五飛「恋をドッキリ企画に出す?」夏美「はいですの!」
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夏美「Liella!にオファーがあったんですの!これはバズらせるチャンスかと!」
五飛「凄いじゃないか」
千砂都「それで、色々と考えたんだけどね、恋ちゃんにドッキリして貰おうかなって」
五飛「なるほどな」
五飛「……しかし意外だな」
千砂都「なにが?」
五飛「こういう企画はかのんがやる物だと思ってた」
夏美「……あー」
千砂都「うん…まぁ普通はそうなんだけどね…」 四季「かのん先輩はドタキャンしたウィーン音楽学校にカチコミかけに行ってる、ヴァンさんと一緒に「チェスト音楽学校!」してくるって」
クゥクゥ「あのクソ学校を竹〇房みたいにしてくるって言ってマシた」
五飛「」
千砂都「すみれちゃんときな子ちゃんの苦労人コンビも付き合わされてるんだよね…」
五飛「」
四季「それを知ったメイも炎竜と一緒に消火活動しに慌てて後を追った」
夏美「だから今回は今いるメンバーと恋先輩しか居ないですの」 五飛「…なるほど」
五飛「クゥクゥ…千砂都…夏美…四季」
五飛「確かにこの中なら恋が一番ドッキリ向きだな」
夏美「はいですの!」
夏美「それに恋先輩は彼女にしたいスクールアイドルNo1ですし」
五飛「……」
五飛「…初耳なんだが?」 サヤ「失礼します、お茶をお持ちしまし……」
サヤ「……五飛さま?どうされましたか?娘が男にモテモテなのを知った父親みたいな顔になられてますが」
五飛「……なんでもない」
四季「めちゃ具体的だった」
クゥクゥ「デスね…」 五飛「……閑話休題」
五飛「話を元に戻そう」
千砂都「うん」
千砂都「でね?スタジオで出来るような小規模のドッキリを仕掛けて欲しいって言われて」
五飛「ふむ」
クゥクゥ「私たちが考えたのがこれデス」
📓水中で変顔、顔を上げたら目の前に猿 五飛「…なるほど」
夏美「どうですの?企画読んだ感想は」
五飛「悪くないんじゃないのか?」
五飛「高校生らしい等身大のドッキリ感があって」
四季「そう思われたなら良かった」
クゥクゥ「ちなみにスタジオじゃなかったら寝起きドッキリの予定でした」
五飛「却下だ」
千砂都「ある朝目が醒めるとベッドの前にズール皇帝が!」
五飛「俺でもビビるわ、絶対却下だ」 夏美「それでですね…五飛さんには猿の手配をして頂きたいですの」
五飛「猿か」
クゥクゥ「はい、猿は高校生が簡単に借りられるモノではありまセン」
四季「クワガタなら用意出来るけど」
千砂都「顔上げたら目の前にクワガタは怖すぎでしょ…」
四季「……残念」
五飛「まぁ大丈夫だろ、知り合いの便利屋に頼めば手配してくれる筈だ」 ~~~当日~~~
恋「水中で面白い顔を披露するだけ…披露するだけ…」ドキドキ
五飛「落ち着け恋、そんなに緊張しては練習したものの半分も出せないぞ」
恋「うう…すみません」
五飛「謝るな」
デュオ「という事で、これが手配した猿だぜ」
猿「しゃあっ」
クゥクゥ「おー!」
四季「さすが便利屋…猿まで手配出来るなんて」
デュオ「へへへ」
デュオ「この猿頭良いんだぜ?」
猿「なにっ」
夏美「そうなんですの?」
デュオ「ああ」
デュオ「なんせMSの操縦が出来る猿なんだ」
四季「……は?」
デュオ「木星帝国で研究されてたのを払い下げで貰ってきたんだなこれが」
猿「ぶへへへ」 偉い人「はい本番行きます…3…2…1…」
恋「ごぼぼぼぼ」
恋「ぷはーっ!」
偉い人「よーし猿だ!猿を葉月さんの前に…」
偉い人「あれ?猿どこ行った?」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)? ドーン!
夏美「爆発音ですの!?」
四季「夏美ちゃん、夏美ちゃん」チョイチョイ
夏美「なんですの?」
四季「窓の外、窓の外」チョイチョイ
夏美「今それどころじゃ…」
夏美「……めっちゃMSが暴れてますの」
四季「フジテレビの丸にくっ付いてるね」 千砂都「こらー!降りろー!その丸はとっても大事な丸なんだから傷付けたらダメー!」
クゥクゥ「言ってる場合でスカ!逃げマスよ!」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)?
偉い人「あ…あれは…!」
偉い人「お台場ユニコーンガンダムとガチンコしてみた!っていうドッキリで使う予定だったMS!」
デュオ「んな企画ドッキリ番組ですんな!」
五飛「デュオ…デュオ…ちょっとこっち来い」コソコソ
五飛「あれ多分お前が用意した木星猿が操縦してる」
デュオ「えっ」
五飛「操縦してる」
猿『しゃあっ』 デュオ「……猿の納品はテレビ局に済んでるし知らないで済ませられないか?」
五飛「同感だ」
五飛「……だが知らぬ存ぜぬしたら恋たちがSNSで炎上するのも不可避だぞ」
デュオ「…あー」 デュオ「でもどーすんだよ?ガンダムも無いしカラテだぞ俺ら」
五飛「…うむ」
四季「五飛さん、五飛さん」チョイチョイ
五飛「…ん?」
四季「とりあえず氷竜は呼んだ、もう間もなく現着する筈」
デュオ「おぉ!ナイス判断!」
五飛「…だがシンメトリカルドッキングは出来ないのが問題か」
四季「Yes」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)? ???『システムチェーンジ!』
四季「!来た!」
氷竜『氷竜!』
デュオ「氷竜!クレーンを使ってその猿をフジテレビから引き離せるか?」
氷竜『やってみます!』
千砂都「がんばれー!丸を守れー!」
クゥクゥ「そんなに大事なんでスカ…フジテレビの丸…」
千砂都「フジテレビの丸は人類の宝だよ!」
クゥクゥ「えぇ…」
氷竜『さぁお猿さん!その丸から離れて下さい!パワークレーン!』
猿『な…なんだぁっ!』 偉い人「!そのままお台場のユニコーンガンダムまで運べますか!?」
デュオ「ユニコーンガンダムまで?」
偉い人「はい!」
五飛「何か考えがあるんだな?氷竜!」
氷竜『はい!クレーンに絡めたまた運搬します!システムチェーンジ!ビークルモード!』
猿『う…うあああ!お台場をクレーン車が練り歩いている!』
夏美「どうでもいいですけどあの猿さっきから人語を…」
四季「あーあー聞こえない」 五飛「で?考えとは?」
偉い人「はい…さっきの「お台場のユニコーンガンダムとMSでガチンコしてみた」ってドッキリなんですが」
偉い人「実はダブルドッキリでして」
デュオ「ダブルドッキリ?」
偉い人「はい」
偉い人「お台場のユニコーンガンダムが本物と入れ替わってるっていうもう1つのドッキリが」
氷竜『運搬、完了!』
???『俺に力を貸せ…ユニコーンガンダム!』 ~~~~~
デュオ「いや~一時はどうなるかと思ったぜ」
五飛「人的な被害はゼロ、物的な被害もフジテレビの丸が凹んだくらい」
五飛「中々迅速な対応だったと思うが」
デュオ「もう木星帝国から変なモノ買うのは止めるよ…」
五飛「そうしろ」
。゚(゚´Д`゚)゚。 丸がー!丸がー!
デュオ「……約1名だけめっちゃダメージ受けてるけど」
五飛「知らん、そんな事は俺の管轄外だ」 こうしてLiella!のドッキリは恋ちゃんが顔を上げたらMSがフジテレビの丸を破壊、それを防ぐ為にGGGのロボットとユニコーンガンダムが活躍するという内容に差し替えられて無事放送された
ちなみに恋ちゃんは最後までドッキリだと言う事を理解せず終始
ʃt(c◜・ ᴗ ・)
の顔のままだった、Twitterのフォロワーは激増したがそれを知った五飛がピキる事になるのは別の話
おわり ちなみにウィーン音楽学校は無事チェストされた
ついでにウィーン家も誤チェストされた 猿(猿とは言ってない)
木星帝国の猿ってあれかクロボン外伝に出てきたの う…うあああ!マネモブがスパロボを練り歩いている! あのドッキリ見てパッと木星帝国の猿が出てくるのは中々のガノタだと思う バルブスゲームで出てきた記憶もないし漫画止まりのクロボンのそのまた外伝に出てくる喋る猿とか普通は辿り着かんやろ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています