栞子「しずくさんに揶揄われてばかり、そろそろ理解らせますか」
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しずく「くすくす、栞子さんったら」
栞子「なっ!最初に言い出したのはしずくさんです!」
ギャイギャイ シオシズ
かすみ「うるさ…」
璃奈「いつものこと、それよりワンピース読んだ?」
かすみ「かすみんアニメ派〜」
璃奈「そっか、ところでセラフィムっていう七武海の」
かすみ「おい天王寺」 〜〜〜
栞子「ということでお二人に相談があります」
璃奈「もしかしてしずくちゃんのこと?」
栞子「はい、いつも揶揄われてばかりでしずくさんは私が嫌いなのかと……」
かすみ「えーそんなわけないじゃん、しず子って絶対にしお子のこと大好きだって」
璃奈「好きだからこそってやつ」
栞子「そういうものでしょうか?」 かすみ「そうそう、しず子って実は子供みたいなとこあるから」
璃奈「子供って、かすみちゃんがそれ言う?」
かすみ「かすみんはかわいいから良いの〜」
栞子「ふむ…でも少し悔しいのは変わりません」
かすみ「しお子も子供だね〜あ、じゃあやり返したら?」
栞子「や、やり返すですか?」
かすみ「いつも生意気なしず子にガツンとやり返して立場の違いをはっきりさせるの」
璃奈「理解らせってやつ…璃奈ちゃんボード『大人を舐めるな』」 栞子「でも…あまり乱暴なことはできません」
かすみ「違うって、いつもと逆にしず子をタジタジにしてやるの」
璃奈「栞子ちゃんはかっこいいし身長も高い、ちょっと押せばしずくちゃんの乙女スイッチが入る」
栞子「かっこいいなんてそんな……私なんて…」
璃奈「栞子ちゃんはかっこいいよ?ほら」スッ
かすみ「このしお子ヤバいよね…しず子も壁紙にしてたもん」
栞子「わぁ……///」
https://i.imgur.com/AHhAaNj.jpg かすみ「自信持ちなって、しお子は顔が良いんだから」
璃奈「うん、正直栞子ちゃんになら抱かれても良い」
かすみ「え゛っマジで?」
璃奈「冗談✌」
栞子「…わかりました…私しずくさんを理解らせます!」シオッ
かすみ「がんばって!」
璃奈「璃奈ちゃんボード『ファイトだよっ』」 璃奈「それで実際どうなると思う?」
かすみ「うーん、無理っしょ」
璃奈「まあそうなるよね」
かすみ「でも面白くはなるんじゃない」ニヤァ
璃奈「うわ、かすみちゃん悪い顔してる」 三船家
栞子(理解らせるとは言いはしましたが、どうしましょう)
栞子(…まあ案ずるより産むが易し、明日のお出かけで仕掛けることにしましょう)
栞子(ん……?)
栞子「最近しずくさんと遊んでばかりいるような…」
栞子「気のせいですかね」 土曜
栞子(約束の時間まであと15分…ソワソワしますね)
栞子(それにしても今日の洋服は変ではないでしょうか…以前しずくさんと選んだ物ですが……少し不安……)
vroom vroom 💨
栞子「?」
「よぉお嬢ちゃん、一人で何してんの?」
栞子(どなたでしょう…ひどくガラの悪い方…)
「おいおい無視すんなって、オジサン泣いちゃうぞ」
栞子(ナンパというやつでしょうか、ここは刺激しないように)
栞子「いえ、あの、人を待っているので……」 「奇遇だね俺も人を待ってんだよね、黒髪のボブで小さな髪飾りと八重歯がチャームポイントな女の子をさ」
栞子「……それは私のことでしょうか?」
「あっれー?確かにそうじゃん、ならオジサンと遊ぼうよ!お金なら出すし好きな服でもバッグで買っていいから」
栞子「お断りします、これから…デ、デートなので!」
「はぁ〜彼氏持ちかよ、どうせヒョロガリでつまらないシャバ僧なんだろ」
栞子「違います!しずくさんはどんなことにも真面目に努力してとてもかわいらしい素敵な人です!」
???「へぇ…嬉しいなぁ……」 栞子「こ、この声…」
しずく「私だよ💙」
栞子「ではそちらの方は」
「驚かせてごめんね、しずくの父です」
しずく「ふふ、ドッキリだよ!」
栞子「え、え、えぇーーーーーーー!」 🚙車内🚙
栞子「もうっ本当に怖かったんですからね!」
しずく「う…それは本当にごめんなさい……」
栞子「次イタズラするときはしずくさんだけでやってください!おじさまもいいですね!」
「はい…………」
しずく「ごめんね……」
栞子「はぁ…わかってくれたのならもういいです」
栞子「…ところでなぜ車で?しずくさんのお家に遊びに行くなら電車でもいいのに」 しずく「電車でいくって言ったらお父さんが連れてってくれるって行ったから甘えちゃった」
栞子「そうだったんですね…わざわざありがとうございます」
「そんなお礼なんていいよ、この車も納車したばかりだったし慣らし運転にちょうど良かったしね」
栞子「そうなんですね、私車には詳しくないですが、お馬さんのマークがピカピカでカッコいいです!」
「はは、ありがとう……それにしても君はしずくがいつも話してくれるとおり素敵なお嬢さんだね」
栞子「しずくさんが私のことを?」
「うん、今日は栞子さんと遊ぶんだって凄くはしゃいでてね、君と遊ぶ前の晩はいつも大騒ぎなんだよ」
しずく「お、お父さんっ!」 >>29 訂正
しずく「電車で行くって言ったら父さんが車で連れて行ってくれるって、だから甘えちゃった」 しずく「そっそうだ!栞子さんっ!お洋服かわいいね!!」
栞子「ありがとうございます、せっかくしずくさんのお家に行くんですし一緒に選んだ服をと思いまして」
しずく「すっごく似合ってる!かわいいよ」
栞子「そういうしずくさんのお洋服もこの間買ったものですよね、もしかして私の同じ理由で着てくれたんですか?」
しずく「ど、どうだろ?たまたまかもよ?」
栞子「そういうことにしておきます…あ、そうだ後でSNSにツーショットをあげませんか?」
しずく「つ、ツーショット?」
栞子「せっかく同じテイストの服を着ていますし、かすみさんからファン獲得のために定期的に更新しろとのお達しもあったので」
「はっはっは、匂わせってやつかな?」
しずく「もう!黙ってて!」 鎌倉
しずく「改めて、いらっしゃい栞子さんっ!」
栞子「はい、お邪魔します」
「いらっしゃい栞子ちゃん、自分の家だと思って寛いでね」
「じゃあ僕はスーパーに行ってくるよ」
しずく「いってらっしゃいお父さん」
栞子「いってらっしゃいませ」 しずく「……なんか今の家族っぽいね」
栞子「しずくさんとおじさまは家族なのでは?」
しずく「いや栞子さんのことだよ、"いってらっしゃいませ"の固い言い方が義実家に来た新妻っぽい!」
栞子「に、新妻って…」
しずく「ふふっ…いっそのことうちに来る?」
栞子「わ、私がしずくさんと……///」
栞子(まずい照れてしまいました……ここで引いたらしずくさんのペースに…車内でのことを思い出して…!) 栞子「三船家を継がなければそれもいいかも知れませんね」
しずく「っ!や、やだな〜冗談だって……ほら寒いから家に入ろかっ!」
「あらあら…うふふ」
しずく「お母さんも行こっ!」ドタドタ
「かわいいわね、栞子ちゃん苦手なものとかない?」
栞子「はい、大丈夫です!おばさまのお料理はとても美味しかったので楽しみです!」
「嬉しいわ、本当にうちの子になってもいいのよ?」
栞子「か、揶揄わないでくでさい…///」 居間
栞子「ご馳走様でした」
「お粗末さま、栞子ちゃんはいっぱい食べてくれて嬉しいわ」
栞子「しずくさんはお家ではあまり食べないのですか?」
「それがこの子ったらね…やれ減量中のボクサー役だ、スラム街の少年役だなんて言って食べないこともしょっちゅうなのよ」
しずく「もうお母さんっ!余計なこと言わないで」
栞子「でも私はそんな演技に一生懸命なしずくさんを尊敬していますよ?」
しずく「そ、尊敬!?そんなこと言っても騙されないからね!」
しずく「…………今日の栞子さん強いなぁ…」ボソ しずく自室
しずく「ふう、ご飯も食べたし映画でも見よっか!」
栞子「あ、そろそろお暇しようかと…」
しずく「え〜お泊まりしようよ〜」
栞子「家族には泊まると言っていませんし、今出ないと遅くなってしまいます」
しずく「お母さんにお家に電話してもらえばいいよ、栞子さんちって急なお泊まりダメなの?」
栞子「いえ、そういう訳では……あ、着替えもないですし」
しずく「そんなの私の使えばいいって、もしかして……」
しずく「栞子さんは、私と一緒にいるの…イヤだった?」
栞子「うぅ……それは違いますが………はぁ…わかりました、おばさまにお願いしてきます」
しずく「それは大丈夫、もう連絡してもらったから!」
栞子「はぁ!?」 しずく「じゃあ早速、お待ちかねの映画タイムだよ」
栞子「どんな映画なのですか?」
しずく「私の好きな女優さんのデビュー作でそのディレクターズカット版!カットされたシーンで通常版とは解釈が変わるらしいの!」
栞子「その映画なら私も見たことがあります、楽しみです!」
しずく「お菓子も用意してあるから楽しもうね!」 オゥ…ジュテーム……チィ……
レンチャン………アゥ……アンッ……
しずく「あわわわわ……///解釈ってこういうことなんだ…」
栞子「ここまでセックス描写ばかりだと確かに…もぐ」
しずく「あ、そ、そうだ!別の映画にしないっ?」
栞子「あ、待ってください、ほらここ本気で指入ってません?」
グジュ……レンチャンッ……アアッ‼︎
しずく「し、栞子さん!変なこと言わないでっ!」カチッ
栞子「あーあ、せっかくいいところだったのに…」 しずく「栞子さんってばえっちなんだから…///」
栞子「えっちねぇ……しずくさんこそわざとこの映画を選んだのではないですか?……私とセックスしたくって…」スッ
しずく「ちょ、ちょっと!栞子さんさっきから変だよ!」
栞子「変……あぁ…なんだか強いお酒を呑んだみたい…」
しずく「おさっ……まさかあんなちっちゃいウイスキーボンボンで酔っちゃったの?」
栞子「さぁ?」グイッ
しずく「きゃっ…///」 栞子「しずくさんって案外軽いんですね…少し力を入れるだけで簡単に組み敷ける…ふふ」
しずく「や、やめてよ…」
栞子「そういえば先程の答えを言っていませんでしたね」
しずく「答えってなに…離してよ…」
栞子「私、しずくさんとなら家族になってもいいですよ……しずくさんはイヤですか?」
しずく「私も好き…だよ…でもお酒の勢いでなんてヤダ」
栞子「そこは安心してください、今まで気づきませんでしたが私はしずくさんのことがとても好きなようです」
栞子「これは、ただお酒に背中を押してもらっただけ」 しずく「……ほんと?」
栞子「ええ、好きです……んちゅ…」
しずく「んっ……///」
しずく「お酒くさい…」ポロッ
栞子「あーあ、泣いちゃいましたね」 週明け月曜
璃奈「じゃあ確認するよ、もし進展してれば3宿題」
かすみ「進展なしならりな子に3コッペね…オッケー」
璃奈「栞子ちゃんもしずくちゃんもヘタレ、この賭けは絶対に私の勝ち『覚悟の準備をしておいて下さい』」
かすみ「それはどうかなあ〜」
「おはようございます」
りなかす「勝負っ!」 栞子「おはようございます」
しずく「おはよう二人とも」
璃奈「同伴登校……これは……」
かすみ「かすみんの勝ちかな〜?」
璃奈「まだ分からない、たまたま一緒なだけかも」
栞子「あの、何をコソコソ……」
かすみ「いや〜しお子たちなんか仲良いな〜って」
璃奈「もしかして何かあった?」 栞子「いいえ、何も……ねえしずくさん♡」ツン
しずく「う…ぅん……なにも……///」
璃奈「…数学でいい?」
かすみ「数学と英語の長文のやつお願い」
おしまい 眩しかった乙
わからせるってそういう…
本番とその後も見てみたい 乙
サブリミナルちされんは草だったが大事なところが抜けてるぞ? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています