよ!穂乃果の正体バレてるじゃん!大丈夫かな?結構あれなところ見せちゃった気が…)
千歌「どうかしました?」
穂乃果「え!?う、ううん、なんでもないよ!じゃあ、行こうか千歌ちゃん!」キリッ
千歌「はい!」 テクテク
穂乃果(…っていうかあれだよね、千歌ちゃん的には今憧れの人に案内してもらってる状況なんだよね…?)
千歌(うわぁ〜〜わたし今あの穂乃果さんと一緒に歩いてるんだぁ〜 き、緊張するぅぅ…)
穂乃果(さっきはちょっとカッコ悪いとこ見せちゃったけどーー)
千歌(最初の出会いは少し情けないところ見せちゃったけどーー)
ほのちか((なんとしてもいいところを見せなきゃ!!))グッ
穂乃果「」チラッ
千歌「」チラッ
ほのちか「!!」
穂乃果「あ、あはは…」
千歌「えへへ…」
ほのちか((ど、どうしよう……)) 穂乃果「え、ええと…そ、そういえば千歌ちゃんはどうして東京の大学に?」
千歌「え?! えっと、わたしは…じゃなくて!わたしの家って旅館をやってるんです」
穂乃果「へぇ、そ、そうなんだ」
千歌「それで…あ、お姉ちゃんがいるんです!二人!」
穂乃果「う、うん…?」
千歌「だから継がなくちゃいけないとかではなくって…」
穂乃果「ああ、うんうん」
千歌「でも、わたしは旅館って場所が大好きで…だってほら、宿ってそこを訪れた人が一番その町を感じる場所だと思うんです!」
千歌「それでウチの温泉や料理がわたしの町を好きになってもらえるきっかけになってくれたら、こんなに嬉しいことはないよねって思ってて…」
穂乃果「…うん」 千歌「だから、わたし旅館の仕事を手伝いたかったんです!」
千歌「そしたらみとねえが「もしウチになんかあった時に外貨を稼ぐ奴がいなくてどーすんだバカチカ」「旅館のことはしまねえと母さんに任せてお前は外で働け」なんて言うもんだから」
千歌「わたしもムキになって思わず「旅館は絶対に潰さない!そのためにチカが勉強する!」って言っちゃって…なんやかんやでお母さんのいる東京で大学に通うことになったんです」アハハ
穂乃果「…」
千歌「…?」
千歌(! しまった!ひょっとして子供っぽいとか思われてる?!)
千歌「よ、幼稚な理由でごめんなさい…!」
穂乃果「!! い、いやいやいや!そんなこと思ってないよ!」 穂乃果「…千歌ちゃんは、家の事とか地元の事とか、本当に大好きなんだね♪」
穂乃果「その為にちゃんと自分に出来ること考えてて…すっごく偉いと思うよ!」
千歌「あ、ありがとうございます!」
千歌(えへへ…穂乃果さんに誉められちゃった♪)テレテレ
穂乃果「……」 穂乃果(…本当に偉いな…千歌ちゃんは)
穂乃果(それに比べて私は、家の事も店の事も、雪穂に任せっきりだ…)
穂乃果(今ここに通ってるのだってーー)
千歌「あ、そういえば穂乃果さん」
穂乃果「え?! な、なに?」
千歌「穂乃果さんってわたしの5つ上でしたよね?なんで大学にいるんですか?」
穂乃果「!!」 千歌「まさか何か用事があってたまたま来てたとか?だとしたらますます奇跡ーー」
穂乃果「ううん、違うの。そうじゃなくて…」
千歌「…ほぇ?」
穂乃果「えっと…私も、学生だから…」アハハ…
千歌「!!」
千歌「ご、ごめんなさい!わたし、失礼なことーー」
穂乃果「い、いいのいいの!穂乃果がバカなのが悪いんだし!」
千歌「でも…」
穂乃果「そんな気にしないで、散々言われてもう慣れっこだから」
穂乃果「当時は海未ちゃんにも「生徒会長が受験を失敗するなんて」ってずいぶん怒られたっけ」ハハ
千歌「ええっ?!」
穂乃果「ん?」 千歌「穂乃果さんって、生徒会長だったんですか?!」
穂乃果「う、うん、そうだけど…」
千歌「だって、生徒会長ってエリーチカじゃあ…?」
穂乃果「絵里ちゃん?ああ…うん、そうだよ」
穂乃果「穂乃果は絵里ちゃんの後で…ええと高2の秋くらい…だったかな?に生徒会長を引き継いだんだよ」
千歌「じ、じゃあ生徒会長しながら、μ'sのリーダーだったんですか…?」
穂乃果「うん」
千歌「……す…」
穂乃果「?」
千歌「凄いです!穂乃果さん!!」
穂乃果「ぅえっ?!」 千歌「だってわたしもAqoursのリーダーやってたけど、プラス生徒会なんて全然考えられないくらい余裕なかったし」
千歌「あのしっかり者のダイヤちゃんでさえ生徒会長しながらのスクールアイドルだと、しょっちゅう生徒会の仕事を溜め込んで果南ちゃん達に手伝って貰ってたし」
千歌「だから「生徒会長とスクールアイドルを両立してたエリーチカは凄いのですわ」って散々聞かされてたのに…」
穂乃果「いや、あの…」
千歌「あの伝説のμ'sのリーダーと生徒会長を兼任しながらラブライブに優勝してさらに廃校まで阻止するなんて!」
千歌「さすがです!さすが穂乃果さんです!さすほのです!!」
穂乃果「そ、そうかな…?」
穂乃果(実際は全然そんなことないんだけど…これだけ褒められるとやっぱりちょっと嬉しいな…♪)エヘヘ 千歌「それで…」
穂乃果「ん?」
千歌「あの、そんな穂乃果さんがどうして浪人してまで大学生をやってるんですか?」
穂乃果「あー、えっと…浪人はしてないんだ」
千歌「そうなんですか?」
穂乃果「うん、最初は特に目的もなく受験してみただけだからねー」
穂乃果「だから落ちた時もしょうがないかーって思ってすぐ専門学校に切り替えたんだ」
千歌「専門学校、ですか…?」
穂乃果「うん、お菓子作りの専門学校。穂乃果の家は和菓子やさんでーー」
千歌「! 穂むら!」
穂乃果「あーやっぱ知ってるよね。お母さんやたらと私の名前で宣伝してるからなぁ」 穂乃果「それで2年間専門学校に行ってそれから実家の店で修行してたんだよ」
千歌「そうだったんですか…でも、それなら大学へはいつから?」
穂乃果「去年だよ。…さっきは偉そうに言ってたけど実はまだ2年生なんだよね…」アハハ…
千歌「……」
穂乃果「…なおさらどうして?って顔だね」
千歌「あ!いや!そんな…!」
穂乃果「わかるよ。千歌ちゃんは隠し事苦手かな?」クスクス
千歌「はぅ…///」
穂乃果(ふふっ♪昔の私みたい) 穂乃果「ーー実は雪穂がね…あ、雪穂っていうのは妹なんだけど…」
千歌「知ってます!高坂雪穂!「μ'sの妹」!」
穂乃果「……うん、亜里沙ちゃんと二人でそう呼ばれてたね」
穂乃果「じゃあ二人のユニット名は知ってる?」
千歌「え?!えっと…あれ?あの…確か、ええと……」
穂乃果「…だよね。だからーー」
穂乃果(だから、雪穂はすっぱり辞められたのかも……)
千歌「穂乃果さん…?」
穂乃果「あ、ああごめん、なんでもないよ」 穂乃果「ちなみにねー、雪穂はクール系の曲が多いんだけど、最初の頃はゴリゴリのアイドル路線でいこうかって話もあったんだよー♪」
千歌「え!?本当ですか?!」
穂乃果「ホントホントwほらw」スッ
『ゲ・ン・キ! レ-ボリューション!!』
千歌「ホントだwゴリゴリのアイドルだw」
穂乃果「ね?w」 穂乃果「…っと、話がそれちゃったね」
穂乃果「家業のために専門学校まで出た私が、どうして大学生やってるのか、だよね」
千歌「はい」
穂乃果「…私が専門学校を卒業するタイミングで雪穂も高校を卒業したんだけど、その時雪穂が言ったんだ」
穂乃果「私もお姉ちゃんの専門学校に行く、って」
穂乃果「そりゃ反対したよ?雪穂は家の事なんて考えなくていいって、店は穂乃果が継ぐから雪穂は好きなようにして欲しいって」
千歌「…」
穂乃果「でも雪穂は頑として受け入れなかった」
穂乃果「そうして2年がたって、雪穂が専門学校を卒業する時、また言われたんだ」
穂乃果「店は私が継ぐからお姉ちゃんは好きな事をして、って」 穂乃果「これにはさすがに怒ってさ、怒鳴り合いのケンカになったんだけど…最後にはっきり言われちゃった」
穂乃果「自分の事がわかってないのはお姉ちゃんの方だ!って…」
千歌「…」
穂乃果「私はお姉ちゃんの事を誰よりも知ってる、お姉ちゃんがどんな人間か、何が好きか」
穂乃果「そして、お姉ちゃんがまだ満足してないことも、お姉ちゃん以上に知ってるよ、って」
千歌「!!」
穂乃果「…それを聞いたとき、なにも言い返せなかった」
穂乃果「雪穂の言うことはいつだって正しくて、いつだって優しくて…単純な私なんかよりもずっとずっとしっかり物事を考えてる」
穂乃果「だから、ああそっか、私はまた間違ったんだ。ごめんね雪穂、って」 穂乃果「そしたら雪穂は少し笑って、そっぽ向いて、ホントだよ、って」
穂乃果「お姉ちゃんは自分のしたいことをしてる時が一番凄くて、輝いてて、そんなお姉ちゃんが私は一番好きだからさ」
千歌「っ」
穂乃果「だからお姉ちゃん、私の為に好きなことしててよ、って…」
穂乃果「ズルいよね、そんな風に言われたら嫌って言えないもん」
穂乃果「…だから私は妹に甘えてこうして大学生やってる。とまあこういうわけ」
千歌「……」
穂乃果「千歌ちゃん…?」
千歌「…まだです」
穂乃果「え?」
千歌「まだ、何をする為に大学に入ったのかを聞いてません」
穂乃果「!」 穂乃果「……」
穂乃果「あー…うん」
穂乃果「千歌ちゃんの夢も聞いちゃったしね。わかった、話すよ」
千歌「……」
穂乃果「…私はね、外国語の勉強をしようと思って大学に入ったんだ」
千歌「外国語、ですか…?」
穂乃果「うん、それで世界の色んなところに行くの。色んなところに行って、それで――」
穂乃果「歌を、歌いたい」
千歌「!!」 穂乃果「やっぱり私は歌が好きだから。スクールアイドルじゃなくなっても、もっと歌いたいってずっと思ってた」
千歌「……」
穂乃果「…あの、お姉さんみたいに……」ボソッ
千歌「え?」
穂乃果「ああいや、こっちの話こっちの話」
穂乃果「っていってもまだ英語すらろくに出来ないから、そんなこと出来るのはまだまだずっとず〜っと先なんだろうけどね」アハハ…
千歌「そう、ですか…」
穂乃果「…」
千歌(穂乃果さんは…やっぱり凄いや…)
千歌(わたしなんかとは…) ここまでです
「後輩にいいところ見せたいお姉さん穂乃果と先輩にいいところ見せたい妹気質千歌」
をテーマに書き始めたはいいけど、ギャグ寄りの軽いSSにしたかったのになんか思てたんと違う方向にいっちゃったのと、
ここからのオチが全く思い付かなかったのでお蔵入りになりました 他の人の作品を載せるのはなし?
とっくにエタったと思ってたSSのスレが未だに残ってて戦慄した 副会長が自分がせつ菜だと思い込んで奇行に走る奴ならそのうち立て直すから気にしなくていいぞ 書いててキャラが勝手に変な行動して収拾つかなくなってボツになることよくあるよくある ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています