かのん・恋「いちご味」
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かのん「う〜ん、う〜ん…」
恋「あれ、かのんさん?お一人ですか?」
かのん「あ、恋ちゃん。うん、ちぃちゃんはバイトで残りの二人もおでかけだって」
恋「そうですか…あ、お隣いいですか?」
かのん「うん、もちろん」 恋「それでかのんさんは何を?」
かのん「私は作詞だよ…うがあああ!」
恋「な、何やらお困りですか?」
かのん「だってぇ!ラブソングだよ!?何ソレ知らない!!恋愛経験0の私がこんなの出来るわけないじゃ〜ん!」 恋「はぁ」
かのん「はぁって何!?じゃあ恋ちゃんは恋したことあるの!?」
恋「え!?えぇっと、そういうのとは無縁で」
かのん「あー、わかる。恋ちゃんそういう感じだもん」
恋「じゃあなんで聞いたんですか!?」
かのん「名前の漢字は“恋”なのにね」
恋「関係ないです!」 かのん「あーあ。“スクールアイドルたるもの、ラブソングは必修デス!”って可可ちゃんが急に言い出したかと思ったら…」
恋「可可さんの提案だったのですね」
かのん「そう!なのに、当の可可ちゃんってば…私を放っておいてすみれちゃんとお出かけだよ!?酷くない!?」
恋「まぁ、無責任ではあると言いますか…」
かのん「ちぃちゃんだって、手伝って〜って言ったらバイトに逃げちゃうし…いいもん。私よりバイトなんかの方が大切なんだー」 かのん「ね〜え。この際恋ちゃんでいいからさ、恋について何かわかる事ない?」
恋「その様な物言いは腑に落ちませんが…そうですね、“ファーストキスはレモン味”とどこかで聞いた覚えが」
かのん「へぇ〜、恋ちゃんがそんな事知ってるなんて意外かも」
恋「私でもそれぐらいの知識はありますよ。あ、でも…」
かのん「でも?」 恋「なんでレモンなのでしょうか?酸っぱ過ぎませんかね」
かのん「あーわかる。してる途中に顔とか顰めちゃいそう」
恋「ですよねですよね。それで私思ったんです。イチゴだったらもっといいんじゃないでしょうか、って」
かのん「え〜、それは恋ちゃんが好きなだけじゃないの」クスクス
恋「なっ、それは…だって、イチゴはとっても甘酸っぱくて美味しいではないですか。絶対レモンより素敵だと思います!」 かのん「まぁ確かに。これも中々イケるしね」チュー
恋「おや、かのんさんが飲んでるそれって…」
かのん「あぁこれ?コンビニで売ってたの、新作だって」
恋「イチゴ味、ですね」
恋(うぅ、先ほどの話のせいか、変に意識してしまいます…//)
かのん「あれ〜?恋ちゃんてば顔赤くしちゃって。もしかして、ファーストキスの話したから意識してるの?」
恋「はい!?べべっ、別にそんなのでは。ただ、イチゴ味が羨ましいなぁとそれだけで」
かのん「ふ〜ん。そっかぁ。違うのかぁ」 かのん「まぁ確かに。これも中々イケるしね」チュー
恋「おや、かのんさんが飲んでるそれって…」
かのん「あぁこれ?コンビニで売ってたの、新作だって」
恋「イチゴ味、ですね」
恋(うぅ、先ほどの話のせいか、変に意識してしまいます…//)
かのん「あれ〜?恋ちゃんてば顔赤くしちゃって。もしかして、ファーストキスの話したから意識してるの?」
恋「はい!?べべっ、別にそんなのでは。ただ、イチゴ味が羨ましいなぁとそれだけで」
かのん「ふ〜ん。そっかぁ。違うのかぁ」 かのん「ねぇ、恋ちゃん」
恋「な、なんでしょう?」
かのん「…ファーストキス、してみる?」
恋「…は!?」
かのん「ほら、丁度イチゴのドリンクもあるし。今なら恋ちゃんのお望み通り、イチゴ味のファーストキスが出来るよ?」 恋「いえいえ!!だって、そういうのは大切な人と」
かのん「えぇ〜?私は恋ちゃんの事、大切に思ってるし大好きだよ?」
恋「なっ///」
かのん「ねぇいいじゃ〜ん。ちぃちゃんは薄情だし、可可ちゃんもすみれちゃんも私をほったらかしにしてさ〜?今私に構ってくれるのは恋ちゃんだけなのぉ」
恋「そう言われましても…そもそも、千砂都さんが薄情というわけではありませんし、可可さんすみれさんだってたまたま不都合というだけで」 かのん「むぅ…そんなに、私とするのがイヤ?」
恋「えっ」
かのん「そっかぁ〜、葉月さんは私の事きらいかぁ〜。ショックだなぁ〜」
恋「…ヤじゃ」
かのん「聞こえなーい」
恋「いっ…イヤじゃ、ないです!」 かのん「…ふふ」
恋「かっ、かのんさん」
恋(かのんさんの手が、私の頬に添えられて)
かのん「恋ちゃんってば、真っ赤になっちゃって。可愛いなぁ」
恋「かのんさんこそ…」 恋(かのんさんが、そっと目を閉じ、口を尖らせます)
かのん「恋ちゃん…」
恋(私もギュッと目を閉じ、やがてかのんさんの吐息を感じる距離になり…)
チュッ かのん「ん…」
恋「うぅ///」
かのん「ふぅ…んむ…ちゅ……」
恋(かのんさんの唇、柔らかい…それに甘酸っぱくて)
恋(これが、ファーストキス…)
かのん「ぷはっ」
恋「あ…」 かのん「ふふっ。どうだった?」
恋「え、えぇと…ちゃんとイチゴの味、でした///」
かのん「えぇ〜、それだけ?」クスクス
恋「あ、あととても柔らかかったです!それと、温かくてかのんさんのぬくもりを感じて。それから!」
かのん「なっ、あんま言わないでよ///恥ずかしいじゃん///」
恋「かのんさんが言ったんじゃありませんか!」 恋「あ、それと…」
かのん「まだあるのぉ?」
恋「みっ」
かのん「み?」
恋「短、かったなぁ、なんて。あはは!私は何を言ってるのでしょうか!」
かのん「っ〜〜///恋ちゃん!」ガシッ 恋「ひゃ」
かのん「にっ、2回目もイチゴ味か…確かめてみない?」
恋「えっ…は、はい///」
かのん「…今度は、よく味わおっか」
恋「えぇ、そうですね…ふふっ」
チュッ 乙
こういう貴重なスレ 25まで伸ばして色んな人に見てもらいたいよね 高級えびふりゃー様かのれんをありがとうありがとう… ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています