歩夢「おかえりなさい、果林さん♪」
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果林「ただいま」
歩夢「おかえりなさい、果林さん♪」パタパタ
果林「もう、わざわざ出迎えてくれなくていいっていつも言ってるのに」
歩夢「いいの。私が早く果林さんに会いたいから」
歩夢「んっ」パッ
果林「はいはい、いつもの…ね」ギュ
歩夢「果林さん成分補充〜♪」ギュウ 果林「ほら玄関で止まってないで、奥に行きましょう」
歩夢「…他の女の人の匂いがする」
果林「え?」
歩夢「これは…誰?」
果林「あー…撮影でくっついて取るところがあったから、それかしら?」
歩夢「そう…なんだ」 果林「ほら、この子よ」スッ
歩夢「あ、この人見たことある」
歩夢「確か3か月前に果林さんと一緒に雑誌に載ってた人だよね?」
果林「…よく覚えてるわね」
歩夢「果林さんが載ってる雑誌は全部見てるもん」
果林「そのときの企画が人気だったからまた一緒になったのよ」 歩夢「…その人とどんなポーズで写真撮ったのか聞いてもいい?」
果林「そうね…背中合わせに立ったりとか、腕を組んだりとか」
果林「…抱きしめたりとか」
歩夢「抱きしめる…」
果林「あ、でも今歩夢と抱き合ってるみたいな感じじゃないわよ」
果林「ちょっと肩を抱き寄せたりみたいなそんな程度」
歩夢「…」 どんな顔してこんな駄文書いてるんだ?中学生の妄想みたいで可愛いけどおっさんがこれ書いてると思うと気持ち悪いな 果林「ごめんなさい。断ったほうがよかったわね」
歩夢「え、何で果林さんが謝るの?」
果林「だって、歩夢そういうの気にしちゃうでしょ?」
果林「だったら私はできるだけ歩夢に心配かけないようにしたいし」
歩夢「ううん。果林さんは悪くないよ」
歩夢「お仕事だもん、仕方ないよ」
歩夢「私が勝手に…嫉妬しちゃってるだけだし」
果林「歩夢…」 歩夢「それよりご飯、食べよう?」
歩夢「今日はおいしそうなレシピ見つけたから、果林さんと食べようと思って作ってみたんだ♪」
果林「あら、私の分もあるの?」
果林「撮影の後軽く食事会があるから今日はいらないって連絡したはずだけど…」
歩夢「え…?」
歩夢「ちょっと待って」パタパタ 歩夢「ほんとだ…通知来てる」
歩夢「連絡気づかなくてごめんなさい!」
果林「ううん、私も一言送っただけだったし」
歩夢「そっか、いらなかったんだ…」
歩夢「じゃあ果林さんの分は冷蔵庫に入れて…」
果林「待って」 果林「これが歩夢が作ってくれた料理?」
果林「たしかにいつにも増しておいしそうね」
歩夢「うん…」
果林「じゃあ一緒に食べましょう」
歩夢「食べてきたんじゃないの?」
果林「そんなに量は多くなかったから」
果林「歩夢の料理を食べられないことはないわ」 歩夢「でもそれだとカロリーが…」
歩夢「果林さんが一番気にしてるとこじゃないの?」
果林「その分他を減らすとか運動するとかでどうにかするわ」
果林「それにこれもカロリーを気にして作ってくれてるんでしょ?」
歩夢「それはそうだけど…」
果林「じゃあ大丈夫よ」
果林「私が歩夢の料理を食べたいの」 果林「いただきます」
果林「ん〜、おいしい♪」
歩夢「…よかった」
果林「さすが歩夢ね」
歩夢「そんな、ただレシピ通りに作っただけだよ」
果林「私が作ってもこんなおいしく作れないもの」
果林「はい、あ〜ん♪」
歩夢「あ、あーん///」モグ 歩夢「果林さん、いつも私に1口食べさせるよね?」
果林「恥ずかしがりながら食べてる歩夢が可愛いから、ね♪」
果林「何回でも見たいわよ」
歩夢「ずるい」
歩夢「じゃあ果林さんも…あーん///」
果林「あ〜む」モグ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています