【IF SS】かのん「んぅ…何か…夢見てたような…」ありあ「お姉ちゃ〜ん!」
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初スレ立ての初SSです。文章拙くてすみません
初めてなのでアドバイスとかくれたら活かしたいと思ってます 最終話かのん「一体どうなっちゃうの〜!!?!?」
最終話かのん「色んな人から寄書きも貰っちゃったし…Liella!の皆からの送り会もあるのに今更……」((バタン
シブヤカノン⁉︎ カノンチャン!⁈ シブヤサン⁉︎!!…………
——————
ありあ『お姉ちゃーん!お姉ちゃーん!』
かのん『ん…頭いた…何か夢見てたような…』
ありあ『お姉ちゃん!起きてるんなら返事してよ!今日から学校でしょ!遅刻するよ!』
かのん『ん…ありあ?おはよう』
ありあ『おはようじゃないよ!早く準備しなよ!入学式から遅刻だったらまた先生にマークされちゃうよ!はやく!』
かのん『頭痛いのにうるさいなぁ…はいはーい。わかってまーす』
ありあ『もう!』 ssの冒頭でそんな前置きみたいなの書かないほうがいいよ かのん『いってきまーす』
澁谷母「おはようは?朝ご飯食べないの?」
かのん「…おはよう。いらない」
かのん「まんまる…行ってくるね」ガチャ
澁谷母「はぁ…高校はサボらず行ってくれると良いけど…」
——————
モブ「あ!かのんちゃん!おはよー!」
かのん「あ、おはよー今日から学校だね〜」
モブ2「おはよー春休みあっという間だったね」
かのん「あっという間だったねーまた今日から早起きしないといけないしめんどくさいよね〜」
モブ3「はははっ!わかる〜!中学はめんどくさくてサボったりできたけど高校は流石にそうはいかないからねー」
かのん「そうだよねー!まぁ保健室でサボるって手もあるけどねw」
モブ2「ホントだwまぁ入学式は流石にねw」
モブ「まぁ午前で終わるからねwあ、そーだ放課後スタバ行かない?」
かのん「良いねー!行こ行こ!あ、猫。あの子最近うちによく来るんだ〜あ、先行ってて!」
モブ3「おっけーまた学校でね〜!」 こういう原作はクソ!俺が書き直したのが正史!みたいのって読む気すらしねえわ かのん「よしよし…君は自由で良いなぁ悩みとかもないのかな?またお店にも来てね」
??「んしょ…んしょ…」
かのん「ん?同じ制服?」
同じ制服の子が大荷物で歩いてるのを見かけた。リュックはパンパンでマッキーや看板?らしきものも持ってる。見た所髪に紫色も入ってるし外国人?今日は入学式と部活動紹介くらいしかないのに何であんなに大荷物なんだろう…というか今にも落としそうだけど…
??「んしょ…流石に多すぎまシタ…でも初日が大事デス。でもさすがに重たいデスね…あぁ!?ごめんなサイ!」
段差に躓いた拍子にやっぱり落とした…マッキーが散らばってる中、周りの人に謝りながら拾ってる。朝という事もあってスーツの人達が多くて色んな人に素通りされてる…こういうのほっとけないんだよなぁ
かのん「大丈夫?その大荷物もしかして部活の道具?」
??「あ!ありがとうデス!はい!そうデス!」
かのん「大変だね。美術部?それか工作部とか?」
??「いえ!スクールアイドルデス!」 かのん「へ?アイドル?あ!マネージャーとか裏方の人?」
??「イエ!可可がスクールアイドルです!よかったらココロヤサシイヒトも一緒にやりまセンか!」
かのん「いや話が見えてこないよ…可可ちゃんって言うんだ。というかいきなり私が入っても他の人困惑するでしょ…」
可可「大丈夫デス!今は可可しか居ないデスから!ゆくゆくは9人になるので是非2人目に!」
かのん「へ?あ、ソロなんだ。だからその荷物…というかその9人って拘りはなに…」
可可「9はスクールアイドルの絶対数!数々のレジェンド達が9人デス。あのアキバや静岡のスクールアイドルも…」
かのん「あーはいはい!分かった!とにかく私はやらないから!はい!落としたペン!」
可可「そうデスか…ではそちらの白い髪の人はどうデスカ?」
かのん「へ?白い髪?私達2人じゃ…」
???「いや…私は…その…」
かのん「うわぁ!びっくりした!いつの間に!」 いつの間にか後ろに色々小さい可愛らしい白い髪の子が立ってた。というか前髪なが…ほぼ目見えないじゃん…って、ん?あれ?どこかで見た事あるような…
???「ごめんなさい…影薄いから…邪魔でしたよね…」
可可「そんな事ないデス!一緒にスクールアイドルやりまセンカ!」
???「いや…私はその…ごめんなさい…!」バッ
その子はペンを押しつけて走り去ってしまった。それにしても見た事あるような…ってか足早っ!
可可「あぁ…ちぃちゃいヒト…ってあ!可可も理事長に荷物置く所貸して貰うんでシタ!ココロヤサシイヒト!また学校で会いまショ!」
かのん「あ!行っちゃった…危なっかしいなぁ…」 ——————
先生「じゃあ次澁谷さん」
かのん「はい。外苑西中学から来ました。澁谷かのんです。夢は世界……いえ…猫を買う事です」
???「平安名すみれです よろしく」
ザワザワ…スミレ?アノスミレチャン?ホンモノ?スゴ…カワイイ…
可可「上海から来まシタ唐可可デス!可可は皆さんと一緒にスクールアイドルがしたいデス!皆さんで光を追いかけて新しい輝きへと手を伸ばしまショウ!一緒に最高の思い出作りまショウ!」
ザワザワ…アイドル?ドウイウコト…?スクールアイドル?イミワカンナイ…
先生「はーい静かに!ごめんね嵐さん。次どうぞ」
???「嵐…千砂都です…好きな物はたこ焼きと…まるです…よろしく…おねがい…します…」
先生「はいこれで全員ね。1年間皆よろしくね今日はもう終わりだから部活見学とか自由にしてね」 かのちいが出会ってなかった世界?
すみれがショウビズ成功してる世界? ——————
かのん「吹奏楽…テニス…演劇部…ん…?」
ミナサンスクールアイドルキョウミアリマセンカ⁉︎スクールアイドルキョウミアリマセンカ‼︎
あれは…可可ちゃん…看板や紙を持って勧誘してる…朝の大荷物はあれかぁ…皆驚いちゃってるなぁ…
可可「あっ!!ココロヤサシイヒト…!」
かのん「ひっ!見つかった!」ダッ
可可「ココロヤサシイヒト!なぜ逃げるデスか!一緒にやりまショウ!待ってくだサイー!待ってぇ…!」
2人「はぁはぁ…」
可可「为什么要跑啊!人家只是和你一起做学园偶像而已啊!和我一起做学园偶像好不好嘛!」
かのん「何言ってるかわかんないよぉ!」
可可「失礼しまシタ…興奮していつもの言葉があらためまして唐可可といいマス」
かのん「澁谷…かのんです…」
可可「かのんサン!可可はスクールアイドルがやりたくてニッポンに来まシタココロヤサシイヒト…かのんさんと会えたのは運命デス!一緒にやりまセンカ!」
かのん「…ごめんね私はやっぱり遠慮しとくこういうのやるタイプじゃないし…」 可可「そんなことありまセン!スクールアイドルは誰だって出来ます!かのんさんやさしいデス!それに可愛いデスとっても可愛いデス!」
かのん「は⁉︎か…可愛くはないと思うけど…」
可可「ダンスは!そして歌は好きですか?」
かのん「……!歌は…聴くのは好きだけど…歌うのはちょっと…」
可可「歌が好きならかのんさんならスクールアイドルになれます!是非可可とスクールアイドル始めましょう!」
???「ん?あれは…上海の子と前髪の子…それに創立者の娘の…」
恋「このチラシを配ってるのはあなたですね?」
恋「勝手にこんな勧誘を!勧誘の許可は理事長に取りましたか?」
可可「あ…すみまセン…勧誘の許可はまだ…可可はただスクールアイドルを始めたいと思いまシテ…」
恋「スクールアイドル…音楽に力を入れる学校で勝手な事やらないでください」
恋「この学校にとって音楽は大切なものです。生半可な気持ちで勝手に行動しないでください」
???「ちょっといいかしら」 すみれ「さっきから見てたけど言い過ぎじゃない?この子海外から来たばっかりだしこの子は勧誘されてただけじゃない」
恋「あなたは?何か関係あるのですか?」
すみれ「関係はないけどなんでスクールアイドルがダメか説明すべきじゃないかしら。生半可かどうかもわからないでしょ?頭ごなしに言うとか可哀想じゃない?」
恋「ふさわしくないからです。この学校にとって良いものではないと思うから、そして後悔する人が出る可能性もあります」
すみれ「どうしてそんな事言い切れるの?何か嫌な理由でもあるのかしら?」
恋「っ!とにかく、申請を通してからです。勝手にするのは色んな人の迷惑になりますから」フイッ
可可「アッ…申請を出してなかったのはごめんなさいデス…何か理由があるのでしたら可可にでも話してくだサイ!可可はいつでも待ってマス!」
恋「……スクール…アイドル…(ボソッ」
かのん「すみれちゃん…ありがとう」
すみれ「いいえ。葉月さん…それにしてもあそこまで毛嫌うなんて…入学式前から他の色んな部活のサポートはしてるって話だけど…」
かのん「そうなの?じゃあスクールアイドルだけ…?何か訳でもあるのかな?」
可可「葉月さん…?って言うんデスネ葉月…聞いた事あるような…」 すみれ「そりゃそうでしょ創立者の娘なんだから。色々入学式前から事務とか準備作業とかもしてて正式じゃないけど暫定の生徒会長候補だしそもそも理事長が葉月花さんの話してたでしょ?」
かのん「あぁ…そういえばそんな気が…」
可可「イエ…それとは別で…あ!すみれさん!すみれさんは一緒にスクールアイドルどうデ…」
すみれ「やらない。そんなアマチュアの遊び」
可可「あぇ?そうデスか…ってなんて事いうんデスカ!スクールアイドルはアマチュアじゃないデス!」
すみれ「あーはいはいとにかくやらないったらやらないわ。この前髪の子と一緒にやりなさいよ」
かのん「ちょっ…私もやらないよ!っていうか前髪の子ってなに!」
すみれ「良いじゃないあんた可愛いんだしお似合いよ」
かのん「ほぇ!?可愛いってそんな…(カァァ」
すみれ「それじゃ」スタスタ
可可「あっ!あのクルックルめ…味方かと思ったのに敵でシタ…ゆるすまじデス!」 かのん「……(コホンッ)それにしても葉月さん…可可ちゃん…何か理由があると思うんだよね…なんだろう…」
可可「可可もそう思います一度話してみたいデスね」
モブ「おーい!かのんちゃーん!」
かのん「あ、〇〇ちゃん。可可ちゃんごめんね放課後約束してたから。私はスクールアイドルやらないけど明日から勧誘したり協力出来る事はするから。いつでもなんでも言ってね」
可可「そうデスカ…わかりました…」
かのん「それじゃ!」タッタッタッ
——————
生徒会室
恋「スクールアイドル…お母様…不幸になったり後悔する人は出したくありません。廃校もスクールアイドルじゃ救えませんし無駄です。現実を見なければ…」 翌日-理事長室-
可可「ということで今日からスクールアイドルの勧誘を許可して欲しいデス」
理事長「でも唐可可さん?昨日もう既に勝手に始めてたわよね?」
可可「ギクッ…あれはその…エエト…」
理事長「まぁそれは良いんだけどそれよりその時恋ちゃんのことは誘った?」
可可「恋…葉月恋デスカ?昨日声はかけまシタ」
理事長「そう…恋ちゃん何か言ってた?」
可可「スクールアイドルだけはやめなさいって言われまシタあのコンチキショーめデス!」
理事長「お願い。恋ちゃんを…もう一度誘ってみてくれないかしら。その…あの子は…そう、ダンスも歌もハイレベルだし即戦力だと思うわよ?」
可可「あぇ?わかりまシタ!それは良いデスね!気にはなっていマスので誘ってみるデス!失礼しまシタ!」ガチャッ
理事長「ふぅ…花…恋ちゃんにどう伝えたのかしら…」 ——————
ナナミ「スクールアイドルかぁ」
ヤエ「歌はどうしても苦手だから…」
ココノ「他にやりたい事あるからなぁ」
かのん「皆無理か…」
モブ「どう?前、言ってたの見つかった?」
かのん「ううん。結構聞いたけど厳しいなぁ」
モブ2「音楽科も聞いてみたけど歌楽器ダンスそれ専門でやってきた子ばっかりだから…」
モブ3「私達で聞いた人皆断られたなぁ」
かのん「そっか…ありがと」
モブ「うん、それじゃまたね私達今からカラオケ行くけどかのんちゃんもどう?」
かのん「カラオケ…なら今日はやめとこうかな…?」
モブ2「おっけ!じゃあまたね!」
可可「あ!かのんさーん!」
かのん「あ、可可ちゃん勧誘見つかった?」
可可「イエ…1人も…先週勧誘の許可は貰ったのデスガ…」
かのん「あ…あれは…」((あの子…やっぱり見覚え…
可可「あ!入学式の日のちぃちゃんデス!」
かのん「ちぃちゃん?仲良くなったの?」
可可「イエ、あれ以来話せてないデス。ちぃちゃくて可愛いからちぃちゃんデス」 かのん「そんな勝手に…千砂都ちゃん誘ってみる?でも荷物持ってるし今は…」
可可「ちぃちゃん!一緒にスクールアイドルやりませんか?」
千砂都((ビクッ「え…?ちぃ…?あの…その…」
かのん「あ!もう行ってる!いきなりごめんね!千砂都ちゃん!どうかな?」
千砂都「いや…私は…その…気弱だし…人と目を見て話せないし…何もできないし…怖がりだし…友達も居ないし…」
可可「友達居ないんデスか?なら可可と一緒デス!可可もかのんサンしか友達居まセン!」
かのん「ちょっと!フォローになってないよ!じゃあさ千砂都ちゃん私と友達になってよ!」
千砂都「え…?」
かのん「千砂都ちゃんよく先生の手伝いしてたり入学式の日だって拾ってくれるの手伝ってくれたり優しいじゃん?私はそんな千砂都ちゃんと友達になりたいな。ダメかな?」
千砂都「わ…私と…その…一緒に居ても…変な子と一緒に居ると思われちゃう…」
かのん「そうかな?そんな事ないよこんな可愛いんだもん千砂都ちゃんの事もっと知りたいし友達になりたいよ」((なんだか胸の奥がモヤモヤもするし 出会わなかった世界のちぃちゃんは前髪が長いという風潮 可可「そうデス!あの日の出逢いは奇跡デス!」
千砂都「かのんちゃん…!可可ちゃん…ありがとう…はじめての友達…!」
かのん「うん!よろしくね!あ、どっか行く途中だった?」
千砂都「全然大丈夫…うん…生物室で飼ってるダンゴムシを見に…」
かのん「あ、そうだったんだ!いきなり呼び止めちゃってごめんね!じゃあまたね!」
千砂都「また…ね…!うん!またね…!」
千砂都((友達…!またね…って事はまた話せる…!タッタッ
可可「ところでかのんさん」
かのん「ん?どしたの?可可ちゃん」
可可「スクールアイドルへの勧誘は…?」
かのん「あ……完全に忘れてた…」 ——————
理事長室
理事長「恋ちゃん前言ってた鍵見つかった?」
恋「はい探したらわたくしが幼少期の頃使ってた机にありました」
理事長「多分それが学校アイドル部の部室の鍵かな。その鍵、唐さんに渡してくれない?まぁまだ部員が居ないから同好会でもないのだけど。」
恋「……っ!理事長!なぜ部員1人なのに部室を!?部員が居ないならスクールアイドル部はやめさせれば…」
理事長「恋ちゃんはスクールアイドル嫌い?」
恋「その…いえ…嫌いでは…」
理事長「恋ちゃんはスクールアイドルやってみないの?」
恋「わたくしは……生徒会長になる為に他にやる事がありますし廃校の問題もあります。現実を見てこの結ヶ丘を存続、そして広めて行く為にスクールアイドルではその問題を解決できません。結ヶ丘に入学した事を後悔させたくない…だからそんな事…やる意味が無いです。」
理事長「そう…」
恋「それでは…失礼します。鍵は渡しておきます」ガチャッ
恋「お母様…わたくしが絶対にお母様の作った学校を結んで…繋いでいきます…」 ——————
可可「はぁ…今日もダメでした…」トボトボ
可可「スクールアイドルをやる為に上海から来たのに…音楽に力を入れてるこの学校だったらと思って来たのに全然集まりマセン…退学して違う学校に行くのも考えマスね…」ピラッ((退学届(手書き)
可可「帰って1人で歌の練習でもしマスか…あとは…サニパ様や色んなスクールアイドルの研究を…今日はどの人を見ましょうカ。やはり原点の昔の動画も…ん?学校アイドル?ラブライブが始まる前の昔のも…おほーっ!昔のもたまらないデス!早く帰って観るデス!」タッタッタッ
——————
可可「ふぅ…さっき見つけた動画見るデス。学校アイドル部…ダンスはゆったりとした感じで歌も上手いデスね…」
可可「でもこのグループは初めて観まシタ。神宮音楽学校デスか。神宮っていう事はこの辺りの人達だったんデスかね」
可可「特にこのセンターの人、前髪センター分けしてる黒髪の人がとても楽しそうデス!キラキラ輝いてマス!これぞスクールアイドルデス!」
可可「こんな感じにこれから輝きたいデス…でも誰も一緒に…」 ———次の日の昼休み———
可可「あぇ?あれは葉月恋!中庭で何してるデスカ…!」
恋「今日は…あっ!いちごが入ってます!サヤさんありがとうございます!やった!」ボソッ
可可「なんだご飯デスか。でも1人で…せっかくデスし声かけてみマスか」
可可「葉月さんお昼デスか?」
恋「あなたは…唐可可さん。何の用ですか」
可可「用事はないデス。1人でお昼ご飯食べてるから声かけまシタ。いつも1人なんデスか?」
恋「…悪いですか?別に良いでしょう」
可可「誰かと一緒に食べたりしないんデスか?」
恋「……親しい友達とかと囲んで食べるというのは経験はないです…」
可可「そうデスか。友達と食べるのも良いものデスよ!」
恋「…バカにするなら去ってもらっていいですか?」
可可「そんなつもりは…可可も最初は1人だったのデスがスクールアイドルの話を通じてお友達ができまシタ。なので葉月さん、いえ、レンレンともお話したいデス」
恋「レンレ…スクールアイドルの話なら結構です」モグモグ
可可「レンレンはスクールアイドル嫌いデスか?」 恋「わたくしは…はい。嫌いです…」
可可「なぜデスか?可可は上海からスクールアイドルをする為にこの学校に来ました。なのでスクールアイドルに本気デス。なぜ嫌いか教えてほしいデス」
恋「本気…ですか……かつてここには学校を廃校から救う為にアイドル活動をする生徒が居ました。それがわたくしの母です」
恋「活動は評判になり注目も集めましたが学校の廃校は阻止できませんでした」
恋「そしてその記録は前々から探してはいますが一切見つからず。母はスクールアイドルでは学校を救えない事に気付き最終的に後悔していた。なので記録を一切残していないのです。」
可可「それは…お母さんは絶対後悔してないと思いマス。スクールアイドルは…」
恋「でもひとつも記録が残ってないんです…後悔してるから記録を残したくない。そうとしか考えられないです。
恋「だからそんな思いをする、廃校も救えない意味の無い事はする理由がありません。母がそんな思いをしたのでスクールアイドルは嫌いです」 可可「可可はそれでも、レンレンともスクールアイドルをやりたいデス。一緒にやりまセンか?レンレンのお母さんが後悔してないって事がやってみたらわかるはずデス!」
恋「わたくしは……やりません。他に…やる事もありますから」
恋「スクールアイドルじゃなければわたくしも応援します。可可さんは成績もトップ並と聞いております。他の部活でも器用にこなせると思います。あ、」
恋「これ、理事長に渡すよう頼まれた部室の鍵です。先ほどお話した母が使っていた部室です。自由に使って良いので…他の部活を始めても是非この部室を使ってください」
可可「そうデスか…ありがとうデス…可可はいつでも待ってマスね」ピラッ
恋「スクールアイドル……」
恋「ん?これは?可可さんが落としたビラでしょうか?」((退学届(手書き)」
恋「これは…可可さん…まさか…学校を…」 ——後日——
かのん「そっか…葉月さんのお母さんそんな事が…」
可可「そうなんデス。絶対に後悔なんてしてないと思うんデス。スクールアイドルは楽しいものデス」
かのん「どうなんだろうね…葉月さんのお母さん達の記録とか映像があればわかるかもしれないんだけどね…」
可可「かのん!ここが前レンレンに鍵をもらった部室デス!」
かのん「聞いてないし…おぉ!結構広いね〜」
可可「はい!スクールアイドルのグッズも置けそうデス!」
かのん「はは…それは良いのかなぁ…こっちの鍵はなんの鍵?」
可可「わからないデス!お宝とかの鍵でしょうカ!」
かのん「それは流石に無いよ…そういえば人は集まった?」
可可「イエ…全然…」
かのん「そっか…私も力になれなくてごめんね」
可可「かのんがそんな悲しい顔しないでくだサイ!ほら!スクールアイドルの動画見て元気出してくだサイ!」 もうかのん呼びになってるだと…?
ある意味スパスタRTAになりそうなSSだなこれは かのん「それで元気出るのは可可ちゃんじゃ…これは前見せてくれたサニパ?だっけ?」
可可「イエ!これは最近見つけた神宮音楽学校っていう所の学校アイドル部デス!昔だから映像が残ってなくて探すのとても苦労しまシタ!」
かのん「神宮音楽学校…?ってここの前の学校じゃん!ちょっと待って!ここって何の部屋だったっけ?」
可可「あえ?確か元学校アイドル部の部室デス」
かのん「ということはこの映像の人達が使ってた部室だよ!」
可可「そうなんデスか!おほー!ということはこの楽しそうに輝いてるセンターの人がここを使ってたって事デスね!感激…デスっ…!」
かのん「ん…?ということはこの真ん中の人って…もしかして…」
可可「……?? かのん?」
かのん「もしかしてなんだけどさこの真ん中の人って創立者の葉月花さんなんじゃないかな?」
可可「エェ!そうなんデスか!」
かのん「なにかこの映像の人達の記録とかデータってネットに無いの?」
可可「それが…調べたのデスがどこにもないデス…この映像もやっと出てきたものデスし…」
かのん「もしかしたらこの部屋に何かあるかもしれない!探してみよう!」
可可「わかりまシタ!」 どの世界線でも恋ちゃんの初動が同じなの因果が強すぎるだろ 可可「かのん…何もないデスよ…」
かのん「これは…もしかしたら…!可可ちゃん!さっきの鍵持ってる?もう一個の鍵で開くかもしれない!」
可可「ハイ!ありマス!これデス!」
かのん「開いた…やっぱり!このノート…!」
——学校の玄関前——
可可「レンレン!」
恋「!!可可さん!?」
恋「可可さん!あなたもしかして退学を考え…」
可可「レンレンこれを見てくだサイ!」
恋「これは…まさか…!」
可可「そうデス。レンレンのお母さんが前の学校でやっていたスクールアイドル活動の日誌デス」
恋「そんな…まさか…家中も…学校も入学式前から探しました!それでも見つけられなかったのに…!」
可可「学校アイドル部の部室の中にある箱にありまシタ。かのんが見つけてくれたんデス」
恋「そんな…あの部屋も探したのに…!」
可可「レンレンこれを見てください。レンレンのお母さんはこんなにも輝いてマス!こんなにも笑顔でスクールアイドルをしてマス!こんなに楽しそうデス!」 恋「そんな…お母様は…スクールアイドルを通して廃校を…でもダメだった…だから後悔してる…現実を見なければ…この学校を私が守らなければいけないんです!」
可可「でも…レンレンのお母さんはこんなにも楽しそうデス。だってこの写真も残ってる映像もこんなに目が輝いてマス!楽しそうデス!レンレンのお母さんは絶対に後悔なんてしてないはずデス!」
——————
花「恋…廃校は阻止出来なかった。でも私達は何ひとつ後悔していないわ。学校がひとつになれたから」
花「この活動を通じて、音楽を通じて皆が結ばれたから。最高の学校を創り上げる事ができたから」
花「スクールアイドルはお母さんの最っ高の思い出!また同じ場所で思いが繋がっていってほしいなぁ」
——————
恋「お母様…あっ…あぁ…うぅっ…」
可可「この服もノートと一緒にありまシタ…!」
恋「お母様…うぁあ…ぐすっ…うぅ…あぁ…」
可可「レンレン、可可と一緒にこの場所で結ヶ丘のスクールアイドルとして輝きまセンか!一緒に歌を結んでいきまセンか!」 恋「この場所で…お母様のように…でも私は私のやるべき事を…やらなければ…それに叶うかどうかも…」
可可「レンレンなら!絶対に音楽で学校を結んでいけマス!レンレンのお母さんの目を見て思いまシタ。こんなに輝いてる。こんなに楽しそうって思いまシタ!」
可可「そんなお母さんの想いを…結ヶ丘をこんなに考えてるレンレンならきっと音楽で学校を結んでいけマス!」
可可「レンレン!一緒にスクールアイドルやりまセンか!」
恋「私は…」🌬🍃
恋「((今…背中を…」
恋「可可さん…私は…お母様の作った結ヶ丘を…この場所で音楽を繋いでいきたいです…!」
可可「もちろんデス!レンレン!一緒に頑張りまショウ!」 ——————
理事長「はい。残っていた花達の活動記録」
恋「理事長は知っていたんですか?お母様がスクールアイドル活動をしていたこと」
理事長「まぁね私は応援する側だったけど。そこにいる澁谷さんみたいにね」
可可恋「え?」バッ
かのん「ヒィ…!」
可可恋「いつの間に…もしかして全部…」
かのん「ははは…うん…見てました…」
理事長「まぁとにかく、花が私に何もしないでほしい。恋ちゃんが自分で決めるのを見守ってほしいって。はぁ…まったく迷惑ったらありゃしないわよ」
恋「そうだったんですね…気にしていただいてありがとうございます」
理事長「全然良いのよ。じゃあスクールアイドル部は3人で登録して良いの?澁谷さん?」 可可「かのん…!かのんもついに決意してくれたんですね…!」
かのん「えぇ!待ってください!私はやらないです!あくまでサポートなだけです!」
恋「かのんさんも一緒にやりましょう!」
かのん「えぇ…私は…ほら!サポートはするから!マネージャーという感じで…入部は…」
理事長「そう。じゃあ2人で登録するわね来月開催のフェスには出るの?」
可可「もちろんデス!頑張ってそこで賞をとりマス!頑張りまショウ!レンレン!かのんさん!」
恋「はい!もちろんです!可可さん!かのんさん!」
かのん「え…?私も頑張るの……?」 >>47
訂正
可可「もちろんデス!頑張ってそこで賞をとりマス!一緒に頑張りまショウ!レンレン!かのん!」
恋「はい!もちろんです!可可さん!かのんさん!」 エピローグ
恋「ところで可可さんあの…退学届は…もしかして帰国しないといけないとか…?」
可可「あ、アレは一緒にスクールアイドルをやる人が集まらないから転校を考えていたんデス!」
かのん「え!そうだったの!?」
理事長「いや…そもそも手書きの退学届は受理されないわよ…まず申込をしてから学校側が発行するものじゃないと」
可可「だけど今はもう一緒にスクールアイドルをしてくれる仲間が出来マシた!もう退学はしないデス!なので安心してくだサイ!」
かのん恋「そっか(そうですか)…良かった…」
可可「はい!絶対に退学なんて…帰国なんて…しまセンから……!絶対に…!」
可可「…………」 お粗末様でした。2期が終わってロスだった為メモに書いてたものを試行錯誤しながら書かせていただきました
好評であれば続きの可可恋の初ステージやかのん編、すみれ編、千砂都編なども書かせて頂きます 伏線バラまきをちゃんとやって回収するスタイル好き
面白いから是非続きも書いてどうぞ スバラシイコエノヒトとダンス大会優勝者がナーフされたから恋ちゃんがエースという凄い世界 乙
これは面白いわ
すみれと千砂都は勧誘するの大変そうだ
続きがめっちゃ見たい 続きが見たいけど3話までよかった本編みたいにならないでくれよ() 面白くて一気読みしました
続き毎秒投稿してほしいです すみれ「ん?メール?」
『オーディションについてのお知らせ』
すみれ「来た!!今度こそ!!!」
『この度はご足労いただきましてありがとうございました。平安名様は今回のドラマに関しては違う役として…』
すみれ「また…これで今年に入ってもう4回目…まぁやるけど…ドラマも映画もワンシーンだけで私の良さを判断できないったらできないでしょ!」
すみれ「はぁ…昔は……どこで間違えたのかしら…」
『天才子役!すみれちゃん遂にCM抜擢!』
『すみれちゃん月9に出演決定!』
『め〇ましテレビ今回は話題の子役すみれちゃんに直撃!』
『将来は大物女優!?すみれちゃん(5)へインタビュー!』
すみれ「今は…通行人とかエキストラのワンシーンだけ…でもまたいつか…そうだ。YouTubeは…?」
『クレープ食べました 再生回数840』
『私の好きなお茶はこれです 再生回数580』
『チャーハン作って食べた 再生回数1420』
『ラタトゥイユ作って食べた 再生回数710』
すみれ「やっぱりダメじゃない…何がYouTuberが流行りよ。はぁ…新しいこのオーディションにも申し込みを…いつかまた…」 ——————
恋「それではストレッチからです。可可さんの柔軟性を測りますね」
可可「はいデス!あ、いたたた!レンレン!やりすぎデス!」
恋「まだ少し押しただけですが…最初の90度からあまり変わってません…」ググッ
可可「痛いデスー!違うのにしまショウ!」
筋トレ
可可「ぐぬぬ…はぁ…はぁ…今日はこの辺にしときマス…」
かのん「腹筋6の腕立て1…」
ランニング
可可「はぁ…はぁ…もう無理デス…」
恋「まだ50mほどです…」
ダンス
可可「レンレンそろそろ休憩に…パタリ」
かのん「まだ5分しかやってないよ…」
恋「可可さん体力が無さすぎます…それではスクールアイドルとしてはやっていけないです…」 可可「気持ちならありマス!ちなみにリズムゲームでは完璧なフルコンですヨ〜!」シャンシャン
恋「ということはリズム感はあるという事ですね…基礎体力作りをハードにやる必要があるみたいですね…?」
可可「ヒッ…お助けを…!」
恋「大会は1ヶ月半後です。ダンスの振り付けはなるべく簡単にはしますがそれまでに体力は付けましょう」
かのん「あとは曲作りだね恋ちゃんが作曲で可可ちゃんが作詞だっけ?」
可可「歌詞は既に書き溜めていマス!ほぼ中国語デスが」
恋「可可さんすごいです!それでは誠心誠意、曲は作らせていただきます!」
かのん「じゃあ問題はやっぱり体力作りだね…」
可可「毎日レンレンの作ったメニュー頑張りマス…ん?」 可可「フェスティバルの詳細がでたデス!今年は1年の部と2.3年の部で分かれてるみたいデス!」
可可「1年の部が1曲披露で1位が新人特別賞、2.3年の部が2曲披露でグランプリって感じで部が分かれてマス!」
恋「という事はわたくし達は新人特別賞を狙うという形ですね」
可可「去年サニパ様が受賞した賞デス!」
かのん「そうなんだ。今年は出ないのかな?」
可可「どうでショウ?ラブライブ優勝候補デスからね!ただ可可達と戦う事はないので大丈夫デス!エントリー始まったら登録しときマスね!」
恋「ありがとうございます!よろしくお願いします!」
——数日後——
可可「はぁ…はぁ…今日も疲れました…パタリ」
可可「毎日ご飯とお風呂終わったらすぐ眠たくなるデス…ふわぁ…」
可可「あ、エントリー始まってマス…エントリーしない…と……zz…クゥクゥ…zz…」
1年の部 2.3年の部⭕ 次の日
可可「ふわぁ…今日はレンレン達と練習ついでに会場を見に行く予定デスね…ん?」
1年の部 2.3年の部⭕
可可「あぁ…!エントリーする方を間違えてしまいマシタ…!あ!でも2.3年の部なので適用されないハズ…」
『1年の部は1年生のみですが2.3年の部は1年生もエントリーできます。力試しをする1年生をお待ちしております💪』
可可「あぁ…!!なぜですか…!!!」
〜〜〜〜〜〜
可可「ということで間違えてしまいまシタ」
かのん「えぇ!ということは2曲披露しないといけないって事!?しかも上級生達と戦うし!」
恋「一応曲はほぼ完成しましたが…フル尺で披露ではないとはいえもう1曲ですか…」
可可「ハイ…しかも…サニパ様が今年もこの大会に参加するそうで…」
かのん「えー!そうなんだ!じゃあさらに厳しい戦いになっちゃうね…もう1曲も考えないとだし…」
可可「一応大会運営に行って変えてもらう事はできるので来週行こうと思いマス…」
恋「……可可さん。ご相談なんですがせっかくなら私達も2.3年の部に出ませんか?」
可可「あえ?どういうことデス?」 恋「わたくし達が目指すラブライブ本大会では学年は関係ありません。2年生も3年生もサニパさんも出場します。その全員を倒さないと優勝はできません」
かのん「確かに…ラブライブで優勝するなら全員に勝たないといけないもんね…」
恋「ここで一度自分達の力を試してみませんか?勿論2曲披露や壁は高いです。でも得られる物は大きいと思います。」
可可「なるほど…そうデスね。サニパ様と戦えるというのも魅力的デス!レンレン!2.3年の部にでまショウ!打倒サニパ様デス!」
可可「頑張って2曲目も考えまショウ!あ!よかったらかのんも曲作り手伝ってくれマセンか?だったらせっかくなノデもう1曲は3人で作ってみたいデス!」
かのん「え?私も?」 可可「ハイ!かのんもいつも協力してくれてるのでかのんの気持ちやアドバイスも聞きたいデス!」
恋「これを機にかのんさんもよかったらスクールアイドルを…!」
かのん「わかった…!私でよければ協力するよ!スクールアイドルはやらないけど…」
恋「ありがとうございます!3人の想いを歌にしましょう!作曲頑張ります!」
かのん「ところでこのエントリーネームの『クーレー』っていうのは?」
可可「可可のくーとレンレンのレーで『クーレー』デス!!」
恋「その名前では何か物を欲してるような感じになるような…」
可可「じゃあクーレーカーにするデス?」
かのん「カーって私…?私は歌わないから誰ってなるよ…というかそれじゃクレジットカードじゃん…」 クーレー来たか!
そしてこのスレのオーラありそうなすみれも現状燻ってるのは変わらない感じか 子役時代は大ヒットしてたすみれか
芸能あるあるといえばあるあるだが 先生「次を唐可可さん。はぁ…また寝てる…唐可可さん!」
可可「ひゃいっ!2Xの3乗+4デス!」
先生「…正解……って事になるからこの問題はここが…」
可可「ふぅ………zzz…スヤァ」
休み時間
可可「……zzz……zzz………」
生徒1「授業中も寝てて休憩、休み時間でも寝てる…」
生徒2「あの葉月さんに毎日厳しいトレーニングでしごかれてるらしいよ」
生徒3「あの完璧な葉月さんに?可可ちゃんって体力テスト最下位じゃなかったっけ?」
生徒4「うん。シャトルランとかも20回いってなかったはず」
生徒1「それうちのクラス1位の嵐さんの4分の1も行ってないってことじゃん…」
生徒2「葉月さんも90回くらいらしいからそれに合わせてしてるのかな…」
生徒3「えぇ…大丈夫?死んじゃわない?」
生徒4「可哀想…上海から来て頑張ってるのに…」
生徒2「最初スクールアイドル否定してたしもしかして意地悪してるんじゃ…最低限これやらないと認めない的な」
生徒3「実は仲良くないのかな?完璧でなんでもできる葉月さんとは違うのに…」
可可「ん…ぅ…れんれぇん…いつも…ありが……今度遊び…ご飯にも…むにゃ…」 ——————
恋「かのんさんこの歌詞はどうでしょう。これにこういう曲調で…」
かのん「なるほど…冒頭からソロパートと2人で揃えて歌う所があるんだね」
恋「はい。キラキラと煌めけという感じで…」
かのん「それなら…夜空もキラキラも歌詞に入れちゃおう」
可可「今の所の曲名はシューティングスターデス」
かのん「なるほど…恋ちゃんと可可ちゃんの想いを…声を届けたいという気持ちを込めて…この歌詞ならこっちの曲名でどうかな?」
可可「良いデスね!その曲名にするデス!」
恋「2曲目もほぼ完成が近付いてきましたね!」
——————
かのん「ふぅ…あと2週間…曲も完成してきてよかった…もう一曲ってなった時はどうなる事かと…」
かのん「あれ…私は別に歌わないのにこんなに夢中に…2人の一生懸命な姿を見てたら応援したくなって一緒に…」
かのん「……久しぶりに歌ってみようかな…」
〜🎶🎶🎶〜
かのん母「あら?今日は歌も?久しぶりね」
ありあ「いつもギターだけなのに珍しいね」
かのん母「最近朝も帰って来た時も楽しそうだし何か良い事でもあったのかしら」 〜〜〜〜〜
司会「さぁスクールアイドルフェスティバル!当日です!皆さん盛り上がって参りましょう!まずは午前の1年生の部!こちらで新人特別賞を争います!それでは早速1組目です!」
——————
恋「とうとう当日ですね…」
可可「緊張が止まらないデス…」
かのん「今まで頑張ってきたもんね特に可可ちゃんはキツいトレーニングだったのに凄いよ!」
可可「ハイ…それより…出番順が…」
恋「まさか最後の大トリになるとは…」
かのん「しかもその一個前がサニパさんだもんね…」
可可「アァァ!こんな事になるんだったらレンレンに引いてもらうべきでシタ!」
恋「可可さんこればかりは運ですのでしょうがないですよ」
かのん「2.3年の部に出場してる1年生も私達合わせて3組しかいないもんね」
恋「朝の時点で既にもう緊張が凄いです…」
可可「でも最後という事はまだいっぱい練習できマス!」
恋「そうですね…最終調整しましょう!」 〜〜〜〜〜〜
司会「さあ!盛り上がっています!スクールアイドルフェス!2、3年の部も夜になり終わりが近づいてきました!残りはあと2グループ!そしてここで優勝候補本命の!Sunny Passionです!それではどうぞ!」
『キャー‼︎サニパー‼︎悠奈ちゃーん!摩央様ー!!カワイイ–!』
——————
可可「すごい…デス…!1曲目からこの盛り上がり…」
恋「圧巻…ですね…この後に私達が…」
かのん「あ、2曲目が始まるよ……うわ…すごい…」
恋「あの堂々さとパフォーマンス、2曲目になってさらに盛り上がってますね…」
かのん「本当にスゴい…流石優勝候補…盛り上げ方も本当に凄まじいね…」
可可「あぁ…やっぱり無謀だったのデス…サニパ様に勝つなんて…」
恋「可可さん……すいません私がこんな提案をしたばっかりに…」
かのん「2人とも…弱気にならないで。やっぱりサニパさんは凄い…けど2人ともずっと頑張ってきた。ダンスも歌も曲作りも本当に頑張ってたのを近くで見てきた私だから分かる」 かのん「2人は絶対に勝てる。そのくらい努力してきたしサニパさんや他の人に負けてないよ。だから自信持って!2人の声を皆に届けよう…!」
かのん「ってごめん…私が出る訳じゃないのにでしゃばって…2人はこれからステージの中私は袖で見てるだけなのに…」
恋「いえ…!かのんさんありがとうございます」
可可「かのんのおかげで元気が出まシタ!そうデスね!可可達だって一緒に頑張ってきまシタ!」
恋「そうです!それに曲はかのんさんも一緒に作ってくれましたしそんな大切な3人の曲を自信を持って皆に届けたいです!」
可可「そうデス!なのでかのん!見ててください!可可達はやってきマス!」
かのん「2人とも…!ごめんね私は出ないのに…でも本当に2人の事応援してる!優勝できるって思ってる!おもっきり初ステージを楽しんできてね!ステージ袖から見守ってるね!」
可可恋「はい!(デス!)」 司会「さぁ!フェスも大詰め!サニーパッションのパフォーマンス凄かったですねー!2曲とも素晴らしいパフォーマンスでした!次はこの大会の大トリを務めてくれます!結ヶ丘女子高校のお2人!『クーレー』です!どうぞ!!」
可可「こ、こんばんは!ゆ、ゆいぎゃおかっ!じょしゅっ!こうきょうがっこう1年の!クーレーです!」
恋「4月から活動をひゃじ…はじめましゅた!歌います…ので!聞いてください!」
……………………
可可「……大丈夫…大丈夫…大丈夫…大丈夫…」
恋「歌える…たくさん練習してきました…そうです…わたくしが…引っ張るのです…」
かのん「可可ちゃん…恋ちゃん…」
『ザワザワ…ドウシタンダロウ…ダイジョウブ?ザワザワ…』 可可「はぁ…はぁ…可可から歌い出し…でも…声が…出ナイ…はぁ…はぁ…」
恋「可可さん……わたくしが引っ張らないと…そうですわたくしから歌い出せば……わたくしが…」
『なんでもできる葉月さんなら優勝でしょ』
『葉月さん凄いよね〜さすが創立者の娘で生徒会長候補。フェスでも優勝間違い無しでしょ』
『なんか2、3年の部に出場するらしいよ え、それは流石に調子のりすぎじゃない?w未経験なのに?』
『葉月さん頑張ってね!優勝期待してるね!』
『勝てないと上海の子に厳しくしてたのが可哀想だよね』
『スクールアイドル反対してたのにやるんだwどう思ってるんだろ結果出さないとヤバいよね』
恋「こんな時に学校での色んな方の声が…そうですわたくしが引っ張らないと…わたくしが…」
可可「…はぁ…はぁ…緊張で声が…まったく…」
かのん「……2人とも…緊張で…!2人があんなに勇気を出して頑張ってるのに私は何も… っ!!!」
『カノンチャン⁉︎ダイジョウブ⁉︎カノンチャン!カノンチャン!』
かのん「………2人に…私みたいな思いはさせたくない…!あんなに…楽しそうに歌う2人は…これからも……」
かのん「…………すいません。予備のマイク借りて良いですか?」 運営の人「え?制服?君はあの子達の学校の…もしかしてあの子達マイクの故障…?……」
かのん「ごめんなさい!借ります!」ダッ
運営の人「あっ!ちょっと!!」
ザワザワ…ダイジョウブ…?ヤバクナイ…?ザワザワ…
アレ?ダレアノヒト?ホントダセイフク?イショウキテナイケド…ザワザワ…
かのん「可可ちゃん!恋ちゃん!」
可可「かのん!?」恋「かのんさん!?」
かのん「大丈夫…!2人とも…!」
可可恋「……!!!」
かのん(((2人には…これからも!歌っていってほしい…! かのん「……今夜キミに届けキラキラのShooting Voice! 飛ばすよ 想い乗せて!」
可可恋「かのん(さん)…!」
恋「ちょっと胸おどる素敵なこと なにかあるたび書きとめておくの」
可可「大好きな曲も 空模様も全部伝えたいよ 早く」
〜〜〜〜
可可恋かのん「今夜キミに届け!大切だよってずっと伝えたかった想い 声に乗せて夜空 飛ばすのさShooting Voice! ほらいま」
可可恋「聴こえたでしょ このドキドキ」
かのん「飛ばそう」
可可恋かのん「Shooting Voice!」
キャー!スゴイ!ウタウマ…!ダンスモスゴイ…セイフクノコスゴ…! 千砂都「かのんちゃん…!すごい…!すごいなぁ…私もあんな風に…でも私じゃあんな人前で…」
すみれ「すご…い…!あの子あんなに歌上手かったの…?最初の2人もあんなに輝いてる…スクールアイドルってこんなに凄いの…?」
??「しゅ…しゅごい〜!!なにあの3人!!知らなかった!メモしないと!思わず涙が…!たまらん!ぎゅふふ…でゅふふふ…」
??「メイ…変な時になってる…さっきのサニパの時にもなってたのに…」
??「おいバカ!だから本名で呼ぶなって!こういう所で名バレするのはまずいって常識が…」
??「それは『【四皇】赤髪のスクドルファン』のツイートのフォロワーにバレるから?」
??「おい!やめろ!全部言うな!」
??「メイ…厨ニ病はもう中3だから卒業しないと」 かのん「はぁはぁ…2人とも…!凄いよ…!」
可可「はぁはぁ…かのんこそ!初めて歌声聴きまシタ!上手すぎマス!」
恋「かのんさん…ご迷惑をおかけしました。本当にありがとうございます」
かのん「2人とも…!本当に…歌えてよかった…!」
運営「あのー…」
かのん「あ!!すいません!ごめんなさい!じゃあ2人とも!次の曲も頑張ってね!」サササッ
可可恋「はい!(ハイ!)」
恋「皆さんすいません。ご心配をおかけしました」
可可「それデハ次の曲デス。皆さん聴いてくだサイ!」
可可恋「……ゆ・ら!明日は もっと!気になる」 可可恋「もうHeartゆらゆら ほんとは Heartゆらゆら 待ってるよ」
可可恋「つながる(クレッシェンド)きっかけ
不思議な予感してるの。その時はもうすぐ・・・かもね」
——————
摩央「完敗ね」
悠奈「やられたね〜あんな凄い子達が出てくるなんて」
摩央「ラブライブ本戦が楽しみね。どうする?話かけちゃう?」
悠奈「…いや、美味しいものは後に取っておこうかな〜♦︎」
——————
司会「結果発表です!!今年も盛り上がったスクールアイドルフェスティバル!特に終盤は特に大盛り上がりでした!さぁ!今年の優勝は…!?」 司会「Sunny Passionです!」
キャー!サニパー!!オメデトー!!サニパー!!
司会「準優勝は〇〇〇〇!!1年生新人賞は〇〇〇〇!」
〜〜〜〜〜〜〜
かのん「2人ともごめん!!!私のせいで!!」
恋「かのんさん!気にしないでくださいしょうがないです!」
可可「そうデス!かのんが助けてくれなければ可可達は歌う事もできませんでシタ」
かのん「でも…私のせいで失格なんて…」
恋「エントリー外の生徒が介入したから失格…ルールですのでしょうがないです」
可可「結果はダメでシタけど可可達はかのんと一緒に歌えて本当に楽しかったデス!これを機にかのんも一緒にスクールアイドルやりまショウ!」
恋「本当にありがとうございました。可可さんの言う通りかのんさんもどうですか?」 かのん「私は……やっぱりやめとく。今回は可可ちゃんと恋ちゃんを助けたくてとっさの判断だっただけだし…歌うのはもういいかな…」
恋「そうですか…わたくし達はいつでも待ってますので」
可可「いつでも大歓迎デス!またいつかかのんと歌いたいデス!」
かのん「………うん。考えとくね……」
可可「そりデハ!打ち上げにいきまショウ〜!」
恋「打ち上げとはなんですか?花火ですか?」
可可「違いマス!お疲れ様会って事デス!ほら!レンレンもかのんもいっぱい美味しいもの食べまショ!」
恋「わあ…!友人と帰り道に外食をするなんて初めてです!わくわくします!」
可可「よーし!皆でいっぱい好きなもの食べ尽くしまショウー!!」
かのん「あぁ!ちょっと待って〜!!2人ともー!引っ張らないでよ〜!」 エピローグ
理事長「……もしもし?いきなり連絡してきて何の用?」
??「ひっさしぶり〜!スクールアイドルフェスティバル、配信で見たよ〜凄いねぇあんなに小さかった恋ちゃんが立派に歌ってるなんて!」
理事長「…その話のためにわざわざ電話してきたの?」
??「いいじゃんいいじゃん〜!同じ花ちゃんに振り回された仲じゃん〜思い出して電話かけちゃった!本当にあの時は楽しかったね〜!学校の調子はどう?」
理事長「今のままだと規定人数は下回りそうかもしれないわね…でもまだ春だから予想内よ」
??「花ちゃんの意志を継いだ恋ちゃんが本格的に今度は学校を救っちゃうかもね〜!」 ??「あ、来年うちの子も結ヶ丘に入学させようと思ってるのー!」
理事長「ということは…1人暮らしさせるの?大丈夫なの?」
??「大丈夫よ〜!今の若いうちに都会を経験させとかないと!うちの子、書記でもなんでもこき使っちゃって!」
理事長「無茶苦茶な母親よまったく…」
??「もしかしたらうちの子も恋ちゃんと一緒にスクールアイドル始めちゃったりして!」
理事長「さぁ?どうだか」
??「でもうちの子運動神経めちゃくちゃ悪いのよね〜」
理事長「あなたと一緒じゃない」
??「あははは!!確かに!じゃあまた連絡するね〜!」ガチャッ
——————
??「きな子〜!そろそろご飯にしましょ〜!」
???「あーっ!こらー!!クロミツー!待つっすー!!」 かのん乱入でサニパが負けを認めるレベルで盛り上がったけどルール的には失格だから優勝はできてないってのも良いバランスだね
あとどっかのスレで言われてた花さんと理事長の同級生説も使ってくるとは…続きが楽しみですわ 眼鏡はしてないですが髪色とか右側の長い触覚とかが似てる(どことなく前髪きな子にも似てる?)っぽいのでこの隣の子がそうだったら良いなってことで書かせていただきました
https://i.imgur.com/A8T1zEY.jpg
https://i.imgur.com/GLUV3Ik.jpg
次回はすみれ編です 乙でした
すみれ編はアニメよりシリアスになりそうだ モブ「ねぇねぇすみれちゃーん私たち今からカラオケ行くんだけどすみれちゃんもどう?」
すみれ「え?あ、ごめん今日は用事が…(家の手伝い)」
モブ「やっぱそうだよねごめんね!忙しいのに!テレビのお仕事も大変だよね〜」
すみれ「え?あ、うんそうね!そりゃあショービジネスの世界だから!色々とあるわよ!」
モブ「えー!やっぱりそうなんだ!今度時間あったらお話聞きたいなー!あ、でもドラマの撮影とかもあって忙しいよね!」
すみれ「あ、あーそうね!それこそ今週末も撮影なんだから!((1シーンだけの出演だけど…」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています