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【桜坂しずく】
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0001名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2022/07/02(土) 22:27:06.40ID:522LKSlU
そういう事件が起きるという話は、ニュースで聞いたことがあった。

だから、自分は大丈夫だろうなんて思っていたわけではなかったし、
友人や両親からも気を付けるようにと何度も言われていたから、特に、夜道では気を付けているはずだった。

後から聞こえてくる足音。
近付いてきたと感じれば振り返って、警戒を示して、それで……。
いつもそうしてきたし、今回だってそうして、通り過ぎて、いつも通り、それで終わりのはずだった。

なのに……。

突き飛ばされて、車に連れ込まれて、
必死に抵抗してもどうにもならなくて――。

気付いた時にはもう、どこかも分からない部屋の中で、寝かされていた。
0854名無しで叶える物語(光)
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2022/08/26(金) 08:43:39.84ID:w/YUd55O
妊娠が発覚した、翌朝

一緒にお風呂に入って、一緒に食事をして。
綺麗にして貰った制服に着替えて……と、身支度を整える。

通学鞄は返して貰えたけれど、
スマホは居場所がばれるリスクを考慮して破棄してしまったらしく、
返して貰えなかった。

「……迎えに来て貰えないじゃないですか」

そう言うと、
男の人はちょっぴり申し訳なさそうに、帰す気はなかったから。って、ぼやく。
確かに最初はそう言ってた。
それだけは出来ないよって……。

――でも、結局、こうして帰してくれる。

そうっと男の人に身を寄せてみる。
立っているとどうしても身長差があって
頭は男の人の肩に届くかどうかって感じで。

男の人は驚いたりしなくて、
そろそろ行こうかって……目隠しをされて部屋から連れ出される。

最後の最後まで、居場所を教えてくれるつもりはないらしい。
0855名無しで叶える物語(光)
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2022/08/26(金) 09:02:49.47ID:w/YUd55O
車に乗せられて、暫く走る。
数分か、数十分か……時間が経ったところで、
車が停まって、しずくちゃん。って呼ばれる。

私の髪に男の人の手が触れて、
そうっと頬が撫でられたかと思えば、目隠しが外された。

「……いいんですか?」

目を開けてもいいのかって訊ねると、男の人はいいよって頭を撫でてくれる。
強い光があるかもしれないって慎重に目を開けると、
車自体がちゃんと日陰に入っていて、
広めの車内と男の人の顔が見えた。

ここからなら、歩いて帰れる?

男の人に言われて、外を見る。
見えたのは、家の近くというほどではないけれど、
徒歩圏内ではある、見慣れた鎌倉の景色だった。
0858名無しで叶える物語(光)
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2022/08/26(金) 12:51:31.69ID:FEf89lp2
「……帰れます」

男の人は私の家も知ってるんだと思う。
だけど、家までは送ってくれない。
だって恋人なんかじゃないから。
正常でも正当でもない関係だから。

家まで送り届けたりなんてして、
もしも万が一見つかったりなんかしたら、
どんな理由があっても、たとえ私と合意の上であっても、
男の人は、捕まっちゃうから。

「ありがとうございました」

お礼を言うと、男の人は私の頭を撫でてくれる。
優しく、愛情を感じられる力。
名残惜しそうに頬を擦って来て、
しずくちゃん……と、噛み締めるように私の名前を呼ぶ。

「……また、会えるじゃないですか」

頬に触れてくる手に手を重ねて、
そんなに惜しまなくても……と、思いながら、笑みを浮かべる。

「解放するって約束を守ってくれた以上、私もちゃんと、全部黙ってますから……安心してください」

私がそう言うと、男の人は別にいいよ。なんて、
自分が一番被害を被ることなのに、興味無さげに笑う。
0859名無しで叶える物語(光)
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2022/08/26(金) 18:44:00.59ID:uhMP7qQy
本当なら、普通なら。
きっと、冗談ではなく警察や両親に話して逮捕して貰うと思う。
いつまた襲われるかもわからない恐怖に怯えたくないから。

でもそれは逃げ出したからで、
こうやってちゃんと捨てられるでなく解放された私は……。

「そんなこと言うと、本当に告げ口しちゃいますよ」

冗談だって分かってくれるように。
からかうときの声色で、表情で……そう囁く。

――やっと解放して貰えて、嬉しいはずなのに。

男の人は笑顔なのに、嬉しいって感じがまるでしない。
昨日までは……そんな状態だったら、
何かしないとって考えて、それを実行してみる時間があったけれど、
今日はもう、そんな時間なんてなくて。

だからか、変に心残りな感じがしてしまう。

男の人を喜ばせることだけが私のすべてだったったのに、
それが無くなっちゃうからかもしれない。
0860名無しで叶える物語(光)
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2022/08/26(金) 18:54:31.52ID:uhMP7qQy
「……んっ」

そうっと……唇を重ねる。
いやらしい思いをするばかりだったのに、
今は少しだけ、切なさを感じるキス。

「っは……っ……んっ……」

男の人と見つめあって、離れて、もう一度。
唇を重ねたまま、互いにほんの少し口を開けて……舌を触れさせて、絡める。

「んっ……ちゅ……っは……っ……」

男の人のえっちな気分が盛り上がっていくのを横目に、
ゆっくりと離れて、ちょっとだけ腰を上げてスカートの中に手を入れて
するすると……いやらしいにおいのする下着を脱ぐ。

「……私の匂い、大切にしてくださいね」

男の人の顔にちょっぴり湿った下着を押し付けて、
男の人が怯んだ隙に、車を飛び出す。

いつまでも寂しそうな空気に当たっていたら、
名残惜しそうに触れられたら、
なんだか、とても……良くないような気がしたから。

だから……私は振り返りもせずに、家に向かって走った。
0862名無しで叶える物語(茸)
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2022/08/26(金) 19:00:09.99ID:fZoUHQc4
半月家出してた娘がやっと帰ってきたと思えば、妊娠+ノーパンで帰ってきた…
0866名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2022/08/26(金) 19:52:47.04ID:pnt3toiZ
あっちのスレの描写だと普通に逃げる予定だったみたいだけど……
男に自覚が無い可能性もあるけど、まあしずくの妄想補正が強すぎるだけじゃない?
0874名無しで叶える物語(光)
垢版 |
2022/08/29(月) 07:47:51.59ID:R8jURlvz
足早に家に帰った私は、あえて呼び鈴を鳴らした。
普通に入っても良かったけれど、
いち早く、私のことに気付いて欲しくて。

ちょっとだけ時間がかかって、
インタビューはお断りしています。と、
相手が誰なのかも確認していない返事が返ってくる。

憔悴しきった声。
きっと、色々なことがあって、疲れちゃったんだろうって、胸が痛む。

「私だよ。しずく……帰ってきたよ」

すぐには返事がなかった。
何にも聞こえなくて、もう、通話を切っちゃったのかと呼び鈴のボタンに指を伸ばすと、
奥から「本当? 本当に……?」と、信じられないといった言葉が漏れてきて。

「うん……ただいま」

向こうには確認するためのモニターがあるけれど、
それでも疑っちゃうくらいに追い詰められてたんだろうと思うと申し訳なくなる。

お母さんの声がする。
泣いてるような怒っているような
感情がない交ぜになっているかのような声。

そうして、転んじゃうんじゃないかって勢いで出てきたお母さんは、
私だって確認するように、力一杯に抱き締めてきた。
0876名無しで叶える物語(光)
垢版 |
2022/08/29(月) 08:09:13.96ID:R8jURlvz
無事で良かった……って、お母さんは涙ながらに言うと、
何があったの、どこにいたの、どうして、どうしてって大慌てで。
私はそんなお母さんのことを抱き返しながら、ごめんなさい。と、答える。

何にもなかった。
ただ……ふいに一人になりたくなって、
なんの考えもなくふらふらとしちゃってたと。

スマホはどこかで落としてしまってそれっきりで、
ふと、気付いたらニュースになってたから慌てて帰ってきたって。

「……ごめんなさい」

全部嘘。
本当はずっと男の人と暮らしてた。
毎日毎日、性行為に耽って、快楽に没頭してた。
それもあって、私のお腹の中には子供がいる。

でも、そんなことは言えないから。

嘘をついてごめんなさい、心配かけてごめんなさい、迷惑かけてごめんなさいって
気持ちを込めて謝ると、
お母さんは帰って来てくれたなら良いって
無事でいてくれたならそれで良いって
私のことをぎゅってしてくれる。

今までは男の人のにおいで、力で、愛情だった。
それとは違うお母さんのものだって、感じる。

本当に……。
本当にもう、終わったんだって実感が目頭を熱くさせた。
0878名無しで叶える物語(光)
垢版 |
2022/08/29(月) 08:40:08.51ID:R8jURlvz
とはいえ、最終的には凄く叱られた。
オブラートに包んでくれていたけれど、
警察はもちろん、同好会のみんなや、お父さんにも。

お母さんは無事に帰ってきてくれたんだからとか、
そういう風に追い詰めたから家出したんじゃないかって……夫婦喧嘩になりそうだったけれど。

でも、せめてちゃんと連絡するべきだったと
非を認めて、ごめんなさいって謝る。
連絡手段なんてなくて、どうしようもなかったとしても……。

とはいえ。

それで許されるわけもなく、
通信制高校に転入するか、
門限などの縛りがある寮に入るかを選ばされることになった。

入寮する場合、当然外泊は禁止
そのため、言い訳に使われやすい部活動も禁止
適宜連絡を取って、無事を知らせること……など、
多くの自由が奪われることになった。

お母さんは今度こそ帰って来てくれなくなっちゃうかもしれないって私より必死で、
通信制にしてって……強くお願いしてきて。

実際には選択肢なんて無いんだって、はっきりと分かった。
0883名無しで叶える物語(光)
垢版 |
2022/08/29(月) 09:00:16.12ID:R8jURlvz
通信制高校に転入することになりそうです。と、同好会のみんなには連絡を入れる。
スマホは無くなっちゃったから、パソコンの方で。

驚く人もいれば仕方がないって言う人もいて。
特に、果林さんは「それだけ心配させたってことよ」と、まだ怒っている様子だった。

彼方さんも「ご両親の気持ちは痛いほど分かるよ」って、反応で。

もしも遥ちゃんが同じように半月以上も消息不明だったとしたら、
仮に無事でも、過保護になっちゃうって。
でも同時に、それがより負担になっちゃうんじゃないかって気が気じゃなくなっていくとも、呟く。

今すぐじゃなく、
少し時間を貰って、落ち着いてからもう一度話し合った方がいいよ。
と、彼方さんはいつもの優しい声で話してくれて。

そうさせて貰えるかわからないけれど、
おねだりしてみますって、答えた。
0884名無しで叶える物語(光)
垢版 |
2022/08/29(月) 09:00:27.07ID:R8jURlvz
続きはまたのちほど
0888名無しで叶える物語(光)
垢版 |
2022/08/30(火) 06:33:54.82ID:PBbsfzhR
お母さんもお父さんも私のことが凄く心配だったから、
色々と制限を付けて、そんな心配がいらないようにって守ってくれようとしているんだとは思う。

でも、環境が苦で家出したのなら、
そうやって縛られたらより一層危うくなってしまうだろうし、
後々になって、
そうかもしれないと気づいて両親が精神的に摩耗していくっていう彼方さんの考えは一理ある。

だから……今日は帰ってきたばかりだから、
少し時間をくださいってお父さんに身体を寄せて、上目遣いにおねだりする。

下からお父さんの目を見つめて……袖をぎゅっと握る。
お父さんが何も言ってくれないことに怯えるように、俯いて、腕に胸を押し付けて、お願いします。と、呟く。

娘のことというのもあってか、厳しめなお父さんの一方、
お母さんは「時間をあげた方が良い」って私の味方をしてくれて。
そのおかげか、お父さんは腕に縋りつく私の頭を撫でると、
仕方がないって様子で頷いてくれた。

「ありがとう。パパっ」

お礼とでもするみたいに、お父さんの頬にキスをする。
驚きに戸惑うお父さんの表情に私は思わず笑って。

「お父さんもお母さんも……オフィーリアも。みんな大好き」

そう言って、私は部屋に戻った。
0889名無しで叶える物語(光)
垢版 |
2022/08/30(火) 06:45:21.83ID:PBbsfzhR
部屋に戻ると……1人きりになる。
ベッドや机とか、色々なものがあるからか、
今朝までいたあの部屋に比べると少し手狭な感じがしてくる。

――いっつも使ってた場所なのに。

大きめのベッドに、柔らかいマットレス、
綺麗なシーツと掛布団、それと……馴染んだ枕。

私の身体が一番、リラックスできていた場所のはずなのに、
どうしてか、居心地が悪く感じる。

あの部屋で使っていたのは、
床の硬さを半減するくらいしかできない布団だったけれど、
でも……。

――ほとんど、あの人と一緒だったからかな。

独りぼっちじゃなくて、
寝ている時を除けばたくさんお話をしたし、
余裕があれば、唇を重ね、身体を重ね、
男性としての欲求をお腹の奥で受け止めていたし、私の淫らな本性を抑圧することなく曝け出していた。

「……んっ……っ」

スカートの中に手を入れると、
まだ下着を身に付けていないいやらしいところに触れる。
ほんの少しぬるぬるしてて、
ちょっぴり隆起している敏感なところをつんつんっってするだけで声が漏れてくる。

「んっ……っ……ぁっ……はっ……っ……」

敏感なところを指で責めて、
いやらしい欲求が滲む穴の中へと差し込んで、内側をすりすりと刺激する。
気持ちがいいけれど、物足りない。
長さも太さも温もりも……何一つ、私の指だけじゃ届かなかった。
0892名無しで叶える物語(光)
垢版 |
2022/08/30(火) 07:35:16.39ID:PBbsfzhR
「んっ……っ……ぃっっ……!!」

男の人がしてくれていたように、
下腹部の辺りを撫でたり、胸を触ったりしながら、
敏感なところを刺激して……小さな波を感じる。
気持ちいいけれど、満たされるほどかと言えばそうでもなくて。

――足りない。

以前は慰めるだけでも満足出来ていたけれど、
たくさん経験しちゃったからか、
天井が高くなって、届かなくなっちゃったのかもしれない。

「……っ」

ぬちゅ……っと、指と指の間に糸が伸びる。
私だけのいやらしいにおい。
鼻に近づけると、
正直、あんまり良くないにおいが強くなっていく。
でも……。

――あの人が好きだったにおい。

ようやく解放されたのに。
なのに、いやらしいことが止められない。
気持ち良くなりたいって身体が疼いて、
そして……男の人のことばかり、考えちゃう。

私がたくさん喜ばせてあげた人
私をたくさん悦ばせてくれた人

「はっ……っ……んっ……んっ……ぁっ……っっ!!」

犯されることを考えながら、自分を慰める。
いやらしいところが少し満たされるけれど、重ねることのできない唇が寂しさを感じさせた。
0893名無しで叶える物語(光)
垢版 |
2022/08/30(火) 07:49:20.62ID:PBbsfzhR
自慰行為に耽って、寝落ちしちゃったらしい。
気付けばかなりの時間が経っていて、汗ばんだ身体をぎゅっとする。

私を休ませようとして部屋に入らないでくれたのか、
幸いにも、乱れていた姿を見られずに済んだようだった。

それとなく取り繕ってから部屋を出て、お母さん達を探す。

リビングにいたお母さんは「ゆっくり休めた?」と優しく笑いかけてきて、私は頷き返す。
満足しようと躍起になって、
体力を消耗するばかりだったせいで、疲労の方が大きいけれど。

「お母さん、お風呂入ってきていい?」

一応確認すると、
お母さんは少し困った顔をして、今はお父さんが入ってるって教えてくれた。
出るまでここにいたら? ってお母さんは言うけれど、
大丈夫って断って……お風呂場に向かう。

洗濯物入れに入ってるお父さんの洋服の上に自分の洋服を被せて、
中から音がするのも気にせず、浴室へと入る。
0899名無しで叶える物語(光)
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2022/08/30(火) 08:24:52.59ID:PBbsfzhR
お母さんかと思ったのか、
落ち着いた様子で何かあったのかって振り向いたお父さん。

だけど……お母さんじゃなくて私だって気付いて、
それが裸でもあったからか、
すごく動揺した様子ですぐに目を背けて、戻りなさいって言う。

「……背中、流してあげようと思って」

私がそう言うと、お父さんはそういうのはお母さんと――なんて、とても常識的なことを言って、
なにか話があるなら出てから聞くからって、
私には目もくれずに追い出そうとする。

「……お父さんとがいいの」

浴室から出るどころかお父さんの方に近づき、
ボディタオルをお父さんの手から取って、
背中に触れさせる。

「このくらい?」

少し力を入れて擦るようにしながら声をかけると、
お父さんは今からでも戻りなさいって言うけれど、気にせず続ける。

「……娘なんだから、そんなに気にしなくても」

確かに。
なんて同意してくれるわけもなく、戻りなさいって繰り返すお父さん。
男の人は喜んでくれていたのに。

そうっと……お父さんの背中に胸を押し当てるようにしながら、抱き付く。

私なんて平気で押し潰せる男性としての身体。
抗いようもない力を秘めているのにそれを使わずにいてくれる優しさと、
自分以外の人肌の温もりを感じさせてくれるお父さん。

「……もしかして、若い頃のお母さんと重ねてる?」

その耳元で、囁く。
0902名無しで叶える物語(光)
垢版 |
2022/08/30(火) 08:36:41.29ID:PBbsfzhR
お父さんは「そういうわけでは……」って動揺を隠せていなくて、
そのしどろもどろな感じが、
いつも堂々としていたお父さんとは似ても似つかなくて、思わず笑ってしまう。

「写真見たから知ってるよ。お母さんの高校生時代、可愛かったよね。それに……美人だった」

それに似てるって自分で言うと、
自画自賛も過ぎて、ちょっぴり恥ずかしくなる。
でも、その姿に恋をしたお父さんが、
そうだって認めてくれるのだとしたら、嬉しくなる。

お父さんは「良いから離れなさい」と、
それでも突き放そうとする。

いくら娘でも、裸で身体を密着させられるのは困っちゃうのかなって思いつつ、
答えてくれたら離れるからって、意地悪してみると、
お父さんは「似てるところもある」なんて、
早口に答えて、離れなさいって私を拒絶した。
0903名無しで叶える物語(光)
垢版 |
2022/08/30(火) 08:45:31.72ID:PBbsfzhR
お母さんは、お父さんと一緒にお風呂に入ったりしなかったのかな。
こうやって、お風呂場で身体を重ねたりしなかったのかな。

お父さんはお母さんと……こういうことをしてみたいって思わなかったのかな。

「……背中を流すくらい、させて?」

離れながら、そうおねだりする。

娘と言うよりは、女の子として甘えるような声で。
お父さんは戻りなさいって言うけれど、
心配かけちゃったお詫びがしたいって言うと、
お父さんはすごく困って、悩んで、背中だけだって……許してくれた。

「……ありがとう、お父さん」

お礼を言って、お父さんの背中をごしごしってボディタオルで擦っていく。

――やっぱり。

男性として仕方がないことなのか
私がお母さんの若い頃を切り出したせいなのか、
お父さんの男の人としてのところがちょっとだけ反応しているのが見えた。
0904名無しで叶える物語(光)
垢版 |
2022/08/30(火) 09:04:17.08ID:PBbsfzhR
「……お父さん、心配かけてごめんなさい」

そう言うと、
お父さんは「本当に」って返してきて、
そうして、一番心配してたのはお母さんだって諭すように言う。

こんな状況でも、やっぱり、お父さんはお父さんで。
私の身体を見ないためにぎゅっと目を瞑ってまで、徹底してる。
それでも、おちんちんが大きくなっていっちゃうのが、少し可哀想にも思えて。

「……お詫び、するね」

そう囁き、お父さんのおちんちんに触れると、
お父さんはびくっとして目を見開き、
私の手を掴んで「やめなさい」と、凄く怒った様子で。

「……大きな声を出すと、お母さんが来ちゃうよ」

今にでも怒鳴りそうなお父さんに、
それはしないようにって声をかけながら、お父さんのおちんちんを咥えてあげる。

大きくなっていたから。
苦しそうだったから。
喜ばせてあげなきゃって思って……頬張りながら、
おちんちんに舌を絡めて、
先端の敏感そうな筋のところを舌先でちろちろと刺激していく。

やめなさいって怒られて、
突きはなそうとしてくるお父さんだけど、
おちんちんをぎゅって甘噛みすると、
少しだけ力が弱くなって。

お父さんのおちんちんは、
刺激してあげると……もっと、大きくなっていく。
0911名無しで叶える物語(もんじゃ)
垢版 |
2022/08/30(火) 09:17:30.13ID:1CjR6vy6
男との再会どころか永遠に外出させてもらえなさそうな展開で草
別に近親が地雷ってわけでもないのに困惑のあまりにシナシナですよことり
0914名無しで叶える物語(らっかせい)
垢版 |
2022/08/30(火) 11:35:45.47ID:4yHRuwde
現実と欲望のギャップに悩まされる真面目展開かと思ったら素で頭おかしくなってる手遅れ展開だった……怖い
0918名無しで叶える物語(光)
垢版 |
2022/08/30(火) 12:49:13.32ID:qagBa40z
私が帰ってくるまでの間、
きっと、お母さんとそういうことをする余裕なんてなかっただろうし、
自分で慰めるのだって……きっと、憚られただろうから。

お父さんのおちんちんにお詫びをしてあげる。

「ん……んちゅ……んっ……んむ……」

頭を上下に動かさずに、
咥えた唇や甘噛みする歯でおちんちんをぐにぐにってしてあげながら、
先端近くの、傘のようになってるところに舌を這わせて。

「ん……ちゅ……っ……ん……」

筋のところが舌を擦るように位置取らせて、
唇に力を込めてぎゅっとしつつ、上下に動いてあげる。
止めさせようと必死なお父さんだけど、
でも、気持ちがいいって感じてくれてる声がする。

おちんちんがぴくんぴくんってして、
欲求が吹き零れる寸前の感触が駆け上がってくる。
お父さんは私を怪我させたくないって思ってるのか突き放す力は弱くて。
ダメだって、止めるんだって……お父さんは言う。

でも、おちんちんは出したがってるって私には隠せていなかった。
0921名無しで叶える物語(しうまい)
垢版 |
2022/08/30(火) 13:08:55.11ID:qooCTurg
し、しず子w
0925名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2022/08/30(火) 14:38:33.53ID:8b0QDrgM
解放させる流れを作ったのも虚しくバッドエンドの予感しかしなくて草
男の人もさすがに解放直後に父親に手を出す子だとは思ってなかっただろうな
0926名無しで叶える物語(光)
垢版 |
2022/08/30(火) 14:48:42.26ID:qagBa40z
私が相手だからって遠慮しようとしてくれてるお父さん。
でも、そんなこと気にしなくたっていい。
だって……私は女で、お父さんは男なんだから。

そうして……お父さんは耐えられないって、呻く。

喉の奥にたくさんのどろっとしたものが吐き出され、
熱くて粘りのある液体は、舌と喉とをどろどろと流れる。

「んっ……っ……ん……ごくっ……」

喉から胃の中へと、
お父さんの吐き出した快感が流れていくのを感じながら、
白濁した液体をじんわりと漏らしてるおちんちんを咥えてあげて。

「じゅる……ちゅりゅ……っ……」

出しかけてた分も、
ちゃんと吸い上げて……飲み込んであげてから、
お父さんに目を向けると、茫然自失といった様子だった。

気持ち良くしてあげたのに、辛そうで、悲しそうで。
でも、おちんちんはまだ満足できていないっていうみたいにちゃんと勃起したままだった。

「大丈夫だよ……お父さん」

そう声をかけながら、
高ぶって、糸を引いてる私のいやらしいところを開く。

「お父さんだって……男の人なんだから」

お父さんの身体をぎゅっとしてあげてからゆっくりと腰を下ろしていくと、
お父さんは気付いたようにやめなさいって慌てるけれど……もう、遅くて。

「んっ…っ……ぁっ……」

お父さんのおちんちんが、私の身体の中に入ってくる。
指なんかより、太くて、熱くて、長い、生々しい性行為の快感が伝わってくる。

「……っ……ぁっ……んっ……」

お父さんに突き放されないようにって
ぎゅっと胸を押し付けるように抱き締めながら、
お父さんのおちんちんをいやらしいところで包み込んであげて……腰を動かしていく。

お父さんの怒ってるおちんちんが、
私の身体の奥を叱りつけるように突き上げてくる。
お父さんは嫌がって、苦しんで、悲しんで、辛そうだけど……。
でも、だんだんと、気持ち良くなってくれて。

イったばかりのおちんちんは、
とっても簡単に、私の身体の奥を満たしていく。
0929名無しで叶える物語(光)
垢版 |
2022/08/30(火) 15:59:34.92ID:qagBa40z
お父さんのいやらしい気持ちでお腹を満たしながら、
これからも虹ヶ咲に通いたいって、部活も頑張りたいって。
みんなとこれからも一緒にいたいって……私の気持ちを伝える。

お母さんは通信制の高校に通わせたがってるけど、
お父さんなら説得できるはずだから。

だから……お父さんの身体にぎゅっと抱き付いて、
おちんちんをぎゅうぎゅうと締め付けながらおねだりする。

「んっ……っ……お願い……っ……お父さん……っ……」

精一杯に腰を振り、息を乱しながら思いを絞り出すと、
お父さんは「分かったからもうやめてくれ」って涙を溢す。

「……でも、まだ……」

満足できてないのにって思ったけれど、
おねだりしたことを叶えてくれるって言うなら……って、
お父さんの胸に口付けをして、離れる。

「……妊娠しちゃってたら、どうする?」

そう言いながら自分のお腹を撫でる。
本当はもう妊娠してるけど、
他の誰かのだって言うよりはお父さんの子だからってした方が、
きっと、協力して貰えると思って。

「……ちゃんと下ろすから心配しないで」

私を怖がっているような表情を見せるお父さんに、そう笑みを返す。

私はお父さんの娘だけど、
それ以前に女の子だから、お父さんの子供だって宿せるってだけなのに。

お父さんはなにも言わなかったけれど、
でも、ちゃんと……お母さんには黙っておいた。
0937名無しで叶える物語(光)
垢版 |
2022/08/30(火) 18:55:43.45ID:qagBa40z
私が家に帰ることができてから半月が経ち、
桜坂しずくの件は『無事に発見·保護された』ということでゆっくりと表から消えていった。

もちろん、ネット上では色々と言われているけれど、
でも、一応は解決したことになって……。

そうして、
私はエマさんと果林さんと一緒に、学校から寮へと帰るようになった。

お母さんは今まで通りに家に帰ってきて欲しそうだったものの、
お父さんは寮なら門限などがあるからって押し切ったからだ。

お父さんが説得してくれたお陰で、
虹ヶ咲に通い続けることができるようになったから、
文句があるとしても、文句は言えない。

それに……。

たぶん、お父さんは私と一緒にいたくないって思ってたんだと思う。
私に近づかないようにしていたし、
露骨に避けようとしていたから、きっと。

少し寂しかったけれど、
お腹を撫でながら「会いに来て」って言うと、
お父さんは「……分かってるから」ってバツが悪そうに答えてくれて。

妊娠してたことを伝えた翌日には、いち早く駆けつけてきてくれた。
0938名無しで叶える物語(光)
垢版 |
2022/08/30(火) 19:03:18.82ID:qagBa40z
「……お母さんには……」

言えるわけがないって、お父さんは辛そうに言う。
自分の娘を妊娠させちゃっただなんて、そんなこと。
あんなことはもう二度としないで欲しいってお父さんは言うけれど、
でも……身体に染み付いたものは消えてくれないから。

「……大丈夫」

そう取り繕ってお父さんの腕に抱き付くと、
お父さんはやめてくれって……私のことを突き放す。
今はいやらしい誘いもなにもしてなかったのに。

どうしてってお父さんを見ると、
凄く、嫌悪しているような表情を浮かべながら、固く握り拳を作っていて。

もう一度「やめてくれ……」って、辛そうに言う。
でも……分かる。
お父さんは私が嫌いなわけじゃないって。
お父さんは私のことを好きだからこそ、突き放そうとしているんだって。

――お父さん……。

お父さんは私とのいやらしいことが忘れられなくて、
思い出して、
悪いことだって分かってるのに、
どうしようもなく高揚しちゃう自分自身が嫌なんだって。

そう感じさせる表情だった。
0942名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2022/08/30(火) 22:55:21.66ID:aXg+kf4c
「……する?」

お父さんの腕にもう一度抱き付いて、
耳元でそう囁きながら、お父さんのちょっぴり反応しているおちんちんに触ってあげる。

「避妊すれば、大丈夫だよ」

耳朶を甘噛みして、
おちんちんを触ってあげつつ、
お父さんの男らしい胸元に私の胸を押し付けて……誘ってみる。

でも、お父さんはダメだって私を拒む。

お父さんの本性はきっと、私といやらしいことをしたいのに。
お父さんだからって我慢しようとしてるのが痛々しくて、
申し訳ないって……思っちゃう。

「……本当にいいの?」

そう聞いたけれど、お父さんの返事は変わらなくて。
中絶の手術が終わると、
いつまでも一緒にいるわけにはいられないからって、
すぐに離れていってしまった。
0944名無しで叶える物語(茸)
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2022/08/31(水) 02:45:07.06ID:p1zXdtCZ
こんな人間になってる事も無理やり突き放せなかった事も何もかも哀れというか可哀想だよもう終わりだよこの
0946名無しで叶える物語(光)
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2022/08/31(水) 06:35:38.40ID:crKtsXKP
中絶後の安静期間も過ぎ、
体調不良を理由に避けていた同好会や演劇部に戻ったけれど、
でも、今までは満たせていた心が、満たせなくなっていた。

スクールアイドルとしてのライブや、役者として舞台に出て行くことで、
ファンのみんなの喜んでいる姿や活気に満ちていく会場を眺めるのは気持ちが良かったし、嬉しかったし、楽しかった。

だけど……それだけで十分だって、ならない。

心が満たされても、身体が満たされない。
動き回って、声を張って疲れ切った身体の奥が、
物足りないってうずうずとするせいで……寮に戻った後、自慰行為で誤魔化すのが私の日課になっていた。

指で満足できなくて通販でこっそりと購入したディルド。
指より太くて、長くて奥まで届いてくれるけれど、でも、どこまでも無機質な模造品。

上下に動くピストン機能や、バイブ機能、温かくしてくれる機能とバリエーションに富んでいても、
結局、それは本当のおちんちんではないから、
私の身体は満たされることはなくて。

寮までの帰り道。
いつも一緒に帰ろうとしてくる果林さんは、私が浮かない表情だとみてか、心配そうに声をかけてくる。

何かあるなら、話くらいは聞くわよ。って。
0947名無しで叶える物語(光)
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2022/08/31(水) 06:46:39.34ID:crKtsXKP
「……果林さんは、私のこと好きですか?」

足を止めて、果林さんの方を見ながらそう訊ねると、
果林さんは少し驚いた様子で「当たり前じゃない」って言いつつも、
大人びた笑みを浮かべて、私を安心させようとしてくれる。

優しく頭を撫でてきて、
そんなことを気にしていたのって……言ってくれる果林さん。

私のことが好きで、心配で、
だからこそ、こうしていつも、寮への帰り道に付き合ってくれてる果林さん。

だけど……果林さんは女の子だ。
私を満たしてくれるおちんちんのない、女の子。
でも、温もりがあって、唇を重ねられて、重ね合うことは出来るかもしれない。

「果林さん……」

ぎゅっっと、果林さんの腕にしがみつく。
あらあら。なんて、余裕を見せる果林さんの大人な雰囲気に、
お父さんや男の人とは違うものを感じて、どきどきとする。

「……私も、果林さんのこと……」

ぐいっと腕を引いて果林さんのすらりとした姿勢を崩させながら、
傾いたその耳元に唇を近づける。

「……だから、刺激的なこと、したいんです」

ふっっと……耳に息を吹きかけると、果林さんはびくりとして顔を上げる。
真っ赤になっちゃってる果林さんは「な、何言ってるの……」なんて、
凄く可愛らしい女の子になっていて。

「ふふっ……冗談ですっ」

私を満たしてはくれないなって……すぐにわかった。
0950名無しで叶える物語(光)
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2022/08/31(水) 07:35:57.83ID:crKtsXKP
もういっそ、そういうことのための何かに手を出してしまいたくなる。

援助交際とか……。

お金なんて要らないけれど、
温もりと愛情、高揚感と快感を与えてくれればそれで良いから。

――解放、されたはずなのに。

男の人から自由になれたはずなのに、
私が得たいと思うものは、男の人のところにしか感じられない。

スクールアイドルも、演劇も。
私の全てを満たしてくれるわけではないから……物足りなくて。
その埋め合わせがだんだんと身体に馴染んで、
もっと激しく、もっと刺激的にって……なっていく。

普通のディルドじゃなく、
人の手を模したディルドを買ってみてしまおうか……なんて、
一線を超えることも厭わないとしかけたところに、ふと、視線を感じて顔を上げる。

果林さんは赤らんだまま、気まずそうで。
なら誰だろうと辺りを見回すと、
親しんだ姿が見えて……体温が上がるのを感じた。
0951名無しで叶える物語(光)
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2022/08/31(水) 08:00:26.95ID:crKtsXKP
男の人を見つめると、
男の人も私のことを見てくれていて……目が合う。

果林さんが「ちょっと……!」と、
止めようとしてくるのを背中に感じながらも、
脇目も振らずに男の人に駆け寄る。

「……待ってください……っ」

やっぱり……なんて、
踵を返し避けるような素振りを見せた男の人の手を掴んで引き留めた。

握った手の感触は、半月もの間何度も触れ合っていた感覚そのもので、
その大きさも、固さも、力強さも変わっていなくて。

「……わ――」

果林さんに追い付かれて、言葉を飲み込む。
その人は? と、訝しげな果林さんに目を向けられて、
なんて答えようかと迷う男の人。

長引けば面倒なことになると思って、
果林さんに見せつけるように男の人の腕にぎゅっと抱き付く。

「従兄なんです。私が小さい頃からお世話になっていて……転勤族だから長期休暇くらいしか会えなかったんですけど……」

今回はこの近くなの? と、
昔馴染みらしく、砕けた口調で男の人に声をかけると、
男の人は少し焦った様子で頷く。

「……その反応、もしかして私が心配で来てくれただけじゃ……」

勘の良い果林さんに悟られないようにって先手を打って。
仕方がないなぁ……と、ちょっぴり呆れた雰囲気を醸し出していく。

「果林さん、門限までには帰るので……お兄さんと寄り道して帰っても良いですか?」

果林さんは戸惑いながらも、
許可をしてくれて……私は久しぶりに、男の人と2人きりになった。
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