かのん「恋ちゃんお昼食べよー♪」恋「ごめんなさい…今日は音楽科の方達に誘われまして…」
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今日は恋ちゃんとご飯食べると心に決めてるモードのかのんちゃんいいぞ 何気なく誘っただけなのに断られると思ってなかっただけに謎に恋ちゃん独占欲発揮しちゃうかのんちゃんはいいぞ かのん(恋ちゃんが丸くなったのは私のおかげなのに...!)
って思ってそう かのん(恋ちゃんが丸くなったのは私のおかげなのに...!)
って思ってそう 恋ちゃんはさぁ…音楽家の子とLiellaどっちが大事なの!?と詰め寄ってしまうかのんちゃん こんな感じで間が悪く連続で空振りしちゃっていつの間にか恋ちゃんをとらえようとかなり躍起になっちゃうかのんちゃんをよこせ
それに気づいてそれまで以上にめちゃくちゃかのんちゃんを意識しちゃう恋ちゃんをよこせ 自覚の無い(友達寄りの)独占欲を抱くかのん
それを過剰に捉えて(恋愛寄りの)ドギマギを抱く恋ちゃん >>17
こういうすれ違いから百合に発展していくのすき かのん「(ちぃちゃんが普通科に転入までしてくれて)」
かのん「(恋ちゃんも普通科の制服を選んで着るようになったからつい忘れがちだけど)」
かのん「恋ちゃんって音楽科なんだよね」
かのん「授業は一緒じゃないし、お昼もこうしてフラれちゃうこともある」
かのん「そんな日はLiella!の活動にならないと会えない」
かのん「分かってはいるんだけど、何でだろう」
かのん「何で心がモヤモヤするんだろ……」モヤモヤ
かのん「恋ちゃんともっとお話したり遊んだりしたいなぁ……!」
かのんはあくまでもっと仲良くなりたいって想いから 恋ちゃんサイド難しい
恋ちゃんをドギマギさせるナチュラルイケ女かのんちゃん下さい 先にお昼の予約をしておけばいいと気付いたかのんにずっと予定を入れられてさすがに察したレンレン 恋「サヤさん行ってきます」
サヤ「行ってらっしゃいませお嬢様」
恋「……あら?」
かのん「あ、おはよう恋ちゃん!」
恋「かのんさん?!おはようございます」
恋「朝一番にどうかされたのですか?」
かのん「んーん。何でもないけど、、、」
かのん「恋ちゃんと一緒に登校したいなーって♪」
恋「えっ…」ドキ
かのん「ほらほら!行こ♪」
恋「は、はいっ……!」
かのん「(よしっ、やっぱりまずは登校する所からだよね♪)」
恋「(朝からわざわざ私の家まで来て下さるなんて、どのような風の吹き回しでしょうか)」
恋「(でも―――)」
かのん「恋ちゃんは昨日ちぃちゃんから貰った振り付けどの位出来るようになった?」
恋「振り付けでしたらほぼ形に出来ましたよ」
かのん「え゛っ……」
恋「(こうして誰かと話しながら登校するのは楽しいです)」ポカポカ かのん「あ、そうだ!今日こそは恋ちゃんもお昼一緒に食べようね!」
恋「あ……えっと、実は今日もお昼はクラスの方と先約が」
かのん「えーっ!?」ガーン
恋「貸し借りし合ってる本の感想を話す約束をしているんです」
かのん「そんな……なら明日は!?」
恋「明日でしたら今の所約束はありませんが……」
かのん「やったー!約束だからね!」
恋「はい」
恋「(どうしてかのんさんはそんなに私とお昼をご一緒したがるのでしょうか……?)」 翌日のお昼
教師「葉月さん、お昼休みにゴメンナサイ。ちょっと職員室まで来て貰えるかしら」
恋「えっ……あ、はい……!」
かのん「恋ちゃーん♪」スタスタ
かのん「って、あれ?」
恋「あ、かのんさん!申し訳ありません。ちょっと職員室の方に行ってきます」
かのん「そ、そんなぁ!」ガーン
恋「部室の方でいいでしょうか?終わり次第すぐに行きますので!」
かのん「うん……」
かのん「……」
かのん「む〜〜〜〜〜!」 少し経って部室
恋「すみません!遅くなってしまいました!」ガチャ
かのん「!」
可可「あっレンレン来たデス!」
すみれ「お昼休みに災難だったわね」
千砂都「お昼まだでしょ?時間無いし早く食べよっ」
恋「み、皆さん食べずに待っていて下さったんですか……?!」
千砂都「アハハ。かのんちゃんが『恋ちゃんも入れて皆で食べるの!』って譲らなくて」
かのん「……」ムスーッ
恋「かのんさん……」 可可「れ、レンレン……早くお弁当を広げてクダサイ……」
すみれ「空腹ギャラクシーよぉ……」
恋「あ、はいっ!お待たせしてしまい本当に申し訳ありません……!」
恋「かのんさんも、待ってて下さってありがとうございます……」
かのん「……えへへ♪早く食べよう♪」ニコッ
恋「っ」ドキ
恋「は、はい……」
恋「(こうして皆さんと一緒に頂いたお昼ご飯は、普段以上に美味しく感じられましたーーー)」 恋「(それからと言うもの)」
かのん「それじゃ恋ちゃんまた明日もお昼一緒に食べようね!」
かのん「恋ちゃん一緒にストレッチしよ!」
かのん「今日恋ちゃんの家の方に用事あるからもう少しお喋り出来るね♪」
かのん「恋ちゃん!」
かのん「恋ちゃ〜ん♪」
恋「かのんさんは何故こんなにも私に気をかけて下さるのでしょうか……」
恋「……」ドキドキ そんなある日のお昼休み
クラスメイト「は、葉月さん」
恋「はい。何でしょうか〇〇さん」
クラスメイト「えっと、今日も普通科の子達とお昼?」
恋「そうですね。約束していますので」
クラスメイト「そっか…」
クラスメイト「葉月さんが貸してくれた本の感想お話したかったんだけど、また今度かな」
恋「えっ、もう読み終わったんですか?!」
クラスメイト「うん!凄く面白くて夢中で読んじゃった!」
クラスメイト「それで葉月さんと語りたかったんだけど……仕方ないね…」
恋「〇〇さんーーー」
かのん「恋ちゃんっお昼食べよ!」ガラガラ 恋「あっ、かのんさん」
クラスメイト「ふふ。澁谷かのんさん。葉月さんのこと大好きみたいだね」
恋「だ、大好きって…」ドキ
クラスメイト「私のことは気にしないで。行ってらっしゃい」
恋「……」
恋「かのんさんすみません。今日のお昼は自分のクラスで頂くことにしてもいいでしょうか?」
かのん「えっ」
恋「以前話した本の感想をお話し合ってるクラスの方が居るのですが、その子は放課後予備校があるのでまとまった時間を取れるのがお昼休みしか無いのです」
恋「私が貸した本をすぐに読んで下さったので、今日は彼女とお昼を過ごしたいなと思いまして……」
恋「かのんさんとの約束を破ってしまうことになり申し訳ないのですが、駄目でしょうか?」
かのん「……」 かのん「……」チラッ
クラスメイト「っ」ギクッ
かのん「…ううん!いいよ!お昼休みしか話す時間無いなら仕方ないもん」
かのん「そういう事なら恋ちゃんのこと『譲ってあげる』♪」
恋「かのんさん……!」パァァ
かのん「ただその代わり」
かのん「今日の放課後うちに寄ってよ!」
恋「かのんさんのお家、ですか?」 1レス目の要素回収きた!
しかし『譲ってあげる』か…これはキテますわね 放課後 一度帰宅してーーー
恋「サヤさんっ今日のお夕飯のことなのですが」
サヤ「お夕飯ですか?今日はこれから買い物に行きますのでリクエストお受け出来ますよ♪」
恋「あの、実は…」
===
サヤ「そういう事でしたか。ではお夕飯の用意は必要ありませんね」
恋「はい。かのんさんのお家でご馳走になってきます」
サヤ「フフッ、最近の澁谷さんは随分とお嬢様にご執心ですね。お嬢様もよくお話されますしその上ご自宅へお招きだなんて」
恋「そうなんです。どうして私にここまで気にかけて下さるのか……」
サヤ「もしかしたら澁谷さんはお嬢様に気があるのかもしれませんね♪」
恋「……えぇっっ!?///」ドキッ サヤ「ウフフ。冗談ですよ♪」
恋「もう、サヤさんってば…///」ドキドキ
恋「(あれ、何でしょうかこの胸の高鳴りは……)」
恋「と、とにかくこれからかのんさんのお家に行ってきますので!」
サヤ「はい。きちんとおめかしして行かないといけませんね♪」
恋「サヤさんっ!///」 かのん宅
恋「ふぅ、はぁ…」←きちんとおめかしした
恋「(サヤさんがあんなこと仰るから変に緊張してきてしまいました)」
恋「オシャレな外観……」
恋「……」チラッチラッ
恋「私、変ではないでしょうか……きちんとお店の雰囲気に合った格好を出来てーーー」
かのん「あっ恋ちゃんいらっしゃい!」ガチャ
恋「きゃっ!///」ドキッ
かのん「わぁ……!」
かのん「オシャレしてきたんだね!」
恋「お邪魔する身ですし、最低限は…!」
かのん「えへへ。恋ちゃん綺麗だね♪」
恋「きれ……!?///」カァァッ
かのん「さぁ、どうぞ入って!」 恋「(この後、お店の新作メニューの試作品を試食と言う形でご馳走になりましたが)」
恋「(妙な緊張と、ずっと高鳴り続ける鼓動のせいで)」
恋「(きちんと美味しく味わえた自身はありませんでした……)」
かのん「ごちそうさまでした!」
恋「ご馳走様でした……」
かのん「それじゃ私の部屋行こっか!」
恋「え、えぇっ!?///」
かのん「駄目?もっと恋ちゃんとお話したいんだけどな」
恋「い、いいえ……お邪魔します…」 かのん「ここだよ。入って入って」
恋「はい…///」
かのん「えへへ。恋ちゃんをお部屋に招くの初めてだね。嬉しいな♪」
恋「恐縮です……」
かのん「そんな固くならないでよ笑。自分の部屋だと思って!」
恋「私の家で遠慮無くベッドに寝転がるだけのことはありますねかのんさん」
かのん「あ、アハハ〜〜〜(汗)」
恋「……フフッ」
かのん「あっやっと自然に笑ってくれた」
恋「えっ」
かのん「ずっと緊張してたみたいだったから。良かった」
恋「あぅ…///」 かのん「ほら、座って座って」ポフポフ
恋「はい。失礼します…」スッ…
かのん「はぁ〜。恋ちゃんって本当に何から何まで礼儀正しくて動きが綺麗だね〜」
恋「きれ…っ!?///」
かのん「うん!普段授業受けたりしてる姿も綺麗なんだろうなぁ」
恋「特別そのようなことは無いと思いますが……」
かのん「そうかなぁ?」
かのん「私は見てみたいなぁ授業中の恋ちゃん。音楽科の子達が羨ましいもん」 恋「羨ましい、ですか?」
かのん「そうなの!私達は普通科で恋ちゃんだけが音楽科じゃん?」
かのん「恋ちゃんと話したくても案外出来ないなって最近思って」
かのん「それで恋ちゃんともっと仲良くなるぞ作戦!なんて大袈裟かもしれないけど、色々けしかけちゃった。ゴメンね?」
恋「……いえ」
かのん「えへへ。今日はこうして2人きりで話せて嬉しいな♪」
恋「……そうですね」
恋「(そう、ですよね……。かのんさんはあくまでも私ともっと親交を深めたいと思って、私を気にかけて下さっていたんですよね……)」 果たしてこんなんでいいのだろうか…難しい……一度寝る…… 縮まる距離とは裏腹にだんだんすれ違っていきそうなこの雰囲気めっちゃすき
是非このまま続きを…! 恋「(かのんさんの優しさはそう言う優しさ)」
恋「(それを私ってば自分だけ特別な感情を向けられてるような思い違いを……)」
恋「(何だかまるで私だけ舞い上がっているみたいで……)」ズキッ…
かのん「恋ちゃん?」
恋「……ごめんさない何でもありません。確かに私もかのんさん達と同じ普通科だったら、それもきっと楽しい毎日なのでしょうね」
かのん「そうだよね!普通科の授業も楽しいんだよ!可可ちゃんなんて『勉強や授業は得意ではありまセン…常にマスイ(睡魔)との戦いデス…』って言うんだけど、例え居眠り中に指されてもすぐに問題解いちゃうし!」
恋「フフッ、可可さんってば居眠りは駄目ですよ」ズキズキ… かのん「逆にすみれちゃんはそろそろ3週間どの授業でも指されなくて凹んでてね」
恋「すみれさん……」
かのん「ちぃちゃんはーーー」
恋「(かのんさん、とても楽しそう)」
恋「(私ももし、かのんさんと一緒の普通科で学校生活を送れていたら)」
恋「(もう少し貴女の中に葉月恋が居ることは出来たのでしょうか……)」ポロッ…
かのん「…!?れ、恋ちゃん!?」
恋「あっ……」ポロポロ 恋「すみません……かのんさんがとても楽しそうに話すので、少し羨ましくなってしまいました」グシ…
かのん「あ……ゴメンね恋ちゃん。私そういうつもりじゃなかったんだけど」
恋「大丈夫ですよ。分かっていますから」
かのん「私ね、普段会えない時もある恋ちゃんとももっともっと沢山お喋りしたり時間を過ごしたいなって思ってるだけで」
恋「はい……。ふふ、かのんさんは本当に優しいですね」
かのん「そ、そうかな///」エヘヘ
恋「そうですよ。私はかのんさんのそういう優しい所が」
恋「とても好きなんだと思います」ギュッ
そんな言葉と共に胸の痛みが自然と私の身体を動かして、かのんさんの手を握ってしまいました。 かのん「あ……」
恋「……」ジッ…
かのん「(恋ちゃん……?)」
かのん「(何だろう。どうしてだろう)」
かのん「(急に言葉が出なくなっちゃった)」
かのん「(恋ちゃんの瞳、綺麗……)」
かのん「(目が離せない)」
恋「かのん、さんっ……!!」ガバッ
かのん「きゃっ!!」トサッ 恋「……っ」ギュッ
かのん「れ、恋ちゃん/// アハハ恥ずかしいよぉ///」
恋「ごめんなさい。私もかのんさんと同じ気持ちなんです」
恋「かのんさんが私に気をかけて下さったり、一緒の時間を増やしたいと思って下さるのか嬉しくて」
恋「こうして肌を触れ合わせたい。かのんさんが近くに居ると嬉しい……」
恋「そんなことまで思ってしまうんです」
かのん「……」
恋「かのんさんは、嫌ですか…?」
かのん「え、えっと……」
かのん「(恋ちゃんの顔が、近い……)」 かのん「(今日の恋ちゃん、本当に綺麗)」
かのん「(おめかししてきてくれて、家に来るのが楽しみだったのかなって思って嬉しかった)」
かのん「(でも今の恋ちゃんの表情は何だかそう言うものじゃなくて)」
かのん「(まるで、、、)」
恋「かのんさん……」フワッ
かのん「ひゃあっ…!///(と、吐息っ///)」
かのん「や、やっ…!駄目っ!!///」ピクンッ
恋「ハッ……!」スクッ 恋「あ、ぁ……私……」フルフル
恋「かのんさんごめんなさい!!私、もうお暇しますね!」
かのん「あっ……」
恋「失礼します……!!」タタッ
かのん「恋ちゃん……」
かのん「……」ドキドキ……
かのん「ーーーって待って!待って恋ちゃん!!」 恋「お邪魔しました……」スタスタ…
かのん母「あら1人で大丈夫?かのんを付いて行かせようかしら?」
恋「いえ、1人で大丈夫ですので。それでは……」カランコロン
かのん「待って!待って恋ちゃん!!」
恋「っ!かのんさん……」
かのん「お母さん!恋ちゃん送ってくる!!」
かのん母「はぁい。きちんと家まで送るのよ?何かあったら取り敢えず叫びなさい。アンタの声なら誰かしら気付くから」
かのん「はいはい!!」カラコロバタンッ 恋「かのんさん。どうして……」
かのん「どうしてって言われても……」
恋「私、あんなことをしてしまって……。1人で大丈夫ですから、、、1人にしてください……」
かのん「だ、駄目っ!!」
かのん「確かにビックリしたけど…それとこれとは別だよ!」
かのん「今の恋ちゃんを放っておけない。1人になんて出来ないよ」
かのん「ちゃんと送らせて……。ね?」
恋「……本当に、優しい人ですね。かのんさんは……」 スタスタ…
恋「……」
かのん「……」
恋「…………」
かのん「…………」ドキドキ…
かのん「(何でだろう。何でこんなにドキドキするんだろ……)」
かのん「ね、ねぇ恋ちゃん」
恋「はい」
かのん「……手、繋いで歩いてもいい?」
恋「先程私が肌を触れ合わせたいと言ったからですか?フフ、私に気を遣わなくていいんですよ」スタスタ…
かのん「あっ…」
かのん「(違う。違うよ。そんな風に思ってないよ。だから先に行かないで)」
かのん「違うよ…!」タッ
ギュッ
かのん「私が、何か今、自分でもよく分かんないんだけど、恋ちゃんと手を繋ぎたいの……」
恋「あっ……」 あと少しで着地させられそうだけど眠気限界なので一度寝る
こんなんでいいのだろうか。難しい…… 👴😭 抱けえっ!!抱けっ!!抱けーっ!!抱けーっ!! 恋「……」
かのん「い、行こっ……!」タッ
恋「はい…」
スタスタ…
恋「(嗚呼、こんな風に手を繋ぐことが出来て嬉しい筈なのに)」
恋「(本当なら心高鳴る筈なのに)」
恋「(今の私の心は、酷く震えて、止まらない……)」
恋「(かのんさんごめんなさい)」
恋「(貴女にもっと近付きたい。貴女にもっと私を見て欲しい。貴女の想いを"変えたい"ーーー)」
恋「(そんな風に思ってしまったせいで、こんなことに……本当にごめんなさい……)」 かのん「(恋ちゃんの手、冷たいな)」
かのん「(それに少し、震えてる……)」
かのん「……」
かのん「(どうして恋ちゃんはさっきあんなことしたのかな)」
かのん「(寂しくなっちゃった、とか?でも、寂しいとはちょっと違うような気がした)」
かのん「(何と言うか……その……)」ドキ、ドキ…
かのん「(あ、あれ…?)」
かのん「(さっき恋ちゃんに抱き締められてからずっとだ……)」
かのん「(何で私、こんなにドキドキしてるんだろ)」ドキドキ… かのん「(今日の恋ちゃん、凄く綺麗でーーーって恋ちゃんはいつだって綺麗だよね)」
かのん「(それこそ初めて会った時から恋ちゃんは美人だって思ってる)」
かのん「(でも、恋ちゃんはただ美人ってだけじゃなくて)」
かのん「(真面目だけど天然で可愛くて、勉強もスポーツも何でもこなせる子)」
かのん「(だけど、だからこそ1人で抱え込んじゃう、1人で何とかしようとしちゃう所があって)」
かのん「(そういう所は、ちょっとちぃちゃんに似てる)」 かのん「(ちぃちゃんのことだったら自然と何でも分かる。そんな気がするのに)」
かのん「(恋ちゃんのことになると、分からないことだらけだ。私……)」
かのん「(何で恋ちゃんとお昼食べられなかっただけでモヤモヤしたんだろう)」
かのん「(何で恋ちゃんともっと仲良しになりたいってあんなに躍起になったんだろう)」
かのん「(何で、恋ちゃんに抱き締められた時)」
かのん「(あんなにドキドキして嬉しいって思っちゃったんだろ……)」 かのん「……」チラッ
恋「……」テクテク…
かのん「(何の話題も振れない私の半歩後ろを、ポニテ揺らしながらちょっと俯いて歩く恋ちゃん……可愛いな)」
かのん「(こんな恋ちゃんを見られるのは、今の私だけ)」
かのん「(何かちょっとだけ優越感……♡)」
かのん「……」
かのん「(ーーーって!私ってばこんな状況で何考えてんの!?)」
かのん「(まるで恋ちゃんのこと一人占めしたい、みたいな……!!///)」
かのん「(…………あ、あれ……?)」 かのん「(お昼ご飯一緒に食べられなくてモヤモヤしたのは……)」
かのん「(音楽科の子達に恋ちゃんを取られちゃったって、思ったから……?)」トクン
かのん「(恋ちゃんともっと仲良くなりたいって思ったのは……)」
かのん「(音楽科の子達と過ごしてる時間の差を埋めたいって、思ったから……?)」トクン、トクン…
かのん「(恋ちゃんを近くに感じてあんなにドキドキしたのは……)」
かのん「(すぐ手を伸ばせば恋ちゃんが、私の…)」
かのん「(私のものに……)」ドクンドクンドクン…
かのん「〜〜〜〜〜〜〜っ!?///」カァァァッ 恋「あ……かのんさん」
かのん「ひょっほえぇぇ!?!?///」ビクッ
恋「クスクス。どうされたんですか?」
恋「私の家、着きましたよ」
かのん「あっ……」
かのん「…………」ギュッ……
恋「(かのんさんの手、熱い位に凄く温かい。でもーーー)」
恋「あ、あの……」
かのん「あ、あぁっ!いつまでもごめんね!!」パッ
恋「あっ……。いえ……」 恋「本当に私の家まで送って下さってありがとうございます」ペコリ
かのん「ううん…」
恋「帰り道お1人で大丈夫でしょうか?何ならタクシーをお呼びしてーーー」
かのん「いやいやいやそんなの悪いから!」
かのん「夜道なんて全然平気だよ!何かあったら思いきり叫ぶから!」
恋「もう、かのんさんったら。気を付けて下さいね?」クスクス
恋「それと、先程は本当に申し訳ありませんでした」
かのん「あ、えっと……」
恋「私、ちょっとどうかしていたみたいです」
恋「ですのでかのんさんはお気になさらず、また明日からも"変わらずに"接して頂けたら幸いです」ニコッ…
かのん「恋ちゃん……」 恋「私もかのんさんのご学友として、Liella!の一員として、もっとかのんさんと親交を深められるように頑張りますので」
かのん「(そんな風に言わないでよ恋ちゃん)」
恋「ですので今日のことは水に流して頂いてーーー」
かのん「(忘れるなんて無理だよ)」
恋「また、明日……」
かのん「(だって私、気付いちゃったもん)」
かのん「恋ちゃん……っっ!!」ガバッ
かのん「(私が恋ちゃんに抱いてる気持ち……!)」
かのん「(私、恋ちゃんのこと……)」
かのん「(一人占めしたいって思ってる!!!)」
チュッ…… 恋「……え」
かのん「……」スッ…
恋「え…な、なななっ…!?///」
恋「いきなり、何を…!?な、何故頬にき、きききき………」
かのん「えへへ♡お別れのキスだよ♡」
恋「なっ、何を言ってるんですか!そんな外国の挨拶のようなーーー!!!」
かのん「私、スペイン人のお祖母ちゃんが居るクォーターだよ♪」
恋「そうなのですか!?ってそうではなく!!!」
かのん「あ、左右の頬に1回ずつするのが正しいもんね。それじゃあ……」ズイッ
恋「きゃあああああああ!!!そういうことではありません!!!!///」
かのん「へへっ♡急にビックリさせちゃってゴメンね♪」 かのん「この挨拶、お祖母ちゃんとくらいしかしないんだけど」
かのん「恋ちゃんとは、したくなっちゃった……♡」
恋「え、え……?」ハァ、ハァ…
かのん「えへへ…。そ、それじゃあ恋ちゃんまた明日!じゃあね!」タタッ
恋「あ、かのん、さ……ん……」ヘタリ…
恋「かのんさん……///」
サヤ「あっ、お嬢様。お帰りにーーー?」
サヤ「お、お嬢様!?どうされたのですか!?」 かのん「ハァッ…!ハァッ…!」タッタッタッ…
かのん「や、やっちゃった…。やっちゃったったらやっちゃった…!!」
===
恋「(嗚呼……)」
恋「(かのんさんに口づけされた頬……熱い…熱すぎます……)」
恋「明日、一体どんな顔をしてかのんさんにお会いすれば……///」
かのん「明日、どんな顔して恋ちゃんに会えばいいのかな……///」
こうして、2人の関係が大きく変わろうとする夜は更けていくのでしたーーー。 うおおおおこの焦れったい感じめっちゃ好き!!!!!
続きも楽しみにしてる 展開を焦らずにじっくり進めてるの素晴らしい
さてはプロか 翌朝
チュンチュン(・8・)
恋「……」パチ…
恋「……」ムクリ
恋「(多少なりとも眠れたのでしょうか)」
恋「いえ、眠れた感覚はありませんね……」
ヨロヨロ…
恋「(まだ…まだ熱いです…)」
恋「(かのんさんに口づけをされたところ……)」 恋「サヤさん…おはようございます……」
サヤ「お嬢様…おはようございます。流石にそろそろ起こしに行こうと思っていたところです」
恋「すみません。起きられませんでした……」
サヤ「そんな日もありますよ。朝食は食べやすいもので揃えていますのですぐに召し上がってください」
恋「はい……」
===
恋「それでは行ってきますね。今日も朝食にお弁当、ありがとうございますサヤさん」
サヤ「それが私の務めですので。行ってらっしゃいませお嬢様」
恋「はい……」
サヤ「……」
サヤ「ーーーお嬢様、一応歳上の女として一言だけ助言をさせて下さいませ」 恋「助言、ですか?」
サヤ「はい」コクリ
サヤ「私も決して多くの覚えがある訳ではないのですが」
サヤ「恥ずかしくとも、気持ちに蓋をせずに。勇気を出して素直になって下さい」
恋「……」
サヤ「そうすればきっと大丈夫です」ニコッ
恋「サヤさん……」 恋「ーーーありがとうございます」
恋「行ってきますね!」ガチャ
サヤ「お気を付けて!」
恋「(かのんさんとどうやって顔を合わせればいいのか分からなくなっていましたが、少しだけ迷いが晴れた気がします)」
恋「(サヤさんありがとう)」
恋「……かのんさんは、いらっしゃいませんか」
恋「最近はいつも朝一番に待ってて下さっていましたね…」 恋「(この気持ちは、早くかのんさんに会いたいと思っているのでしょうかーーー)」
そう思った瞬間、かのんさんに口づけをされた頬がまた熱を取り戻し一気に燃え上がりました。
恋「っっ……///」
恋「うぅ……やっぱりどんな顔をしてかのんさんに会えばいいのか……///」ヨロヨロ…
恋「かのんさん……かのんさん……」ドキドキ…
ーーー
ーー
ー お昼休み
恋「(Liella!の朝練も無く、かのんさんからの連絡も無く)」
恋「お昼休みになってしまいました……」
恋「(でも、きっとかのんさんはーーー)」
クラスメイト「葉月さん」
恋「○○さん」
クラスメイト「今日はお昼、澁谷さん達と?」
恋「いえ、お約束はしてないのでまだ決まってる訳では」
クラスメイト「そっか……それだったら、今日も本の感想話したいなって思ったんだけど」
恋「そうですね。ただーーー」
かのん「恋ちゃんっ」
恋「っ!///」
恋「かのんさん……///」 かのん「あっ」
クラスメイト「あ……」
かのん「……」
スタスタ…
かのん「えっと、先に恋ちゃん捕まえちゃった?」
クラスメイト「う、うん。今ちょうどお誘いしようとしてたところだったの。昨日はありがとう……」
かのん「ううん」
かのん「でも」
かのん「今日は恋ちゃん貰ってもいいかな?」 クラスメイト「っ…!」ビクッ
クラスメイト「う、うんっ。いいよ!」
かのん「ありがとう♪」ニコッ
かのん「それじゃ恋ちゃん、行こっ」ギュッ
恋「あっ……///」
かのん「それじゃ、失礼しました〜」ガララッ
クラスメイト「は、はふ…何だか凄い迫力だったぁ……」
クラスメイト「(それに何だか)」
クラスメイト「(これから葉月さんとお昼はご一緒出来ない気がするなぁ)」 廊下 スタスタ…
かのん「……はぁっ」
恋「かのんさん……」
かのん「あはは…何だか強引に恋ちゃんのこと奪っちゃったみたいだったかな?」
恋「う…/// いえ、そこまでは」
かのん「ならいいんだけど…。ごめんね?連絡もしないで迎えに行っちゃって」
かのん「でも、今日だけは」
かのん「恋ちゃんとお昼、一緒に食べたかったから」
恋「っ…かのんさん……///」 部室
ガチャ…
恋「ーーーあら?」
恋「千砂都さん達は……?」
かのん「……居ないよ」
恋「えっ」
かのん「恋ちゃんは今日も音楽科の子とお昼だってと言うのと、私は購買と用事があるから先に食べててってちぃちゃん達には伝えてきたの」
恋「ではーーー///」
かのん「えへへ。友達に嘘ついちゃったのいつぶりだろ……」
かのん「今日は恋ちゃんと2人でお昼だよ♡」 恋「……っ///」
恋「そ、そうですか……///」
かのん「うんっ。早く食べようっ」
恋「はい……」ストン
かのん「よいしょ」ストン
恋「(隣同士……///)」
かのん「それじゃ」
恋「はい」
かのれん「「いただきます」」 かのん「あっ、やったぁ。ハンバーグ入ってる」
かのん「昨日の残りかな」
恋「昨日の新メニュー試作品、美味しかっーーーあっ」
恋「(昨日……いきなりその話題になってしまいました……///)」
かのん「……」ニコッ
かのん「恋ちゃん。ハンバーグあげる。あーん」
恋「え。えええっ!?///」 かのん「ほらほら」
恋「あ、う……///」アーン
恋「んっ……」モグ、モグ…コクン
恋「……美味しいです」
かのん「えへへ♡」
かのん「……恋ちゃんのおかずも一口欲しいな」
恋「っ…/// で、では……卵焼きはいかがでしょうか?」
恋「サヤさんの作る卵焼き、とっても美味しいですよ」
かのん「うんっ」アーン
恋「えぇっ!?///」
かのん「え〜?ダメ?」
恋「い、いえ……///」スッ
かのん「ふふっ。あーん♪」モグッ
かのん「ん〜〜甘くて美味しい♡」
恋「あぅ…良かったです……///」 ーーー
ーー
ー
かのれん「「ごちそうさまでした」」
かのん「はぁ、美味しかった」
恋「そ、そうですね……」
恋「(かのんさんが口にしたお箸で…///)」
恋「(またしても味わう余裕が無くなってしまいました……サヤさんごめんなさい……)」
かのん「ふわぁぁ…」肩コテン
恋「えっ?///」
かのん「今日ほとんど眠れなくてさ……恋ちゃんは?」
恋「う…///」
恋「私も、同じです…」
かのん「えへへ。そっか」 かのん「……」
恋「……」
かのん「あのね」
恋「はい」
かのん「私、恋ちゃんのこと、一人占めしたいって思ってる」
恋「一人、占め……」
かのん「うん」
かのん「恋ちゃんと一緒に居られなくて、誰かと一緒に居ると思うとモヤモヤしちゃう」
かのん「恋ちゃんともっと仲良くなりたい。一緒の時間を沢山作りたいとも思ってたけど、何だかちょっと違ったみたい」
かのん「私の傍に、恋ちゃんが居てくれなきゃ…私、嫌みたい」
恋「そう…ですか……///」
かのん「恋ちゃんは?」
かのん「恋ちゃんは私のこと、どう思ってるの…?」 恋「わ、私は……その///」
サヤ『恥ずかしくとも、気持ちに蓋をせずに。勇気を出して素直になって下さい』
恋「……」
恋「私も」
恋「かのんさんがお傍に居て下さると、嬉しくなってしまいます」
恋「貴女を近くに感じると、熱いくらいに暖かいんです」
恋「逆も然り」
恋「かのんさんと同じ想いではないと思った時は、酷く痛いほどに心が凍てついてしまいました」
恋「本当にどうしてしまったのでしょうね」
恋「最近の私は、かのんさんのことしか考えられないみたいです」
かのん「…そっか」
かのん「一緒だね……///」 かのん「私も恋ちゃんのことばかり考えちゃって、気付いたら明け方で」
かのん「……」
かのん「何なのかな。この気持ち」
かのん「何て呼べばいいのかな……」
恋「…………」
恋「それは…………」
恋「私の中にーーー」
かのん「?」
恋「私の中、私の名前……に答えはあるのではないでしょうか……///」 かのん「……」
恋「……///」
かのん「……///」
かのん「……そっか」
かのん「……」スッ
恋「あっ…///」
かのん「……でも、いいのかな」
恋「え…」
かのん「女の子同士で、スクールアイドルで、Liella!の皆が居て」
かのん「この想いを恋ちゃんにぶつけちゃったら、恋ちゃんにもっと近付いたら」
かのん「もう、戻れなくなっちゃう……」
恋「……」 恋「(……ふふっ)」
恋「(ここ一番で竦んでしまうところ。かのんさんらしいです)」
恋「(でもーーー)」
恋「かのんさん」
恋「今は、2人きりです」
恋「私とかのんさんだけの、2人きりです……」
かのん「…………恋ちゃん」
恋「……///」
チュ…… かのん「……」
恋「……」
かのん「これは、挨拶じゃないよ」
恋「はい…」
かのん「もう一回、していい?」
恋「はい……」
チュ…クプ……レ……チュパ……チュ、チュ…………
恋「んっ…はぁ……」
かのん「は、ぁ……!んんっ……」
恋「(はぁっ……はぁ……深い……かのんさん、かのんさん……!!)」
かのん「れ、恋ちゃん……!!恋ちゃんっ!!」
ファーストキスはお互いのお弁当に入っていたデザートのいちご味がしましたーーー。 セリフがいちいちキュンキュンくるんじゃぁ^〜
至高のかのれんやで… チュウ……チュ………ツーーーー…
かのん「はぁ…はぁ……んっ、はぁ……」
恋「はっ、はぁっ…はぁ……………」
かのん「恋ちゃん……」
恋「はい……」
かのん「好き」
恋「私も…かのんさんのこと、お慕いしています……」
ギュッ……
かのん「はぁ、ふ……」
恋「ん……」
恋「(ずっと、、、このままこうしていたい……)」
ー
ーー
ーーー ーーー
ーー
ー
キーンコーンカーンコーン
恋「……」
恋「ーーーはっ」パチッ
かのん「……ぁぅ?」
恋「いけません。ウトウトしてしまっていたみたいです」
かのん「うん……今のは予鈴みたいだね」
恋「……」
恋「教室に、戻りましょうか……」
かのん「え〜…」
恋「……『え〜…』ではありませんよ。特にかのんさんは千砂都さん達への言い訳きちんと考えておいて下さいね」
かのん「眠くて頭回んないよ……日当たりのいいところでウトウトしちゃってたって言えばいいかな…?」
恋「意外とそう言った方が信憑性がありそうですね」フフッ
かのん「……」
かのん「ねぇ、本当に教室に戻らなきゃダメ……?」
恋「っ……///」 恋「……あ、当たり前です」
恋「私達学生の本分は勉学です。サボりなんて言語道断です」
かのん「私別にサボろうなんて一言も言ってないよ」
恋「えっ///」
かのん「ふふふ。恋ちゃんってば悪い子♪」
恋「そんな……!ですが今の言い方は!」
かのん「私が教室戻りたくないのは、恋ちゃんとまた離ればなれになっちゃうからだよ……」
恋「っ……かのんさん……///」
かのん「恋ちゃんがまた、音楽科に帰っちゃう……寂しいよ」
かのん「折角恋ちゃんと同じ想いで通じ合えたのに……」
恋「かのんさん、、、」 恋「……で、ですが……もう本当に教室に向かわないと」
かのん「うん……分かってる、よ……」
かのん「(ーーーどうすればこの不安みたいな、寂しさみたいな気持ちを消せるのかな…)」
かのん「(ふふっ。私、本当に恋ちゃんのこと誰にも渡したくないみたい)」
かのん「(どんなにそう思ったって恋ちゃんは音楽科に帰っちゃうし、放課後にまた会えたとしても、それぞれ帰る家は違う)」
かのん「(それに恋ちゃんの家にはメイドさんのサヤさんだって居る)」
かのん「(私が一人占めしたいなんてワガママは、叶わないんだ)」 かのん「(でも、それでもーーー)」
かのん「確か、衣装作りで可可ちゃんが余らせてたのが……」ガサゴソ
恋「……?」
かのん「あ、あった。それにーーー」ジッ…
恋「???」キョトン
かのん「うん。長さもちょうど良さそう」
かのん「恋ちゃん、ちょっとしゃがんで顔こっちに向けて」
恋「は、はい……///」
かのん「えっと、ここでこう結んで……」
恋「(かのんさんのお顔が近いです……さっき、本当にあのようなことをしてしまったのですね……)」
恋「(そして、かのんさんは一体…?私のポニーテールの結び目辺りに何をーーー?)」 かのん「ん〜〜…よしっ、変じゃない。あくまでアクセントっぽいしちゃんと取れないように結べた!」
恋「えっと……かのんさん何をなさったのですか?」手鏡
かのん「えへへ♡」
恋「……っ!?///」
恋「わたくしの、リボンに……」
かのん「私の衣装で使ったマリーゴールド色のリボン、その切れ端」
かのん「恋ちゃんのリボンに括り付けちゃった♡」
恋「これは……決して不自然ではありませんが……その……まるで……///」
かのん「えへっ♡恋ちゃんは私のって、目印♡」
恋「〜〜〜〜〜〜〜っ!?///」カァァァッ/// 恋「あ、ぅ……も、もう!かのんさん!///」
かのん「ふふっ♡早く教室に戻ろ!」タッ
恋「あっ!待ってくださいかのんさん!///」タタッ
ーーー
ーー
ー ー
ーー
ーーー
音楽科 教室 お昼休み
クラスメイト「は、葉月さん…」
恋「あっ○○さん。お昼ご一緒に頂きますか?」
クラスメイト「えっ、いいの……?」
恋「勿論です。私も○○さんからお借りした本ようやく読み終わりましたので是非感想をお話しましょう♪」
クラスメイト「う、うん……!」
クラスメイト「でも、いいの?」
恋「?何がでしょうか?」
クラスメイト「えっと、澁谷さんーーー」
かのん「恋ちゃんっ」 自分のリボンを相手のリボンにつけちゃうのすごく良い… 恋「あら?かのんさんどうされましたか?」
かのん「えへへ。移動教室の戻りで別に何も無いんだけど恋ちゃんのクラスの前通れたから♡」
恋「そうでしたか……♡」
かのん「今からお弁当?」
恋「はい。ですが今日はもう○○さんとご一緒ですからお誘い頂いてもご希望にはそえかねますよ」
かのん「む〜〜〜〜〜!」ムスッ
クラスメイト「うぅ……(何だか、罪悪感と威圧感が……)」
かのん「ーーー何てね♪」ニコッ
かのん「恋ちゃんには恋ちゃんのお昼があるもんね」
かのん「普通科のお邪魔虫は自分の教室で食べますよーだ♪」
恋「ふふっ、何ですかそれは」クスクス
恋「(そう言いながらかのんさんは私のリボンーーーにアクセントとして付けられたマリーゴールド色のリボンをつつく)」 恋「もう、かのんさんったら……///」
恋「(皆さんが見てる前ですよ。2人だけの内緒ではないのですか?)」ヒソヒソ
かのん「えへへ♡つい♡」
恋「……もう♡」
かのん「あ、そうだ恋ちゃん」
恋「はい、何でしょうか?」
かのん「お昼一緒に食べられない分ーーー」
かのん「今日も放課後うちに寄ってよ♡」
恋「……」
恋「はい。喜んで♡」
ー終ー お粗末でした
もっとフットワーク軽くギャグコメディっぽい感じが序盤の空気的に求められてた感あったのに長々とスマヌ
それでも読んで下さった方ありがとうデス しっとりしたSS書ける人は貴重だから非常にたすかった
是非また何か書いてくれ 乙
モブの子には申し訳ないが独占したくて圧が出ちゃうかのん好き 素晴らしいかのれんが見れましたありがとう……🙏 🙏 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています