【IF SS】かのん「んぅ…何か…夢見てたような…」ありあ「お姉ちゃ〜ん!」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
初スレ立ての初SSです。文章拙くてすみません
初めてなのでアドバイスとかくれたら活かしたいと思ってます モブ「やっぱそーなんだ!学生なのに大変だね〜私テレビあんまり見ないから疎くて…海外の映画は好きでよく見るんだけど!」
すみれ「あ、そ…そうなの?まぁ私もいつかハリウッドデビューする女優になるんだから!私がハリウッドで活躍する姿みることになるわよ!」
モブ「やっぱすごいなぁ!私の友達とかも皆すみれちゃんと遊んでみたいらしいからよかったら今度遊ぼ!その時お話聞かせて!」
すみれ「あー…まぁ…そうね…予定ない日にね!」
モブ「うん!今日も今から忙しいのに声かけてごめんね!」
すみれ「ぜんぜん!良いったら良いのよ!」 生徒1「みんな〜やっぱり無理だった〜」
生徒2「ほら言ったじゃん!やっぱ撮影とかで忙しいんだって!」
生徒3「同い年なのに本当に凄いよね〜!私達が小さい頃からもう芸能人なんだもんね〜」
生徒2「やっぱ違う世界だよね!私たちが安易に話かけていい人じゃないっていうか」
生徒3「可愛くてスタイルも良くて…高校卒業したらゴールデンのドラマとかに出たりするのかなぁ」
生徒1「凄いなぁ一緒に遊んでみたいなー」
生徒3「ばか!だから私達なんかじゃ釣り合わないって!」
すみれ「…………聞こえてるわよ……」 〜〜〜〜〜〜
すみれ妹「あ!お姉ちゃーん!おかえりー!」
すみれ「………ただいま」
すみれ妹「………? お姉ちゃんどうしたの?元気ない?」
すみれ「いや別に……ただもっと頑張らないとなって…」
すみれ妹「えー!お姉ちゃんいつも勉強も家の手伝いも家事も料理もやってるのに?」
すみれ「……もっと…頑張って…色んな事できるようになってオーディションにも受からないと…」
すみれ妹「もうー!またそれー?もう芸能界とか良いじゃんー!」
すみれ「ダメよ!!!私はいつかまたショービジネスの世界に舞い戻って輝かないといけないの!」 すみれ妹「えー?いつも色んなこと頑張ってるのにオーディションの為に稽古もしてて体壊しちゃうよ〜!」
すみれ「……足りないのよ…もっと色んな事を努力しないと見てもらえない。だから……」
すみれ妹「私は今のままのお姉ちゃんでも好きだよ?色んなことできてカッコいいけどなぁ」
すみれ「……………」
すみれ妹「お姉ちゃんってなんでもできてカッコいいし私は世界1だと思ってるよ!」
すみれ妹「だから今のままでいいじゃん!お姉ちゃんがいっぱい笑って楽しんでるところ見るのが私はすきー!」 すみれ「………ありがと」ギュッ
すみれ妹「わわっ!お姉ちゃんー!苦しいよー!」
すみれ「…………っ!よし!!まずは神社の掃除からね!!手伝いなさいったら手伝いなさい!」
すみれ妹「え〜…私は宿題がまだ…」
すみれ「もう!何やってたのよ!早く終わらせてこっち手伝いなさい!」
すみれ妹「は〜い……元気ないと思ったら急に元気になって…変なお姉ちゃん……」
客「すいませーん」
すみれ「あっ!はーい!」 客「この御守りってどんなご利益があるんですかー?」
すみれ「あ、これですか?これはえーっと…何かを始める時とかの成功祈願の御守りですね!チャレンジする事への成就を願ったりですね!」
客「へー!じゃあこれがあったら何か始めたり踏み出す時に勇気が出る的な感じですか?」
すみれ「まぁそうね!もしかして受験生とかですか?それか何かチャレンジしたり?」
客「いや!中2なんで受験は来年なんですけどその…私お姉ちゃんがいるんですけど」
すみれ「あら、そうなの?じゃあそのお姉さんへのプレゼント?」
客「はい。お姉ちゃん昔、おっきい挫折をしちゃって…それ以来学校が楽しくなさそうで夢を語ったりしなくなったんです。」
客「でも最近学校の友達と何かやってるらしくていつも楽しそうなんです!だからまた子どもの時みたいにお姉ちゃんに夢を追いかけてほしいなって」 すみれ「………お姉さん想いなのね…良い妹さんを持ったわねその方は」
客「えへへ…お姉ちゃん本人には恥ずかしくてこんなこと言えないんですけどね!」
すみれ「………その御守り…タダで持ってっちゃって良いわよ!」
客「えぇ!それはさすがに悪いです!!買いますよ!そんな事したらバチ当たりそうですし!」
すみれ「バチなんて当たらないわよ!!」
客「ヒィ…ッ!」
すみれ「あ、ごめんなさい…!……実は私もさっき妹が励ましてくれたばっかなの。さっきそれで泣きそうになっちゃって…」
客「え!そうなんですね……それは偶然……」 すみれ「だからこれも何かの縁ったら縁よ!持ってっちゃって!神社の娘が良いって言うんだからバチも当たらないしきっとご利益あるわよ!」
客「そこまで言うなら…じゃあお言葉に甘えて…本当にありがとうございます!」
すみれ「そんな値段も大したことないし良いわよ。ただ絶対にそのお姉さんに肌身離さず持ってもらうことね!そしたらご利益あるから!」
客「わかりました!お姉ちゃんに言っときます!ありがとうございます!また来ますね!!」
すみれ「いいえ!また待ってるわね!」
すみれ「………まぁ同じの持ってる私は叶ってないから本当にご利益あるかわかんないけど……」 妹の励ましで頑張ろうとするすみれいいね
やはりすみれ妹には正式に名前がほしいな… ありあ「お姉ちゃ〜ん はいこれあげる」
かのん「何これ?御守り?」
ありあ「うん、神社の人がくれたんだ〜その人、妹がいるみたいで姉妹って一緒ですねーって話した時に」
かのん「えぇ…?ありあがなんかくれるなんてこわいなぁ…呪いとか込められてない?」
ありあ「そんな事しないよ!私の分と2個くれたからしょーがなくだよ?同じの2個持ってても意味ないでしょ?((本当はこの一個しかないけど」
かのん「なんだそういうことか。ありあが私のために買ってきたのかと」
ありあ「そんな訳ないでしょ なんで私がお姉ちゃんの為に買ってこないといけないの」 かのん「あははそうだよね〜」
母「でもそれならお揃いってことじゃない?仲良いわね〜」
ありあ「うえ〜ホントだ…私の分返してこようかな…」
かのん「なんで!?!そこまで嫌!?」
ありあ「とにかく!神社の金髪の巫女さんが肌身離さず持ってる事って言ってたからどっかに付けといてね」
かのん「神社の巫女さんなのに金髪って…それって大丈夫なの…?」
ありあ「さぁ…?お姉ちゃんと違って美人さんだったから良いんじゃない?今度私の分の御守り返しに行った時に聞いてみる」
かのん「美人関係ないじゃん…ってか本当に返すんだ…まぁ良いけど…」
ありあ「(((……今度また神社行ってお姉ちゃんとお揃いの御守り買っちゃお…!」 可可「今日も練習しマスよー!!」
かのん「夏にはサマーフェスティバル、その後には学園祭、そしてその次には予選も始まるもんね」
恋「はい。学校の入学希望者を増やす為にも大会で結果を残しつつ話題性も呼びたいですね…」
可可「話題性…それなら動画配信やYouTubeの撮影はどうでショウ!最近はテレビよりYouTube派の人の方が多いデスしこの学校でもYouTubeは人気デス!」
かのん「なるほど…もしかしたらうちの生徒もそれきっかけで楽しそうって入部してくれる人も居るかも?」
恋「……動画はいしん…?ゆーちゅーぶ?ビラのように動画を配るのですか?チューブというのは?」
かのん「……もしかして恋ちゃん知らないの?」
恋「はい…いんたーねっと?ですっけ?そういうのには近づかないように言われてまして…パソコンも入力作業でしか使ったことありませんし…」 可可「それならまずは勉強デスね!スクールアイドルの動画からデス!今やソロアイドルや地元を活性化させてるアイドル、でもやはり伝説のアキバの…」
かのん「あーまって!まずは興味あるものからの方が良いんじゃない?恋ちゃん何か興味あるものとかある?」
恋「やはり甘いものと紅茶が好きなのでスイーツですかね?あとはうちのメイドさんが料理している風景を見るのも好きです」
可可「だったらYouTubeにはいっぱい料理動画やスイーツがありマス!3人で料理動画を投稿しマスか?」
かのん「メイド…?恋ちゃんの家ってお金持ち…?」
恋「いえ…決してそのようなわけでは…」
かのん「メイド…凄い…ちなみに昨日の夜ご飯は?」
恋「昨日はラタトゥイユとクロックムッシュ、あとは白身魚のムニエルですかね?」
かのん「いや本格的すぎるよ…オシャレ…」 恋「でもどれもそこまで難しくないとは言ってました!」
可可「では早速それを作ってみマスか!まずは勉強デスね!ラタトゥイユからいきまショウ!」
かのん「まだ料理動画するかはわからないけど…へー!煮込み料理なんだ…結構解説動画も多いね…ってあれ?この名前って…」
可可「かのん?どうしまシタ?」
かのん「このサムネがラタトゥイユしかうつってない動画…アカウント名がすみれ平安名って書いてる」
恋「平安名すみれさんですか?かのんさん達のクラスメイトの?入学式の日は本当に申し訳ないです…」
可可「あの元子役とかいうだけでスクールアイドルをバカにしてきたコンチキショーデスね!」
かのん「本物なのかな?あれ、他にも動画出してる…」 可可「全て再生回数低いデス!ざまあみろデス!」
かのん「声が確かにすみれちゃんだ…でも淡々と料理作ってるだけだね…顔出しもしてないんだ」
恋「高校生ですからね。お母様やメイドの方から特定?や叩かれるからネットで顔写したりなどは気をつけなさいとも言われました。叩かれるなんて痛そうでこわいですね」
かのん「そっちの叩かれるじゃ…でもすみれちゃんなら小さい時にテレビにも出てたし今もドラマとかに出てるんだったら顔出しした方が良いんじゃないかなって思って」
可可「そもそも本当にテレビに出てるんデスか〜?可可は見たことないデス」
恋「それなら本人に聞いてみます?ついでに勧誘などもどうでしょう?」
可可「エェ〜レンレン〜あんな人を勧誘するのデスか〜?」
かのん「確かに…すみれちゃんなら話題性もあるしテレビ経験者として表現力とかもあるもんね」 すみれが関わるとこらへんから可可の性格が悪く見え出すのは変わらない感じか…? ——教室——
千砂都「………」カキカキ
生徒1「あの子また書いてるよwずっと書いてない?」
生徒2「休み時間にいつもノートになぜか丸書いてるよねw」
生徒3「放課後も生物室で虫とかと遊んでるらしいよw」
生徒1「うっわマジ?w友達居ないのかなw」
生徒2「まず誰かと話してる所を見ないよねwたまに澁谷さんが話しかけてるのは見るけど…よく話しかけるよねw」
生徒3「あんな根暗で髪で目隠れてるし変な子に話しかけるなんて本当澁谷さんすごいよねw」 生徒1「澁谷さんは上海の子と葉月さんとスクールアイドル部でキラキラなのにわざわざあんな住む世界違う人と話さないで良いのにねw」
生徒2「ホント不気味だよね丸の呪い…とか言ってそうw」
生徒3「あははは!確かに!あ、ちょっと懲らしめてみない?w澁谷さんとは住む世界が違うってのを知らしめてあげようよw」
生徒2「良いねwこの前の体力テストでトップとって調子乗ってるだろうしw」
生徒1「あの時も先生とペア組んでたから不正してるんじゃない?wあんな華奢な体であの記録とかありえないしw」
生徒3「ははwあり得るw おーい嵐さーん!」
千砂都「……はぃ…なんですか……?」ビクッ 生徒2「嵐さん何書いてんの?w」
千砂都「あ…あの…丸を…書いてました…ごめんなさい…あとは丸いものはなにがあるかなとか…」
生徒3「そうなんだ!丸が好きなの?w」
千砂都「はい……丸いものとか丸を見るのがすきなので……」
生徒1「へー!私達も丸好きなんだよねー!丸良いよね!」
千砂都「そうなんですか…?!丸…良いですよね!」パァァ
千砂都「丸って謎に満ちてるし世界には色んな丸で溢れてるし世界の始まりの地球も丸いしなによりビジュアルが!あの曲線がやっぱり…」
生徒2「うわ…きもっ…」
千砂都「えっ……」 生徒3「あ、ごめんごめん!気にしないで!そうだ私達にもそのノート見せてよ!」
生徒2「ほらやっぱり丸好きとして気になるなーって!」
千砂都「あっその…あの…」
生徒1「いいじゃん貸してよ」パッ
千砂都「あっ…」
生徒2「へー結構びっしり書いてるんだw」
生徒1「もうすぐノート1冊埋まりそうじゃんいつから書いてるの?」
千砂都「あ…あの…中学の頃から…」
生徒3「へーマンホール…ボール…月…地球…たこ焼き…太陽…」
生徒2「へーいいじゃん!丸の絵もどれもまんまるだし」
千砂都「あ…ありがとう…まんまるになるように練習したから…」
生徒1「でもさこのノートは四角じゃん?」 千砂都「……え?」
生徒2「確かにw表紙にも○ノートって書いてるのに丸じゃなくない?w」
生徒3「ほんとじゃんwそうだ!私達も丸好きだからさ、丸にしてあげるよw」
千砂都「え…どういう……?」
生徒1「ほらこうやって…」ビリッ
生徒2「ノートの中の紙破って…」ビリビリッ
千砂都「あっ……!あの……あぁ……っ!」
生徒3「その紙を丸めたら…」クシャクシャッ
生徒1「ほら!丸くなった!どう?」
生徒2「あ、まんまるじゃなくてごめんね!私たち嵐さんみたいに丸研究出来てないからさ!w」 生徒3「仕上げは嵐さんに任せるねwはい!」
千砂都「えっ…あの…私のノート……」
生徒2「丸が増えたじゃん感謝してねwそれじゃ!」
千砂都「……………」
生徒3「丸好きな訳ないじゃんねw意味わかんないw」
生徒1「ノートも意味わかんないwあんなびっしりwいきなりめっちゃ話しだすしw」
???「ちょっと…あんたら…何してんの!?」
千砂都「……!」 すみれ「話を聞いてた訳じゃないしノート取った所からしか見てないけど明らかにこれ、おかしいわよね?」
生徒1「平安名さん…!?何が…?」
生徒2「これは…嵐さんが丸が好きだから…ノートも丸にしてほしいって言ってたから…」
すみれ「は?そんな訳ないでしょ?明らかにノート破ってクシャクシャにしてるじゃない」
生徒3「でもちゃんと許可もらったから…ほらページ埋まったから新しいノート買うから良いって…」
すみれ「…そんな許可した?」
千砂都「……いや…してない…です……」
すみれ「ほら。バレバレの嘘ついてどうすんの?あんた達絶対弁償しなさいよ?」
すみれ「あと…明らかに澁谷かのんが居ない時にやるのもクソダサいわよあんた達」
生徒3人「!!!!!」 すみれ「謝って絶対弁償しなさいよ。じゃないと理事長に報告するから」
生徒3人「それは…!」
すみれ「当たり前でしょ。それと今日からこの子私の友達だから今後一切絡んでこないで」
千砂都「!!!」
すみれ「早く謝りなさいよ。数日中にはノート弁償しないと許さないったら許さないから」
生徒3人「嵐さん…ごめん…明日にはノート買ってくる…」
千砂都「あ…あの…いえ……丸書く練習とかですし…大した事書いてないんで……暇つぶしで書いてただけですし……」
すみれ「千砂都がいいならいいわ今後一切私の友達に近付かないでね」
生徒1「………っ!わかった……いこ…」
生徒2.3「うん…」 すみれ「大丈夫?事前に防げなくてごめんね」
千砂都「い…いえ!本当に大した事書いてないですから…!!それより友達って…」
すみれ「ん?あぁそうよ今日から千砂都は友達よ?いつでも私に話しかけて頂戴」
千砂都「え…そんないきなり…良いんですか…?」
すみれ「友達なんだから良いも何もないわよ敬語も使わないでいいわよ」
千砂都「そんな…!私と居たら平安名さん…すみれちゃんまで変な子と思われ…」
すみれ「そんな事この天才子役で今後もショービジネスで輝く私が思われると思う?」 千砂都「でも…私と全然違うし…すみれちゃんは輝いてるし…可愛いし…」
すみれ「あら私やっぱ輝いてるかしら?確かにこの大スターになる私とは違うわね」
すみれ「でも友達にそんな違うとか関係ないったらないわよ。そうね早速今日の放課後とか空いてる?ご飯行くのとかどうかしら?」
千砂都「え…!ご飯…?!空いてる!放課後空いてる!」
すみれ「なら友達記念で今日放課後ご飯行きましょ!いっぱい話して仲良くなりましょ?」
千砂都「うん…!よろしくすみれちゃん!」
すみれ「もちろんよ!あ、もうすぐ昼休み終わるわ。授業の準備しないと!それじゃ今日の放課後ね!」 すみれ「何か好きな食べ物とかある?」
千砂都「たこ焼きと桃…がすき…丸だし…」
すみれ「桃ね!フルーツのカフェがあるの!そこなら桃も私の好きなメロンもあるからどう?」
すみれ「というかメロンも丸ね!ふふっ」
千砂都「丸…!こうやって遊びに行くの…はじめて…!」
すみれ「そうなの?たまに話してる澁谷さんとは?」
千砂都「かのんちゃんはスクールアイドル手伝うのに忙しそうだから…」
すみれ「スクール…アイドル…」 千砂都「私…ずっと友達居なくて…ほら陰気だし…変わってるから…」
すみれ「そう?変わってるかしら?好きなものにひたすら真っ直ぐっていうのは魅力的だと思うわよ?」
千砂都「すみれちゃん…!」
すみれ「あ、ほら着いたわよほらここの桃のケーキ」
千砂都「わぁあ…!まんまるだ…!」
すみれ「ふふっ気に入ったのなら良かった今度たこ焼きのお店にも行きましょうか?」
千砂都「…!!!うん!!!」 すみれ「どう?美味しい?」
千砂都「うん!!!美味しい!!!」
すみれ「そう よかった」ニコッ
千砂都「すみれちゃん…芸能人で忙しいのに私なんかに本当によかったの?いつも学校終わったらすぐ帰ってるし…」
すみれ「あーいいのよ………実はねいつもすぐ帰ってるのは仕事じゃないし…」
千砂都「??どういうこと?」
すみれ「他の人には言ってないんだけど実は私今テレビ全然出てないの。出れても通行人とか1シーンだけ。出てたのは昔の話」 すみれ「いつも早く帰ってるのは家の手伝いがあるからそれの為」
すみれ「だから全然良いのよ気にしなくて。だから家の用事なければ遊びにも行けるからいつでも言ってちょうだい?」
千砂都「そうなんだ…」
すみれ「ごめんね暗い話しちゃって。でもいつかまたショービジネスの世界に返り咲くんだから!」
千砂都「すみれちゃん私と違って可愛いし…スタイルも良いし…優しいし…カッコいいから絶対また活躍できると思う…!」
すみれ「あらありがと嬉しいこと言ってくれるじゃない!千砂都は?何かやりたい事とかないの?」
千砂都「私??」 千砂都「私は…その…実は…かのんちゃん達のスクールアイドルが良いなとは思ってて…」
すみれ「あら?そうなの?良いじゃない澁谷さんもいるし一緒にやれば」
千砂都「でも…私こんなんだし…変わってるし…人前で歌って踊るなんて絶対無理だし…やっぱりネットで叩かれたりもしそうだし…」
すみれ「プロじゃないんだしそんな重く見なくても良いんじゃない?千砂都は運動神経も良いし」
千砂都「でもステージで歌ったりとか絶対無理だよ…ラブライブとかドームでライブしたりするし…」
すみれ「え…?ドーム?そんなおっきい所でやるの!?」
千砂都「え?うん…ドームとか神宮競技場とか…すみれちゃん知らなかった?」
すみれ「そうだったの…家が神社って事もあるけどネットにはあまり詳しくないの…スクールアイドル自体は知ってるけど…」 千砂都「そうなんだ。YouTubeとか見ないの?」
すみれ「家でやる事多かったりでネット見たりしないからよくわかんないのよね。実は料理動画とか投稿してみたりしたんだけど…」
千砂都「そうなんだ!見たい!」
すみれ「はい。こんな感じね」
千砂都「………すみれちゃん…手元映して話すだけじゃそりゃダメだよ…」
すみれ「そうなの!?料理だからこれで良いじゃない」
千砂都「編集したりタイトルとかサムネとかも工夫しないと…」
すみれ「サムネイル?」 千砂都「とにかくまずはすみれちゃん可愛いんだし顔出ししないと!すみれちゃんが可愛くご飯食べてるだけで絶対伸びるから!」
すみれ「そ…そうなの…?」
千砂都「うん!絶対そうだよ!これじゃ本当にすみれちゃんかわかんないもん!すみれちゃんってわかったらネットでも話題になるだろうし!」
すみれ「そうなのね…じゃあ今度からそうするわ…」
千砂都「うん!あとは昔の写真とか昔の話とか!食べ物以外のこと投稿しても話題になると思う!」
すみれ「そうなの?でも編集とか…」
千砂都「私に任せて!写真とかあれば編集するから!」 すみれ「良いの?じゃあお願いしちゃおうかしら。自撮りとか今までの写真とかで良い?」
千砂都「うん!送ってくれたら編集しとく!」
すみれ「ありがとね」
千砂都「これで皆すみれちゃんの可愛さとかをわかってくれるはずだよ!」
すみれ「ふふっ良い顔するじゃない」
千砂都「え?」
すみれ「いつもと違った千砂都って感じがして良い感じね」
千砂都「え…あ、ごめん…私必死に…」 すみれ「良いじゃない。そんな色んな表情できたり好きなものに真っ直ぐならスクールアイドルできると思うわよ?」
千砂都「え…?それは…その…」
すみれ「私は応援してるわよ。千砂都がやってみるのを。絶対良い感じになると思うわよ?」
千砂都「すみれちゃん……… じゃ…じゃあさ、すみれちゃん一緒にスクールアイドルやってみない?」
すみれ「え?私??」
千砂都「うん…すみれちゃんと一緒なら…私…頑張れると思う…」
すみれ「でも私居なくても澁谷さんが居るでしょ?」
千砂都「かのんちゃんも好きだし居るけどかのんちゃんは正式なメンバーじゃないし…可可ちゃんは明る過ぎてこわいし葉月さんはなんでもできる凄い人って感じでこわいし…」 ちさすみの可能性が開拓され始めてるのめちゃめちゃ素晴らしいな すみれ「それなら私が直接話してあげるわ」
千砂都「え?」
すみれ「澁谷さん以外どんな人かわからないし。特に音楽科の葉月さんは入学式の日に言い合いもしたしもし何か文句言ってきたら許さないわ」
千砂都「そうなの?やっぱり葉月さんってこわい人なのかなぁ…あんまり誰かと話してる所も見ないし…」
すみれ「入学式の日は結構言い方も強かったからどうだろ…もしかしたらこわいかも?」
千砂都「えぇぇぇ…やっぱりすみれちゃんと一緒に入部がいいよぉ…!」
すみれ「私はそんなアイドルって柄じゃないでしょ」 千砂都「そんなことないよ!すみれちゃん可愛いんだからアイドルも似合うよ!ダンスも出来そうだし入ったらセンターだよ!」
すみれ「そ、そう?センターなら確かに悪い気はしないわね……まぁ考えとくわね。そろそろお会計しましょうか」
〜〜〜〜〜〜
すみれ「……私がドームで…センターか……」
『ギャラクシー❗この平安名すみれに釘付けになっちゃいなさいったらなっちゃいなさーい!!』
キャー‼︎スミレチャーン‼︎カワイイー!ビジンー!コッチムイテー!スミレチャーン‼︎
【あの元天才子役すみれ ドラマ主役抜擢!】
【平安名すみれ 今度は映画の主演に!】
【あの新星アイドルのセンターがとうとう海外進出!】
すみれ「でへへ…えへ…えへへ……アリかも…?」
千砂都「??? すみれちゃん?どうしたの?」
すみれ「…はっ…!なんでもないわ!それじゃ私ここだから!また明日ね!!」 すみれ「でも私がアイドルか…ショービジネスはやってきたけどダンスと歌はやってきてないし…いや…違うあれがあった…」スマホポチポチ
『グッソクムシー♫グッソクムシー♫』
すみれ「嫌な記憶が……でもこれがきっかけであの時はプロデューサーが声をかけてくれたのよね…まぁまずは!今週末のオーディションにも気合入れなくちゃ!」
———
千砂都「楽しかったなぁ…すみれちゃん…可愛かったなぁ…すみれちゃんにはバレてないけどいっぱいすみれちゃんの写真隠し撮りしちゃった…」
千砂都「かのんちゃんとすみれちゃん…2人ともすき…すみれちゃん…友達だよね…一緒に…そしてかのんちゃんも……」 〜〜〜〜〜〜〜
すみれ「ってなわけでこの子スクールアイドル部に入れてくれない?」
可可「あなたは…!あの時の…!ぐぬぬ…ちいちゃんが入部するのは大歓迎デス。ただあなたは気に食わないデス…!」
すみれ「ちょっと!あなたって私すみれって名前がちゃんとあるんだけど?」
かのん「ちょっと可可ちゃん!千砂都ちゃんいらっしゃい!!もちろん大歓迎だよ!!今恋ちゃんが生徒会の仕事でまだ来てないから恋ちゃんが来てからで大丈夫?」
千砂都「ひっ…葉月さん……う、うん大丈夫…」
かのん「それじゃ恋ちゃん来るまで1回ダンスのステップとかでもやってみる?」
千砂都「出来るかなぁ…出来なかったら葉月さんに怒られたりしない…?」
すみれ「そんなこと私がさせないわ。何か言ってきたら私が言い返してあげる」
可可「あなたはちぃちゃんのなんなんデスか!そもそもレンレンはそんな人じゃないデス!ちいちゃん!こんな人ほっといて一緒に頑張りまショウ!」
千砂都「ほっときはしないけど…うん…」 可可「こんな感じデス」サッ スッ パッ
千砂都「こんな感じ…?」サッ スッ パッ
可可「ありぇ…?は、はい…そ…そうデス…次はじゃあ今の所とこれとこれを合わせて…」サッ クルクルッ スッ パパッ
千砂都「こ、こう?」サッ クルクルッ スッ パパッ
可可「………((可可が1週間かかったステップを…数分で…」
可可「さすがちいちゃんデスね…な、なかなかセンスがありマス…ま、まぁ可可には劣りマスが…」
すみれ「千砂都凄いじゃない!これだったら可可なんかすぐに追い抜いちゃうんじゃない?」
可可「な…!うるっさいデスね!外野は黙っててくだサイ!あなたはスクールアイドルやらないデスしこのステップもできないのに口出ししないでくだサイ!」
かのん「ちょ、ちょっと可可ちゃん……」 すみれ「あら?じゃあ私が今のこのステップできたら文句ない?」
可可「ハァ?ちいちゃんは体力テストもクラス1番デスからここまで掴みも早かったデスがすみれなんかに出来るとは思いまセン!」
すみれ「そうかしら?」サッ クルクルッ スッ パッ
可可「……………」
千砂都「すみれちゃんすごい…!」
かのん「えー!すみれちゃんすごい!今千砂都ちゃんの練習風景見ただけで出来たの!?」
すみれ「そして…」パッ サッ パパッ バッ クルッ ババッ
可可「な…!それはこの前のフェスの時のダンス!」
かのん「すごいすごい!すみれちゃん凄すぎるよ!この前のフェス見てくれたんだ!」 クゥすみは近い感じになってるけど千砂都は違う方向に成長?してるな すみれ「まぁね!ショービジネスで活躍していたんだからこのくらいなら当然ね!」
かのん「すごい!!すみれちゃんも千砂都ちゃんと一緒にスクール入ってほしい!そうしたら絶対即戦力だよ!」
千砂都「やっぱりすみれちゃんもスクールアイドル一緒にやろ…?」
可可「ぐぬぬ…((あんのコンチキショーが2人にチヤホヤされて…気に食わないデス…!」
すみれ「ちょ、ちょっと待って落ち着きなさい!実は当然ねとは言ったけど本当はちょっと家で練習したのよ」
かのん「そうなの?」
すみれ「私ネットに詳しくないからあんまりスクールアイドルのことも知らないで前もアマチュアなんて言ったけど調べてみたら本当に凄いパフォーマンスばっかりね」
すみれ「動画も見たけど学生なのにレベルが高いし。ネットに詳しくないからあまり知らなくて言ったってのもあるけど正直アマチュアなんて言って申し訳なかったと思ってる。それに対しての謝りにも今日来たのよ」 千砂都「すみれちゃん、YouTubeに動画も出してるけど手元しか映さなくて工程話すだけだしそもそもあまり喋らないし…」
かのん「あ、だからか!YouTubeの動画この前見つけて見てみたんだけど明らかに慣れてない感じがしたもんね!
千砂都「家が神社だから…ネットのことはあまり知らないみたいで…」
すみれ「ちょ、ちょっと全部言わなくていいのよ!まぁそういうことだからこの前のことはごめんね」
かのん「そんな!全然いいよ!それならすみれちゃんも是非千砂都ちゃんと一緒にやってみない?サポートとかは私がするから!」
すみれ「……動画でみたスクールアイドルは皆本気だった…だからショービジネスの世界で活躍したいと思ってる私が中途半端で始めるのは良くないと思うの。だから私はやらないつもり。あくまで千砂都の付き添いね」
可可「…………」 可可「すみれ!!!!」
すみれ「な、なによいきなり大声出して」
可可「すみれの思いと考え、そして熱い気持ちも感じまシタ…可可も今まですみれに噛みついてわるかったデス…」
可可「さっきのダンスも、そして他のスクールアイドルの気持ちのアツさも理解してる…すみれはスクールアイドルをやるべきデス!すみれなら即戦力というやつデス!」
すみれ「何よいきなり…手のひら返しかしら?」
可可「なんでも良いデス!すみれもちいちゃんと一緒に可可達とスクールアイドル始めてラブライブで優勝目指しまショウ!」
すみれ「……でもやっぱり私は…ショービジネスで…また輝きたい…輝いていきたいの…だからスクールアイドルは…」
千砂都「すみれちゃん…」 すみれ「今週末…大事なオーディションがあるの…それまで待ってくれない?」
かのん「すみれちゃん?でもすみれちゃんって天才子役の芸能人で今でも…」
すみれ「ごめん…!」タッ
可可「あっ!」
千砂都「すみれちゃん!?」
かのん可可「………」
———
千砂都「……てな感じで…実はすみれちゃんは今テレビの世界では苦労してるって感じなんだ…」
かのん「そうだったんだ…それで今はオーディションを受けたりしてスカウトを待ってるんだ…」
千砂都「うん…そういうことなんだ…だから色んなことを考えてるんだと思う…オーディションのこともあるしスクールアイドルを新しく始めるチャレンジには踏み出せないというか…」
千砂都「でも私にチャレンジをする勇気を与えてくれたすみれちゃんに私はお返しをしたいなって思ってるんだ…」 アニメ通りの悪態吐きまくる可可にならなそうで良い感じだしここのちさすみの関係性ホントにすきだわ このちぃちゃんすみれの後ろちょこちょこついて回ってそう スーパー幼馴染みがいなかったちぃちゃんはこれからどう才能を開花させていくのか 可可「ちいちゃんは優しい人デスね 可可達も協力しマス!」
千砂都「ありがとう…!」
かのん「明日休み時間に集まって作戦会議しよっか」
可可「いいデスね!作戦会議しまショウ!」
千砂都「それじゃあ私の入部もまだ待ってもらっても良い…?」
可可「わかりまシタ!レンレンもまだ今日来てないデスから今度また待ってマス!」
千砂都「ありがとう…!それじゃあ今日はごめん…ありがとう…!また明日お願い…!」
かのん「うん!また明日ね!」
恋「生徒会の仕事で遅れました!すみません!((ガチャッ
千砂都「!!!!!」
恋「あれ?あなたは…?」
千砂都「葉月さん…!!私なんかがごめんなさい…!邪魔ですよね!すいません…!お邪魔しました!」ダッ 恋「???」
可可「レンレン…ちぃちゃんに何かしまシタ…?」
恋「……?いえなにも…」
かのん「あはは…ごめんね千砂都ちゃんこわがりだから…生徒会長だし恋ちゃんに怖がってるのかも…?」
恋「ええ…!!わたくしそんなにこわいですか!?そんな…」((ガクッ…
かのん「よしよし…本当の恋ちゃんはこんなに穏やかで動物みたいなのにね…」ナデナデ
可可「そうデス!レンレンは犬みたいデス!」ナデナデ
かのん「そうそう、小さい子どもみたいな!」ナデナデ
恋「……なんだか褒められてる気がしませんが…」
かのん「生徒会の仕事お疲れ様。いちごのお菓子あげる」
恋「いちごですか…!良いんですか!」((パァァッ
可可「やっぱりレンレンはわんちゃんデスね」 〜〜〜〜〜〜
審査員「次の方どうぞ」
すみれ「はい。平安名すみれですよろしくお願いいたします」
大物プロデューサー「…………」
ディレクター「それでは今回の役への思いと役柄の演技をお願いします」
すみれ「はい。今回の役柄は仲間と一緒に切磋琢磨しながら夢を追いかける女性という事で今16歳の私は高校生なりの若さを武器にこちらの役を演じ切り、夢を追いかける姿を体現したいと思います」
プロデューサー「はい。それではどうぞ」
大物プロデューサー「…………」 ディレクター「それでは今回のオーディション結果を発表致します。合格は〇〇さんです」
すみれ「…………はぁ…」
ディレクター「今回はお忙しい中お集まり頂きありがとうございました。」
〜〜〜〜〜〜〜
すみれ「…………また…ダメか…」
ポツ…ポツ…ザァァァーーーッ‼︎
すみれ「雨……今の私にはピッタリね。やっぱりもう私は無理なのかしらね…所詮過去の栄光ね…」トボトボ…
???「すみれちゃん!!!」
すみれ「……??」 千砂都「すみれちゃん……」ハァハァ…
すみれ「千砂都…!?なんで……!」
千砂都「わ…わたくし、マルマルプロダクションのちぃと申します!!」
すみれ「へ??」
千砂都「この度平安名すみれさんを!スカウトに参りました…!」
すみれ「え…何言って……」
千砂都「こちら…名刺です…!」
すみれ「え…?これ…手作りじゃない…手書きだし…」
千砂都「よかったらうちの会社で…アイドルをやってみませんか!」
すみれ「え…?」 千砂都「すみれちゃ…平安名すみれさんはダイヤの原石です!優しくて…カッコよくて…可愛くて…努力家で…私なんかの事気にかけてくれて…私のヒーローで…他にももっともーっと良い所ばっかりで!」
千砂都「そんなすみれちゃんをスカウトしに来ました!」
すみれ「…………」
千砂都「あ、違う…すみれさん…うちの会社にどうですか!私含めて4人の社員が居ますが是非すみれちゃんにも入部してほしいです!あ…違う…入部じゃなくて…えっと…」
すみれ「((ギュッ」
千砂都「わわっ!すみれちゃん!?」
すみれ「千砂都……未来のギャラクシーな大スターをスカウトするなんて高くつくわよ…?」ギューッ
千砂都「すみれちゃん…いたいよぉ…」
すみれ「((ギューッ」 千砂都「あっ…契約金のお金はないから……代わりになるものを…」
すみれ「そんなのいらないわよ…千砂都が友達で…本当に良かった…私に出会ってくれてありがとう…」
千砂都「そんなの逆だよ…!私がクラスで変な子なのに…いつもかのんちゃん以外とは話す人居なかったのに…すみれちゃんが…」
すみれ「千砂都…」((ギューッ
千砂都「すみれちゃん……一緒にスクールアイドルやってくれる…?」
すみれ「そんなの断れるわけないじゃない 当たり前ったら当たり前よ…」((ギュッ
千砂都「あ、雨…止んだよ!」
すみれ「ほんとね…千砂都がまんまるな太陽を呼んでくれたのかしら?」
千砂都「え!そうなのかな〜!でへへ〜!やっぱりまるの力はスゴいね!」 千砂都「あ、これ…さっき言ってた契約金の代わりのいつもありがとうのお手紙と御守り…本当にいらない?」
すみれ「いるに決まってるじゃない あ…でも…その御守りはいいかな…」
千砂都「え?なんで?」
すみれ「だってその御守りのマーク…うちの神社のなんだもん 家に帰ったら山ほどあるわよ」
千砂都「確かにこれすみれちゃんの神社の御守りだけどでもこれ…友情の御守りのご利…」
すみれ「やっぱり貰うわ。うちの家の神様もバカにできないし」 千砂都「はい!」
すみれ「ありがと」
千砂都「あ!すみれちゃんこれから一緒にたこ焼き食べに行かない?」
すみれ「あら良いわね!それじゃあ契約金としてたこ焼き奢ってもらおうかしら」
千砂都「えぇ!話が違う!!!」
すみれ「ふふっ冗談よ 行きましょ」
千砂都「もうー!」 晴れたのをまんまるな太陽を呼んでくれたって言うのエモい すみれ「ってことで私も千砂都と一緒にスクールアイドル部に入ることにしたわ よろしく」
恋「よろしくお願いします!」
可可「すみれ〜!!入ってくれるんデスねー!!」ギュッ
すみれ「ちょ、ちょっと!いきなりなんなのよ!」
千砂都「可可ちゃんだめ…!私のすみれちゃん…!」ギュッ
可可「えー!いいじゃないデスか!スクールアイドルの凄さもわかってくれて即戦力!そして芸能人でもある!すみれはすごいデス!」
すみれ「そ、そうかしら…?まぁね!私が入ったらもっと有名になっちゃうったらなっちゃうかもね!センターもいただいちゃおうかしら!」 可可「すみれならレンレンとのWセンターでこのスクールアイドル部のファンも増えること間違い無しデス!」
すみれ「えへへ…そうかしら…」((デレデレ…
千砂都「……むー!すみれちゃんデレデレしすぎ!!」ギューッ
すみれ「ちょ、ちょっと千砂都!?痛いわよ!?」
可可「ちぃちゃんだけのすみれじゃないデスよ!皆のすみれデス!」
千砂都「じゃあ可可ちゃんも離れて!」
可可「千砂都が離れたら離れるデス!」
すみれ「これじゃ練習できないわよ…」 かのん「あはは…そうだね…千砂都ちゃんそろそろすみれちゃんから…」
千砂都「……じゃあ……かのんちゃんも…千砂都ちゃんじゃなくてちいちゃんって呼んでくれるなら…すみれちゃんから離れる…」
かのん「え゛ぇ!?関係なくない!?」
千砂都「え……だめ…なの…?」ウルウル…
かのん「うっ…そんな顔するのはずるいよ…でもなんだか恥ずかしいなぁ…」
千砂都「かのんちゃん……?」ウルウル…
かのん「………ちぃ…ちゃん…///」 千砂都「かのんちゃん!」ギュッ
かのん「わわっ!」
恋「すみれさんからは離れましたが…次はかのんさんに…」
すみれ「ふぅ…とにかくこれで練習は…ってあんたもいつまで抱きついてんのよ」((チョップ
可可「あたっ!何するデスかすみれ!」
すみれ「ごめんなさいね葉月さん練習初めよっか」
千砂都「あ…っ…葉月さん…!ごめんなさい!私なんかが練習の時間邪魔して削っちゃって…!」((パッ
恋「……………」 恋「私のことは…名前で呼んでくれないんですか…?」
すみれ「へ??」
恋「だから!千砂都さんもすみれさんも!私のことはどうして名前ではなく苗字呼びなのですか!」
千砂都「え…?」
恋「可可さんもかのんさんも名前呼びなのにわたくしだけ苗字呼びなんて距離があるみたいでおかしいです!ずるいですぅぅ!!」
すみれ「えぇ……?」
可可「確かにそうデスね レンレンだけ可哀想デス!」((ヨシヨシ
かのん「今日もいちごのお菓子あげるね はいあーん」((ヨシヨシ
恋「お菓子でごまかさないでくださ…ふぐっ…はぁ…いちご美味しいですぅ…!」
かのん「よかったこれうちの家で出そうと思ってるやつなんだよね〜よしよし」((ナデナデ… すみれ「なんか…キャラ違うくない…?」
千砂都「もっとこわい人なんじゃ…」
かのん「生徒会長モードの時はスイッチを入れててあんな感じだけど本当はこんな感じだよ」((ナデナデ
可可「いつもお母さんが作った学校の為に頑張ってマスから真剣な感じデスが本来はこんな感じデス」((ナデナデ…
すみれ「そうなんだ…初日の言い合いはなんだったのよ…」
かのん「あれはスクールアイドルに対してもマイナスだったから特に。初日だし。恋ちゃん人と関わったり会話するの得意じゃないから」
千砂都「そうなんだ…私と一緒…あっだからたまに見かけた時とかは1人で……」
恋「むぐむぐ…こほん!なのですみれさんと千砂都さんもスクールアイドル部に入るなら私のことも名前で呼んでください!」 すみれ「そうね1人だけ苗字呼びとかおかしいしね。よろしくね恋」
千砂都「恋ちゃん…!よろしく…!」
恋「はい!!よろしくおねがいします!!!」((パァァッ
すみれ「生徒会長の時の凛々しさとライブパフォーマンスの時のあのキレキレさの時と全然違う…」
千砂都「ぜんぜんこわくない…」
可可「それじゃあそろそろ練習始めマスか!5人になりまシタしサマーフェスティバルも近いので前よりさらに練習ハードに行きマスよー!5人で大会勝ちまショウ!」
4人「おー!!」
かのん「だから私も頑張るの…?」 可可「はぁはぁ…ぜぇ…ぜぇ…はぁ…はぁ…」
すみれ「まだ始めたばかりじゃない…」
かのん「可可ちゃん大丈夫?はい水」
可可「はぁ…はぁ…んくっんくっ…ぷはぁっ!しゅみれと…ちぃしゃんも…ぜぇ…入ったばかりだからここまでで一旦休憩にするデス…はぁ…((バタンッ」
千砂都「まだ全然疲れてないけど…」
すみれ「このグループを作った張本人じゃないの?倒れたけど大丈夫?」
恋「いつものことなので大丈夫です!」
すみれ「そ、そう…」
すみれ「((あれ…そういえば……」 すみれ「(((どうして千砂都は私のオーディションする会場の近くに…場所がわかったのかしら…?会場の場所まで言ったかしら…」
すみれ「(((確かに名刺とか渡してくれる為とはいえ…しかも帰り道の方じゃなく会場側から走ってきたような…
すみれ「(((あれ…そういえば御守りも…神社の娘とは言ったけどどこの神社とは言ってないような…まぁでもそれは家に表札があるか…」チラッ
千砂都「…???」ニコッ
すみれ「まぁいっか」
かのん「そういえば最近なんか帰り道とか家でまで目線感じるんだよなぁ…今もだし…」チラッ
かのん「うーん…ここ屋上だし他にもこの4人しか居ないし気のせいかなぁ…」
かのん「というかそもそも私なんかをそんな目で見る人居ないでしょ…この胸だし…私はスクールアイドルしてないわけだし流石に自意識過剰かな…まぁいっか」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています