かのん「>>3かな?」
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可可「かのんがおかしくなってしまいマシタ」
千砂都 「アレ、今朝からずっと言ってるね」
かのん「ねぇどうしてかな?」ズイッ
可可「ヒィィ」
かのん「どうしてこの世界は矛盾に満ちているのかな?」
可可「>>7」 可可「教祖さま…」
千砂都 「!? 可可ちゃん!?」
可可「ククが愚かデシタ…世界を覆う歪みにも気づかずに…」
かのん「やっと目を覚ましてくれたんだね」ナデナデ
可可「我真理見…」
千砂都 「何だこれ」
かのん「さ、ちぃちゃんも目を開いて、この世界の矛盾から目をそらさないで」
千砂都 「>>10」 千砂都 「教祖さま…」
可可「教祖さま…」
かのん「ふふ、コレで二人は私の配下」
かのん「この世界の矛盾を見つめ、迷える仔羊達をを正しい道へと導く正義の宗教─」
かのん「>>15教の始まりだ」 『ヴァリヤーヌ真言教本部』バン
すみれ「何なのよったら何なのよ…」
恋「すいません、生徒会で遅くなりま」
恋「…何ですかコレ」
すみれ「こっちが聞きたいわよ。いつの間に私達の部室はヴァリヤーヌ真言教の本部になったのよ」
恋「ヴァリヤーヌ真言教ってなんですか?」
すみれ「それもこっちが聞きたいわよっ!」
すみれ「とにかく、入ってみるしかないわね」
ガラッ かのん「せーのっ、はいっ」
かのん「カフェオレ 焼きりんご 大好きさ ルルルル〜トマトも食べたい〜ハンバーグもいい〜」Foooo!!
可可「グソクムシ〜グソクムシ〜グッソクソクソクグソクムシ〜グソクムシ〜グソクムシ〜グッソクソクソクグソクムシ〜(リフレイン)」
千砂都 「ドュンドュンチャ、ドュンドュドュンyo私まんまる好きすごく好き〜満月好きさ丸が好きー↑」
かのん「違うって! カフェオレ焼きリンゴ!」
可可「いくら教祖さまでもグソクムシは譲れないデス!」
千砂都 「ここは丸ラップだって!」
ギャーギャーワーワー
すみれん「「……」」
ピシャ すみれ「……今のは?」
恋「皆さん仲良さそうに歌っているようでしたが…」
すみれ「なんか服装おかしくなかった?」
恋「はい、かのんさんは>>24で」
恋「千砂都さんと可可さんは>>26でしたね」
すみれ「マジで何なのよったら何なのよ…」 恋「もう一度中を覗いてみましょう」
すみれ「そうね、こっそりと」
ソローリ…
かのん「もー、教祖さまの言うことは聞くものだよ?」プルンッ
恋「どひゃぁぁぁぁ…か、かのんさん…///」
すみれ「どひゃぁってあんた…」 可可「ヴァリヤーヌ真言教の聖歌を適当には決められないデス!」キトーウ
千砂都 「教祖さま相手でもここは譲れないね」アカリィー
恋「こっちの二人はオシャレな服ですね」
すみれ「あのブランドは…『AKARI KITO』ね」
恋「詳しいですね」
すみれ「ショウビジネスの世界でも噂程度にしか聞いたことがないわ。滅多に手に入らないって」 すみれ「ていうか聖歌って何なのよ。それキリスト教でしょうが」
恋「どうやら皆さんで新しい宗教を開いたのは間違いなさそうですね」
すみれ「色々間違えまくってるわよアイツら…」
恋「どんな宗教なんでしょうか…あ、すみれさんあれを!」スッ
すみれ「なに?…部室にあんな掛け軸あったっけ?」
恋「あれこそが『ヴァリヤーヌ真言教』の教義ではないでしょうか?」
ヴァリヤーヌ真言教の教義>>32 Vali-Jerneをヴァリヤーヌと発音する文化圏だと仮定して考察をすると捗るな すみれ「究極の焼きリンゴを追い求めよ…?」
恋「キリスト教においてリンゴは知恵の実を表しますが、何か関係があるんでしょうか?」
すみれ「深読みしすぎ!」
恋「し、しかしアダムとイヴが犯した原初の罪はですね」
すみれ「あんた何? 最近はそういう感じのゲームにハマってるの?」
恋「ギクッ」 すみれ「どうせかのんの好物だからってだけでしょ」
かのん「そのとーり!」ガラッ
すみれん「「どひゃぁぁぁ!?」」
かのん「だから聖歌は『カフェオレ焼きリンゴ』がいいって言ってるのに、二人とも全然納得してくれないんだよ〜」
可可「ここはグソクムシデス!」
千砂都 「丸〜!」
かのん「私は教祖さまだよ!? 一番偉いんだよ!?」
すみれ「あ、あんたらねぇ…! スクールアイドルはどうすんのよ!?」
かのん「>>40」 かのん「今はそれどころじゃないから!!!!!!!!」
すみれ「なんですって!?」
かのん「ヴァリヤーヌ真言教の教えを広めないと、世界の腐敗は止まらない……私がやらなくちゃいけないんだよ!!!!!!!!」
すみれ「あ、アンタねぇ…!」
恋「世界の腐敗を止めるため…」キラキラ
すみれ「目ぇキラキラさせてんじゃないわよ!」
すみれ「そっちの二人はどうなのよ! このアホ(かのん)についていこうって本気で考えてるの!?」
可可「>>43」
千砂都 「>>45」 かのん「その信仰心ほめてつかわすよ」ナデナデ
可可・千砂都「「ハイルかのん様!!」」
恋「ハイル?」
すみれ「アブナイからやめなさいっ!」
かのん「すみれちゃんと恋ちゃんも入信しよ?」
すみれ(くっ…このままじゃ訳の分からない新興宗教に部が乗っ取られる)
すみれ(ここは私が>>50するしかないわ!) かのん「ね? 一緒に世界をひっくり返そうよ」
すみれ「この……いい加減にしなさい!」
バチーーーン
かのん「!?」
恋「す、すみれさん!?」
すみれ「ハァ…ハァ…あんたが私をスクールアイドルに誘ってくれたんじゃない! そろそろ目ぇ覚ましなさいよ!」 可可「かのん様に何するデスかグソクムシ!」
千砂都 「丸にしてあげるよ!」
すみれ「あんたらもよ、このっこのっ!」バチバチーン
可可「哎哟!」
千砂都 「ほっ」ヒョイ
すみれ「ここは当たっときなさいよ!」
すみれ「とにかく! かのん、これでもうバカな真似は終わりよ。いつも通り練習するわよ」
かのん「>>53」 かのん「うっ……」ドサッ
ポタッ
恋「! かのんさん、鼻血が…」
可可「グソクムシ〜!」
すみれ「え!? 鼻には当たってないでしょ今の!」
かのん「う、うぅ……もう抑えられない…みんな逃げて…!」
ザワッ… 千砂都 「!? か、かのん様の身体から何かが…!?」
恋「神社の娘であるすみれさんの神力がかのんさんの身体に巣食う悪神を引きずりだしたのですね!」
すみれ「私スゲェ!!」
澁谷=ヴァリヤーヌ=かのん「……」ゴゴゴゴゴゴ
可可「なんて禍々しいプレッシャー…!」 ありあ「ヴァリヤーヌの力が解き放たれてしまいましたか……!」ザッ
千砂都 「知っているのありあちゃん!?」
ありあ「澁谷家の長女に代々引き継がれてきた破壊神ヴァリヤーヌ…こんなに早く封印が解けてしまうなんて…!」
恋「破壊神ヴァリヤーヌ…それがかのんさんの中に!?」
澁谷=ヴァリヤーヌ=かのん「……」カッ!
ありあ「!? あ、危ないっ! 皆さん避けて──」
ズドォォォォォォォォン…! 恋「うぅ、校舎が……なんという威力…」
可可「さすがはかのん様デス」
千砂都 「かのん様🙌」
すみれ「く、まだ言ってるのねアンタら」
ありあ「破壊神ヴァリヤーヌのカリスマ性は伝説のスクールアイドルにも匹敵します」
すみれ「止める方法とかないの!?」
ありあ「>>60」 すみれ「私の本来のオーラですって!?」
ありあ「!」ハッ…
すみれ「どういうことよ! ちゃんと説明しなさい!」
すみれ妹「お姉ちゃん、それは私が説明するよ」
すみれ「! すみれ妹…」
すみれ妹「平安名家はその名の通り平安時代の陰陽師に端を発する一族…そして─」
すみれ妹「当時破壊の限りを尽くしていた破壊神ヴァリヤーヌを鎮め、澁谷家の娘に封印したのが私達のご先祖様なんだよ」
すみれ「なんですって!?」 すみれ妹「破壊神ヴァリヤーヌの力は強大で、打倒する事は不可能だった」
すみれ妹「だから憑代に封じ込める事でその力が弱まるのを待つことにしたの」
すみれ妹「平安名家の持つ封印術と、澁谷家の人間が持つ特異耐性…その二つが併さることでようやく破壊神を抑えることが出来たんだよ」
恋「…!」ワクワク
ありあ「すみれさんの中にも破壊神ヴァリヤーヌを抑え込んだ陰陽師の血が流れているはずなんです。だから本来のオーラを解放できれば…」
すみれ「解放たってそんな…」
澁谷=ヴァリヤーヌ=かのん「…」ギロッ すみれ妹「! まずい、こっちを狙ってます!」
ありあ「すみれさん! 何とかして下さい!」
すみれ「だから何とかって言われてもねぇ…!」
恋「すみれさん!」
すみれ「!? 何よ?」
恋「叫ぶのです」
すみれ「は?」
恋「技名を叫べばきっとすみれさんの陰陽師の力は解放されるはずです!」
すみれ「ゲームのやりすぎよこのアホ!」
澁谷=ヴァリヤーヌ=かのん「…」キィィィィィィ…
ありあ「ああっ、あからさまにビーム出しそうな音が!」
すみれ妹「お姉ちゃん! 早く!」
すみれ「くっ…………分かったったら分かったわよ! 叫べばいいんでしょ!?」 すみれ「ギャラクシー・マハンマオンッッッッッ!!」
恋「…!」👍
コンマ>>69
偶数─何か出た
奇数─何も出ない
ゾロ目─??? シーン…
すみれ「……」
恋「……」
ありあ「……」
すみれ妹「……」
澁谷=ヴァリヤーヌ=かのん「…」カッ!
ォォォォォォォォォ…!
すみれ「し、死ぬ! 死ぬったら死ぬ〜!」
>>75「…」ザッ…
すみれ「! あ、あんた…!」 ウィーン「澁谷…ヴァリヤーヌ…かのん」
すみれ「あ、危ない! 避けなさい!」
ウィーン「…」スッ
パァン……!
澁谷=ヴァリヤーヌ=かのん「……!!」
可可「か、かのん様のビームがかき消されたデス!?」
千砂都 「ぶ〜、引っ込め引っ込め〜」👎
ありあ「まさか、あの風貌は…!」
すみれ妹「『聖マルガレーテ』の末裔…!?」
恋「こ、今度はどんな設定ですか!?」ワクワク ありあ「『聖マルガレーテ』……ヴァリヤーヌ全盛の時代、異国より来たりて数々の奇跡の業を成し遂げ人々に希望を与えたとされる伝説の聖教者です」
すみれ妹「高い場所から物を言うことを異様に好む特異な人物だったとも伝えられていますが、まさか実在していたなんて……」
ウィーン「……」
スタスタスタスタ…ヨイショ
ウィーン「……今のビーム、まさか…全力?」
澁谷=ヴァリヤーヌ=かのん「…」ピクッ
ありあ「わ、わざわざ高い所に登ってから煽った!」ウワー
すみれ妹「間違いない! 本物です!」ヒャッホゥ すみれ「訳分かんないけど助かったわ! ほら、今のうちに逃げるわよアンタら!」グイッ
恋「も、もう少し見たいです!」
可可「クク達がかのん様の側を離れる訳にはいかないデス」
千砂都 「禿同」コクコク
すみれ「だーっもう!」 澁谷=ヴァリヤーヌ=かのん「……!」カッ!
ウィーン「……!」パァン…!
カッ! パァン…!
カッ! パァン…!
ありあ「ヴァリお姉ちゃんのビームの乱射…!」
すみれ妹「それを打ち消す聖マルの応酬…!」
恋「手に汗握る展開です…!」ゴクリ 澁谷=ヴァリヤーヌ=かのん「……!」カッ!
ウィーン「うっ……」グラッ…!
ありあ「均衡が崩れた!」
すみれ妹「聖マルが危ない!」
千砂都「◯が!!」
恋「すみれさん、もう一度です! もう一度アレを叫ぶのです!」
すみれ「くっ、正直勝手にやってろってノリだけど…分かったわよ!」 すみれ「アーティカルバイスッッッッッ!!」
恋「…!」😊
コンマ>>88
偶数─何か出た
奇数─何も出ない
コンマ─??? ギャラクシィィィィィィィィィ…!
恋「な、何か出ました!」
すみれ妹「アーティカルバイス…! 平安名家に代々伝わる陰陽師的エネルギー弾です!」
ありあ「すみれさんの持つ本来のオーラが遂に発揮されたんですね!」 すみれ「……!! 私に本当にこんな力があったなんてね」
すみれ「これでようやくアンタの目を覚ましてあげられるわ! かのんッ!!」
カッ……!!
ゴゴゴゴゴゴゴ……!
すみれ「ぐ、ぐぐぐぐぐっ……!」
澁谷=ヴァリヤーヌ=かのん「っっ……!」 恋「ご、五分!?」
ありあ「ヴァリお姉ちゃんとギャラさんのエネルギーが拮抗しています!」
すみれ妹「この押し合いを制した者が勝者です!」
ゴゴゴゴゴゴゴ…!
澁谷=ヴァリヤーヌ=かのん「……」ニヤッ
すみれ「ぐ、ぐぅぅぅぅぅぅ……!」ガクッ ありあ「ギャラさん!」
すみれ妹「ギャラお姉ちゃん!」
ゴゴゴゴゴゴゴ…!
すみれ(や、ヤバい……押し負けそうだわ)
すみれ(かのん…何とかしてあげたかったけど、ごめんね)フッ
>>94「…」ザッ
すみれ「!? あんた…」 マンマル「…」バン!
すみれ「かのんの所のフクロウ…」
千砂都 「マンマル、かのんちゃんを助けたいんだね」
すみれ「千砂都!? あんた、今かのんって」
可可「グソクムシに助けられたのは不本意デスが、一応感謝してやるデス」
すみれ「可可も……ったく、正気に戻るのが遅いのよ」
恋「すみれさん、かのんさんを見て下さい」
澁谷=ヴァリヤーヌ=かのん「……」ツー… すみれ「! 涙を…」
すみれ「かのんさんも苦しんでいるんです、望みもしない破壊行為を押しつけられて…」
可可「仲間が苦しんでいる時、やることは一つデス!」
千砂都 「うん、助けよう! 私達の力で!」
すみれ「…」フフッ
すみれ「よし。やるわよ、私達で!」
マンマル「…」カッ!
千砂都 「!? マンマルが輝いて…!?」 >>98間違い
すみれ「かのんさんも苦しんでいるんです、望みもしない破壊行為を押しつけられて…」
↓
恋「かのんさんも苦しんでいるんです、望みもしない破壊行為を押しつけられて…」 すみれ妹「あ、あれは!?」
ありあ「マンマルはただのコノハズクじゃない。代々ヴァリヤーヌの封印を見守ってきた澁谷家の長なんだ」
ありあ「あの光は──ふふ、伝承の通りだった」
すみれ妹「伝承?」
ありあ「澁谷家に伝わってきたヴァリヤーヌ封印の歴史に、こんな言葉が残ってるんだ」
『嵐のごとき恋、唐の国より平安に至り、輪唱となす』
すみれ妹「……つまり?」
ありあ「かのちぃれんクゥすみ……最高!!」 ちぃれんクゥすみ「いっけぇぇぇぇぇぇぇ!」
カッ……!
ドォォォォォン…!
モクモクモク…
かのん「……う」
可可「かのん!」
千砂都 「かのんちゃん!」
かのん「ちぃちゃん、可可ちゃん…」 すみれ「ふーっ、まったく、心配させるんじゃないわよ」
恋「ご無事で何よりです」
かのん「すみれちゃん、恋ちゃん…」
かのん「…」キョロキョロ
かのん「この有様は……そっか、私の中のヴァリヤーヌが暴れ出したんだね…」 可可「で、でももう収まりマシタ!」
千砂都 「そうだよ、私達が封じ込めたからもう安心だよ?」
かのん「…」フルフル
かのん「ヴァリヤーヌの力は消えたわけじゃない。私の中に眠り続けて、いつかきっとまた目を覚ます」
かのん「皆、ずっと話さなくてごめんね。……Liella!は、解散しよう」
恋「なっ……!」
かのん「私がいる限り、また今日みたいなことが起こるだろうし、それが一番良…」
パシンッ… かのん「っ……す、すみれちゃん?」
すみれ「バカな事言うんじゃないわよ」
すみれ「今日みたいな事がまたあったなら、私達で止めればいいだけの話でしょうが」
すみれ「Liella!が解散する必要なんて、どっこにもないっての」
千砂都 「そうだよ、すみれちゃんの言う通り!」
可可「グソクムシもたまには良い事言うデス」
すみれ「ビンタするわよ」
恋「かのんさん、私達全員同じ気持ちですよ」
かのん「みんな…」 かのん「……う」
かのん「うわぁぁぁぁぁん! みんなぁぁぁぁぁぁ!」ギュッ
可可「ふふ、かのん、泣き虫さんデス…」ギュッ
すみれ「アンタもちょっと泣いてるじゃないの」グスッ
恋「すみれさんもですよ?」ギュッ
千砂都 「よーし、皆で丸になろう〜!」ギュー
ワーワーギャーギャー…
ウィーン「……」フッ… ──
メイ「こうして出来た曲が─」
メイ「『Wish Song』と言われている」
きナッツしき「「「嘘だッッッ!!!」」」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています