0001名無しで叶える物語(らっかせい)
2022/08/12(金) 20:43:10.92ID:XB30BIOb「えっと…それはなんですか?」
「あれ?知らない?」
しずくさんは首を傾げて聞いてくる。それに対し私はこくりと首を縦に振る。
「じゃあ、ちょっと座ってみて」
「はい」
「足は伸ばして」
「あ、はい」
「えっとね、こうやって……」
しずくさんが私の身体に乗って抱き締める。
「し、しずくさん!?」
そしてそのまま私の腰回りを両足で回し込まれる。彼女の体温が伝わり、柔らかい感触に包まれる。
私の心臓の鼓動は速くなり、顔がたちまち熱くなるのを感じる。