曜「梨子ちゃん梨子ちゃん!デート行こっ!」梨子「うん。いいよ」
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【1】
梨子「わかった。じゃあまた明日ね。曜ちゃん」
ピッ!
梨子(……)
ゴロン!
梨子「……」
梨子(……)
梨子「…………〜っ///////」
梨子(うぅぅぅぅぅ〜!!!!//////)
ゴロゴロゴロゴロ
梨子(〜〜〜〜っ!!あぁぁぁ〜!!されちゃったぁ〜!!ついに曜ちゃんからデート誘われちゃったぁぁぁ〜♡♡)
梨子(うぅぅぅぅ〜!!!!!//////)
ゴロゴロ
梨子「はぁぁぁぁ…………♡」
梨子(〜♪)スッスッ
プルルル…
千歌『んあ……?』
梨子「あ、千歌ちゃん?聞いて!聞いて聞いて!」 千歌『なに……?チカもう眠いんだけど……』
梨子「お願いっ!すっごく大事な話なのっ!」
千歌『大事な話……?』
梨子「うん!あのねあのね!」
千歌『なあに……?』
梨子「えっとね!あのね!」
千歌『早くしてよ……』
梨子「あのね、千歌ちゃん!私ね!」
千歌『うん……』
梨子「ついに……曜ちゃんからデート!誘われちゃったの!」
千歌『……』 千歌『……寝る』
梨子「え!?」
千歌『おやすみ……』
梨子「ま、待ってよー!千歌ちゃーん!」
千歌『だってその話、私全然関係ないじゃん……』
梨子「関係あるっ!窓!窓見て!」
千歌『窓……?』
梨子「こっちこっち!」
千歌『……?』
ガラガラ
梨子「ち、千歌ちゃん!えっとね!」
梨子「明日のデートの服装……こ、こっちとこっち!どっちがいいと思う!?」
千歌「……」 千歌「そんなのどっちでも変わんないじゃん」
千歌(どーせ曜ちゃんがそんなの気にするとは思えないし……)
梨子「変わる!変わるのーっ!」
千歌「えぇ〜……?」
梨子「千歌ちゃんなら曜ちゃんの好みとか知ってるでしょ!お願いっ!曜ちゃんが好きそうな格好、教えて!」
千歌「う〜ん、曜ちゃんが好きそうな格好……?」
千歌(ねむ……)
千歌「……」
千歌(う〜ん……)
千歌「……」
千歌(……)
千歌「……裸とか?」
梨子「真面目に答えてよーっ!!」 千歌「ふわぁ〜……」
梨子「じゃあこっち!こっちのコーデはどう思う!?」
千歌「どうって……」
梨子「曜ちゃん可愛いって言ってくれると思う!?」
千歌「知らないけど……」
梨子「知って!!もーっとちゃんと曜ちゃんのこと知って!!」
千歌「えぇ……」
梨子「うぅぅ、こんなんじゃ朝までコーデ決まんないよぉ……」
千歌「別になんでもいいんじゃない?どんな格好でも梨子ちゃんすっごく可愛いもん」
梨子「そういう問題じゃないの!私の気持ちの問題なの!」
千歌「だったら梨子ちゃん自分で考えればいいじゃん。チカもう寝るね。おやすみ……」
梨子「ま、待って!最後に曜ちゃんが好きそうな服だけ教えて!!」
千歌「えぇ……?曜ちゃんが好きそうな服?う〜ん……あ、でも女の子女の子してる梨子ちゃんは曜ちゃん結構タイプだと思うよ」
梨子(えっ?)
千歌「ふわぁ〜、もう寝るね。おやすみ〜……」
梨子「あ、うん。おやすみ……」
梨子(……)
梨子(女の子女の子してる私、かぁ……) 〜次の日〜
梨子「……」ソワソワ
梨子(……/////)
ドキドキ
梨子(う、うぅ〜、デート楽しみすぎて30分も早く着いちゃった……////)ドキドキ
梨子(だ、だって、デート。なんだもんねっ/////ただ遊びに行くんじゃなくって、デート……////)ドキドキ
梨子「……」
梨子(デ、デート……)
梨子(……//////)
梨子(うぅぅぅ〜!!緊張してきた〜!!//////)
梨子「っ/////////」 梨子「……」
曜「あ、梨子ちゃんお待たせ!」
テテッ!
曜「ごめんね梨子ちゃん!待った?」
梨子「ううん、私も今来たところだよ」
曜「そっか、ありがと!じゃあ一緒にお買い物行こっ!」
梨子「うん!」
曜「〜♪」
梨子「……」
梨子(よ、曜ちゃん。今日の私の格好、褒めてくれるかなぁ……/////)ドキドキ 梨子(結構頑張ってオシャレしてきたつもりなんだけど……)
梨子(曜ちゃん……気づいてくれるかな?)
梨子「……」
ドキドキ
梨子「……」
梨子(……って気づいてくれないよね。そうだよね。期待しすぎてても仕方ないもんね。だって曜ちゃんだも
曜「あ、そう言えば梨子ちゃん!今日の服装、すっごく可愛いね!」
梨子(ふぇぇぇぇ!!?//////) ◇———◇
〜前日〜
曜「褒める?」
善子「そ。まずは最初に会った時から『あっ!その服装素敵だね!』って持ち上げるとこからスタートなのよ」
花丸「女の子はいちいち褒められると私のこと見てくれてるんだ〜ってすぐ嬉しくなっちゃうずら」
ルビィ「うゆうゆ」
曜「な、なるほど……」
善子「いい、だから片っ端から褒めるのよ」
花丸「そしたら二人っきりの会話も自然と長続きするはずだし」
ルビィ「梨子ちゃんからの好感度も上がること間違いなしだよ!」
曜「むむむ……わかった!頑張ってみるね!」
◇———◇ 曜「梨子ちゃん梨子ちゃん!今日の服装すっごく可愛い!」
梨子「あ、ありがと……」
曜「そのネックレスも素敵だね!」
梨子「うん……」
曜「シュシュも髪型もすっごく可愛い!」
梨子「……////」
曜「えへっ!」
曜(えへへ!今日の私は一味違うよ!ちゃーんと予行演習して来たもんね!)
梨子「……」 梨子(そっか。曜ちゃん、私のこと、ちゃんと可愛いって……)
梨子「……」
梨子(…………〜〜っ!!!!//////)
梨子(う、うぅぅぅぅ〜!!曜ちゃんがこーんなに私のこと褒めてくれるなんて〜!!/////)ドキドキ
梨子(き、昨日頑張ってコーデ考えてきて良かったなぁ〜!!/////)
梨子(だって曜ちゃんっていっつも衣装着てるときくらいしか、私のこと可愛いって可愛いって……)
梨子「……」
梨子(……あれ?) 梨子(よくよく考えたら、曜ちゃんって)
梨子(私が衣装着てるときも……)
曜『梨子ちゃん梨子ちゃん!やっぱりミニスカートすっごく可愛いね!』
曜『えへへ、今回の浴衣衣装は力作なんだ〜!』
曜『梨子ちゃん梨子ちゃん!やっぱり魔法少女といえばふりふりのスカートだと思う!だから絶対梨子ちゃんに着てみて欲しいの!お願い!』
梨子(とか)
梨子(今日だって……)
曜『梨子ちゃん梨子ちゃん!今日の服装すっごく可愛い!』
曜『そのネックレスも素敵だね!』
曜『シュシュも髪型もすっごく可愛い!』
梨子(……)
梨子(私、服とか身に着けるものとか褒められるだけで……本体は全然可愛いって言われてなくない?) 梨子「……」
梨子(むぅ……曜ちゃんってばそういうところあるもん。衣装オタクだから、絶対服装にしか興味持ってないもん。私には全然興味持ってくれてないもん)
梨子(ばかばかばかばか。曜ちゃんのばかっ)
梨子「……」プクーッ
曜「えへへ、あとはあとは〜……」
梨子「他には?」
曜「えっ!?」
梨子「……」
曜「り、梨子ちゃん……?」
梨子「なあに?」
曜「あ、いや……」
梨子「うん」
曜「……」
梨子「……」
曜「え、えっと……もしかして怒ってる?」
梨子「別に。怒ってないけど」
曜「!?」
曜(こ、これ!いつもの怒ってる梨子ちゃんだ!!) 曜(なんでなんでなんで!!?なんで梨子ちゃん怒ってるの!!?)
曜(別に何も悪いこと私してなくない!?もしかして私また何かやっちゃったの〜!!?)
梨子「……」
曜「……」
曜(う、うぅぅ……)
梨子「……」
曜「うぅ……」
梨子「……褒めて」
曜「えっ!?」
梨子「もーっとちゃんと褒めてよ」
梨子(私のことも、私も可愛いって言ってよ。梨子ちゃん可愛いねって言って欲しいだけだもん) 曜「え、え〜っと……」
梨子「うん」
曜「う、う〜ん……」
梨子「……」
曜「……」
梨子「……むぅぅぅ
曜「うぇぇ!!?あ、えっと!!カバン!!バッグとかも
梨子「違うもん!!」
曜「えぇぇぇ〜!!?」 梨子「ぐすん……」
曜「……」
梨子「う、うぅぅぅ………」
曜「あぁぁ〜……ご、ごめんね梨子ちゃ
梨子「曜ちゃんのばかぁ〜!!!!」
曜「ひぃぃぃ!!?」
梨子「ばかばかばかばか!!どうして私の持ち物とかしか褒めてくれないのーっ!!」
梨子「もっと私のことちゃんと見て!!私の本体のこともちゃんと可愛いって言って欲しかっただけなのに〜っ!!」
曜「え、えぇぇ!!?違うの!!?」
梨子「違うもん!!私はあくまで私だもん!!」
梨子「私が可愛くなろうと頑張ってるの!!服装選んだり!!お化粧したり!!アクセサリ選んだりとか!!」
曜(む、難しいよ〜!!うぅぅ……)
梨子「可愛くなろうとしてるのはあくまで私なの〜っ!!だからちゃんと褒めて!!可愛くなろうとしてて偉いねって!!嬉しいってちゃんと言ってよ!!」
曜「うぇぇぇ!!?で、でもっ!あぅぅぅ……」 梨子「……」
曜「え、えっと……り、梨子ちゃんはもともとすっごく可愛いよ?」
梨子「だめ!曜ちゃん怒られないために必死に言い訳してるだけだからダメ!」
曜「えぇ〜?」
梨子「ちゃんと曜ちゃんの言葉で言ってよ!曜ちゃん私のことどう思ってるの?」
曜「か、可愛いじゃダメなんだよね……?」
梨子「うん」 曜「じゃあ……可愛らしい?」
梨子「それは可愛いと同じだからダメ」
曜「えぇ〜?じゃあ、魅力的とか……」
梨子「それもほとんど同じだからダメ!」
曜「えー!?じゃ、じゃあ……」
梨子「うん」
曜「え、えーっと……」
梨子「……」
曜「う〜ん……」
梨子「……もしかして考えないと出てこないの?」
梨子(やっぱり、曜ちゃんって私のこと、すっごく適当に思ってるんじゃ……)
曜「わぁぁぁ!!?え、えっと!!じゃあ、す、好きっ!!大好きっ!!/////」
梨子(えっ!?) 梨子「好き……?」
曜「う、うん……」
梨子「そ、そっか……」
曜「うん……」
梨子「……////」
曜「……////」
梨子(………〜〜っ//////) 曜「り、梨子ちゃ
梨子「ん!」
曜「わっ!?」
梨子「特別の特別。今回だけは許してあげるっ」
曜「ほ、ほんとに!!?」
梨子「けど次ちゃーんと私のことちゃーんと考えてくれなかったら怒るからね」
曜「わかってるわかってる!!梨子ちゃんすっごく大切
ムギューッ♡
曜「わひゃっ!?」
梨子「曜ちゃん♪」
曜「なあに……?////」
曜(ち、近くない?すっごく……/////) 梨子「ん〜……」
曜「……////」ドキドキ
梨子「ちなみに〜……私いま、何考えてると思う?」
曜「え゛!!?」
曜(からの急に問題!!?)
曜「ん、んーっと
梨子「正解は〜、私も曜ちゃんのこと大好きだよっ!でした〜!ふふっ、それじゃあ一緒にお買い物行こっ♪」ムギュ
曜(うぇっ!く、苦しいよぉ。ひっつかないでよぉ。ドキドキするよぉ……)
梨子「むふふふっ。今日は曜ちゃんにいーっぱいエスコートしてもらうんだからね。頼りにしてるっ♡」ムギュー
曜「えええ゛!?」
曜(きょ、今日って梨子ちゃんが私のお洋服見繕ってくれるんじゃなかったの!!?私、そう聞いてたんだけど!!?)
梨子「〜♪」
曜「はぅぅ……」
曜(うぅぅ〜!!やっぱり梨子ちゃんわけわかんないよ〜!!)
もちろんこの後ちゃーんとデートした 【2】
千歌「この前の花火大会楽しかったね、梨子ちゃん!」
梨子「うん」
曜「……」
曜(そっかぁ。千歌ちゃんと梨子ちゃん、二人で花火大会行ってたんだ。ふーん……)
千歌「えへへ、梨子ちゃんの浴衣姿ちょ〜可愛かったね!」
梨子「もーっ、千歌ちゃんってば。そんなことないもん。会場にも私より可愛い子なんてたーくさんいたじゃない」
曜(え゛!?)
曜「!!?」
曜(り、梨子ちゃんの浴衣姿!!?) 曜(そ、そっかぁ。浴衣の梨子ちゃんか〜……)
曜「……」
曜(梨子ちゃんの、浴衣って……)
梨子『きゃっ!?や、やだっ!帯、ほどけそうっ……♡』
梨子『曜ちゃんお願いっ。私のこと守って?見えちゃいけないところが見えちゃいそうで、恥ずかしいよぉ……♡♡』
梨子『うぅぅ〜……だ、大丈夫?下着とか透けちゃってないかなぁ……♡♡♡』
梨子『ね、ねえ、曜ちゃん……?』
梨子『ちゃんと………可愛い?』
曜「〜〜〜っ////////」
曜(ってだめだめだめだめ〜っ!!エッチな妄想なんてだめーっ!!)ブンブンブンブン
曜(えっちな妄想禁止!!梨子ちゃんのことそういう目で見るの禁止ーっ!!た、確かに浴衣の梨子ちゃんは、エロ可愛いのかもだけど……/////)
曜(え、えろっ……)
曜「……〜〜〜っ////」
梨子「?」 千歌「えへへ。浴衣の写真、梨子ちゃんにも送るね!」
梨子「へっ!?い、いいよ!!自分で持ってるのは恥ずかしいよ……」
千歌「いいのいいの!せっかくの記念なんだし
ガラガラ
果南「おーい、千歌ー!」
千歌「あ、今行くー!ご、ごめんね梨子ちゃん!また後でね!」
梨子「うん。大丈夫だよ」
千歌「ごめんね〜!」
テテッ!
梨子「……はぁ。もーっ、千歌ちゃんってば……」
梨子「うぅぅ、浴衣なんて、普段着ないし、私よりも可愛い女の子ばっかりだしで、恥ずかしいよぉ……」
曜「……////」
曜(う、うぅぅ………/////)
梨子「……曜ちゃん?」
曜「ひぃっ!!?/////」
梨子「どうしたの?」
曜「あ、いや、えっと………/////」
梨子「……?」 曜「う、うぅぅ………/////」
梨子「もしかして浴衣の写真が見たいの?」
曜「えっ!!?」
梨子「だーめ。いくら曜ちゃんでも恥ずかしいものは恥ずかしいもん」
曜「そんなぁ〜、ううっ………」
梨子「……」
曜「うぅぅ……」
梨子「……そんなに見たかったの?」
曜「そりゃそーだよ!!だって梨子ちゃんの浴衣だよ!!」
梨子「えっ?」
曜「浴衣の梨子ちゃんなんて貴重だし、何より絶対可愛いから衣装係的には絶対に見逃せないの!!絶対に絶対なのっ!!」
曜「だからお願い梨子ちゃん!!写真見せて!!一瞬だけでいいから〜っ!!」
梨子「えぇ〜?」
曜「お願いっ!!よーちゃんの一生のお願いであります!!」
梨子「えっ?」
梨子(一生の……お願い?) 梨子「んー……」
曜「いいの!!?」
梨子「じゃあ……代わりに曜ちゃんは何をくれるの?」
曜「え゛!?」
梨子「一生のお願いってことは、私になんでもしてくれる?」
曜「なんでも……?////」
梨子「うん」
曜「なんでも……は無理かなー、さすがにー……」
曜(梨子ちゃんすっごいこと言ってきそうだし……)
梨子「えぇ〜?だったら一生のお願いって言えないじゃない」
曜「うっ、そうかもだけどぉ……」 梨子「じゃあ……曜ちゃん私の浴衣姿見れなくってもいいの?」
曜「うぅぅ……」
梨子「曜ちゃん?」
曜「うぅ……」
梨子「なんでもお願い、聞いてくれる?」
曜「っ……」
梨子「……」
曜(よ、よーそ…………)
曜(……ってだめーっ!!)
梨子(えっ?) 曜(だめだめだめだめー!!また梨子ちゃんのペースになっちゃってるー!これ絶対良くない流れだから〜!!)
梨子「……」
曜(だめだよ私!交渉ごとは屈した方がその時点で負けなのであります!あくまで対等に、対等に……)
曜「ふぅ……」
梨子「曜ちゃん?」
曜「落ち着いて……こほん。じゃあ逆に梨子ちゃんはどのくらいの範囲だったら許してくれるの?」
梨子「えっ?」 曜「『なんでも』はズルいもん。具体的に私にして欲しいこと教えて!」
梨子「具体的に……」
曜(よし!決まった!逆に梨子ちゃんにラインを提示させる作戦!)
曜(これで交渉も、私が優位なまま運ぶはず……)
梨子「う〜ん……みんなの前でほっぺたにちゅーとか?」
曜「ぶっ!?/////」 曜「なっ……!!!?/////」
梨子「だめ?」
曜「だだだだだだめーっ!!恥ずかしすぎだよーっ!!/////」
梨子「じゃあ曜ちゃんには浴衣の写真見せてあげないもん。私だってすっごく恥ずかしかったんだからね」
曜「そんなぁ〜……」
曜(……って、明らかに恥ずかしさが釣り合ってないよ〜!!)
曜「うっ、うぅぅ……も、もうちょっと!!もうちょっとだけ簡単なお願いにしてっ!!」
梨子「もうちょっとだけ簡単なお願い……曜ちゃん的には、例えば何がありそう?」
曜「え゛!?わ、わたし!!?////」
梨子「うん。曜ちゃんの感覚がわかんないと決められないもん」
曜「え、えっと、例えば……////」
梨子「例えば?」
曜「っ……ちょっとさりげなく、授業中に頭ぽんぽんするとかっ//////」
梨子「ふーん。曜ちゃんって頭ぽんぽんくらいならお願いしたらやってくれるんだ。ふーん」
曜「っ///////」
曜(ってだから私が不利な立場になってるよ〜!!!//////) 曜「う、うぅぅぅ……/////」
梨子「んー、じゃあ頭ぽんぽんでも特別に許しちゃおっかな〜。曜ちゃん、ちゃんとやってくれる?」
曜「うっ!?………やっぱハグとか……/////」
梨子「えぇ〜?」
曜「だ、だって!!やっぱりさすがに恥ずかしいし!!なんか戻れないところまで行っちゃいそうだし!!」
曜「だからお願いっ!!り、梨子ちゃんにしかやらない特別な感じでやってあげるからっ!!だからほんとに許して〜っ!!/////」
梨子「う〜ん……」
曜「ううっ……」
梨子「ん〜……曜ちゃん、私のこと好き?」
曜(え゛!?) 曜「す、好きだよっ!!好き好き!!大好き!!」
梨子「どのくらい好き?」
曜「うっ。も、もうずーっと一緒にいたいくらい!!/////」
梨子「ん〜、じゃあ〜、特別の特別におまけしてあげちゃおっかな〜♡」
曜(よ、よしっ!!やっと念願の梨子ちゃんの浴衣姿に!!)
梨子「でもやっぱり恥ずかしいからやめちゃおっかな〜♡」
曜「え゛〜!!?ってり、梨子ちゃんっ!!イジワルするのやめてよ〜!!!//////」 ***
曜「……////」
梨子「曜ちゃん♡」
曜「ひゃっ!?////」
梨子「んー……♡」
曜「っ///」
ムギュ
曜「うぅぅ……////」
梨子「♪」
曜「〜〜〜っ/////」
曜(しちゃったぁ。梨子ちゃんに、真正面からっ、ハグっ……/////)
曜「うぅぅ………ってさすがに長すぎっ!!これでいいでしょ、梨子ちゃんっ!!?/////」
梨子「えぇ〜?」 曜「終わり!!恥ずかしいからもうおしまいっ!!/////」
梨子「むぅ〜……曜ちゃん写真、要らないの?」
曜「いるっ!!だからこうやって!!/////」
梨子「じゃあもうちょこっとだけ私の言うこと聞いてよ」
曜「ふぇぇぇ!!?/////」
梨子「せっかく私は盛り上がって来たとこだもん。ほらっ♡」
曜「わひゃっ!?////」
曜(よ、よーそろー……/////)
梨子「好き?」
曜「な、何が!!?///」 梨子「私のことっ♡」
曜「うっ。す、好きだけど……////」
梨子「ふーっ♡」
曜「ひゃんっ♡」
梨子「えへへ。曜ちゃんお耳弱いんだね」
曜「うぅぅ……////」
梨子「ほーら。やり返してもいいよっ♡」
曜「えっ!?じゃ、じゃあ……」
カプッ♡
曜「ん!!?/////」
梨子「えっ?」
曜(ま、間違えて梨子ちゃんの頬っぺたにちゅーしちゃったぁぁぁぁ〜!!!!?/////)
曜「っ!!!!!/////」
梨子(………〜〜っ♡♡♡) 曜「はぁっ、はぁっ……はいっ!!!もうおしまいっ!!!恥ずかしいからおしまいっ!!/////」
梨子「えぇ〜?」
曜(というか結局ほっぺたにちゅーまでさせられてるし!!私の交渉全然意味なかったじゃん!!!/////)
曜「むぅ〜!!……ん!!もう梨子ちゃんのお願いは聞いてあげないんだからねっ!!////」
梨子「む〜……」
曜「だからちょうだい!!梨子ちゃんの浴衣の写真早くちょうだいっ!!」
梨子「……でも
曜「でもじゃないもん!!そういう約束だもん!!約束後から無しにするのはズルいもん!!イヤとか言うのは無しなんだからね!!」
梨子「もうっ、しょうがないなぁ……」
曜「ふぅ〜……////」
曜(なんとか致命傷で済んだけど……これでようやく!念願の浴衣姿の梨子ちゃんに……)
梨子「……あっ、そういえば曜ちゃんって浴衣、着たことあるの?」
曜「えっ?」 曜「ん〜、そういえば、去年千歌ちゃんと一緒にお祭り行った時、志満ねえに着付けしてもらったような……」
梨子(えっ?)
曜「確かその時の写真が……」
梨子「あるの!!?」
曜(わあっ!!?)
曜「ま、まあ、スマホの中探せば、多分……」
梨子「ふーん……」
曜「な、なに……?」
梨子「……」
曜「梨子ちゃん……?」
梨子「……ねえ」
曜「う、うん」
梨子「私が浴衣の写真見せるんだから、曜ちゃんも浴衣の写真見せなきゃ不公平じゃない?」
曜「えっ!?」 梨子「交換は等価が基本だもん」
曜「そ、そうかもだけどー……////」
梨子「けど?」
曜「あ、いやー、私だって恥ずかしいし……」
梨子「私だって恥ずかしいもん!!曜ちゃん以上に恥ずかしいもんっ!!」
曜「そそそそそうだよねー!!けどっ!!/////」
曜(いや、そっちじゃなくって!!だって私!!さっきあんなに恥ずかしいことさせられて……/////)
梨子「曜ちゃん!!?」
曜「ひぃっ!!?/////」
梨子「曜ちゃん私にだけ恥ずかしい想いさせるような女の子だったの!!?私にだけ不公平な想いさせるような女の子だったの!!?」
曜「う、うぅぅ……」
梨子「曜ちゃん!!!!?」
曜(っ……////)
梨子「むぅぅぅ〜!!」プクーッ
曜「よ、よーそろー………」 ***
曜「……」
ドキドキ
曜「………/////」
曜(………〜〜っ!!!/////)
曜(くぅぅぅ〜!!ついにゲットしちゃった!!梨子ちゃんの浴衣姿ゲットしちゃったぁぁぁ〜!!)
曜(うぅぅぅ〜!!////)
曜「むふふふふ……♪」
曜(うぅぅ〜!すっごく可愛いなぁ〜!もう眼福って感じで!これ見てるだけで、梨子ちゃんに理不尽な要求された疲れも、全部吹き飛びそう……)
善子「何見てるの?」
曜「ひぃっ!!?////」 花丸「さっきからずーっとニタニタしてたずら」
ルビィ「はっきり言ってきしょかったよ」
曜「そ、そっかぁ。ごめん……」
善子「で、何見てたの?」
曜(ふぇぇぇぇ!!?/////)
曜「い、いやいやいやいやいや!!こ、これはっ!!ちょっと他人には言えないような……////」
善子「は?この変態。部室でエロ画像なんて見ないでよね」
花丸「曜ちゃんのエッチ」
ルビィ「妄想変態馬鹿オタク」
曜「ち、違うよーっ!!そういう意味じゃなくってー!!////」
曜(でもっ、梨子ちゃんの可愛いお写真もらえたことを考えたら、この理不尽さも乗り切れるような……)
曜「……」
曜(むふふふふふ……♡)
よしまるびぃ「……」
よしまるびぃ(なんか気持ち悪い……) ***
梨子「……」
ドキドキ
梨子「………/////」
梨子(………〜〜っ!!!/////)
梨子(うぅぅぅ〜!!ついにゲットしちゃった〜!!曜ちゃんの浴衣姿ゲットしちゃったぁぁぁ〜!!)
梨子(うぅぅぅ〜!!////)
梨子(〜〜っ!!今年の曜ちゃんみたいなカッコよさはないんだけどっ!!去年の曜ちゃんはすっごく初々しくってすっごく可愛いっ!!しかもこの写真、私だけが持ってるなんて……♡)
梨子(そう考えるだけで、ちょっぴりだけど優越感かもっ……♡♡)
千歌「あ、ごめんね梨子ちゃん!おまたせー!」
梨子「ううん。大丈夫だよっ♪」
梨子(〜〜っ♡♡)
千歌(……)
千歌「梨子ちゃん……なんでそんなにニタニタしてるの?」
梨子「へっ!!?/////」 千歌「……」
梨子「あ、いや……////」
梨子「でも……まあ、千歌ちゃんならいっか」
千歌「なにが?」
梨子「あのねあのね千歌ちゃん!私ね!ついに浴衣姿の曜ちゃんの写真、手に入れちゃったの!」
千歌「え?」
梨子「見たい?」
千歌「いや、興味ないけど」
千歌(ってかそんなのチカは多分腐るほど持ってるし……)
梨子「えぇ〜?じゃあやっぱり内緒!私だけの秘密だもーん!」
千歌(って言ったら梨子ちゃん、すっごく機嫌悪くなるんだろうなぁ……)
梨子「〜♪」
梨子(〜〜〜っ♡♡♡)キュンキュンキュンキュン
千歌「はぁ……」
千歌(……ま、いいや。関わるとロクなことがないの目に見えてるし。放っとこーっと)
梨子「……〜〜っ/////」
梨子(うぅぅぅ〜!!私だけの曜ちゃんだもーん!!絶対譲ったりなんてしないんだもーん♡)
帰ってからもめちゃくちゃ写真を眺めた 浴衣だから下着付けてなかったりするのかな
だとしたら2人とも興奮しすぎて危険 曜ちゃんの言動に逐一子宮を疼かせてそうなめんどくさ内さんかわよ 乙です
めんどくさ内と鈍感渡辺大好き
本当にこのシリーズを読むためにここを徘徊してると言っても過言じゃない
本当に毎回楽しみにしててニヤニヤしながらよんでしまう
好き!大好き! ツンツンしてるくせに身体は準備万端な梨子ちゃんえろかわいい 甘々なようりこワールド良かった
まわりが冷ややかなのも面白いw ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています