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【桜坂しずく】
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0001名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2022/07/02(土) 22:27:06.40ID:522LKSlU
そういう事件が起きるという話は、ニュースで聞いたことがあった。

だから、自分は大丈夫だろうなんて思っていたわけではなかったし、
友人や両親からも気を付けるようにと何度も言われていたから、特に、夜道では気を付けているはずだった。

後から聞こえてくる足音。
近付いてきたと感じれば振り返って、警戒を示して、それで……。
いつもそうしてきたし、今回だってそうして、通り過ぎて、いつも通り、それで終わりのはずだった。

なのに……。

突き飛ばされて、車に連れ込まれて、
必死に抵抗してもどうにもならなくて――。

気付いた時にはもう、どこかも分からない部屋の中で、寝かされていた。
0201名無しで叶える物語(らっかせい)
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2022/07/10(日) 20:47:07.24ID:/xiIXEUW
目隠しを外されて……自分のあられもない姿が目に入る。
おむつをして、涎掛けをされている……私の姿。
まるで、本当に赤ちゃん扱いされちゃってるようで……。

でも、ちゃんと大人になろうとしている私の身体は、
そんな扱いをされていても、女の子として見て貰えているってあの感覚を思い出して……熱を捨てきれない。

そして――。

「っ……ん……」

朝のはずなのに、眠い……でも、お腹も空いていて……変な感じがする。

朝、早起きするのは慣れているのに……
なのに、こんなに眠いなんて、今何時なんだろう。
朝からえっちなことされてるなんて初めてだから……心身ともに疲弊しちゃってるのかな……。

お腹が少しだけ鳴っちゃって……男の人に頭を撫でられる。
眠いからなのか、いやらしい気分が抜けていないからなのか。
男の人に撫でられるのが……嬉しい。

女の子としての部分が、じんわりと温かくなってくる。

――私……やっぱり、えっちなのかな。

そう思うくらいに、
今の身体の状態は、いやらしい方向に傾いて感じた。
0202名無しで叶える物語(らっかせい)
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2022/07/10(日) 21:22:09.47ID:/xiIXEUW
男の人は、私の頭を撫でながら、ご飯を食べるかどうか……聞いてくる。
私が眠そうだとみて、眠いなら寝かせてあげようって……気遣ってくれているんだと思う。

「……ご飯……食べたいです……」

今は朝だし、眠いからって寝ちゃったら……また、時間感覚が狂わされちゃいそうだから。
私がおねだりすると、男の人は偉い偉いって、赤ちゃんを褒めるみたいに褒める。
高校生の女の子の扱いにしては、とても失礼だけど……でも、
褒めて貰えない場合は、男の人を不機嫌にさせてしまったって感じられるから、褒められる方が良い。

少し待ってて。と、男の人は一言残して、部屋を出て行く。

それから数分もせずに戻ってきたかと思えば、
食事ではなく、ノートパソコン程度のサイズのモニターと……DVD収納ケースを持ってきた。

「……見て、良いんですか?」

モニターを準備してる男の人にそう声をかけると、
暇だろうから……と、男の人は私の頭を撫でながら答えて、十数枚あるDVDの中の一枚をモニターに差し込む。

大人しく見てるんだよ? と、男の人に頭を撫でられて。

「はいっ」

また一つ優しさを貰えたからか、私は無意識に明るく返事をしてしまって。
それに驚いていることなんて気にも留めずに、男の人はよしよしって、私のことを褒めて……部屋を出て行く。

そうして――モニターには、女の人が映し出された。
0206名無しで叶える物語(らっかせい)
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2022/07/10(日) 22:10:32.54ID:/xiIXEUW
男の人が持って来てくれた映像は……所謂、えっちな内容のものだった。
女の人が男の人にいやらしいことをされて……唯々、性に乱れていく内容の物。

「……っ」

映像の中にいる女性は嬉しそうに、男の人と体を重ねる。
キスを求めて、触られるのを求めて……そうして……入れて欲しいって、おねだりする。
演技、なのかもしれない。
でも、本気にも感じられるような、媚びる甘い声が部屋に響く。

キスは唇だけじゃなく、舌と舌を絡めるようなものもあって、
それをしながら、男の人を精一杯に受け止めようと開かれた足に、腰を打ち付けられて、喘いで……。

「っ……」

――こんなの、初めて見た……。

向かい合って、男の人のを受け止めていたり、
四つん這いになって、男の人のを受け入れているものだったり……
キスをしながら、胸を触られながら……お尻を虐められながら……と、
色んな体制で、えっちなことをしていて。

「っ……ぁ……」

私も、あんな風にされるのかなって……想像してしまうと、
お腹の奥が熱を持って……いやらしいものが、また、男の人を誘うように溢れてきてる感覚を覚える。
0207名無しで叶える物語(らっかせい)
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2022/07/10(日) 22:28:29.00ID:/xiIXEUW
映像の中にいる男性は女性のえっちなところからそれが溢れてくると、
準備が出来たって見て……挿入し始めた。
だから、私も……もう、準備が出来てるんだって、知ってしまう。

――私、こんな……。

映像の中の2人は愛し合ってるからこそ、そうやって受け入れる準備が出来ているはず。
でも、私は男の人を愛してるわけじゃない。
なのに……受け入れたいって、身体は濡れて……。

女性の喘ぎ声が頭に響く。

ぶつかり合う肌と肌、弾ける水の音が聞こえ、
女性の小さな穴から噴きこぼれていく快感の証が染みついていく布団、
快感に喘ぎ、恍惚とした表情を浮かべる女性が目に映る。
目を逸らしても、その音が私の意識を引きずり込んで……モニターに視線を誘導していく。

「っ……んっ……」

どきどきして、ぞくぞくして……体が熱くて、堪らなくなる。
映像の中にいるのは、似ても似つかない2人なのに、
どうしてだか、私と……ついさっき、脳裏に焼き付けられた男の人の姿が重なっていく。

――違う。私……私は……。

女性の声が、私の声に聞こえる。
気持ち良くなって、悦んで……声を上げて……打ち震える。
あんなふうに、満足したい。満足させられたい。

――私……っ。

おむつの中が蒸れていく感じがして……でも、触れない、慰められない。と、焦らされる。
なのに、モニターの中にいる私は、男の人に愛されて、抱かれて、いやらしく、乱れて……解放されていて。

――おねだり、したら……。

映像の中にいる私がそうしたように、私も男の人におねだりしたら、
同じように愛されて、同じようになっていくのかな……なんて。

小説から妄想するよりも、映像から妄想する方が簡単で……よりリアリティがあって、
焦らされた心と身体が、そうなりたいって……揺られてしまう。
0208名無しで叶える物語(らっかせい)
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2022/07/10(日) 22:28:53.65ID:/xiIXEUW
続きは明日
0210名無しで叶える物語(とうふ)
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2022/07/10(日) 22:59:01.45ID:hrFvEJsY
むほほ
0211名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2022/07/11(月) 05:11:48.25ID:Lkjgnx5c
「……」

女性と男性が幸せそうに性行為を終えて……その余韻に浸るように、キスをする。

そうしてゆっくりと映像が終わりに近づいていく中、
見計らったように部屋の鍵が開いて、男の人が入ってくる。

――どう、しよう。

映像の中の2人に自分と男の人を重ね合わせてしまっていたせいか、
間違いだって分かっているのに……もう一度、腕に抱かれたい、身体を触られたい……なんて、
お風呂での感覚を思い出してしまって、どきどきとさせられる。

でも、まだ一度も、キスをしてない。

無理矢理されていてもおかしくないのに、私の唇は……まだ、綺麗なままで。
愛し合う2人のキスはお腹の奥にまで熱を伝えて、気を高ぶらせるものだって、小説では描写されていた。
今見たばかりの映像では、2人はそれを演じなければならなかったのかもしれないけれど、
熱烈で、愛おしそうに抱き合い、絡み合うような淫靡なものだった。

――私は。

私は、どんなキスを――。

コトッ……と、ミニテーブルに料理の盛られたお皿が置かれて、はっとする。
キスのことしか頭になかった自分の卑しさに、顔が熱くなっていく。
0212名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2022/07/11(月) 05:21:12.86ID:Lkjgnx5c
男の人が用意してくれたのは、赤みの強いリゾット。
匂いと見た目でトマトのものだと分かって……溶けかけの氷が、冷たい料理だと教えてくれる。
男の人は、熱いと食べづらいだろうし。なんて言って、スプーンでひと掬いすると、私の方に向けてきた。

――そう、だよね。

自分で食べることが出来るとは思っていなくて、
犬のようにはいつくばって食べさせられることがないだけましだと思いながら、
スプーンを迎えに行こうとして……寸前で口を閉じる。

「……っ」

男の人をじっと見つめて、待つ。
男の人はスプーンを差し出してくれているけれど、食べて良いだなんて、一言も言ってない。
昨日は待て。をさせてきたけれど、今日はしなくていい。
その可能性もあるけど……意地悪かもしれないと思って警戒する。

そして、男の人は偉い偉い。と、私の頭を撫でた。

――危なかった。

食べて良いよ。と言われてから、スプーンを咥える。
トマトの仄かな酸味と甘みに、塩気の絡まったとろとろのご飯が口いっぱいに広がっていく。

「……美味しい」

ただ冷たいままじゃなく、一度熱してから冷ましたものなのか、
熱すぎず、冷たすぎずの程よい舌触りが、喉を通っていくのが、心地よくて。
次の一口も待とうとすると、男の人に頭を撫でられて、最初以外は普通に食べて良いよ。と、褒められた。
0213名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2022/07/11(月) 05:32:35.20ID:Lkjgnx5c
「んっ……っ……ごくっ……」

水分が多めのリゾットだから……というより、
自分の感覚じゃないことと、スプーンが来る位置が私には適していないこともあって、
時々、口元からこぼれた赤い汁が、涎掛けに滴り落ちていく。

「っ……ん……」

男の人はそんなことを気にすることなく、次から次に、スプーンを向けてきて。
私の胸元に垂れる涎掛けが、まるで赤ちゃんが使ってるみたいに汚れて行って……恥ずかしくなる。

――私……ほんとうに赤ちゃんみたい……。

食べこぼしたり、上手く飲み込めなくて、口元やあご、喉の辺り、涎掛けを汚していくのが、恥ずかしくて……
でも、両手が使えないし、自分のペースじゃないから仕方がないって……言い訳があって。

――でも、男の人がこんな私を見たがってる……から……。

赤ちゃんの格好で、ご飯を食べさせて貰って……
赤ちゃんみたいに上手く食べられずに、汚していっちゃう、私の恥ずかしい姿。
お手洗いでも、お風呂でも、男の人は私を見たいように見ようとしていたし、そうさせてきた。
だから、今のこの姿も、男の人が見たい私で……だから、仕方がないって。

……だって、そうじゃなきゃ。

そうじゃなきゃ、今の私はあまりにも滑稽だよ……。
男の人の前で赤ちゃんみたいな恰好をして、ご飯を零して赤ちゃんみたいに汚れていく。なんて。
こんなの……こんな姿……。
男の人に望まれているんじゃなかったら、絶対にしたくない。
0214名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2022/07/11(月) 05:43:02.40ID:Lkjgnx5c
「ごちそう……さまでした……」

べたべたに汚れた口元や顎の辺りを男の人に拭って貰って、汚れきった涎掛けを外される。
胸がまだ完全に晒されちゃったけれど、
ここまで、散々恥ずかしいところを見られてきちゃったせいか、
男の人に対しては、もう……見たいなら……なんて、思ってしまう。

冷たいリゾットだったこともあって、
さっきまでの身体の熱は少しだけ落ち着いてくれたけれど、
でも、今度は……その水分の多さが、下の方に降りてきて……うずうずとする。

「ぁ、あの……お手洗いに行かせてください……」

お皿を片付ける男の人を見上げて……私は躊躇なくそう言った。
おねだりしたら、男の人は行かせてくれる。
だから……躊躇なんてなかった。

なのに、男の人は私の頭を優しく撫でると、首を横に振る。

" しずくちゃんがおむつが良いって言ったんだよ? "

男の人はそう言うだけで、私をトイレに連れて行こうとはせずに、
曝け出したままのおへその辺りを摩ってくる。

「やぁっ……ぁっ……」

今すぐ漏れちゃうくらいに限界ではなかったけれど、
でも、摩られたりして促されたら出てきちゃいそうなことに変わりはなくて……。
男の人の手のひらの熱と、圧し揉むような摩り方に、私は危うさを感じて、声を漏らす。
0215名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2022/07/11(月) 06:02:07.67ID:Lkjgnx5c
「やっ……ぁっ……」

布団の上に仰向けにされた私は、
男の人のマッサージになすすべなく尿意を促されて……涙ぐむ。
お手洗いやお風呂で、自分の意思でするのならまだいい。
でも、促されて、おむつでさせられるなんて……そんなこと……。

――やだっ……いやなのに……っ

男の人はそんな私の心を見透かしたように、
最初はおむつに抵抗あるだろうから、手伝ってあげる。と、頭を撫でてくる。

成長すると我慢することを覚えて……下着と似た感覚のおむつですることが難しくなってくる。
だから促して、おむつで擦る感覚を覚えて、出来るようにしないといけないんだよ。と、
男の人は優しく語りながら、私のお腹を摩って、少しだけ圧すようにして促してくる。

――そんなこと覚えたくない……っ……出来るようになりたくない……っ

でも、拒めない。
抵抗は出来ないし、男の人がそうさせたいって言うなら、私にはどうしようもなくて。
男の人の手から感じる熱と、感覚を拒むように入れていた力が、だんだんと抜けていく。

柔らかくなった私のお腹が男の人に押されて、
そうして、水分の溜まっていたところが圧迫されて……中身が押し出されて。

「ぁっ……っ……ん……っ……」

おむつの中に出しちゃう感覚が、広がる。
生温かい水分がおむつにぶつかり、少しだけお尻の方に流れてきたりして、
高校生にもなって、おむつでする感覚を覚えさせられて……
私はもう、諦めるしかないんだって、せき止める力も使わずに、放出していく。

「っ……はっ……」

おむつでも、出したことに変わりはなくて、
生理的な満足感が出てきてしまった私の頭を男の人は撫でて、よくできましたって、褒める。

これからずっと、おむつでしていかなくちゃいけないのかな……。

選択肢がなさそうだったから選んだことだけれど、でも、
私が選んだことに違いはなくて……逃れられない感覚なんだって……涙がこぼれる。

次からは1人で出来るようにね。と、男の人に言われて、
私はただ、頑張ります。としか、言えなかった。
0216名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2022/07/11(月) 07:31:32.69ID:zg4ThQhU
赤ちゃんのように寝転がって……男の人におむつの交換をお願いする。
テープが剥がされて、前の部分が開かれ……黄色い染みを作ったおむつの裏側が露になる。

急激に刺激のあるにおいがし始めて、
その発生源のおしっこの穴の辺りを、男の人に拭いて貰う。
割れ目を開かれて、見つめられて……ウェットシート越しに男の人にまさぐられていく。

「っあっ……んっ……」

いやらしいことじゃないのに、
私の身体は敏感に反応してしまって……声が出ちゃう。
前の部分を綺麗にして貰ったあと、
おしりを浮かせて……おしりも方も綺麗にして貰ってから、おむつが新しいものに替えて貰う。

「っ……」

――もう、赤ちゃんだよ……私……。

食べこぼしたりなんだりして、
おむつにおしっこして……男の人に替えて貰って……。

心が軋むのを感じて……でも、私は男の人に感謝をする。

「ありがとうございます……」

おむつを替えてくれたから。
新しいよだれ掛けをつけてくれたから。

だから……。

私は、男の人にお礼を言わないといけなかった。
0217名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2022/07/11(月) 07:39:31.54ID:zg4ThQhU
まだお昼ぐらいのはずなのに、
疲労感があまりにも凄くて……うとうととしてしまう。
男の人はそんな私のことを叱ったりしないで、
むしろそれを薦めるように私に布団をかけて、優しく頭を撫でてくれる。

「ん……」

男の人のせいなのに。
全部……この人が悪いのに。
なのに……優しくされることが嬉しい。
そうじゃないともっと悪くなるって、思っているからかかもしれない。

男の人にあやされながら、
私は年甲斐もなく……眠りに落ちていく。

――安心、なんて……。

しちゃいけないのに。
警戒してないといけないのに。
なのに……男の人の手が大きくて、優しくて。
私はそのまま、眠ってしまった。
0218名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2022/07/11(月) 08:37:42.41ID:3x8+AEyb
目を覚ますと男の人は居なくなっていて、
リゾットのお皿とかもなく、
飲み物だけが新しくされて……ミニテーブルの上に置かれていた。

「ん……」

芋虫のように布団の上を這って、
ミニテーブルに置かれた飲み物に刺さっているストローを咥えてこくりこくりと喉を潤していく。

ちょっとだけ冷たいけれど、どちらかと言えば温いお水。
それでも、渇いた身体には心地よくて……少し飲みすぎてしまう。

――またおむつにしないといけないのに。

寝起きの働かない頭では、そんなことも考えられないのかな……と、
自分に呆れながら、沈黙してるモニターに目を向ける。

傍らには大量のDVDが置かれていて、
どうやら、本当に自由に見て良いようだった。

――どうせ、いやらしい内容しか……。

そう思いつつ、
身体の奥の熱が催促してきて、どんな内容のものがあるんだろう。なんて、手を伸ばす。

「……痴漢、強姦、青……!」

DVDに書かれている内容らしきものを一つ一つ見ていって、
そこでようやく、自分の手が自由になっていることに気付いた。
0219名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2022/07/11(月) 08:53:12.35ID:3x8+AEyb
寝ている間にほどけちゃったのかもしれない。
そう思って、慌てて布団を捲って見たものの、
手首を縛っていた紐は見当たらなくて、
偶然じゃなく、男の人が解いてくれたんだと……安堵する。

――男の人の意思じゃなかったら……お仕置きされちゃうかもしれないし。

なんて、自分の心が思っている以上に男の人を判断基準にしていると感じて、
やっぱり、言い訳にしかならないことを考える。

「……これ」

紐の代わりのように、枕元に置かれていた小さな卵形のものを手に取る。
卵形の下側からコードが延びていて、
ダイヤルのようなものがついた四角い箱へと繋がっているそれがえっちな道具だと、すぐに分かった。

さっき見た動画で似たようなの出ていたし、
それに……興味があって、調べたことがあるから。
0220名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2022/07/11(月) 09:12:25.27ID:3x8+AEyb
ダイヤルを動かしてみると、その位置に合わせた振動が持っている手に伝わってくる。

かなり細かい振動で、最大にしてみると……携帯のバイブ機能とは比べ物にならないくらい特化した震えがくる。

「……」

――使えって、こと?

男の人が意図して置いていった道具。
だから、私に使わせたいのかもしれないと考えて……。

――考えただけで、どきどきしちゃう。

これに似た道具を使っていた女性は、とても気持ち良さそうな声を出していて、
インターネットで調べたときも、評価は高くて……。

「……っ」

身体が熱を帯びて、どきどきがさらに強まる。
振動を止めた卵の部分を、おむつ越しに自分のいやらしいところに当てる。

――男の人が置いていったから……。

だから……。

「……っ……んっ!」

だから……そうしなくちゃいけないと思って、
私は、ダイヤルを動かした。
0221名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2022/07/11(月) 09:12:38.55ID:3x8+AEyb
続きはまたのちほど
0225名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2022/07/11(月) 18:35:19.59ID:SS9oVWvF
おむつ越しの振動は最大にしてどうにかという程度で、
全然、身体に響いてきてくれなかった。
心地好さよりも、震える指の感覚がなくなっちゃいそうで、
一度止めて……おむつの留め具になっているテープのところに触れる。

――外したい。

これさえなくなれば、
指も、卵型の機械も自由に触れることが出来るようになる。
自由に触れられて、慰められて……そして。

映像の中にいた、いやらしく乱れる自分を思い出して、振り払うように首を振る。

勝手に外したって知られちゃったら……叱られるかもしれない。
おむつは私が選んだことだけど、
でも、男の人が言い出したことでもあるし……この恥ずかしい格好は、男の人の要求みたいなものだから。

――勝手に外して、怒られたくない。
0228名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2022/07/12(火) 06:41:29.55ID:tPBAhxiq
おむつはぴったりと密封されているように感じるけれど、
でも、指くらいなら、ぐいぐいって押し込んでいけばどうにか差し込むことが出来る。
卵型の機械も、一番太いところでも親指の横幅くらいしかないから、もしかしたら……おむつの中に押し込むことが出来るかもしれない。

そう考えて、赤ちゃんがおむつを替えて貰うときのように、仰向けになって、足を開く。
おむつのフリルのようになっている部分を摘まんで、
股の付け根の辺りに密着している部分を指先で引っ張り上げて出来たわずかな隙間に、卵型の機械の頭を差し込む。

――あと少しで、入りそう……。

おむつが下に引っ張られる感覚を無視して押し込んでいくと、
私のいやらしい部分が外側からぐいっぐいっと押されるのを感じる。
内側にあるおむつの生地が押し退けられて、ズレて……そうして、
紙のような生地越しに触れていたものが私の肌に直接触れるようになった。

そこまで来ると、あとは指でぐっっっと押し込めばパッドと割れ目の隙間に卵型の機械がすっぽりと納まる。

「……出来ちゃった」

指で感じるだけだった振動が、今、一番敏感なところに加えられるようになったって思うと、
それだけで、身体の芯から熱が湧き上がってくる。
どきどきして、それとなく……いやらしいところが濡れてきているようにまで感じられる。

――ちょっとだけ。

ちょっとだけしたら、すぐに止めよう。
そう思って……また、機械のダイヤルをちょっとだけ動かした。
0229名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2022/07/12(火) 07:37:06.23ID:tPBAhxiq
「ひぅ……っ!」

おむつに押さえつけられるような形になっているからか、
一番小さな振動でも散々焦らされて熱っぽい身体には強く響いてきて、
それだけで身体が跳ねて、声が漏れる。

――敏感なところが、擽られてるみたいで……っ

小さな卵形の機械はその大きさから局地的な刺激を与えるもので、
他の部分には脇目も振らずに、ただただ敏感なところを責めてくる。

「…っぁっ……ぁっ……っ……んんっ!!」

弱った身体に響く快感に押し負けて、小さな波に身体が弾む。

――まだ、一番弱いのに……。

一番弱いはずの振動になす統べなく揺り動かされた敗北感は、
けれど、まだまだ上があるという期待に膨らむ鼓動にかき消されていく。

――もう一段……。

張り裂けそうなほどの心音を聞きながら、
手元のダイアルを少しずつ動かす。
小さな波に押し上げられたばかりの身体は、より敏感になっていて、
その合間の刺激にでさえ、高められていて。

そして……。

「ひぁっ! あっ……んんぅぅぅっ!」

カチッ……という音が聞こえた途端に強くなった振動に、
私はたまらず腰を浮かせて、みっともない声を上げさせられた。
0231名無しで叶える物語(もんじゃ)
垢版 |
2022/07/12(火) 07:58:05.93ID:tPBAhxiq
「ぁっ……っぃ……っ!」

おむつは多少の隙間があるけれど、
何か物を入れれば余裕がなくなるのは当然で、
そうしておむつが機械を押さえつけてくるせいで、
強くしたら強くしたままの振動が敏感なところに響く。

布団を噛み締めて声を圧し殺し、
ダイヤルを一気に動かして振動を止める。

――まだ、感覚が……。

達した余韻と振動の残滓が機械を止めても私の身体を責めてきて、
少し動いただけで、小さく達してしまいそうになる。

「……っ……は……はっ……ぁ……」

――機械を抜かないと。

そう思ってコードを引っ張ると、
敏感なところが擦られて身体がびくんっとして力が抜ける。

「っ……ぁ……」

鏡がなくても、みっともなくいやらしい顔をしてるってわかるくらいに、
咥えていた布団が涎で汚れていて、唾液の糸がまた、布団へと落ちる。

――まだ、体が熱い……。

散々焦らされて熱の籠っていた身体は、
それでもまだ満足してないって様子で、
もう一個上、一番強いのにしたいって……訴えてくる。
0232名無しで叶える物語(もんじゃ)
垢版 |
2022/07/12(火) 08:44:17.99ID:tPBAhxiq
「……っ」

――もっとしたい。

やめきゃって思うのに、身体はそれを求めていて、
機械をおむつから抜こうとする手が動かせない。

昨日から弄ばれ続けて、焦らされ続けたから……。
だから、男の人から許しが得られたような今の状況を、目一杯使うべきだって考えが浮かぶ。

――でも。

それは間違いなく言い訳で、建前で。
本当はただ、熱が抜けなくてもどかしいこの身体をなんとかしたいだけ。

――だけど。

えっちなことを中途半端にされて、いやらしい映像を見させられて……。
そんなときに、えっちな道具と自由を与えられたら、
男の人が求めてることは一つしかない。

――男の人が、望んでるはずだから。

布団に擦り付けて慰めた私を、男の人は褒めた。
良くできましたって……褒めてくれた。
そんな男の人がここまでお膳立てをしたのになにもしなかったら、お仕置きされちゃうかもしれない。

「……っ」

私には、拒否権なんてない。
男の人が望むように、していかないといけない。
だって、そうしないとお仕置きされちゃうから。

その脅迫が、ただ、私の欲求を手助けするだけだって気付いていても……私は逆らえなかった。
0233名無しで叶える物語(もんじゃ)
垢版 |
2022/07/12(火) 08:56:26.91ID:tPBAhxiq
続きはまたのちほど
0239名無しで叶える物語(もんじゃ)
垢版 |
2022/07/13(水) 06:34:21.35ID:xogD+LzT
言い訳と建前を並べ立て、一番強い振動にダイヤルを動かそうとした時だった。
部屋の入り口の扉が開けられ……男の人が入ってきた。

「ぁ……」

見られちゃった……なんて、絶望感はなかった。

布団に擦り付けて慰めてる姿を見られたし、
排泄した後の身体を見られたし、
汗といやらしさとに塗れた身体を綺麗にしてくれたのは、男の人だったから。

――どきどき、する。

何勝手なことしてるんだって、怒られるかもしれないと思う心もないわけではないけれど、
でも、その鼓動の大半は、きっと……男の人にもある欲求が、私に触れてくれることを期待しているもので。
1日、あるいは、2日間……満足できないまま、弄ばれた私の身体は、
そんな風に焦らされる経験なんてなかったこともあって……凄く、欲しがってる。

それが、心にまで作用してきていて。

「ん……」

近付いてきた男の人は、やっぱり、
咎めたりすることなく、偉い偉い……なんて、私の頭を撫でる。

――えっちなことしてて正解だった。

私は安堵して、そうして、男の人を上目遣いに見つめてしまう。
それが、ご褒美を求める子供のような表情になっちゃってるに違いない。と、思っていても、私には止められなかった。
0241名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2022/07/13(水) 07:32:31.87ID:xogD+LzT
男の人は私の手を握ると卵形の機械のコントローラーに触れる。

奪われたら、主導権が男の人に移っちゃうのに。

――なのに。

私は拒むほどの力さえ入れることなく、
むしろ、明け渡すような形で……男の人の手にコントローラーが渡る。

――渡しちゃった。

でも、男の人に逆らえないから。
だから仕方ない。なんて、また言い訳で……。

コードが少しだけ引っ張られて、
卵形の機械がおむつの中で私のいやらしいところを小突いてくる。

「っん……ぁ!」

一番小さな振動が私の身体に響く。

さっきも感じたものなのに、
私の意思じゃないというだけで、
身体の芯にまで届くんじゃないかってくらいに強く感じられて……震えてしまう。
0242名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2022/07/13(水) 07:44:49.68ID:xogD+LzT
冷静さを損なった頭には淫らなものが満ちていて、
犬が伏せをする直前のような姿勢で突き出していたおしりを男の人が撫でる。

おむつ越しの感触はあんまりで、
でも、だからこそ……それ以上にはならなかったのに
男の人はそのまま股の付け根の方に手を回すと、
振動するえっちな機械を見つけて――ぐっっと、押し付けて来た。

「ひぁぁっ!!」

神経を削るような刺激が迸って、思わず叫ぶ。
おむつにおしっこをさせられたときに似た感覚が来て、
段々とおむつの中が蒸れていく。

――一番弱いのにっ

なのに、意思の隙を突かれただけで、
男の人に主導権を握られているだけで……何倍も、高ぶらされる。

「ぁっ……やっ……っぃい!!」

カチッ……と、音がして
そしてまた、私の敏感なところへと押し付けられて。
みっともなく、はしたない声を上げさせられ……びくんっ……びくんっ……と、身体が弾む。

熱くて、息苦しくて、辛くて……でも、
それを忘れさせてくれそうなくらいに、刺激的な感覚だった。
0243名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2022/07/13(水) 08:25:31.94ID:xogD+LzT
一度、振動が止められて、
汗と唾液とで湿った布団に頭が落ちる。
振動がなくなっても、まだおむつの中にある機械が押し付けられるのが怖くて、腰が浮く。

――小さいのがいっぱい……。

大きい波ではなかったけれど、
小さいのがたくさん来た私の身体は火照りきって、
少しでも強くされたら凄く大きいのが来てしまいそうで、ちょっとだけ怖い。

焦らされていやらしくなった頭は、
断続的な快感で弛くされて……ぼんやりとしていて。
そこに強烈なものが加えられたらと思うと……。

――でも、これ以上焦らされたくない……。

小さいのがたくさん来ても、
一番来て欲しいところにまで届かない。
焦らされて、焦らされて……どうにかなっちゃいそうで。

そんな私の目の前に、
男の人のものよりも小さめな……初心者向けにも思える男性器を模したものが置かれた。
0244名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2022/07/13(水) 08:34:13.90ID:xogD+LzT
それの使い道なんて、考えるまでもない。
保健体育の授業で学んだし、つい数時間前? 寝る前にも映像で見ていたから。

でも……。

「っ……ぅ……」

涙が溢れる。
好きでもない人に奪われるのは嫌だ。
でも、ただの無機質な道具を初めての相手にするなんて……もっと……。

「ゃ……っ……っ……」

――やだ……嫌だ……そんなの……っ……。

でも、それを言ってどうなるの? と、頭の中で声がする。
嫌がって、拒んで、そうしたら男の人が仕方がないねって止めてくれるの?
無理矢理捩じ込まれて、暴力的に犯されちゃうだけじゃないの?

それも……ただの無機質な道具に。

それは推測でしかないけれど、でも、
きっと、ただ拒むだけでは間違いなくそうなって……。

――妊娠させられないだけ、良いって思うしかないよ。

そんな諦念に堕ちた言葉が浮かぶ。
0246名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2022/07/13(水) 08:42:25.55ID:xogD+LzT
悔しいけれど、辛いけれど……でも……。
そう、諦めるしかないって思っていた私の頭を男の人は撫でる。

「……っ」

これから、目の前でこれを使わされる。
初めてを道具なんかで喪失する惨めな桜坂しずくを……。

――この人は、私を辱しめたいんだ。

人として、女の子として。
尊厳を奪い尽くしたいんだろうと、私は思いながらも、
嫌がる顔を見せるわけにはいかなくて、無理矢理に笑う。

「……」

男の人はそんな私の頭を、やっぱり……撫でて。
そうして――

赤ちゃんには、おしゃぶりが必要だから。

そう言って、男性器を模したえっちな道具の先端を私の唇に触れさせてきた。
0248名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2022/07/13(水) 09:02:10.99ID:xogD+LzT
呆気に取られて反応が遅れちゃった私の頭を、男の人は少し強引に掴んで……。

「ご、ごめんなさ……っ……」

慌てて謝りながら、男性器を模したものを口いっぱいに頬張る。
長さとしては程よくて、喉の奥にまでは届かず……押し込まなければえずいたりもしなそうだった。

男の人は、私の頭を撫でてから……その男性器を模したものをゆっくりと引いて、
それからまた、私の口の中へ差し込んで。
それを数回繰り返すと、私の頭を撫でてから引き抜いて、床に置く。

底の部分が吸盤になっていて、多少の力では外れないようになっているみたいだった。

「ん……」

男の人に頭を撫でられて、私は今のをしたら良いのかと……床にくっついた男性器を模したものを自分から咥えて、
それを出し入れするように、頭を上下させる。

「ん……んちゅ……んっ……んぶ……」

頭を動かしているからか、男の人は偉い偉いと、言葉だけで褒めて、
私が一度止まって上目遣いに見ると、少し笑いながら、頭を撫でてきた。

――なんか、変な感じ……。

男の人の前で、男性器を模したものをおしゃぶりする。
それを見られているのは恥ずかしいのに……どきどきとして、身体の熱が高まっていく。
0249名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2022/07/13(水) 09:02:23.48ID:xogD+LzT
続きはまたのちほど
0251名無しで叶える物語(やわらか銀行)
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2022/07/13(水) 11:12:37.86ID:8YiptLUG
ディルドおしゃぶりは天才の所業
0254名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2022/07/13(水) 20:53:06.57ID:xogD+LzT
「んちゅ……んっ……んぅ……っは……」

男の人のものに似ている道具を頬張って、頭を上下させる。
舌の上を滑っていくゴムにも似た弾力のそれは、あんまり美味しくなかったけれど、
でも……咥えるばかりで飲み込めていない唾液にべったりと塗れていき、
段々と、その食べ物ではない味がしなくなって……気にならなくなっていく。

「んぶ……っ……ちゅ……ん……」

――男の人に、見降ろされてる。

床に四つん這いになって、男の人の性器に似たものを必死におしゃぶりしてる酷い姿。
唾液がいっぱい出てきて、道具がびちゃびちゃになっていって、
動くたびに、ぴちゃ……ぴちゃ……と、響く卑しい音。

でも、恥ずかしいのに……体が熱い。
どきどきして……下腹部に心臓があるみたいに、きゅぅっとする。

「っは……はぁ……っ……」

額に浮かんでいた汗が流れ落ちていくのを拭う余裕すらなく、
男の人のものを模した道具から口を話して、息を飲み、吐いて……男の人に目を向ける。

「ぁお……」

ずっとおしゃぶりを続けていたせいか、
少しだけ呂律が回りにくくなっていて、上手く言葉が出せない。
溢れる唾液を飲み込んで、ふっと息を吐く

「ぁの……練習……いつまで……」

いつまで、練習していればいいんだろう。
そう思って……私は何の迷いもなく、そう訊ねた。

訊ねてから――自分の発言の愚かさを悟って、目を見開く。
でも、言ってしまったことは取り消せない。
0256名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2022/07/13(水) 21:03:43.66ID:xogD+LzT
私と違って、普通にお洋服を着ている男の人。
でも、それでも……私の痴態に魅力を感じているのか、
男の人の……それを示すところはズボンを押し退けようとしているようにも見えていて。

だから……。

「っ……」

映像の中の女性は、今の男の人に似た状態の男性に対して、
男性器を優しく扱って、気持ちよくさせようとしている描写があった。
女性はそれを楽しんでいて、男の人は悦んでいて……だから、私もそうしなくちゃいけないんじゃないか。
そんなおかしな考えが頭に浮かんで来て……。

――違う。違う……っ

映像で見たように、身体を重ねたいだなんて思ってない。
愛されて、愛して、そんなえっちなことをしたいだなんて思ってない。
おむつの中が凄く、蒸れていて……男の人を受け入れる準備がもう万全に出来ていることも関係ない。
気持ちよくなりたいとも思ってない。気持ち良くしてほしいとも思ってない。

――ただ、男の人に気に入られなくちゃいけないから。

「っ……」

男の人が私の頭を撫でて、唾液に塗れた私の口元を指で拭う。
0257名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2022/07/13(水) 22:55:53.90ID:xogD+LzT
「……ぁ」

男の人は笑みを浮かべながら私の頭を撫でて、
引き寄せるような力で、私の頭を自分の方へと持って行こうとする。

その力に逆らっても無駄だって……心が拒んで。
私の身体はされるがままに男の人の方へと近づいて行って、
そうして、ズボンを膨らませる……偽物じゃない男性器との距離が縮まる。

「っ……」

ズボンがあって、下着があって……阻むものがある。
でも、そんな数枚の壁なんて感じられないくらいに、男の人のにおいがする。
お風呂場でも感じた、男の人のにおい。
凄くいい匂いだって思うようなものではなくて、むしろ、少し嫌悪しそうな感じなのに。

――なのに、うずうずさせられちゃう。

「ん……っ……」

作り物じゃなくて、本物の男の人の……匂い。
映像で見て、現実で見て……そして、今、ズボン越しに目の前にあるもの。

「さ、触れば……良いですか?」

少しだけ怖くて。
でも、映像の女性がしていたように、ズボンに押さえつけられている状態から解放してあげて、
それで……優しく、扱ってあげればいいのかと思って、手を伸ばす。

でも――男の人はその手を掴んで、首を横に振る。
0258名無しで叶える物語(もんじゃ)
垢版 |
2022/07/13(水) 23:13:23.91ID:xogD+LzT
私の手には唾液でべちゃべちゃに汚れた偽物が握らされて、
それを見て、男の人を見てと……彷徨う私の心を導くみたいに、男の人は私の頭を撫でる。

このディルドを置いて行ってあげるよ。

男の人はそう言うと、私が止める間もなく部屋を出て行く。
ディルドと言われた偽物の男性器は、私が咥えていた分、ほんのりと生温かくて、
でも……人肌には絶対に勝てないと知らしめる無機質さがあって。

――練習しろって、こと?

男の人にとって、その部分はとても大切な部分で、急所で、
雑に扱われたくないというか、大切に扱われたいというか……慎重に扱って貰いたいという思いがあるのかもしれない。
だから、まずは偽物で練習しておいてってことなのかもしれないと、私は思う。

――私。

ディルドを手で持ったまま、先っぽの方だけを咥える。
ディルドじゃない、本物の方を咥えさせられても良いと思ってた。
同性はもちろん、異性ともまだキスもしたことのないこの唇のファーストキスを、男の人のものに捧げてしまっても良いって……。

「んっ……んちゅ……んっ……」

男の人が望むなら、避けられないから。
せめて無理やり押し込まれたりしないように、受け入れて行った方が良いって。
そう思って……。

――私、自分からしようとしちゃってた。

映像で女性がしていたように、ズボンから出して、手で包んで……上下に摩ってあげて。
それで……男の人のものの……頭のところにキスをしてあげる。
そんな刺激を与えてあげようと……。

「っは……っ……」

ディルドを口から離して、伸びていく唾液の糸を一瞥する。
頭は熱っぽくて、身体は昂っていて……お腹の辺りが寂しそうにきゅんきゅんする。

「っ……ぁっ……んっっ!」

かちりっ……と、おむつの中に入れたままの卵型の機械のダイヤルを動かすのを、止められなかった。
0260名無しで叶える物語(やわらか銀行)
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2022/07/13(水) 23:26:09.63ID:D6YrHPV+
えっちだ
0261名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2022/07/13(水) 23:34:53.67ID:xogD+LzT
「はぁっ……っ……っぁ……ぁむ……」

弱い刺激ではもう物足りなくて、一番強い振動で稼働させる。
けれど、足を閉じ、少しでも感じられるようにってしても……男の人にされていた弱い刺激よりも気持ちよくなれない。
それを動かしたまま、床に固定したディルドを口で咥えて刺激する練習をする。

「んちゅ……んっ……」

目を閉じれば、男の人にさせられているようで。
男の人にしてあげているようで……そうすると、少しだけ身体が火照ってくれる。
身体が微かに敏感になって、振動の刺激にびくんっっと反応して、小さい波が来てくれる。

――弱い……っ

自分で慰めるなら、ちゃんと最後まで持っていけるはずなのに、
一向に奥の奥にまで届いてくれないどころか、
ただただ、自分で自分を焦らし続けているかのような感覚に陥っていく。

「んっ……んちゅ……っふ……ぁ……っ……んっ……」

すぐ隣のモニターには、男の人のものを、咥えて……舐めて……と、私が練習しなくちゃいけなそうな内容が映っている。
男の人が用意してくれていたDVDの中の一枚で……内容としては、少し、性暴力に近しいえっちな映像。
映像の中の女の子は嫌がりながらも男の人を相手していく。

頬を叩かれ、頭を鷲掴みにされ、男性器を無理矢理おしゃぶりさせられたり、
床に押さえつけられながら、強引に挿入され……中に……出されたりして……。

――一歩間違えたら、私も……。

男の人だって興奮していたはずなのに、私に手を出そうとはしない。
それは喜ぶべきことなのに……見捨てられ、ぞんざいに扱われるんじゃないかって不安が、素直に喜ばせてはくれなくて、
むしろ……もっとえっちなことを頑張るべきなんじゃないかって、焦らせようとする。

――でも。

えっちな欲求を叩きつけられて、嫌がりながらも蕩けていく女の子。
悲鳴は嬌声へと変わり、乾いた音が湿り気を帯びて、呼吸には熱がこもっていく。

「……」

いつしか、ディルドを咥えるのを止めて……私はえっちな映像に魅せられてしまっていた。
0262名無しで叶える物語(もんじゃ)
垢版 |
2022/07/13(水) 23:52:29.83ID:xogD+LzT
自分で選んで再生したDVDの2枚目を見終わる頃には、男の人が用意してくれていた飲み物が空っぽになっていた。
当然、その分下へと流れてくる水分は多く、
お腹の奥の貯水量が限界に近づいてきているのを感じて……私は自分でお腹を摩った。

――トイレに行きたい……けど……。

おむつにしなさいって、男の人には言われると思う。
むしろ、そう言われたのに、お手洗いに行きたいです。なんて、
そんなわがままを言ったりなんてしたら、どんなお仕置きをされちゃうのか分からない。

だから……おむつにするしかなかった。

「っ……」

膝立ちになって足を広げて……下腹部の付近を指で押すように摩っていく。
下着を身に付けているようなおむつの感覚に、身体はどうしても我慢しようとしちゃうけれど、
それをあえて、いつもするときのように、解放しようと力を作用させる。

――しちゃう……しちゃう……っ

本当にするべきなのか。しちゃっていいのか。
そう迷うのは一瞬だけで、そうしなくちゃいけない。と、
強迫観念に駆られるようにして、私の身体は水分を解き放っていく。

「っ……ぁ……」

おむつの中からその音がして……温もりを感じて……
その分のずっしりとした重みが、おむつにかかってくる。

――しちゃった……。

ちくりと、心が痛んで。
でも、そうするしかなかったんだって諦念が、その痛みをすぐに拭う。

「……ぁ」

――もう一つの方も……?

けれど、問題は1つだけではなかった。
0263名無しで叶える物語(もんじゃ)
垢版 |
2022/07/13(水) 23:52:48.33ID:xogD+LzT
続きは明日
0267名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2022/07/14(木) 06:22:29.78ID:EcS22Xim
おしっこの場合はおむつがちゃんと受け止めてくれるし、
その吸水性が、違和感を極限まで減らしてくれる。
けれど、もう一つの方は……違う。

おむつはそれをするようには作られていないし、
だとしても、結局、その塊がおむつの中にあるっていう違和感と……敗北感を取り去ってはくれない。

――できれば、おしっこだって。

高校生にもなっておむつを着用して、そこでするなんて普通なら恥ずかしいことだし、したくないことだけど、
でも、男の人がそうする私のことを見たいから、お世話したいから……だから、拒むことが出来ない。
だけど……。

――こっちは、やだ……。

女の子として、高校生として。
尊厳が傷つけられて、奪われて……惨めな思いをさせられる。
でも、男の人は、赤ちゃんならおむつにするべきだって……言うかもしれない。

――でも、する、しか……。

男の人をこっちから呼ぶのも失礼に当たるんじゃないか。
機嫌を損ねてしまうんじゃないか。
そんな不安から男の人を呼ぶこともできずに、おむつの中に出してしまうしかないのではと諦めかけていた時、
見計らったように扉が開いて……男の人が戻ってきた。
0268名無しで叶える物語(もんじゃ)
垢版 |
2022/07/14(木) 06:32:47.54ID:EcS22Xim
男の人は、床の上で膝立ちになっている私の頭を優しく撫でながら、
ちゃんとおむつに出来たんだね。と、褒めてくる。
一見では分からないはずで、やっぱり、部屋を監視されてるんじゃないかって目を見開いた私に、
男の人は、おむつの一部分を指でつんつんっとして……ここの色が変わるんだよ。と、教えてくれた。

「……そう、なんですね……」

おむつにはお知らせサイン的なものがあるらしく、
したかどうかのようなものを外見的に判断できるようになっているようで、男の人はだから。と、私のことを褒める。

――おむつにして褒められるなんて……。

それは凄く屈辱的なことなのに、
男の人に気に入られるべきだって心と、叱られるよりはいいって考えが……私を喜ばせる。
そのせいか、おむつの使用を褒められ、頭を撫でられながら頬が緩む。

――なんだか、自分が自分じゃないみたい。

まるで、もう一つの人格が形成されて行っているような
そんな、地に足のついていない感覚を覚えながら……しっかりしなきゃ。と、首を振って。

「もう1つの方も……おむつに……ですか?」

確認するだけなら、叱られたりしないはず。
そう思って……私は諦めきれずに、男の人に訊ねた。
0269名無しで叶える物語(もんじゃ)
垢版 |
2022/07/14(木) 06:42:06.69ID:EcS22Xim
男の人はちゃんと確認をしたことを褒めるように私の頭を撫でると、
少しだけ逡巡するそぶりを見せて、そうだね。と、呟く。

――やっぱり、おむつにしなきゃダメなんだ。

それは肯定以外に取れるような呟きではなくて、
だから……もう、やっぱりそういうことになっちゃうんだって……心がズキッって痛む。
おしっこだって恥ずかしかった。辛かった。
なのに、もっと感覚と感触の残る恥辱を自分からしていかなくちゃならないんだって思うと、
辛くて、涙がこぼれてくる。

「ごめんなさい……っ……」

異を唱えるみたいな涙の流れ方に、私は慌てて謝罪するけれど、
でも、涙が簡単に止まるわけでもなくて……。
そんな私を叱ったりせずに、男の人は頬を包むようにして触って、涙をせき止めてくれる。

本来なら、おむつにして貰うところだけど、頑張っているから。

男の人はそう前置きをして、
何か、液体の溜まっているスポイトのようなものを取り出し……これを使うなら、トイレに連れて行ってあげる。と、言う。

「え……?」

怪しい薬とかではなく排泄を促す効果がある、市販されている浣腸液らしく、
身体の中から綺麗にしていくべきだって、男の人は言って、どうするかを委ねてくる。

――そんなの……。

「……つ……使わせてください……っ……」

おむつにさせられて、下半身がそれで汚れていく敗北感に塗れるよりも、
医療的な側面もある行為の方が、まだ、心に優しいから。
だから――私にはやっぱり、選択肢なんて存在していなかった。
0271名無しで叶える物語(もんじゃ)
垢版 |
2022/07/14(木) 07:41:11.39ID:NqB9L/GZ
男の人は、私が使わせてくださいって言ったからか、
浣腸容器を差し出して来る。
男の人にされるって覚悟していたからか……ちょっとだけ拍子抜けだった。

「……っ」

けれど、男の人が浣腸を別室で使わせてくれるわけがなかった。

おむつを自分で外して、自分で浣腸をして、
それからトイレに行こう。と、男の人は私の頭を撫でる。

――抵抗があんまりない……。

おむつを外せば、私の大事なところとかが男の人に見られるようになっちゃうのに、
私はもう、それについては悩もうという感覚すら損なわれているみたいで。
男の人におむつを外して良いよ。と、言われ……外せることの喜びの方が上だった。

「ぅ……」

おむつを外した瞬間、淫らなにおいとおしっこの酷く蒸れた臭いが周囲に広がって、
私は自分のことなのに顔をしかめてしまう。

――酷い臭い……っ

なのに、男の人は嫌な顔一つせずに、
ちゃんとおむつに出来てる証拠だよ。なんて、喜んで、褒めてくれる。
汚いところも褒められる感覚は……どうしようもなく、温かく感じられてしまう。
0272名無しで叶える物語(もんじゃ)
垢版 |
2022/07/14(木) 07:54:33.42ID:NqB9L/GZ
「……あの」

おむつから解放されて空気に触れるようになったせいか、
急に痒みが感じられるようになってきて……私はどうするべきかを考えて。

……そうして、赤ちゃんがおむつ替えをして貰う時のように、
床に仰向けに寝転がって、足を開く。

「綺麗に……してください……」

男の人には何回か綺麗にされてきたし、見られ、触られてきた。
だから、それをするのが男の人のしたいことだと思う。
でも、私はそれをして欲しいっておねだりしないとして貰えない。

かといって……男の人のしたいことなら、勝手には出来ない。
だから、私はむず痒い感覚をまずはどうにかしたくて……おねだりする。

男の人は私の頭を撫でると、やっぱり……偉い偉いと、良くできました。と、
穏やかに褒めてから……ウェットシートを手に取る。

――良かった。

男の人は、私を叱ったり意地悪したりすることなく、おしっこといやらしい液体で汚れていた私のデリケートなところを、
丁寧に……綺麗にしてくれる。

放っておくと被れちゃったりする可能性もあって、
だから……私は男の人にお掃除されながら……心が温かくなっていくのを感じてしまった。
0274名無しで叶える物語(もんじゃ)
垢版 |
2022/07/14(木) 08:41:29.33ID:NqB9L/GZ
男の人に綺麗にして貰うには、当然……触って貰う必要があって。
さっきまでずっと渇望していたことが叶うそれは……私の身体が悦ぶには十分だった。

汗が出るほど熱が高まって、匂いが強くなっる。
おしっこの汚れがなくなる分、いやらしい汚れが増していく。
男の人を受け入れるための場所は、ぬるぬるとして……
おあずけされている時のように涎を垂らしてしまう。

――お掃除、されてるだけなのに……。

どきどきしてしまう。
興奮して、濡れて、準備が出来て……さっき見た映像で言われていたように、
男の人をいやらしく誘ってしまう。

「ぁっ……っ……んっ……!」

敏感なところをお掃除されて、小さな波に押し流される。
お掃除を文字通り水の泡にしていくいやらしい私の身体を、
男の人は綺麗にしきれないと見て……ここまでだね。と、中断する。

「ごめんなさい……」

いやらしくてごめんなさい。
えっちな女の子でごめんなさい。
すぐに汚しちゃうような身体でごめんなさい。

そんないろんな意味を含んでの謝罪に、
男の人は頭を撫でることで応えてくれた。
0275名無しで叶える物語(もんじゃ)
垢版 |
2022/07/14(木) 08:58:38.56ID:NqB9L/GZ
男の人は、その自分を受け入れてあげるべきだよ。と、言う。
男の人に焦らされて……焦らされて……そのせいだって思うけれど、
でも、自分を慰めた経験に男の人は関わっていなくて。

――元から……いやらしかったのかな。

えっちなことに興味津々で、
そういう行為に入ればすぐに気持ちよくなって……男の人が欲しくなるような……。
今まではただの妄想だから控えられていただけで、
男の人と関わるようになって……抑えられていた本当の自分が出てくるように……。

「ぁ……」

男の人は悩みに更ける私の頭を撫でて、
今すぐにしなくても良いよ。と、言ってくれる。
誘拐されて、監禁されて、恥ずかしいことをさせられて……。
でも、抗う意味を見出だせずに従順でいることを選んだ私。

――でも、もしかしたら、それ自体が言い訳なのかもしれない。

「……ありがとう、ございます……」

まだ1日半しか経ってないはずなのに、2日3日経過したみたいに身体は順応する。
それがまた、信憑性を持たせてきて。

ひとまず、浣腸をする方に……頭を切り替えることにした。
0276名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2022/07/14(木) 08:59:02.58ID:NqB9L/GZ
続きはまたのちほど
0280名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2022/07/15(金) 06:46:45.60ID:lUWiTMSM
「……っ」

浣腸は本当ならお手洗いに行って、便座に座ってからやるもの……のはずだけど、
男の人はこの部屋でやるようにって、言う。
便座に座ってからだと、私が本当に使ってるかとか、それが入っていくところが見えないからかもしれない。

男の人におしりを向けて、突き出すように腰を上げる。
キャップを外した浣腸容器を右手に持って、自分のおしりの穴にその先端をくっつける。

「ん……」

――見られてる……。

男の人にじっと見つめられているのを感じて、恥ずかしさと緊張できゅっっとお尻が締まっちゃう。
容器の先端が入り込むことが出来ずに押し返されて、一度手を離す。
深呼吸をして、目を瞑る。
男の人の視線を感じるけれど……でも、初めてすることを見守って貰ってるだけ。
そう考えれば……。

――なんて、意味ないけど。

どちらにしても、見られていることには変わりがなくて。
説明書をもう一度確認して、入りにくい場合の対処の欄を見る。
そういう場合には少しだけ液を出し、
容器の先端を濡らして滑りを良くすると書かれていて……実践してみる。

「ん……っぁ……」

小さな抵抗力が感じられ、でも、
濡れた容器の先端は本来は出すだけの出口を押し広げるようにして、少しずつ入り込んでいく。

「ぁ……っ……」

規定のところまで入れてから、
深呼吸をして……容器を優しく圧迫して、中に入っていた液体を体の中に流し込む。

「んっ……っ……」

身体の中に液体が流れ込んでくる。
その違和感は、けれど、不快と言うほどのものではなくて……。

そんな私に、男の人は、よくできました。って言って頭を撫でてくれた。
0281名無しで叶える物語(もんじゃ)
垢版 |
2022/07/15(金) 07:48:49.17ID:0BYqYWOe
「……」

お手洗いまでの道は、やっぱり……目隠しをされた。

他に何があるか、どんな構造になっているのか、
玄関や窓は……。
そういうものを知られないための警戒は、
まだ、解いてはくれない。

でも……手は自由なままだった。

今まで通り縛られると思って後ろ手に組んだ私の頭を撫でて、
男の人はそのままで良いよ。と言って……縛らずに、目隠しだけして。
そうして……手を握って部屋から連れ出した。

――変な感じ

目隠しと両手の拘束があり、
男の人に腕を捕まれて連行されるような気分だったものが、
目隠しはあるけれど、手は自由で。
その手を握って導いて貰っているような感覚。

――手、握ってるんだ。私

男の人に一方的に握られるだけでなく、
私からも、男の人の手を握って……離さないでって、おねだりしてる。

男の人の大きく力強い手は、
そんなおねだりを優しく抱き締めてくれて……お手洗いに、連れて行ってくれる。
0283名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2022/07/15(金) 08:36:04.58ID:0BYqYWOe
「……っ」

元々、便秘のような状態ではなかったうえに、
入れてから歩かされたこともあって、
頑張って抑えていないと吹き零れちゃいそうな感覚が出口に押し寄せる。

個室に着いて、便座に座って……でも……。
まだ、男の人が個室にいるから、出そうにも出せなかった。

した後を見られたけど、してる最中はどちらもまだで……。

――こんな汚いもの……聞かれたくない。

排泄する音に綺麗なものなんてないし、
聞かれたくない音なのは間違いなかった。
でも……。

――男の人が聞きたいなら……。

私に拒否権はないと思って。
もしかしたら何かすべきことがあるからいるだけで、聞きたくない可能性もあると、首を振る。

「あの……しても……良いですか?」

ぐるぐるとお腹の奥で音がして、
冷や汗をかきながら男の人に許可を請う。
0284名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2022/07/15(金) 09:00:39.66ID:0BYqYWOe
私がちゃんと許可を取ろうとするから、
男の人は勝手なことするなって咎めたりしない。
頭を撫でて……ちゃんと聞いてきて偉い偉いって、
子供にするように褒めて。

そうして……私のお腹に触れてきた。

「っ……」

ただでさえ限界なのに、
温かくて力強い男の人の手に擦られて……慌てておしりに力を入れる。

――出ちゃう……出させられちゃう……っ

自分でするのではなく、お漏らしさせられるみたいな……そんな感覚。
だから我慢したいのに。

なのに……。

抵抗したらいけないんじゃないかって思考が異を唱える。
擦られてるってことは出せってことなんじゃない? と、頭の中に声がする。
抵抗して我慢して……男の人の機嫌を損ねても良いの? って、囁かれる。

「っ……ぅ……あ……っ……」

水気の多い破裂音が私の身体から漏れだして、
歯止めの壊された出口の扉から、一気に溢れ出ていく。
酷い臭いと音が個室に充満して。

「ぁ……ぁあ……っ……ごめっ……なさい……っ……」

良いと言われてないのにしちゃったことを謝ると、
男の人は、ちゃんと出せて偉いね。と、むしろ、褒めてきて。

「っ……ぅ……」

頭の中がぐちゃぐちゃになって溢れた涙を男の人は拭って。
もう一度頭を撫でてくれてから……個室を出ていった。
0285名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2022/07/15(金) 09:00:49.51ID:0BYqYWOe
続きはまたのちほど
0292名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2022/07/16(土) 16:46:59.97ID:+kEFrHbf
「ん……ぅ……っ……」

力んだりしていなくても、次から次に飛び出していき、
個室中に音が響き、臭いが充満していく。

――こんな、格好で。

身に付けているのは涎掛けだけ。
他には何も身に付けていなくて、ほとんど……ううん、全裸のような状態。
そんな恰好でこんなことをした経験はなくて、だから、どきどきとする。

――私、やっぱりいやらしいのかな。

響く音や充満していく臭いから意識を逸らそうと、さっき頭に浮かんだことをもう一度考える。
すぐに感じて、濡れちゃう身体。
裸でいることに羞恥を覚えるよりも、どきどきとして熱を帯びる心。

男の人に無理矢理されてるような状況なのに、身体も心も、
その状況を拒むよりも、受け入れて、むしろ……喜んでいるようにも感じられる。

――あの人の機嫌を損ねたくないから、従順でいるのは、仕方がないけど。

今はまだ優しいけれど、いつ暴力的になるか分からないから。
小説やドラマのように、誘拐犯に強気に出るなんて勇気はないし、
だから、従順でいるべきなのは間違いなくて……。

でも、それだって言い訳なのかもって思うと、言い訳に感じる。
0293名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2022/07/16(土) 17:02:52.18ID:+kEFrHbf
えっちなことに素直な私の身体、それだけが、間違いのない真実。
そう考えつつ、あんまり認めたくないことだって思いながら……出し切ったお腹を撫でて、トイレットペーパーを見つめる。

「おしり、拭いて良いのかな……」

最初にお手洗いに連れて行って貰った時も、
焦らされて、1人で慰めちゃったときも……ついさっきも、
男の人は私のえっちなところやおしりを拭いていたし、
お手洗いの時には……私の……まだ流していない状態を眺めて確認もしていた。

――正直、あんな経験二度としたくない。

でも、男の人がそれをしたい可能性があるから、勝手には出来なかった。
だって、もしも男の人の嗜好の1つであったなら、私のその身勝手はきっと叱られる。
もしかしたらもう二度とお手洗いでなんてさせて貰えなくなって、
どちらもおむつにさせられたり、犬のようにシートでするように命令されるかもしれないから。

だから。

「あの……っ!」

臭いの強いこの場所に、
可能なら来て欲しくないと思いながらも、私は男の人に来て貰えるようにって、声をかけた。
0294名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2022/07/16(土) 17:43:59.12ID:+kEFrHbf
暫く待って、もう一度声をかけて、股少しだけ待ってみて。
それでも、男の人が来てくれることも、声を返してくれることもなかった。

――もしかして、お出かけ?

監禁しているとは言っても、何かを買い出しに行く必要が必ず出てくると思う。
だから、私がお手洗いにいる間に、
近くにあるお店に何かを買いに行っているんじゃないか……と、
都合のいいことを考えて、頭を抱える。

――もし仮にそうだとして、逃げ出すべきなのかな。

条件としては、好条件。
手枷も足枷もないし目隠しもされていない。
そのうえ、男の人がいないのだから。

着の身着のままだと、涎掛け一枚だなんて酷い格好になっちゃうけれど、
なりふり構っていられない状況なんだから……仕方がない。
だから、ここから逃げ出し、どうにか外に出られないかって頑張るべきだと思う。

でも。

――そう思わせてるだけかもしれない。

私が従順なのは怪しいって思って、
本当にそうなのか確かめるために、あえてこんなにも間をおいている可能性はないのかな。
0295名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2022/07/16(土) 17:58:58.39ID:+kEFrHbf
お仕置きが怖い。
犬のように躾されるのとか、道具のように扱われるのが怖くて、
どうしても慎重に慎重にって、考えて……従順でいようとしちゃう。

――私はたぶん、弱いんだ。

悪く言っちゃえば、楽な方に逃げようとしてる……のかな。
圧倒的な力差のある男の人。
嫌な話しか聞いたことのない、誘拐と監禁という事件。
だから、どうしても委縮してしまう。

もっと戦うべきかのかもしれない。
抗うべきなのかもしれない。
ここまで一挙手一投足でお伺いを立てるほど、怯えたりしなくていいのかもしれない。

――でも、万が一が怖い……っ。

最初そうだったように、
床や布団の上に押し飛ばされ、組み伏せられて……無理矢理。
そんな可能性も、今や、映像という需要によってありえないわけじゃないって思うから。

――男の人の声が聞きたい。

男の人の答えがなければ、何もかもが怖くてできなくて。
だから、私は緊張に喉が渇くのを感じながら――求めてしまう。

「おしり……綺麗にしてください……っ」

おねだりしたら、答えてくれるんじゃないか。
そう思って声をかけると、ようやく、男の人から " 自分で綺麗にしていいよ " と、答えが返ってきた。
0296名無しで叶える物語(もんじゃ)
垢版 |
2022/07/16(土) 18:07:35.28ID:+kEFrHbf
「ぇ……」

綺麗にしていいって言われたのに、嬉しくない。
むしろ、突き放されたようで……恐怖からかドキドキと胸が痛くなる。

――臭かったから? 汚かったから?

女の子として幻滅されたとか、
近寄りたくないとか、触りたくないとか……。
今まで、平気でお世話をしてくれていたのに、急に自分でやって。と言われて……困惑する。

「き、綺麗にしてくれないんですか……?」

そのせいか、自分でもおかしいと思うことを口走ってしまって、
でも、男の人は……今回はしずくちゃんが自分でしていいよ。と、何でもないことのように返してきて。

――嫌われちゃった、のかな。

そうだったら、もう、優しく扱って貰えなくなるかもしれない。
好き勝手弄ばれた後に、殺されちゃうかもしれない。
そんな不安に駆られて……身震いする。

――違う。違うっ……違う……よね?

「ウォシュレットも、使って良いですか……?」

今回は。って言っていたから、
きっと、今回はご褒美的な意味合いで自分でやらせてくれただけで、
幻滅されたとかそう言うものじゃないよね……なんて、酷く焦りながら、
許可を貰って、ウォシュレットと、トイレットペーパーを使って……綺麗にする。
0299名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2022/07/16(土) 19:33:27.54ID:bAXfUnDI
綺麗にし終わったことを報告すると、
男の人は個室に入ってきてくれて……私の頭をよしよしって、撫でる。
ちゃんとトイレできたことなのか、綺麗に出来たことなのか、
後者は見ていないから、前者なのかもしれないと思って……。

――おしり、見せた方が良いのかな。

なんて、考えが頭に浮かぶ。
振り返って、男の人にお尻を突き出して、綺麗になりましたって……言うだけ。
男の人に綺麗にされるときには、見られるだけでなく触られていたし、
それくらいなら……って思ってしまう。

……それに。

――見られたい。

ついさっきまで、大事なところを見て触ってとしていたし、
昨日は汚くなっちゃったところを綺麗にして、触って。
そうして、まだ流していないところまで見ていたのに……今日はそんなことしていなくて。
だから、幻滅されていないかどうか確かめるためにも見て貰いたいって、思ってしまう。

――でも、幻滅されていたら、汚いもの見せるなんてお仕置きされちゃうかもしれない。

そう考えて、首を振る。
あまりにも考えがおかしくなってる……ような気がして。

男の人はそんな私の頭を撫でると……また、目隠しをして。
来た時と同じように手を繋いで、個室から連れ出した。
0300名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2022/07/16(土) 20:02:31.99ID:bAXfUnDI
「……ありがとう、ございます」

部屋に戻ると、目隠しが外して貰えて自由になる。
手足が自由で目隠しもないと……なんだか普通にも思えるけれど、
今の自分の涎掛け一枚という恰好が、その思考をすぐに破棄させる。

卵型の機械や、ディルドと言われていたものは一度綺麗にされたみたいで、
整頓されているし、おむつもなくなっていて、布団も綺麗になっていた。

――綺麗にしてくれてたんだ。

お手洗いに来るのが遅れたのは、
部屋を綺麗にしてくれていたからかもしれない。
そう思って、ほっと胸を撫でおろしてしまう。
幻滅されたわけでも、嫌われたわけでもなく、ただ、そんな理由があっただけなんだって。

「お部屋……ありがとうございます」

私がそう言うと、男の人はにこりと笑って私の頭を撫でる。
幻滅されたりしたわけじゃなさそうで……ちゃんとまだ、お気に入りのままなようで、
私は嬉しくなってくるのを感じて、思わず笑みをこぼしてしまう。

「……ん」

頭を撫でられて、頬を摩られて……首を撫でられて、
胸を触られると思ったところで、男の人の手が離れる。

そうして――男の人は黄色い帽子、水色のスモック、黄色い鞄の3点セットを、指さした。
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