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【SS】虹三年が高一から知り合いだった感じの世界
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0276◆ORLP1ietf. (しまむら)
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2022/06/05(日) 19:05:18.95ID:/Ah540DS
彼方「というわけで、お泊まり会をしようと思うのです」パチパチ👏

エマ「わーい!」パチパチ👏

果林「さっきまでの寸劇は必要だったのかしら」

エマ「そんな……ひどい…!彼方ちゃんのシスコンっぷりを疑うだなんて…!!」

彼方「失礼しちゃうよね!あとエマちゃん、そんな言葉どこで覚えたの」

果林「別に疑ってはいないわよ……それとエマ、そんな言葉どこで覚えたの」
0283◆ORLP1ietf. (しまむら)
垢版 |
2022/06/08(水) 23:05:37.63ID:0Y4k+hyI
付き合い始めて、いきなり何かが変わるということはなかった

これまでと同じように、ふざけあったり、他愛のない話をしたり

そしてふとした瞬間、自分たちが交際している事実を改めて意識したりして──

すごく、幸せだった
0284◆ORLP1ietf. (しまむら)
垢版 |
2022/06/08(水) 23:06:51.87ID:0Y4k+hyI
果林「悪いけど、私は行けないわよ?」

彼方「えー?いいじゃんか〜パジャマパーティーしようぜ〜」ベターッ

エマ「そうだよ〜ピロートークしようよ〜」モギューッ

果林「暑いわ。くっつかないで」

彼方「じゃあ何が駄目なのさ」

エマ「いっしょにお泊りしたくないの…?」

果林「別に嫌とは言ってないでしょう………急に提案されても無理っていうだけ。寮生活はそんな融通はきかないんだから」

エマ「でも、そこでがんばって準備しちゃうのが果林ちゃんだよね」

果林「………」

彼方「お?照れてる?」

果林「照れてないわ」

彼方「けど安心したよ〜。なーんだ、そういうことかぁ」

エマ「てっきり用事でもあったのかと思っちゃったよね〜」

果林「…?というか、用意が必要なのはエマも同じじゃ・・・」
0285◆ORLP1ietf. (しまむら)
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2022/06/08(水) 23:07:24.27ID:0Y4k+hyI
でも私たちは、多分

自分で考えていた以上に、お互いに大きな感情を抱いていたんだと思う
0286◆ORLP1ietf. (しまむら)
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2022/06/08(水) 23:09:10.47ID:0Y4k+hyI
彼方「じゃあ、そんな感じで1週間後によろしく〜」

エマ「は〜い」

果林「今日明日とかの話じゃなかったの!?」

彼方「果林ちゃんも言ってた通り、寮のふたりは色々手続きとかあるでしょー?」

エマ「うんうん」

果林「・・・あぁ、どおりであなたが彼方に何も言わないと思ったら」

ルcイ*  ̄ω ̄*)「だから余裕をもって伝えておいたのです」フンス=3

(ζル´A`ル「それはありがたいけれど……なら今までの大騒ぎは何だったのよ…」ハァ…

,,(d!.^ヮ^..)「お泊まり♪楽しみ〜♪」ウキウキ♪
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