千砂都「ういっすー、待った?」すみれ「待った」
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千砂都「おまたせ」ニコリ
すみれ「ほんと、おまたせよ」
千砂都「怒ってる?」
すみれ「怒ってる」
千砂都「嘘つきだなぁ」ズズズ
ピトッ
すみれ「...」ソソソ
千砂都「むぅ、どうして離れるの」ムスッ
すみれ「わかってるでしょ」
千砂都「どうだろうね」
すみれ「ほら、さっさと行くわよ」
千砂都「はーい」 テクテクテク
千砂都「といっても、どこ行こうね」
すみれ「なによ、誘っといて考えてないのね」
千砂都「一緒に決めた方楽しいもん」
すみれ「...」
千砂都「なにかな、その顔」
すみれ「なんでもない」
千砂都「嘘つきだなぁ」ニコリ
すみれ「なんでもないったらなんでもない」
千砂都「なんでもあるくせに」
すみれ「...」
千砂都「?」 すみれ「千砂都って、マックとかファーストフード平気?」
千砂都「え?、うん、食べるよ、たまーにだけど」
すみれ「そしたら」
千砂都「うん!マック行こ!!」ニコッ
すみれ「...」プイッ
千砂都「なんでそっち向くの」
すみれ「あんたがこっち向くから」
千砂都「むー」
すみれ「お店で食べながら今日の予定立てましょうか」
千砂都「あー、話し逸らした」
すみれ「そらしてない」
千砂都「お顔は逸らさないで欲しいなぁ」 すみれ「そのうるさい口を塞ぐわよ」
千砂都「やだー。すみれちゃんのえっち」
すみれ「はぁ?」
千砂都「唇ででしょ?塞ぐのは、唇で」ニコニコ
すみれ「決めた、ハンバーガーをあんたの喉奥に突っ込んで封鎖する」
千砂都「死んじゃう、死んじゃうから」
すみれ「私が奢るわよ?」
千砂都「タダより怖いものはないとはこの事だね」 すみれ「...」
千砂都「黙らないでよ」
すみれ「喋るとすぐ弄ってくるもの」
千砂都「お話ししたいだけだよ?」
すみれ「あんたのは"お話"じゃなくて"揶揄い"っていうの」
千砂都「からかってるつもりはないけどなぁ」
すみれ「ほら、着いた」
千砂都「つみれちゃ、...すみれちゃんとお話してると一瞬だね」ニコッ
すみれ「人の名前噛まないの、つみれ汁みたいになっちゃったじゃない」
千砂都「ぷふっ」
すみれ「もぉ」クスッ ...
すみれ「よっこらせ」ストンッ
千砂都「ふぅ」
すみれ「いただきます」
千砂都「はい、いただきます」
すみれ「...」パクッ
千砂都「...」チュルー
すみれ「...」モグモグ
千砂都「んはぁ...」
すみれ「...」パクッ
千砂都「それなに?おいしい?」
すみれ「ん」ヒョイ
千砂都「え、一口くれるの?」
すみれ「...」コクッ 千砂都「えへへ...あーん」パクッ
すみれ「どう?」
千砂都「...んー!!」グッ
すみれ「そう」ニコリ
千砂都「もう一口」ンアー
すみれ「仕方ないわねぇ...」ホラ
千砂都「んぁああむっっっ!!!」パクッ
すみれ「んなっ、でか!!一口でかいわよ!」
千砂都「...」モグモグモグモグ
すみれ「頬っぺがリスみたいになってる」 千砂都「ん!!!美味しいね」ニコッ
すみれ「美味しいね、ってほとんどあんたが食べてるじゃない」
千砂都「関節キス」
すみれ「しょーもない」プイッ
千砂都「照れ屋さん」
すみれ「うるさいわね」
千砂都「私のも食べる?」
すみれ「それじゃあ、頂こうかしら」
千砂都「はい」グイッ
すみれ「んぐっ」 千砂都「どう?」
すみれ「ポテトじゃないのよこれ!」
千砂都「あはは、冗談冗談...ほら、こっち」
すみれ「はぁ...」パクッ
千砂都「...どう?」
すみれ「...?...??」モグモグ
千砂都「どうどう??」ニコニコ
すみれ「...あのさ」
千砂都「うん」
すみれ「これ、私のバーガーと同じじゃない?」
千砂都「ピンポーン」パチパチパチ
すみれ「ワケっ子した意味」ジトッ この脳が破壊されてるのに最高なのどうすればいいん? 千砂都「その方が楽しいでしょ?、それに」パクッ
すみれ「関節キス?」
千砂都「んー!」モグモグ
すみれ「はぁ...」
千砂都「美味しいね」ニコッ
すみれ「...そうね」
千砂都「いやー、最初は違うのにしようとしたんだけどね、すみれちゃんが注文したのが美味しそうだったからついね、つい」
すみれ「人のものって良く見えるのよね」
千砂都「そうなの!だから仕方ない」
すみれ「最初から知ってて一口貰うなんて良い性格してますね」モグモグ
千砂都「すみれちゃんの優しさに甘えちゃった」モグモグ
すみれ「口が達者ですこと」 千砂都「それよりさ、どこ行くか決めよーよ」
すみれ「これ食べたらお開きじゃないのね」
千砂都「...」
すみれ「わー、すごい顔だわ」チュルー
千砂都「怒るよ」
すみれ「人を悲しませることは好きじゃないのよね、私」
千砂都「それは良かった」
すみれ「ほかの駅とか...ちょっと遠くまで足を伸ばす?」
千砂都「うーん」
すみれ「あら、乗り気じゃないのね」
千砂都「いや、そういうわけじゃないんだけどね」
すみれ「なによ」 千砂都「うーん...なんていうのかな、あー」
すみれ「難しい顔してる」チュルー
千砂都「...今までこの街で過ごしてきてさ、この歳になるまですみれちゃんと出会えてなかったのって、なんか不思議だなぁって」
すみれ「まぁ...そうね、大きすぎる街でもないのにね」
千砂都「うん、だからさ...私が知らなくてすみれちゃんが知ってるところとか、その逆ですみれちゃんが知らないけど私が知ってるところを一緒に歩きたいなぁ...なんて」エヘヘ
すみれ「...」
千砂都「伝わった...かな」
すみれ「...」
千砂都「あれ?」
すみれ「...なんだろう、千砂都ってさ」
千砂都「?」
すみれ「ううん、やっぱりなんでもない」
千砂都「えー、気になる、ハッキリ言ってよ」 すみれ「言葉にするのが難しいのよ、さっきのあんたと同じで」
千砂都「私は伝えたよ?」
すみれ「伝わらなかったけどね」
千砂都「え」
すみれ「冗談」
千砂都「ねぇー!」
すみれ「といってもねぇ、あんたが知らない場所を私は知らないし」
千砂都「私も、すみれちゃんが何を知らないか知らない」
すみれ「知らないわね」
千砂都「知らない」
すみれ「なんだかややこしいわね」
千砂都「ね」クスッ すみれ「まぁ、それを知るための今日かもね」
千砂都「おっ、なんかキレイにまとめようとしてくれてる?」
すみれ「ついね」
千砂都「さすが」
すみれ「ポテト、このソース使うと美味しいわよ」ホラ
千砂都「ありがと」パクッ
すみれ「...」ニコリ
千砂都「?」 すみれ「私、前から行きたかったカフェがあるんだけど...」
千砂都「へぇ、すみれちゃん一人でそういうとこ行くんだ」
すみれ「まぁね、...青山のほうにフルーツタルトがズラっとガラスケースに並んでるところなんだけど、雰囲気的にいつも1人で入れないのよね」
千砂都「あっ、知ってる!!1回だけ入ったことあるよ!!もっと色んなメニュー食べたいなぁって思ってたんだよねぇ」
すみれ「あら、そしたらそこにしましょうか」
千砂都「うん!」
すみれ「前は誰と行ったのか分からないけど」
千砂都「へぇ、気になるんだ」
すみれ「ううん、嫉妬したフリ」
千砂都「フリかぁ」パクッ すみれ「...」
千砂都「そろそろ出発する?」
すみれ「ゆっくりでいいわよ、そんな焦んなくても」
千砂都「あむっあむっあむっ!!」モグモグモグ
すみれ「すごい勢いね...」
千砂都「時間が惜しいからね」
すみれ「...そう」
千砂都「そう」モグモグ すみれ「ちょっとお花摘みに行ってくる」ガタッ
千砂都「んー」フリフリ
すみれ「...」ピタッ
千砂都「?」チュルー ズズズズ
すみれ「あ、そうそう。言い忘れてたんだけどさ」
千砂都「うん」
すみれ「今日のあんたのヘアスタイル、髪飾りもだけど...おしゃれしてきてくれたのか知らないけどさ」
千砂都「へ?」
すみれ「...すごく可愛いから、ナンパされても着いていっちゃだめよ...?、タダでさえ元が可愛いんだから」
千砂都「...」
すみれ「、そろそろ出る準備、してなさいね」
テクテクテクテク 千砂都「...」
千砂都「...」パクッ
千砂都「...」モグモグ
千砂都「...」ゴクッ
千砂都「...」
千砂都「フルーツタルト...味しないかも」
おわり 乙
すみれとかいう誰とでもカップリングできる女、好きです。 最後にすげぇデレ方しやがってかわいいなあもう
ちさすみサイコー 乙
千砂都を一番照れさせられるすみれなんじゃないかと最近思う 天才か すみれが強すぎる いろんな子の新しい一面を見せてくれる オレ オマエノ カク ちさすみ スキ オマエ イイヤツ ゴリラ イイヤツ スキ 乙 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています