穂乃果「(^8^)ことほのなんだよちゅんなぁ……って、なに?」ことり「!!?///」
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昼休み、部室
穂乃果「ほら、この動画に書いてあるコメント」
穂乃果「この顔文字って、ことりちゃんがよく使ってる鳥さんだよね?」
ことり「さ、さぁ。どういう意味だろうね〜……」
ことり(私と穂乃果ちゃんのカップリングのことだよ、なんて言えないよぉ)
穂乃果「う〜ん……」
穂乃果「ねぇ?聞きたいことあるんだけど」
にこ「……」 穂乃果「にこちゃ〜ん」
にこ「何?にこに聞いてんの?」
穂乃果「にこちゃんしか他にいないんだから、そうに決まってるじゃん。海未ちゃんも今いないんだし」
にこ「もう、何よいったい」
穂乃果「この動画のコメントのさ、“ことほの“って何?」
ことり「ちょ、ちょっと……///」
にこ「ことほの?」
にこ「あ〜、それねぇ……アンタとことりのことよ」 穂乃果「あっ。ことりちゃんと穂乃果だから、ことほのかぁ」
穂乃果「つまり、この人は私とことりちゃんのファンの人ってことだね!」
ことり「う、うん」
ことり(この言い方だと、とりあえずセーフかなぁ……///)
穂乃果「えへへ、嬉しいねぇ。ことりちゃん」
ことり「う、うん…」 にこ「いや、そんな単純な話じゃないのよ」
穂乃果「え?」
ことり(ちょっと、にこちゃん!?///)
にこ「それはいわゆるカップリングってやつ」
ことり(ちょっと!!!///)
穂乃果「カップリング?何それ」
ことり(うぅぅ、言わないでぇ…///) にこ「えぇ〜?何って言われるとねぇ……」 チラッ
ことり(・・・///)ドキドキ
にこ「う〜ん。要は、アンタとことりが仲良しなのが嬉しいってこと」
穂乃果「ほうほう…」
ことり(にこちゃん…だいぶ気を遣ってくれてる)
穂乃果「う〜ん。なんかよく分からないけど」
穂乃果「穂乃果とことりちゃんが仲良しだと、ファンの人も嬉しいんだね!」
にこ「まぁそういうことね」
ことり(助かったぁ)ホッ にこ「最近のスクールアイドルはカップリングを意識して活動することもあるわ」
にこ「わざとらしくベタベタしたり、ヤキモチ焼いてるみたいな仕草してみたり」
穂乃果「ほえ〜……」
穂乃果「そうするとファンが増えるの?」
にこ「まぁ、そう言う需要もあるってことね」
穂乃果「じゃあそれさ、μ'sでもやろうよ!!」
ことり「え?」
穂乃果「”ことほの”、すごくいいじゃん!!」 にこ「またアンタは急なんだから……」
穂乃果「だってさだってさ!例えば、穂乃果とことりちゃんが仲良くしてるだけでファンが増えるんでしょ?」
穂乃果「いいことしか無くない!?」
ことり「え〜……?///」
にこ「まぁ、そうだけど・・・」
にこ(しまった……面倒なことになりそうだわコレ)
ことり「う〜ん…ことりと穂乃果ちゃんって、もう十分仲良しだと思うなぁ〜」 穂乃果「でも、もっともっと仲良くして、みんなにアピールするんだよ!!」
穂乃果「どう!?どう!!!?」グイグイ
ことり「か、顔近いよぉ〜…」
ことり(断りづらい…..///)
にこ「まったく……アンタは単純なんだから」
穂乃果「そうだ!!にこちゃんもやろうよ!」
にこ「ハァ!!!?」 穂乃果「にこちゃんの場合だと、誰とのカップリングがいいかなぁ……」
にこ「ちょっと!なに勝手に話進めてんのよ」
穂乃果「う〜ん。やっぱり希ちゃんか、絵里ちゃんかなぁ……」
にこ「なんでにこがアイツらなんかとやらなきゃいけないわけ!!?」
穂乃果「そう?・・・」
穂乃果「ことりちゃんは、誰がいいと思う?」
ことり「えっ!?わたし!!?」 穂乃果「うん」
ことり「え、え〜と……」チラッ
にこ(ことり、これ以上面倒なことにするんじゃないわよ)
ことり(分かってるよ。でも、なんて言えばいいの〜……?)
ことり(あと残ってる人は、一年生のみんなと、海未ちゃんかぁ)
ことり(う〜ん、これ以上話を広げないためには……)
ことり「え、え〜と……真姫ちゃんとかかな?」
にこ「真姫ぃ?」 にこ「なんで、よりにもよって真姫?」
ことり「え〜と、なんとなく……」
にこ「はぁ。なにそれ」
ことり(にこちゃんと真姫ちゃんって、すごく仲良しって感じでもないし。これなら大丈夫だよね……?) 穂乃果「なるほど。つまり、”にこまき”かぁ…」
にこ「流石に無理があるわね……」
穂乃果「にこまき。語呂がすっごくいいね!!」
ことり「えぇ!!?」
穂乃果「うん。にこまき!なんか、すっごくいい気がする!」
穂乃果「やろう!!”ことほの”と、それから”にこまき”!」 にこ「いや、にこ、まだ何も言ってないんだけど…」
穂乃果「さっそく真姫ちゃん呼んでくるね!!音楽室にいると思うから!」ガラガラ
タッタッタッタッ
にこ「あ〜あ、行っちゃった……」 にこ「面倒なことになったわね」
にこ「ことり〜……」
ことり「ふえ〜ん。ごめんなさ〜い」
にこ「あ〜、めんど……」 にこ「別にアンタは、穂乃果のこと好きなんだからいいじゃない」
ことり「えっ!!?/// それどういう意味!?」
にこ「いつも『穂乃果ちゃぁ〜ん、穂乃果ちゅわぁ〜ん』って言ってんだから」
にこ「やりなさいよ。”ことほの”」
ことり「そ、そんなこと言ってないもん!!///」 にこ「言ってるわよ」
ことり「もう〜!にこちゃんの意地悪!!」チュンチュン
にこ「でも、良いじゃない。実際、穂乃果に近づくチャンスなんじゃないの?」
ことり「……え?」 にこ「向こうはことりのこと意識してないから、平気で”カップリング”なんて言い出すんでしょ」
にこ「アンタ、それでいいわけ?」
ことり「……」
にこ「穂乃果のこと、海未に取られちゃうかもしれないわよ」
ことり「……うん」 にこ「ま、にこは別にいいんだけど」
ことり「・・・」
ことり「……うん」
にこ「……」 5分後
穂乃果「真姫ちゃん連れてきたよ!」
真姫「はぁ、はぁ……」
真姫「何よ?急な要件って」
にこ「あんたも災難ね」
真姫「私、次のライブのための曲書いてたのよ?」
真姫「それがいきなり『ちょっと来て!!μ'sのために大切なことなの!!』って穂乃果に言われて」
真姫「もう、なんなのよ一体…」
ことり「あはは……」 穂乃果「えっとね。真姫ちゃんには、にこちゃんとカップリングをやってもらおうと思います!!!」
にこ「やらないっての」
真姫「カップリング?なによそれ」
穂乃果「えーとね、カップリングって言うのはね……」
(間)
穂乃果「…ってことなんだよ!」
真姫「はあ……」 真姫「よく分かんないけど、そんなことでファンが喜ぶわけ?」
穂乃果「だよね、にこちゃん?」
にこ「まぁ。そういう需要もあるってくらいの話よ」
真姫「ふーん……変なの」
真姫「それにしたって、なんでこの組み合わせなのよ」
にこ「こっちのセリフよ」 穂乃果「う〜ん。勘だね」
真姫「はぁ?馬鹿馬鹿しい」
真姫「もし仮にそのカップリング?ってのをするにしたって、相性っていうのがあるじゃない」
真姫「そういうのは希と絵里とか、花陽と凛とかがやればいいでしょ?」
にこ「……ちょっと、何よその言い方。にこにーが嫌だっていうわけ?」 真姫「あの、いや、そういうわけじゃないけど……」
真姫「私たちって、別にそんな仲良くないじゃない」
にこ「…まぁ、そうね」
穂乃果「そこをもっと、ほら、仲良くしていって……」
真姫「えぇ…?」 にこ「はぁ……ほらだめじゃない。解散解散」
にこ「アンタはとりあえず”ことほの”頑張りなさい」
穂乃果「ん〜、そうだね」
真姫「そうよ。なんで私たちまで巻き込むのよ……」 にこ「まぁカップリング営業については、割とアドバイスしてあげられるから」
穂乃果「ほんと!?」
にこ「まずはSNSで二人の画像をアップしまくるところからね」
穂乃果「へぇ〜……」
ことり「・・・」
ことり「……あのっ。ちょっといいかな?」
にこ「?」
穂乃果「どうしたの、ことりちゃん?」 ことり「やっぱり”ことほの”は、、、無しにしない?」
穂乃果「え?」 ことり「あのね、ことり思ったの。これ以上ことりと穂乃果ちゃんばっかり仲良くなったら」
ことり「海未ちゃんきっと、ヤキモチ妬いちゃうんじゃないかなって」
穂乃果「あー……確かに」
ことり「それに、ことりと穂乃果ちゃんはもうすっごく仲良しだから、これ以上仲良くなんてありえないよ!」 ことり「だから、ごめんね?穂乃果ちゃん」
穂乃果「ことりちゃん……」
穂乃果「えへへ。そうだねぇ」
穂乃果「海未ちゃん、プクーって頬っぺた膨らませて怒っちゃうかも!!」
ことり「ふふふ」 にこ「終わったみたいね」
真姫「まったく。思いつきに付き合わされるこっちの身にもなってよね」
穂乃果「ごめんごめん。その分真姫ちゃんの作曲に付き合うからさ、許してよ!」
にこ「アンタに何が手伝えるってのよ……」
ことり「あはは……」 真姫「私は音楽室に戻るから。それじゃ」
穂乃果「じゃあ、穂乃果も行っていい?」
真姫「ほんとに来るの…?まぁ、いいけど」
真姫「一人で作ってると、何が良いか分からなくなってくるし。出来たところまで聴いてくれる?」
穂乃果「いいの!?行く行く!」
穂乃果「ことりちゃん、にこちゃん、また後でねー」
ことり「うん、また後でね」
にこ「やっと騒がしいのが行ったわね…」
ことり「ふふ」 ことり「……ごめんね、にこちゃん。応援してくれたのに」
にこ「ん?あぁ、穂乃果のこと」
ことり「うん。やっぱり私、海未ちゃんのことも大切なんだ」
ことり「海未ちゃん仲間外れにしてまで穂乃果ちゃんと仲良くなるなんて、考えられないかな」
にこ「ふーん…まぁ、いいんじゃない?」
にこ「あんたたちは、カップリング営業なんてしなくていいのかもね」
ことり「えへへ」
ことり「……あ。そういえば」
にこ「?」 ことり「にこちゃんって、真姫ちゃんのことどう思う?」
にこ「……はぁ?」
にこ「もしかして、”にこまき”に可能性感じてんの?」
ことり「うふふ。さっきの二人のやり取り見てたら、アリかもって」
にこ「ないない。絶対ないわよ」
ことり「う〜ん、そうかなぁ?」
終わり やはりにこまきは害悪でしか有りませんね、失望致しました。
のぞにこ、にこえりこそ正義ですよ。
あなたもそう思いませんか、凛? >>61
(・8・)ストラップ的なのつけてなかったけな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています