曜「梨子ちゃんの指って綺麗だよね〜」梨子「へっ!?////」
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梨子「そ、そうかな……?////」ドキドキ
曜「うん!白くて細くて長くて……触りたくなっちゃうくらい!」
梨子(ふぇぇぇぇ!!!?/////)
梨子「〜〜〜〜っ/////」
曜「?」
梨子「じゃ、じゃあ、さ………さ、触ってみる?////」
曜「いいの!?」
梨子「う、うんっ……/////」ドキドキドキドキ
曜「おぉ〜!!」
梨子(〜〜〜〜っ//////) 曜「おぉ〜!」スベスベ
梨子「は、はぅぅぅ……/////」
梨子(ふぇぇぇ………////、よ、曜ちゃんがぁ……////)
曜「いいなぁ〜、手もおっきくって羨ましいなぁ〜」サワサワ
梨子(うぅぅぅぅ……////、なんか、ちょっと、ドキドキするかもっ……/////)
梨子「っ/////」ドキドキドキドキ
曜「あーあ、私もこのくらい指が細長かったらなぁ〜」ツンッ♡
梨子「ひゃんっ!?////」
梨子(よ、曜ちゃん!?///)
曜「?」 梨子(ぅ、ぅぅぅ……////、ダメだよぉ曜ちゃん……。だって、その先は……)
曜『……梨子』ペロッ
梨子『ひゃんっ////』
曜『梨子ちゃんの指。もっと味わわせてよ。もっと教えて』
梨子『曜ちゃんっ……////』
曜『いい?』
梨子『っ////』コクリ
曜『じゃあ……』
パクッ
梨子『ひゃぅ////』
曜『えへへ。恥ずかしい声聞いちゃった♡』
梨子『うぅぅぅ、曜ちゃんのばかぁ……////』
梨子(ふぇぇ、曜ちゃん……)
梨子「〜〜〜っ////」
梨子(……って!!妄想禁止っ!!バカバカバカバカ!!私のばかぁぁ〜っ!!!//////)ブンブン
曜「???」 梨子「ぅぅぅぅ……////」
曜「ねえ、梨子ちゃんのおててがおっきいのって、やっぱりピアノをやってたから?」
梨子「えっ?」
曜「ほら、ピアノってさ!ここからここまで指伸ばさないとじゃない?」
梨子「確かに。オクターブ以上弾く時には、手が届くことが必要かも……」
曜「でしょ?あーあ、私も小さい時からピアノやってたらな〜、細くて綺麗な指を手に入れられてたのになぁ〜」
梨子(ちょっと順番が逆のような気もするけど……)
梨子「でも……ピアノなんてやっててもな〜んにもいいことなんてないよ?周りはみ〜んな私より才能ある子ばっかりだったし」
曜「けど音楽的なセンスとかは得られるじゃん。それだけでも十分羨ましいよ、私からすれば」
梨子「う〜ん、けど、センスが得られるって言っても……あ、そうだ」 梨子「ねえねえ曜ちゃん、音楽からはちょこっと離れちゃうんだけど」
曜「?」
梨子「ほら、見てて」
サワサワ
曜「!」
梨子「ピアノやってるとね、人差し指から小指の四本の指を自由自在に操ることが出来るようになるんだよ。ほら、薬指と小指を合わせたりとか」
曜「おぉ〜!!」
梨子「えへへ。特技って言えるほど大袈裟なものではないんだけど……さっき曜ちゃんが指のお話してたから思い出したの」
梨子「ピアノやってたから身についたこと……ってちょっとスケール小さすぎたかな?」
曜「全然すごいよ!高度なスリとかに応用できそう!」
梨子「えっ……それって私、褒められてる?」 曜「褒めてる褒めてる!あと手品とか、影絵とか〜、……梨子ちゃん!梨子ちゃん!何かやって!」
梨子「影絵……?今ここで?」
曜「うん!」
梨子(うっ、急に無茶ぶり……)
梨子「え、えっとぉ……」
曜「うんっ!」キラキラ
梨子「ぅ、ぅぅぅ……」
梨子(ふぇっ、じゃ、じゃあ………っ////)
サワッ♡
曜「きゃっ!?」
梨子「っ……」ムギュッ
曜「梨子ちゃん!?」
梨子「そ、それっ////」サワサワサワ
曜「わあっ!?ふぇぇ!!くすぐったいよーっ!!」
梨子「ん〜…♡」コチョコチョ
曜「あはははははっ!!」
梨子(っ////こ、これはこれで曜ちゃんが可愛くて幸せかもぉ。ふぇぇぇぇ……////)ギュッ♡ 梨子「……」ギュッ
曜「はぁっ、はぁっ……く、苦しいよ梨子ちゃん、あはは……」
梨子「曜ちゃんが言ったんだもん。手先の器用さ実演してって」
曜「けど……くすぐられるなんて思ってなかったもん」
梨子「だってそれ以外にいいの思いつかなかったの」
曜「む、むぅ……あ、そうだ梨子ちゃん」
梨子「?」
曜「さっきから気になってたんだけど、音楽科って可愛い子多いの?」
梨子「えっ!?」 梨子「よ、曜ちゃん……?」
曜「ほら、ピアノ習ってる子ってお嬢様とか多いでしょ?秘密の花園みたいな天国が広がってたりして」
梨子「……」
曜「なーんて、むふふふふ……」
梨子「……」ギュッ!
曜「……ってあれ?梨子ちゃん?」
梨子「むぅぅ……」
曜「?」
梨子「曜ちゃんのエッチ。妄想変態馬鹿オタク」 曜「うぇぇぇっ!!?な、なんでっ
梨子「絶対紹介なんてしないもん。曜ちゃんには誰一人として合わせるつもりなんてないから」
曜「い、いや、私そういう意味で言ったんじゃなくって……」
梨子「……」
曜「ただ興味としてすーっごく気になっちゃったってだけ……ほんとにほんとだよ!」
梨子「……」ジーッ
曜「うっ……」
梨子「……ほんとに?」
曜「ほんとだって!」
梨子「ほんとのほんとに!?」
曜「ほんとのほんとであります!って言うか私ってそんなに信用ない!?」
梨子「うん」
曜「ふぇぇぇ!!?」 曜「そ、そっかぁ。私って信用ないのかぁ……」
梨子(むぅぅ……)ギュッ
曜「……梨子ちゃんは、私のこと嫌い?」
梨子「嫌いじゃないもん」
曜「じゃあ教えてよ〜!!絶対に変なこと考えないから〜!!」
梨子(……)
曜「梨子ちゃんお願い!気になって授業中に寝ちゃうかもだよ〜っ!!」
梨子(……はぁ)
曜「うぅぅぅ………」
梨子「…………実際可愛い子は、多い……と思う」
曜「ほんとに!?」
梨子「うん。私の知る限り……の話だけど」 梨子「私もその、一般平均とかはわかんないし、私と比較して……って部分が大きいけど、私より可愛い子がたくさんいるもん」
曜「梨子ちゃんより、可愛い子かぁ……」
梨子「絶対ヘンなこと考えないでよね!!いーい!!わかった!!?」
曜「わかってるわかってる!了解であります!」
梨子「はぁ…………それとね、曜ちゃん」
曜「?」
梨子「音楽科の子たちってね、多分曜ちゃんが思っているような感じじゃないと思うよ」
曜「えっ?どういうこと?」 梨子「あのね、確かに音楽を小さい頃から熱心にやってて、ずっとその道を究めたい!って子たちが集まってるから、キラキラ……というか、夢に溢れてる感じがすると思うけど」
曜「うん」
梨子「けど……ううん、だからこそかもしれないなぁ。現実はそんなにキラキラしてないよ?」
曜「どういう意味?」
梨子「あのね、自分よりも才能が溢れる子が周りにたっくさんいるから、空気は自然とピリピリするし、自分って才能ないなぁって思い知らされることなんてしょっちゅうだし……」
梨子「あと……女の子ばっかりの環境だと結構揉め事も多かったりとか」
曜「絶対そんなことないよー。梨子ちゃんいろいろ謙遜しすぎだって」
梨子「そんなことあります。はい、だから音楽科のお話はこれでおしまい」
曜「えぇ〜?」
梨子「えぇ〜?じゃありません。ほら、ちゃんと課題も進めなくっちゃ。じゃないと問題解き終わらなくなっちゃうよ?」
曜「むぅ、梨子ちゃんのイジワル……」 * * *
曜「……」
梨子「〜♪」ナデナデ
曜「むぅ……」
梨子「……?」ナデナデ
曜「ねえ、梨子ちゃん」
梨子「なあに曜ちゃん?」ナデナデ
曜「さっきからずーっと思ってたんだけどさ」
梨子「うん」
曜「……どうして梨子ちゃんって私のことぎゅーってしてるの?」
梨子「えっ?」 梨子「ど、どうしてって……」
曜「……」
梨子「……近くに曜ちゃんがいるからだけど」
曜「でも私をぎゅっ!ってする必要はなくない?」
梨子「いいじゃん別に。それくらい許してよ、ねっ?」
曜「……」
梨子「〜♪」ナデナデ
曜「……あのさ、梨子ちゃん」
梨子「なあに?」
曜「実はずーっと気になってたんだけど……」
梨子「うん」
曜「……梨子ちゃんってもしかして、女の子が好きな感じ?」
梨子「へっ!?////」 梨子「な、なんで……?/////」
曜「なんで、って……音楽科出身の子はレズが多い、って書いてあったもん。ネットに」
梨子「そ、そんなことないもんっ!!/////曜ちゃんまた変な記事読んだでしょ!!」
曜「変な記事じゃないもん。普通のまとめサイトだよ」
梨子「それを変な記事って言ってるの!!////だめっ!!そんなもの読んじゃ絶対ダメっ!!おバカさんになっちゃうから〜っ!!////」
曜「でも梨子ちゃんはそうなんでしょ?」
梨子「ふぇぇぇぇ!!?////」
曜「……やっぱり、そっち系だったんだ」
梨子「違うも〜んっ!!!/////絶対曜ちゃん変なこと考えてるっ!!誤解してるっ!!/////」
曜「じゃあ私のこと解放してくれたってよくない?」
梨子「ふぇぇぇぇ!!?////」
曜「それに手つきだって時々いやらしいじゃん。時々」
梨子「っ……/////」 曜「梨子ちゃん、何か反論することある?」
梨子「っ……////」
曜「……」
梨子「……ち、違うもんっ////」
曜「えっ?」
梨子「わ、私、別に女の子が好きってわけじゃないもんっ。ちゃんと男の子の方が好きだもんっ/////」
曜「ほ、ほんとに!?じゃあなんで私に抱き着いて……」
曜「……ってもしかして私に男の子成分を感じてるってことぉ!!?」
梨子「なっ……/////」
曜「い、いや〜、そりゃあ私も昔は男の子に間違われたりもしたことあるけど〜///、さ、さすがにそう言うのは困るって言うか〜」
梨子「ち、違うもんっ!!!/////」
ギュッ!!!
曜「うぇぇぇぇ!!?」 曜「梨子ちゃん!?」
梨子「っ/////」
曜「と、とりあえず放して
梨子「やだっ!!/////」
曜「ふぇぇぇぇ!!?」
梨子「むぅぅぅ/////」ギュッ
曜「ぁ、ぅ……」
梨子「っ……ち、違うもんっ/////」ムギュッ
曜「な、何が……?」
梨子「私ね、女の子が好きとか、男の子が好きとか、そっ、そう言うのじゃなくって……/////」
曜「あっ、うん、はい……」
梨子「っ……////、よ、曜ちゃんだから好きなのっ/////」
曜「……へっ?」
梨子「曜ちゃんだから好きなんだもんっ////」
曜「はぇぇぇぇ!!?」
曜(いきなり何言ってるの梨子ちゃん!?) 曜「りっ、梨子ちゃん……?」
梨子「っ……/////」
曜「ほ、本気で言ってる!?」
梨子「うんっ////」
曜「ふぇぇぇぇ!!?」
梨子「……よ、曜ちゃんが悪いんだもんっ。それにっ/////」ムギュ
曜「へっ?ぅ、ぅぅ……」
曜(あ、あれ?もしかして私が悪者なの……?)
梨子「だ、だからさっ、そのっ……////」
曜「えっ……?」
梨子「……せ、責任っ、ちゃんととってよねっ////」
曜「はぁぁぁ!!?」
曜(これってやっぱり私が悪い系なのぉ!!?) 曜「ど、どういう意味っ
梨子「ちゃんと私を愛してって意味っ/////」
曜「ふえぇぇぇ!!!?い、意味わかんないんだけど!!?」
梨子「っ////」ギュ
曜「ひゃぁ!!?」
梨子「ほーらっ////、ちゃんと私からシてあげるからっ////」ムギュ
曜「はぁぁぁぁ!?」
梨子「っ……////」
曜(り、梨子ちゃん!!!?)
梨子「……好きだよ。曜ちゃん////」
曜「ってちょっと待ってよ梨子ちゃん!!」
曜(なんでこんな流れになってるの〜!!私、選択肢どっこも間違ってないはずなんだけど〜!!)
曜(いったいどこで地雷を踏んじゃったの〜!!?) 梨子「んっ……/////」
曜「ふぇ!?」
梨子「…………曜ちゃん、シてっ/////」ギュ
曜「ぅぅぅぅ、わ、私っ、そのっ、まだ心の準備が…………/////」
曜「………ってだめーっ!!///」
梨子「だめぇぇぇぇぇ〜っ!!!!/////」ガバッ!!!
ペチッ!
梨子「いたっ!!」
先生「ダメなのはいきなり奇声を発することな。それと授業中に寝るな、桜内」
梨子「ふぇっ!?あ、はい、すみませんっ……//////」
クスクスクスクス
梨子(っ……/////)カァァァ
先生「じゃあ授業戻るぞー。次のページ、桜内飛ばして渡辺なー」
曜「あ、はーい!」
梨子(う、うそぉ。じゃあもしかしてさっきの、全部私の夢だった………ってことぉ!!?) 梨子「ぅ、ぅぅぅ……/////」
曜「梨子ちゃん、大丈夫?」
梨子「へっ!?////」
曜「さっきからすっごく眠そうだったけど」ヒソヒソ
梨子「ふぇぇぇ!!?/////、だ、大丈夫大丈夫!!曜ちゃんが気にすることじゃないからっ!!////」
曜「あ、うん。ならいいけど……」
梨子「……っ/////」
曜「?」
梨子(ぅ、ぅぅぅっ………////、あーもうっ!!私のばかぁ!!ばかばかばかばかぁ〜!!!)
梨子(昨日夜遅くまで音楽学校が舞台の百合モノの小説なんて読んでるからぁ!!授業中なのに眠くはなっちゃうし!!////、隣のお席が曜ちゃんなせいで変な夢見てたところまで目撃されちゃうし〜っ!!!/////)
梨子「ぅ、ぅぅぅ……!!!////」カァァァァ
梨子(う、うぅぅぅ……!!////、ばかばかばかばか!!私のバカぁ!!暴走恋愛バカ乙女っ!!!////)
梨子「はぅぅぅぅ……」シュン
先生「あ、それとさっき言い忘れたけど桜内は反省文、追加だからなー」
梨子「は、はい。すみません……」
梨子(っ……!!?////、あ〜もうっ!!知らないっ!!/////こうなったら………絶対今夜はさっきの夢の続きを見てやるっ!!!/////)
この夜めちゃくちゃ悶え転げた。一人っきりで 乙
曜ちゃんも梨子ちゃんもかなり踏み込んでると思ったら夢だったのかw いいぞ!いい
毎回毎回ゲロ甘のようりこ本当にありがとうございます
貴方のようりこちゃん凄く好き 今回は珍しく梨子ちゃんが自分にばかばかばかぁ〜って言ってたのがかわいかった ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています