栞子「だいしゅきホールド……ですか?」しずく「うん」
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しずくさんは私に笑顔を向けながら腕を伸ばしてそう言った。
「えっと…それはなんですか?」
「あれ?知らない?」
しずくさんは首を傾げて聞いてくる。それに対し私はこくりと首を縦に振る。
「じゃあ、ちょっと座ってみて」
「はい」
「足は伸ばして」
「あ、はい」
「えっとね、こうやって……」
しずくさんが私の身体に乗って抱き締める。
「し、しずくさん!?」
そしてそのまま私の腰回りを両足で回し込まれる。彼女の体温が伝わり、柔らかい感触に包まれる。
私の心臓の鼓動は速くなり、顔がたちまち熱くなるのを感じる。 「こ、これは一体何をしているんですか…?」
「えへへ、これがだいしゅきホールドだよ」
しずくさんは満面の笑みを浮かべた。
「だい……しゅき……!?」
(だいしゅきってそういう……!)
顔が近い……息遣いも感じる。ドクンドクンと心臓の音がうるさいくらいに大きくなっていく。
「ふふ、顔が赤くなってるよ?」
そう言い悪戯っぽい表情を見せた後、さらに強く抱きついてきた。
「ひゃっ!」
思わず声が出てしまう。
恥ずかしさで頭がおかしくなってしまいそうだ。 「うぅ……やめて下さい……」
「どうして?」
しずくさんは少し意地悪そうな顔をした。
「だって……側から見たらこの格好は……」
「恥ずかしいんだ?」
「……はい」
「それならもっと恥ずかしくしてあげる」
しずくさんはさらに力を込めて抱きしめてきた。
ふと、しずくさんの唇が視界に映る。艶のあるピンク色をした柔らかそうな唇だ。
何故かそこから目が離せなくなる。
触れたいと思った。自分の唇を押し当てたいと思ってしまった。
しかしそんな事をしたらもう戻れない気がする。
頭の中で警報が鳴る。
ダメだ、今すぐ離れないと。これ以上はまずい、早く逃げないと。
「あ、今私の唇見てた?」
「そ、それは……ち、違います!」 「本当に違うのかなぁ?」
しずくさんはくすくす笑いながら私を見つめていた。その瞳にはどこか妖しい光が宿っているように感じられた。
「ねぇ……キスしたいんでしょ?」
見透かすような言葉を投げかけられ、背筋がぞくりとする。
「そんなことないです……」
「正直になってもいいんだよ」
耳元で囁かれる。脳に直接響くような甘い声で思考力が奪われて理性が崩れ落ちそうになる。
ごくり、と生唾を飲み込む。喉の奥からこみ上げてくる熱い何かを抑えられない。
このままでは取り返しのつかないことになるかもしれない。それでも……
「…はい」
気がつくと私は小さく返事をしていた。 「ふふ、素直になったね」
「だって……」
私は目の前にある彼女の唇を見た。5cmにも満たない距離なのに果てしなく遠いものに思えた。
「我慢できないんだよね?ほら、おいで?」
ゆっくりと近づいていく。心臓が爆発してしまいそうだった。呼吸をするたびに肺の中まで彼女の匂いで満たされるような感覚に襲われる。
やがて私は彼女の吐息がかかるほど近くにいた。あと数ミリで唇同士が触れるだろう。しずくさんの手が頬に触れる。それだけでびくりと反応してしまう。
しずくさんの潤った唇が動く。
「好きにしてもいいよ」
理性が音を立てて崩れ落ちた。
私はしずくさんの背中に腕を回し勢いよく引き寄せ、そしてそのまま彼女の唇を奪った。 柔らかくて温かい感触を感じる。今まで味わってきたどんなものよりも気持ち良かった。
もっと味わいたくて舌を差し込もうとするとしずくさんはそれを優しく受け止めてくれた。
「んっ、ちゅ、ちゅぱっ……」
まるで恋人同士のような行為をしていると思うだけで身体が熱くなった。
身体をさらに強く抱き締めると彼女の制服越しに体温がより鮮明に伝わるようになった。
「んんっ……ちゅっ、んはっ……」
私達はお互いの唾液を交換し合い、口内で混ぜ合わせた。それがたまらなく美味しくてずっと続けていたかった。
身体がどんどん熱くなり、頭の中が真っ白に染まっていく。何も考えられない。ただ彼女とこうしていたいという欲望だけが心の中に残っていた。
少し目を開くとしずくさんと視線が交錯する。彼女もまた同じように目を開けており、お互いに見つめ合っていた。彼女の綺麗な瞳に見惚れてしまう。吸い込まれてしまいそうだ。
「ぷはっ………ふふ、可愛い」
しずくさんは私の頭を撫でながら微笑む。 ᶘイ^⇁^ナ川 こんなの酷すぎます!!えっちの暴力です!!! 「しずくさんの方がかわいいですよ…」
「ありがとう、嬉しいよ」
「これが……だいしゅきホールドなんですね」
「うん、そうなの」
「とても……ドキドキします」
「私もだよ……」
そう言ってもう一度ぎゅっと抱きしめてきた。
「ね、栞子さん…」
「はい」
「もう一回……してみる?」
しずくさんの顔を見ると熱に浮かされたような表情をしていた。腰を微量に動かしながら、私に擦り付けるようにしてくる。
「あっ……」 無意識なのだろうか、それともわざとなのだろうか。
どちらにせよ今の私は興奮を抑えることができなかった。
「しずくさん…お願いしても……いいですか?」
「もちろん」
再び唇を重ねる。今度は最初から激しく舌を入れ込んだ。
「はぁっ……んっ!ちゅっ……!」
しずくさんもそれに応えてくれる。互いの舌を絡ませ合う度に快楽が生まれていく。
頭がくらくらする。意識を保つのがやっとだ。
「はぅ、ちゅぱ……しずくさん…もっと……もっとください……」
「んっ、ふふ、いいよ……」
私達は再び深いキスを交わし合った。
気がつくと私の腰も無意識に微量ながら動かしていた。まるでしずくさんに打ち付けるように……少しずつ少しずつ。 スカート同士が擦れる音がキスする音と混ざり合って耳に入ってくる。その淫靡な響きがさらに私の情欲を刺激した。
「しずくさん……きもちいいです……きす……きもちいいです……」
「うん、私もだよ…栞子さん……すき…もっとしたい……」
私達の動きは止まらなかった。次第にエスカレートしていき、まるでお互いの性器を刺激するような動きになっていた。
「んはっ……はぁ、はぁ、はぁ……!」
「はぁ、はぁ、はぁ……!」
唇を離すと銀糸が伸びていた。それが切れると同時にしずくさんは倒れ込むように体重をかけてきて私は押し倒される形になった。
「ねぇ、栞子さん……」
「はい……」 しずくさんは自分の胸元に手を持っていきボタンを一つずつ外していった。そしてそのまま上着を脱いで上半身下着姿になった。
その姿はとても美しく、見とれてしまった。
「触ってみて……」
言われるままに手を伸ばし彼女の胸にそっと触れた。柔らかい感触が伝わってくる。その奥には心臓の鼓動があった。
「すごい……ドクンドクン言ってます」
「栞子さんのせいだからね」
彼女の瞳には先ほどとは比べ物にならないほどの欲望の色が浮かんでいた。
「責任取ってもらうから…」
「はい…」
「ちゃんと触ってくれないと嫌だよ」
私は恐る恐るブラジャーに触れた。ゆっくりと上に持ち上げると大きな乳房が現れた。私はそこに顔を近づけ、口に含んだ。
「ひゃうっ!?」
しずくさんの反応を見て私は確信した。彼女は感じているのだ。私は夢中で乳首を吸った。 「あぁ、だめぇ……そんなにしたら、おかしくなる……!」
しずくさんはびくびくと震えながら甘い声を上げた。私はそれに構わず舌を動かし続けた。
「栞子さん…もう我慢できないよ……」
しずくさんは私の服にも手をかけ脱がし始めた。抵抗せずにされるがままになる。やがて私達は生まれたままの姿になった。
「きれい…」
「ありがとうございます…」
恥ずかしさもあったがそれ以上にしずくさんの美しさに見惚れてしまっていた。彼女は自分の身体を隠すことなくこちらを見つめた。
「触ってほしい…」
「はい」
しずくさんの身体に触れると大きく反応を示した。肌がとても柔らかく、いつまでも触っていたくなるほどだった。
「んっ……」
しずくさんが小さく喘ぐたびに心臓が高鳴る。身体中が熱くなり、頭の中に霞がかかったようになる。しずくさんの全てが愛おしくて仕方なかった。 「好き……大好き……」
「私もです……」
「ねぇ…このままだいしゅきホールドしてみよっか」
「えっ?」
先程は制服を着たままであったけれど、今はお互い裸。そんな状態で『だいしゅきホールド』をしたらどうなってしまうのか想像もつかなかった。
「大丈夫…優しくするから…」
しずくさんは私の首の後ろに腕を回し、引き寄せてきた。
「さっきよりも興奮するね……?」
そのまま私の太腿の上に跨ってきた。ちょうど秘部同士がくっつく形になり、そこから伝わる体温がとても心地よかった。
私も背中に腕を回すとしずくさんは嬉しそうに笑った。
「ふふ、これからいっぱい気持ちよくしてあげる」
「私だって負けませんよ」
私たちはお互いの唇を重ね合い、舌を絡ませ合った。彼女の舌使いは巧みで、どんどん頭が蕩けていった。 「はぁ、はぁ、はぁ……しずくさん…」
「なに?」
「好きです……あなたのことが誰より……あなたを愛しています」
「嬉しい……私も同じだよ」
彼女はもう一度唇を重ねた。今度は舌だけでなく全身を使って私を求めてくれた。
「んっ……ちゅるっ……んはっ……!」
舌が絡み合う度に快感が生まれていく。それはしずくさんも同じようで、時折身体を震わせていた。
私は彼女のお尻を両手で掴んで揉み始めた。すると彼女もそれに合わせて腰を動かしてきた。
「あっ……やだぁ……マッサージされてるみたい……」
「しずくさんこそ……こんなに腰動かして……」
互いの性器が擦れ合っている部分がだんだん湿ってきているのを感じた。おそらくしずくさんも興奮しているのだろう。
「しずくさん……もっと強く抱きしめてください……」
「うん……いいよ……っ」 しずくさんの力が強くなるとさらに密着度が増した。胸同士が重なり、その柔らかさが直に伝わる。
「栞子さんのおっぱいとっても柔らかいよ……ずっとこうしてたいくらい……」
「私もです…すごく幸せです…」
「栞子さん、キス……っ」
私達は再び唇を重ねた。そして同時に絶頂を迎えた。
「「んんんん!!」」
二人の体液が混ざり合い、それが潤滑油となってさらなる快楽を生み出す。
しずくさんは私の上でびくんびくんと痙攣していた。
「「ああぁぁっ!」」
そして、私の胸に倒れ込んだ。 「はぁ、はぁ、はぁ……」
「しずくさん……」
私は彼女を受け止め、抱き寄せた。
「栞子さん…気持ち良すぎ……」
「私もです…」
「栞子さん…もう一回したい」
「もちろんいいですよ……」
私達はまた行為を始めた。それから何度も求めあった。
その日を境に私達の関係は変わった。 ᶘイ^⇁^ナ川 あなたにはしおしずの適性があります 笑わないであげてください
きっとすごく大切な恋なのでしょう ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています