しずく『栞子さん、今日のえっちな自撮りまだ?』栞子「うっ……」
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今日も夜しずくさんからLINEが来る。あの日以来私は、しずくさんに「えっちな自撮り」を要求されている。もちろんそんな写真はない。撮ろうとも思わない。
ただ、彼女が求めるポーズやシチュエーションの写真を私は送らなければならない。
『いいですよ』と言ってしまった手前、今更断れないのだ。しかも、彼女は私の写真が欲しいわけではなく、「私の写真をオカズにしてもいいよ」という許可を求めているだけだ。
「……本当に、もう!」
私は大きくため息をつくと、ベッドの上に横たわった。そして、スマホを手に取りカメラアプリを立ち上げる。
撮影対象は当然自分だ。自分で見ても気持ち悪いと思うような写真でも、彼女にとってはご褒美らしい。 「ん……こんな感じでしょうか?」
私は普段の顔ではなく、少しだけ笑顔を作ってみた。いつもより口角を上げて微笑むように意識する。うん、これならまあ大丈夫だろう。あとはボタンを押すだけで──
──いや、ブラジャーを少しだけズラしてみようか? そうすれば胸元が見えるはずだ。
私は恥ずかしさで震える指先でブラジャーのホックを外す。そのままゆっくりと両手で持ち上げると、ぷるんっと揺れてカップから外れた。
白い肌にピンク色をした乳首が露になる。その瞬間を逃さず、パシャリと音を立てて写真を撮った。
「……うぅ、やっぱり慣れませんね」
私は再び大きくため息をつく。しずくさんは一体何を考えているのか分からない。彼女の目的はなんなのか。そもそもどうして私なんかの写真を欲しがっているのか。 私はそそくさとスマホを操作して、しずくさんに送信した。すぐに既読マークがついたものの、反応なし。きっとまた「ありがとうございます」とかそういうありきたりなメッセージを送ってくるに違いない。
その時だった。
ピロン♪
『栞子さんのえっちな自撮り見たら……見て?乳首勃ってきちゃった♡』
というメッセージと共にしずくさんの自撮りが送られてきた。
写真には黒いキャミソールを着ている彼女が映っていた。服の上から見ても分かるほど大きな乳房の先端にある突起物が、はっきりと浮かび上がっている。
しずくさんはその部分を人差し指でつついていた。まるで誰かに見せつけるかのように。 「……」
私は無言のまま画面を見て、無意識に自分の乳首に指が動いていた。摘んでみる。ピリリと電流のような刺激を感じた。
「……っ」
ダメだ。これ以上触るのは危険すぎる。私は慌てて手を引っ込めた。
しばらくすると、返信が届いた。
『見てくれたかな?』
どうしよう。なんて答えればいいんだろう。
『気持ちよかったよ♡』
続け様に送られてくる。私は唇を噛んだ。
これは挑発しているつもりだろうか。それとも素直に感想を述べているだけなのだろうか。どっちにしても腹立たしいことに変わりはなかった。 ᶘイ^⇁^ナ川どうしてそんな酷いことをするのですか (……バカ)
私は心の中で呟くと、返事を打ち込む。
『はい。よくできましたね』
それだけ打って送信ボタンを押そうとした時、新たなメッセージが来た。
『もっと気持ち良くなりたいんだけど……いいよね?』
その一言を見て、思わず目を閉じた。
もう覚悟を決めるしかない。
『はい。好きにしてください』
そう打ち直し、私は送信ボタンをタップした。これで明日もしずくさんから連絡があった時に、私はどんな命令にも従わなければならない。
「はあ……」
もう一度ため息をつくと、スマホを置いて天井を見上げる。このまま眠ってしまいたかったけれど、まだお風呂に入っていなかったことを思い出して起き上がった。シャワーだけでも浴びよう。 脱衣所に行き、下着を脱ぐ。鏡を見ると自分の姿が目に入った。相変わらず貧相な身体だ。特に胸元は見るに耐えなかった。先端は綺麗な桜色をしているものの、大きさは控えめだ。しずくさんのそれとは少し違う。
ふと、先程のしずくさんの自撮りを思い返してしまう。彼女は自分の胸を寄せ上げていた。あれは寄せて上げたのではなく、自分の手で乳房を押し潰していたのだ。あの柔らかそうな感触は確かに気持ち良さそうだ。
「……んっ」
そんなことを考えたせいか、胸の奥がきゅんっと疼いた。私は首を振って、妄想を振り払う。今はまだその時じゃない。とにかく今はお風呂に入ろう。
シャワーを浴びながら、私は自分の胸元を眺めた。膨らんではいるものの、まだまだ発展途上といったところだ。
これから少しずつ大きくなっていくんだろうか。しずくさんみたいに……。
私は頭を左右に振る。だめ、これ以上考えるのはよそう。また変な気分になってしまう。 「ふう……」
お湯を止めると浴室を出た。バスタオルで全身の水気を取り、新しい下着と寝間着を身につける。ドライヤーを使って髪を乾かす頃には、気持ちも落ち着いてきた。
スマホを確認するとLINEにメッセージが届いていた。しずくさんからだった。
『おやすみなさい』
という一言と、今度は服越しではないしずくさんの乳房と乳首の自撮りが送られていた。
「……」
(シャワーを浴びたばかりなのに……)
私は頬を赤く染めて、自分の乳房を撫でた。
そして拡大し、写真越しにしずくさんの乳首に舌を這わせるように舐め回してみた。しずくさんの乳首はツンと上を向いて、私が触れるのを待っているようだった。
「んん……」
私は我慢できず、しずくさんと同じように自分の乳首に触れてみた。軽くつまんでみるだけで、電気が走ったような快感が伝わってきた。 「あぁ、ん……」
しずくさんが私の名前を呼んでいるような気がした。何度も聞いた甘い声。私の指は止まらない。もう片方の手でしずくさんの乳首をいじる時のように、両方の乳首を同時に責め立てた。
「あっ、ああ……! あん……しずくさん、しずくさん……」
私はうわごとのように名前を呼び続けた。その度に下腹部が熱くなるのを感じる。
「しずくさん、しずくさん……わたし、もう、イっちゃいます……!」
私はビクビクと震えて絶頂を迎えた。頭の中に白い霧がかかったようになり、何も考えられなくなる。
私はその場に座り込んだまま、しばらく動けないでいた。ようやく我に返ると、顔から火が出そうになった。
(何やってるんでしょう、私……) 自己嫌悪に陥りながらも、右手で自分の乳首をさすってみる。じんわりとした温かさが心地良かった。
「しずくさん……」
私は無意識のうちにその名前を口に出していた。
「もう寝ましょう……」
自分に言い聞かせるように呟いて立ち上がる。この感情の正体が何なのか、分からないふりをして部屋に戻った。 〜〜〜〜
「おはよう栞子さん」
翌朝、いつも通り登校するとしずくさんは既に部室に来ていて、椅子に座って本をめくっていた。
「……おはようございます」
私は目を逸らしながら挨拶を返す。昨夜の一件のせいでまともに顔を見られなかった。
「どうかした?」
「いえ、別になんでもないです……」
「そっか。じゃあ今日もよろしくね」
しずくさんは微笑みかけると、本に視線を落とした。私はため息をつくと少し離れた席に座った。
しばらくすると皆さんも部室に来て、練習が始まった。しずくさんは普段通りにメニューをこなしていく。まるで何事もなかったかのように。 私は時々ちらとしずくさんの様子をうかがい、その表情から何かを読み取ろうとした。しかし、何を考えているのか全く分からなかった。
休憩時間になると、しずくさんはバッグからスマホを取り出した。誰かからの連絡をチェックしているようだ。私はその様子をじっと見つめていた。
するとしずくさんが視線を少しこちらに向けた。目が合った瞬間、心臓が跳ね上がる。しずくさんは口角を上げて笑みを浮かべた。
「どうしたの? 栞子さん」
「えっ……」
「さっきからずっと見てたよね。私の顔に何か付いてたかな」
「いえ、そういうわけじゃないんですけど……」
私は慌てて目を伏せた。
「ちょっと疲れてるだけですよ。昨日、遅くまで起きてたので……」
(あなたがあんな写真を送ってきたせいです……)
と言いたかったけれど、言えるはずがなかった。 「そう……でも無理しないでね」
「はい、ありがとうございます……」
私はぎこちなく返事をした。しずくさんは小さく笑うと、またスマートフォンを操作し始めた。
それと同時にピロン♪という音が私のカバンから鳴る。私はびくりとして、急いでスマホを取り出す。画面を見るとメッセージアプリに通知が表示されていた。
『昨日のこと、忘れちゃダメだからね』
『分かった?』
『あと、またしよ』
「……!」
私は言葉を失って固まった。しずくさんは相変わらず楽しそうに他のメンバーと話している。
「……」
私は深呼吸して心を落ち着けた。あの人は一体どういうつもりでこんなことをしてくるのだろう。
そして、彼女にとって私はどんな存在なんだろうか。私は彼女のことがよく分からない。
「栞子ちゃん、大丈夫?」
「えっ……」
私は声の主に目を向けた。歩夢さんだった。心配そうな表情をしている。 「なんだかぼんやりしてたみたいだから……」
「すみません……考え事をしていて」
「悩みがあるなら相談に乗るよ。話せばすっきりすることもあると思うし」
「いえ、そんな大したことではないんです。本当に」
「ほんとに?」
「はい。お気遣いいただき、ありがとうございました」
「ううん、いいんだよ」
歩夢さん、すみません。私は心の中で謝りながら、笑顔を作って彼女に返した。
私は自分の胸元に手を置いた。昨夜の出来事を思い出してみる。自分でも気付かないうちに、乳首が硬く尖っていた。
「ッ!?」
私は声にならない悲鳴を上げた。
『栞子さん』
しずくさんの甘い声が聞こえてくるようだった。私の頭はおかしくなってしまったんだろうか。 「栞子ちゃん、どうしたの?」
「な、何でもありません……!あの、ちょっとお手洗いに行ってきます!」
私は逃げ出すように部室を出て振り返らず廊下を走り出した。
トイレに駆け込むと、個室に入って鍵をかけた。便器に腰を掛けて、大きく息をつく。心臓がバクバク鳴り続けていた。
今になって羞恥心と罪悪感に襲われている。自分がしてしまったことに呆れ返るしかなかった。
(何考えてるんでしょう、私……)
昨夜のことが頭から離れない。今まで送られてきた自撮りで自分の身体を慰めたことなんて一度もなかった。それなのに、私はあの時自分の指を止められなかった。自分の指がしずくさんの指だと思って、乳首を責め続けた。
乳首に触れてもいないのに、下腹部が熱くなっていた。私はスカートの中へ手を伸ばした。下着越しに触れるだけでゾクゾクする。 「あぁ……あっ……」
声が出てしまうのを抑えられない。私は右手を下の方へ移動させていった。ショーツの中に直接触れる。そこはもう湿っていた。
「ああ……だめぇ……」
『栞子さん』
「っ……」
耳の奥にしずくさんの声が流れ込んでくる。
『栞子さん、気持ち良い?』
しずくさんは意地悪く笑いながら訊いてきた。私は必死に否定したかったけれど、しずくさんの手が自分の秘部をまさぐっていると想像すると、ますます興奮してしまう。 『ほら、もっと強くしないと』
「あぅ……ああん……」
『こうやって摘んで、転がして』
「あ、あ、あ……」
『可愛いよ、栞子さん』
「やめてください、しずくさん……!」
しずくさんはそこでふっと笑った。
「しずくさん……」
私は彼女の名前を呼んでいた。しずくさんは優しく微笑みかけてくれた。
「呼んだ?」 「えっ」
目の前のドアがノックされる。
「栞子さん? 大丈夫? 具合悪いの?」
しずくさんの声がドア越しに聞こえる。私は我に返り、慌てて立ち上がった。扉を開ける。
「ご、ごめんなさい……なんでもないので……」
「今私の名前呼んでなかった?私に相談したいことがあったとか」
「いえ、本当に違うんです……」
私は泣きそうになりながら言った。
「違う?本当に?」
彼女は顔を近づけてきて囁いた。私は思わず後ずさりした。
「どうして逃げるの?」
「逃げてなんか……」
ふにっ。しずくさんが指を私の左胸に突き立てる。 「ひゃう!」
「……勃ってるよ」
「!?」
しずくさんの指先が、私の胸の先端を押し潰していた。
「ちょ、ちょっと待ってください……!」
「待たないよ」
しずくさんはさらに指に力を込めて乳首を押し込んできた。
「あっ……」
私は膝から崩れ落ちそうになるのをなんとか堪えた。
「栞子さんがいけないんだよ。あんな写真送ってくるから……私だって我慢してたのに」
「そんなこと言われても……」
私は弱々しく反論した。昨夜のことを思い出して、体が疼いて仕方がなかったのだ。しずくさんのせいでこんなことになったというのに、責任を取ってほしいと思った。 「でも、これで分かったよね?」
しずくさんはにっこりと笑う。
「栞子さんの身体は私を求めてるんだよ」
その言葉を聞いて、私はまた顔が熱くなるのを感じた。
「あんな写真を送ってきたのはあなたの方じゃないですか」
「そうだね」
しずくさんはあっさり認める。
「だから、栞子さんも私のこと、欲しくなっちゃうはずだよ」
「それは……」
私は口籠もってしまう。 「栞子さん」
しずくさんがそっと腕を伸ばしてくる。
「キスしよっか」
「い、いやです……! ここ学校ですよ!?」
「誰も来ないよ」
しずくさんは私の手首を掴んできた。抵抗しようとしたけれど、びくともしない。
「お願いします、やめてくだ……んむっ!」
私達はそのまま個室に入り、鍵を掛けた。唇を重ねられる。柔らかい舌が入り込んできて、私のそれと絡み合った。
「ぷぁ……しずくさん……」
私は荒い息をつく。頭がぼうっとしてきた。しずくさんがもう一度、私に軽くキスをする。
「栞子さん、かわいい……」
「だめ……これ以上は……」
しずくさんが私を抱きしめる。 「私もね、栞子さんが送ってくれる自撮りでね、1人でしちゃってるんだ」
彼女は耳元で囁いた。背筋をぞくりとしたものが駆け抜ける。
「しずくさんが?私ので?」
「うん。すごく興奮するの。栞子さんがどんな風に撮ってるんだろう。栞子さんの考えるえっちな自撮りってどんなのだろう。それを想像しながら触ると凄く気持ちいいの」
「…………」
「栞子さんも同じだよね? 私が送った写真を見てオナニーしてたんでしょう? 私と同じだよね?」
「……はい」
私は正直に答えてしまった。しずくさんは満足げに微笑んでいる。
「私の乳首見ておかしくなっちゃったんだ。栞子さん、ほんと可愛い……」
しずくさんは両手をスカートの中に差し入れてきた。私は反射的に身を捩ったけれど、彼女の手は止まらない。ショーツの中に潜り込んでくる。
「濡れてるね……」
「い、言わないでください……」
「嬉しい……」
しずくさんが私の耳たぶに吸いついてくる。 「栞子さんがこんな風になってくれて、すっごく嬉しい」
「あぅ……だめぇ……」
「栞子さん、声大きいよ」
しずくさんの指が、秘裂に沿ってゆっくりと上下し始めた。それだけで達してしまいそうになる。私は彼女の肩にしがみついた。
「しずくさん、やめてください……」
「どうして? 気持ち良くない?」
「気持ち良すぎて……」
「なら良いじゃない」
しずくさんは私を便器の上に座らせた。そして、自分もしゃがんで脚の間に顔を近づける。
「え……」
「いただきます」 次の瞬間、しずくさんは舌先でクリトリスを押し潰した。
「あああっ!」
あまりの快感に悲鳴を上げてしまう。彼女は何度もそこを刺激し続けた。
「だめ、だめです、しずくさん……!汚いですよ……!」
「全然平気だよ」
「ああ……っ、そんな……」
私は泣きそうになりながら喘ぐしかなかった。しずくさんは優しく微笑みながら、私の陰核を責め続けている。
「栞子さん、可愛い……」
「んんっ……」
彼女が顔を上げた時には、もう私のそこはどろどろになっていた。しずくさんの唾液なのか私の愛液なのか分からないものが、太腿まで垂れている。 「こんなに濡らしてくれてありがとう」
しずくさんが私にキスしてくる。
「んふ……」
私は無意識のうちに舌を絡めていた。お互いの体臭を嗅ぎ合うような濃厚なキスだった。
「栞子さん……また今夜ね……」
「はい……待っています……」
名残惜しかったけれど、私たちは離れた。しずくさんの唇に、私の唾液が橋のようにまだ繋がっていた。 〜〜〜〜
『今夜のえっちな自撮りはまだかな?』
私はしずくさんからのメッセージを眺める。
「はぁ……」
思わずため息が出た。今からでも、さっきの続きをしたくてたまらない。昼間のしずくさんとの行為が頭から離れなかった。
『今夜はしずくさんの方から送っていただけないでしょうか』
私はそう返信する。するとすぐに既読が付いて、メッセージが表示される。
『いいよ』
という文字の下に、
『リクエストある?』
というスタンプが表示された。 (……お尻)
私は頭で即答していた。この前の行為で、しずくさんのお尻を見ていないことに気づいたのだ。あんなに綺麗なお尻をしているのに、どうして今まで見ていなかったのか不思議になるぐらいだ。
しばし迷った後、思い切ってお願いすることにした。しずくさんがどう思うか不安だったが、意外にも返事はすぐに来た。
『私のお尻見たいの?』
その文面を見た途端、恥ずかしさがこみ上げてきた。
『やっぱり大丈夫です』
という文を打ち込んでる途中に。ピロン♪という音とともに新しいメッセージが飛んできた。 『どうかな?』
画像が添付されている。恐る恐る開くと、黒ストに包まれたお尻の写真が現れた。私はごくりと唾を飲み込む。
『素敵ですね』
『ありがとう』
短いやりとりの後でしずくさんが続けて送ってきた。
『じゃあ栞子さんも見せてくれる?』
「えっ?」
『私ばっかりずるいよ。栞子さんの見たいな。私に見せてよ。栞子さんのえっちな自撮り』
「う……」
しばらく躊躇した後、覚悟を決めて文章を打った。
『わかりました。それでは、準備しますので少し時間を下さい』
『楽しみにしてるね』 私はスタンドミラーの前に立ち、自分の姿を確認した。鏡の中の自分に向かって話しかけるように呟く。
「撮りますよ」
スマホを手に持ち、カメラを起動させた。画面越しに私を見る。スカートをたくし上げてショーツを下ろし、脚を開いて座り込んでいる。
「こんなところ、誰にも見せたことありません……」
頬が熱くなる。こんな姿を見られるなんて。
パシャ。シャッター音が響く。全身の血流が激しくなった気がした。もう一度、同じ体勢で写真を撮ってみる。
「これでいいですか?」
私は送信ボタンを押して、しずくさんに送った。
「……」
しずくさんからの返信はなかった。 「……」
4、5分ほど経ってようやく通知が届く。
『栞子さんってむっつりさんだね』
『違います!』
私は慌てて否定したが、しずくさんは取り合ってくれなかった。
「はぁ……」
しずくさんにこんな写真を送ってしまったことが恥ずかしい。彼女の言う通り自分はむっつりだと認めざるを得ない。
「早く…欲しいですしずくさん……」
身体が疼く感覚に身悶える。先程の送ってきたしずくさんのお尻の自撮りを見返す。触りたい、撫で回したい。あの柔らかそうな肉に指を埋めてしまいたかった。 「……」
私は椅子に座っているしずくさんの姿を思い浮かべる。黒いパンツに包まれた大きなお尻を、彼女はいつも私に見せつけてくる。その光景を想像しながら、右手を秘部へと持っていった。
「んっ……」
人差し指でクリトリスに触れる。すでにそこは硬くなっていた。
「あっ……」
中指も一緒に膣内へ挿入させる。軽く出し入れしているうちに、どんどん濡れてきて愛液が滴ってくる。左手で乳房に触れ、乳首を摘まんだ。
「あぅっ……」
快感が増幅していく。私は目を閉じてしずくさんの姿を思い描いたまま、ひたすらオナニーを続けた───。 〜〜〜〜
栞子さんの痴態を眺めながら、私はベッドの上で脚を広げていた。
「栞子さん……私、もう我慢できない……」
これまで送ってきてくれたえっちな自撮りを反すうする。どれもこれも可愛くてえっちだった。私は自分の胸や股間に手を伸ばす。
「んっ……」
写真越しだが栞子さんに見られているというだけで、興奮が止まらない。私は両手で乳首を刺激した。
「あん……」
「まさか私のお尻の自撮りが見たいだなんて……」
私は一人で苦笑してしまう。 「はぁ……」
「んっ……」
私は自分で自分を慰める。片手でおっぱいを揉み、もう片方の手で陰核を刺激した。
『しずくさん』
名前を呼ばれる声を思い出す。栞子さんがすぐ傍にいるような錯覚に襲われる。顔が熱くなった。
「……好き……大好き」
手をお尻に移動させ、軽く揉んでみた。
「ああ……」
気持ちいいかも。もっと強く揉みたい衝動に駆られる。私は下着を脱ぎ捨てると、ベッドに仰向けになった。両脚を大きく開き、自分の手で性器を広げる。
「見て……」
そこには何もない。ただ真っ暗な空間が広がっているだけだ。それでも私は
「見て栞子さん……」
と囁いた。
「私のここ、こんなになってるの……」 「はぁ……ふぅ……」
息遣いが荒くなっていくのを感じる。私の呼吸に合わせて、膣口が小さく開閉する。奥から熱い液体が流れ出してきた。私はそこに指を入れていく。
「んっ……」
指を出し入れするたびに湿った音が響いた。
「はっ、あっ……」
声を抑えることができない。
「ああっ……」
一番敏感な部分を擦る。頭がくらくらしてくるほど強い快楽が押し寄せてきた。
「栞子さん、栞子さん……あぁっ!」
私は絶頂に達した。
「はぁ……」
身体が震えている。私はぐったりと横たわったまま動けなかった。
明日は抑えられそうにないかも……。 〜〜〜〜〜
「おはよう栞子さん」
翌朝、いち早く部室に来ていたしずくさんが挨拶してくれる。昨日あんなことがあったせいか、彼女の顔をまともに見られなかった。
「お、おはようございます」
「どうかした?」
しずくさんが心配そうな表情を浮かべる。
「いえ、何でもありません」
どうしてしずくさんは普通にしていられるのでしょう? 私ならとても平静ではいられません。彼女にとっては、あれぐらいのこと大したことではないのでしょうか。 「……」
「大丈夫だよ栞子さん。誰もいないよ」
「えっ?」
「今ここにいるの、私たちだけなんだ。みんな来るまでまだ時間あるよ」
「そ、それはどういう……」
「えいっ」
しずくさんが突然抱きついてくる。
「ちょっ、ちょっと!?」
「我慢できないの」
しずくさんは私を椅子に押しつけるように座らせ、唇を重ねてきた。舌先が入ってくる。彼女の唾液を飲み込むと、身体の奥で何かが生まれた気がした。
「んっ……しず、くさん……」 すると足音が聞こえてくる。それは明らかにこの部室に向かって来ていた。
「あれ?思ったより早く来ちゃったみたい」
しずくさんは私の腕を掴んで立ち上がった。
「今はやめましょうしずくさん……」
「こっちに来て。1つだけ空いてるロッカーがあるの」
私はしずくさんに引っ張られて部室の隅にある2人では狭いロッカーの中に押し込められた。しずくさんが扉を閉める。
「しずくさん、こんなことをしたら……」
「静かにしてないと誰かに気付かれちゃうよ」
彼女は耳元で囁く。
「それに、栞子さんだって本当はしてほしかったんじゃないの?」
私は黙って俯いていた。図星だ。否定することができない。 「もうすぐ皆さんも集まってきます。そうしたら……」
「もう我慢できなくなっちゃったんだよ栞子さん」
しずくさんがスカートの中へ手を伸ばしてくる。私は必死で抵抗したが、力が入らない。
「あっ……だめですっ……」
「栞子さん、濡れてるね……期待しすぎじゃない?」
「ち、違いま……あっ……」
私は甘い吐息を漏らす。指の動きが激しくなるにつれて、どんどん理性が溶けていった。私はしずくさんにしがみつく。
「ほら、声出したら流石にバレちゃうよ?」
「んんっ……んぅっ……」
私は唇を噛み締めて声を抑えようとした。 「そんなに強く噛んだら血が出ちゃうよ。力抜いて……」
「んっ……」
しずくさんは私にキスをしながら、秘部を責め続ける。やがて、私の中から溢れ出た蜜が太腿を伝っていくのを感じた。
「んっ……はぁっ……」
私はしずくさんの首に顔を埋めた。
「栞子さん……好き……」
しずくさんが私の耳元で囁く。
「あっ……わたしも……しずくさんが好きです……」
私はしずくさんを強く抱きしめながら言った。
ロッカーの中は狭くて熱くて、汗と体臭でむせ返りそうだ。でもそれが心地よく感じてしまう。私はしずくさんに身を任せることにした。 「ふふ……」
ロッカーの中で二人きりになるのを楽しむことにした。しずくさんを前から強く抱擁する。彼女の柔らかい髪に顔を埋める。
「栞子さん……」
しずくさんは私の頬に手を当て、ゆっくりと撫でてくれた。
「栞子さん、私汗っかきなんだ」
「知っています。いつもいい匂いですよ」
私は彼女の首筋の臭いを思いっきり嗅いだ。
「ひゃっ……く、くすぐったいよ」
「ごめんなさい。でも……」
「いいよ、好きなだけ吸っても」
「ありがとうございます」
私は思い切り吸い込んだ。
「んっ……」
鼻腔いっぱいに甘酸っぱい香りが広がる。 「栞子さん……栞子さん……」
「しずくさん……」
私たちはお互いの名前を呼び合いながら、何度も口づけを交わした。
ロッカーの中が少しでも余裕が出来るように抱きしめあったまま、腰を動かす。私の脚の間にしずくさんの脚が入り込んで、ぴったりと密着しているのを感じる。その状態で私は秘部を押しつけていた。
「あっ、あっ……」
身体の芯から快楽が湧き出してくる。頭の中では白い光が明滅していた。もう限界が近い。私はしずくさんをぎゅっと抱き寄せた。
「栞子さん……私にも同じことして?」
「ええ……」
私はしずくさんの脚の間に脚を入れる。そしてしずくさんも秘部を押しつけた。
「ああんっ」
しずくさんの喘ぐ声を聞きながら、私は気持ちいいところを刺激し続けた。 「栞子さん、すごいっ……」
「しずくさんも、ああっ!」
私達の声がだんだん大きくなるのを抑えようとキスをする。
「「んんんんっ!」」
身体が震えるのを感じて、私達は達してしまった。
「はぁ……はぁ……」
身体が熱い。しばらく呼吸を整えることしかできなかった。しばらくして落ち着くと、どちらからともなく口を開く。
「朝からすごいね、栞子さん」
しずくさんは微笑みを浮かべていた。
「そうですね……」 「こんなことをして、大丈夫でしょうか?」
「大丈夫だよ」
私の考えを見透かしたようにしずくさんは言う。
「誰にも言わないから」
「そういう問題ではありません」
私達は落ち着くまで、ロッカーの外に人がいなくなるまで、抱き合っていた。 凄くいい
考えたこともなかったけどこの2人の見た目って結構似合ってるわ 栞子ってしずくより身長高いのにしずくよりバスト小さいのかよ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています