可可「すみれのお家で作詞デス!」すみれ「はぁ?」
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ガラララ
可可「おじゃましマス」ペコッ
すみれ「でた、よそ行きの顔」
可可「なっ、失礼な!」
すみれ「ほら、中入って」
可可「...」キョロキョロ
すみれ「どうしたの?」
可可「妹さんは...」
すみれ「?、親と一緒に出かけてるわよ」
可可「そですか」セカセカ
すみれ「靴、やっとくから手洗って来なさい」
可可「好的(はーい。)」テクテクテク
すみれ「あー、そっちじゃない、こっち」ユビサシ
可可「ありぇ?」 ...
すみれ「お茶持ってくるわね」
可可「お願いシマス」
すみれ「ん」
バタンッ
可可「...」
可可「...」キョロキョロ
可可「すみれのお部屋はいつ来ても慣れないデスね」ボソボソ
可可「...」
可可「すみれのお部屋はいつ来ても掃除されてマスね」ボソボソ
可可「...」 可可「ベッドの下には...」
可可「...」キョロキョロ
可可「エッチな本はないデスね」
可可「ん?あれはなんでショウ...んっ、」
可可「届か...ない...デス...んーーーっ」
すみれ「なにしてるのよあんた」ツンッ
可可「んわぁっ!!?」
ドンッ
可可「痛ッッ!!」
すみれ「うわ、頭思いっきりぶつけたわね」
可可「っ〜〜〜〜!!」ゴロンゴロンゴロン すみれ「く、くぅくぅさん?」
可可「いた...痛い...ぶ...頭ぶつけマシタ...」
すみれ「うん、見てたわよ...大丈夫?」
可可「...ぐすっ...」ポロポロ
すみれ「ちょ、ガチ泣き...」
可可「い、痛い...デス...」グスッ
すみれ「あーもぉ、こっち来なさい」ヨセッ
可可「ん...」ポスッ
すみれ「何してたのよベッドの下で」ナデナデ
可可「...」
すみれ「?」
可可「なんでもないデス」
すみれ「いや、なんでもあるでしょ」 可可「気にしないでクダサイ、年頃のオトメには聞かれたくないこともアリマス」
すみれ「そんな言い回しどこで覚えてくるのよこの子は...」ナデナデ
可可「もう平気デス」
すみれ「ん」
可可「エッチな本、無かったデス」
すみれ「ないわよ、残念だったわね」
可可「デジタル派デスか?」
すみれ「くだらない...、あっ」
可可「あ?、なんデスか、あっ、て」
すみれ「っ、...なんでもないわ」
可可「いや、なんでもアリマスよね」 すみれ「...」
可可「ん、怪しいデスね...」ジロリ
すみれ「別に、怪しくない」
可可「怪しいデス」
すみれ「怪しくない」
可可「...」ジーッ
すみれ「...」
可可「...」ジーッ
すみれ「...それ、冷めるわよ」クイッ
可可「あっ!ココア!!!!」パァ
すみれ「単純」ボソッ 可可「ん?、なにか言いマシタか?」
すみれ「お茶よりこっちの方好きよね、あんた」
可可「さすがすみれデス...」ズズズ
すみれ「こらっ、フーフーしないと」
可可「あちっ!!」
すみれ「あーほら」
可可「これが好きなんデス」ズズズ
すみれ「あそ...」ジッ
可可「...んー!」キラキラ
すみれ「...」ニコリ 可可「あっ!」
すみれ「な、今度はなに...」
可可「ククこれ持ってきマシタ!!」ガサゴソ
すみれ「?」
可可「じゃーん!」
すみれ「なに、このノート」
可可「ククの歌詞ノート...」ペラッペラッ
すみれ「うぇ、こんなたくさん...よくやるわね」ホエー
可可「とうっぜんデス!!ソロ曲をやるってかのんたちと決めたではないデスか」
すみれ「...そうね」 可可「ははーん、さてはすみれ...実は何一つできてないのデハ?」
すみれ「できてるわよ?」
可可「え?」
すみれ「できてる、とっくに」
可可「う、嘘デス...そんなつまらない冗談」
すみれ「どうしてそんな嘘つくのよ」
可可「クク、すみれのためにすみれの歌詞も考えてきたというのに...」シュン
すみれ「はぁ?そうなの?...嬉しいんだけど」フフッ 可可「あ、いまの嘘デス!嬉しくなってはだめデス」
すみれ「いや、今のはホントでしょ」
可可「聞かなかったことに」
すみれ「しないわよ、嘘よ、嘘、私の歌詞ひとつも出来てないから、あんたに手伝ってもらおうかしら」
可可「嘘です!!」
すみれ「嘘じゃないわよ」
可可「うそデス...ありぇ?なにがどう、嘘だとなんでしたっけ???ありぇ、ありぇ?」
すみれ「なにひとりで混乱してるのよ」ポカッ
可可「あだっ!」
すみれ「見せてみなさいよ、そのノート」
可可「好的(はい)」 すみれ「...」ペラッペラッ
可可「どうデスか、」
すみれ「...」ペラッペラッ
可可「どうデスか!!どうしたというのデスか!!!!!」
すみれ「...はぁ」パタンッ
可可「なー!!」ガーン
すみれ「...」
可可「何故ノート閉じるデスか!!?ダメでしたか!?!?力及ばずでシタ???!」
すみれ「いやこれ、全部中国語」
可可「...」
すみれ「読めない、おーけー?」
可可「のっと、おーけー」
すみれ「なにがよ」 可可「ククは中国語読めマス」
すみれ「そりゃね」
可可「ククは日本語も読めマス」
すみれ「...」ジトッ
可可「だというのにすみれは...」ヤレヤレ
すみれ「はいはい、私の負けよ、いいから訳しなさい」
可可「あーそういえば」
すみれ「?」
可可「これクク用のノートデシタ、すみれ用はこっちデス、翻訳付きで」ガサッ
すみれ「あるんじゃない!!」ビシッ 可可「さっそくやりマショウ!!」
すみれ「それよりあんた、お昼ご飯は?」
可可「お昼ご飯デスか?」グゥゥゥゥゥゥ
すみれ「...」
可可「...」
すみれ「返事ありがとう」
可可「...うるさいデス!」
すみれ「あんたの腹の虫がでしょ」 可可「すみれは食べたのデスか?」
すみれ「ううん、どこか喫茶店にでも行く?そこで歌詞も考えたらいいかなって」
可可「天才デス...すみれにしては、ですけど」
すみれ「そりゃどーも」
可可「そうと決まれば...」
ゴロロロロロロロ
可可「ありぇ?」
すみれ「すごいお腹の音ね、そんなに空腹なの?」
可可「違いマス!!!!カミナリがゴロゴロしてマス!!!!ククそんな音出ない!!!」
すみれ「ふふっ」
可可「んなっ、笑うなデス!!!」
すみれ「ごめんなさい...」フフッ
可可「そんなにおかしくないデス!!」
すみれ「はぁーあ、雨降ってきちゃったわね」 可可「お昼、どうシマス?ククは夜まで我慢できマスガ」
すみれ「んー」
可可「...」
すみれ「おにぎり、握ろっか」
可可「おにぎり!」
すみれ「いい?、お味噌汁も軽く作れるし」
可可「...」パチパチパチパチ
すみれ「拍手ありがとう」
可可「すみれのおにぎり、嬉しいかもしれマセン...ウキウキデス、クク」
すみれ「そんなに?、まぁ拍手するくらいか...」 可可「でしたら、ククがお米をシャワシャワやりマス!!!」
すみれ「あー、研ぐってことね」
可可「研ぐ、お米研ぐ」
すみれ「ふーん、あんたにできるかしら」
可可「なめてマスね...」
すみれ「うん」
可可「んなっ!!」
すみれ「...」ガサゴソ
可可「?」
すみれ「はい、エプロン」
可可「あー...はい」 -----
---
-
可可「できマシター!!」
すみれ「ワー」パチパチパチパチ
可可「ククも握らされるとは思いマセンでした」
すみれ「私もあんたのおにぎり食べたいからね」
可可「...」ジッ
すみれ「どうしたの?」
可可「なんでもアリマセン」
すみれ「すごい顔してるわよ」
可可「い、いいから食べマショウ!!」
すみれ「へいへい」ヨッコイセ 可可「まずはお味噌汁から...」
すみれ「違います、まずは"いただきます"でしょ」
可可「そでしたそでした...」ジュル
すみれ「...」クスッ
パンッ
「いただきます!!」
可可「まずはお味噌汁から」
すみれ「テイク2ね」
可可「...」ズズッ
すみれ「熱いわよ?」
可可「あちっ!!!」
すみれ「...」ジトッ 可可「んー、ん!ん!」
すみれ「美味しいのはわかった」
可可「クク、わかめ好きデス」モグモグ
すみれ「それ作ってる時から100回は聞いた」
可可「すみれも食べてクダサイ!!」
すみれ「うん、」ズズッ
可可「どですか!!どですか!!!!」
すみれ「ん、美味しい」
可可「なんデスかその顔!もっと美味しそうにしてクダサイ!!」
すみれ「めんどくさいわね」 可可「ククのお顔見マシタ?、美味しすぎてにっこりだったと思いマス」
すみれ「う、うん...嬉しい...」
可可「だからすみれも...」
すみれ「また今度ね、次にくぅくぅにお味噌汁作ってもらった時にとっておくわよ」
可可「...そですか」
すみれ「ほら、おにぎり」
可可「そでした!めいんでぃっしゅ!」
すみれ「どーぞ、」
可可「これがクク握ったやつでしたっけ?こっちがすみれのでしたっけ?...うーん」
すみれ「あんたこっち、私こっち」
可可「...」
すみれ「この歪なやつがあんたが握ったやつ、この美しい三角が私が握ったやつ、おっけー?」
可可「いただきます!」
すみれ「あ、無視した」 可可「...」パクッ
すみれ「あんたの一口って、なんか可愛いわね」
可可「?」モグモグ
すみれ「...」
可可「...」
すみれ「どうしたの、目閉じて」
可可「...」パチパチパチパチ
すみれ「あ、そう」クスッ 可可「すみれもどうぞ、涙が出ますよ」
すみれ「どういう意味で?」
可可「自信はないデス」
すみれ「ないんかい」
可可「感想は明日聞きます」
すみれ「...」パクッ
可可「どですか!!!」
すみれ「...」ツー
可可「んなっ!!?ほんとに涙が!!!美味しくなかったデスか!!!ペッ、してクダサイ!!!まだ間に合います!!」
すみれ「うん、美味しい」
可可「へ?」
すみれ「演技よ」
可可「なー!!」 すみれ「美味しい」モグモグ
可可「ほんとデスか!!また嘘つきすみれではないデスか!!!!」
すみれ「正直すみれよ」モグモグ
可可「...」パァ
すみれ「ほら、食べたら歌詞やるんでしょ」
可可「!、そでした!早く食べないと!!」パクパク
すみれ「ふふっ」 -----
---
-
可可「でー、ここの歌詞がデスねー」ペラペラ
すみれ「てかあんたさ、自分の歌詞は?」
可可「?」
すみれ「私に構ってていいの?自分のできてるのか心配」
可可「できてマスが?」
すみれ「あ、そなの?」
可可「さっきのノート、見ましたデショウ」
すみれ「全部中国語だったけどね」 可可「無敵」
すみれ「え?」
可可「ククは無敵なので」
すみれ「そう...」
可可「だから、すみれの歌詞のほうが大切デス」
すみれ「う、うん...ありがとう」
可可「それに、こうして一緒にお話していると、衣装のイメージも湧きやすいので」
すみれ「...」ジッ 可可「...」
すみれ「...」
可可「?、なんデスか?」
すみれ「ほんと、好きね」
可可「はぁ!!?ククがすみれをデスか!!?!!いきなり何言うデスか!!!」
すみれ「いや、スクールアイドルが、よ...」
可可「...」
すみれ「...」
可可「好きデス、スクールアイドル」
すみれ「うん」 可可「すみれのことは...」ボソッ
すみれ「え?」
可可「クク、ちょっとお花摘みに行ってキマス」
すみれ「またハイカラな日本語を...」
可可「ちょっと時間かかるかもデス、だから、ノートの続き見てやがれデス」
すみれ「へいへい」
ガチャ
バタンッ
可可「...」
可可「...」
可可「顔...熱い...デス...、ばかすみれ...」ボソボソ
テクテクテク -----
---
-
可可「で、できマシター...」グデェーン
すみれ「うへぇ、疲れたわね...」ウツブセ
可可「まさか一日で完成するとは」
すみれ「ありがとうね」ナデナデ
可可「うぇ!?」
すみれ「あっ、ご、ごめん...つい」
可可「...」
すみれ「...」
可可「特別デス」
すみれ「え?」
可可「今日は、撫でてやらせなくもないデス」プイッ
すみれ「...そう」 可可「...」
すみれ「...」
可可「...」
すみれ「耳、赤いわよ?」
可可「なーー!!!」
すみれ「嘘」ナデナデ
可可「ん...」
すみれ「...」ナデナデ
可可「...」
すみれ「猫みたいね、あんたって」
可可「すみれは...」
すみれ「?」 可可「すみれは、お姉さんデスね」
すみれ「...まぁ、妹がいるからかしらね」
可可「包容力がアリマス」
すみれ「そうかしら」ナデナデ
可可「そうデス」
すみれ「...」
可可「...」
すみれ「さーてと、」
可可「?」 すみれ「お風呂、夜ご飯も、早く済ませましょうか」
可可「もうこんな時間だったのデスね...」
すみれ「それに、夜は鑑賞会したいんでしょ?アイドルだかなんだか知らないけど」
可可「なっ...バレてましたか」
すみれ「一日のお泊まりの量じゃないのよ、鞄が」
可可「ククの選りすぐりのグッズをデスねー...」ペラペラペラ
すみれ「お風呂入れてくるわね」
可可「あ、はいデス」 -----
---
-
すみれ「...」ジーッ
可可「...」
すみれ「このグループのこの子、ダンス上手いわねぇ」
可可「...」
すみれ「、?くぅくぅ?」
可可「...」ウトウト
すみれ「くぅくぅ、くぅくぅ」ユサユサ
可可「へ、?」 すみれ「ほら、ベッドいくわよ」
可可「大丈夫デス...」ウトウト
すみれ「大丈夫じゃないわよ、ほら立って」
可可「んー」フルフル
すみれ「なっ、あのねぇ...」
可可「...」ウトウト
すみれ「こんなところで寝たら風邪ひくわよ」
可可「、せっかく...お泊まりデスのに...」ウツラウツラ
すみれ「...」
可可「もっと...おはなし...」ウツラウツラ
すみれ「...」クスッ 可可「...」スースー
すみれ「はぁ...仕方ないわね」
すみれ「...」
すみれ「...」ツンツン
すみれ「よっこいせ」
可可「...」ヨロッ
すみれ「ほら、立ちなさい」
可可「ん、ん...」
ボスッ
可可「んなぁ...お菓子...ブルーレイ...おかたづけしなくては、...」ウトウト
すみれ「いいから寝てなさい」ガサゴソ 可可「...」スースー
すみれ「はぁーあ」ガサゴソ
すみれ「...こんなたくさん持ってこなくても」
すみれ「...」ヨッコイセ
すみれ「よしっと」フゥ
すみれ「くぅくぅさん、もう少しそっち寄って、私が寝られない」ググッ
可可「ん...」パチリッ
すみれ「ほら、電気消すわね」
カチカチッ
すみれ「ん」ゴロンッ
可可「...」 すみれ「おやすみなさい」
可可「...んっんっ」クルッ
すみれ「もう寝るわよ」
可可「もう少しだけ...おはなし...シマス」
すみれ「できないでしょ」
可可「できマス」
すみれ「はぁ...」
可可「すみれ」
すみれ「なに」
可可「すみれのお顔が見えマセン」
すみれ「電気消してるんだから仕方ないでしょ」 可可「夕方にしてクダサイ」
すみれ「ゆうがた?...あー、小さい電気ね」
可可「ん」
すみれ「へいへい」カチカチッ
可可「見えマシタ」
すみれ「ん」
可可「...」
すみれ「...」
可可「...」スースー
すみれ「寝てんじゃないのよ」
可可「うふぇ...」ビクッ すみれ「はぁ...いいわよ、寝なさいもう」ナデナデ
可可「クク...すみれに...」
すみれ「?」
可可「すみれに...怒らなくてはならない事が、アリマス...」
すみれ「なによ...ていうか、この状況で?、え?この状況で?」
可可「ククに、嘘吐きマシタよね」
すみれ「...」
可可「...つきマシタ」
すみれ「さぁね」 可可「ほんとは、ソロ曲の歌詞、もうできてマシタよね、」
すみれ「...」
可可「2人で作る前に、もう出来てるって、すみれ言ってマシタが...それ、嘘じゃなくて、ほんとデシタよね」
すみれ「...」
可可「ほんとは、ホントに、歌詞が出来てたのに...」
すみれ「...どうしてそう思うの」
可可「すみれは、優しいデス...、出来てないフリして、ククは調子に乗って...今日2人で作詞するのが楽しくて...」
すみれ「ありがとう。」
可可「違います、それはククの台詞デス」
すみれ「なら、いいじゃない、おあいこで」 可可「...」
すみれ「...」
可可「ありがとうデス」
すみれ「うん」
可可「...」
すみれ「...」
可可「むぎゅむぎゅして、いいデスか」
すみれ「むぎゅむぎゅ?」
可可「失礼します」
ギュッ すみれ「...甘えん坊ね」
可可「すみれがお姉さんなのが悪いデス」
すみれ「包容力の話?」
可可「...」コクッ
すみれ「そう」
可可「明日、...雨がやんだら...」
すみれ「...」
可可「...」
すみれ「散歩でもしましょうか」
可可「...シマス」
すみれ「晴れたらね」 可可「ククも、歌詞、書き直すので」
すみれ「?」
可可「そうデスね...すみれと、早起きして、一緒に散歩しながら、考えマス」
すみれ「晴れたらね」
可可「晴れたら」
すみれ「うん」
可可「青空の、楽しい"日曜日"にしたいデス」
すみれ「そうね」
可可「...」コクッ
すみれ「...」
可可「...」スースー
すみれ「おやすみ、くぅくぅ」
おわり 良き良き 幸せな日曜日になるといいね
素晴らしいクゥすみ おいおい良質なクゥすみじゃないか
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