遥「遥か彼方にある一粒のしずく」
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私、近江遥は姉である近江彼方が大好きです。
私は産まれた時からお姉ちゃんの妹だった。
薄らと、記憶の片隅に残っている思い出。
赤ちゃんだった私の手を小さな手で握ってくれたお姉ちゃん。
そんな彼女の表情は笑顔だった。
『えへへ〜。はるかちゃん』
『かなたちゃんは、おねぇちゃんなんだって〜』
『おねぇちゃんはいもうとをまもるこなんだっておかーさんがいってたの! だから』
『はるかちゃんは、かなたちゃんがおおきくなるまでまもってあげるね〜』ニコッ
『だからあんしんしてね。はるかちゃんっ』
遥「う〜ん……むにゃむにゃ……」
遥「おねぇ……ちゃ……」ニコニコ
遥「……ん〜……?」
遥「ん?」パチリパチリ
遥「!!」ガタッ! 作者さん酉付けたしエタるなら宣言あるんじゃない
今までも間隔開いて更新あったし その憶測で保守荒らしを2週間も続けてんのか?
やっぱ信者はゴミだわ だったら保守荒らしするな
落ちたら立てれば良いんじゃねぇの?書く気があるならまた立てるだろ
もう保守すんなよクソ荒らし もう誰か続き書けよ
いつまでもスレ残ってるの邪魔やろ >>344
お前マジで暇なんだな
1 名無しで叶える物語(茸)[sage] 2022/03/16(水) 08:48:42.79 ID:jeg62VN3
あいつら絵も描けないから誰でも書けるような拙い文章で他人の作ったキャラクター借りてオナニーしてるんだろ?良い趣味してるよなマジで
SS作者がチヤホヤされてるラ板ってマジで異常だよな
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1647388122/ なお作者はこのスレ放置して色んなSSを書いてる模様 そりゃこんだけ荒らされてたらやる気もなくなるでしょ >>251から続き。
あれからまた少し時間が経ちました。
今日も私は病院で目を覚ます。
私はまだお家にも帰れないし、学校にも行けないようです。
だけど──今の私にはやるべきことがある。
遥「……よしっ!」
ベッドから上半身を起こし、周りを見渡す。
個室。誰もいない、静かな病室。
──誰もいない。
だけど、あの子が来てくれる。
しずく「遥さん」
私は声の聞こえる方へ顔を向ける。
遥「おはよう。しずくちゃん」
遥「今日も、よろしくお願いします」
今日もまた、彼女と“お話”する。
あの頃の思い出を思い出す為に。
・
・
・ ゆっくり更新でもちゃんと更新してくれるの本当にありがたい、適度に精神病まない範囲で頑張って欲しい ひぇぇ信者の頭狂ってるww
放置プレイされて喜ぶとかキッモ 遥「うーん……うーん」
しずく「やっぱり、まだピンと来ませんか?」
遥「うん……」
遥「だって……私がスクールアイドルでセンターをやっていただなんて」
しずく「ダンスも歌も上手で、すごかったんだよ? 遥さん」
遥「ほんと?」
しずく「えぇ。本当です」
遥「信じられないですね……」
しずく「なら動画を観ましょう。私のスマートフォンで観れるので」
しずく「遥さん。本当すごかったんですから」
なぜかしずくさんが得意気な様子だ。
今日は前の私のお話を詳しく聞いていた。
どうやら私はスクールアイドルだったらしい。
スクールアイドルがどんなものかは覚えている。
女の子だったら誰もが夢見る、素敵でキラキラしていて、憧れの存在。
でも、誰でもなれるわけではない。だからこそ、スクールアイドルになりたい子達は努力をするんだ。 私、近江遥は姉である近江彼方が大好きです。
私は産まれた時からお姉ちゃんの妹だった。
薄らと、記憶の片隅に残っている思い出。
赤ちゃんだった私の手を小さな手で握ってくれたお姉ちゃん。
そんな彼女の表情は笑顔だった。
『えへへ〜。はるかちゃん』
『かなたちゃんは、おねぇちゃんなんだって〜』
『おねぇちゃんはいもうとをまもるこなんだっておかーさんがいってたの! だから』
『はるかちゃんは、かなたちゃんがおおきくなるまでまもってあげるね〜』ニコッ
『だからあんしんしてね。はるかちゃんっ』
遥「う〜ん……むにゃむにゃ……」
遥「おねぇ……ちゃ……」ニコニコ
遥「……ん〜……?」
遥「ん?」パチリパチリ
遥「!!」ガタッ! 遥(しずくさんは本当に良い人だった)
遥(優しくってお淑やかで、落ち着いている子なのに少しだけおっちょこちょいな所もあって)
遥(同級生なんだなって思えるのが親近感湧くし)
遥(一緒に話していて楽しかった)
遥(すぐに仲良くなれた)
遥(お姉ちゃんが彼女を可愛がる気持ちも、分かる気がする)
しずく「彼方さん。どうですか? 今日の料理」
彼方「……ふっふっふ……」
しずく「か、彼方さん?」
彼方「すっっっっっごく美味しいよ! 100点!」
しずく「ほ、本当ですか!?」
遥「やったね! しずくさんっ」
しずく「うん! 良かったぁ……」 遥(やばい! 椅子で寝ちゃってた!!)
遥「時間は……あ〜、よかった……まだ17時ちょいだ」
遥(今日は部活はお休みだったから、お家のこと色々とやらなきゃ。お姉ちゃん、部活はあるけどアルバイトはないって言ってたし)
遥(お風呂掃除したり、なんなら夕ご飯も作っちゃおうかな)
遥(よーし! 腕がなるよ! お姉ちゃんの為にがんば──)
ピローン
遥「ん?」
遥(メッセージ?)スッ
遥(お姉ちゃんから?) 遥(虹ヶ咲学園の1年生。私と同級生の桜坂しずくさん)
遥(数回くらい話した事はある。とても綺麗で可愛らしい方だなって印象が残ってる)
遥(確か鎌倉に住んでるって前にお姉ちゃんから聞いた気が……する)
彼方「もー、同じ1年生同士なのに2人とも硬いよ〜?」
彼方「遥ちゃん。さっきメッセージは送ったんだけどね。実は今日しずくちゃん、ウチに泊まることになったんだ〜」
遥「えっ?」
遥(め、メッセージ? あっ! 途中から急いでお風呂掃除しに行ったから見れてないや……)
しずく「急に押しかけてしまってごめんなさい遥さん。実は今度調理実習があるんですけれど、私あまり料理が得意じゃなくって……」
しずく「それでお料理がとっても上手な彼方さんに教えて頂きたいなってお願いをしたんです」
彼方「承ったって感じだよ〜」
彼方「そんで、今日はお母さんも泊まりでお仕事あるし、丁度いいかなって思って泊まりに来ちゃいなよ〜って流れになったんだ〜」
しずく「いや、ほとんど強制の流れだったじゃないですか……」
彼方「だってしずくちゃんともっと一緒にいたかったんだも〜ん!」ギュッ
しずく「ちょ、か、彼方さん!? 急に抱き着かれると恥ずかしいって何回も言ってますよね!?」
彼方「照れるなって〜」
しずく「照れてません! もー……」プクー
彼方「照れてるしずくちゃんも可愛いね〜」ニコニコ
遥(え? なにこれ?) 遥(なんとなくだけど、私の周りの子達がすごく努力をしていたのを覚えてる。その周りの子達がどんな顔でどんな声だったかは覚えてないけれど……)
しずく「あっ、見つけました」
しずく「遥さん、どうぞ。そこの再生をタップすれば観ることができますよ」
遥「はい。ありがとうございます」
遥「……わぁ……本当に私が歌って踊ってる」
しずく「そうでしょ?」
ステージの真ん中で、楽しそうに歌っている私。
遥「……楽しそう」
しずく「……そうですね」 遥「え、えっと……」
遥「お、おねーちゃん……で……いいん、ですよね?」
彼方「……う、うん! そうだよ〜」ニコッ
遥「よ、よかった。……お、おかえりなさい」
彼方「……うん。ただいま」
遥「……」
彼方「……」
「……」
──なんか、気まずいや。
彼方「そ、そうだ遥ちゃん! 今ね、遥ちゃんのお見舞いに来てくれた子がいるんだよ〜」
遥「へ?」
「あら、そうなの? よかったわね。遥ちゃん」
彼方「ほらほら、そんな所に隠れていないでこっちおいで〜?」
彼方「“しずく”ちゃん」
遥「」
「へ?」
スタスタ
「か、彼方ちゃん! ダ──」
しずく「こ、こんにちは……」
遥「」
──その姿を見た瞬間、この子が誰だか“わかった”。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
遥「雨、降ってきちゃった」
遥(しずくさん、飲み物買いに行くって言ってたけれど……遅いなぁ)
遥「大丈夫かな?」
コンコンコン
遥(あっ、戻ってきた?)
遥「空いてますよ? 入って大丈夫です」
ガチャ
スタスタ
遥「!?」
しずく「……」ポタ、ポタ
遥「し、しずくさん!? びしょ濡れじゃないですか!」
遥「とりあえず拭かないと! えっと……た、タオルタオル」ガサガサ
しずく「大丈夫です」ニコッ
遥「へ?」 遥「私は思い出してみせます。あの頃の思い出を」
遥「しずくちゃんとおねーちゃんと過ごした、大切な思い出も全部」
遥「思い出してみせます」
遥「その為にはしずくちゃんのお手伝いが必要です」
しずく「お、お手伝いって! 私に出来ることなんて……」
遥「あります」
遥「何時間か前にも似たようなこと聞いちゃったと思うんですけれど」
遥「前の私がどんな子だったのか教えて下さい」
遥「あと、おねーちゃんについても全部教えてほしい」
遥「それで、なんとしてでも思い出してみせますから」
しずく「……」
遥「お願い」
遥「それにしずくちゃん、さっき言ってましたよね?」
遥「私が、そばにいますから」
遥「私が、支えますから」
遥「って」
しずく「!!」
遥「言質はとってありますよ?」
しずく「……」
遥「しずくちゃん」
しずく「……まだ私、あなた達のそばにいてもいいんですか……?」
遥「そんなの当たり前です」
遥「むしろ離れるだなんて、許さないから」ニコッ
にこにこと愛らしかった遥さんが、また目の前に現れた。
話さない方が良かったのではと囁いた誰かが、耳元から消え去った気がした。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
遥「雨、降ってきちゃった」
遥(しずくさん、飲み物買いに行くって言ってたけれど……遅いなぁ)
遥「大丈夫かな?」
コンコンコン
遥(あっ、戻ってきた?)
遥「空いてますよ? 入って大丈夫です」
ガチャ
スタスタ
遥「!?」
しずく「……」ポタ、ポタ
遥「し、しずくさん!? びしょ濡れじゃないですか!」
遥「とりあえず拭かないと! えっと……た、タオルタオル」ガサガサ
しずく「大丈夫です」ニコッ
遥「へ?」 遥「うわ、どうやってこんな声出してるの……? 本当に私だよね?」
遥「わっ、今のターンすごい……」
しずく(自分のダンスを食い入るように見てる遥さん、なんか可愛い)
遥「本当に私、スクールアイドルだったんだ」
動画に映る私を見て、ふと鏡を見る。
見た目は同じなのに、まるで別人のような子が、動画に映っている。
遥「もっと頑張らないと、だね」
遥「この頃の私に戻れるように」
しずく「遥さん……。うん! 私もお手伝いするから!」
遥「うん! ありがとう、しずくちゃん」 技能はやってみると体が覚えてるタイプの記憶喪失もあるよね 遥「あれ? そう言えばしずくちゃん」
遥「学校は?」
しずく「お休みってわけではないんですけれど……自由登校なんです。3年生の方々も……受験に向けて自由登校の時期だから、それに合わせてって感じです」
遥「あっ……そうなんだ」
しずく「えぇ」
遥(3年生、かぁ)
遥(おねーちゃんも3年生なんだよね?)
遥「もっかい……お話したいなぁ……」ボソッ
しずく「ん? 遥さん、どうしました?」
遥「ううん! なんでもないよ?」
遥「もう少し私の動画観たいかも」
しずく「えぇ! 沢山あるので、一緒に観ましょうっ」
・
・
・ 続いてくれて嬉しい
早く彼方ちゃんも笑顔になって欲しいな なんか漫画描いたり他のSS書いたりしてるけどもうここ書く気ないならエタればいいのに
やってることがいつも中途半端 書く気はもうなさそうだよね
ただエタらせたいんだったらそういう書き込みもしなきゃいいのにアンチツンデレか? んーエタらせたいわけじゃないよ
続くなら続いて欲しいもん >>409
SSアンチスレばっか立ててないで働いた方がいいぞ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています