歩夢「トリックオアトリック♡」 栞子「は、はい?!」
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歩夢「おはよ〜」
栞子「歩夢さん!おはようございます!」
歩夢「おはよ〜栞子ちゃん♪」
栞子「…その衣装は」
歩夢「あ、これ?今日はハロウィンだよね!」
栞子「そうですね…なるほど だからハロウィンっぽい格好を」
歩夢「当たり〜 服飾同好会に貸してもらったんだ〜」
栞子「あそこは何でもありますね」
歩夢「この衣装も手作りらしいよ」
栞子「レベルが高いですね さすが虹ヶ咲です」
歩夢「そうだね」ソワソワ
栞子「?」 歩夢「ね〜栞子ちゃん」ソワソワ
栞子「はい」
歩夢「もっとさ〜 可愛いとか言ってほしいな」
栞子「!」
歩夢「冷静にお話しちゃって もっと衣装に突っ込んでよ〜」
栞子「あ、す、すみません」
歩夢「あ、いや 別に怒ってないよ?でもせっかく気合い入れて着てきたんだから反応してほしいな」
栞子「あ…その…すごくお似合いです…///」
歩夢「ほんと?」
栞子「はい…とても可愛いです///」
歩夢「嬉しい♪」
栞子「///」 歩夢「この衣装よく見るとすごく凝ってるんだよね 小さなフリフリとか色合いとか」クルクル
栞子「カボチャとオバケのワッペンも付いてますね」
歩夢「ね〜!可愛いよね! ちなみに栞子ちゃんは、どこが可愛いと思う?」
栞子「歩夢さんです」
歩夢「え?///」
栞子「歩夢さんが可愛い…です///」プシュー
歩夢「…も、も〜!衣装のこと聞いたんだよ〜!」
栞子「すみません…」
歩夢「でも、ありがと♡」ナデナデ
栞子「///」
歩夢(うーん…栞子ちゃんは時々不意をついてくるからずるいんだよなぁ…)ナデナデ 栞子「…そ、そもそもですよ!」
歩夢「うん」
栞子「歩夢さんが着て似合わない服も可愛くない服も存在しないんです!」
歩夢「し、栞子ちゃん?」
栞子「もし服飾同好会の方々がそんな衣装を歩夢さんに提供していたら、即刻廃部にしていたところです!」
歩夢「それはやめようね?」
栞子「はい…」
歩夢「でもそれだけわたしのことを想ってくれてるってことだよね?栞子ちゃんは優しくて可愛いね♪」ナデナデ
栞子「///」 栞子「あれ…」
歩夢「どうしたの?」
栞子「服飾同好会から衣装を借りたのはいいですが、練習の時には脱いでしまうのでは?」
歩夢「あれ?栞子ちゃんあの子から聞いてない?」
栞子「なにをですか?」
歩夢「今日の練習は無しにして、ハロウィンパーティーやるんだよ」
栞子「はい?」
歩夢「昨日の夜ベランダで2人でおしゃべりしてたらね、いきなり明日はハロウィンパーティーしよう!って言い出して」
栞子「聞いてません…」
歩夢「あれ、みんなにLINEしたって言ってたんだけどなぁ」
栞子「来てません…」
歩夢「…ん?」
栞子「どうしました?」 歩夢「……はぁ…」
栞子「?」
歩夢「これ見て」スッ
栞子「…」ジー
─────
あなた♡>みんなにLINEしたって言ったけど、栞子ちゃんにはナイショにしてるから!
あなた♡>栞子ちゃんに言ったら
あなた♡>だめです!練習します!って怒られちゃいそうだから💦
あなた♡>だから歩夢ちゃんもナイショでお願い!
あなた♡>スタンプ
─────
歩夢「らしいです」
栞子「…はぁ」 練習します!ってなっても歩夢がお願いしたらすぐ折れそう 歩夢「ご、ごめんね!?あの子、多分悪気はないと思うから…」
栞子「わかってますよ それに、あの方が言ってることも一理あります」
栞子「仮に、もしこれを教えられてたとしてもわたしの一言目はあの方が言ってる通りになってたと思います」
歩夢「でも…」
栞子「ですが、多分すぐに折れてあの方の意見に賛成していたと思いますよ」
歩夢「!」
栞子「厳しく何かを追い求めるだけでなく、時々息抜きにはっちゃけたりすることの楽しさや大切さを教えてくれたのは」
栞子「紛れもない、歩夢さんやあの方ですから」
歩夢「栞子ちゃん…」
栞子「それに…わたしもハロウィンパーティーやりたいです」
歩夢「栞子ちゃんはほんっとに可愛いね〜♪」ナデナデ
栞子「///」 歩夢「だからね、栞子ちゃんの仮装のための衣装も持ってきてるんだよ〜」
栞子「わたしも仮装するんですか?!」
歩夢「当たり前だよ〜」
栞子「い、いやです!」
歩夢「え〜?どうして?!」
栞子「恥ずかしいからです!」
歩夢「何も恥ずかしくないよ〜!!」
栞子「わたしが仮装までしてたら張り切り過ぎだと言われそうです!」
歩夢「みんな仮装してるから大丈夫だよー」
栞子「あ、そうなんですか?」
歩夢「そりゃあね、ハロウィンといえば仮装だから」
栞子「…で、ですがやっぱり恥ずかしいです…」
歩夢「…栞子ちゃんの仮装姿みたいなぁ…」
栞子「!」 歩夢「栞子ちゃんに似合いそうな衣装、いっぱい悩んで選んだのになぁ…」
栞子「!!」
歩夢「わたしの選んだ衣装を着て、はしゃぐ栞子ちゃん、みたいなぁ…」ウルウル
栞子「う…」
歩夢「…だめ…?」ウルウル
栞子「……着ます」
歩夢「ほんと?!」パアア
栞子「着ますよ!歩夢さんが選んでくれたなら喜んで着ますよ!!」
歩夢「やったぁ♪」
栞子「それで、わたしの衣装はどこですか?」
歩夢「あ、それはちょっと待ってね」
栞子「え?」 歩夢「ハロウィンといえば仮装だよね」
栞子「そうですね」
歩夢「でも、ハロウィンといえばまだあるよね!」
栞子「!」
栞子(トリックオアトリートですね!実は、学校に来る前にコンビニでお菓子を買ってしまったんですよね)モジモジ
歩夢「わかった?」
栞子「はい!準備は万端です!」
歩夢「ふふっ なんだかんだ栞子ちゃんも張り切ってたんだね♪」
栞子「なっ…そ、そういうわけではありませんよ?!」
歩夢「はいは〜い♪」
栞子「も、もう!歩夢さん!」
歩夢「えへへ〜♪」 歩夢「それじゃ行くよ〜」
栞子「はい!」
歩夢「トリックオア〜」
栞子(ふふ 何のお菓子をあげたら歩夢さんは喜んでくれますかね)ニコニコ
歩夢「トリック♡」
栞子「はい!ありますよお菓s……はい?!」
歩夢「あれ?聞こえなかった?」
栞子「え?」
歩夢「栞子ちゃん!トリックオアトリック♡」
栞子「ええ?!」
歩夢「あれ?」
栞子「あ、歩夢さん?!」 栞子「トリックオアトリック?!」
歩夢「うん」
栞子「トリートじゃなくてですか!?」
歩夢「トリックオアトリックだよ」
栞子「ええ?!」
歩夢「ハロウィンといえばこれでしょ!」
栞子「わたしの知ってるのと違います!」
歩夢「えー?そう?」
栞子「そうです!」
歩夢「んー、まあ細かいことは置いといてさ トリックオアトリック♡」
栞子「っ!」
歩夢「いたずらしてくれないと、いたずらしちゃうよ〜♪」
栞子「い、いやその」
歩夢「時間切れ〜♪」
栞子「!」 歩夢「こちょこちょこちょ〜♡」コチョコチョ
栞子「あはははははっ!やっ!やめてくださっ!!」ゲラゲラ
歩夢「聞こえないな〜♪」コチョコチョ
栞子「歩夢さっ!あはははははははっ!!!!」ゲラゲラ
歩夢「まいったか〜!」コチョコチョ
栞子「まいりましたからっ!!やめっ!!!」ゲラゲラ
歩夢「はい、終わり〜」
栞子「はぁ…はぁ…っ」
歩夢「栞子ちゃんくすぐり苦手?」
栞子「苦手ですっ!」
歩夢「そっかぁ 栞子ちゃんの意外な弱点み〜っけ♡」
栞子「もう!歩夢さん!」
歩夢「ふふっ♪」 栞子(でももうこれで終わりですよね…疲れました…)
歩夢「トリックオアトリック♡」
栞子「…え?」
歩夢「トリックオアトリック♡」
栞子「あ、歩夢さん?!」
歩夢「トリックオアトリックだよ、栞子ちゃん!」
栞子「まだ続くんですか?!」
歩夢「当たり前だよ〜」
栞子「そんな…」
歩夢「ほら栞子ちゃん!早くしないと!」
栞子「う…し、しかし…」
歩夢「時間切れ♡」
栞子「ああっ!?」 歩夢「ぷにぷに」プニプニ
栞子「は、はひゅひゅはん」
歩夢「んー♡ 栞子ちゃんのほっぺぷにぷにだねぇ〜」プニプニ
栞子「やめふぇふははい」
歩夢「だーめ♪ まだ堪能させてね〜」プニプニ
栞子「む〜」
歩夢「んー、もちもちしてるね〜」ムニー
栞子「ひー」
歩夢「ん、栞子ちゃんの八重歯!」
栞子「あはりみふぁいふぇふははひ」
歩夢「えー?可愛いのに〜」
栞子「…///」
歩夢「むぎゅー」ギュー
栞子「はゆゆはん?」
歩夢「タコさんみたいで可愛い♪」
栞子「はふゅふゅひゃん!」
歩夢「えへ〜♪」 栞子「はぁ…はぁ…」
歩夢「栞子ちゃんのほっぺ気持ちよかったよ♪」ナデナデ
栞子「まったく…」
歩夢「それじゃ栞子ちゃん、トリックオアトリック♡」
栞子「え?!まだまだ続けるんですか?!」
歩夢「栞子ちゃんがいたずらしてくれるまでやめないもん」
栞子「そんな…」
歩夢「いたずらするだけなんだよ?簡単じゃん!」
栞子「あ、歩夢さんにいたずらなんてできません!」
歩夢「んー、それはそれで嬉しいけど」
栞子「ですよね?!だからもう…」
歩夢「でも栞子ちゃんにいたずらされてみたいな〜」
栞子「うう…」 歩夢「栞子ちゃんともたまにはわちゃわちゃしてみたいなぁ」シュン
栞子「あ…」
歩夢「栞子ちゃんはわたしとわちゃわちゃしたくない…?」ウルウル
栞子「ううう……します…」
歩夢「!」
栞子「いたずらしますよ!」
歩夢「ほんと?!」
栞子「歩夢さんがしてほしいなら、わたしはやります!!」
歩夢「ふふ♡」ナデナデ
栞子「うう…///」
栞子(本当にずるい方です…///) 歩夢「じゃあ栞子ちゃんのいたずら楽しみに待ってるね〜♪」ソワソワ
栞子「はい…」
栞子(とはいえ、いたずらなんて何をしたらいいか…まして、相手は歩夢さんです…)
栞子(歩夢さんの思ってたいたずらと違うことをしてしまったら、嫌われてしまいます…)
歩夢「栞子ちゃん?」
栞子(しかし、いたずらをしなければそれはそれで嫌われてしまいます…)
栞子(うう……そうだ!)
栞子(ここはいたずらのプロであるかすみさんがわたしにしてくるいたずらをしましょう!)
栞子(かすみさん考案のいたずらなら、怒られることはないでしょうし!)
栞子「すーーはぁーーーー…」 栞子「あ!あなたさん!」
歩夢「えっ?!」クルッ
栞子「す、隙あり!!」スッ
プニッ
歩夢「ひゃっ!」
栞子「ひ、引っかかりましたね!」プニプニ
歩夢「…」
栞子「あ、歩夢さん?」プニプニ
歩夢「えーっと、どこぷにぷにしてるのかな?」
栞子「お腹です…」プニプニ
歩夢「ふーん」 歩夢「どんな感触がする?」
栞子「え、と……柔らかくてぷにぷにしてます…」プニプニ
歩夢「ふーん」
栞子(な、なんか歩夢さん怒ってません?!)
歩夢「ちなみにこのいたずら、今栞子ちゃんが考えたの?」
栞子「い、いえ!以前かすみさんにされたいたずらです…」プニプニ
歩夢「ふーーーん」
栞子「あ、歩夢さん…?」プニプニ
歩夢「ちょっとぷにぷにしすぎじゃない?」
栞子「あっ、す、すみません!」
歩夢「ふふ…」
栞子(や、やっぱ怒ってる気が…) 歩夢「どう?わたしにいたずらした感想は」
栞子「……怒ってますか?」
歩夢「えー?怒ってないよぉ〜」ニコニコ
栞子(絶対怒ってるじゃないですか…)
歩夢「栞子ちゃんじゃなかったら、パンチしてたかも♪」ニコニコ
栞子「ひえっ」
歩夢「かすみちゃんには、後でキツく言っておかないとね♪」ニコニコ
栞子「あ、あの…ほどほどにしてあげてください…」
歩夢「だめだよ」
栞子「?!」
歩夢「いたずらで乙女のお腹をぷにぷにするような悪い子はちゃんと叱らないとね♪」ニコニコ
栞子「あはは…」 歩夢「まあ半分冗談だけどさ」
栞子(半分本気なんですね…)
歩夢「いたずらでお腹ぷにぷにするなんて、栞子ちゃんも可愛いね」
栞子「何も思いつかなくて…その時にかすみさんが浮かんできたんです いたずらのプロを自称してたので」
歩夢「ふーん」
栞子「歩夢さん?」
歩夢「じゃあ、次からいたずらと言ったらわたししか思い浮かばないようないたずらしちゃおうかな」
栞子「え?」
歩夢「ふふ♡」ズイッ
栞子「あ、歩夢さん?!///」
歩夢「ふふふ♡」
栞子(ち、近い…///) 歩夢「栞子ちゃん…♡」
栞子「あ、歩夢さん……///」
歩夢「…えいっ」ピンッ
栞子「いたっ」
歩夢「引っかかった〜!」
栞子「あ、歩夢さん!!」
歩夢「どうだった?」
栞子「どうだったって…あんな顔が近くまで…///」
歩夢「ちゅーされるかと思った?残念!デコピンでした〜♪」
栞子「も、もう!///」
歩夢「お腹ぷにぷにの仕返しに、かすみちゃんにやってみるといいよ」
栞子「やりません!///」
歩夢「えー?」 栞子「それに!さっきみたいなことは簡単に人にやるべきではありません!」
歩夢「どうして?」
栞子「あ、いや…歩夢さんにあんなことされたら勘違いする人が続出してしまいます!!」
歩夢「栞子ちゃんは勘違いしちゃったの?」
栞子「へあっ?!」
歩夢「どうなの?」
栞子「あ、いや…」
歩夢「なんてね♡」
栞子「あ…も、もう!歩夢さん!!」
歩夢「栞子ちゃんは素直だからからかいがいがあるね〜♪」
栞子「からかわないでください〜!!」 歩夢「でも、栞子ちゃんは勘違いしてていいよ?」
栞子「え?」
歩夢「というか、本気にしててもいいよ♡」
栞子「は、はあ?!/// そ、それはどういう…」
歩夢「どういうことだろうね〜」
栞子「歩夢さん?!」
歩夢「本気でちゅーしてあげよっか?」
栞子「いいです!///」
歩夢「え〜?栞子ちゃんならいいよ…?」
栞子「なっ…ほ、本気で言ってるんですか?!///」
歩夢「う♡そ♡」
栞子「もう!!!歩夢さん!!!!!!!」
歩夢「えへへ♡ 本当に栞子ちゃんは可愛いなぁ♡♡」ナデナデ
栞子「くっ…///」
────────── 歩夢「は〜♪ 栞子ちゃんにいたずら出来たし、いたずらされたし」
歩夢「可愛いところも沢山見れて満足だよぉ〜♡」
栞子「わたしはすごく疲れました…」
歩夢「あとでマッサージしてあげるね?」
栞子「お言葉に甘えさせていただきます」
歩夢「うん♡」
栞子「はぁ…」
歩夢「それじゃ、今栞子ちゃんの衣装出すね♪」
栞子「はい」
歩夢「ふんふ〜ん♪」ガサガサ
栞子「…」 栞子(ここまでずっと歩夢さんのペース…)
栞子(いえ、これまでもずっと歩夢さんのペースでした)
栞子(それが嫌だと言うわけではありません)
栞子(歩夢さんのペースで何かするのはとても楽しいです)
栞子(ですが!)
栞子(なんだか子供扱いされてる感じもします!)
栞子(たまにはわたしも歩夢さんにあっと言わせてみたいです!!)
栞子(…)
──────
あなた「歩夢ちゃんはね、いきなり抱きつくと意外と照れるんだよ!」
栞子「一緒に自首しに行きましょう」
あなた「ちょっ」
栞子「まったく 何を言ってるんですかあなたは」
あなた「違うんだよ!歩夢ちゃんって時々ものすごくわたしをからかうんだけど、一通り終わった後に名前を呼んで正面から抱きつくと、すごく照れるから仕返しできた気になるんだよ!」
栞子「自首しに行きましょう」
あなた「もー!栞子ちゃん〜!!」
──────
栞子「…」 栞子(少々お恥ずかしいですが、あの方の言う通りなら、歩夢さんは照れるはず)
栞子(そうすれば、わたしだってやれるんだって証明になります!)
栞子「…あ、あの!歩夢さん!」
歩夢「どうしたの?」クルッ
栞子「…」ギュッ
歩夢「ふぇっ?!」
栞子「ふふふ、捕まえましたよ、歩夢さん…」ギュ
歩夢「し、しししし、栞子ちゃん?!///」
栞子「…」ギュウ
歩夢「う…///」
栞子(やりました!歩夢さんが照れています!!) 栞子「ふふふ!歩夢さん!わたしだって歩夢さんを照れさせるくらい…」
歩夢「ちゅっ♡」
栞子「????!!!!!!!///」
歩夢「ふふっ♡ 栞子ちゃんのほっぺ、やっぱりもちもちだね♡」
栞子「あ…ああ……///」
歩夢「わざわざわたしがちゅーしやすいように抱きしめてくれるなんて、栞子ちゃんは可愛いね♡」
栞子「あう…///」
歩夢「それで、栞子ちゃんだってわたしになあに?♡」
栞子「は…はひゅう……///」バタリ
歩夢「ふふっ♡ 100年早いよ♡」
栞子(歩夢さん…あなたって人は………///)
───────── 歩夢「よし、どう?」
栞子「ぴったりです」
歩夢「よかったぁ」
栞子「えっと、これはキョンシーですか?」
歩夢「うん!栞子ちゃん、よく知ってるね」
栞子「ランジュがよく真似をしてましたので」
歩夢「なるほど」
栞子「しかし、なぜキョンシーなのですか?」
歩夢「キョンシーってね、人の血を吸うらしいよ」
栞子「そうですね」
歩夢「でね、栞子ちゃんって八重歯だから」
栞子「なるほど」 栞子「ですがそれなら、吸血鬼とかの方がよかったんじゃ」
歩夢「迷ったんだよね〜 栞子ちゃんかっこいい系も行けるから、吸血鬼でビシッと決めるのもいいと思ったの」
栞子「かっこいい、ですか?」
歩夢「うん でもやっぱり栞子ちゃんは可愛いから!キョンシーならどちらかと言えば可愛い系かなって♡」
栞子「ゾンビですけどね」
歩夢「嫌だった…?」ウルウル
栞子「あ…ち、違いますよ?!全然嫌じゃありません!歩夢さんが選んでくれたものなら何だって嬉しいです!」
歩夢「ふふっ♡」
栞子「しかし、中々動きにくい衣装ですね」
歩夢「大きめサイズだからねぇ」
栞子「袖もとても長いです」ブラブラ
歩夢「可愛いよ?」 栞子「そうですか?」ブンブン
歩夢「ん!」
栞子「どうかしましたか?」
歩夢「今の腕ぶんぶんするのすごい可愛かった!」
栞子「ありがとうございます」
歩夢「やっぱり似合ってるよ〜 よかったぁ」
栞子「ふふ、わたしのためにありがとうございます」
歩夢「ううん 栞子ちゃんのためだからね♪」ニコッ
栞子「っ…///」 栞子「そういえば、御札はないんですか?」
歩夢「もちろんあるよ!わたしが貼ってあげるね♡」
栞子「はい!」
歩夢「…ふふ 栞子ちゃん、キョンシーの御札ってね、貼った人に従わせるって意味もあるんだよ?」
栞子「へぇ〜 てっきり動きを封じるためのものだと思ってました」
歩夢「ふふ♡」
栞子「?」
ピト
歩夢「栞子ちゃん、ずっとわたしのそばにいて♡」
栞子「!?」 歩夢「わたしから離れちゃだめだよ?」
栞子「あ…こ、これも冗談ですか…?!」
歩夢「それはどうかな」ジッ
栞子「あう…」ジッ
歩夢「ふふ 先に目を逸らした方が罰ゲームね♡」ジー
栞子「そ、そんな…///」ジー
歩夢「ふふ♡」ジー
栞子「あわわわ///」ジー
栞子(こ、これ以上歩夢さんと見つめ合っていたら…心臓が…///)
骸骨の全身タイツあなた「トリックオアトリートォォォオオオオオオオオ!!!!!!!!!」バーーーーーーーン 栞子「ぎゃあああああああ!!!!」
歩夢「あなた♡」
骸骨の全身タイツあなた「悪い子はいないかァァァァアアアアアアアアアア!!!!!!」
栞子「変態っ!!!!!!」ベチンッ
骸骨の全身タイツあなた「へぶっ?!!!!?」ガッシャアアアン
歩夢「あなたあああ!!!!!!!」
…………
栞子「す、すみませんでした!」
あなた「大丈夫だよ ちょっと驚いたけど」
栞子「も、元はと言えば変な格好して部室に入ってくるからいけないんです!」
あなた「ひどい!」
栞子「まったく…」
あなた「うえーーん…栞子ちゃんが冷たいよ〜!!」
歩夢「よしよし」ナデナデ
栞子「甘やかさないでください!」 栞子「もうあんな変な仮装はやめてください 心臓に悪いです」
あなた「えー、お気に入りだったんだけどなぁ」
栞子「可愛らしい見た目してるんですから、もっと似合うのが沢山ありますよ」
あなた「え?」
栞子「…」
あなた「栞子ちゃん…!」
栞子「なんですか」
あなた「わたし服飾同好会に行ってくる!」スタタタタッ
栞子「あっ……まったくあの方は」
歩夢「でも栞子ちゃんに褒められて嬉しそうだったよ♪」
栞子「褒めたつもりはありません」
歩夢「またまた〜」
栞子「……//」 歩夢「あ、ちょうどいいや」
栞子「どうかしましたか?」
歩夢「…」ズイッ
栞子「っ…あ、歩夢さん?!///」
歩夢「さっきの対決、まだ決着ついてなかったよね♡」ジー
栞子「え?///」
歩夢「ふふっ♡」ジー
栞子「つ、続けるんですか…?///」ジー
歩夢「もちろん♡」
栞子「あばばば///」 歩夢「…こんなに近いと、いたずらし放題だね♡」ジー
栞子「そ、そうですね…///」
歩夢「ふふ♡ 栞子ちゃん♡」ジー
栞子「は、はい…///」
歩夢「トリックオア…トリック♡」
栞子「?!///」
歩夢「ふふっ 時間切れ♡」
栞子「あっ…」
歩夢「この距離で…沢山いたずらしちゃうね♡♡♡」
栞子「あ…ああ……」
栞子「ああああああっ!!!!!!///」
歩夢「ふふっ♡ やっぱり栞子ちゃんは可愛いなぁ♡♡」 しおぽむ、せつぽむ、あいぽむ…アニメでもっとカプの可能性増やして😭 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています