恋「わたくしはサイコパスかもしれません……」
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すみれ「何を急に言い出すのよ?」
かのん「うーん、恋ちゃんってちょっと思い込みが激しいところはあるけど、サイコパスって感じじゃないと思うけど……」
可可「サイコパスってなんデスか?」
すみれ「反社会性パーソナリティ障害っていう精神病のひとつね」
すみれ「生まれつき他の人への愛情とか思いやり欠如していて道徳観とか倫理観、恐怖を感じないっていう」
可可「だったらレンレンは違いマス! レンレンは優しくて慈愛に満ちてマス!」
恋「しかし、昨日インターネットでこんなものを見かけて──」
千砂都「サイコパス診断?」 恋「恥ずかしながらインターネットを覚えてきたので診断にハマっていたんです……」
かのん「私も小学生の頃よくやってたなあ」
千砂都「私とかのんちゃんは相性ばっちりだったんだよね!」
かのちぃ「ういーっす」ユビキス
すみれ「たしかにこれ以上ないバカップルね……」
かのん「私たちカップルだってちぃちゃん!」テレテレ
千砂都「もう、すみれちゃんったら、私とかのんちゃんはそんなんじゃないよ」テレテレ
可可「満更でもなさそうデス……」
すみれ「皮肉ったら、皮肉よ!」 すみれ「それで、恋はサイコパス診断っていうのを見つけて興味本位でやってみたってこと?」
恋「はい……」
可可「サイコパス診断っていうのはどういうものなんデスか?」
すみれ「問題としてあるシチュエーションが出題されるんだけど、それに対してサイコパスはこういう考え方をするっていう答えがあるものね」
かのん「つまりサイコパスと同じ考えをしちゃったらサイコパスなのかもってこと?」
恋「わたくしも試しに1問やってみたらサイコパスと同じ考えで……」
すみれ「多分やってみた方が早いと思うけど、恋がやった問題を試しに出題してくれる?」
恋「はい……」 恋「あなたはとあるマンションに住んでいます」
恋「ある日ベランダに出ると真向かいのマンションの一室で殺人事件が起きているのを目撃してしまいました」
かのん「も、もうこの時点で怖いんだけど……」
恋「通報しようと携帯電話を手に取ったところで運悪く犯人と目が合ってしまいました」
可可「ピンチデス!」
恋「犯人はあなたの方に指を突き出し、一定のリズムで動かしています。この指の動きはなにか?」
すみれ「有名な問題ね」
千砂都「これに対して答えればいいの?」
すみれ「そういうことね」 可可「実はこちらに気付いていなくて指揮を取っていたのではないデスか?」
可可「あなたへの鎮魂歌デス! 的な」
すみれ「……大喜利じゃないわよ?」
かのん「うーん、やっぱり通報するな、って訴えかけてたんじゃない?」
すみれ「それが一般的な答えね」
かのん「じゃあ次はお前を殺すぞっていう意思表示!」
すみれ「なんでサイコパスになろうとしてるのよ!」
千砂都「階数数えてたんじゃないの?」
千砂都「殺そうにも何階かわからないと殺せないし」
可可「ひっ……!」
かのん「一定のリズムで、ってそういうこと!?」 >>10
犯人の気持ちじゃなくて自分に当てはめてるのサイコパスで草 すみれ「……それがサイコパスの考え方ね」
恋「これは一般的な人は目撃者の視点で考えるのに対してサイコパスは犯人の視点で考えるというものだそうです」
千砂都「あー、そうなんだ」
すみれ「まあこんな風に答えられちゃう人もいるのよ」
すみれ「所詮は遊びだし恋も気にしない方がいいわよ」
恋「はい、千砂都さんも答えられたということで少し気持ちは楽になりました」
可可「可可もっとやってみたいデス!」
かのん「私も次はサイコパスの考え方狙ってみる!」
すみれ「だからなんでよ!?」 まあ負けたら退学、優勝しても音楽科やめるは大分サイコパス染みてるからな… 恋「わたくしも安心したので回答者側でもう少しやってみたいです」
千砂都「怖いもの見たさってやつだよね」
千砂都「すみれちゃん詳しいみたいだし他に問題出してみてよ」
すみれ「うーん、じゃあ次も有名どころからいくわね」
すみれ「っていうか、かのん結構ビビりだけど大丈夫?」
かのん「ビビりじゃない!」
すみれ「途中で怖くなったらやめるから言いなさいよ?」 >>1
このサイコパスの特徴見ると全然ちぃちゃん当てはまってないな
ただ覚悟が決まってるからサイコパスっていうよりかは凄い人だ すみれ「あなたの母親のお葬式で魅力的な人が参加しているのを見て、あなたとあなたの妹は一目惚れしました」
すみれ「翌週、あなたは妹を殺しました、なぜでしょう?」
かのん「はい! 私はありあを殺さないからありえない!」
可可「可可には姐姐しかいないのでありえないデス!」
すみれ「いや、そうかもだけどいると仮定したうえで殺したところまでは確定ね」
かのん「うぅ……。ありあ、ごめんね……」
恋「うーん、やはり妹も一目惚れした様子なので恋路の邪魔になると思ったのでは?」
すみれ「それが一般的な考え方ね」 恋に落ちた妹の瞳がとても綺麗な丸で欲しくなったから かのん「妹のことも大好きだからどっちか一方を選ばなきゃいけなくなって妹とは今まで一緒にいたから今度は魅力的な人と一緒になるために妹を殺した!」
すみれ「めちゃくちゃサイコパスっぽいけどこの問題で想定してる答えではないわね」
可可「選べなくて2人とも殺すつもりだったんデス!」
すみれ「妹を好きな前提はなしだから!」
千砂都「妹のお葬式でまたその人に会えると思ったからじゃない?」
すみれ「その通りね」
かのん「ちぃちゃんすごい!」
千砂都「すごくはないと思うけど……」アハハ まず丸に執着するってのがかなりの特殊性癖に相違ないし… すみれ「じゃあ次の問題ね」
すみれ「ある少女は父親から虐待を受けていました」
すみれ「それを見かねた学校の教師は父親に会って虐待をやめるよう説得をしました」
すみれ「しかし、父親はそれに耳を貸さずに教師に殴り掛かりました」
可可「これ以上罪を重ねるのデスね……」
すみれ「少女は隙を見計らい、父親ではなく教師を包丁で刺しました、なぜでしょう?」
かのん「こういう怖い問題しかないの?」
すみれ「まあ、サイコパス診断だし」 かのん「間違って刺しちゃったとか?」
すみれ「いえ、少女は故意に刺したわ」
可可「やはり虐待していたとはいえ肉親を失うのは嫌だったのではないデスか?」
すみれ「一般的な考え方ね」
恋「実は先生にも虐待を受けていたとか?」
すみれ「先生は虐待していないわね」
千砂都「女の子は虐待されることが自分がいる意味だと思ってたんじゃない?」
千砂都「虐待されなくなったら自分がいる意味がないって思って先生を刺した!」
すみれ「……」 「生かしておけば殴られる先生がかわいそうだから」と思ったが 千砂都「すみれちゃん?」
すみれ「正解ったら、正解よ」
恋「ま、また千砂都さんが正解ですか……?」
かのん「やっぱりちぃちゃんはすごい!」
すみれ「す、推理すればわからなくもないわよね」
可可「と、とりあえず次の問題をお願いしマス」
千砂都「?」 すみれ「次の問題ね……」
すみれ「あなたはある人を恨んでいます」
すみれ「ある日、その人の家に忍び込み、殺害しました」
すみれ「しかし、それだけでなく無関係なペットと子供も殺しました。なぜでしょう?」
可可「これは簡単デス、子供とペットに見られたからデスね、証拠隠滅デス!」
恋「やはり騒がれると犯行がバレてしまうからではないでしょうか?」
すみれ「っていうのが一般人の考えね」 かのん「その人を殺害した時点では今まで殺してきた人数が嫌いな数字だったから数をずらした!」
すみれ「なんかそれもありそうで怖いわね……」
千砂都「あの世で再会させてあげるため」
すみれ「……一応聞くけどもしかしてやったことある?」
千砂都「? ないけど」
すみれ「正解ったら、正解よ……」
恋「えっ」 かのん「ちぃちゃんここまで全問正解だよ、すごい!」
すみれ「えっと、もうやめる……?」
千砂都「なんで?」
可可「なんというかこれ以上はいけない気がしマス……」
恋「ご、ごめんなさい、わたくしが言い出したばかりに……」
千砂都「あ、私ばっかり正解してるからつまらないんでしょ?」
千砂都「わかった、次の問題は答えないようにするね」ニコッ
くーすーれー「……」
かのん「よし、私が正解するよ! 見ててね、ちぃちゃん!」 すみれ「つ、つぎはちょっと難しい問題にするわね」
すみれ「あなたは前代未聞の大量殺人を犯し捕まりました」
すみれ「死刑囚となったあなたは死刑執行人に手紙を送りました。その内容は?」
恋「え、えっと、やはり命を助けてくれるよう懇願したとか」
すみれ「一般的な答えね」
可可「あなたは私と同じように人を殺しているなのにどうして扱いが違うのか、という質問とか……」
すみれ「あー、なんとなく近い気はするわ」 かのん「自己紹介とか? 自分を知った上で殺して欲しいっていう一種の美学みたいな」
すみれ「なんかありそうだけど違うわ」
可可「では、あなたは私で何人目デスか? 私は○人デスというような手紙デスか?」
すみれ「近いわ」
恋「もしかして、自分の方が多く人を殺しているから自分の方が死刑執行人にふさわしい、とか……?」
すみれ「正解!」
かのん「え、こわい……」
恋「や、やはりわたくしはサイコパスなのでは……?」
すみれ「まあでも今のはヒントも出してたし……」 自分のことサイコパスかもと思うやつはサイコパスじゃない。本物は自覚がないから すみれ「ち、ちなみに千砂都はわかってた?」
千砂都「うん!」ニコニコ
かのん「さすがちぃちゃん!」
可可「やはり千砂都ってもしかして──」
すみれ「しっ、ダメよ可可」バッ
千砂都「?」
恋「あ、あの、やはりそろそろやめませんか?」
かのん「うーん、まあキリもいいといえばいいしね」
千砂都「えー、もう終わりにしちゃうの?」
千砂都「楽しかったのに」ムスッ 千砂都「ねえ、最後にあと一問だけ出してよ!」
すみれ「……じゃあ千砂都にだけ私たちに置き換えた問題を出すわね」
すみれ「ある嵐の日、千砂都とかのんと恋と可可がバス停にいたとするわ」
すみれ「可可は怪我をしていてどんどん衰弱していってる」
すみれ「ただ、そこには千砂都の所有する車があるけど後1人しか乗せることが出来ない」
すみれ「誰を助ける?」
千砂都「うーん、みんなは助けられないんだよね……」
すみれ「車は2人乗りね」 千砂都「恋ちゃんは免許を持ってるの?」
恋「へ?」
すみれ「……持ってるって想定していいわ」
千砂都「じゃあ可可ちゃんと恋ちゃん」
可可「えっ」
千砂都「恋ちゃんに車を運転してもらって可可ちゃんを助けてもらう」
千砂都「それでかのんちゃんと私が残るよ」
千砂都「かのんちゃんと一緒なら寂しくないし」
すみれ「……千砂都はいい人ね」
千砂都「あはは、いきなり照れるなあ」 すみれ「ま、まあでもサイコパスだからって猟奇殺人者っていうわけではなくてそういう人は稀だって言うし!」
かのん「へえ、そうなんだ」
可可「ならよかったデス!」
千砂都「よかったって何が?」
恋「い、いえ、こっちの話です!」
かのん「でもたしかに、ちぃちゃんと残るなら私だよね!」
かのん「可可ちゃんは助けなきゃだし、でもちぃちゃんと私は一緒にいた方がいいし! それが最善策かも!」
千砂都「だよね!」
かのちぃ「ういーっす」ユビキス
おわり やっぱかのちぃなんだよなあ……
丸関連の回答の方がサイコパスっぽいのはさすがに草
その発想はなかったわ かのんはちぃのヤバいにいつも応えるヤバいやつだからな おもしろかったー
けど最後のって何がオチなのかわからん >>58
本来だと亡くなりそうな老人と親友と美女
自分が助かるっていう選択肢を除外して人を助けたっていう名誉と美女の両方を手に入れるっていうのがサイコパスの回答です ちぃちゃんって理性的に人を殺しそうなんだよな。
スープがこぼれたから拭くみたいな感じで。 どんなに過酷でリスクのある選択でも必要と思えば即決できるからなちぃちゃん… >>41
これ自分自身をマルにして処刑して欲しかったのか 今までなんとも思ってなかったけど、サイコパスと言われればそんな気がしてきた… 千砂都「こんなのかのんちゃんじゃない!偽物だ!!」(包丁カチャ
すみれ「!? ちょっと何やってんの!」 ちぃちゃんがサイコパスかはともかくかのんが絡んだら大抵のことはやってのけそう ちぃちゃんはサイコパスだろ
アニメでもわかってやん これ三昧セットで貼られてる理由がよくわからんのだけど ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています