彼方「ん? 遥ちゃんの机の隙間に何か……」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
【尿路結石予防の四ヶ条】
@十分な水分を摂る
食事以外に1日2L以上の水分補給をすることで大幅にリスクを減少できます。
(コーヒー、紅茶等シュウ酸を多く含む飲料及びアルコール類や清涼飲料水は控えめに!)
A動物性脂肪・塩分・糖分の過剰摂取はNO
腸内のシュウ酸濃度や尿中のカルシウム濃度を上げてしまう原因になります。
また、過食そのものによる肥満も結石のリスクを上げるので注意。
B寝る前に食事をしない
食後2-4時間で尿中結石形成促進物質の濃度がピークになるため、可能なら就寝4時間前までに夕食を済ませるのが理想です。
C軽い有酸素運動の習慣を
階段の昇降運動やジョギングなど、体が上下に動くような軽めの運動は結石が砕けて自然排石されやすくなります。
適度な運動は結石が小さく症状が出てくる前に排石される効果が期待されるのでおすすめです。 遥「も〜お姉ちゃんってば……」
遥「狭いのに」
彼方「遥ちゃんから誘ってきたのに?」
遥「断わったくせに」
彼方「……そうだけど」
彼方(あれ……?)
彼方(あんまり……良い反応じゃない……)
彼方「……」
彼方「せ、背中流してあげるっ」
彼方「髪もまだなら、髪も洗ってあげるよ〜?」
遥「……変なことしない?」ジーッ
彼方「変なことって?」
遥「汗の匂いが好きそうだったし」
彼方「!」
彼方「あ、あれはっその……えっと、違くて……」
遥「……あははっ」
遥「冗談だよ〜」
遥「優しくお願いします」ニコッ ワシャワシャワシャ……
ワシャワシャ
遥「……」
彼方「……」
彼方(あ、あれ……)
彼方(あれ?)
彼方(なんで……こんな変な空気なんだろ……)
彼方(気まずい……)
彼方「……」
彼方「は、遥ちゃん……」
遥「なぁに?」
彼方「なんで、そんな静かなの……?」
遥「そうかな?」
遥「いつも通りだよ?」
彼方「そ、そうかなぁ……」 彼方「いつもは、もっと……」
彼方「ほら、お話とか」
遥「お食事の時はね」
遥「今、お風呂だし」
彼方「そ、そうだねっ」
彼方「あはは……」
彼方「……」
ワシャワシャ
ゴシゴシ……
彼方(そうだった)
彼方(……一緒にお風呂なんて)
彼方(あれ……)
彼方(私……もしかして乗せられた?)
彼方「……」ドキドキ
遥「……」
遥「……お姉ちゃん? どうしたの?」
彼方「!」
彼方「ご、ごめん……流すね〜」 ザバァ……
遥「ん……」フルフル
ポタポタ
遥「……お姉ちゃん」
彼方「な、何……?」
遥「体も、洗ってくれるんでしょ?」
彼方「えっ」
彼方「体……」チラッ
遥「?」
彼方「……っ///」フイッ
遥「……」
遥「!」
遥「お姉ちゃんのえっち!」パッ
彼方「ふぇあっ」
彼方「ち、ちちちちがっ」
遥「背中流してくれるってお姉ちゃんが言ったのに何考えてるのっ」
彼方「ご、誤解だよ〜っ、変な目でなんて見てないっ!」 遥「そう言うってことは見てたんだ……」
彼方「ぅ……」
彼方「ちょ、ちょっとだけ」
彼方「その、えっと」
彼方「で、でもえっちなこと考えたわけじゃないよっ」
彼方「遥ちゃんの濡れそぼった体が艶々してて綺麗だなって思ったくらいだし」
遥「その言葉選びがえっちだよ」
彼方「っ」
遥「……悪いよりはいいけど」
遥「でも、お姉ちゃん分かってる?」
彼方「な、なにを?」
遥「私達は姉妹なんだからね」
遥「血の繋がらない義理の関係じゃなくて、本当の姉妹」
遥「だから……」
遥「あんまりそういうのは、駄目だよ」
彼方「え」
彼方「う、うん……分かってるよ……」
彼方(あんな本持ってるのに……)
彼方(遥ちゃんは、あんまりそういう気はないのかな)
彼方(もしかして、お友達から無理矢理渡されたとか、間違って持ち帰ってきちゃったとか)
彼方(そういう……)
ズキ……
彼方「っ……」 ゴシゴシ……
彼方(胸が、ずきずきする)
彼方(遥ちゃんって、本当に私のこと好きなのかな……)
彼方(私がいっぱいアピールしてるから)
ゴシゴシ
彼方(妹として付き合ってくれてるだけ……)
彼方(いや、それが正しいんだよね)
彼方(お姉ちゃんと、妹)
ゴシゴシ……
彼方(それが正しい、けど)
彼方(なんだろう……なんか)
彼方(それって……)
グッ……ツルッ
ムニュッ
遥「ひゃんっ!?」ビクッ
彼方「あっ」
遥「お姉ちゃんっ!」 彼方「ふ、不可抗力!」
彼方(柔らかかった……)
彼方「わざとじゃないよっ」
彼方(遥ちゃんも、ちゃんと成長して……)ドキドキ
彼方「……不可抗力だからっ///」
遥「も〜……」
遥「気を付けてよ?」
遥「えっちなお姉ちゃんっ」ニコッ
彼方「ぅっ」
彼方「えっちって言わないで〜」
遥「え〜?」
遥「だって、汗の匂い好きでしょ?」
遥「私の体見ながら変なこと考えるでしょ?」
遥「胸だって、触ってくるでしょ?」
遥「……それってもう、えっちだよ」
彼方「違うってば〜」
遥「ふぅん……」
遥「じゃぁ、前も洗ってくれる?」
彼方「っっっ!?」ガタッ 彼方「なななななに言ってるのかなななっ!?」
遥「……もうっ、落ち着いて」
彼方「は、遥ちゃんがおかしなこと言うから」
遥「だって、お姉ちゃんえっちじゃないんでしょ?」
遥「私の体を見ても何も感じないでしょ?」
遥「……お姉ちゃんだし」
遥「なら、ね?」
スッ……
グイッ
彼方「ゎっ」
ムニュ
遥「洗ってみて?」
彼方「あ、洗えばお姉ちゃんがえっちじゃないって認めてくれるの?」
遥「うん」
彼方「……ゴクッ」
彼方「ほ、ほんと? 変な声出したりしない?」
遥「……」ジッ
遥「そういう質問する辺りが、怪しいんだけどなぁ」
彼方「言いがかりだよ〜」
遥「じゃぁ……洗ってくれるの?」
彼方「分かった」
彼方「……彼方ちゃんが遥ちゃんでえっちなこと考えたりしないって、証明するっ」 サワサワ……
ムニュッ
遥「んっ……」ビクッ
彼方「っ///」ドキドキ
彼方(……遥ちゃんの体、細いけどしっかりしてる)
彼方(でも、やっぱり柔らかくて、女の子って感じがする)
サワサワ
……クニュ
ムニュ
遥「っぁっ」ピクッ
彼方「ぅう……」
彼方(遥ちゃん、変な声出してる)
彼方(けど指摘したらまた言われるし……)
彼方(……どきどきしちゃってるのは、ほんとだし)ドキドキ
彼方(遥ちゃんのこと、変な風に考えちゃってる)
彼方(こんな誘いに乗らなければよかった)
彼方(ドキドキしちゃうよ)
彼方(変な気持ちになっちゃうよ……っ) 彼方(なんか話そう)
彼方(話してないと、変なこと考えちゃいそうだし……)
彼方「は、遥ちゃんお腹周りあんまりお肉ついてないね〜」
遥「スクールアイドルやってるからかな」
遥「筋トレもあって、筋肉ついちゃってる」
遥「……お姉ちゃんは、そうでもない?」
彼方「彼方ちゃんは、ほら、運動そこそこだから」
遥「そうだね……」
遥「でも、私はそんな柔らかいお姉ちゃんも好きだよ」
彼方「!」ドキッ
彼方「っ」フルフル
彼方(へ、変な意味じゃない、変な意味じゃ……)
彼方(遥ちゃんはただ、普通に、家族として好きってだけだから……)
サワサワ……
彼方「……っ」
彼方(下も……私が洗うのかな……)
彼方(良いのかな、触って)
彼方(デリケートな部分なのに……けど、指摘したら、やっぱりえっちだって言われるかな……) サワ……
サワッ
遥「んっ」ピクッ
サワサワ
遥「っ……ぁっ」ビクッ
クニュッ
遥「っんんっ!」ビクンッ
彼方「!」バッ
彼方「ご、ごごごごめんっ!」
彼方「だ、駄目だよねっ、下はっ」
彼方「下はっ……さすがにお姉ちゃんでも触っちゃ、ねっ」
彼方「ほんとっ」
彼方「……ごめん」ドキドキ
遥「っは……はっ……はぁ……」ピクンッ
遥「お姉ちゃんの手つき……やらしいよ……」
彼方「ふぐぅ……」
彼方「だって」
彼方「だって……遥ちゃんがえっちな声出すから」
彼方「彼方ちゃん……もうずっとどきどきしちゃって……」
彼方「……」
彼方「遥ちゃんは、彼方ちゃんのことそう言う目で見たりはしてないの?」 遥「どうだと思う?」
彼方「彼方ちゃんが聞いてるのに」
遥「お姉ちゃんは、私にどんな目で見られてるって……感じてる?」
彼方「どんな目でって」
彼方(それは……)
遥「ちなみに私は、お姉ちゃんから可愛がられてるなぁって感じてた」
遥「でも、今日はなんだかとってもえっちな感じ」
彼方「ごめん……」
彼方(あの本を見ちゃってから、調子狂っちゃってるなぁ……)
彼方(ずっと、遥ちゃんのこと意識しちゃってる)
彼方(妹って感じじゃなく、女の子って……)
彼方(じゃぁ、遥ちゃんは私をどう見てたんだろう)
彼方(お姉ちゃんを好きな妹って感じだった気がする)
彼方(でも、もしもあの本を自分の意思で手にしたなら、違ってたかもしれない)
彼方(だけど、遥ちゃんはなんだかそうじゃないような感じで)ズキッ
彼方(胸が痛い)
彼方(怖いのかな? 遥ちゃんがそう言う目で見てなかったらどうしようって)グッ
彼方「お姉ちゃんが大好きな、妹って感じだった」
遥「……そっか」 彼方(……変な反応)
彼方(間違え、ちゃった……?)ジワッ
彼方「っ」グシグシ
彼方(どうしよう、泣いちゃう……)
彼方(遥ちゃんは私のこと、本当はそんなに好きじゃなかったんだ……)
彼方(本当は、嫌だったんだ)
彼方(私が、大好き〜って寄っていくから、仕方がなく応えて……)ウルウル
遥「お、お姉ちゃん?」
彼方「あ、あはは……えっと、えっと、あのっ」ポロッ
彼方「ゴミ……じゃ、無くて、泡がっ、泡が目に入っ……」ポロポロ
遥「……」フルフル
遥「お姉ちゃんが感じたものは間違ってないよ」
彼方「っ」ビクッ
遥「ほんとに、嘘とか仕方がなくとかじゃなくて」
遥「お姉ちゃんのこと好きだよ」
遥「けど――それは普通の好きなんかじゃない」
遥「見たでしょ。私の本」
彼方「!」
遥「分かるよ……だって、お姉ちゃんがお部屋掃除した時に見つかるよう、置いたんだもん」 遥「あれでお姉ちゃんが少しは意識してくれないかなって思って」
遥「私がもしかしたらそういう目で見てて」
遥「そういう関係を望んでるのかもってドキドキして欲しくて」
遥「そうしたらお姉ちゃん、本当に思った通りドキドキしてて、すっごく可愛かった」
彼方「うぅ///」
遥「匂い嗅いでみてって言ったら本当にしてくれたのは、驚いたけど」
彼方「だ、だって……」プイッ
遥「だから、お姉ちゃんが私の視線をただの好きにしか感じてなかったみたいに答えたのが、ちょっと残念で」
遥「さっきのは、それだから」
遥「お姉ちゃんのことが嫌いなわけじゃないよ」ギュッ
ムニュ……
……フニュ
――ちゅっ
彼方「んっ」
遥「っふ……」
遥「これで、信じてくれる?」 彼方「は、遥ちゃっ」
遥「もう一回」
――ちゅっ
彼方「っ……はぅ……」
遥「分かった?」
彼方「わかっ――」
――ちゅっ
彼方「んぅっ」
ガタッ
カタンッ
ポタッ
……ポタポタ
ちゅっ
彼方「っは……」
彼方「はぅ」
彼方「わ、分かった……もう分かったからっ」
遥「ほんと?」
遥「もう一回しなくて平気?」
彼方「へ、平気……」 遥「お姉ちゃんは、違う?」
遥「違ったよね。今日までは」
遥「汗のにおいを嗅いで、どう思った?」
彼方「っ///」ドキッ
遥「私の体をえっちな目で見てどう感じた?」
彼方「うぅ……///」フイッ
スッ……
ムニュッ
彼方「!」
遥「――裸で抱き合ってのキスはどうだった?」ボソッ
彼方「ひゃぅっ……」ピクンッ
遥「……お姉ちゃん、顔真っ赤」
遥「すっごく、体熱いね」
遥「可愛い……」
遥「好き」
遥「……お姉ちゃんは私のこと……好き?」 彼方(遥ちゃんの聞いてる好きは、きっと、普通の好きじゃない)
彼方(姉妹として許される好きじゃなくて)
彼方(姉妹としては許されない方の、好き)
彼方(ただの女の子同士じゃなくて、血の繋がりがある私達)
彼方(それは私達を誰よりも深く繋げてくれるけど)
彼方(遥に深く、彼方に高い壁でもあって)
彼方(私の今のドキドキは、遥ちゃんの勢いに乗せられたものかもしれない)
彼方(けど、嫌だった?)
彼方(全部、遥ちゃんの仕込みだったけど)シュンッ
彼方(……お姉ちゃんの威厳)グッ
彼方「そうだなぁ……」
彼方「――キス」サワッ
彼方「もう一回してくれたら、答えが分かるかも」
遥「……ふぅん」ニコッ
彼方「あっ」
ガシッ
彼方「ま、ままま待った!」
グイッ
彼方「ちょ……力つよ……」
ムニュ
――ちゅっ ――ちゅっ
プハッ
ちゅっ
ちゅぅぅぅぅ……
ちゅぷっ
ハァッハァッ……ちゅっ
ンンッ
ン……
ポタッ
ポタポタ
――ちゅっ
プハッ
ハァ……ハァ……
ちゅっ
チュプ……
ピチャッ
ピチャ……チュプッ
ヌチュ……
ちゅっ……ちぅぅぅぅ…… 彼方「ぁぅ……」ガクッ
ガタッ
ぺたんっ
遥「えへへ……ごちそうさま」
彼方「遥ちゃん、押しが強すぎる……」
遥「お姉ちゃんがえっちなこと言うからだよ」
遥「もう一回して? なんて言われたら誰だって張り切っちゃうよ」
彼方「もぅ……えっち」
遥「エッチなのはお姉ちゃんだよ」
遥「体も、頭も」
彼方「そ、そんなことないよっ」
彼方「そんなこと……///」
遥「それで、どう?」
彼方「どうって……遥ちゃん、本気なの?」
遥「うん」
彼方(即答……)
遥「だって……いや、それは良いけど。なんにしても、この気持ちに嘘はつけないもん」
遥「お姉ちゃんが受け入れてくれるかどうかで、私の人生が決まる」
彼方「重いなぁ」
遥「簡単に超えちゃいけないラインを超える意志が、軽いわけないよ」
彼方「……ごもっとも」 彼方(遥ちゃんのキス、柔らかいけど、強くて)
彼方(激しいのに、優しくて)
彼方(身も心も解されるみたいに、心地よくて)
彼方「……はっ」
彼方(違う違う違う)フルフル
彼方(そんなこと考えてたら)
彼方(私、えっちだって言ってるようなものだよ〜)
彼方(私は、遥ちゃんが好き)
彼方(遥ちゃんが違う意味での好きな気持ちを抱いてるかもしれないって思って)
彼方(私はどう思った?)
彼方(それが、答えだよね)
彼方「遥ちゃん」
遥「なぁに?」
彼方「……まずは、清いお付き合いからでもいい?」
遥「うんっ!」
彼方「えっちなことなしだよ?」
遥「大丈夫。今までと変わらないもん」 遥「手を繋いだり」
遥「一緒にお出かけしたり」
遥「映画を見たり、買い物したり、腕を組んだり」
遥「食べさせあいっこしたり」
遥「一緒の布団で寝たり」
遥「今みたいに一緒にお風呂入ったり」
遥「私達って、それが普通だったでしょ?」
彼方「……清いお付き合いの範疇」
遥「元から超えてるんじゃないかな」ニコッ
彼方「うぅぅぅっ///」
遥「意識して顔真っ赤にするお姉ちゃん、可愛い」
遥「でも、私達は姉妹だからそのくらい普通だよ」
遥「……これからも、基本的には姉妹。ね」
フニュ……
彼方「ち、近……っ」
ちゅっ
彼方「んっ」
遥「――キスは、挨拶だからいいよね?」
彼方「んぅ……ん……っは……はぁ……」
彼方「――だめっ!」
遥「!」
彼方「遥ちゃんのキスは、えっちすぎるのっ!」
遥「えぇぇっ!?」ガタッ
彼方「清いお付き合いには含まれません!」
遥「そんなぁ……」
彼方「お姉ちゃんに従えないなら、駄目だからね〜」
彼方(線引きをしっかりして、リードして)
彼方(お姉ちゃんの威厳を、取り戻すぞ〜)グッ
遥「……」
遥「――ふふっ」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています