花陽「サッカーやろうぜ、悪魔の言葉…です」
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そんなことより
野球しようぜ!
___
_∠__ \ /乃
∠____>、ヽ / _ノ
\|へ ⌒ ヽ\|/ /ヘ
(|(゚) (゚) レ6)/ /(_ノヘ
( ⌒ / / ( イ
\ヽフ / /~>、/-|
/ ̄ ̄/ /ヽ/ ( |
| ヽ_/墨|\_ノ
\ / 二 〉 無印→GOについていけなかった俺は当初サンシャインにも入れなかったよ にこ「いつまで泣いてんのよ」
花陽「だ、だってぇ…」
凛「そうだよ。サッカーバトルで中学生にボコボコにされたからって気にすることないにゃ〜」
にこ「中学生!?アンタらなにやってんのよ!」
花陽「ごめんなさーい!」ピャアアア 海未「面目次第もございません…」
にこ「花陽がGKやる人選も正直どうかと思うけど…海未と凛がいて簡単に突破させるなんて」
希「まあまあにこっち、怒るのはそのへんにして、詳しく話聞こ?」
凛「この前電車で稲妻町のアイドルショップを見にいったんだよ」
凛「穂乃果ちゃんが起きなかったり、隣にいたことりちゃんも降りられなくて隣の駅にレッツゴーしたり、色々あったけど楽しく遊んでたんだにゃ」 ことり「帰りに河川敷駅に向かう途中、男の子たちにバトルを申し込まれたの」
ことり「次の電車まで時間あったから、断る理由もないし勝負を受けたんだけど…」
海未「結果はご覧の通りです。シュートを撃てば化身に阻まれ、ブロックしようにも手も足も出ず」
真姫「花陽も頑張ってキャッチしようとしたけど、威力がありすぎてゴールネットを揺らすだけだったわ」 穂乃果「これがそのときの動画だよ!」
にこ「へぇ…かわいい後輩をいじめてくれたやつらの顔、見てやろうじゃない」
マジン ザ ハンド!
ディフューズコード!
カザアナドライブ!
ジ アース インフィニティ!
にこ「にこの負けよ」
花陽「マケヲミトメチャッタノォ!?」 にこ「無理よ。今の神シックス(仮)が勝てるワケないわ」
穂乃果「そんなことないよ!練習はパンだよ!今までの練習が血となり肉となるんだよ!」
花陽「それはおにぎりだよ?」
真姫「どっちも血や肉にはならない」
ことり「そもそもサッカーの練習はしてないかなぁ」 にこ「こいつら、分野は違うけど大銀河宇宙No.1よ。サッカーで宇宙救ったとかそういうの感じるわ」
希「にこっちにしてはスピリチュアルやね」
にこ「昔宇宙人やカッパ、天使と悪魔の伝説がどうって眉唾はあったけど、にこと並ぶ存在が東京にいたなんてね…」
海未「では花陽は泣き寝入りする他ないと?」 にこ「なんとかするわよ。部長がそれじゃ任命責任を問われるし」
にこ「なによりこのグレー髪、誰かに似てて頭にくるもの」ジーッ
真姫「なんでこっち見るのよにこちゃん」
ことり「確かに、必殺技がいい音するし」
海未「育ちの良さそうな雰囲気です」
穂乃果「でっかい家に住んでそう!」
真姫「イミワカンナイ!」 にこ「一週間しっかり必殺技の練習をしなさい、それで私率いるニコニーズとサッカーやるわよ!」
にこ「宇宙と戦う術を叩き込んでやるわ」
海未「やはり実戦、ということですね」
希「おおー、ファイトやね」
にこ「アンタもメンバーよ」
希「えっ」
にこ「当たり前でしょう!《ひとりワンツー》なんか教えてどうすんの、ぼっちのメタファーじゃない」 希「あの技はウチやえりちにも刺さるなぁ…しょーがないやねぇ」
にこ「ビミョーに被せてくるのやめて。じゃあまた来週ね、花陽」
花陽「う、うん!花陽、みんなと頑張ります!」 ことり「どうやって練習しよっか?」
海未「それぞれ得意なことを取り入れてみるのはどうでしょう」
凛「凛は走ってみるにゃ」シュタタタ
穂乃果「海未ちゃんは…ラブアローシュート?」
海未「なっ//やめてくだ……いえ、アリですね」
穂乃果「?」
海未「確かあったはずです、ボールを後ろに蹴りあげて…」 海未「《ラブ・アロー》!」バキュン
花陽「わわっ」サッ
凛「いけるにゃ、《疾風ダッ…ぎゃふん!」GOAL!
ことり「凛ちゃーん!」 凛「あまりにも痛すぎるにゃ…」
海未「すみません、大丈夫ですか」
凛「ラーメン食べれば治るよ」
海未「買って帰りましょう」
真姫「そうね。秘伝書も見ておかないとだし」 アウトブレイク・カンパニーのイナイレvsキャプ翼回思い出す 穂乃果「秘伝書かー、使ったことないなあ」
真姫「結構あちこちに売ってるから、学校にもあるんじゃないかしら?」
花陽「購買、寄ってこうかな」
ことり「サッカー部の子にも聞いてみようよ」
海未「それがいいかもしれませんね」
穂乃果「サッカー部…そうだ!音ノ木坂って古い学校だし、隠された秘密の秘伝書とかあるかも!」
海未「ありません。漫画の読みすぎです」
穂乃果「じゃあ地下に特訓施設とか…」
ことり「そんなのあったら、もっとサッカー強くて生徒もたくさんいたと思うよぉ」 凛「かよちん達は何を取り入れるにゃ?」
穂乃果「ボールを蹴ったらパンがどーん!ってなる技がいい!」
花陽「なら私はごはんで!」
ことり「ケーキは任せてね」
真姫「ないわよ、そんな食い意地のはった技…私は音楽にちなんだのにしようかしら」
海未「《ディフューズコード》ですね」
真姫「真似するだけじゃ勝てないから、他にも何か覚えなきゃいけないけど」 アニメでディフューズコード出さなかったのマジでもったいない 花陽は守備技でピッチを泥田にしたり芝を伸ばして操るとかしてボールを奪いそう 穂乃果「ホントにないかなー」
海未「あっても食べる前に消えると思います」
穂乃果「ちぇーっ。まあいいや、まだ時間はあるし、細かいことは明日から考えよう!」
次の日
海未「さあ、早速昨日買った秘伝書を読んで練習…と言いたいところですが」
ことり「ですが?」
海未「ポジションを見直すところから始めましょう」 海未「にこに人選について指摘されたでしょう?このまま強くなっても、うまくいかないんだと思います」
花陽「足の速い凛ちゃんが前にいるのは間違いじゃないと思うけど…やっぱり、私がチームの穴になっちゃってるよね」
真姫「私だってそうよ、悪いけどDFってガラじゃないわ」
ことり「今のサッカーバトルは5対5で私達は6人。控えはGKを用意したいねぇ」
穂乃果「じゃあ穂乃果がサブキーパーやる!」
海未「それはちょっと…」 穂乃果「なんで!?︎やってみないと分かんないじゃん!」
海未「向き不向きはともかく、穂乃果がおとなしく「控えのGKだけ」をやってくれるとは思えません」
真姫「そうね。交代したが最後、間違いなく前線に飛び出して技に加わるわよ」
穂乃果「しないよ!最後の最後以外!しないったらしない!」
花陽「やるにはやるんだね…」 ことり「いいんじゃない?穂乃果ちゃんがキーパーになれば、みんな前線で思いっきりプレーできるよ」
海未「ですが…」
ことり「私もGKやるからいいでしょ?ダメならまた代わるよ?おねがい海未ちゃん♡」
海未「くっ……ずるいですよ。わかりました、ひとまずそれでいきます」
穂乃果「わーい!」
凛(ちょっとちょろくないかにゃー?)
花陽(だ、ダメだよ凛ちゃん、またこじれちゃう) 穂乃果「あとは花陽ちゃんと真姫ちゃんのコンバート先だけど……」
真姫「私は、DFでなければどっちでもいいわ」
花陽「わ、私はMFかなぁ」
凛「えーっ!?3人でFWやろうよー。かよちんと真姫ちゃんが一緒に蹴ってくれればキーパー化身だって怖くないよ!」
真姫「バカね、それだとチームの守備力ガタ落ちよ」
花陽「残った海未ちゃん1人で守らなきゃいけないもんね」
海未「やってやれないことはありませんが、FWは2人までが無難かと思います。1点取られれば負けのルールですからね」
真姫「ロングシュートからのシュートチェインを狙うにしても、MFを経由した方が確実よね」
凛「そういうことならしょうがないにゃ……」 5対5なら、GK1人にFP4人か。
陣形にも限りがあるか。さてどうなる。 凛「でも3人技の時は前にきてねー」
花陽「うん、もちろん!」
ことり「役割分担は済んだから、本題の必殺技の練習に入ろっか♪」
海未「では、各自秘伝書を読み込んでください」
穂乃果「よーし、頑張るぞぉ!」
凛「おーっ!」 数分後
穂乃果「」チーン
凛「」チーン
海未「穂乃果、しっかりしてください」
穂乃果「無理……しんどいよぉ。数学といい勝負だよ」
海未「気持ちは分かりますが、これくらいでへばっていてはサッカーできませんよ」
凛「読んだだけで覚えられるような、簡単なのはないのー?」
花陽「それでできたら漫画だよ凛ちゃん。がんばって」
凛「かよちーん…あっ、あそこにごはん!」ユビサシ
花陽「ええっ!?どこだー?ご飯…」キョロキョロ
真姫「同じ手に何度もかからないで!」 真姫「まったく。これで抜かれたら相当恥ずかしいわよ」
花陽「ご、ごめんなさい…」
ことり「でも他の人も引っかかりそうな気がするねぇ」
穂乃果「あーっ《あそこにUFO》が!…なんて技があるかも!」
真姫「ないない」
凛「ゆーふぉー、ゆーふぉー………あったにゃ!」
真姫「ヴェェエ!?」
ことり「あれ、ほんとだ。しかもそこそこ難しい技だね」
海未「演技力が試されますね。しかしこれのどこにオーラを削る力が……?」 穂乃果「UFOってどことなくスピリチュアルな感じがしない?不思議パワーで大ダメージなんだよきっと!」
海未「しますか?どちらかというと機械的なイメージです」
凛「そーれ、あそこにトマト!」
真姫「必殺技が実在したとしても、林属性だし私には効かないって」
凛「あそこにサンタクロースのUFO!」
真姫「ソリじゃないから偽物よ」
凛「あそこにチョコレート!」
真姫「エリーくらいしか騙せないわね…」 真姫「《ファイアトルネード》!」ゴッ
ことり「《はなふぶき》」ぶおおおん!
穂乃果「止まった!」
ぶおおおおお…
ことり「あっ、まってー」GOAL!
穂乃果「あちゃ〜」
海未「だいぶ形になってきましたね」
凛「真姫ちゃんなんでその技なの?」
真姫「医者の子供はこれって決まってるらしいの。へたれた仲間に撃って治す、なんて逸話もあるわ」
花陽「ひ、ひぃ…」グスン
真姫「やらないわよ……よほどのことがなければ」
凛「あっても認められないにゃ!」 海未「しかし、ニコニーズとの勝負までもう2日しかありません。あちらのサッカーの実力、残りのメンバーが誰かも見当がつきませんし…今のままでは不安ですね」
穂乃果「大丈夫、なんとかなるさ!」
真姫「その自信はどっからくるのかしら……」
凛「楽天的で羨ましいにゃー」
花陽「や、やっぱり、実際にバトルしてみないことには」
穂乃果「それだよ花陽ちゃん!」 穂乃果「スクールアイドルと同じで練習したら実戦あるのみ!野良バトルで強くなろうよ!」
海未「でも今日はサッカー部、練習お休みみたいですよ」
凛「他に強い人が集まる場所って、いったいどこだろう?」
花陽「ま、また稲妻町にいくのは、ちょっと……遠いし」
ことり「やっぱり秋葉原じゃないかなぁ」
花陽「それなら……い、行きましょう!」
一同「おぉー!」 海未「あの…」
穂乃果「よろしくお願いしまーっす!」
凛「対戦相手募集中にゃー!」
海未「ここ、こんな街中でサッカーするのですか!?」
ことり「ライブができるならサッカーだってできるよ♪」
真姫「ボールもゴールもあるわよ」
海未「それとこれとは話が別でしょう!」
穂乃果「相手チーム見つけたよー!いざキックオフ!」
海未「あ、かなりレアなの出たみたいです」ガチャ
ことり「海未ちゃんまた現実逃避しようとしてるぅ…」 海未「こ、これは…!」カプセルパカッ
花陽「う、海未ちゃん、そろそろポジションにつかないと」
海未「すみません、穂乃果にフィールドに出るよう伝えてください!」ガチャガチャ
花陽「ええっ!?」
海未「秋葉原にこんなものがあったなんて、灯台もと暗しです」ガチャガチャガチャ
ことり「よくわからないけど、わかったよぉ!穂乃果ちゃーん!」 凛「空を跳び跳ねて蹴る、これが《パルクールアタック》にゃ!」
GOAL!
真姫「意外とやるじゃない、凛」クルクル
凛「意外とってなんだにゃー!むきー!」
ことり「海未ちゃん、こっちは試合終わったよ」
海未「えぇ、こちらもバッチリです!」ドッサリ
一同「」 穂乃果「海未ちゃん、穂乃果たちが試合してる間、カプセルの山作って遊んでたんだ…」
海未「違います。私はただ、サッカーに必要なものを見つけたんです」
穂乃果「必要なもの?」
海未「はい。これこそ、秋葉原が導く勝利のルート!」カプセルパカッ
ことり「…おにぎり?」
真姫「中身がおにぎりのガチャなんてイミワカンナイ!」 花陽「不思議だねぇ、カプセルに入ってたのにおいし「あ、それハズレです」
花陽「い…は?」
海未「おにぎりだけでなく、何故か入っているミネラルウォーターやナッツ、食べ物の類いは、みんなハズレのようです」
花陽「笑うところじゃないよぉ!」バン!
海未「ひっ!」
花陽「海未ちゃん!おにぎりは決して、決してハズレなんかじゃ…」
凛「ストーップ!落ち着くにゃかよちん!」
真姫「そ、そうよ。海未が作ったものじゃないんだから」
花陽「……ハッ!ごめんなさい、つい……」
海未「いえ、いいんですよ。 海未「他のカプセルを見てください」
ことり「シューズにグローブ…それにミサンガ、ペンダント。アクセサリーが多いね」
海未「はい。前者は見ての通り、後者もおそらくはサッカーに関係するアイテムなのでしょう」
穂乃果「なるほど、これを身に着けていれば、能力が上がるってことかな?」
真姫「道具も大事だけど、それだけで勝てるわけないわ。こんなに回すくらいだもの、まだなにかあるはずよ」
真姫「例えば…この前買ったのより強力な秘伝書とか」 海未「ご明察です。これらを使って、バトルとトレーニングを続ければ…」
穂乃果「きっとにこちゃんのチームとも、中学生の子とだって互角に戦えるね!」
海未「ふふっ…」パタッ
花陽「海未ちゃん?」
海未「ただで力が手に入るはずもなく…代償は大きかったようです」
穂乃果「海未ちゃん!そんな…」
海未「私は大丈夫です、が…お財布がやられました…」カラッ
凛「割り勘するにゃ」 イw´ヮ`ハ それからそれから?
試合当日
稲妻町 河川敷グラウンド
穂乃果「さぁついに来たよ!」
海未「因縁の場所ですね」
花陽「……」
真姫「どうしたの花陽?」
花陽「ううん、なんでもないよ」
真姫「(まだ気にしてるのかしら)まぁでも、今日は私がいるわ」
ことり「この前もいたよね?」
真姫「DFの私がね。今の私はエースストライカー真姫ちゃんよ」
ことり「そっかー、頼りにしてるね」
真姫「…ツッコんでほしかったんだけど」 穂乃果「あれっ、にこちゃん達は?」
凛「いないね、不戦勝かな」
「ぬわぁんでよ!」
花陽「そ、その声は」
希「ウチや」
凛「なんだ希ちゃんかー。にこちゃーん、どこだにゃー?」
希「なんだとはなんや」
凛「なんだとはなんやとはなんだにゃ」 のぞりん「なんだとはなんやとはなんだにゃとはなんやとは…」キャッキャッ
絵里「はい、そのへんにしときなさい」
凛「絵里ちゃん。もしかしてニコニーズの3人目?」
絵里「そうよ。今日はいい試合にしましょう」
凛「うん。でも勝つのはかよちんのチームだよ!」
絵里「それはどうかしら。私たち結構強いのよ」 にこ「待たせたわね」
真姫「別に待ってないけど……」
にこ「ぬわぁんでよ!」
希「本家はキレがいいね」
穂乃果「揃ったところで、早速始めよう!」
絵里「まだダメよ、あとふた」
穂乃果「どうして?」
希「流石に3対6じゃウチら不利やん?だからあとふ」
穂乃果「むぅ、確かに……じゃあ4対5に
しよう!」
にこ「最後まで聞きなさい。こっちにはあと2人いるのよ」 希「ウチが召喚するね。来ませい!ニコニーズの超新星!」
亜里沙「先輩方、ハラショー♪」トコトコ
雪穂「どうも」トコトコ
ことり「普通に歩いてきたね」
穂乃果「雪穂!?アイドル研究部を裏切ったの…?」
雪穂「人聞きの悪いこと言わないで。先輩方には悪いと思うけど…お姉ちゃん、私に店番押しつけてサッカーしてたじゃない。そっちにはつけません」 亜里沙「私も本当はそっちに入るべきなんですけど……かつてのμ'sと戦えるなら、こちらの方が面白そうかなって思って」
にこ「いわゆる下克上ね。にこ程じゃないけど、舐めてかかると痛い目みるわよ」
希「下手したら、宇宙と戦えるようになる前に部を乗っとられちゃうかもねぇ」
絵里「次に音ノ木坂からラブライブに出場するのは…案外この2人かもしれないわね」
凛「いつになく厳しいね」
花陽「でも……これに勝っちゃえば」
真姫「えぇ。宇宙一もただの通過点、ってことね」 海未「飛躍しすぎです。全国一の次が宇宙一なんて」
穂乃果「でもあっちは宇宙一を自称しているんだよ。たとえサッカーでも勝てたら私達も名乗っていいんじゃないかな」
ことり「それは……うん、そうかもしれないね」
花陽「にこちゃん、正々堂々勝負です!」
にこ「もちろんよ。さぁ、かかってきなさい!」 テーンテーン テテッテテーテーテー
神シックス(仮)VSニコニーズ
神シックス(仮)
FW ほしぞら にしきの
MF こいずみ
DF そのだ
GK みなみ
ベンチ ほのか
ニコニーズ
FW やざわ エリチカ ありさ
DFゆきほ
GK とうじょう
ベンチ なし 希「意外やね、穂乃果ちゃんベンチスタートなん?」
凛「うん。元リーダーとしてベンチを温めてくれてるんだよ」
雪穂「お姉ちゃん…BW(ベンチウォーマー)がんばって」
穂乃果「変なポジションできてる!ちがうよ!」ゴーン!
海未「切り札だから自主的に温存されてる…だそうです」
希「ほぉ、なるほど「隠し持ってるけどできれば使わない方がいいカード」ってことやね」
穂乃果「言い方に悪意が見えるよっ!」 海未「そちらはFW3人、ずいぶん思いきった布陣ですね」
亜里沙「守備の2人を信じてますから」
希「ウチらに任しとき」ビシッ
にこ「まあ、私がサクッと1点決めれば終わりだけどね」
絵里「あっ、それなんだけど」
絵里「得点してその都度仕切り直すのも面倒でしょう?だから普通のサッカーみたいに30分ハーフにしない?前半後半合わせて60分で決着をつけるの」 ☆矢澤にこの超次元サッカーのコツ サッカーバトルと普通のサッカーの違い
にっこにっこにー!
いろんな場所で行われる「サッカーバトル」は5VS5の15分1点先取のミニゲームよ
昔は4VS4で、ちょっと前まで「ボールを奪え」「ボールを取られるな」ってルールもあったのよ
真姫「構わないけど」
花陽「私も、いいと思う」
にこ「本番とちょっと勝手は違うけど…まあ、プロはステージを選ばないものよ」
ことり「決まりだね」 穂乃果「よーっし、ウェアに着替えて始めよう!」
真姫「え?今回は作ってる時間なかったでしょ?」
ことり「既製品だけど、可愛いのがあったんだぁ」
つブレザーウェア
花陽「学生服みたい」
海未「普段とあんまり変わらないですね」 凛「あっちはどんなか……にゃ」カチーン
真姫「ヴェ…」ヒキッ
にこ「いいでしょう?今じゃレア物の「じゅんじょうウェア」よ!」
絵里「ハラショー…//」
希「雪穂ちゃんたちはともかく、今ウチらが着るのは、結構きつくない…?//」
雪穂「ブルマですからね」
穂乃果「う、うん…ファイトだよ」 KICK OFF!
穂乃果「えー、解説、実況はベンチから高坂穂乃果がお送りします」
凛「まずは速攻!」バッ
穂乃果「試合開始直後凛ちゃん猛ダッシュ!速い速い」
凛「テンションあがるにゃー!」
絵里「いきなり全力ね」
穂乃果「立ちはだかるのはぅ絵里ちゃん。ブロックできるか!?」 凛「《あそこにUFO G2》!」びしっ
絵里「えっどこどこ?」キョロキョロ
凛「ばいばーい」ダッシュ!
UFO「じゃあの」キラーン
絵里「あぁもう!」
穂乃果「絵里ちゃん振り切られた!進化したあそこにUFOにひっかかるーっ」
真姫「かわいらしい名前のわりにG進化だったのよね」 亜里沙「止めないと!」
にこ「凛を1人で止めるのは無理!アレやるわよ!」
海未「凛、警戒してください」
凛「平気だよ、このまま《疾風ダッシュ》で」
にこゆきあり「《ファランクス》!」
凛「3人抜い…ふぎゃ!」バシーン!
穂乃果「凛ちゃんふっとばされたー!にこちゃんを中心に巨大な盾が3つ、まさにファランクス矢澤!」
にこ「そこ、変なあだ名つけんじゃなーいっ!!」 にこ「まあいいわ、ベンチのおねーちゃんに目に物見せてやりなさい」
雪穂「それっ…」ポイッ
ほのぱな「お餅!?」
雪穂「《やきもちスクリュー》!」ドンッ
ぷくーっ… パァァン!
穂乃果「ちょっと雪穂、その技私に教えて!」
花陽「お餅にボールをぶつけるなんて…」ワナワナ
真姫「そんなこと言ってる場合じゃないデッショー!」 亜里沙「私も蹴ります!風、林、火、山……」ゴゴゴゴ
亜里沙「デストロイヤー!」ドゴォン!
穂乃果「はっ!いつの間にかチェインされてる!」
真姫「お餅ばかり見てるから!海未!」
海未「はい!1人で止められるかは怪しいですが……威力を落とすくらいなら」 海未「《ウォーターフォール》っ!」
ゴゴゴゴゴ ザパーン!
亜里沙「ハラショー!」パチパチ
希「さながら滝行やね。でも《風林火山デストロイヤー》はまだ生きてる」
花陽「焼けたお餅の香りは、消えてしまいました…」ションボリ
穂乃度「花陽ちゃん、私も覚えるから、できたら食べよう!」
海未「必殺技は食べられません、やるなら真面目に実況してください…」 ことり「これだけ弱まれば、なんとかなりそうかな……?《はなふぶき》」クルクル
ぶおおおん…
ことり「キャッチ♡」ポス
穂乃果「ことりちゃん止めたっ!落ちてきたボールを余裕のキャッチ」
凛「すごいにゃ」
ことり「距離があったのと、海未ちゃんのシュートブロックのおかげで威力がだいぶ落ちてたから」 にこ「やるじゃない。とった後のあざといポーズ含めて点数高いわよ」
ことり「ありがとう♪」
ことり「次はことり達の番だね。花陽ちゃん!」スロー
花陽「うん。まずはボールを前へ……」
絵里「認められないわぁ!」
花陽「え、絵里ちゃん!?」 絵里「今の一連のプレー、私だけポンコツだだったじゃない!」プンスコ
凛「自業自得だよ」
真姫「そうね」
絵里「悪いけど私も活躍させてもらうわ!《アイスグランド》!」
シャーッ バキバキバキ
花陽「」パキーン
絵里「ハラショー」イナバウアー
穂乃果「花陽ちゃん氷付け!?やたら優雅に抜かれちゃった!」 海未「行かせません、ウォーター…」
絵里「《プリマドンナ》」
海未「えっ、あっ、これはっ?」
ズキューン
ことり「ンミチェア!?」
穂乃果「海未ちゃんつられて踊り出すぅ!」
海未「体が勝手に…不覚……」ガクッ
穂乃果「絵里ちゃんゴール前、ことりちゃんと1対1!」
絵里「かしこいかわいいーっ、キューティー…」
絵里「《パンサーブリザード》ッ!」 グオオォーッ!!
ことり「はなふ……きゃあああーっ!」GOAL!
リーヨ!
0-1
前半4分 エリチカ
穂乃果「突然始まった絵里ちゃん無双…2人抜いて最初のゴールを持ってっちゃった!」
絵里「にゃんにゃん♪なんてね」
凛「あーっ、ゴールパフォーマンス取られたにゃー!」 真姫「あのシュート…速かったわね」
ことり「必殺技、間に合わなくてごめんなさい……」
花陽「ううん、私がボール取られちゃったから」
穂乃果「いやいや、まだ始まったばっかりだし気にしないで!」
海未「こちらも必殺シュートで反撃しましょう。始まったら全員、前に出てください」 絵里「やったわ!みんな見てた?」
雪穂「先制点です!すごい!」
亜里沙「かっこいい!お姉ちゃん!」
にこ「さっきのと差し引きで、とりあえずプラスね」
希「にこっち手厳しいなぁ」
にこ「当然よ。今回は僅差の勝ちじゃ困るの。希も点をやっちゃダメよ」
希「せやね」 シアイサイカイ ピーッ
凛「反撃いくよ、真姫ちゃん、かよちん」
真姫「えぇ。手はず通り」
花陽「こ、今度こそ…」
ダッ
穂乃果「アイドル研究部の三権分立トリオ、一斉に前に出ました。ボールを持つのは海未ちゃん」
亜里沙「海未先輩……来ないんですか?」
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