かすみ「ねぇしず子〜。ちょっとくすぐったいんだけどぉ〜?」

しずく「ふふっ。気にしないで。こうすると、荒れ狂う大津波のような感情が一旦だけど落ち着くの」

かすみ「えぇ?何その独特な方法」

しずく「ごめんねかすみさん」

かすみ「ん〜。まぁいいよ」

しずく「ありがとね。かすみさん」

かすみ「うん。別に減るわけじゃないし……それに」

しずく「それに?」

かすみ「たったこれだけでしず子の役に立てるなら、お安い御用だよ!」ニコッ

しずく「!!」

かすみ「スクールアイドルと演劇部の掛け持ちだもん。変なストレスも溜まるだろうし、変な解消方法にもなるよね」

しずく(……。そういうところですよ。かすみさんのジゴロ……)

しずく「……」ジト…