せつ菜「記念日デートの」歩夢「リクエスト」
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せつ菜「あの、歩夢さん」
歩夢「ん?」
せつ菜「来週の日曜日なんですが…」
歩夢「うん」
せつ菜「何の日か…覚えて、ますか?」
歩夢「え?」 歩夢「なにかあったっけ?」
せつ菜「…そうですよね」
歩夢「うーん」
歩夢「せつ菜ちゃんの誕生日?」
せつ菜「ちがいます」
歩夢「…うふふっ。私がせつ菜ちゃんに大好きを伝えた日、でしょ?」
せつ菜「むっ」 せつ菜「なぜ分からないフリをしたんですか?」
歩夢「だって、困ってるせつ菜ちゃんがかわいいんだもん」
せつ菜「…」
せつ菜「まあ、いいです。それで、記念日なのですが」
歩夢「うん。どこいく?」
せつ菜「まだ何も言ってないですよ?」 歩夢「デートしたかったんじゃないの?」
せつ菜「そうですけど」
せつ菜「私が勇気を出してですね」
歩夢「がんばって誘い方を考えてたんだ?」
せつ菜「…はい」
歩夢「へぇ」 せつ菜「えほん」
せつ菜「それで、デートのプランなのですが」
歩夢「いつもせつ菜ちゃんが考えてくれてるもんね」
歩夢「今回は私が決めてもいいよ?」
せつ菜「え」 歩夢「もしかして、プランももう用意してた?」
せつ菜「いえ、それはまだだったので」
歩夢「よかった」
せつ菜「リクエストは、ありますか?」
歩夢「うーん。場所とか内容はせつ菜ちゃんにまかせるけど…ひとつだけ」
せつ菜「はい」
歩夢「せつ菜ちゃんが思う、一番かわいいせつ菜ちゃんで来てね」
せつ菜「?」 ―――
せつ菜「むずかしいです」
せつ菜「私が思う一番可愛い私?」
せつ菜「そもそも、私は同好会の皆さんほど可愛くはありません…」
せつ菜「それでも、歩夢さんのリクエストです。全力でお応えしなくては!」
せつ菜「私の思う可愛い私…」
せつ菜「私の、好きな私」
せつ菜「…!」 ―――
せつ菜「歩夢さん!」
歩夢「あ!せつ菜ちゃん!」
歩夢「…あれ?」
せつ菜「えっと…」
歩夢「無地の白いTシャツに、ただのチノパン…?」
せつ菜「…」 せっつーくらいの身長だと着こなしが難しそうな選択だな 歩夢「もちろんかわいいけど…」
せつ菜「あの、歩夢さん」
歩夢「なに?」
せつ菜「私が思う一番可愛い私…それってきっと、歩夢さんが可愛いと思う私なんです」
せつ菜「歩夢さんに愛してもらえる私を、私は一番可愛いと…思います」
せつ菜「だから今日のデートはその、歩夢さんに服を選んでいただくことから始めようかなと」
歩夢「…うふふっ」 歩夢「もう。せつ菜ちゃんったら」
歩夢「いこっ」
せつ菜「わ?!」
せつ菜「…いつまで経っても、この手の握り方は慣れません」
歩夢「どきどきするんだ?」
せつ菜「はい。歩夢さんは、一年経ってもまだ私にドキドキしてくれていますか?」
歩夢「もちろんっ」
完 露出度高めなのを選んでからかったりしてそう
でも他の人に見せたくなくて選ばなさそう >>26
55 名前:名無しで叶える物語(あら) [sage] :2022/04/12(火) 00:35:29.02 ID:8/HjYKFo
>>47
自分が推奨する理由が伝わってないだけじゃん
まあ君は俗に言う「愛され歩夢推し」を批判する人が多いとは思ってないみたいだけど、自分のような挑戦的なレスとは違ってそれに対抗する君のような保守的な書き込みを行う際は弱い立場を演じた方が却って第三者からの擁護の書き込みは集まる
けっして単発IDの自演なんかじゃなくてね >>26
ここのシーン、せつ菜ちゃんがわかりやすくメスの顔しててすこ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています