しずく「追放系ヒロイン栞子さん💙」

代行(茸) · 2022/12/23(金) 19:18:37.92

しずく「可哀想な目に遭ってもらいます栞子さん💙」

**名無しで叶える物語**(あら) · 2022/12/23(金) 19:19:59.77

ᶘｲº⇁ºﾅ川

**名無しで叶える物語**(らっかせい) · 2022/12/23(金) 19:21:03.32

jΣﾐｲ˶º ᴗº˶ﾘ💙

**名無しで叶える物語**(SB-Android) · 2022/12/23(金) 19:22:41.28

ᶘｲ༎ຶ ۝ ༎ຶﾅ川

**名無しで叶える物語**(えびふりゃー) · 2022/12/23(金) 19:25:46.52

ᶘｲ ͡°⇁ ͡°ﾅ川

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/23(金) 19:26:13.93

落ちてしまったので仕切り直します・・・・

1話
ランジュ「好感度測定器？」しずく「はい♪」
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1607268690/

2話
愛「未知なる好感度測定？」歩夢「@cﾒ˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ」
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1611065677/

3話
せつ菜「悪役令嬢、三船栞子の献身」
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1617023595/

4話
エマ「ヒューマンタッチ」
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1628560168/

5話
愛「いくつもの愛をかさねて」
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1637246725/

6話
かのん「嵐の中で輝いて」
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1654697689/

7話
千砂都「ClearMind」
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1657035603/

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/23(金) 19:27:11.44

しずく「前回のラブライブ💙」

しずく「過酷な未来編が終わり、時代は私たちの中学生時代の話に移りました💙」

しずく「かのんさんの横に並ぼうと頑張る千砂都さん💙」

しずく「そのかのんと千砂都さんには様々な問題が降りかかります💙」

しずく「千砂都さんには家庭問題やダンス💙」

しずく「かのんさんには、人前で歌えない問題💙」

しずく「更には・・・・渡辺親子の前に悪魔桜坂の魔の手が💙」

しずく「一体どうなるのでしょうか💙」

**名無しで叶える物語**(もんじゃ) · 2022/12/23(金) 19:27:18.21

このスレ最初ただのコンマ擦れだったよね？
途中で飽きたんだけど今なにやってんの

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/23(金) 19:28:19.48

原作「ラブライブ!」

登場人物

■渡辺曜

主人公。万能で誰よりも優れた力を持っているが、それ故に嫌われている。

■三船栞子(中川雪菜)

理想のヒロイン。みんなの為に行動できる優しい性格だが誤解を受けやすい。

■中川菜々(優木せつ菜)

無能なナナ

■嵐千砂都

澁谷かのんの幼馴染。彼女の横に並ぶために修行中。

□中須かすみ

性格カスカス。妹想いのシスコン

□中須きな子

動物と会話が出来るちょっと頭の残念な子

□澁谷かのん

音楽と歌う事が大好きな女の子

□澁谷ありあ

澁谷かのんの妹。変態性は将来有望

□下園咲

誰かを応援するのが生きがい。軽音部所属

□高天原睦月

可能性のバケモノ。軽音部所属

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/23(金) 19:29:12.67

□朝香果林

人生も方向も迷子の問題児

□桜内梨子

ヤバすぎ内梨子

□桜坂しずく

清楚で純粋な女の子

□桜坂夏美

マニーを稼ぐ事ならなんだってする母親の遺伝子を継ぐ性格の悪い人間

□桜坂母

ろくでもないしずくの母親

□曜父
渡辺曜の父親。船長でなかなか家には帰ってこない

登場作品

『ラブライブ!』
『ラブライブ!サンシャイン!!』
『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』
『ラブライブ!スーパースター!!』
『ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル』
『ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル ALL STARS』

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/23(金) 19:30:04.57

◆田中さち子

両腕の無い中二病の痛い女の子。

◆佐伯麗音

未来の三船家の使用人その1

◆森嶋ななか

未来の三船家の使用人その2

◆白木凪

未来の三船家の使用人その3

◆多々良るう

上原歩夢と高咲侑の中学時代の同級生。未来の三船家の使用人その4

◆黒羽咲夜

果林が原因事故に遭い歩けなくなった女の子。料理は下手

◆黒羽咲良

咲夜の妹で果林が原因事故に遭い歩けなくなった女の子

◆朝香敦美(サンシャイン12話の果南推しの子)

中須かすみの友達

◆朝香祈里(サンシャイン12話で登場した音ノ木坂の子)

元音ノ木坂学院の生徒の美術部で梨子とは中学生時代からの後輩関係

◆朝香亜矢

書道に力を入れ、字が綺麗な女の子

◆朝香紫

みんなをまとめようとして、損な役回りが多い可哀想な子

◆朝香遊宇

お昼寝大好きで星を見るのが好きな女の子

◆朝香ふみ

眠れる獅子。解放される日はまだ先

☓嵐ウィーン
気持ち悪いくらい千砂都に執着していた女の子。現在は故人。

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/23(金) 19:30:49.11

前回の少し前のレスから再開します

・・・・・・・・

1時間後

ﾌﾞｩｩｩｩｩｩｩｩﾝ

曜「スゥー・・・zzzzzz」

曜父「・・・・・」

曜父「さっきから・・・・後ろから車が付いてくるな」

曜父「誰だ？煽り運転か？」

曜父「まぁいい、車止めてみるか」

ｷｨｨｨｨｨｨｨ

曜父「・・・・・」

ｷｨｨｨｨｨｨｨ

曜父「向こうも止めに来たか」

ﾊﾞﾝｯ

曜父「誰だ。出てこい・・・さっからずっと付いてきて良い度胸だな」

ﾊﾞﾝｯ

「お久しぶりです。渡辺先輩💙」

曜父「お前・・・桜坂!!!!!」

桜坂「こうして会うのは斉藤先輩の葬式以来ですね💙」

曜父「2度と現れるなと忠告したはずだ!!!!」

桜坂「つれないですよ💙仮にも高校時代は良くお話ししたのに💙」

曜父「ああ、お前の本性を知っていなかったからな!!!!!」

曜父「人間の皮を被った悪魔・・・・バケモノが!!!!」

桜坂「💙」

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/23(金) 19:31:45.78

曜父「あいつはお前のせいで3度絶望を味わった」

曜父「大好きな人を取られる絶望」

曜父「廃校阻止の為にスクールアイドルを発足したが賛同を得られず、退学処分になった絶望」

曜父「そして・・・自分が退学処分を受けた後にスクールアイドルアイドルブームになって」

曜父「退学処分した学校もスクールアイドルを容認した事だ」

曜父「それによって、あいつはとてつもなく・・・・絶望して・・・・・八丈島を去った」

曜父「全部お前が糸を引いていた」

桜坂「・・・・・・」

曜父「お前は人生を壊すことに何の躊躇いもない」

曜父「むしろ破壊される人間の顔をみて喜ぶ・・・・クズだ」

曜父「何故・・・あいつを狙った!!!!!」

桜坂「・・・・・ｸｸｸ・・・ﾊﾊﾊﾊﾊ」

桜坂「いやぁ〜今になっても楽しかったです💙」

曜父「!!!!!!」

桜坂「斉藤先輩は最高傑作でした💙」

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/23(金) 19:32:31.76

桜坂「当時の私は、生きる希望も見いだせず・・・・・・八丈島の離島の高校であった」

桜坂「雨野升高校に進学しました」

桜坂「そこで出会った、斉藤先輩に私は救われました」

桜坂「彼女が私に親身になってくれたおかげで、私は元気を取り戻すことに成功しました」

桜坂「でも、それは同時に私の心に大きな影を産むことになりました💙」

曜父「・・・・・・」

桜坂「優しい斉藤先輩の心を潰したい💙、絶望した表情が見たい💙」

桜坂「だからこそ私は行動に移しました💙」

桜坂「まず初めに、当時入学生徒の減少で廃校の危機に陥った母校を救うために」

桜坂「斉藤先輩と久保田先輩にスクールアイドルの原型的な活動を行って」

桜坂「知名度を上げて、入学希望者を増やす計画を提案しました」

桜坂「案の定、お人よしの馬鹿どもは満々と私の計画に乗り」

桜坂「スクールアイドル、Midnight catsを結成しました💙」

曜父「・・・・・やっぱりな。あいつがいきなりスクールアイドルなんて始めるわけがない」

桜坂「可笑しくって腹が痛かったですよ💙真剣にスクールアイドルに熱中する姿は💙」

桜坂「そこから次の段階です💙」

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/23(金) 19:33:24.63

桜坂「斉藤先輩が久保田先輩に惚れていた事は渡辺先輩も知っていましたよね？」

曜父「ああ、久保田が高校に入学した当初から一目ぼれだった」

曜父「だがあいつは恋愛に対しては奥手だった」

桜坂「奥手と言うよりヘタレでしょ」

桜坂「好きなのに伝える勇気が無いヘタレに、好きな人を取られる絶望を味って欲しいから」

桜坂「久保田先輩を朝香先輩と付き合うように仕向けました💙」

桜坂「2人を動かすのは簡単で、すぐに打ち解けて付き合うようになりましたね💙」

曜父「・・・・・・」

桜坂「そして今度はヘタレの斉藤先輩に、久保田先輩に告白する様に説得しました💙」

桜坂「苦労したんですよ💙あのヘタレを告白まで持っていくのは💙」

桜坂「そして告白した時、久保田先輩に振られたあの顔wwwwww」

桜坂「ビデオカメラに収めています。今でもたまに見ています💙」

桜坂「綺麗に絶望した顔」

曜父「人の恋を何だと思ってる!!!!!!屑が!!!!!!」

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/23(金) 19:34:05.20

桜坂「その次に私は、軌道に載ったスクールアイドル活動を潰す為に色々と工作を行いました」

桜坂「地元でのネガティブキャンペーン」

桜坂「学校の校長や教師や・・・親御さんにも有害性を陰でアピールして」

桜坂「結果、斉藤先輩と久保田先輩は退学処分」

桜坂「廃校阻止の為に頑張った結果が、退学処分という結末を迎えた時の」

桜坂「斉藤先輩の絶望顔。凄くきれいでした💙」

桜坂「やっぱり💙私、斉藤先輩の絶望顔が大好きなんです💙」

桜坂「そして、退学処分となった後に私は様々な高校にスクールアイドル持ち掛け」

桜坂「スクールアイドルの輪を広げました」

桜坂「昨今のスクールアイドルブームの仕掛け人は私です💙」

桜坂「絶望したでしょうね💙退学処分になった後にスクールアイドルブームになるなんて💙」

桜坂「渡辺先輩、どんな顔でした？」

ﾎﾞｺｯ

桜坂「うぐっ」

曜父「これ以上口を開くな、本当にこの場で始末する!!!!!」

曜父「お前のせいでボロボロだったよ。もう2度と笑顔を見せることは無かった」

桜坂「でも私のおかけで結婚できたでしょ💙私が壊さなければ、取られてますよ？」

曜父「うるさい!!!!」

桜坂「私感謝して欲しいですね💙」

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/23(金) 19:35:09.45

ﾊﾞﾝｯ

しずく「ねぇお母さん・・・・どうしたの？早く帰ろ」

桜坂「ええ、しずく。もうすぐ帰るわ」

曜父「これがお前の娘か？」

桜坂「私にそっくりでしょ💙」

曜父「ああ、昔のお前ソックリだ。性格もそのままなのか？」

桜坂「いいえ、まだまだ。桜坂を継ぐにはまだ足りない」

曜父「娘よ。母親みたいには決してなるな・・・・人の不幸を喜ぶ人間は必ず最後はろくな死に方をしない」

しずく「どなたか知りませんが」

しずく「・・・・・もう遅いです」

しずく「私は既に友達を1人・・・・」

桜坂「そう、この子は既にデビューを済ませている」

桜坂「これからどんどん成長していくでしょうね💙」

曜父「まだやり直せる。決して人の絶望で喜ぶような屑にはなるな!!!!」

曜父「自分をしっかり持て!!!!!」

しずく「・・・・・」

桜坂「しっかり絶望の味を味わいなさいしずく」

桜坂「人の人生は短いのよ。だから沢山の人が不幸で絶望している味を生きているうちにたくさん味わう」

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/23(金) 19:36:18.40

曜父「もういい、お前とは話す気にはならん」

曜父「話しても通じない、お前には人の心は無い」

曜父「残念だ。どうしたらそこまでのクズに成り下がるのか」

桜坂「ﾌﾌﾌﾌｯ💙」

曜父「さらばだ。もう２度と会う事は無い」

桜坂「いいえ、渡辺先輩は絶対にまた会いますよ💙」

桜坂「絶対に、私が必要になるときが来ます💙」

桜坂「いつでも連絡を待っていますから💙気軽に連絡してください💙」

・・・・・・・

ﾌﾞｩｩｩｩｩｩｩｩﾝ

曜「ん・・・・」

曜父「もうすぐ沼津に入る。そろそろ家につくぞ」

曜「そっか・・・もうすぐ家なんだ」

曜「ねぇお父さん。今回はいつまで滞在できるの？」

曜父「明後日の朝には出発だ」

曜「そうなんだ・・・・」

曜父「心配するな、またすぐに帰る」

曜父「その時はプレゼントも用意しておく」

曜「ホント!?絶対だよ!!!!」

曜父「ああ・・・・約束だ」

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/23(金) 19:36:59.75

・・・・・・・・・

ﾌﾞｩｩｩｩｩｩｩｩﾝ

しずく「・・・・・」

桜坂母「気にしなくて良いのよ、しずく。おの男はまだ桜坂の領域には達していない」

桜坂母「あんな楽しい玩具を娶って近く置いておきながら」

桜坂母「遊ぼうとはしなかった」

桜坂母「私なら、もっと効率よく楽しめるのに♪」

しずく「お母さんは、どれくらい人を・・・・壊したの？」

桜坂母「さぁ、いちいち覚えていないわ」

しずく「・・・・・・」

しずく(私もいずれ、母の様に・・・・)

夏美「なにも気に病むことは無いですのー」

夏美「人の不幸の味は蜜の味ですのー」

夏美「現にお姉ちゃんも友達の両手を奪ったとは喜んでた」

しずく「私は・・・・」

桜坂母「まぁ、今はまだ悩めばいいわ。桜坂の血にはどう頑張っても抗えないもの」

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/23(金) 19:37:48.24

・・・・・・・・・・・

数日後

千砂都「・・・・・あれから数日が経った」

千砂都「かのんちゃんは、学校に登校せず家にも居なかった」

千砂都「ありあちゃんやかのんちゃんの親に聞いても返答は無かった」

千砂都「もしかして・・・・遠くへ行っちゃうのかな？」

女子生徒A「澁谷、人前で歌えないから引き籠もってんだろ」

女子生徒B「文化祭に出たくないから逃げるってダサくね？」

女子生徒C「うんうん、陰キャっぽいしそのまま一生でてくるなってwwww」

千砂都「・・・・・」ｲﾗｯ

千砂都(かのんちゃんの事を何も知らないで!!!!!)

ｶﾞｼｯ

睦月「落ち着け千砂都。奴らの言っていることは正論だ」

睦月「登校していないのが証拠だ。それも私達には何も告げていない」

千砂都「・・・・・・」

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/23(金) 19:38:28.00

千砂都「かのんちゃんはきっと戻ってくる」

千砂都「絶対に逃げたりなんかしない!!!!」

千砂都「それに狂犬だって休んでる。きっとなんとか」

睦月「・・・・・・」

睦月「まぁ、帰ってこなければお前には私の助手として発明に手伝ってもらうからな」

睦月「発明する時間を軽音活動する時間に費やした分」

睦月「しっかりと補填してもらう」

千砂都「えー・・・・」

・・・・・・

かのん「ﾊｧﾊｧ・・・疲れた」

かのん「狂犬ちゃんの提示したメニューを日々こなす」

かのん「本当に人前で歌えるようになるのかな？」

かのん「肝心の狂犬ちゃんは朝から座禅組んで瞑想しているし」

かのん「ちぃちゃんや他のみんなに連絡したいけど」

かのん「山奥で電波が通じないんだよね」

かのん「はぁ・・・・」

栞子「・・・・・・」

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/23(金) 19:39:16.97

栞子(・・・・・・)

・・・・・・・・

三船家の使用人「お嬢様、いい加減にしてください」

三船家の使用人「三船家の次期当主である自覚があるのですか？」

三船家の使用人「年収1000万未満の底辺娘などの為に」

三船家の使用人「1週間ほど、離れるなど認められるわけが」

栞子「彼女は私の親友です。親友を見捨てる事は出来ません」

栞子「親友を大切にできない人が、三船グループを背負っていくなど」

栞子「できるはずもありません」

栞子母「やっぱりあなたは見込み違いだったのかしら」

栞子「!!!!!」

栞子母「あなたは亡き娘にそっくりだったから引き取ってあげて」

栞子母「人生引き継ぐ物語の栞として期待したのに」

栞子「お母さま・・・・私は、親友の為に行動をしているのです」

栞子母「それが将来の三船に何の役に立つワケ？」

栞子母「自覚しなさい。あなたは三船家の人間なのですよ」

三船家の使用人「お嬢様、さぁ下らないことを言ってないで習い事の時間です」

三船家の使用人「早く車に」

栞子「・・・・・ヤダ」

栞子「私には出来ない。見捨てる事なんて・・・・絶対」

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/23(金) 19:39:52.07

・・・・・・・

栞子(きっと私は・・・・この件が終われば、絶対に引き離されるでしょう)

栞子(私はかのんさんの歌う事ができて笑顔を見られたら、満足です)

栞子「ᶘｲ^⇁^ﾅ川」

かのん「急にニヤニヤして気持ち悪いよ。狂犬ちゃん」

栞子「ᶘｲ^⇁^ﾅ川そんなに私ニヤニヤしていますか？」

かのん「うん、してる」

かのん「栞子ちゃんの言われた通りの事は一通り終わらせたけど」

栞子「ようやく終わりましたか、私の想像していたよりも早く終わりましたね」

栞子「今から、大勢の人前で歌いましょう」

かのん「えっ、今から!!!!!」

栞子「ᶘｲ^⇁^ﾅ川今のかのんさんならきっと歌えるはずです」

栞子「ᶘｲ^⇁^ﾅ川私はかのんさんの歌えるように様々なメニューを課しました」

栞子「ᶘｲ^⇁^ﾅ川それを見事達成したのですから!!!!」

かのん「気持ち悪いニヤニヤ顔で言われても実感ないよ」

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/23(金) 19:40:43.54

・・・・・・・

繁華街

栞子「さぁ、かのんさん。思う存分想いをぶつけてください!!!」

かのん「ちょっと、人通りが多いところで歌うの!!!」

栞子「はい。今の貴方なら歌えるはずです」

かのん「・・・・・」

栞子「自信を持ってください。あなたは1人じゃない」

栞子「私もついています」

かのん「・・・・・・」

かのん「うん・・・・・」

・・・・・・・

かすみ「そこのお兄さん♪」

かすみ「今からかすみんと気持ちいいことっ、しませんかぁ〜」

男「気持ち良い事？レートは？」

かすみ「手でするのが5000円。口なら1万円」

かすみ「本番ゴムあ有り。2万円」

かすみ「ノースキン外、3万円」

かすみ「ノースキン中なら5万円ですぅ」

男「ノースキン中、４万円」

かすみ「・・・・・・」

かすみ(今日はあんまり釣れないからそれでも良いか)

かすみ「いいですよぉ、４万円でもホテル代は実費ですから!!!!」

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/23(金) 19:41:11.99

男「かすみちゃんは何歳なの？」

かすみ「中学1年生、12歳ですぅ」

男「中学生から援助交際か、世の中も終わってるな」

かすみ(そういうアンタも十分終わってるから)

かすみ(性欲ばかりちらついて、男って言うのは気持ち悪い生き物です)

男「さぁ、早く行こうぜ。早くやりたい」

男「沢山気持ちよくしてやるから」

・・・・・・・

ｻﾞﾜｻﾞﾜ

ｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜ

男「なんだ？騒いで」

女の子A「凄い美しい歌声で歌ってる」

女の子B「撮影して、動画送ってあげよう」

おじさん「本当に素人か？」

ｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜ

かすみ「ちょっと見にいきましょうよ」

男「俺、早くやりたいんだけど」

かすみ「ちょっとだけです💛」

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/23(金) 19:41:52.98

かすみ「・・・・・あの子が騒ぎの元凶ですかぁ？」

かのん「♪〜♪〜」

男「良い声だな、やったらいい声で鳴きそう」

かすみ「ふーん。容姿は全然地味でダメです」

かすみ「年は近そうですけどぉ」

かすみ「ありゃあ、残念ですけどぉスクールアイドルにもなれない」

かのん「♪〜♪」

かすみ「・・・・・」

私は目を離すことは出来ずにいた。

彼女は地味であったが魅力や人を引き付ける力があった・・・・・

かすみ「私と大違い・・・」

容姿は上の上であっても、男と寝て金を稼ぐ・・・・汚れた存在

かすみ「・・・・・」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

男「おいおい、どうしんだよ泣いて」

かすみ「・・・・何でもない、ちょっと目にゴミが入っただけですぅ」

かすみ「早くホテルに行きましょ!!!!」

私が救われるのは、もう少し後の事だった

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2022/12/23(金) 19:48:41.97

保守しそこねたわ

**名無しで叶える物語**(光) · 2022/12/24(土) 09:19:40.84

ほ

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/24(土) 13:13:03.47

・・・・・・

かのん「♪〜♪〜♪」

栞子「ᶘｲ^⇁^ﾅ川」

平安名「1時間も歌ってるね。よっぽど歌えるのが嬉しかったのかな？」

栞子「・・・・・」

栞子「あなたは・・・・病院で会った」

平安名「ウィーンの事は残念だったね。死んじゃって」

平安名「あの女には相応しい末路だと思うけど」

栞子「ウィーンさんを悪く言わないでください」

平安名「へぇー、擁護するんだ」

平安名「人を殺そうとした、殺人未遂のクズなのに」

栞子「違います」

栞子「・・・・・彼女には何か理由があった」

平安名「理由？」

栞子「まだ・・・それは掴めていませんが、裏に何かがあると思っています」

栞子「せめて彼女の裏に何があったのか？それだけは知りたい」

平安名「・・・・・・人の心配をする余裕ある？」

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/24(土) 13:16:57.81

平安名「歌えない澁谷かのんを救うために、三船栞子は行動を起こした」

平安名「でもそのせいで三船家から不信感を抱かれて、あなたは孤立している」

栞子「・・・・・どうしてそのことを」

栞子「あなたは、関係者なのですか？」

平安名「私の事は良いんです」

平安名「あなたは自分の事を心配したら？」

平安名「場合によっては三船家から勘当される」

平安名「そうなったとき、三船栞子は病気が再発しても適切な治療を受けられずに死ぬ」

平安名「今は進行が止まっているけどいつ進んでもおかしくない」

平安名「今日かもしれないし明日かもしれない」

栞子「・・・・・・・」

平安名「かのんなど放っておいても7割の確率で救われて歌えるようになる」

平安名「放置しておけばいいんです」

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/24(土) 13:18:00.05

栞子「・・・・・何を言っているのか知りませんが」

栞子「・・・・・・私には見捨てることは出来ない」

栞子「苦しんでいる友達を見捨てるなんて・・・出来るはずもありません」

平安名「・・・・・」

平安名「やっぱり馬鹿だ」

平安名「この世界の三船栞子も長くは持ちそうにないわね」

平安名「せいぜい1番大切な人には嫌われないように注意しなさい」

平安名「ほとんどの世界ではあの不人気赤髪に嫌われる」

栞子「不人気赤髪？」

平安名「・・・・・次に会う時は、三船栞子が元気でいることを願うわ」

平安名「それじゃあ」

栞子「待ってください。あなたは・・・あなたは何者なのですか？」

栞子「いったい何を知っているのですか!!!!!」

ﾄﾞﾝｯ

栞子「？」

平安名「壁ドン・・・・そして」

ｸｲｯ

平安名「そして壁クイ」

栞子「・・・・・」

平安名「顔がレズの女」

平安名「私はそいつから生まれた」

栞子「壁ドン？・・・・壁クイ？・・・・顔がレズ？」

平安名「ヒントを与えすぎちゃったかな？」

平安名「次会う時までに考えておいて」

**名無しで叶える物語**(光) · 2022/12/24(土) 13:40:50.14

ほ

**名無しで叶える物語**(もんじゃ) · 2022/12/25(日) 02:03:18.74

し

**名無しで叶える物語**(茸) · 2022/12/25(日) 07:35:43.16

またエタんのかよこのゴミ
もう筆折れよお前

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/25(日) 09:52:52.02

・・・・・・・

次の日

ホテル

ｼﾞﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘｼﾞﾘﾘﾘﾘﾘﾘ

かのん「朝・・・・」

かのん「私、昨日は人前で歌ったんだ・・・・」

かのん「😊」

かのん「文化祭までまだ、来週の月曜だからまだ間に合う・・・・急いで戻ろう」

かのん「狂犬ちゃん!!!!」

かのん「あれ・・・狂犬ちゃんは？」

・・・・・・・

栞子「今日は日曜日。明日は流石にもどらないと・・・・危ないですね」

栞子「三船家のみなさんにはどう説得しようか・・悩みますが」

栞子「取りあえず、気分転換にブラブラしてみます・・・・」

同人ショップ

栞子「グソクムシの同人誌・・・・」

栞子「面白そうですね」

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/25(日) 09:53:40.45

・・・・・・・

栞子「グソクムシ同人誌を大量に買いました」

栞子「ᶘｲ^⇁^ﾅ川いずれ、私もグソクムシの同人誌書きたいですね」

栞子「ᶘｲ^⇁^ﾅ川おや？」

「うぇぇぇぇ、返して欲しいっすぅ」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

意地悪な女「お前さぁ、この年にもなって動物の絵本なんて持ち歩いているのか？」

取り巻きA「こんなの幼稚園児が読む本だよwwwww」

取り巻きB「やっぱコイツ頭が・・・・」

「お願いしますっス・・・・返して欲しいっス」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

意地悪な女「悔しかったら取り返してみろ」

「・・・・・・ぅぅぅ」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

意地悪な女「うぜぇ」

ﾎﾞｺｯ

取り巻きA「今日はコイツをサンドバックにして遊びましょう」

取り巻きB「むかつくし、どうせ誰にもチクらないだろうからさ」

意地悪な女「チクられてもこいつは頭が残念だから、いくらでも誤魔化しがきく」

意地悪な女「おらっ、もう一発」

ﾎﾞｺｯ

「うぎゃっ」

取り巻きA「次は私にやらせてくださいwww」

取り巻きA「おらっ」

ｶﾞｼｯ

栞子「ᶘｲ^⇁^ﾅ川やれやれ随分と器の小さい人達が、つまらないことをしていますね」

取り巻きB「誰だよアンタ!!!!」

栞子「まずは謝罪からです。それすらも理解出来ぬほど退化しているのですか？」

栞子「だとしたら病院に案内します」

意地悪な女「なんだか知らねぇが歯並びの悪い女だな、八重歯見えてるぞ」

意地悪な女「遊びの邪魔をする奴は痛い目を見ないとなぁ？」

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/25(日) 09:54:12.54

ｺﾞｷｯ

ﾊﾞｷｯ

ﾄﾞｷｯ

取り巻きA「こ・・・こいつ。強い」

取り巻きB「今度こそ・・・」

意地悪な女「よせ・・・お前たちでは倒せる相手では無い」

意地悪な女「・・・・・この辺りじゃ見かけない顔」

意地悪な女「関東人か？」

栞子「その通り、東京在住の三船栞子です」

意地悪な女「三船栞子・・・三船財閥の娘。そうとうな大物だ」

意地悪な女「だが金持ちの上流国民に私は負けない」

意地悪な女「直々に相手してやろう」

栞子「同じです。悪人に私は負けません!!!」

ﾎﾞｺｯ

栞子「!!!!!」

栞子(早い・・・今の攻撃、見えなかった)

意地悪な女「私は強い。お前よりもずっと」

ﾎﾞｺｯ

栞子「ｳｸﾞｯ」

意地悪な女「どうした？その程度か？」

ﾎﾞｺｯ

ﾎﾞｺｯ

ﾎﾞｺｯ

栞子「・・・・・」

栞子「」

ｶﾞｸｯ

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/25(日) 09:54:47.86

・・・・・・・・

栞子「ん・・・・」

「気が付きましたか。ここは私の家です」

「あなたは倒れていたのですよ」

栞子「ありがとうございます」

聖良「私の名前は鹿角聖良」

栞子「私は三船栞子と申します」

聖良「良かったら、事情を説明して貰えませんか？」

栞子「・・・・・はい」

・・・・・・・

聖良「絵本を取り返そうとして、やられたと・・・」

栞子「彼女はとても強かった」

栞子「気が付いたらやられていました」

聖良「おそらく栞子が戦った人物は北海道の有名な不良。加藤ツムギです」

聖良「彼女は弱い者いじめが大好きでいつも誰かを標的に遊んでいます」

聖良「しかも選ぶ相手は必ず、周りの人に助けを求め無い人間ばかり」

聖良「だから実際の被害も把握しづらく本当に厄介な人物です」

栞子「私は・・・・行きます。彼女に取られた絵本取り戻さないと」

聖良「やめておきなさい、また負けますよ」

栞子「なら勝てるまで戦い続けます」

聖良「・・・・・相当な馬鹿です」

栞子「私はバカですよ。そして諦めの悪い一途な人間でもあります」

栞子「奪われたものは取り返さなければなりません」

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/25(日) 09:55:23.32

聖良「待ちなさい」

聖良「加藤ツムギの居場所、分かるのですか？」

栞子「いえ・・・分からないので聞き込みして探します」

聖良「・・・・・」

聖良「居場所を教えましょう」

栞子「ありがとうごさいます」ﾍﾟｺﾘｯ

聖良「私は彼女を止める事が出来なかったけど、貴方なら出来るかもしりません」

聖良「止めてあげてください」

栞子「・・・・・」

栞子「勘違いしないでください」

栞子「私はあくまで、絵本を取り返すだけです」

栞子「では・・・・・」

・・・・・・・・

加藤ツムギ「あの三船栞子の財布には1万円あった」

取り巻きA「やりましたね。これで沢山遊べる」

取り巻きB「取りあえず、美味しいモノでも食べましょうよ」

ツムギ「いいや、このお金は妹の為に使う。誕生日に良い物を買ってあげたい」

ツムギ「ゲーム機が欲しいって言ったから。まだまだ溜めないと」

取り巻きA「適当なカモ見つけて奪いましょ」

ツムギ「世の中弱肉強食、勝つためには力づくで奪わなければならない」

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/25(日) 09:56:10.48

栞子「力づくで奪ったとしても、良い事なんてありません」

栞子「必ず、どこかで限界がきて身を滅ぼします」

取り巻きA「こいつ!!!!」

取り巻きB「またきた!!!!」

ツムギ「栞子・・・・どうやらボコボコにされて1万円取られただけでは学ばないようだね」

ツムギ「こりゃあ、あともう一回ボコボコにする必要があるかな？」

栞子「返してください。あなたが絵本を・・・まだ持ってはずです」

ツムギ「あの頭の弱い奴が持っていた。動物の絵本か？」

栞子「彼女の名前は、中須きな子です。頭の弱い人間じゃありません」

ツムギ「へぇー、知ってるんだもしかして知り合い？」

栞子「えぇ、昔あったことがあります」

栞子(あまり記憶にありませんが・・・・同じ幼稚園にいた中須さんの妹です)

栞子(まさか北海道に移り住んでいるとは思いませんでした)

ツムギ「いい歳して、絵本を読んだり動物相手に独り言をブツブツ言ってるやつだぞ」

ツムギ「頭の弱い奴か、異常者か・・・気持ち悪い奴か」

ツムギ「私は教育してあげているんだ。だから絵本も取り上げた」

栞子「暴力まで振るってどこが教育ですか・・・ふざけるのもいい加減にしてください」

ツムギ「そんなに返して欲しければ、返してあげる」

ﾋﾞﾘﾋﾞﾘﾋﾞﾘ

栞子「あっ・・・」

ツムギ「wwwww」

取り巻きA「あーあwwwww」

取り巻きB「残念wwwwww」

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/25(日) 09:56:42.29

栞子「・・・・・・」

栞子「あなたは今何をしたのか理解していますか？」

栞子「人として、やってはいけないことをしていると自覚していますか？」

ツムギ「うるさいよ上級国民」

ツムギ「所詮アンタは、親ガチャや環境ガチャURの選ばれた人間」

ツムギ「はずれている人間の気持ちなんざ、とても理解できない」

栞子「ええ、理解なんて出来ません」

栞子「・・・・・加藤ツムギさんは嘆くのよりも努力しましたか？」

ツムギ「は？」

栞子「配られたカードで勝負するしかないのです、それがどうゆう意味であれ」

ツムギ「もういい、恵まれたボンボンの戯言は・・・・とっととくたばれ」

ツムギ「いくよ」

栞子「!!!!!」

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/25(日) 09:57:10.69

ﾎﾞｺｯ

ﾄﾞｺｯ

ｶﾞｺｯ

ﾊﾞｺｯ

・・・・・・

栞子「ん・・・・」

聖良「また、倒れていました」

聖良「どうやら、負けたみたいですね」

栞子「力及ばずです」

栞子「しかし、諦めるわけにはいきません」

聖良「どうしてそこまでするのです？」

聖良「たかが絵本の為に」

栞子「たかが絵本ではありません。おそらく彼女にとってはとても大切な物です」

栞子「それを取られて、破られて・・・・許せますか？」

栞子「それに・・・」

栞子(中須きな子は、中須かすみさんの妹でもあります)

栞子(昔、かすみさんが孤立した時・・・・私は助けることが出来なかった)

栞子(その時の償いも含めてです)

**名無しで叶える物語**(らっかせい) · 2022/12/25(日) 13:53:12.97

最高傑作スレだよお

**名無しで叶える物語**(たまごやき) · 2022/12/25(日) 21:24:01.34

ほ

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2022/12/26(月) 13:10:17.31

ほ

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/26(月) 19:58:21.85

・・・・・・・

栞子「・・・・・・」

栞子「これがツムギさんの家ですか？」

栞子「ボロボロの家ですね」

ｶﾞﾁｬｯ

ツムギ「・・・・・くそっ」

ﾊﾞﾀﾝｯ

ツムギ「いつか絶対ここから抜け出してやる!!!!」

栞子「ツムギさん・・・・」

ツムギ「栞子、また来たのか」

ツムギ「あいにく、相手をしている余裕はない」

ツムギ「それでも突っかかるなら、10秒で片を付ける」

ツムギ「さぁ、おなしく帰って寝なさい」

栞子「いいえ、帰りません」

栞子「あなたはきな子さんに暴力を振るっただけでなく絵本を破いた」

栞子「とても許されない行為です」

栞子「償うまでは、あなたに付きまといます」

ツムギ「栞子、そこまで馬鹿だとは思わなかった」

ツムギ「10秒で終わらせる・・・」

ツムギ「はぁぁぁぁぁぁぁ」

ﾎﾞｺｯ

栞子「ぐっ・・・・」

ツムギ「ﾌﾌﾌﾌｯ、痛いでしょ？綺麗にみぞおちに入った」

ツムギ「いっ・・・痛っぁぁぁぁぁぁ」

ツムギ「痛い痛いどうじでぇぇぇぇぇ」

栞子「ﾊｧﾊｧ・・・痛いでしょうね。あなたがみぞおちに攻撃する事を予測して」

栞子「鋭利な物を仕込んでおきました。多分ものすごく刺さったはず」

栞子「あなたには勝てない分。別の方法で試します」

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/26(月) 19:59:20.50

ツムギ「・・・・・少しは金持ち汚らしさが滲み出て来たか」

ツムギ「このクソ上級国民!!!!」

ツムギ「ぶっ潰してやる!!!!」

ツムギ「はぁっ!!!!」

ﾎﾞｺｯ

ﾎﾞｺｯ

栞子「ぐっ・・・・」

ツムギ「ははははっ、どうやらクソみたいな仕掛けはみぞおちだけみたいだね!!!」

ツムギ「他の部位を攻撃すれば!!!!」

ﾎﾞｺｯ

ツムギ「もう3発!!!!!」

ﾎﾞｺｯ

ﾎﾞｷｯ

栞子「今です!!!」

ｶﾞｼｯ

ツムギ「なっ!!!!」

栞子(やっと読むことが出来ました)

栞子(そして、読まれて一瞬の隙が生まれた・・・・その瞬間を見逃さず)

ﾎﾞｺｯ

ﾎﾞｺｯ

ﾎﾞｷｯ

ツムギ「あっぁぁぁぁぁぁ」

ｼﾞﾀﾊﾞﾀｯ

ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/26(月) 19:59:59.01

栞子「ﾊｧﾊｧ・・・ツムギさんはとても強い」

栞子「喧嘩しても負けたことは無いでしょう。いつも余裕の勝利です」

栞子「だからこそ、怪我をした時に慌てて冷静さを失った」

栞子「滅多にない事だったから・・・・ﾊｧﾊｧ」

ツムギ「ﾊｧﾊｱ」

ツムギ「・・・・・そうだ。私をここまで追いつめたのは久しぶりだ」

ツムギ「しかも上級国民に・・・・許せない・・・・」

ｼｬｷﾝｯ

栞子「ナイフ・・・」

ツムギ「お前が悪いんだ。私を怒らせるから・・・・覚悟しろクソ上級国民」

ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯﾀ

栞子「動けない・・・もう疲れて・・・・」

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/26(月) 20:00:35.81

「やめてぇぇぇぇ」

ツムギ「!!!!!」

ﾋﾟﾀｯ

ツムギ「どうして・・・外に出ているの？」

ツムギ「それにその傷、まさか・・・・」

「出て行ってなかなか帰ってこなかったから」

「殴られて、蹴られて買い行かされた」

ツムギ「ごめん・・・私が上級国民相手にもたついていたから」

栞子「彼女は何者ですか？」

ツムギ「お前には関係ないよ」

ツムギ妹「私、お姉ちゃんの妹です」

ツムギ妹「もしかしてお姉ちゃんの八つ当たりの犠牲者ですか？」

栞子「・・・・・まぁそういうところです」

ツムギ「余計なこと言うな!!!!」

ツムギ妹「ごめんなさい。迷惑をお掛けして」

栞子「詳しい話を聞かせて貰えないでしょうか？」

**名無しで叶える物語**(もんじゃ) · 2022/12/27(火) 13:30:50.27

ぽ

**名無しで叶える物語**(もこりん) · 2022/12/27(火) 16:28:21.49

ななぽむ安価でコンマいい方取ったのに結局破局ルートにさせたの許さんからな

**名無しで叶える物語**(光) · 2022/12/27(火) 21:14:56.81

俺は許す🤗

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/28(水) 00:46:14.09

・・・・・・・

詳しい話を聞かせて貰った。どうやらツムギさんの家庭は両親が荒れていて
虐待のような扱いを受けているみたいだった

栞子「なるほど・・・そのストレスを発散するために」

栞子「他人に八つ当たりしたのですか？」

ツムギ妹「お姉ちゃん。私の為に代わりに殴られたり率先して貧乏くじを引くから」

ツムギ妹「ストレスが溜まって・・・・」

ツムギ「・・・・・それだけじゃないよ」

ツムギ「物を買ってこいと命令する癖に、金は渡してくれない」

ツムギ「遅れれば、暴力を振るわれる」

ツムギ「妹にだってあいつらは狙ってくる」

ツムギ「だから・・・」

栞子「ダメですね。それじゃあ・・・・不幸連鎖が続く一方です」

栞子「自分が嫌な事をされたから、人にしても良いと思ってますか？」

ツムギ「・・・・私達は一生、このままでクソ親に殴られていろと？」

ツムギ「親ガチャSSRの言う事は違うね」

ﾊﾟｼﾝｯ

栞子「目を覚ましてください」

栞子「貴方は逃げているだけの卑怯者です。環境や人のせいにして」

ツムギ「うるさいよ上級国民!!!!」

栞子「何度でも言います。あなたは卑怯者です」

栞子「戦いなさい。大切な妹を守りたかったらに逃げずに進みなさい」

栞子「その為の力をあなたは持っているはずです」

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/28(水) 00:46:40.97

ツムギ「・・・・・・」

ツムギ「なんとかしたい」

栞子「私は助けになれそうな人を何人か知っています」

栞子「連絡先を教えて、あなたが行動に移せたなら解決できると思います」

ツムギ「・・・・・条件があるでしょ」

栞子「きな子さんに謝ってください」

栞子「あなたは大切な絵本を破った。それはとてもいけないことです」

栞子「自分が助かりたいなら、まずは過ちを清算しないと」

栞子「絶対に幸せにはなれません」

ツムギ妹「お姉ちゃん・・・」

ツムギ「分かった。謝るよ・・・このまま帰っても遅いからってまた殴られる」

ツムギ「私だけならいいけど、妹が殴られたらと思うと・・・・我慢できない」

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/28(水) 00:47:34.25

・・・・・・・・

上原家

歩夢「@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ・・・・」

ｻﾞｸｯ

ｼﾞｭﾜｧｯ・・・・

歩夢「@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ血・・・綺麗」

歩夢「@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ・・・・」

・・・・・

昨日

歩夢「えっ・・・明日は遊べない!？」

侑「うん♪るうちゃんと一緒にサッカー観戦に行くから」

侑「ほらっ、知ってるでしょ？京都サンガ・・・このままじゃJ2に降格するかもしれないからさ」

侑「京都まで行って応援しないと」

歩夢「ゆうちゃん、私の約束は？」

侑「歩夢・・・・買い物なんてまた後でもできるよね？」

侑「それよりもサッカーだよ。スポーツ観戦はリアルタイムで見ないと」

歩夢「だったらさ、浦和レッズとか横浜FCとか近くのチームを応援しようよ」

歩夢「わざわざ・・・京都なんて・・・・しかも強くないし」

侑「あーあ・・・・歩夢ってさ。強いからって応援しちゃうタイプ？」

侑「本当につまらない人間に成り下がったね」

侑「るうちゃんの方が一緒に居て楽しいよ」

歩夢「・・・・・」

侑「じゃあね。つまらない歩夢」

・・・・・・・

歩夢「・・・・・」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

歩夢「侑ちゃんがどんどん離れていく」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

歩夢「嫌だよ・・・侑ちゃん・・・・」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

**名無しで叶える物語**(たまごやき) · 2022/12/28(水) 22:44:09.98

ほ

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/28(水) 23:54:20.91

●「またリストカットしてんだ」

●「腕切って楽しい？血が出ると落ち着く？」

●「痛気持ち良いって感じ？」

歩夢「だ。誰!!!!」

●「勿体ない。血って言うのは大事にしないと」

●「いざと言う時に、助からない時もある」

ﾍﾟﾛｯﾍﾟﾛｯ

歩夢「ひぃっ!!!」

歩夢(いきなり出血している部分を舐めた・・・気持ち悪い)

歩夢(怖い・・きもい)

●「ふぅ・・・ご馳走さま」

●「お礼と言っては、なんだけど・・・・少し助言をしてあげる」

歩夢「そんなの良いから、早く帰って」

●「高咲侑の心は上原歩夢から離れている。このままでは歩夢はただのリスカメンヘラ女として生涯を終える」

●「そうならないように止める方法が一つだけあるよ」

●「多々良るうを排除すれば良い」

歩夢「・・・・私の内部事情を知っているけどストーカーさん？」

●「誰がお前のストーカーなどするか」

●「自意識過剰、自分の事を愛され歩夢とでも思ってるのかな？」

歩夢「・・・・・・・」

●「まぁまぁ、そんな怖い顔にしないで」

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/28(水) 23:55:11.19

●「高咲侑の事を好きだと思うなら」

●「近づいて奪おうとする悪い奴は排除しないと」

歩夢「・・・・・」

歩夢「でも単純排除しただけじゃ、侑ちゃんに嫌われちゃう」

●「発想の転換だよ」

●「逆に嫌われるように仕向ければ良い」

歩夢「・・・・・？」

●「多々良るうがスクールカースト上位の女の子の彼氏に手を出したりしたら」

●「どうなる？」

歩夢「きっと虐められて孤立する」

●「悪いのはスクールカースト上位の彼氏に手を出すビッチ」

●「上原歩夢はただそう仕向ければ良い」

歩夢「・・・・・」

歩夢「上手く行くかな」

●「ならリストカットすれば良い。惨めな思いをしてこれからの人生を一歩一歩、歩む事だね」

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/28(水) 23:56:53.66

●「高咲侑の事を好きだと思うなら」

●「近づいて奪おうとする悪い奴は排除しないと」

歩夢「・・・・・」

歩夢「でも単純排除しただけじゃ、侑ちゃんに嫌われちゃう」

●「発想の転換だよ」

●「逆に嫌われるように仕向ければ良い」

歩夢「・・・・・？」

●「多々良るうがスクールカースト上位の女の子の彼氏に手を出したりしたら」

●「どうなる？」

歩夢「きっと虐められて孤立する」

●「悪いのはスクールカースト上位の彼氏に手を出すビッチ」

●「上原歩夢はただそう仕向ければ良い」

歩夢「・・・・・」

歩夢「上手く行くかな」

●「ならリストカットすれば良い。惨めな思いをしてこれからの人生を一歩一歩、歩む事だね」

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/28(水) 23:57:42.49

歩夢「わ、私は!!!!」

歩夢「あれ・・・いない・・・・」

・・・・・・

●「これでよし、上原歩夢は確実に多々良るうを潰してくれる」

●「さて次の一手は・・・・・・」

●「待っててね。必ず取り戻すから」

ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀ

桜坂母「・・・・・へぇ。あの子なかなかやるじゃない」

桜坂母「上原先輩夫婦の娘をそろそろ壊そうかなって思ったのに先を越されちゃったわ」

夏美「残念ですのー」

桜坂母「心配ないわ、夏美・・・壊す候補は他にもたくさんあるから」

桜坂母「それに渡辺先輩の娘。あの子もなかなかの逸材よ」

桜坂母「壊れたらどんな表情を見せてくれるか💙」

桜坂母「想像しただけでゾクゾクしちゃう💙」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2022/12/29(木) 14:50:05.07

ほ

**名無しで叶える物語**(もんじゃ) · 2022/12/30(金) 00:34:31.19

楽しみ

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/30(金) 11:31:21.97

・・・・・・

栞子「ここがきな子さんの住んでいる家」

栞子(そして、中須かすみさんも・・・・)

ツムギ「・・・・・押すよ」

ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

ツムギ「・・・・・」

栞子「・・・・・」

ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

ｼｰﾝ

ツムギ「全然、反応ない」

栞子「別の場所に居るのでしょうか？」

ツムギ「もしかしたら近くの神社に居るのかも」

ツムギ「あそこ野良猫がいるから」

ツムギ「あいつ動物以外友達も居ない」

栞子「行ってみましょう」

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/30(金) 11:32:06.78

神社

野良猫「ニャーニャー」

きな子「ニャー、ニャー」

野良猫「ニャーニャー」

きな子「ニャーニャー」

ツムギ「やっぱ、合わない」

ツムギ「いい年して恥ずかしいと思わないってのが・・・・」

栞子「良いじゃないですか」

栞子「私も猫と戯れる時はありますよ」

ツムギ「虫相手にもやってるよ」

ツムギ「頭がおかしいレベルを通り越して異常者だ」

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/30(金) 11:32:50.27

きな子「ニャー」

栞子「中須きな子さん」

きな子「・・・・？」

ツムギ「その・・・・お前から取り上げた絵本」

ツムギ「破り捨ててしまった」

ツムギ「悪かった。弁償は必ずする」

ツムギ「本当にすまなかった」ﾍﾟｺﾘｯ

きな子「・・・・・・」

きな子「いつもの事だから」

きな子「きな子、悪い子だからいつもぶん殴られる。叩かれる」

きな子「生きる価値は無い、ゴミ、クズ、バカ」

きな子「持っていた本も沢山捨てられたの」

栞子「・・・・・それは誰にですか？」

きな子「おじさんとおばさん」

栞子「か、かすみさんは？」

きな子「お姉ちゃん知らない。お父さんもお母さんも離れ離れ」

ツムギ「・・・・・どういうこと？」

**名無しで叶える物語**(光) · 2022/12/30(金) 18:29:15.19

期待

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/31(土) 10:04:23.27

栞子「・・・・・おそらく見捨てられたのでしょう」

栞子「きな子さん・・・彼女の存在は足枷だった」

栞子「だから厄介払いした」

ツムギ「最低な人間だ。厄介払いして排除するなんて」

ツムギ「仮にも自分の子供でしょ？」

ツムギ「しかも引き取り先も厄介者扱い」

ツムギ「これじゃあ・・・・何のために存在しているのか分からない!!!」

栞子「何のために存在しているか・・・・・」

栞子「・・・・・・・」

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2022/12/31(土) 10:05:23.33

ふと私の人生を振り返る

・・・・・・・

栞子の姉「パパとママはお前に付きっきりで全然私を見てくれない」

栞子の姉「お前なんて邪魔なだけ、存在するなウザい、嫌い」

・・・・・・・

「亡き娘の顔にソックリだ。是非養子にさせて欲しい」

「お金なら払う・・・」

栞子の姉「養子に出そうよ」

栞子の母「菜々!!!!」

栞子の父「なんてことを言うんだ」

栞子の姉「だってパパとママ、このお荷物のせいで苦しい思いばかりしている」

栞子の姉「荷物は捨てて、楽に暮らそうよ？ね？」

・・・・・・・

「今日からお前は三船の人間だ。名前は栞子」

薫子「私に挨拶なんて良いよ。所詮アンタは亡くなった妹の代わりに人生を引き継ぐ栞」

薫子「三船の歯車となって・・・死んでくれればいい」

薫子「私は自由にやらせてもらうから、三船の将来はアンタに任せるわ」

**名無しで叶える物語**(らっかせい) · 2022/12/31(土) 12:11:39.69

妹の部屋に蝉を放つ系の姉

**名無しで叶える物語**(もんじゃ) · 2023/01/01(日) 00:29:43.08

すこ

**名無しで叶える物語**(公衆) · 2023/01/01(日) 09:31:15.08

栞子父「栞子、お前の役目は優秀な婿を手に入れて子を産むことが目的だ」

栞子父「次期三船家当主を産むための事だけを考えろ」

栞子父「子を産むことができたなら、いつ死んだって良い」

栞子「……」

心の中の栞子「私って可哀想ですね」

心の中の栞子「実の両親や姉からは必要されず」

心の中の栞子「三船家からは子を産む為の道具扱い」

心の中の栞子「そして、長くは生きられない体」

心の中の栞子「あーあ、何のための人生でしょうか？」

栞子「うるさい。黙って下さい」

**名無しで叶える物語**(公衆) · 2023/01/01(日) 09:32:10.40

心の中の栞子「黙らない。栞子・・・あなたが現実を見ていないから」

心の中の栞子「本当は辛くて、たまらないのに我慢して生き続ける」

心の中の栞子「辛いなら、辛い」

心の中の栞子「そう言えばいいのに、言えない」

心の中の栞子「目を覚ましなさい」

心の中の栞子「・・・・・だってあなたは」

栞子「やめてください!!!!」

栞子「私は、大丈夫です。大丈夫ですから・・・・」

栞子「それよりも目の前の人達を救わないと・・・困っている人を助けないと」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2023/01/01(日) 23:20:25.28

ほ

**名無しで叶える物語**(もんじゃ) · 2023/01/02(月) 13:27:27.54

し

**名無しで叶える物語**(茸) · 2023/01/02(月) 13:40:21.47

栞子

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2023/01/02(月) 16:07:18.41

・・・・・・・・

栞子「・・・・・・」

ツムギ「大丈夫？さっきから顔色が悪いけど」

栞子「大丈夫です」

栞子「とりあえず、きな子さんもツムギさんも保護をした方が良いでしょう」

栞子「連絡先は教えます。この電話番号に電話すれば・・・助けてくれます」

栞子「しかし、あなたがちゃんと説明して助けてを求めればの話ですが・・・」

ツムギ「私は・・・・自分の行いについて反省している」

ツムギ「そしてきな子に対しても、私は誤解していた」

ツムギ「ただ頭の弱い奴だと思っていたけど、可哀想な人間だった」

ツムギ「任せて欲しい」

栞子「・・・・・・頑張ってください。幸せな未来も不幸な未来もあなた次第です」

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2023/01/02(月) 16:09:29.71

・・・・・・・

北海道での出来事はこれで終わりです。

澁谷かのんさんは、歌う事が出来ました

そして・・・・おそらく、ツムギさんときな子さんもなんとかなるでしょう

問題は・・・・

三船家

三船家当主「座れ、栞子」

栞子「はい」

三船家当主「今回、お前は一週間ほどやることをサボり」

三船家当主「北海道へと赴いた」

三船家当主「しかも澁谷と言う下級国民を助ける為だと聞いている」

三船家当主「どういうつもりだ？」

栞子「・・・・・・」

三船家当主の娘「お父様、こいつは下級国民に情を持つ愚か者です」

三船家当主の娘「いますぐ三船から追放したほうが良いわ」

栞子「今回、下級国民を助けたのは社会勉強です」

三船家当主「ほぉ・・・・・社会勉強だと」

栞子「下級国民は上級国民の奴隷、搾取される側のどうしようもない底辺人間」

栞子「底辺人間を助けたら、何かが変わるか」

栞子「試したのですが」

栞子「結果は、期待外れ。所詮は下級国民は下級国民」

栞子「努力も才能もなく・・・ただ搾取されるだけの馬鹿げた人種と分かりました」

栞子「そして三船家は愚かな彼女達を利用して搾取してあげる事が必要だと改めて理解しました」

三船家当主「そうだ。下級国民は利用して潰すのが一番だ」

三船家当主「もっと感想を聞かせろ」

栞子「はい・・・」

**名無しで叶える物語**(しまむら) · 2023/01/02(月) 23:51:07.35

あかん

**名無しで叶える物語**(茸) · 2023/01/03(火) 14:59:29.11

・・・・・・

栞子「・・・・・・」

三船家当主の娘「上手くなったわね。誤魔化す技術も」

栞子「何のことですか？」

三船家当主の娘「しらばっくれても意味無いわ」

三船家当主の娘「アンタは底辺の娘に熱が入っている」

栞子「な、なにを言ってるのですか」

三船家当主の娘「澁谷かのん。あいつの人生を滅茶苦茶にしてやろうかしら」

三船家当主の娘「底辺の女なんて三船家の力で破滅にも自殺にも追い込める」

栞子「・・・・やめてください」

三船家当主の娘「やっぱり・・・・アンタは底辺の娘に対して情を持っているのね」

栞子「・・・・・」

三船家当主の娘「今すぐお父様に報告しようかしら」

三船家当主の娘「そしたら三船家から即追放。どういう結末を迎えるか・・・・」

ｶﾞｼｯ

栞子「やめてください。お願いします」

三船家当主の娘「どうしようかなー、栞子の事は嫌いだし、さっさとくたばって欲しいんだけど」

**名無しで叶える物語**(光) · 2023/01/03(火) 23:26:11.91

ほ

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2023/01/04(水) 08:02:52.92

三船家当主の娘「一つだけチャンスを与えるわ」

三船家当主の娘「澁谷かのんとは決別しなさい」

栞子「!!!!!!!!」

三船家当主の娘「絶交宣言して別れるの」

三船家当主の娘「それ以外にも、アンタがつるんでる底辺の生徒全てともね」

栞子「・・・・・できません」

三船家当主の娘「できないじゃないの、するの」

三船家当主の娘「それとも三船家から追放されたい？」

三船家当主の娘「アンタの体はいつまた不治の病気が進行してもおかしくない」

三船家当主の娘「三船家の力無しで生きながらえるかしら？」

栞子「・・・・・・・」

三船家当主の娘「答えはひとつ・・・・分かるでしょ」

栞子「いやです。お願いします」

三船家当主の娘「その顔、絶望しているアンタの顔は良い気分ね」

三船家当主の娘「選びなさい。野垂れ死ぬか絶交して生き延びるか」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2023/01/04(水) 21:37:25.76

ほ

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2023/01/05(木) 08:21:57.57

・・・・・・

次の日

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗｯ

栞子「・・・・・・」

かのん「お、おはよう栞子ちゃん」

かのん「最後はどこかへ行ったみたいだけど」

かのん「私・・・栞子ちゃんのおかげでみんなの前で歌えるようになった」

かのん「ありがとう・・・・もう文化祭まで時間が無いけど一緒に頑張ろ!!!」

栞子「・・・・・その件ですが、私は文化祭には出ません」

栞子「もう軽音なんて辞めます。ありがとうございました」

かのん「・・・・・」

かのん「え・・・どういうこと」

栞子「考えたんです。私があなたとこれから一緒に居ても将来何の役にも立たない」

栞子「あなたから学べることはありません」

栞子「さようなら・・・」

かのん「・・・・・」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

かのん「そんなぁ・・・」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

**名無しで叶える物語**(もんじゃ) · 2023/01/05(木) 15:19:54.47

登場人物いつも泣いてんな

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2023/01/05(木) 16:35:30.92

ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀ

千砂都「狂犬!!!!!」

千砂都「アンタ・・・・何言ってるか分かってる!!!」

千砂都「かのんちゃんに謝って!!!!」

栞子「なぜ謝らないといけないのですか？」

栞子「所詮は年収500万に満たない、底辺の家庭・・・・・一緒にいるだけでも品位が下がります」

栞子「私は三船家を背負う人間です。器が違うのです」

栞子「愚かなかのん、愚かな千砂都、愚かな生徒・・・愚かな学校」

栞子「私の失望しています・・・あなた達の愚かさに」

千砂都「!!!!!!」

ﾊﾟｼﾝｯ

栞子「・・・・・」

千砂都「許さない・・・やっぱり狂犬だ。人間の心なんて持ってない!!!!」

栞子「当たり前です。三船家は哀れな下級国民を使い潰して成りあがってきました」

栞子「人の心など不要です。それがあるからこそあなた達は底辺なのです」

千砂都「!!!!」

千砂都「最低なクズ女が!!!!」

かのん「やめて!!!!!」

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2023/01/05(木) 16:36:00.59

かのん「栞子ちゃん・・・最後に教えて・・・・」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

かのん「どうして、みんなの前で歌えなかった私を助けたの？」

栞子「助ける事によって、使える駒になると思っていましたが」

栞子「見込み違いです。役に立たなかった」

栞子「無駄な労力です。徒労に終わりました」

かのん「・・・・・そう」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

かのん「・・・・・栞子ちゃんの事好きだった」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

栞子「底辺の下級国民に愛されても嬉しくないです」

千砂都「かのんちゃん。行こう・・・もう関わっちゃダメだよ」

千砂都「こいつは人の心を逆撫でする狂犬だ。相手しないほうが良いよ」

栞子「・・・・・」

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2023/01/05(木) 16:36:50.06

軽音部の部室

かのん「・・・・・」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

千砂都「許せないよ狂犬。ちぃちゃんに近づいて・・・・あんな酷い事を・・・」

千砂都「ここまで腐った人間だとは思ってなかった・・・・」

睦月「問題はそこじゃないのだ」

睦月「栞子が居なくなった今・・・・誰がピアノを弾くのか」

咲「そうだよね・・・かのんちゃんが歌えるようになったのに」

咲「肝心のピアノを弾く人が居なくなっちゃった・・・・」

千砂都「私が代わりの子を探してくる」

睦月「時間はもうない。ここは千砂都がやるべきだ」

千砂都「私が!?無理だよ!!!!ピアノなんて弾いたこと無いし」

咲「でも・・・今から参加してくれる人なんているかな？」

睦月「そう言う事だ。しっかり頑張るのだ」

千砂都「えー・・・・」

かのん「ちぃちゃん・・・ダメかな？ちぃちゃんなら出来ると思うけど」

千砂都「・・・・・」

千砂都(かのんちゃんをこれ以上悲しませるわけにはいかないよ)

千砂都「分かった。やってみる」

**名無しで叶える物語**(光) · 2023/01/05(木) 21:33:30.11

ほ

**名無しで叶える物語**(もんじゃ) · 2023/01/06(金) 12:57:50.34

し

**名無しで叶える物語**(光) · 2023/01/06(金) 23:22:59.03

ほ

**名無しで叶える物語**(たこやき) · 2023/01/07(土) 00:12:35.41

音楽室

千砂都「って言ったけど、どうしよう・・・・」

千砂都「とりあえず一回弾いてみよう」

♪～♪～♪

千砂都「全然ダメだ・・・弾けない」

千砂都(文化祭まで時間ないのに・・・やっぱり弾ける人を探したほうが)

千砂都「なんだか眠たくなってきた。そういえば今日はダンスの朝練でかなり体力を消耗したっけ」

千砂都「ちょっとだけ・・・・寝る」

千砂都「zzzzzzz」

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗｯ

栞子「・・・・」

栞子「やっぱり船砂都さんは・・・」

栞子「ありがとう・・・・そして」

栞子「ごめんなさい・・・・」

**名無しで叶える物語**(もんじゃ) · 2023/01/07(土) 09:39:56.34

支援

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2023/01/07(土) 11:55:11.97

支援

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2023/01/07(土) 21:30:50.71

支援

**名無しで叶える物語**(しまむら) · 2023/01/08(日) 12:55:52.38

ぽむ

**名無しで叶える物語**(光) · 2023/01/08(日) 17:31:48.33

ほ

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2023/01/08(日) 23:31:40.12

・・・・・・・・

千砂都「・・・・・よく寝た」

？「ようやく起きたね。特待生ちゃん」

千砂都「誰・・・？」

椿ルリカ「椿ルリカ、半年前までは椿咲花女子高等学校に通っていたの」

椿ルリカ「でも今はこうして・・・・実験体としてこの施設に無理やり連れていかれました」

千砂都「・・・・・」

ルリカ「他にもわが校の生徒が数名・・・いるのですが既に命を落としている人間もいます」

千砂都「仕方ないんじゃない。私たちは都合の良い道具・・・・タイムマシーンで過去に飛び未来を変える為の存在」

千砂都「ここにきた以上・・・選択肢は二つ」

千砂都「実験で死ぬか、生き延びて耐えるか」

ルリカ「私はお母さんに会いたい・・・もう一度で良いから、こんなところで死にたくない」

ルリカ「きっと心配してお母さんは探しているよ」

千砂都「・・・・・」

ルリカ「・・・マーヤちゃん、ユズハちゃん達何名かでここから脱出計画を練っているの」

千砂都「脱出なんて出来ない。前に脱走しようとして捕まった女の子」

千砂都「死ぬよりも酷い目に遭って苦しんだ挙句・・・・最後は殺してくれと懇願してた」

千砂都「それでも死なせてもらえず・・・数か月は・・・生き延びた」

千砂都「だから、止めた方が良い」

ルリカ「でも・・・・あなたは脱出しないといけない。大切な妹を守る為にはそうするしかない」

千砂都「問題を起こさなければ、私は比較的あなたとは違って自由に動ける。過酷な実験も免除されている」

千砂都「5人いる適合者の1人だから」

ルリカ「でも・・・適合者である以上いずれは、【使われる】」

ルリカ「高確率で妹さんとは離れ離れ」

ルリカ「この世でもっとも大切なのはヨスガの絆。その絆を果たしてまもりきれるでしょうか？」

千砂都「・・・・・・」

**名無しで叶える物語**(しまむら) · 2023/01/09(月) 08:24:57.32

支援

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2023/01/09(月) 20:56:50.98

支援

**名無しで叶える物語**(たまごやき) · 2023/01/10(火) 07:16:12.49

ほ

**名無しで叶える物語**(茸) · 2023/01/10(火) 07:38:34.14

千砂都「・・・・・・」

ルリカ「次までに考えて・・・私は絶対に脱出してみせるから」

千砂都「・・・・脱出か」

千砂都「脱出なんて出来るのかな・・・」

千砂都(〇〇〇〇の為にも脱出するのは良い事かもしれない)

千砂都(でもバレたて見つかった時は・・・・)

「止めた方が良いと思う」

千砂都「滝川アンズちゃんだっけ」

千砂都(彼女は珍しく、実験にも積極的に意欲をみせて研究所の人達や上層部にも気に入られている存在だ)

滝川アンズ「私たちはここ居る時点で終わり。希望なんて何もない」

アンズ「仮に、逃げられたとして親は喜ぶと思うかな」

アンズ「実験の結果体はボロボロ・・・容姿だってもうだいぶ変わった」

アンズ「今の姿を見れば、親はいっぱい悲しむ」

アンズ「親に姿を見せる前に死んだ方が良いの」

アンズ「それも早くね。そうすれば・・・辛い思いをしなくて済む」

千砂都「積極的に実験に意欲的なのも早く死にたいから？」

アンズ「・・・・・・」ｺｸｯ

アンズ「千砂都ちゃんも希望なんて持ってはいけない。だから脱出計画になんて乗らないで」

**名無しで叶える物語**(光) · 2023/01/10(火) 20:34:42.80

ほ

**名無しで叶える物語**(もんじゃ) · 2023/01/11(水) 07:41:50.70

し

**名無しで叶える物語**(SIM) · 2023/01/11(水) 23:25:27.43

ほっしゅ

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2023/01/11(水) 23:39:08.99

千砂都「・・・・・・」

アンズ「まぁ、決めるのはあなた。でもね考えて」

アンズ「私たちは幸せにはなれない」

アンズ「きっと最期は、ろくな死に方をしない」

アンズ「・・・・・だからさ、脱出なんて下らない事よりも短い人生気持ちよく生きようよ？」

千砂都「？」

千砂都「どういこと？気持ちよく生きるって」

アンズ「私の願いを聞いてくれたら、あなたの性奴隷になっても良い」

千砂都「せ、性奴隷!!!」

アンズ「何でも言う事を聞くよ。どんなプレイでも」

千砂都「えっ・・・・どんなプレイでも/////」

アンズ「詳しい話は、また今度しましょ」

千砂都「もう少し詳しく!!!!!」

アンズ「がっつきすぎ・・・・変態」

アンズ「詳しくは今度話すけど・・・私の母の事でね」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2023/01/12(木) 13:50:06.53

ほ

**名無しで叶える物語**(光) · 2023/01/13(金) 00:04:52.41

ほ

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2023/01/13(金) 00:18:22.23

・・・・・・・

・・・・・

・・・・

千砂都「ダメだよ!!!!セイドレイナンテ!!!!」

千砂都「私にはちぃちゃんが!!!!!」

睦月「変な夢でもみたか？性奴隷連呼してたぞ～」

千砂都「夢・・・・」

千砂都「なんだかとてもリアルだったような」

睦月「だとしたら過去かもな、夢とは時に思い出を呼び起こすこともある」

睦月「性奴隷にした過去があるのか？」

千砂都「そんなのないYO!!!!!!」

千砂都「・・・・・」

千砂都(でも一つ気になったことがある)

千砂都「ねぇ睦月ちゃん。滝沢キョウカって子知ってる？」

睦月「滝沢キョウカ。聞いたことあるのだ・・・この間テレビに出ていた」

睦月「親が椿咲花女子高校の理事長で大阪に古くからある伝統的な学校だが」

睦月「年々入学する学生が減ってきているから、芸能コースアイドル部をこの度その子の提案で」

睦月「設立する事になったとかで、話題にはなっていたのだ」

千砂都「・・・・・」

睦月「千砂都はそこに進学したいのか？」

千砂都「ちょっと聞いてみただけ」

千砂都(滝沢キョウカ・・・滝沢アンズの母親)

千砂都「ちなみその滝沢キョウカって何歳なの？」

睦月「おそらく一緒の歳くらいなのだ」

千砂都(一緒の歳って中一くらいは？じゃあ何・・・あのアンズって子は未来の子供？)

**名無しで叶える物語**(SIM) · 2023/01/13(金) 14:22:34.52

支援

**名無しで叶える物語**(光) · 2023/01/13(金) 21:04:44.40

支援

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2023/01/14(土) 13:35:45.83

千砂都「(ヾﾉ･∀･`)ﾅｲﾅｲ」

千砂都「きっと疲れていたから変な夢を見たんだよ!!!!」

千砂都「よかった・・・・性奴隷になりたがる女の子はいなかったんだ」

千砂都(ちょっとだけ残念・・・・って何考えてるの私!!!!)

睦月「・・・・・・」

睦月「やらしい妄想をするのは勝手だけど、文化祭まであとちょっと」

睦月「なんとしてもピアノを弾いてもらう」

睦月「栞子みたいに・・・辞めるなよ」

千砂都「分かってる・・・・」

**名無しで叶える物語**(もんじゃ) · 2023/01/14(土) 22:54:15.16

しえん

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2023/01/15(日) 09:13:31.03

・・・・・・・

嵐家

千砂都「鞄の中に私のじゃないノートが入ってる・・・」

千砂都「【初心者でもうまくピアノを弾けるコツノート】」

千砂都「誰かが間違えて入れたのかな・・・」

千砂都「・・・・」

千砂都「ちょっとだけ読んでみよう」

数時間後

千砂都「・・・・凄い頭に入ってくる」

千砂都「まるで私が覚えられるように分かり易く解説してくれて」

千砂都「コツ、ちょっとした技まで書いてある」

千砂都「私の為に書いてくれたようなノートだ・・・」

千砂都「誰なんだろう？ありがとう・・・なんとか文化祭まで間に合いそう」

**名無しで叶える物語**(茸) · 2023/01/15(日) 09:58:13.30

・・・・・・・

嵐家

千砂都「鞄の中に私のじゃないノートが入ってる・・・」

千砂都「【初心者でもうまくピアノを弾けるコツノート】」

千砂都「誰かが間違えて入れたのかな・・・」

千砂都「・・・・」

千砂都「ちょっとだけ読んでみよう」

数時間後

千砂都「・・・・凄い頭に入ってくる」

千砂都「まるで私が覚えられるように分かり易く解説してくれて」

千砂都「コツ、ちょっとした技まで書いてある」

千砂都「私の為に書いてくれたようなノートだ・・・」

千砂都「誰なんだろう？ありがとう・・・なんとか文化祭まで間に合いそう」

**名無しで叶える物語**(もんじゃ) · 2023/01/15(日) 23:40:13.54

ぽ

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2023/01/16(月) 01:14:33.22

・・・・・・・

ｶﾞﾁｬｯ

進路指導の先生「待たせたね」

菜々「⁄/*ｲ`＾ᗜ＾ﾘﾍﾟｶｰいえ、全然待っていません!!!!」

進路指導の先生「まずは・・・中川が出した進路希望調査についてだが」

進路指導の先生「第一希望は千歳橋高校」

進路指導の先生「第二希望が彩芽ヶ丘高校」

進路指導の先生「第三希望が綾ノ杜女子高校」

菜々「⁄/*ｲ`＾ᗜ＾ﾘﾍﾟｶｰはい!!!東大に進学するためには偏差値の高い公立高校に進学するのが一番の近道です!!!!」

菜々「⁄/*ｲ`＾ᗜ＾ﾘﾍﾟｶｰ特に千歳橋高校は都内の公立高校で一番東大生を輩出している高校ですから!!!!」

進路指導の先生「はぁ・・・・」

進路指導の先生「中川、夢を見るの構わないが・・・現実もしっかり見た方が良い」

進路指導の先生「中川の成績は悪い。去年もほとんどの教科は1が付いていた」

進路指導の先生「先生からもあまり評判は良くない」

進路指導の先生「授業の話を聞かない・・・・質問には全然答えられない。意思疎通ができない」

進路指導の先生「正直言ってなぁ・・・・」

菜々「・・・・・・わ」

菜々「私だって、頑張ってます!!!真面目に・・毎日!!!!」

進路指導の先生「それでこの体たらくか？」

進路指導の先生「ハッキリ言う。レベルを落とせ」

進路指導の先生「中川じゃあ千歳橋高校は無理だ。もっとレベルを落として確実な高校に進学するんだ」

進路指導の先生「高田馬鹿高校とかトーヨコキッズ高校なら・・・中川のレベルでも充分ついていける」

進路指導の先生「大学だってバカ田大学くらいなら進学できる」

進路指導の先生「中川の容姿なら、多少馬鹿でも雇ってくれる企業はあるはずだ」

進路指導の先生「だから、な？」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2023/01/16(月) 19:54:03.46

ほ

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2023/01/17(火) 00:07:40.01

菜々「・・・・・困ります」

菜々「私は東大に進学して、一流企業へ就職しないといけないのです!!!!」

菜々「お願いします・・・・無理だなんて言わないでください!!!!」

進路指導の先生「無理だ・・・この間の中川に受けさせたテスト。小学校レベルの問題しかなかったのに」

進路指導の先生「中川は12点しか取れなかった」

進路指導の先生「努力をすれば、なんとか持ち直せる人間もいる」

進路指導の先生「だがな・・・中川は出来ない人間だ」

菜々「そんなことありません!!!!!」

進路指導の先生「いいや、こっちは何十年も生徒を見ている」

進路指導の先生「中川のような発達しょうが・・・・要領の悪い生徒は出来ない」

進路指導の先生「だから諦めてレベルを下げる方が身の丈に合っている」

菜々「ヤダ・・・やだやだやだやだ」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

菜々「お願いします・・・お願いします」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

進路指導の先生「いい加減にしろ!!!!」

進路指導の先生「自分の能力も把握できない人間が偏差値の良い高校には進学できるわけないだろ!!!」

菜々「ヤダヤダヤダヤダ・・・・・」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

**名無しで叶える物語**(SIM) · 2023/01/17(火) 16:34:30.82

😭

**名無しで叶える物語**(茸) · 2023/01/17(火) 19:30:48.21

進路指導の先生「はぁ・・・・」

進路指導の先生(こいつの相手をすると疲れる)

進路指導の先生(ほんと、発達のガキの面倒をみるのは怠い)

進路指導の先生「どうしても東大に行きたいなら私立に進学したほうが良い」

進路指導の先生「虹ヶ咲学園という学校は都内の私立で東大、京大、一橋や東工大」

進路指導の先生「更には海外の超一流大学に進学する生徒も多い」

進路指導の先生「特にライフデザイン学科は都内ナンバーワンの偏差値を誇る」

菜々「虹ヶ咲学園・・・・」

進路指導の先生「中川の頭では一生無理だけど、普通科は高額な入学金と授業料を払えるなら誰でも入れる」

菜々「ほ、本当ですか!!!!」

菜々「⁄/*ｲ`＾ᗜ＾ﾘﾍﾟｶｰさっそく帰って両親に相談してみます!!!!」

進路指導の先生「ああ。ガンバレ中川」

進路指導の先生(入れてもお前の頭じゃ、絶対落第するけどなwwwww)

進路指導の先生(中川が哀れに見えてきた)

進路指導の先生(無能なのに、東大に進学する夢を見続けるなんてな・・・・親も早く諦めさせろ)

**名無しで叶える物語**(SIM) · 2023/01/18(水) 12:00:45.53

支援

**名無しで叶える物語**(光) · 2023/01/18(水) 19:12:37.80

ほ

**名無しで叶える物語**(茸) · 2023/01/19(木) 07:49:55.21

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ
「生徒の方は速やかに下校してください」

歩夢「@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ・・・・・・」

るう「ﾊｧﾊｧ・・あとは帰る前にグランドを整備しないと・・・・」

歩夢「@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ多々良るうちゃん。お疲れ様」

るう「う、上原さん」

歩夢「@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘるうちゃんって陸上部に入っていたんだ」

歩夢「@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘなんだか意外」

るう「体を動かすのは大好きなんだ」

るう「悩んだ時とか嫌な時にさ・・・がむしゃらに走るとね。滅茶苦茶元気が出る」

歩夢「@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ　そうなんだ」

るう「上原さん、帰宅部でしょ？陸上部に入って運動しない？」

るう「きっと有意義な時間を過ごせると思う」

歩夢「@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ私は遠慮しとく、あんまり運動は苦手だから」

るう「そんなことないよ。上原さん・・・体の見た目からしてかなり運動センスあると思う」

るう「将来有望だよ」

歩夢「@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ・・・・・」

歩夢(何が将来有望だ。馴れ馴れしくてムカつく)

歩夢(ゆうちゃんにもそうやって馴れ馴れしく近づいて私から奪ったのかな？)

歩夢(でも・・・・取り返す。ゆうちゃんの一番は私なの!!!!!)

歩夢「@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘるうちゃんは今度の休みもゆうちゃんとスポーツ観戦行くの？」

るう「うん・・・・そうだよ」

歩夢「@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘすっかり仲良しだね」

歩夢(あームカつくムカつく)

るう「でも・・・本当は大好き上原さんも来て欲しい」ﾎﾞｿｯ

歩夢「@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ何か言った？」

るう「えっ・・////あっ・・////いや・・・・なんでもない////」

るう(なに言ってるの私!!!!!)

るう(上原さんに聞かれたりしたら・・・・恥ずかしい////)

るう(はぁ・・・・いつか二人っきりで・・・スポーツ観戦じゃなくて何処へでも良いから行きたいなぁ・・・・)

るう(私に・・・告白する勇気があれば)

**名無しで叶える物語**(光) · 2023/01/19(木) 16:46:45.91

ほ

**名無しで叶える物語**(公衆) · 2023/01/20(金) 07:48:52.14

歩夢「@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ・・・・・」

歩夢「@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘるうちゃん。私・・そろそろ帰るから」

歩夢「@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ明日・・・元気で登校してね」

るう「うん・・・・また明日」

・・・・・・・

るう「上原さん。やっぱり可愛いなぁ」

るう「【@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ】の顔見るだけで癒される・・・」

るう「・・・・よしっ、私上原さんに告白する」

るう「やっぱり自分の向き合わないとね」

るう「帰ったら高咲さんに聞こう!!!!」

ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀ

「多々良!!!!」

ｷﾞｭｯ

るう「!!!!!」

るう「えっ・・・・葛頼葉君？」

るう(いきなり抱き着かれちゃったんだけど)

葛頼葉「すまん。多々良・・・こうしてお前に抱き着けば50000円貰えるらしいんだ」

るう「ど、どう言う事？」

葛頼葉「分からない、でも俺お金欲しいから・・・今月ピンチなんだ」

るう「でも・・・・困りるよ。誰かに観られたら・・・・それに葛頼葉君には彼女も居るから」

るう(葛頼葉君。スクールカースト上位で学校でもトップの人と付き合っている)

るう(もしこんな姿をバレたりしたら・・・)

・・・・・・・・

ﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬｯ

歩夢「@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘあーあ終わったね」

歩夢「@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ抱き合っている姿・・・LINEに貼っておくから♪」

**名無しで叶える物語**(しまむら) · 2023/01/20(金) 21:30:55.63

支援

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2023/01/21(土) 18:08:36.38

夜

侑「歩夢の好きな物？」

侑「そうだね。歩夢は、ゲームが好きだよ・・・遊ぶゲームはクソゲーだけど」

侑「とんでもないクソゲーばかり持ってくるから遊ぶのに飽きるんだよねー」

侑「他には爬虫類とか好きかな？家で蛇を飼うくらいには」

るう「クソゲーに・・・・爬虫類・・・変わった子なんだね。上原さんって」

侑「本当にろくでも無い人間だよ。るうちゃん考え直してみて」

侑「歩夢なんか好きになって良い事ないよ。疲れるだけ」

侑「それに嫉妬深いし、自分勝手でワガママ・・・・・」

るう「でも・・・・・幼馴染なんだよね？」

侑「・・・・・・・」

侑「成り行きでね」

侑「もう一度聞くけど、ホントに恋愛対象を歩夢で良いの？」

るう「うん・・・・」

るう「私にとって、上原さんは大輪の花」

るう「窮屈だったり、退屈だったりした日々から上原さんに出会った私は変れた」

るう「出会わなかったら・・・私は・・・・どうなっていたか」

るう(暗く、独りぼっちだった私は上原さんに出会って・・・一目ぼれをした)

るう(そして彼女に近づきたくて、明るく元気に振舞うようになった)

侑「・・・・・そうだ。るうちゃんの歩夢への想いを歌にしてみたら？」

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2023/01/21(土) 20:31:30.10

侑「歩夢って結構そういうのに弱いからさ」

侑「歩夢の為の歌を作って歌って告白すれば、受けるよ!!!!」

るう「歌なんて・・作ったことないよ」

侑「大丈夫・・・熱い想いを伝えればなんとかなるって」

侑「頑張ってるうちゃんならきっとできるよ」

るう「・・・・・・・・分かった。やってみる」

るう「今日はありがとう。また明日学校で・・・・」

侑「素敵な曲、楽しみにしている♪」

ﾋﾟｯ

るう「・・・・・」

・・・・・・・・

歩夢「@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ初めまして上原歩夢です」

歩夢「@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘまだまだ未熟者ですし、見た目も多分・・・・普通？ですけど」

歩夢「@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ一歩一歩コツコツと頑張っていきますので、、よろしくお願いいたします」ﾍﾟｺﾘｯ

るう「・・・・・」

自己紹介の挨拶で上原さんを初めて見た時、私は心を奪われた

とても綺麗で美しく・・・そしてお淑やか・・・・

私は彼女に心を奪われて・・・初めて恋の味を知った。恋の蕾・・・・開花宣言

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2023/01/21(土) 20:31:59.56

・・・・・・・・・

次の日

るう「んっ・・・・」

るう「はっ、もうこんな時間!!!!」

るう「早く学校行かないと!!!!」

ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀ

・・・・・・

学校

るう「高咲さん。おはよう」

侑「・・・・・うん。おはよう」

るう「私、上原さん為に曲を作ったよ。ほらっ・・これ紙」

るう「曲名は・・・・【開花宣言】」

るう「是非高咲さんに見て欲しい!!!!」

侑「・・・・・・それよりもるうちゃん」

カースト上位の女子「多々良～やっと登校してきたか」

るう「？」

ｶﾞｼｯ

カースト上位の女子「ちょっと来い!!!!」

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2023/01/22(日) 12:29:56.84

カースト上位の女子「お前さぁ、ウチの彼氏に手を出そうとしてるって聞いたんだけど」

カースト上位の女子「本当なの？」

るう「し、知りません。私何も・・・」

ﾎﾞｺｯ
ﾎﾞｺｯ

るう「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

カースト上位の取り巻きA「嘘ついてんじゃねぇよ」

カースト上位の取り巻きB「正直に話せば、五発くらいで許してやるからさ」

るう「本当に・・・違います」

ﾎﾞｺｯ

るう「あぁぁぁぁぁぁぁ」

カースト上位の女子「クラスLINEにお前とあっくんが抱き合っている画像が流れてきているんだけど」

るう「そ・・・・それは誤解です」

ﾎﾞｺｯ

カースト上位の女子「抱き合っている画像があるのに、誤解も無いだろ!!!!」

ﾎﾞｺｯﾎﾞｺｯ

るう「うぅぅぅぅ・・・痛い」

歩夢「@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ」

歩夢「@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ私は、見ました」

カースト上位の女子「上原ぁ、本当か？」

歩夢「@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ　うん・・・」

歩夢「@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ葛頼葉敦君と抱き合っていましたし、その後二人っきりで帰ってました」

るう「上原・・・さん・・・」

スクールカースト上位の女子「だってさ」

ﾎﾞｺｯ

カースト上位の女子「さぁて、どう血祭りにあげるか」

カースト上位の女子「今からコイツは学校の最底辺のゴミです」

るう「あっ・・・あっ・・・」

カースト上位の取り巻きA「まずは・・・ロッカーの雑巾を食べさせまーすwwww」

るう「助け・・・」

カースト上位の取り巻きB「逃げるなよ・・・存分に可愛がってやるから!!!!」

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2023/01/22(日) 12:30:45.64

・・・・・・

侑「・・・・・歩夢」

歩夢「@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘみた？るうちゃんの情けない顔」

歩夢「@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘこれからどうなっちゃうんだろうねぇ・・・・侑ちゃん」

侑「どうして・・・告げ口なんてしたの？」

侑「カースト上位の子。かなり怒らせるとヤバい奴だって知ってるはずなのに」

歩夢「@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘでもさ・・・他人の彼氏を奪おうとする悪い子だよ？」

歩夢「@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘキッチリ報告して罰は受けないと」

侑「るうちゃんはそんな事しない!!!!!」

侑「きっと何かの間違えだよ!!!!!」

歩夢「@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ侑ちゃんもクラスLINEに貼られたが画像を見たはずだよ」

侑「・・・・・・それは」

歩夢「@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘじゃあ？今から止めてみる？」

歩夢「@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘそしたら侑ちゃんも標的になりそうだけど・・・・耐えられる？」

侑「っ・・・」

歩夢「@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ無理だよね。侑ちゃんもるうちゃんにそこまで出来ないよね？」

歩夢「@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ所詮あの子はその程度の人間・・・・ﾌﾌﾌﾌｯ」

侑「・・・・・・」

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2023/01/22(日) 12:31:43.52

・・・・・・・

高咲家

ｶﾞﾁｬｯ

高咲母「あらっ、お帰り・・・ずいぶん今日は早く帰ってきたわね」

侑「・・・・・」

ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀ

ﾊﾞﾀﾝｯ

侑「結局私も同じだ。何もできない」

侑「私が助けたところで・・・今度は私に標的される」

侑「・・・・・・ごめんね。るうちゃん」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

・・・・・・

歩夢「あーあ、スッキリした」

歩夢「葛頼葉君も私が匿名で書いた、報酬の50000円に目がくらんでみごとにハマった」

歩夢「葛頼葉君はクズだから、きっとるうちゃんに全部押し付ける」

歩夢「@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘﾌﾌﾌﾌｯ」

**名無しで叶える物語**(茸) · 2023/01/23(月) 08:39:25.29

・・・・・・・

更生保護施設

愛「・・・・・」

「アンタさ、ここにきて全然しゃべらないね～」

愛「うるさい」ﾎﾞｿｯ

「・・・・・・」

「全国でも話題になった連続ロリコン殺人鬼。犯人は捕まったみたいだけど」

「緘口令が敷かれていて、全然続報が無かった」

「犯人がどんな人間かもまったく・・・」

「それでさ・・・・ウチらは考察していたんだよね」

「もしかしたら犯人は、子供だって」

愛「・・・・・・」

「あたしもさ。人を2人殺しているんだけど・・・アンタを初めて見た時びびっときたね」

「人を何十人も平気で殺した顔だ」

「アンタでしょ？」

愛「はいはい」

愛「・・・・・・好きに考察すれば？」

「言っとくけど、更生なんて無意味だよ」

「アンタは必ず、また人を殺す」

「人を殺す感覚ってさ・・・・忘れられないんだよ」

「楽しかったでしょ？」

愛「・・・・・・・」

愛(楽しくなんかあるか)

愛(ロリコン共は次から次へと現れてくる)

愛(殺しても殺しても終わらない・・・)

愛(悔しい・・・・こうしている間にも被害者は増える一方なのに・・・・)

**名無しで叶える物語**(もんじゃ) · 2023/01/23(月) 20:11:33.95

支援

**名無しで叶える物語**(もんじゃ) · 2023/01/24(火) 09:42:36.70

ほ

**名無しで叶える物語**(たまごやき) · 2023/01/24(火) 18:14:52.43

ほ

**名無しで叶える物語**(公衆) · 2023/01/24(火) 18:49:16.50

・・・・・・・

外苑西中学校文化祭当日

栞子「今日で・・・・この学校ともおさらばです」

栞子「短い間でしたが、とても楽しかったです」

・・・・・・

栞子「転校ですか？」

三船家当主の娘「確かにアンタは澁谷かのん共と絶交したけど」

三船家当主の娘「また底辺のガキに変な感情を持たないように」

三船家当主の娘「転校しなさい。もっともっと金持ちの多い学校」

栞子「私は今の学校で十分間に合っています」

三船家当主の娘「栞子・・・調子に乗るな」

三船家当主の娘「底辺の娘に情を持った栞子にチャンスを与えてあげてるというに」

三船家当主の娘「逆らうつもり？」

栞子「そんなことはありません・・・」

三船家当主の娘「だったら転校しなさい」

栞子「はい・・・・」

三船家当主の娘「栞子が言う事をちゃんと聞いて三船家当主に相応しい女になり」

三船家当主の娘「良い婿を手に入れて世継ぎを残して死ぬ」

三船家当主の娘「それが三船栞子と言う女の価値」

三船家当主の娘「少しでも反抗したり、逆らえば・・・・酷い目に遭うわよ？」

栞子「分かっています・・・・」

三船家当主の娘「良い子ね」

ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2023/01/25(水) 09:55:38.38

・・・・・・・

栞子「・・・・・・」

栞子「もうすぐ、かのんさん達の軽音部がライブをする時間です」

栞子「見にいきます・・・・」

体育館

かのん「みんなぁー盛り上がってるぅ？」

「ｵｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫ」

かのん「私達軽音部の音楽、最後まで聞いてね」

「ｵｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫ」

かのん「まずは最初の曲は・・・・」

栞子「随分楽しそうですね。かのんさん」

栞子(歌えなかった時のかのんさんとは大違いです)

栞子「ᶘｲ^⇁^ﾅ川」

栞子「ᶘｲ^⇁^ﾅ川最後ですし私も精いっぱい楽しみましょう♪」

・・・・・・・・

かのん「♪～♪～」

睦月「♪～♪」

咲「♪～」

千砂都「♪～♪、♪～♪」

栞子「ᶘｲ^⇁^ﾅ川千砂都さん。上手く弾けています」

栞子「私が千砂都さん用に作ったノート・・・成果が出たようで嬉しいです」

栞子(時間が無いのに無茶をさせて、申し訳ございません)

**名無しで叶える物語**(らっかせい) · 2023/01/25(水) 19:58:38.05

誰だこのスレ立てた奴

**名無しで叶える物語**(くさや) · 2023/01/26(木) 08:56:08.64

・・・・・・・

かのんさん達の楽しいライブは終了し、周りも沢山盛り上がっていました

栞子「ᶘｲ^⇁^ﾅ川・・・・・」

栞子「もう思い残すことはありません。さようなら・・・・」

「待って狂犬」

千砂都「ﾊｧﾊｱ・・・間に合った」

栞子「千砂都さん。今さっきまでライブしていたのに」

千砂都「全速力で追いかけて来たの!!!狂犬があまりにもニヤニヤして気持ち悪かったから」

栞子「ニヤニヤなどしていません」

千砂都「丸見えだったよ。【ᶘｲ^⇁^ﾅ川】みたいな顔して」

千砂都「それよりも聞いたよ。転校するって」

栞子「そうです。今日の文化祭が終わればもう2度とこの学校には通いません」

千砂都「どうして？どうして・・・・転校なんて」

千砂都「訳が分からない、狂犬の行動が理解できない」

千砂都「かのんちゃんを助けたと思ったら、傷つけて・・・そして転校して・・・・」

栞子「・・・・・・簡単な事です」

栞子「器の違いです」

千砂都「・・・・それって私やかのちゃんが小さいから理解できないって事？」

栞子「自由に解釈しても構いません」

千砂都「・・・・・・」

千砂都(もしかして狂犬は・・・・)

↓コンマレス
コンマ奇数　栞子を理解する
コンマ偶数　栞子を理解できない

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2023/01/26(木) 09:35:40.87

一人くらいは本当の気持ちをわかってくれる人がいてほしいが

**名無しで叶える物語**(もんじゃ) · 2023/01/26(木) 23:15:14.23

支援

**名無しで叶える物語**(もんじゃ) · 2023/01/27(金) 07:21:48.69

幼馴染のよしみでと思ったがそもそもこの世界線でランしおは幼馴染だったっけ

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2023/01/27(金) 18:49:59.85

・・・・・・・・

・・・・・・

青紫髪の女性「ただひとつ。私は後悔していることがあります」

千砂都「後悔した事？」

青紫髪の女性「もう一度、このラブライブ歴代優勝者を見てください」

ラブライブの歴代優勝
青紫髪の女性 1年生の頃
・夏季武士道女学院【ミントチョコ】夏川マイ他４名
・冬季武士道女学院【ミントチョコ】夏川マイ他４名
青紫髪の女性 2年生の頃
・夏季武士道女学院【ミントチョコ】夏川マイ他2名
・冬季武士道女学院【ミントチョコ】夏川マイ他2名
青紫髪の女性 3年生の頃＆妹が1年生の頃
・夏季音ノ木坂学院【μ's】高坂穂乃果他8名
・冬季虹ヶ咲学園【PKK】朝香果林
青紫髪の女性の妹が2年生の頃
・夏季静真高校【ヨウソロ】渡辺曜
・冬季神津島高校【Sunny_Passion】聖澤悠奈＆柊摩央
青紫髪の女性の妹が3年生の頃
・夏季音ノ木坂学院【μ's】高坂雪穂他8名
・冬季結ヶ丘女子高等学校【Liella!】澁谷かのん、葉月恋、三船栞子、中須かすみ、中須きな子

青紫髪の女性「最後の方に出てくる三船栞子」

千砂都「・・・・・・その人がどうしたの？」

青紫髪の女性「私が居た頃の時代はラブライブと言えば、関東有利で地方は不利でした」

青紫髪の女性「それでも私達、北海道の高校は頑張って何度も決勝に出場したのに」

青紫髪の女性「優勝には届かなかった」

青紫髪の女性「ラブライブ!のメインスポンサーであった三船財閥の御令嬢」

青紫髪の女性「三船栞子に八つ当たりをしてしまいました」

青紫髪の女性「貴方たち三船財閥が北海道を勝たせないように工作をしていると」

青紫髪の女性「いえ・・・もっと酷い言葉を言ったのかもしれません」

千砂都「・・・・・」

青紫髪の女性「でも、彼女は違っていました」

青紫髪の女性「何と彼女は逆にラブライブ!で地方の高校が不利にならないように」

青紫髪の女性「公平に評価してもらえるよう頑張ってくれていました」

千砂都「そうなんだ・・・」

青紫髪の女性「・・・・・気づいたのは、もっと後で謝ろうにも彼女は既にこの世から去っていました」

青紫髪の女性「どうして・・・私は彼女の事を信じる事が出来なかったのか・・・・」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

青紫髪の女性「ごめんなさい・・・」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2023/01/27(金) 19:11:52.85

ほ

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2023/01/28(土) 09:59:39.08

・・・・・・・・

・・・・・

・・・

千砂都「今の頭の中から何か・・・・」

千砂都(でも・・・あの青紫髪の女性は誰かは知らないけど後悔していた)

千砂都(・・・・疑う事よりも信じる事。理解する事が大切だ)

千砂都(考えろ・・・三船栞子という普通の人と違った狂犬の気持ちを・・・)

千砂都「・・・・・・」

千砂都「・・・・狂犬」

千砂都「器の違いは確かにある・・・かもしれない」

千砂都「家柄も違うし、育ちも違う」

千砂都「狂犬は本当にかのんちゃんを嫌った訳でも無いよね？」

栞子「好きに解釈しても構いません」

千砂都「・・・・じゃあ私の好き解釈するね」

千砂都「狂犬は、理由があってかのんちゃんと絶交しこの中学校からも転校する」

千砂都「おそらくは家の意向かな。三船財閥って凄いから」

栞子「・・・・・・」

千砂都「でも酷いよ狂犬。私もかのんちゃんも友達じゃなかったの？」

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2023/01/28(土) 10:01:03.99

千砂都「こうなる前に相談くらいして欲しかった」

千砂都「いや・・・・それすらできないくらい追いつめられている」

栞子「・・・・・」

千砂都「なんか後ろにさ・・・・視線を感じるんだよね」

千砂都「誰かに見られているような不愉快な気持ち」

千砂都「もしかして監視されている？」

栞子「・・・・・」

千砂都「何も言わなくても良いよ。分かったから」

千砂都「でも・・・・・きっとまたいつか一緒に仲良く遊べる日はあるから」

千砂都「あんまり長くコソコソしていると見られている人に怪しまれるから」

千砂都「バレないように・・・」

千砂都「もう狂犬なんて大嫌いだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

千砂都「もう2度と会いたくない!!!消えろ!!!!この世からいなくなれぇぇぇぇぇぇぇぇ」

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2023/01/28(土) 19:40:41.28

・・・・・・・・

某廃墟

●「結局・・・生徒手帳は見つかりませんでした」

●「ごめんなさい。ごめんなさい」

〇「謝罪など不要。無くなった事実は変らない」

〇「どう責任をとる？」

●「・・・・・・・」

■「ねぇ・・・・やっぱり今回はやめようよ。次の周回にまた賭ければ」

〇「嫌だ。今回で全てを終わらせる」

〇「次なんて無い!!!!!!」

□「でもさ・・・・生徒手帳をに無くしたのは痛いよ」

□「過去にもさ、私たちの事を知っている人物・・・居たでしょ？」

◇「そうそう、だから危なかったんだよねぇ」

◇「一歩間違えればこっちが死んでいた」

◆「相手は1人だから、対処できたけど・・・・複数人居たとしたら？マズい」

◆「だったら早々に・・・次の周回をした方が」

〇「ダメだ!!!!!」

〇「次なんて成功する保証はどこにもない」

〇「今回が一番、都合が良い!!!!!チャンスは今しかない!!!!」

■「【渡辺の子供たち】筆頭が言うなら・・・・従うしかないけど」

■「無理な時は次の周回に移行するから」

■「渡辺曜・・・・つまりお姉さまを救い。平和な世界で暮らすのが目的なのですから」

**名無しで叶える物語**(もんじゃ) · 2023/01/29(日) 10:47:41.38

支援

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2023/01/29(日) 14:17:56.27

それから2年後・・・・・

沼津

援交JC「アンタ・・・この辺りの子じゃないよね？」

援交JC「どこから来たの？」

かすみ「・・・・北海道」

援交JC「ほ、北海道からわざわざここまで遠征しに来たの!!!!!」

援交JC「終わってるねアンタ・・・いや終わってるのは円光オヤジか」

援交JC「まぁ頑張って、変態オヤジばっかだからすぐに買ってもらえると思うよ」

かすみ「・・・・・・」

かすみ(結局・・・・私は抜け出せなかった)

お金を稼ぐ為、きな子の為・・・そしてきな子を捨てた家族に当てつける為に始めた

でも・・・・気が付けば堕ちて抜け出せずにずるずると沼にハマる

かすみ(心も体も穢れた私に・・・・きな子はどう思うかな？)

かすみ(もういいや・・・・早くセックスして忘れよう)

かすみ「・・・・・」

かすみ「そこのお兄さん。今暇ですかぁ～？」

青年「・・・・・ん。暇だけど」

かすみ「だったらかすみんと少し遊びませんか？」

青年「遊びって・・・ゲームセンターでも行くのか」

かすみ「ちっちっち、違いますよぉぅ～」

かすみ「ようはパパ活、セックスです」

青年「!!!!!!!!!!」

かすみ「口や手なら1万円。ゴム有りで２万、NSで3万円」

青年「まじか・・・やべぇな」

かすみ「４万円出せばNNも可能ですよぉ」

青年「NNって？」

かすみ「ノースキンでかすみんの中に・・・お兄さんの精子を・・・・」

青年「ぉぉっ・・・」

青年「買う。NNで4万!!!!!」

かすみ「じゃあ早速、ホテルにいきましょう♪」

**名無しで叶える物語**(SIM) · 2023/01/30(月) 10:51:05.74

支援

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2023/01/30(月) 18:44:33.77

支援

**名無しで叶える物語**(公衆) · 2023/01/30(月) 19:21:44.32

ラブホテル

かすみ「さっそく、服を脱いでお風呂から入りましょう!!」

青年「・・・・・」

青年「悪いけど、かすみんちゃんとノースキン中出しは出来ない」

ﾋﾞﾘﾋﾞﾘｯ

？「実は男の人に変装していたんだ」

かすみ「えっ・・・」

朝香敦美「私の名前は朝香敦美。趣味はスクールアイドルの追っかけ」

敦美「特にアクアの松浦果南さん。今は休止中だけど・・・・また再開して欲しい」

かすみ「・・・・そんな事はどうでもいいですぅ!!!!」

かすみ「ど、どうして男の人に変装していたのですかぁ!!!!!」

敦美「決まってるじゃない。パパ活を止める為だよ」

敦美「見た感じ、地元の人間じゃないのに繁華街うろついてさ・・・・もしやと思ったんだ」

敦美「男装には自信があったから、イケメン風の青年に装ったら引っかかった」

かすみ「・・・・・・」

敦美「ダメだよ。その年で簡単に体を売っちゃ・・・・もっと大切にしないと」

かすみ「説教ですかぁ？かすみんの何が分かるんですか？」

敦美「分かるよ。自分の体を売るって事は・・・つまり悩んでいるんだよね？」

敦美「困っているなら相談に乗るし・・・カウンセリングだって良いところを紹介するから」

かすみ「余計なお世話、かすみんがいくら体を売ったってアンタには関係ないですぅ」

**名無しで叶える物語**(公衆) · 2023/01/30(月) 19:22:43.53

ﾊﾟｼﾝｯ

敦美「ばか」

敦美「気づいてよ・・・・かすみん」

かすみ「うるさい!!!!」

ﾊﾟｼﾝｯ

かすみ「私の気持ちなんて分からない癖に!!!!!」

ﾊﾟｼﾝｯ

敦美「ばかすみんの気持ちなんて理解できるよ」

敦美「馬鹿だって事くらい」

ﾊﾟｼﾝｯ

ﾊﾟｼﾝｯ

敦美「体を売って・・・妊娠や病気だってあるし・・・ロリコンクズ男に目を付けられて」

敦美「万が一、取り換えしの付かない事があったらどうするの!!!!」

ﾊﾟｼﾝｯ

かすみ「そうなってもかすみんは良いんです!!!!」

敦美「良くないよ!!!もう一度考え直して!!!!」

敦美「あなたが傷つけて悲しむ人はいるよ!!!!」

敦美「あなただけの体じゃない・・・・」

敦美「私だって悲しい・・・・」

かすみ「っ!!!!!」

かすみ「出会って間もない私に対して・・・・悲しい？」

敦美「そうだよ。かすみんは本当に可愛くて綺麗・・・・なのに・・・」

敦美「自分を傷つけて・・・・痛めつけて・・・」

敦美「やめてよ・・・・」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

**名無しで叶える物語**(茸) · 2023/01/30(月) 19:23:56.58

かすみ「・・・・・」

かすみんには信じられませんでした。会って間もない人に説教を食らい
しかも・・・私の為に涙を流してくれる人が居たなんて・・・

かすみ「もう・・・戻れないよ」

かすみ「かすみんは色んな男の人と寝て、汚れて・・・しまった」

かすみ「とっくにこの体汚れていますぅ」

敦美「ううん。かすみんは戻れる・・・・今からでもやり直そう？」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

かすみ「・・・・・」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

かすみ「目から涙が・・・」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

かすみ(本当は戻りたかったんだ。止めたかったんだ・・・私)

家庭の環境に対しての反発と金を稼ぐ為に始めたパパ活も
心の中では悪いと分かっていた・・・・でも止められなかった

誰かに止めて欲しかったんだ私は・・・・

かすみ「う・・・ぅぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

敦美「よしよしっ・・・大丈夫だよかすみん」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

私達はお互いに涙を流し・・・泣き疲れて・・・・眠った

**名無しで叶える物語**(茸) · 2023/01/30(月) 19:24:33.98

次の日

ﾁｭﾝﾁｭﾝ

かすみ「・・・・・・」

敦美「おはようかすみん♪」

かすみ「おはよう・・・」

敦美「顔洗ってきなよ。凄い腫れてるよ」

敦美「それはそれで・・・可愛いけどさ」

かすみ「わっ////見ないでくださいよぉ!!!」

かすみ「もう////」

・・・・・・・

かすみ「なんとか腫れも収まったかな？」

ｸﾞｯｰ

かすみ「そう言えば昨日の晩から何も食べていないからお腹が空きましたぁ」

かすみ「コンビニ行ってパンでも」

敦美「お腹空いてるよね、かすみん」

敦美「よかったらこれ・・・私の手作りなんだけど」

敦美「レモンカスタード塩コッペパン」

かすみ「・・・・美味しんですかぁ？それ」

敦美「美味しいよ」

かすみ「・・・・いただきます」

ﾊﾟｸｯ

**名無しで叶える物語**(SIM) · 2023/01/31(火) 17:04:55.86

支援

**名無しで叶える物語**(たまごやき) · 2023/01/31(火) 20:16:30.19

ほ

**名無しで叶える物語**(茸) · 2023/02/01(水) 07:45:30.47

コッペパンは給食で何度も出てきたことはあったが

何時も残していた・・・・・美味しくなかったから

かすみ(でもこのコッペパンは違う)

かすみ(私の食欲を促して、一口かじれば・・・また欲しくなる)

かすみ(相性の良い人とセックスした時のような感覚・・・)

かすみ(もっともっと・・・もっと欲しい)

かすみ「ﾊﾞｸﾊﾞｸﾑｼｬﾑｼｬﾎﾞｷｯ」

かすみ「ﾊｧﾊｧ・・・・ﾑｼｬﾊﾞｸﾎﾞｷﾑｼｬﾎﾞｷｯ」

敦美「かすみん・・・・がっつきすぎだよ・・・」

かすみ「止まらない・・・・止まらないですぅ」

かすみ「ﾑｼｬﾊﾞｸﾎﾞｷﾑｼｬﾎﾞｷｯ・・・ｺﾞｸﾝｯ」

かすみ「♪～」

かすみ「これが・・・・コッペパン」

かすみ「給食に出てくるコッペパンとは全然違う!!!!!」

敦美「そりゃあそうだよ。このコッペパンは私の自信作だから」

敦美「コッペパン協会でも絶賛する声は多いからね」

かすみ「コッペパン協会!!!!!」

敦美「会員は世界で1億人は超える規模にまで成長している今、ホットなところだよ」

かすみ「かすみんも入りたいですぅ!!!!入って至高のコッペパンを作りたい!!!!」

敦美「コッペパンの道は厳しいよ？イースト菌とか水の修行から始まるし」

敦美「50年修行しても至高の境地には至れない人も多い厳しい世界だけど」

敦美「それでも良いの？」

かすみ「もう決めました・・・・パパ活、援交なんて辞めてコッペパンに行きますぅ」

敦美「かすみん・・・・」

**名無しで叶える物語**(光) · 2023/02/01(水) 20:05:17.33

😭

**名無しで叶える物語**(茸) · 2023/02/02(木) 07:44:31.54

私はさっそく家に帰り。親にパパ活や援助交際をしていたことを話した

結果、大問題になり・・・学校にもバレて怒られ

そして私は、数か月養護施設に暮らす事になった・・・・

養護施設

かすみ(別に怒られたって構わないですけど)

かすみ(両親の悲しむ顔には少し・・・こたえました)

かすみ(ホント・・・私はバカです・・・・)

かすみ「養護施設を出たら、本格的にコッペパン作りの修行ですぅ!!!!」

かすみ「アツ子(朝香敦美)なんてすぐに追い抜かしてあげますぅ」

かすみ「ﾌﾌﾌﾌ」

**名無しで叶える物語**(もんじゃ) · 2023/02/02(木) 23:31:48.88

支援

**名無しで叶える物語**(茸) · 2023/02/03(金) 07:45:42.73

職員「ねぇ・・・そこのあなた新しく来た子よね？」

かすみ「そうです」

職員「ちょっと頼みがあるんだけど、今からある人物に食事を持って行ってくれない？」

かすみ「いいですけどぉ」

職員「マジ助かるんだよね・・・・行くの嫌だから」

職員「場所は三階上がって角の部屋だから」

かすみ「わかりました」

・・・・・・・

かすみ「えっと・・・ここの部屋ですかぁ」

ﾄﾝﾄﾝｯ

かすみ「食事を持ってきました」

ｼｰﾝｯ

かすみ「・・・・・・」

かすみ「入りますよ」

ｶﾞﾁｬｯ

かすみ「・・・・・・」

全身厚着の女「・・・・・」

全身厚着の女「入っていいなんて言ってないけど？」

かすみ「あっ・・・・反応が無かったので」

かすみ(まだ冬じゃないのに凄い厚着・・・・全身肌が見えないくらい着こんでいます)

かすみ(ちょっと不気味・・・・)

**名無しで叶える物語**(茸) · 2023/02/03(金) 07:46:34.91

職員「ねぇ・・・そこのあなた新しく来た子よね？」

かすみ「そうです」

職員「ちょっと頼みがあるんだけど、今からある人物に食事を持って行ってくれない？」

かすみ「いいですけどぉ」

職員「マジ助かるんだよね・・・・私さ行くの嫌だから」

職員「場所は三階上がって角の部屋だから」

かすみ「わかりました」

・・・・・・・

かすみ「えっと・・・ここの部屋ですかぁ」

ﾄﾝﾄﾝｯ

かすみ「食事を持ってきました」

ｼｰﾝｯ

かすみ「・・・・・・」

かすみ「入りますよ」

ｶﾞﾁｬｯ

かすみ「・・・・・・」

全身厚着の女「・・・・・」

全身厚着の女「入っていいなんて言ってないけど？」

かすみ「あっ・・・・反応が無かったので」

かすみ(まだ冬じゃないのに凄い厚着・・・・全身肌が見えないくらい着こんでいます)

かすみ(ちょっと不気味・・・・)

**名無しで叶える物語**(茸) · 2023/02/03(金) 07:47:27.99

全身厚着の女「私もね。パパ活したことあるよ」

かすみ「えっ・・・・」

全身厚着の女「初めてのお客さんは・・・・・見た目は普通のおじさんって感じだった」

全身厚着の女「ホテルに入るとさ、まずいきなりご奉仕を命じられたんだ」

全身厚着の女「ズボンを脱がして舐めろって」

全身厚着の女「もたもたしたらいきなりビンタを食らって・・・・痛かった」

かすみ「・・・・・・」

全身厚着の女「だから頑張ったよ・・・なんとか脱がしたら」

全身厚着の女「そのおじさん、一週間も洗ってなくてね・・・・とても酷い臭いがした」

かすみ「!!!!!!」

全身厚着の女「でね。あまりの臭いに・・・・吐いたの」

全身厚着の女「そしたらまたビンタ・・・それも三回」

全身厚着の女「そこからは大変だった無理矢理咥えさせられて」

全身厚着の女「男は激しくするの・・・でも止めてくれない」

全身厚着の女「嫌がれば嫌がるほど・・・・泣けば泣くほどビンタ・・・殴られたりした」

全身厚着の女「分かる？私は・・・それに耐える事しか出来なかった」

全身厚着の女「相手が出すまで・・・ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと」

かすみ「っ!!!!」

かすみ(何なのですかこの女!!!!)

全身厚着の女「そして私の口の中に出した!!!!」

全身厚着の女「あまりの量に私は口から吐いてしまった」

全身厚着の女「そしたらまた殴られた」

**名無しで叶える物語**(SIM) · 2023/02/04(土) 00:06:05.95

ほ

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2023/02/04(土) 12:14:47.57

厚着の女「そしておじさんは、私にこう言ったの」

全身厚着の女「床にこぼした精子は全部綺麗に舌で舐めろと」

かすみ「ひぃ!!!」

全身厚着の女「今から実演するから、味噌汁を床にこぼして」

かすみ「じ、実演!!!なにを言ってるのですか!!!!」

全身厚着の女「早くしてよ!!!!・・・カスカスの尿でも唾液でもいいよ？」

かすみ「!!!!!!!」

かすみ(怖い・・・本当にヤバい人です!!!)

全身厚着の女「ほらっ早くして!!!!」

かすみ「わ、分かりました!!!」

ﾋﾟｼｬｯ

全身厚着の女「・・・・・ﾌﾌ♪」

全身厚着の女「いただきます」

全身厚着の女「ｼﾞｭｯﾙｼﾞｭｯﾙｼﾞｭｯﾙｼﾞｭｯﾍﾟﾛﾍﾟﾛｼﾞｭﾌﾞ」

全身厚着の女「ｼﾞｭｯﾍﾟﾛﾍﾟﾛｼﾞｭｯﾙｼﾞｭｯﾙｺﾞｸｯ」

全身厚着の女「ﾊｧﾊｧ・・・ｼﾞｭﾌﾞｼﾞｭﾙｼﾞｭｯｼﾞｭｯﾌﾞ」

かすみ(怖い怖い怖い怖い怖い怖い)

**名無しで叶える物語**(もんじゃ) · 2023/02/05(日) 00:00:24.78

し

**名無しで叶える物語**(SIM) · 2023/02/05(日) 09:53:47.69

支援

**名無しで叶える物語**(もんじゃ) · 2023/02/05(日) 17:26:41.12

ほ

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2023/02/05(日) 20:50:51.13

全身厚着の女「ﾊｧﾊｧ・・・カスカス」

全身厚着の女「もっとぶちまけて・・・ご飯でもオカズのハンバーグでもさ」

全身厚着の女「物足りない・・・・もっともっともっと」

かすみ「ひぃっ、もうキモいですぅ!!!!!」

ﾊﾞﾀﾝｯ

ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯﾀ

かすみ「怖い怖いキモイキモイ」

かすみ「なんなんですか!!!!あの人!!!」

・・・・・・・・・

談話室

女子A「あーかすみちゃん。【多々良るう】と出会っちゃったか」

女子B「災難だったね」

かすみ「多々良るうって言うのですかぁ・・・あのキモイ女」

女子A「虚言癖とか妄想癖とかあったりしてさ、色々とヤバいよ」

女子B「施設の職員もお手上げ状態・・・本当困った奴でさ」

かすみ「・・・・・・」

女子A「だから、かすみちゃんも近づいちゃダメだよ」

かすみ「分かりましたぁ・・・もう二度と会わないですぅ」

**名無しで叶える物語**(もんじゃ) · 2023/02/06(月) 10:08:26.05

支援

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2023/02/06(月) 14:58:03.81

支援

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2023/02/06(月) 23:54:11.20

・・・・・・・・

あれから数日が経ちました

施設での生活も慣れ、私も真人間に更生できているような気がします

かすみ「でも娯楽が少ないのは、ちょっと不満です・・・」

女子A「かすみちゃんって中学三年生だよね？」

女子A「進路って決めてる？」

かすみ「取りあえず、家族で北海道から東京に引っ越しますから」

かすみ「勉強もあまり出来ないので、私立にでも進学しようと思ってます」

女子B「いいなぁ・・・・ウチはお金無いから公立だわ」

女子A「私立ってピンキリだけど、どこに行くつもり？」

かすみ「結ヶ丘女子高等学校」

かすみ「来年度より新設される学校ですぅ」

女子A「聞いたことある。確か昔あった神宮音楽学校って言う学校の伝統を受け継ぐって言われているよね」

女子A「音楽に力を入れるとか・・・」

女子B「かすみちゃんって音楽目指すんだ」

かすみ「そういう訳じゃないですけど」

かすみ「コッペパン協会内の1、2を争うほどの実力者が入学する学校だから」

かすみ「かすみんもそこの子に負けないように入ってコッペパンの勉強を頑張る為・・・です!!!」

女子A「コッペパンの勉強の為に入るんだ・・・・」

女子B「誰なの？そこのコッペパン協会1、2を争う実力者って？」

かすみ「朝香敦美と言います」

**名無しで叶える物語**(茸) · 2023/02/07(火) 12:33:21.37

女子A「その子、本当にすごいの？」

かすみ「彼女の作ったコッペパンは本当に美味しいんですからっ!!!」

かすみ「一口かじっただけで止まりませんでした」

かすみ「そしてもっともっと欲しくなる・・・また食べたいですぅ・・・あのコッペパン」

敦美「嬉しいなぁ、かすみんに褒められて」

かすみ「あっ・・・アツ子」

敦美「久しぶり、元気にしてた？」

かすみ「あれからコッペパンのレシピ沢山考えてます・・・・」

かすみ「ざっと100品」

敦美「100品も生み出したんだ。凄いねぇ～」

かすみ「アツ子・・・・コッペパン下さい」

かすみ「食べたいよぉ・・・」

敦美「今すぐにでもあげたいけど、飲食持ち込み禁止だからまた今度ね」

かすみ「我慢できない」

敦美「施設から出たら、お祝いにかすみんの作って欲しいコッペパン作るから我慢だよ」

かすみ「・・・・・じゃあ我慢します!!約束ですから!!!」

**名無しで叶える物語**(もんじゃ) · 2023/02/07(火) 23:37:55.37

支援

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2023/02/08(水) 12:48:54.13

ほ

**名無しで叶える物語**(茸) · 2023/02/09(木) 07:48:15.92

敦美「・・・・・それと」

敦美「かすみん。本気でコッペパン作りについて学びたい？」

敦美「嘘偽りは無い？」

かすみ「学びたい!!!極めたいです!!!」

敦美「なら、今からコッペパン作りにおいて重要な人に会いに行くよ」

かすみ「会いに行くって言っても、施設から許可なく外出はできません」

敦美「大丈夫、その人はこの施設にいるから」

かすみ「えっ・・・・」

敦美「付いてきてかすみん」

・・・・・・・・

ｶﾞﾁｬｯ

かすみ「うっ・・・」

敦美「失礼します」

全身厚着の女「・・・・・・この前逃げ出したカスカスだ」

かすみ「カスカス言わないでください」

かすみ(正直会いたくなかった)

全身厚着の女「そして・・・・もう一人は誰？」

敦美「初めまして、朝香敦美と言います」

敦美「多々良るうさんですよね？」

多々良るう「・・・・・」

敦美「今から12年前、4歳だった女の子がコッペパン協会の当時の会長を」

敦美「打ち負かして、コッペパン業界を騒然とさせた」

敦美「多々良るうさんですよね？」

かすみ「えっ・・・ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!」

かすみ(あの気持ち悪い女が・・・・コッペパン協会の会長を打ち負かした!!!!!)

**名無しで叶える物語**(茸) · 2023/02/09(木) 20:03:20.76

るう「ﾌﾌﾌﾌ」

るう「ﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊ」

るう「うひゃひゃひゃwwwww」

かすみ(何笑ってるんですか？)

るう「コッペパンなんて下らない物の為に私のところまで会いに来たの？」

るう「大人になれよ。そんな子供の遊び卒業しないと恥ずかしいよ」

かすみ「コッペパンは下らなくて無いし、子供の遊びじゃないです!!!!」

敦美「まぁまぁ落ち着いてかすみん」

敦美「多々良るう先輩の事は少し調べました」

敦美「中学1年生の頃まではコッペパン作りの研究や陸上に情熱を注ぎ」

敦美「休日は友達とスポーツ観戦をする女の子だったと聞きます」

敦美「しかし、いつからか性に溺れ始めて」

敦美「沢山の人と・・・・交わった」

敦美「何があったの？」

るう「・・・・・・」

るう「何もない、何もない何もあるはずが無い」

るう「カスカスだってそうでしょ？」

るう「ヤリタイからヤる」

るう「カスカスは何回中に出された？気持ちよかった？」

かすみ「・・・・・」

るう「気持ちいいよね？楽しいよね？」

るう「今から適当な男連れてヤリまくろうよ？中に出してもらおうよ」

るう「みんなで乱交パーティだwwwwwwwwwうひゃひゃひゃwwwwww」

**名無しで叶える物語**(SIM) · 2023/02/10(金) 10:05:36.35

支援

**名無しで叶える物語**(茸) · 2023/02/10(金) 12:52:36.49

ｶﾞﾁｬｯ

職員A「こらっ、騒いで何しているの!!!!」

るう「職員さんもヤリまくろうよ!!!!乱交パーティ!!!!」

るう「男と女が交尾して中出し、そして妊娠祭wwwwwww」

るう「うひゃひゃひゃwwwww」

職員B「このキ〇〇〇が!!!」

職員A「また・・・騒ぎを起こして・・・・ちょっと来なさい」

ｶﾞｼｯ

るう「うひゃひゃひゃwwwwwww」

ﾊﾞﾀﾝｯ

かすみ「・・・・・」

かすみ「ホント・・・気持ち悪いです」

敦美「かすみん。そう言いたい気持ちも分からなくは無いけど」

敦美「一概にそう判断するのは良くないよ」

かすみ「でも・・・」

敦美「見てかすみん。これ・・・」

敦美「デビケイ、デシコビ、トリメークの薬だよ」

かすみ「や、やばそうな薬です」

敦美「・・・・・」

敦美「かすみんは、パパ活していた時って病気に罹ったことは無かった？」

かすみ「なったことは無いですぅ」

敦美「運が良かったね。かすみんは」

敦美「運が悪かったら、これを服用する羽目になっていたかもしれないよ」

**名無しで叶える物語**(SIM) · 2023/02/11(土) 09:47:47.07

支援

**名無しで叶える物語**(光) · 2023/02/11(土) 15:09:42.46

ほ

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2023/02/11(土) 20:00:09.22

かすみ「・・・・？」

敦美「もう少し、調べてみよう」

ｶﾞｻｺﾞｿｯ

かすみ「勝手に人の物を漁るのは良くないですぅ!!!!」

敦美「後で謝罪はするよ」

ｶﾞｻｺﾞｿｯｶﾞｻｺﾞｿｯ

かすみ「・・・・・知りませんよ」

・・・・・・・・

敦美「・・・・・」

敦美「・・・・・大体の事情は分かった」

敦美「とても複雑な女の子なんだね」

かすみ「かすみんにも教えてください!!!」

敦美「かすみんに教えても良いけど」

敦美「コッペパン作りにとって、成長をする為には自分で答えを導かなければならない」

敦美「かすみんは一流のコッペパン職人になりたいんだよね？」

かすみ「そうですけど・・・」

かすみ(これがコッペパン作りに必要な行為なのですか？)

↓コンマレス
1～70 自分で答えを見つける一流コッペパン職人ルート
71～99、00 教えてもらう。三流コッペパン職人ルート

**名無しで叶える物語**(たまごやき) · 2023/02/11(土) 20:34:11.71

どうなるかな

**名無しで叶える物語**(もんじゃ) · 2023/02/11(土) 20:58:10.76

あーあ

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2023/02/12(日) 10:53:17.11

かすみ「早く教えてください」

敦美(かすみんには自分で調べて、答えを見つけて欲しかった・・・)

敦美(それができたら成長して一流のコッペパン職人になれると思ったんだけどなぁ・・・)

敦美(それもかすみんの選んだ事だから、仕方ないけど)

敦美「・・・・・言っておくけど私の導きだした独自の答えだから、全てを鵜呑みしちゃダメだよ」

かすみ「はい」

敦美「多々良るう先輩は、本当は優しくて真面目な女の子だったみたいです」

敦美「コッペパンを愛し、陸上に打ち込み、スポーツ観戦をするアクティブな生活を送っていたみたい」

敦美「卒業文集や日記にもそのことについて語っています」

かすみ「そうなんですか？」

敦美「将来の夢も、スタジアムで観戦する人達に提供するコッペパンを作りたいと書かれている」

敦美「だとしたらいつ壊れたか」

敦美「日記を見ると最後の日付は中学1年生の頃」

敦美「その時期に何かがあった」

かすみ「・・・・・なにかって言うのは」

敦美「イジメ」

かすみ「!!!!!!」

敦美「多分・・・物凄い仕打ちを受けたと思うよ。全身を厚着で覆い隠すくらい」

敦美「冬でもないのにあの服装は異常だよ」

敦美「そこまでして、隠したいなのかがある」

敦美「傷が残っているかもね」

敦美「そして性的暴行もかなりされたと思うよ」

敦美「さっき言ったデビケイ、デシコビ、トリメークっていうのはある病気に対して服用する薬で」

敦美「感染経路は主に3つ」

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2023/02/12(日) 12:11:27.89

敦美「1つ目は母子感染」

敦美「親がその病気に感染していたら、子供にも影響を与えるの」

敦美「2つ目は血液を介した感染だね」

敦美「感染者の血を輸血したり、感染者の使用した注射を使いまわしにしたら感染する」

敦美「そして最後は、性行為」

敦美「精液・膣分泌液・血液などが性行為によって相手の性器や肛門、口などの粘膜や傷口から体内に入り感染する」

かすみ「・・・・・・・」

敦美「日記を見る限りでは、その病気に関しての事は書かれていないから」

敦美「おそらくは後天性で最近感染したと思う」

敦美「性行為で感染した可能性は高い・・・・」

敦美「イジメの一環で性的行為まで強要されて、挙句の果て病気まで感染したら」

敦美「誰だって壊れる・・・発狂したくなるよ」

かすみ「・・・・・でもでも」

かすみ「絶対そこまでいくと話題になると思います!!!!」

敦美「うーん・・・・でもさ、いじめって表沙汰にならないことも多いよ」

敦美「上級国民とか権力者の子供なら隠蔽だってありえるし」

敦美「学校だって騒ぎにならないように加害者を守ることも…」

敦美「泣き寝入りだったんじゃないかな？」

かすみ「・・・・・・」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2023/02/12(日) 14:36:30.49

コンマ惜しいな
この世界でも経営破綻するのかな？

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2023/02/12(日) 18:36:16.92

昔の事を思い出す・・・・・

幼稚園に通っていた頃、ある人物の大切な物を壊した罪を被って

みんなから嫌われて虐められたことを・・・・

今思えば、私は罪を被ることは無かったのに・・・つい引き受けてしまった

毎日死ぬほど辛かったけど、嫌われても唯一話しかけてくれる子が居たから耐えられた

中川雪菜

彼女は私に接してくれて、遊んでくれた

・・・・・・・

かすみ「多々良るうは・・・中川雪菜が居なかった世界の私」

かすみ「なんとなく・・・・理解はしました」

かすみ「でも・・・・どうすれば彼女は」

かすみ「多々良るうは救われるのですか？」

敦美「・・・・・簡単にはいかないだろうね」

敦美「時間を掛けてゆっくり癒すしか無い」

かすみ「時間を掛けてゆっくり・・・癒す・・・・」

敦美「うん・・・・でも完全に壊れた心は戻らない」

敦美「そこだけはちゃんと覚えておいてね」

**名無しで叶える物語**(SIM) · 2023/02/13(月) 10:02:23.55

支援

**名無しで叶える物語**(茸) · 2023/02/13(月) 12:25:20.51

・・・・・・・

かすみ「壊れた心・・・・」

かすみ「あくまで真実は分からないけど」

かすみ「もしアツ子の言っていることが本当だとしたら」

かすみ「・・・・・」

？「かすみん～、何悩んでるのー？」

かすみ「カ、カホ子!!!!」

日野下花帆「かすみんが悩み事なんて、らしくないよ」

花帆「元気いっぱいで明るいのがかすみんの売りなんだから」

かすみ「カホ子ほどじゃないですぅ・・・」

かすみ(この子は日野下花帆、明るくて食べ物の好き嫌いの無い変わった子です)

花帆「ふーん・・・・」

かすみ「カホ子。ちょっと聞きたい事がありますぅ」

花帆「良いよ。何でも聞いて」

**名無しで叶える物語**(茸) · 2023/02/14(火) 07:49:55.06

かすみ「カホ子は、あの多々良るうについてどう思いますか？」

花帆「・・・・・・」

花帆「・・・・・ｸｽｯ」

花帆「そんな事で考え事していたの？」

花帆「人の事を考えるよりまずは自分の事を考えないと」

花帆「多々良るうよりも気にしないといけないことがあるんじゃない？」

花帆「ほらっ、かすみんには大切な大切な妹ちゃん」

花帆「彼女を助ける事が大事でしょ？」

かすみ「う・・・・」

かすみ(確かに、きな子の事もありますけど・・・・)

かすみ(ていうか、きな子の事誰かに話したっけ？)

花帆「コッペパンについても、かすみんには似合わないよ♪」

花帆「かすみんはかすみ草みたいに可愛いんだからさ」

花帆「スクールアイドル始めた方が絶対良いって!!!!!」

かすみ「スクールアイドル・・・・」

かすみ「かすみんに似合いますかぁ？」

花帆「大丈夫、人の心に花を咲かせるくらい魅力的だよ!!!!」

かすみ「そこまで言われると照れますぅ///」

花帆「だーかーら、人の事なんて気にしないでかすみんは自分の事を考えよう!!!」

かすみ「・・・・・・」

↓コンマレス
コンマ偶数花帆の言う通りにする
コンマ奇数多々良るうの事は放っておけな

**名無しで叶える物語**(SB-Android) · 2023/02/14(火) 08:55:42.22

ほ

**名無しで叶える物語**(もんじゃ) · 2023/02/14(火) 23:35:24.73

ゾロ目か

**名無しで叶える物語**(SIM) · 2023/02/15(水) 09:48:40.62

支援

**名無しで叶える物語**(茸) · 2023/02/15(水) 12:59:14.07

かすみ(そうだ・・・・あんな奴気にする必要も無いですぅ)

かすみ(多々良るうの事なんて忘れて・・・自分の為に生きよう)

かすみ「カホ子、スクールアイドルの話・・・詳しく聞かせてください!!!」

かすみ「そこまで似合うと言うなら、気になりますぅ!!!」

花帆「いいよ。スクールアイドルの基礎から教えてあげる」

・・・・・・・

花帆「かすみんすっかりハマったね」

？「花帆・・・・何しているの？」

花帆「綴理さん!!!」

夕霧綴理「やるべき目的を放棄して・・・・こんなところで寄り道しているから・・・」

綴理「慈ちゃん・・・・かなり怒ってる・・・・だから僕が様子を見に来た・・・・」

花帆「心配しないでと伝えて、ちゃんと役割は果たすよ」

花帆「でも・・・その前にやるべきことがあるから」

綴理「やるべき事・・・・？」

花帆「かすみんをちょっとだけ救ってあげるの」

花帆「コッペパンにハマってしまうとかすみん・・必ず破綻するから」

花帆「そうならないように・・・・コッペパン作りから少し遠ざけた」

花帆「多々良るうに近づきすぎると、かすみんはコッペパンにのめり込む」

綴理「・・・・・・」

花帆「思う事は色々あると思うけど、私はかすみんはやり直せると思っている」

花帆「他のクズ共とは違ってね」

**名無しで叶える物語**(SIM) · 2023/02/16(木) 07:35:54.31

支援

**名無しで叶える物語**(SIM) · 2023/02/16(木) 23:48:18.75

ぽ

**名無しで叶える物語**(奈良漬け) · 2023/02/17(金) 00:31:06.97

綴理「・・・・・他のクズってぇ・・・・？」

花帆「上原歩夢とか中川菜々・・・・宮下愛、エマ・ヴェルデもか」

花帆「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の大半だ」

花帆「慈さん・・・接触しているかな」

・・・・・・・

虹ヶ咲学園　屋上

菜々「・・・・・・今日、担任の先生に言われました」

菜々「このままじゃ確実に留年するって」

菜々「こんな馬鹿な生徒、初めてだって・・・・」

菜々「⁄/*ｲ`＾ᗜ＾ﾘﾍﾟｶｰ」

菜々「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

菜々「ヤダヤダヤダヤダ」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

菜々「毎日真面目に授業を聞いて」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

菜々「家に帰ってからもたくさん勉強させられて」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

菜々「娯楽のほとんどを禁止されているのに!!!!」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

菜々「どうして!!!!!どうして!!!!テストの点数が取れないのですか!!!」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

菜々「もうヤダ・・・誰か・・・助けてください・・・」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

菜々「いっそのこと飛び降りて死んだ方が楽になる・・・・」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

菜々「・・・・・・」

「待って、飛び降り自殺なんて早計だよ」