すみれ「はぁ……なんで私が生徒会の仕事を手伝わないといけないったらいけないのよ……」

かのん「まあまあ。恋ちゃんが忙しくて部活にこれないからみんなで手伝おうって話になったんだから」

すみれ「それはそうだけど……まさかこんな力仕事だったとはね。えーと、あと持っていくものは……あれね」

かのん「あれかー。あの棚の上、手が届かないけど……」

すみれ「ここに脚立があるわね。じゃ、かのんどうぞ」

かのん「うえぇ!? 私がやるの? こういう時は身長が高いすみれちゃんがやるべきでしょ」

すみれ「嫌よ。疲れるもの」

かのん「仕方ないなー。じゃあじゃんけんね? いくよ! 最初はグー! またまたグー! いかりや長介……」

すみれ「はやくしなさいよ……」

かのん「じゃーんけーん……」