船長曜「今日のおかずは」善子「ロリに決定!」海未「いえ正統派美少女物です」かすみ「童顔美少女ならここに居ますけど!?」15航海目
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三童貞(ようよしうみ)とかすみんが繰り広げる、船上生活15航海目!
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【前スレ】
船長曜「夏が来たね」善子「ひと夏の恋って」海未「ロマンチックですよね」かすみ「分かりました! 任せてください♡」14航海目
http://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1627474454
【1スレ目】
船長曜「今度の航海は性処理用の女の子を乗せるつもりだからカタログ持ってきたよ」善子「流石キャプテン!」海未「僥倖ですね」
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1566480663/ ようかす、姉妹コーデに嵌る
かすみ「お姉ちゃん♡」
曜「っ!!」
曜(これはこれでアリな気がするであります)ムクムク .
ラブライブ! サンドウテイ!!
〜かすみんのスペシャルホリデー【中編】〜
【超速魔道戦艦、出航前】
絵里「──とまぁ、魔王の説明はこんなところかしら。概ね理解してもらえた?」
善子「ええ。知的な魔物は総じて強い。それを統べる魔王は相当ヤバイってことが、よ〜〜く分かったわ」イライラ
かすみ「一人だけ除け者なんて嫌です嫌ですぅ〜」ジタバタ!!
善子「大丈夫よ。私も残るから」
曜「UTX製の船に興味はあるけど……やっぱり辞退するであります……」
海未「駄目です」
曜「なんで!?」
かすみ「そもそもそういうのって軍人さんの仕事ですよね!?」
海未「はぁ……」
絵里「この子達、想像以上に駄々こねるわね」
かすみ「魔王退治を普通に依頼してくる方が異常なのでは?」
絵里「別に退治は頼んでいないのだけれど」
海未「戦えとは言いません。2人はとにかく操縦に専念してくれれば良いのですよ」 にこ「こっちは準備出来たわよーーー!」
絵里「ご苦労様。穂乃果がことりと凛を呼びに行っているから、もう少し待って頂戴」
海未「ほう。凛も来てくれるのですか」
絵里「メンバーはこんな感じよ」ピラッ📝
◆船長:高坂穂乃果
◆指揮官 兼 副船長:絢瀬絵里
◆指揮官補佐:矢澤にこ
◆航海士:津島善子
◆操縦士 兼 副航海士:渡辺曜
◆戦闘員:園田海未、星空凛
軍人6名、港湾局員4名
◆支援 兼 医療班:南ことり、軍医2名
以上
曜「勝手に名前書き込まれてるし!!」
善子「てか人数少なっ! これが討伐部隊なの!? 先遣隊の間違いじゃない?!?」
海未「ふむ……やはり希は都合がつきませんでしたか」
絵里「東條商会の仕事で忙しいのよ。それに裏では、物資面で色々動いてくれているから」 かすみ「これ、丁度20人しか居ないじゃないですか」
絵里「速度のみを重視した小型の戦艦だもの。武器・食料・支援物資も積め込んでいるし、人員はこれが限界だわ」
海未「都合の良い建前ですね。実際は政治的な側面が強いのでしょうけど」
かすみ「へ?」
にこ「魔物達による実害を同盟国が被っている以上、見て見ぬ振りはできない」
にこ「でも遥か彼方の人々を救う為、国内戦力を割きたくないっていうのがオトノキ側の本音よね〜」
海未「しかしながら少人数とはいえ、彼の英雄 高坂穂乃果が率いる部隊を派遣し、実績を上げればどうでしょう?」
善子「大国オトノキの面子は保たれる……ってこと?」
曜「うわぁ……。だから絵里さんが指揮官なのに、書面上穂乃果さんが船長なんだ」
善子「まるで傀儡政権」カワイソ…
海未「いえいえ。これが最適解です。“船頭多くして船魔王城に登る”と言いますし」
かすみ「そんなことわざ無いですよね!?」 にこ「ま〜穂乃果は便利な御輿ってことだけ理解してもらえれば充分よ」
かすみ「便利な御輿って……」
海未「普段はグータラな怠け者。反面、有事の際はこの上なく頼りになり、ネームバリューも申し分無いですから」
にこ「ホント、担ぎ上げるにはもってこいの人材だわ」
絵里「別にそれで良いんじゃない? 国の思惑や世論がどうであれ、私達にとって穂乃果は永遠のリーダーなんだから」
にこ「ハァァァ!? そりゃたしかに船長は穂乃果だけど!! μ'sの真のリーダーはこの矢澤にこ様なんですけどォォォ!!!?」
絵里「はいはい」
善子「あの、話し込んでるとこ悪いんだけど、マジで行く気ないからね?」
絵里「どうしてもあなた達が断るならば、代役をたてる事になってしまうわ」
善子「素直に他の交通手段を使いなさいよ。私と曜レベルの天才航海士なんて、そう簡単に代わりが見つかるわけ……」
絵里「あら。東條商会に1人居るじゃない。商船の船長にして、曜のお師匠様が」
曜「ッ!! パパ!」
海未「魔王討伐は危険な旅です。非戦闘員たる渡辺船長を巻き込みたくはありません。曜、善子、引き受けてくれますね?」
曜「ズルイよ……。断れるわけないじゃん」ギリッ
かすみ「こんなのまるで脅しじゃないですか……」
善子「随分とらしくないやり口ね」キッ! 海未「今この瞬間にも、魔王軍のせいで危険に晒されている人々がいます。手段を選んでいる暇はありません」
にこ「μ'sの面々をこれだけ招集したんだもの。戦闘面での不安は少ない。この作戦の明暗は、『超速魔道戦艦を操れるか否か』にかかっているわ」
絵里「お願い! 一刻も早い人命救助の為、どうか力を貸して頂戴!!」
* * *
あれから早2日。
曜さんと善子さんは寝る間も惜しんで働いてるのに、私はノンビリ過ごすだけ。
なんだか少し後ろめたい気分になっちゃいます。
かすみ「はぁ〜〜〜〜〜……」
彼方「わぁ。ほんとにかすみちゃんが居る〜」ギュゥゥゥ!!
かすみ「うわぁあああ!? ギブギブギブ!! 苦しいですぅ!」ペチペチ
彼方「えへへー。ごめんごめん」
かすみ「んもぅ!」
果林「あら。早かったじゃない」
エマ「いらっしゃ〜い」
彼方「柄にもなく超特急で来ちゃった。4人も集まると懐かしい気持ちになるねぇ」
エマ「そうだねー。心がぽかぽかしてエモエモだよ〜」ニコニコ かすみ「そういえば彼方先輩。普段は何して過ごしてるんです?」
彼方「ゆっくり気ままにごろごろしてるよ?」
かすみ「えぇ……?」
彼方「独り立ちして間もない頃は、パートやバイトを掛け持ちして我武者羅に働いてたからねぇ」
彼方「これからはスローライフの時代なんだぜ」ドヤァ
かすみ「働きすぎもアレですけど、老後生活を送るには50年程早すぎますって」
エマ「あ、あのね、全くの無収入ってわけじゃないんだよ? 私が売ってる牛乳によく合う菓子パンとか作ってくれてて、すっかり人気商品なの!」
彼方「うむうむ。売上金からほんの一部しか貰ってないけど、お小遣い程度で充分生きていけるのだよ」
果林「それはうちに寄生している限り、衣食住の心配がないからでしょう?」
彼方「よいではないかよいではないか。彼方ちゃんの事は、リーズナブルな家政婦とでも思ってくれたまえ」
かすみ「それって最早主婦なんじゃ」
果林「神出鬼没なのをやめてちゃんと共同生活してくれれば、非の打ち所がないのだけれど……」
エマ「彼方ちゃんのお料理、修道院時代より更にパワーアップしてるんだよ? 夜ご飯をお楽しみにね♪」
彼方「せっかくかすみちゃんが来てくれたんだし、腕によりをかけてご馳走を振る舞いまーす」フンス!
かすみ「おぉ〜」ワクワク
彼方「それじゃあ早速お買い物に行こっか。豪華な食材は、果林ちゃんのポケットマネーでヨロシク!」
果林「それはやめてッ!!」 .
〜翌日〜
客「最近毎日悪夢を見るんです……昨日は魔物に喰い殺されました……」
果林「凄い隈ね……。私に任せて。助けてみせるわ」
客「本当ですか!?」
果林「ええ。取り敢えず今晩は、このお札を枕の中に入れてみて。あとリラックス効果のあるアロマオイルも──」
この家は1階が果林先輩のお店。
そして2階が居住スペースになっています。
お風呂もキッチンも2階にあって最初はビックリしたけど、お泊まり3日目にもなれば慣れました。
彼方「さてさて。エマちゃんも仕事に出かけちゃったし、こういう暇な日は静かにすやぴするに限るねぇ」
かすみ「こういう日じゃなくても、どうせ毎日すやぴしてますよね?」
彼方「ちっ。バレたか」
かすみ「かすみんこんな真っ昼間から眠くないです。どこか遊びに行きましょうよー」プンプン
彼方「あら? もしかしてかすみちゃん、ちょっぴり機嫌悪い?」
かすみ「気づくの遅くないですか? 一昨日からずっと不機嫌なんですけど?」
彼方「えぇぇ……。彼方ちゃん一昨日は居ないし、そんなの知らないよぉ」 かすみ「とにかくパ〜っとストレス発散しに行きますよ!」グイグイ
彼方「しょうがないなあ。ワガママな妹君に付き合ってあげますか」
* * *
【3日前(魔王討伐隊、出発前の出来事)】
凛「にゃにゃにゃ〜!!!」ダダダダダッ💨
穂乃果「置いてかないで〜〜〜」タッタッタ!💨
凛「到☆着!」
穂乃果「ゼェ……ハァ……」
絵里「久しぶり。お疲れのところ申し訳ないけれど、すぐに出発するわよ」
凛「あ、ちょっと待って」
トテトテ タッタッ!
ことぱな「「お待たせしました〜」」
にこ「花陽っ! なんでアンタまで居るわけ!?」
花陽「えへへ、心配で着いてきちゃった」
海未「田んぼの方は大丈夫なのですか?」
花陽「うん。この時期はそこまで大変じゃないし、ちゃんとご近所さんにお願いしてきたよ」
絵里「ありがとう。花陽も協力してくれるというなら、とても心強いわ」 かすみ「ちょっと待って下さい! 強い人だけ連れて行くならギリギリ納得できますけど、なんで花陽さんがOKでかすみんは駄目なんですか!?」
海未「たしかに花陽は戦えません。しかし集団戦においては非常に頼れる存在です」
穂乃果「動植や植物とおしゃべりできるから、敵情視察とか素早い情報伝達はお手のものなんだよ!」
凛「戦闘以外なんにも出来ない凛や海未ちゃんよりよっぽど有能だにゃ」
海未「いやまぁ否定はしませんが」ウゥム…
花陽「そ、それほどでも……///」
絵里「とはいえ定員オーバーだし、そうね……うちの局員を1人削っておくわ」
花陽「お手数おかけします」ペコリ
にこ「着いてくるのは構わないけど、危なくなったらすぐに後ろへ下がりなさいよ。にこが守ったげるから」
花陽「頼りにしてるね♪」
ことり「ことりの事も守ってほしいなぁ♡」
にこ「状況次第じゃ一番強い奴が何言ってんのよ……」
ことり「混戦は苦手だもん」プクー
海未「ことりのナイトは私が務めましょう」キリッ! かすみ「うぅぅ〜〜〜。かすみんだって、かすみんだって何かお役に……」シュン…
分かってる。
きっと自分には何も出来ない。
“幽霊船退治”や“断罪の鏡”の時は、偶然上手くいっただけ。
状況や運が良かったから、たまたま活躍出来ただけ。
今回の私は要らない子なんだ……。
* * *
かすみ「あぁ! もう! カラオケで思いっきり大声出しますよーーー!!!」ダン!!
彼方「おぉう。荒れてますなぁ」
かすみ「…………」ハァ…
かすみ「頭では分かってるんですよ」
かすみ「伝説のμ'sが7人も集まって、軍人さんや港湾局員まで居て。そんな凄い人達に混ざっても、足手まといにしかならないことくらい」
かすみ「だから置いてかれた事自体に怒ってるんじゃなくて、無力な事にどうしてもモヤモヤしちゃうというか……」
彼方「う〜ん。英雄や偉人だからこそ大変な時もあるだろうし、かすみちゃんは可愛い可愛い一般人のままで良いんじゃない?」
彼方「彼方ちゃんは、普通の生活が1番だと思うけどな〜」 かすみ「普通の生活……。普通の生活って何なんですかねぇ」
孤児として修道院で育って。
奴隷として売り飛ばされて。
今では海上生活が当たり前。
かすみ「考えてみれば、普通の生活なんてしたことないです」
彼方「それじゃあお姉ちゃんが、普通をたっぷり経験させてあげちゃうぜー!」
彼方「ほらほら。嫌なことはぜ〜んぶ忘れて、とことん楽しも?」
かすみ「あは。そうですねっ!」
うん。これで良い。
海の向こうの魔王軍なんて、一般人には関係ない。
私はどうせ、あの人達とは……
──生きる世界が違うんだから。
ラブライブ! サンドウテイ!!
〜かすみんのスペシャルホリデー【中編】〜
─ 了 ─ 洗脳できるし、相手から情報抜けるし状況次第じゃ最強なことりちゃんだったり、動物や植物と会話できるから情報伝達・回復できるかよちん 好き
確かにかすみんが「普通の生活」をしてたのって、幼少期の何年かくらいだろうしね…😢
海の向こうの魔王城とカラオケだったりが共存する世界ってなんかいいよね🥰 明日
恋する公安部♡ 外伝
怪盗せつ菜と秘密の原案図
後編
投下します♡ 海未「最近の匂わせぶりは目に余ります」
善子「もしかして曜の中では、『千歌は嫁!リリーは愛人!かすみんは妹!』って感じなのかしら」
かすみ「うわー……渡辺さんサイテー……」
曜「いやいや梨子ちゃんが愛人だとかそんな失礼極まりないこと微塵も思ってないからね!? というかかすみちゃんノリノリで姉妹コーデしてくれてたじゃん!!」アセアセ💦
海未(梨子の部分以外否定しないのですね)ジトー
かすみ(姉妹コードは楽しいですけど本気で妹扱いされるのは心外です💢)
善子(千歌に告る勇気なんてないくせに)三🪃
かすみ「あ、そうだ。今日の晩御飯は腕によりをかけて、お刺身&なめろう丼の生魚フルコースを作ってあげますね♪」
曜「あまりにも辛すぎるであります😭」 ===一週間後・犯行当日===
~ミサキ教会周辺~
菜々「あの…///」
栞子「はい、なんですか?」
菜々「いえ、なんだか近くないですか…?///」
栞子「──確かにそうですね。しかし身を隠すにはこの場所が適任なのです」
菜々「そ、そうなんですね…///」
ザッザッザッ
菜々「!! 人が近づいてきました、隠れましょう」バッ
栞子「っ」サッ
ムニッ♡
しおなな「!?///」
ザッザッザッ…
菜々「あっ…うぅ…///」カアァッ
栞子(くぅぅっ…、た、耐えなさい…栞子っ…///)
ザッザッザッ…
栞子「あ、ダメっ…///」ビンビン
菜々「!?///」
ザッザッザッ……………
菜々「い、きましたね…///」
栞子「え、ええ…///」ビンビン
菜々「あ、そ、その…気にしてませんから…///」
栞子「ぅぅ…ごめんなさい…」😢ビンビン 恋する公安部♡ 外伝
怪盗せつ菜と秘密の原案図 後編 菜々「…えっ、えっと…」オロオロ
菜々「そ、そうだ! おさらいをしたいのですが!」
栞子「へ?」
菜々「今回戦うことになる悪霊には、どういう言い伝えがあるんですか?」
栞子「そうですね──」
栞子「このミサキ教会に巣食う悪霊は、もともと教会の管理者だったそうです。ミサキ教会のミサキとは立地が岬にあると同時に、管理者の名前が『紫藤美咲』であることに由来します」
菜々「ということは悪霊の正体は紫藤美咲さん、ということですね?」
栞子「はい」
菜々「しかしそれなら、なぜ彼女は悪霊になってしまったのでしょうか──」
栞子「それについて、このあたりの方々に謂われについて聞いてみましたよ」
菜々「それで、なんと?」
栞子「というのも彼女は、かの教会で生まれて、教会で亡くなったそうです」
菜々「…っ」
栞子「一時期、彼女はマザーとなって奴隷の買い取ったり、孤児を引き取っていたらしいですね」
菜々(なんだか…わたしたちの所と似ていますね) 栞子「そして彼女はやがて天寿を全うするしました」
栞子「しかし彼女は霊体としてしばらく現世に現れました」
栞子「この頃の彼女は意思の疎通ができたそうで、彼女の口からはっきりと理由を聞き取ることができました」
菜々「とうとう理由がわかるんですね」
栞子「はい。曰く、『この教会を出ていった子達の身が心配』と」
菜々「──」
栞子「なるほど、それで現世に留まったと──そういった経緯があったとのことです」
栞子「これが70年ほど前の話です」
菜々「えっ!? そんなに前なんですか!」
栞子「しっ! 静かに…!」
菜々「あ、すみませんっ…」
栞子「いえ、私も最初に言ってませんでしたね…すみません」
栞子「──それで彼女は現世に留まり続けた結果、いつの間にか悪霊になっていたと」
菜々「いつの間にか?」
栞子「ええ。悪霊になってしまうとそれまでの人格や記憶を失ってしまいますから、悪霊になった原因を彼女から聞けなかったのですよ」
菜々「それでも周りの人はなんとなく理由が思いつくのでは…?」
栞子「それもそうですね…」
栞子「ただ霊体の頃のミサキ教会にはもう人が──教会の管理者はいなかったそうです」 菜々「あぁ…」
栞子「それから悪霊となった彼女が以後教会にとどまるようになってしまったのです」
菜々「なるほど…そういった理由があったのですね」
菜々「しかし原案図はなぜミサキ教会にあったんですか?」
栞子「それは紫藤美咲さんは教会の管理者であると同時に、神像の研究者だったからですよ」
栞子「しかし在野の、だったようですがね」
栞子「美術館などに美術品を収めていた好事家の記録の中に、原案図をミサキ教会に贈ったという記録の発見が、今回の発端です」
菜々「そうだったんですね…」
栞子「──さて、そろそろ悪霊退治が終わったところでしょうか」
菜々「とうとう動くんですね…!」
栞子「はい」
栞子「それでは教会の裏口から侵入しましょう」
栞子「──変身」🌟
菜々「変身!」🌟 ===ミサキ教会 裏===
栞子「妙に静かですね…」
せつ菜「はい…もう少しざわつきが聞こえてきてもいいでしょうに…」
栞子「……」
ジャリッ
栞子「っ!!」バッ
せつ菜「後ろから足音がしましたね」
栞子「え、ええ…しかし誰もいません…」ドクンドクン
栞子「一体何が」
せつ菜「危ないっ!!」ガバッ
栞子「!?」
栞子(な、菜々さんが私を押し倒して…!!///)
スパッ
🌳ズズンッ
栞子「木が倒れ…!?」
せつ菜「総か…いえ、小泉さん! 前を見てください!!」
栞子「!」
???「…」ゴゴゴ
栞子「この瘴気…まさか!」
せつ菜「悪霊──ですね」 せつ菜「退治されたのではなかったんですね」ギリッ
栞子「そんな…悪霊退治の時間はとっくに過ぎたはずなのに…!!」
せつ菜「来ます!!」
======
──菜々等、ミサキ教会潜入少し前
花丸「儀式を遅らせるんですか!?」
僧侶長「如何にも」
花丸「それは何故ですか?」
僧侶長「──実はな、件の教会に怪盗が参上すると情報が入った」
花丸「怪盗が!?」
僧侶長「ああ。おそらく怪盗等は私達が悪霊を退散した後に原案図の横取りを想定しているのだろう」
僧侶長「あるいは怪盗の方でも悪霊を退散できうる者がいるのかもしれない」
僧侶長「どちらにしてもそれ相応の戦いが広がるだろうな」
僧侶長「そこでだ、弱った怪盗を私達が捕まえる」
花丸「えっ!?」 僧侶長「警察に差し出し、懸賞金をいただいて、悪霊も退散する。原案図も回収だ」
僧侶長「どうだろう、いい作戦とは思わないかね?」ニタ…
花丸「え、ええ…確かに…!」
僧侶長「問題は怪盗が我々の動きを監視し、悪霊退散の前に動かないことだ──」
─
──
───
ドゴォォンッ!!!
僧侶長「おやおや、怪盗さんがおいでか」クックッ
僧侶長「教会の裏から来たのか…」
僧侶長「さてさて──思う存分、戦い合うといい」クックッ
====
栞子「くっ!!」ガキンッ
美咲「…」ギリギリ
美咲はビリヤードに使うキューで栞子を滅多打ちにした。
しかしそれを十手で捌く栞子。
キューのリーチもさながら栞子は容赦のない攻撃に防戦一方を強いられていた。
せつ菜「はっ!!」
緋色の旋風を放つせつ菜。
美咲は空中でひるがえり、それを躱す。
栞子「くっ」
地面をえぐる旋風に弾かれた小石が栞子に飛びかかった。
せつ菜「すみませんっ」
栞子「はぁっ!!!」ガキ ガキンッ!!
十手でキューを挟み込むことに成功する。 栞子「今です!!」
せつ菜「せつ菜スカーレットストーム!!!」ゴオオッ
美咲「…!!」
スカーレットストームは美咲を巻き込んだ。
栞子「はぁっ…はぁっ…」
せつ菜「はぁっ…はぁっ…」
栞子「くっ…まさか悪霊が退治されていなかったとは…想定外です」
せつ菜「で、でもこれで退治できたのでは──ぐっ!?」
突如脇腹を抑え込むせつ菜
せつ菜「なっ…!? えっ…!?」
脇腹には回転のつけられたビリヤード玉が突き刺さっていた。
ゴトっと重い音をして地面に落ちるビリヤード玉
煙幕の中から何発かの爆発音が響いた
栞子「なっ…!?」
四方から飛び交うビリヤード玉が栞子を襲う
栞子「ぐっ!!」ガキンッガキンッ
栞子(お、重いっ…!!)
栞子「はぁっ!!」ブンッ
栞子(な、なんとか弾きましたが…くっ、腕が痺れるっ…!!)ビリビリ 美咲「!!」グワッ
栞子「なっ」
丸を弾くのに必死で美咲の接近を許していた栞子の腹に、キューが突き刺さっ──
せつ菜「ふっ!!」
せつ菜の足払いでバランスを崩した美咲。キューは栞子の脇腹スレスレを貫通する。
せつ菜「はぁっ!!」ボッ!!🔥
せつ菜の方へ体重を崩した美咲の土手っ腹にスカーレットストームを放つ。
美咲「!」
スカーレットストームと共に海へ飛ばされる美咲
せつ菜「はぁっはぁっ、間一髪でした」
栞子「ありがとうございました。せつ菜さん、あなたは退魔の術を心得てるのですか?」
せつ菜「いえ…退魔の術は…」
栞子「そうでしたか……ならすぐにこの場に戻って来るでしょうね──」
栞子「私もあいにく退魔の術は心得てるいません……早く目当てのものを回収し、帰りましょう」
せつ菜「ええ!」タッタッタッ
栞子「っ!」ゾワッ
美咲「!」ドンッ
栞子「くっ…もう戻ってきましたか…!!」 栞子「せつ菜さん! やはりここは私にこの悪霊の相手を任せて、探索をお願いします!」
せつ菜「で、ですが」
栞子「お願いします!! はぁっ!」ブンッ
栞子「相手は悪霊──時間がかかれば私のジリ貧です」
栞子「なので、早く見つけてください──信用してますよ」ニコッ
せつ菜「──!」キュンッ
せつ菜(わ、私は、何を…!!! いけません…!!)ブンブン
せつ菜「それではここはお願いします!!」タッタッタッ
====
僧侶長「ほう。娘の怪盗ふたりか」
僧侶長「それに片方は教会の中に入ったか──」
僧侶長「今怪盗を討伐するいい機会なのかもしれんな」
花丸「…」
花丸(あの振り袖みたいな服を着てる怪盗さん……何処かで見たことあるような──)
花丸「気の所為かな…?」
=====
栞子「はぁぁあっ!!」ガキンッガキンッ!!
美咲「!」
栞子(こうやって相手の懐に接近します!!)
栞子「そして──!!」グッ
栞子「『翡翠色の光』!!!」ゴォォッ🌟
太い、まっすぐ伸びる翡翠色の光の柱が美咲を撃ち抜いた。
しかし貫通性が高いが故、遠くへ吹き飛ばす能力に欠けていた。 栞子「はっ…はっ…」
美咲「!」ブンッ
栞子「っ!!」グッ
横に薙ぐキューを十手で受け止めきれない栞子はそのまま押し倒された。
栞子「がはっ」
地面に叩きつけられる栞子。
栞子「はぁっ…はぁっ…!!」
十手とキューでの応戦や悪霊特有の再生能力の前には翡翠色の光も通用しない
栞子「しかし──せつ菜さんが帰ってくる…それまで持ちこたえる…!!」グッ
僧侶長「今だ!!」
栞子「えっ!?」
僧侶長「オンカラキリコロコロマツソウジソワカ!!」ヴゥンッ
栞子「くうっ!!」サッ
僧侶長「ちっ、のがしたか」
僧侶長「国木田、お前に悪霊を任せる」
栞子(やはり花丸さん…!)
花丸「…はい」
僧侶長「わしはこの小娘をお縄にかける」数珠ザラッ =====
せつ菜「はぁっはぁっ」タッタッタッ
せつ菜「なんとか回収しました…! ん?」
せつ菜「あれは…」
せつ菜は教会の中から外を伺った。
栞子の戦いの相手はいつの間にか僧形の老人に変わっている。
使う技も先程とは打って変わっているようにみえた。
せつ菜(乱入者…でしょうか?)
何にしても早急に退散するに限る
せつ菜「っ!! 危ないっ!!」
せつ菜「せつ菜スカーレットストーム!!!」
轟音を放ち僧形の老人を吹き飛ばす。
僧侶長「ぐおぉぉっ…!!」
栞子「…!」
せつ菜「回収しました!!!」
栞子「ありがとうございます!!」
僧侶長「なんだと…ぐぅっ…!」
栞子「それではこれにて退散──」
花丸「きゃぁぁっ!!」
栞子「──っ!!」
栞子の目に映る、倒れた花丸。そこに向かって今まさに撃たれるようとしているキュー。 栞子「はぁぁっ!」バッ
花丸を突き飛ばす栞子。しかしその突き飛ばした左腕に深々とキューが突き刺さった──
栞子「うぐっ…!!」
せつ菜「総監!!!」
栞子「はぁぁっ!!」ズボッ
キューから腕を引っこ抜く栞子…
花丸「あぁ…ああ…」
吹き出す血を浴びながら青ざめる花丸…
栞子「ぶ、無事ですか、?」
花丸「は、はぃ…」
栞子「なら良かったです」ニコッ…
僧侶長に向かってきっと表情を結び直す。
栞子「ではこれにてご機嫌よう!」
煙幕を放つ栞子。
僧侶長「ぐっ…はぁぁっ…!!」
悪霊の動きを止める僧侶長。
僧侶長「国木田! 奴らを探せ!! まだ遠くには行っていないはずだ!!」
花丸「は、はいっ」
その場から離れる花丸──
花丸(でもさっきの怪盗さん…何処かで──)
花丸(思い出せないのが…歯がゆいずら…) ======
怪盗協会
栞子「はぁっ…はぁっ…」
せつ菜「一応止血魔法はかけましたが……」
栞子「いえ、ありがとうございます…」
栞子「ふむ…それにしてもこれが原案図ですか」
せつ菜「はい!」
栞子「……ありがとうございました。鑑定に掛けた後、入金しますので。今日のところはお疲れ様でした」
せつ菜「え? いやいや医療担当者の所まで付き添いますよ!」
栞子「いえ、お気持ちだけで、十分です」ゼーゼー
せつ菜「いいからいいから!」グイッ
栞子「きゃぁっ」
栞子(相変わらずおせっかい……やはりいい人ですね…強さもありますし)
栞子(それに比べ私は……) ─
───
────
数日後・国木田亭
花丸「はぁ…」
栞子「お疲れ様です」ガララ
花丸「あ! 栞子ちゃん久しぶり──って、その腕の包帯どうしたの!?」
栞子「いえ…仕事で」
花丸「ああ…痛くない? 大丈夫?」
栞子「はい。あまり大きく動かすと痛みがありますが…なんとか不便なく」
花丸「そ、そうなんだ…」
栞子「ところで…何かありましたか?元気がないようですか…」
花丸「えっ? そ、そうかな…?」
花丸「……でも、あはは。鋭いね」
栞子「私で良ければ話を聞きますよ?」
花丸「実は…この前悪霊退治のことなんだけど」
栞子「」ギクッ
花丸「オラ、足手まといになっちゃって…自分って無力だなって思っちゃってさ……しかもその時怪盗さんが来て庇ってもら」
花丸「あっ」
花丸(そうだ…どこかで見たことあると思ったら──)
栞子「ど、どうかしたんですか…?」
花丸「う、ううん…なんでも…」
花丸(そうだ…あの怪盗さん…栞子ちゃんに似てたんだ…!!)
花丸(それにあの腕の傷…)
栞子「あのー…」
花丸「え? あはは」
花丸(でもこれは──オラだけの秘密にしてあげるからね、栞子ちゃん♡) ====
後日
栞子(花丸さんは自分のことを無力だと言った)
栞子(それは私も同じことを思っていました)
栞子(だから──)
コンコン
栞子「失礼します!」
果南「ん? どうしたんですか?」
栞子「松浦騎士団長──実は折り入ってお願いが」
果南「え? な、なんですか…?」
栞子「私を──鍛えてもらえませんか?」
栞子(私は…強くなりたい!!) 恋する公安部♡ 外伝
怪盗せつ菜と秘密の原案図 後編
完♡ 花丸を庇って栞子の腕に穴が開きました
つまり、栞子は花丸の身体に穴を… 突然の小泉さん呼びにかよちんいたっけ?と思ったらそうか、偽名か!iPhone洗ってそう
こんなん書かれたらもう栞子童貞卒業が間近になってしまうやん |c||^.- ^|| 乙ですわ!
そういえば栞子も認識阻害の変身出来るんだっけか
美咲=スクフェスモブなのは分かってもイマイチ見た目が思い浮かばなくてビリアードのくだり読んで「あぁ〜あの子かー!」ってなりましたよ花丸殿
果南は騎士団長じゃなくて機動隊長だったかなん? アニガサキで薫子が目立ったこともあり当スレ栞子の血縁関係に違和感を覚える
スレ初期の頃は薫子存在しなかったししゃーないが >>796
アニガサキだと画面に映るだけでおもしれー女の相棒やね
https://i.imgur.com/ntuMbMN.jpeg
>>797
そもそもあの話事態が単発のつもりで書いたから、好きなようにやってくれていいのよ 薫子はどうなるんだ…?
あんじゅの血が菜々母に入ってて、それを菜々・栞子が引き継いでる感じ? 侑「…………」📱スッ!
●REC
かすみ「やっほー! みんなのアイドル、かすみんだよ☆」
かすみ「かすみん〜、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の部長になったんだけどー……」
かすみ「そんな大役が務まるかとってもふあ〜ん!」キュルルン♡
巨大な橋。
並び立つ高層ビル。
雲を突き抜ける電波塔。
整備された道には沢山の車が行き交い、
まるで数百年後にタイムスリップしちゃったみたい。
かすみ「でもぉ、応援してくれるみ〜んなの為に!」
かすみ「日本一可愛いスクールアイドル目指して頑張るよ♡」キャピ!
ここには魔王なんて居ない。魔法だって存在しない。
銃や刀はあるんだろうけど、テレビの中でしか見た事ありません。 歩夢「あ、あゆむだぴょん……///」ボソッ…
かすみ「声が小さい! もう1回!!」
歩夢「あゆむだぴょん!!!」
私はセイレーンとは無関係な純度100%の人間で、歩夢先輩も至って健康体。
しず子やりな子達と同じ学校に通って、放課後は部活動を頑張って。
そんな、とっても楽しくて平和な毎日。
かすみ「もっとうさぴょんに成りきって!!」
歩夢「うさぴょんだぴょんッ!!!!」
かすみ「ぴょんに気持ちがこもってない!!!」
歩夢「ぴょ〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!」/////
これが普通の生活なのかな?
ううん。きっと普通以上に幸せな生活だよね。
まさにときめき溢れるワンダーランド♡
でも、そっか、そういう事なんだ。
あの3人が居なくたって、
幸せな人生は送れちゃうんですね。
ラブライブ! サンドウテイ!!
〜かすみんのスペシャルホリデー【後編】〜
彼方「果林ちゃん起きて〜〜〜!」ペチペチ
果林「…………エマぁ……あと5分……」
彼方「エマちゃんじゃなくて彼方ちゃんですよー! いいから起きてぇ!!」ユサユサ!
果林「……むにゃ……うるさいわね……」
彼方「大変なんだってば〜。いくら声を掛けてもかすみちゃんが起きてくれないの」
果林「ハァ……。幸せな夢を見せる様に頼んできたのはあなたじゃない。もう少し寝かせといてあげなさいよ」
彼方「でもでも、なんていうか……まるで死んでるんじゃないかってくらい深い眠り方してて」アタフタ
果林「はいはい。術を解けばいいんでしょう? まったく……起きて早々人使いが荒いんだから」
* * *
かすみ「…………」ムッスー…
エマ「果林ちゃん。彼方ちゃん。そこに正座して(低音)」
かなかり「「はい……」」
かすみ「体感的に半年くらい異世界転生してた気分です」
かすみ「半年ですよ半年。向こうの世界があまりにリアルすぎて、正直こっちが夢なんじゃないかと疑ってるんですけど?」
彼方「残念ながら今が現実なんだぜ……」 エマ「ねえ。まだ試作段階で未完成な術を、どうしてかすみちゃんに使っちゃったの」ゴゴゴゴ…
果林「ち、違うのよエマ! 私は彼方に唆されただけなの!!」💦
彼方「えぇええ!? たしかにお願いはしたけど、こんな事態になるなんて聞いてないよ〜」💦
果林「私だって知らなかったわ! 自分で試した時は平気だったもの!」
果林「これはとにかく『優しい世界』を体験させる為に組んだ術式で、体感時間が伸びたのは想定外というか、きっと単なる個人差よ!」
彼方「そっかー。かすみちゃん側の体質の問題かー。じゃあ仕方ないよねぇ」ウンウン
エマ「2人共。言い訳はいいから(低音)」
かなかり「「ごめんなさい……」」シュン…
かすみ「やれやれ。しょうがないですねー」
かすみ「正直、話してる内に段々記憶が薄れてきましたし、もういいですよ」
彼方「あれあれ? リアルな夢だったのにもう忘れちゃうの?」
果林「ふふ。所詮夢なんてこんなものよね」
エマ「大事な妹を新術の実験台にしたんだよ? ちゃんと反省してる?」
果林「……すみませんでした」
彼方「……猛省しております」 かすみ「…………」🥱フワァ~
頭がボケ〜っとする。
現実じゃないと分かっていても、大事な記憶をなくして辛いような……寂しいような……悲しい気分。
でも微かに覚えている事もある。
共に修道院で育った家族が、夢の中に大勢出てきた事。
逆にヨーソロー号の皆さんは居なかった事。
それなのに、とても幸せだった気がする。
かすみ「彼方先輩は今日も暇ですよね? ちゃんと許してあげますから、ご飯食べたら一緒にお昼寝しましょ」
かすみ「多分夢の中で動き回ってたせいだと思うんですけど、脳が疲れててまだ眠いんですよ」
彼方「やった〜。すやぴなら大歓迎だよぉ」
穂乃果さん御一行が出航してからもう4日。
問題なく船が走航していれば、きっと今頃魔物の軍勢とドンパチやっているはず。
なのに私は、超絶美味しいご飯を食べた後、少し食休みを挟んでからノンビリお昼寝タイムです。 かすみ「………もう食べられないよぉ💤」ムニャムニャ
彼方「すやー💤」モッギュー
彼方先輩の抱き枕にされながら、静かに、緩やかに。
『普通の生活』に溺れていく……。
* * *
リザードマン達「「「うをぉおおお!!!」」」
凛「…………」バチチチチ
凛「 月 猫 夜 ! 」
シュン!! シュババババッッッ!!!
リザードマンA「きぇぇぇえええええ!?」
リザードマンB「ぐわァァァァァァ!!!」
リザードマンC「…………かはッ」バタリ
凛「楽勝にゃ♪」
サキュバス「まったく。野蛮な連中ね」
絵里「…………」トローン
サキュバス「こちらは優雅に愉しみましょう❤︎」
絵里「……はい。仰せのままに」フラ…
サキュバス「良い子ね。もっとも〜っと、私の虜にしてあげるわ」チュ💋
絵里「んんっ♡」ビクン!!
チュッ… チュパ…… アンッ♡ レロッ……
サキュバス「ン❤︎ 人間のくせに中々上手じゃない。それだけは褒めてあげる」
サキュバス(早くも司令塔は墜とせた。他の連中もすぐに籠絡させて……)クラッ
サキュバス「……えっ……何、これ……」
絵里「ふぅ。ご馳走様」ペロッ
サキュバス(こ、こいつ…………私の精気を……吸ったとでも…………)ガクッ…
絵里「フフ。淫魔のくせに中々美味しかったわ。それだけは褒めてあげる」 魔王軍副官「ハァ……ハァ……」
ことり「すご〜い♡ まだ立っていられるんですね」
魔王軍副官「図に乗るでない。この儂が、小娘1匹に負けるわけ……グォオオオ!!!」ザンッ!!
スパッ!!!
魔王軍副官「一刀両断ナリ!」シャキン!
ことり「…………」
ことり「………………」
ことり(……あなたが今斬ったのは、ことりじゃなくてお仲間ですよ♪)
海未「疾ッ!!!」🏹シュン!!
魔王軍副官「ァガ……」グラッ
海未「幻覚を視たまま、せめて安らかに逝きなさい」
🦅キィィィィィ!!
花陽「うん。うん。ご報告ありがとう」
🦅パタパタ
花陽「よしっ」ピー…ガガガ…
花陽『全兵力に告ぎます!』📢
花陽『現地の自警団 及び オトノキ小隊の手により、魔王城外部の鎮圧が完了しました!』📢
花陽『城内の皆様も戦闘を止め、魔王軍は直ちに降伏して下さい!』📢
魔王「思い上がるなよ……人間風情がァ!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!
花陽「ぴゃあ!?」ビクッ!!
穂乃果(広範囲の闇魔法!? ヤバッ、間に合わな──)
にこ「ファランクスっっっ!!!」パキーーーン!!
花陽「にこちゃん!!!」ウルッ
穂乃果「ナイスフォロー!」👍
にこ「フン。このくらい余裕よ」 海未「…………」スタッ
海未「こちらは片付きました」
にこ「海未、敵将への道を切り開くわよ」
海未「ええ」スッ…
ことり「魔王を倒して!! おねがぁい♡」
にこ「さぁ、行きなさい!」
うみにこ「「穂乃果ァ!!!」」
穂乃果「をぉぉぉおおおおお!!!!!」ダッ!!!
* * *
【魔王討伐から数日後、UTX国】
希「はいこれ。超速魔道戦艦の走航データ」📄ヒラッ
ツバサ「どれどれ……」
英玲奈「…………」フム…
ツバサ「………………」
英玲奈「驚いたな。うちでもオトノキでもまともに扱えなかったあのジャジャ馬を、本当に乗りこなす者が居るとは」
ツバサ「操縦士、渡辺曜。航海士、津島善子。これってたしか……」
英玲奈「あぁ。あの園田海未と行動を共にしている、ヌマヅの交易船員だ。流石は港国の船乗りといったところか」 希「魔力を利用した超加速も、スピードの安定性も一切問題無し。試作品って事になっとるけど、ちゃんと完成してたみたいやね」
ツバサ「元々は自国の為に作った船よ。こちらに乗り手が居ないんじゃ、どの道失敗作と同じだわ」
希「最高速度を出さなきゃええやん。出力抑えて運用すれば、普通の小型戦艦と同じやろ?」
英玲奈「十倍速を前提に造船した以上、それが活用できないなら費用の無駄だ」
英玲奈「まぁデータ提供は助かったよ。システム面の有用性は確認できた事だし、今後は速度もコストも抑えた廉価版を造っていくさ」
ツバサ「ありがとね、会長さん」
希「いえいえ。これからもどうぞ、東條商会をご贔屓に♪」ニシシ
* * *
【オトノキ国 〜ニシキノ総合病院〜】
善子「…………薬……薬が足りないわ……」ブルブル
曜「コトリサン……コトリサン…ドコ?」フラ…フラ…
真姫「ナニコレ! イミワカンナイ!!」
真姫「催眠音声然り! 薬物然り! ドーピングは用法容量を守って正しく使用しろって忠告したわよね?!?」バンッ!!
穂乃果「ひぃいい!? そんな事私に言われてもぉ!!」
真姫「あなたが責任者でしょう?」ジトー
穂乃果「私はただのお飾り船長で指揮官は絵里ちゃんだもん……」ウルウル 穂乃果「それにね、スピード出さなきゃ誰でも操縦できたわけだし、帰りは交代しながらゆっくり戻ろって提案したんだよ?」
穂乃果「なのに早く帰らないとかすみちゃんが心配するとか言って、2人共無理するから……」
真姫「それで入院したんじゃ本末転倒じゃない。まったく。ヨーソロー号は馬鹿ばっかりで嫌になるわ」
真姫(ED治療の時も妙に厄介だったし、どうしてこの子達はいつもいつも)ヤレヤレ…
穂乃果「海未ちゃんも海未ちゃんで酷いんだよ?」
穂乃果「魔王を弱らせたのは私だし幹部を追い詰めたのはことりちゃんなのにさ、どっちもトドメを横取りしちゃうんだから!」
真姫「それは八つ裂きにされた穂乃果が悪いんでしょう?」
穂乃果「だって思ったより魔王強かったんだもん! 仕方なくない?!」ブーブー!
真姫「はぁ。メンドウな人」 穂乃果「なんか魔王に付けられた傷は治るの遅いし、もう散々だよー」
曜「コトリサン…コトリサン コトリサン コトリサン……」フラフラ…
穂乃果「それにそれに、ま〜た海未ちゃんばっかり武勇伝が増えて──」
善子「あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛早く薬を寄越しなさァァァい!!」
真姫「うるっさーーーい!!!! 入院患者は大人しく寝てなさいッ!!!!!」
* * *
かすみ「エマ先輩、果林先輩、彼方先輩。大事な話があります」
エマ「……どうするか決めたんだね」
かすみ「はい。ここに住むか、船に戻るか、ものすごく真剣に考えました」
かすみ「私の幸せは、曜さん海未さん善子さんと結婚して、一生添い遂げることだと思ってたんですけど」
かすみ「でもそれだけじゃない、色んな人生を選べるんだなって、大切な事にやっと気付けました。本当にありがとうございます」ペコリ
果林(いやそもそもふたなり3人捕まえて逆ハーレムを築こうって発想がおかしいと気付いてほしいのだけれど) かすみ「ここでの生活は平和で、すごく落ち着けて、心がポカポカして、毎日楽しくて」
かすみ「でもヨーソロー号の皆さんだって、今の私にとっては家族同然で……」
エマ「…………」ゴクリ
かすみ「悩みに悩んだ結果──」
かすみ「ぶっちゃけ個人的にはどっちでも良いです!!」ババン!
彼方「えぇぇぇ〜?」
果林「あなたねぇ……」
かすみ「ふざけてるわけじゃないんですよ!? 多分どちらを選んでも素敵な毎日が送れると思うし、後悔もしない気がするというか!」
かすみ「至って真面目に言ってるんですってば!」
果林「なら答えは簡単ね。どちらでも良いのであれば、危険な船旅からは足を洗ってここで暮らすべきよ」
かすみ「それがその、かすみん的にはそれで良くても、向こうはそうじゃないと言いますか……」
果林「?」 かすみ「お別れの時、こんな事を言われたんです」
『今回は単にかすみが“戦艦には不要”というだけの話ですので、どうか気に病まないで下さい。普段はあなたが居てくれなければままならない事も多いですし』
『うんうん。最近じゃもう家事とかほとんど任せっきりだし、その、かすみちゃんはヨーソロー号に必要不可欠な存在であります!』エヘヘ///
『だからそんな寂しそうな顔するんじゃないわよ。必ず最速で帰ってくるから、ちゃんと主の帰還を待ってなさいよ?』
かすみ「──って」
かすみ「つまりほら。こっちの3人はかすみん抜きでもマトモに生きていけますけど、あっちの3人はそうじゃないんですよ!」
かすみ「見張ってないといつもすぐに無茶しちゃうんですから!」
かすみ「今だってどうせトラブル発生してるに決まってます。だからかすみんが側についててあげないと」フンス!
エマ「わ、わたし達だってかすみちゃんが居ないと寂しいもんっ」
かすみ「また暇になった時はお邪魔しますし、今度ライブにも招待しますから。ね?」
彼方「そんなぁ〜」ションボリ
果林「本人がそう決めたなら仕方ないじゃない。無理矢理引き止めるのは良くないわ」
エマ「うん、そうだよね……。でもかすみちゃん、これだけは覚えておいて」
エマ「船の仕事や海での生活が嫌になった時はいつでもここに帰って来てね。絶対に遠慮はしないこと。約束できる?」
かすみ「はい! 勿論です♡」ニコッ! 果林「ふふ。あんな凄い人達に求められるだなんて、かすみちゃんも成長したものね」
かすみ「かすみんはもう立派なレディーですから! そう簡単に仕事は投げ出しませんよ〜」エッヘン!
彼方「そっか〜。残念だけど、それじゃあしょうがないねぇ」
かすみ「そうです。しょうがないんです」ニコニコ
かすみ「早ければ今日中に迎えが来るはずですので、そろそろ帰りの支度を──」
ピンポーーーン
かすみ「!」パァァァ!
果林「あら? 早くもお迎えかしら」
エマ「はーーーい。今開けま〜〜〜す!」
🚪ガチャッ
海未「ご無沙汰しております。ヨーソロー号副船長、園田海未です」ペコリ
かすみ「海未さんっ♡♡♡」
エマ「チャオ〜」フリフリ
彼方「どもども」
果林「お久しぶりです」
海未「!!!」クワッ!!
海未(巨大な山脈が6つも!!!!!)ムクムク
海未「ここは天国ですかかすみ」
かすみ「は?」
海未「いえ。なんでもありません」キリッ かすみ「それにしてもこんなに早く迎えに来てくれるなんて〜、すぐにでも会いたくてたまらなかったんですかぁ?」ニヤニヤ
かすみ「むふふふ。かすみん愛されてるな〜♡」
海未「その件なのですが、迎えに来たわけではなくてですね……」
かすみ「ほぇ?」
海未「実はその、休暇が延びたという報告をしに来た次第でして」
かすみ「どういうことです!? やっぱりかすみん要らない子なんですか?!?」ウルッ…
海未「違います! そんなわけありません!!」
海未「僭越ながら魔王は私が打ち倒したもので、褒美に休暇と報奨金をいただいたという、それだけのことです」
海未(まあ2人の中毒症状が抜けるまで働けるわけありませんし、魔王はハイエナキルしただけですが)
かすみ「な〜んだ。心配して損しました」
海未「ですのでこちら、今月分の生活費とお小遣いです。生活費はちゃんとエマに渡すのですよ」スッ
かすみ「へ? かすみんもう船に戻りますよ?」
海未「いえいえ。せっかくの長期休暇なのですから、是非有効活用して下さい」
海未「お小遣いもそこそこ多めにしておきましたし、他の修道院メンバーの元を回ってみるのも一興ではありませんか?」
海未(曜と善子の名誉の為にも、あんな廃人姿をかすみに見せるわけにはいきません!)
海未(それに『なんで無茶するのを止めてくれなかったんですかぁ!』って私まで怒られるに決まっています!!) かすみ「ムムっ。なんか怪しいですねぇ」ジトー
海未「そそそそんな事はありませんよヨーソロー号もかなり痛んできていましたし纏まった資金と休暇を利用して現在補修工事中な為今船に戻ったところで住む場所がありません本当です(事実を一部伏せているだけであって)何一つ嘘は吐いていません!」アセアセ!
彼方「ん〜。絶対何か隠してるよねぇ」ニヤリ
果林「もしかしてかすみちゃん、捨てられちゃったのかしら」クスクス
かすみ「っ?!??!?」
海未(なぜそんな余計な事を!???)💦
エマ「ここに住んでくれるならわたしは大歓迎だよ〜?」ニコニコ
かすみ「もう良いです! わかりました! 今日からかすみんヴェルデ家の子になります!!」
エマ「やったぁ♡」
海未「そ、そんな!? どうか許して下さいッ!! ありのままの事実を教えますから!!!」
かすみ「フンっだ」プイ!
海未「お願いします!!!! 話を聞いて下さいかすみぃぃぃいいい!!!!!」
╰*(..•ヮ•.. ) *╯めでたし めでたし♪ .
ラブライブ! サンドウテイ!!
〜かすみんのスペシャルホリデー【後編】〜
─ 了 ─
/cVσ_VσV 結局全ての事情を打ち明け、曜と善子が退院したのち3人まとめてこっぴどく叱られました……。膨れ面も可愛いですよかすみ。
後読了ありがとうございました🙏 乙。予想より遥かにひでぇwww
入院初日善子「オクスリ……オクスリ……」
入院初日曜「コトリサンコトリサンコトリサンコトリサン」
退院前日善子「コッペパン……コッペパン……」
退院前日曜「コッペパンコッペパンコッペパンコッペパン」 乙!
かすみんもヨーソロー号を支える大切な人物だって改めて思った
後半冒頭の本家シーンも「大事な記憶を失う」みたいに大切にしてるってわかるのも良き。
今回は描写少なかったようよしちゃんも、かすみんのことを思って無茶して船を動かしたっていう描写が、かすみんが支えなきゃって思うようになった説得力として十分発揮してるのがいいな
っていうか、これ曜ちゃん催眠音声の後遺症が心配になるレベル…😱 乙
μ'sの安定感よ
絵里ちゃんレズキスしただけなのでは…? かすみ「普通の暮らし。人並みの幸せ。確かにそういうのってすごくいいし憧れる」
かすみ「でも私には、それでも捨てられないものがある」
かすみ「それは──」
曜「疲れたぁ~……かすみちゃん、ぎゅっとして~……」
かすみ「はぁ~い♡」ムギューッ
曜「あ~、癒される~♪」ムクムク
かすみ「……♡」ゾクッ
善子「…………」📕ペラッ
かすみ「善子さん善子さん」トントン
善子「……ん? って何よその服! む、胸元ゆるすぎじゃないの!?」ギンギン
かすみ「……♡♡」ゾクゾクッ
海未「……おっと。すみませんがかすみ、上にある工具を取ってもらえますか?」
かすみ「はーい。脚立借りますねー?」
海未「ええ、どうぞ」
かすみ(ミニスカ)「よいしょっ、と」
ジーッ
海未「…………」ギンギン
かすみ「……♡♡♡」ゾクゾクゾクッ
かすみ「こんなにもシコられ欲求が満たされる環境なんて他にありませんっ!!」
かすみ「視られてる……視姦されてる……滾る性欲を感じる……!」
かすみ「それによってこっちの性欲も満たされるなんて最高に決まってます!!」
かすみ「性欲滾る視線を一身に浴びた後に一回。朝のゴミ集めの時、丸めたティッシュのニオイをたっぷりと感じながらの一回──」
かすみ「一日二回のオナ……トキメキが、かすみんをもっと可愛くしちゃうっ♡」
かすみ「さ~て、今日はどんなシチュエーションでキュンキュン♡ させちゃおうかな~♡」 かすみんまでシコられ欲求の餌食に…😫
朝ティッシュの臭いで一回トキメく(意味深)かすみんエッッッッ 彼方「まさか彼方ちゃん達、シコられ欲求に負けちゃったの……?」
果林「ふぅん。これは“お仕置き”が必要みたいねぇ」ジリジリ…
かすみ「ひぃ!? か、かすみんそんなつもりじゃ💦」
エマ「大丈夫だよ。ちゃ〜んと体にわからせてあげるから」サワサワ
かすみ「あんっ♡ いやぁ♡♡ かすみんエマ先輩達のモノになっちゃう〜〜〜♡♡♡」ビクンビクン!!
/cVσ_VσV ──という夢を見ましたよことり。
NTRは精神衛生上よろしくないですね。。。 >>822
果林が憂さ晴らしに見せたんじゃ.... >>823
一度術を使った相手なら自由を術をかけれるとかだったら強そう 拡大解釈するとチート級の能力やん
・危険な仕事の最中に白昼夢へ誘う
・連夜悪夢をみさせて不眠症誘発
・リアルな夢の世界に閉じ込めて精神崩壊 etc.
まぁそこまで何でもはできないだろうけど 【悲報】100人のかすみん島編、白紙になる【供養】
前スレとかにも予定していた100人のかすみん島編は、自分の手に負えないので白紙にしました😭
《あらすじ》
嵐にあうヨーソロー号一行。不時着したのはなんと島民全員かすみんの外見をした島だった!
島民は自らを「〇〇みん」と名乗り(みん、は「〇〇の人」という意)船底があいたヨーソロー号の修理を手伝いながらヨーソロー号一行をもてなした。
しかしかすみん(ヨーソロー号の)はある時、こんな話を耳にする。「あの旅人を島から出すわけにはいかない。あの一行を島神さまの供物として丁重に扱おう。15年振りだ」と。
しかしその話を、聞かれたことを知った島民はかすみんを監禁。ヨーソロー号一行は彼女の救出を決行。だがその日はちょうど島神さまの来訪遊ばす日であった。
島神さまは巨大なかすみんだった。島民は島神さまのことを「ドデカミン(ドデカイ人)」と呼び、供物を捧げる代わりにドデカミンから血を分け与えてもらう。血を分け与えられた者はドデカミンと同じ姿=かすみんと同じ姿となる。
15年に1度、それを行うことにより、その都度新しくドデカミンの姿に──つまり細胞を一新することになる。そうやって島民は寿命を限りなく延ばしていたのだ。(血を分けて性質を引き継がせるのは吸血鬼のような特性)
かくしてヨーソロー号の運命や如何にも──!
《白紙になった理由》
・「ビジュアルが島民全員かすみん」という不気味さは、自分はssという形で表現できなかったから
・話を膨らませてみたものの、包み方が思いつかなかったから
・他に書きたい題材があったから
以上ですね…
今後も別のお話を書いていこうと思うので、どうぞお付き合いよろしくおねがいします😌 昼休憩
菜々「あの…先輩…///」
ダイヤ「はい? どうかしましたか?」モグモグ
菜々「きょ、今日ってキスの日…だそうですよ…///?」ポッ
ダイヤ「~~~ーっっ!!!」トントン
菜々「あああっ! ごめんなさい! 詰まっちゃいましたか!?」背中サスサス
ダイヤ「コホコホ……びっくりさせないでください!」
ダイヤ「それに、ここは職場ですわよ? 場を弁えなさい」
菜々「すみません…」シュン
ダイヤ「……はぁ」
チュッ💋
菜々「……」
菜々「んんっ!?!?///」
ダイヤ「……この話の続きは家に帰ってからしましょう」
菜々「ふぁいっ!!!///」ビシッゞ
ダイヤ「ふふ」
=====
夜半
ダイヤ「え? 追加で捜査の書類が残ってる?」
モブ子「はい」
ダイヤ「」
ダイヤ「わ、わかりましたわ…そこに置いておいてください」
モブ子「よろしくおねがいします」つ
ダイヤ「…」
ダイヤ「はぁ…菜々さん…」 ===
黒澤家
菜々「先輩まだ帰ってきませんね……」
菜々「…」
ダイヤの写真「|c||^.-^||」
菜々「…///」
菜々「先輩…先輩…せんぱい…♡」チュッチュッ
逢田さん「うわ…めっちゃ飢えてる…w」
菜々「きゃぁっ!? あ、逢田さん!?///」
逢田さん「あ、ごめん続けていいよ」
菜々「続けませんよっ///」
逢田さん「w」
菜々(でも…)ジーッ…
逢田さん「?」
菜々(先輩は私のどこにキスつもりなんでしょうか…)ジーッ
菜々(腕? 頬? おでこ?)ジーッ
逢田さん「どうしたの…?」
菜々(それともやっぱり……──)ジッ…
逢田さん「逢田さんの唇そんな見て……こわ」唇隠し
菜々「っっっ!!!///」
菜々「失礼します!!///」スタスタ
逢田さん「な、なんなの一体…」ドキドキ
菜々「ふぅ…危なかった…もう少しで私の欲望を逢田さんにぶつけてしまうところでした…///」 かすみ「皆さ~ん♡ 今日はなんの日かご存知ですかぁ~♡」
かすみ「今日はぁ~♡ 特別にプリティキュートなかすみんにキスしちゃっても許される日ですよ♡」
かすみ「というわけで──はいっどうぞ♡」唇突き出し
ようよしうみ「…」
チュッ😘
かすみ「!?///」キュンッ
曜「可愛いよ。かすみちゃん♡」チュッ💋
善子「今日だけじゃなくて毎日したいわ。かすみ」チュッチュッ💋
海未「キスの日ですからどこにどんだけキスしてもいい日なんですよね?」チュッチュッ💋
ようよしうみ「覚悟しなさい…かすみ」顎クイッ
かすみ「…」 ─
──
───
かすみ「ちっがいますぅ!!」ガバッ!!
果林「きゃぁっ!? かすみちゃん!?」
かすみ「解釈違いです! 果林せんぱい!!」
果林「ええ…でも注文通り『積極的にキスしてくれる』っていう夢を見せたわよ…?」
かすみ「あの童貞さんが、あんなにかる~くキスできるわけないじゃないですか!!」
かすみ「それにかすみんはもっとこう……自然な流れで緊張しながら、でも勇気を持ってかすみんにキスしてくれるっていうシチュエーションが良かったんです!!」プンプン
果林「ああ…そういうことだったのね…」
果林「ねぇ、思ったこと言っていいかしら」
かすみ「なんですか?」
果林「かすみちゃんも相当めんどくさい拗らせ方してるわよね…」
かすみ「」😱 逢田「ねーねー、思ったんだけどさ~」
ダイヤ「なんです?」
逢田「前は明らかに菜々ちゃんがベタ掘れって感じだったんだけど、実はダイヤさんも菜々ちゃんのこと相当好きだよね?w」
ダイヤ「なっ、何を言い出すのですか!?」
逢田「だから言ったとおりだしw 菜々ちゃんの大好きに負けてないっていうかそれ以上かもw」
ダイヤ「ぐっ……ぐぬぬぬ……そんなことは……」
ダイヤ「……と思ったのですが、そもそもあなたはわたくしの契約者。一体化するのも心を見るのもお手のもの」
ダイヤ「そうですわよね?」
逢田「いやそこまでしなくてもバレバ──」
ダイヤ「そうですわよね!?」
逢田「は、はい……w」
ダイヤ「……なら仕方ありませんわ。だってそれは……」
ダイヤ「あんなにも愛おしい存在をっ!! 好きになるなというのは無茶でしょう!?」
逢田「へ?」
ダイヤ「笑顔が愛おしい! 低身長が愛おしい!! 心遣いが愛おしい!!! あの子の全てがっ……!」
ダイヤ「わたくしの琴線を刺激するのです!!」
ダイヤ「四六時中並んで一緒にいても全く苦になどはなりませんわ!!」
逢田「うわ~、好きすぎておかしくなってるw」
ダイヤ「何か言いましたか!?」クワッ
逢田「何も言ってないしw」
逢田「(バカップルだねホントw)」 ᶘイ^⇁^ナ川 ♪♫♬♬♪
栞子「な、なんですかこの生き物…」
ᶘイ ・⇁・ナ川
栞子「!?」
ᶘイ^⇁^ナ川
ᶘイ^⇁^ナ川 ♪♫♬♬♫
栞子「どこかへ行ってしまいました…」 各々が持ち出した設定を互いに拝借しながら
世界観がどんどん拡張していくのって既視感あると思ったらあれだな
クトゥルフ神話 なんかみんなも書こうと思ったけど書かなかったやつとか供養して♡ お蔵入りしたやつって大体直球過ぎるエロなだよなあ… >>845
穂乃果とことりにインタビューすることに成功した愛さん。持ち前のコミュ力で仲良くなり、うっかりふたなりである、規格外に大きいということを話してしまう
ギャラはいらないからオナニー見せてと頼まれる愛さん。それは出来ないと断るも、ならポケットマネーとして支払うからと大金を掲示される
璃奈の研究費にはいい金額だと唾を飲む愛さん。そして… えっちだ…😍
腐ランタンのふたりなら、規格外ふたなりさんのヤツを大金払ってもみたいよね♡ 【没作の供養 〜船上のテロリスト編〜】
※相当昔(まだ怪盗せつ菜の正体がダイヤさんにバレていない頃)に、途中まで書いてやめた話です。
善子「最近平和で退屈ねー」
かすみ「平和なのは良いことじゃないですか」
海未「その通り。平和なのは良いことです。しかしながら……」
曜「脇役周辺でドタバタが起きてばっかりで、私達の影が薄いのが問題なんだよねぇ」
かすみ「こらそこ! メタ発言しない!」
善子「学校にテロリストでも攻めてこないかしら?」
曜「良いねぇそれ! 撃退したら学園のスーパーヒーロー確定じゃん!!」
海未「…………」
かすみ「学生でもないのに変な妄想しないで下さいよぉ」
海未「…………」ウーム…
かすみ「ほらもう! お2人の妄想に呆れて海未さん黙っちゃったじゃないですか!」
海未「……いいですね。善子はともかく曜まで乗り気だというならやりましょう」
かすみ「へ?」
曜「え、何? どゆこと?」
海未「妄想で終わらせる必要はありません。我々の手で、舞台を作り上げようじゃないですか」
善子「はぃい?」
海未「いざ行かん! テロリストアタックです!!」 〜数日後〜
果南「はーい。皆せいれーつ!」
公安部・機動隊員「「「はっ!」」」
ダイヤ「園田司令官に、礼!」
公安部・機動隊員「「「よろしくお願いします!!!」」」バッ!!
海未「はい。こちらこそよろしくお願い致します」ペコリ
海未(過酷な特別訓練に集まってくれた公安部と機動隊。併せて役50名)
海未(強制参加ではなく志願制にしたこともあり、皆良い顔付きですね)
果南「で。これまで1日司令官の話を持ちかけても断ってきたのに、今日はどういう風の吹き回し?」
海未「曜と善子がとても乗り気だったもので」
ダイヤ「理由はどうあれ本当に助かりますわ。心よりお礼申し上げます」
果南「オトノキみたいな大国と違って、ヌマヅは戦争の経験すらないからねー」
海未「戦闘経験が浅いのは仕方ないですよ。だからこその練習です」
海未「えー。皆さん」
海未「本日は極めて実戦に近い形の訓練ですので、当然危険も伴います」
海未「敵は数々の修羅場を潜り抜けてきた歴戦の猛者。無傷で勝とうなど到底不可能な話です」
海未「ですが! くれぐれも命に支障のある大怪我を負わない様! 各自真剣に取り組んで下さい!!」
公安部・機動隊員「「「ハッ!!」」」 菜々「テロリストのみなさーん!!!」
曜「…………」ムスー…
菜々「盛り上がってますかーーー?」
善子「…………」ジトー…
菜々「どうしたんですか!? そんな暗い顔をして!!」
かすみ「…………」プクゥー
菜々「これは遊びじゃないんですよ!! もっと本気を出して下さい!!!」
善子「出せるかいッ!!!」ビシッ!!
善子「私はテロリスト退治をしたいって言ったの!! テロリストになりたいなんて言ってないの!!」
菜々「だから皆さんが退治されれば、ご希望通り『テロリスト退治』が成された事になるじゃないですか」
かすみ「まぁ堕天使が悪者っていうのは適役ですよね」
善子「ヨハネの悪はもっとこう……ニヒルでダークな感じじゃないと……」
曜「もういいよ。今更断れる空気じゃないし、こうなったら思いっきり暴れよう!」
菜々「流石キャプテン! その粋です!」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています