先生 「ここの関数は、少し応用が必要だが、今まで習ったことをちゃんと使えば解ける問題だ」

菜々 (……私は、生徒会長の権限を私利私欲に使った。優木せつ菜だけが、何もかも上手くいくことに嫉妬して、邪魔するためだけに権限を利用して)

菜々 (はぁ、公私混同も甚だしい)

かすみ 『なっ!? むっ、ちゃんと五人集めたのに追い返すなんて! 生徒会長さんの意地悪! 頑固!』

菜々 「……」 ズキッ

菜々 (私をスカウトしたときは、あんなに嬉しそうだったのに……今では私を相当憎んでいるでしょうね……)

菜々 (でもそれは自分が招いたこと……)