【SS】可可「.....という訳なのデス!」きな子「.....なるほどっす」
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ある日の放課後
ガチャッ
メイ「ういっす〜...ってあれ、可可先輩ときな子しかいねーじゃん」
可可「ういっすメイメイ!ククときな子でいいことを思いついたから協力してくだサイ!」
きな子「きな子からも頼むっす!」 メイ「....?別にいいけどま〜た悪だくみしてんのか〜?かのん先輩がまた泣くぞ?」
きな子「ふっふっふ....いつもみたいにきな子たちをなめちゃあいけないっす」
可可「その通りデス。しかし話はみんなが集まってからデス!」
メイ「まっ面白そうだからいっか」 数分後
きな子「さあ、みなさん集まったっすね!」
千砂都「あれ?かのんちゃんと恋ちゃんが来てないけど?」
可可「さすが千砂都、いい所に目をつけマシたね!」
きな子「時に皆さん。来週が何の日かはもちろんご存知っすね?」
すみれ「来週は生徒総会があるって恋が言ってたわね」
夏美「来週は私のエルチューブチャンネルで、ライブがありますの〜!」
メイ「来週ったらアレだろ。ひな祭り。」
四季「....メイ、ひな祭りは3月3日。」 可可「ああーもうみなさんダメダメデス〜!!千砂都!答えを言ってやってくだサイ!」
千砂都「ふふっかのんちゃんの誕生日だね!」
きな子「そのとーりっす!さすが千砂都先輩っす!」
可可「そこで私たちで何かしないかって話をしようとしたわけなのデス!」 夏美「なるほど。それでかのん先輩がいない訳ですの」
すみれ「じゃあ恋はその足止めといったところね.....ちゃんと止められるの?」
きな子「話が早くて助かるっす。じゃあ早速本題に入るっすよ」
可可「どうやって祝うか、アイデアを出してくだサイ!」
きな子「ホワイトボードとペンを配るっすよ〜」
メイ「大喜利かよ」 また数分後
可可「はーいタイムアップデース!じゃあまずはククから!」
可可「名付けて、りんご作戦デス!」
メイ「りんご?」
可可「りんごデス。....まずかのんをある場所に誘導して、そこにりんごを置いておきマス。」 可可「りんごが好きなかのんはきっとそれを食べようとしマスね。」
可可「そこを仕掛けたワナで捕まえて、驚いたところでドッキリ大成功デス!」
可可「どうでショウ!」
すみれ「アンタかのんを動物かなんかだと思ってるでしょ....」
夏美「....私だったらボツにしますの」
可可「なっっ!それは確かに否めまセンが....」
メイ「否めよそこは」 可可「じゃっじゃあ、きな子!見せてやるのデス!」
きな子「ぬっふっふふ、きな子の作戦は名付けて!さよならかのん先輩作戦っす!」
千砂都「なんか悲しい作戦名だね」
きな子「作戦概要はこうっす....」 きな子「まず、中庭にかのん先輩をおびき寄せるっす」
きな子「しかし中庭には予め掘っておいた落とし穴があるっす」
きな子「そこに上手く誘導してかのん先輩を落としたところで!ドッキリ大成功っす〜」
すみれ「発想が変わらないったら変わらないわね....」
四季「....落とし穴は、危険。事故もあったって聞いたことがある。」
千砂都「かのんちゃんが危ないのはダメだよ!」
きな子「ちっ、ちきしょうっす....」 夏美「じゃあ次はこのオニナッツがっ本場の力を見せてやりますの〜っ!」
すみれ「エルチューバーの夏美なら企画力はありそうね」
夏美「名付けて、【号泣】かのん先輩に心霊ドッキリしてみた ですの〜!」
メイ(これ毎回名付けないといけねーのかな....)
夏美「内容は、作戦名の通りかのん先輩に心霊ドッキリを仕掛けますの」
夏美「まず、夜の学校にかのん先輩を呼びますの。しかし呼んだはずの私たちはいない....」
夏美「不安になってきたかのん先輩を、うーしーろーから....わあああああああああ!!」
メイ可可「ぎゃあああああああああああ!」
夏美「ですの」 メイ「でっですのじゃねえよバカ!」
可可「びびびっくりしまシタ....」
夏美「ごめんですの☆」
千砂都「うーんアイデアはいいんだけど....」
すみれ「あの子にそんな事したら本気で泣くわね....」
夏美「じゃあダメですの。人を悲しませるドッキリはしませんのよ」 千砂都「んじゃ、私も発表しよっかな」
可可「千砂都なら期待出来マス!」
千砂都「じゃあ私も名付けて!マンマル作戦!」
千砂都「まず、マンマルを誘拐します」
メイ「もうアウトだろ」
千砂都「マンマルが居なくなったかのんちゃんは大慌て!しかし家の2階からマンマルと共に私たちが出てきてみんなハッピー!」
四季「....発想が怖い。」
夏美「悲しませるドッキリはしないって言ってますの!」
千砂都「えっへへ」 四季「....じゃあ、私が発表する。名付けて、黄金のかのん先輩作戦」
きな子「縁起良さそうな名前っすね」
四季「....まず、かのん先輩を捕まえてスキャンする。」
四季「それで、かのん先輩の黄金像を作る。」
四季「かのん先輩、きっと喜ぶ。.....おしまい。」
夏美「ちょっと色々とマニーが掛かりそうな企画ですの...」
四季「スキャンする機械なら、科学部にある。」
千砂都「....四季ちゃん、後で個人的に詳しく」
メイ(やっぱ怖いんだよなこの人) すみれ「私の番ね...名付けて、グソクムシ作戦よ!」
可可「はぁ、ついに自虐にはしりマシたね...」
すみれ「だっ黙って聞きなさい」
すみれ「かのんを呼び出して、まず私がグソクムシの格好をして踊ります」 すみれ「んで、それを止めようとしてみんなが来るけどみんなグソクムシダンスを踊り始めます」
すみれ「で、最後はかのんとみんなでグソクムシの格好をして踊ります」
可可「却下デス」
千砂都「....最近グソクムシのこと気に入ってきてない?」
すみれ「ギャッ、ギャラクシー....」 メイ「じゃあ私が最後か.....名付けて、ぬいぐるみ作戦」
6人(かっ、かわいい....)
メイ「...その、みんなと同じになっちゃうんだけどな。まずかのん先輩を部室に呼び出すんだよ。」
メイ「んで、そこにはでっかいぬいぐるみが置いてある。」
メイ「それが動き出して、かのん先輩を驚かすんだ....」
四季「.....かわいい。」
5人「かわいい」
メイ「っ!かわいくないって!あーもう今のナシナシナシ!」 可可「....というかククが言うのもなんデスが、ドッキリ大会じゃないデスからね?」
四季「...確かに。」
きな子「もーどうしたらいいっすかね〜」
ガチャッ
恋「皆さんうぃっす〜!かのんさんに買い物に行ってもらったので私も来ましたよ〜」
きな子「おっ、恋先輩ういっすっす〜」
夏美「恋先輩、何かいいアイデアが欲しいんですのー」
恋「アイデア、ですか?」
千砂都「私たちのアイデアってのはね..... 千砂都「....という訳なのだよ」
恋「なるほど...ではいいアイデアを思いつきました!」
メイ「さっすが生徒会長だな!」
恋「その作戦というのは.......ゴニョゴニョ かのんの誕生日・夜
かのん「うぅ....夏美ちゃんってばこんな時間に呼び出すなんて怖いなあ」
かのん「確か学校に来いって言って.....なんであんなところにりんごが?」
かのん「....怪しいけど取ってみようかな」
かのん「ってうわあ!落とし穴!?」
ドシーン
かのん「.....?ここは、部室!?どういうシステム!?」
かのん「てか真ん中に変なのがいる!....電気付けないと...」 カチッ
かのん「......」
幽霊の格好をした黄金のクマ「..........」
かのん「....何これ」
四季(裏声)「ヤアカノンチャン!」
かのん「喋った!?」
四季(裏声)「キミニプレゼントガアルンダ!ウシロヲムイテゴラン!」
かのん「うっうしろ...?」クルッ パーン🎉
8人「かのんちゃん(先輩)誕生日おめでとーう!」
マンマル「ポッポー」
かのん「!?」
夏美「....かのん先輩固まっちゃいましたの」
千砂都「かっかのんちゃん...?」
かのん「びびびびっくりしたぁ....」
きな子「という事でドッキリ大成こーう!」
メイ「大成功って言って良いのかよ....」
恋「あはははは....」 かのん「びっびっくりしたけど、あっありがとーみんなあ!」
四季(裏声)「カノンセンパイガヨロコンデイルナラ、セイコウ。」
すみれ「いつまでやってんのよ四季」
かのん「ああ〜昼間誰も祝ってくれないから忘れられてるのかと....」
可可「ククたちはそんな事しまセンよ〜」 恋「それじゃあみんなでケーキを食べましょう!」
メイ「おっ、それを楽しみにしてたんだよ〜」
夏美「パーティーですの〜!」
すみれ「じゃあかのんの誕生日を祝って!せーのっ!」
すみれ「グッソクムシ〜♪グソクムシ〜♪ってなんで誰もやらないのよ!」
8人「「あっはははははは」」
このあとめちゃくちゃ理事長に怒られた
おわり 部室って屋上と同じ階だったっけ
また可可ちゃんが謎の技術力を発揮したのか? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています