すみれ「なにこれ」四季「心が読めるようになる薬」
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すみれ「はあ?普通のお茶にしか見えないんだけど」
四季「カモフラージュ。見た目はコップ一杯のお茶だけど、効果は本物。保証する」トクトク
すみれ「効果は保証って、普通に考えて人の心が読めるようになるわけないじゃない」
四季「すみれ先輩の妹さん、四日前にカゼひいて二日寝込んでた」
すみれ「!」
四季「昨日は病み上がりで朝から学校に登校してたけど、すみれ先輩はずっと妹さんのことが心配してた」
すみれ「あんた、なんで」
四季「昨日午後、私も効果を確認するために飲んだから。すみれ先輩の心を読んだ。妹さん、大丈夫?」
すみれ「え、ええ。もうすっかり元気よ。...妹のことは誰にも言ってないし、効果は本物みたいね」 四季「じゃあ...」
すみれ「でも、ひとつだけいいかしら。何で私なの? かのんとかじゃなくて、私にそれを渡す理由は?」
四季「えーと、昨日これ飲んで午後過ごして...みんなの心を読んだけど、その結果すみれ先輩に飲んで欲しいと思ったから?」
すみれ「なんなのよそれ...まあいいわ、飲んであげる。四季が昨日飲んだっていうならおなか壊すってことはなさそうだし」
四季「ではどうぞ」
すみれ「ふう...こういうのは一気に!」ゴクゴクゴクゴク
すみれ「ふう」プハッ
すみれ(味は普通にお茶だったけど...) 四季「効果は半日くらい。そろそろ効果が出てくるはず」
すみれ「ええ...」
四季「試しに私の心を読んでみて」
すみれ「読んでみてってそんな...ん?」
四季『.......』
四季『...メイメイメイメイメイ可愛い好き好き好き好き好き大好き好き付き合いたいキスしたいすみれ先輩私の心読めてますかメイ可愛い可愛い可愛い好き』
すみれ「」 四季「先輩?」
すみれ「あ、うん読める、読めるわ。すごいわねこれ!」
すみれ(いや読めるけど! 読めるったら読めるけどさあ! なによこの子の思考は?!)
四季「効果が出たなら安心。では楽しい放課後を...」
四季『メイ可愛い可愛いすきすき大好きメイメイメイメイ可愛い好き』
すみれ「え、ええ」
すみれ(この脳内でどうやって日常生活送ってんのよ!)
バタバタバタ
千砂都「ういっすー!」ガラガラ
すみれ「千砂都!」
すみれ(お、さっそく来たわね! さっそく心読んでやるんだから)
四季「お疲れ様です千砂都先輩」 千砂都「二人とも早いね。なんの話してたの?」
千砂都『すみれちゃん...今日もかわいいYO!』
すみれ「えっ」
千砂都「? すみれちゃん?」
千砂都『あれ? 何か変なこと言ったかな私? はあ、黙っててもかわいいなあすみれちゃん』
四季「秘密の話、ですよね? すみれ先輩?」
すみれ「えっ、え? あ、ああそうね! ふふふ、秘密の話よ。あは、ははは...」オド
千砂都「そ、そっか! あははごめんね」シュン
千砂都『すみれちゃんと秘密のお話なんて、羨ましいなあ四季ちゃん』
すみれ(なによ千砂都! わ、私が可愛いなんてそんな...もう!もう!)テレテレ 態度に出なくて全く想定してない人に実は好かれてるのわかると余計に嬉しいよね 四季「...」ニヤニヤ
すみれ(そうか、昨日みんなの心読んだって...四季これを知ってて!)
すみれ(ま、まあ、悪い気はしないけど?)テレ
千砂都「どしたの二人とも? 黙っちゃって」
千砂都『いつもと違って静かにしてるすみれちゃんも可愛いなあ』
すみれ「いやなんでもないの! なんでもないったらなんでもないのよ!」
千砂都「そ、そう?」
かのん「みんな早いね~!」ガラガラ
すみれ(来た!かのん!) かのん「なになに~みんな、何の話してたの?」
かのん『はぁ~すみれちゃん、今日も顔がいい...』
すみれ「...っ」
すみれ(危ない、また声が出るとこだったわ。顔がいい? 私のことそんな風に思ってたの?)
千砂都「私は今来たとこだよ! 四季ちゃんとすみれちゃんでナイショ話してたんだって!」
かのん「そうなんだ~」
かのん『ホント、めちゃくちゃ顔がいいな。後輩にモテるわけだよ。あー最高目の保養』
すみれ(後輩にモテるってなんの話よ!) 四季「...」ニヤニヤニヤ
すみれ(こいつ...)
かのん「どしたの? 今日は四季ちゃんもすみれちゃんも変な感じ」
かのん『もしかして、四季ちゃんがすみれちゃんに告白してたとか?! 抜け駆けなんてズルいよ!!』
すみれ「い、いやちょっとぼーっとしてただけよ。ねえ四季?」
四季「そう。その通り」
かのん「そっかー」
かのん『ホントかなぁ...』
すみれ(かのんあんた、もしかして私のこと...)カアア
恋「お待たせしました!」ガララ
すみれ(恋!) すみれ(か、かのんのことは置いといて。恋の心を読んでみるったら読んでみるわよ!)
恋「遅れてすみません!」
恋『すみれさん、今日も素敵です』
すみれ「...ありがとう、恋」
恋「ありがとうとは...? 何の話ですか?」
すみれ「あっしまっ...いやなんでもないのよ!」
すみれ(純粋な褒め言葉につい反応しちゃったわ! っていうかこいつらなんで私のことばっか考えてるのよ! 部屋には他の子もいるでしょ!)
すみれ(褒められ慣れてないからそろそろ心が持たないわよ!)
恋「そうですか...あとは四季さん以外の一年生と可可さんで全員ですね」
恋『すみれさん、後輩たちからの支持も圧倒的ですし...来年の生徒会長選は負けてしまうかもしれませんね...』
恋『でもすみれさんなら...!』
すみれ(なにいってんのよ恋! なんでそんな心配してんのよ!!) 【逆流性食道炎予防の八箇条】
食の欧米化やストレス社会により新たな国民病となりつつある逆流性食道炎をみんなで予防しましょう
其の1:食べすぎないよう腹八分目
其の2:消化のよい食事を心がける
其の3:ゆっくりよく噛んで食べる
其の4:就寝前の食事は避ける(就寝前2~3時間)
其の5:食後すぐに横にならない(逆流を防ぐ)
其の6:肥満に気をつける
其の7:アルコール・甘い炭酸飲料を控える
其の8:喫煙を控える ―――――
――
すみれ(あとは可可を残すのみね。ここまで基本肯定されてきてるし、そろそろ可可のイジりが恋しくなってきたところよ)
すみれ(あのあとやってきた一年生たちが普通でよかったわ)
すみれ(...四季の例があったから不安だったけど。うん、普通だった)
トテテテテ
可可「すみません、遅れてしまったデス~!」ガラガラ
すみれ「ようやく来たのね、可可」
すみれ(さあ、あんたの心の中を見せなさい! 罵詈雑言だらけの覚悟は出来てるんだから!)
可可「なんデスか、グソクムシ。いたんデスね? 影が薄くて気づかなかったデス」
可可『このグソクムシ...今日も今日とてバチクソドエロい身体しやがって、ブチ犯してやりてーデス』
すみれ「」 すみれ(え?? ? ????? なんて???)
すみれ「可可?」ビクビク
可可「なんデスカ」
可可『くそッ、ムチムチのドスケベな脚を見せつけるように組みやガッテ...こいつ絶対ククのこと誘ってるデス!』
すみれ「ひいっ?!」バッ
すみれ(なによなによ、なんなのよ! 可可いっつもこんなこと考えてたの?!)
四季「くくっ」ニヤ
すみれ(こいつ!!!!!!) 可可『なに今更カバンで脚隠してるデス。そんなことしてもその制服の下のスケベボディーの主張は隠せてないデス。』
可可『こいつやっぱスクールアイドルナメてるデス。この身体でスクールアイドルは無理があるデス』
可可『あ~~~~ブチ犯してえ~~~~~~~』ムラァ
可可「しゅ、しゅみれ? どうしたデス?」
すみれ「いや、何でもないわ! 何でもないったら何でもないのよ!!!!!」
すみれ(なんでその顔でそんなこと考えてられるのよ!) 脳内でも日本語で考えるくらい日本語上達したんだよかったね 千砂都『すみれちゃんどうしたんだろ? よくわかんないけどカワイイYO!』
かのん『すみれちゃん、顔がいい...』
恋『すみれさん素敵です!尊敬します!』
きな子『なんか喉乾いたっす...お、四季ちゃんのカバンの中にお茶があるっす!』ゴクゴク
メイ『今日もいっぱいスクールアイドルに囲まれて幸せだぁ...』
夏美『"金"』
四季『メイメイメイメイメイメイメイメイメイメイメイ好き好き好き』
可可『すみれエロスギデス。辛抱溜まらんあーもう決めた今すぐここでブチ犯す』
すみれ「ひいいいいいっ! こ、このスクールアイドルはもう終わりよぅ! もう帰る!帰るったら帰るわ!!! ギャラクシー!!!」バタバタバタ
おわり ―――――
――
おまけ
きな子(どうしたんだろ。今日のすみれ先輩ヘンだったっす)プハ
きな子(ん? なんすかこれ? なんか人の思考が入り込ん...)
きな子(...)
きな子「ぴぃっ!」ナミダメ
きな子「このスクールアイドルはもう終わりっす! うわああああん!」
おわりのおわり お付き合いいただきありがとうございましたですの
前かいたやつ
四季「可愛いよ」?「...」
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1663584145?v=pc
ヒマな時にでも読んでくださいですの
みんなのすみハーも見たいですの書いて スクールアイドルやめたら可可が上海に帰ってしまうvs可可の頭の中が性欲まみれなのでやめたい ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています