かすみ「それなんの化粧水ですか?」 侑「歩夢の唾だよ」ヌリヌリ
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かすみ「はい?」
侑「歩夢の唾」ヌリヌリ
かすみ「……えっと、言ってる意味がわからないんですけど」
侑「だから歩夢の唾だって」ヌリヌリ
かすみ「……その、侑先輩は歩夢先輩のよだれを顔に塗ってるんですか…?」
侑「うん」ヌリヌリ
かすみ「そうですか…」
侑「かすみちゃんも使う?」
かすみ「いいです……」
かすみ(もう2人と話すのやめよ…)ドンビキ かすみんこの後ちょっと肌荒れしちゃうんだよね、色々化粧水変えたけど合わないのばかりで一向に治らないんだ。
藁にもすがる思いで侑ちゃんの化粧水少しもらうんだよね。あら不思議、すぐに治るの。やっぱり歩夢ちゃんはかわいいなー 侑「遠慮しなくてもいいんだよ?」
かすみ「………はい?」
侑「ほら、わたしと歩夢の仲だから〜って感じで遠慮してるなら、そんなの気にしなくてもいいってこと!」
かすみ「何言ってるんですか?」
侑「歩夢は、わたししか使っちゃだめだし、他の人にも絶対言っちゃダメって言ってたけど」
侑「かすみちゃんなら許してくれるんじゃないかなぁ」
かすみ「い、いえ、いいです…」
侑「どうして?」
かすみ「いやその……」
かすみ(正直汚いし気持ちが悪いってはっきりと言いたいんですけど、それはさすがに……)
かすみ「……かすみん愛用してるのがあるので」
侑「そっか、それじゃ仕方ないね 今まで使ってたのをいきなり新しくしたら肌に悪いもんね」
かすみ「あはは…」 侑「だからさ、今日から歩夢の唾を塗りなよ!」
かすみ「」
侑「もしかしたら慣れるまで肌が荒れちゃうかもしれないけど、馴染んだらきっとかすみちゃんも愛用するようになるよ!」
かすみ「……」
侑「歩夢の唾はすごいんだよ?敏感肌なわたしも、もちもちつるつるのすべすべになるんだから!」
侑「ほら、自分で言うのもなんだけどわたしの肌ってきれいでしょ?」
かすみ「そ、それはそうですけど……」
侑「だからかすみちゃんも使いなよ!かすみちゃんのきれいでもちもちなお肌にさらに磨きがかかるよ!」
かすみ「……あの、侑先輩…」
侑「うん?」
かすみ「気持ち悪いです…」 マジレスすると唾液は乾燥すれば普通に肌の水分奪って乾燥するから肌がガサガサになるぞ
消化液でもあるしな 侑「え?」
かすみ「…その……すごく気持ち悪いです」
侑「…」
かすみ「すみません…」
侑「…それってさ、歩夢のことをバカにしてる?」
かすみ「え?」
侑「歩夢のことが気持ち悪いってことでしょ?」
かすみ「そ、そういうわけじゃ…」
侑「そういうことじゃん!かすみちゃんひどいよ!!」
かすみ「なっ…」イラッ かすみ「そうですか!侑先輩がそんなひどいこというならかすみんもはっきり言いますよ!」
侑「!」
かすみ「気持ち悪いです!不快です!ほんっとにありえないです!!」
侑「は?!」
かすみ「何が歩夢先輩のよだれですか!ただでさえよだれなんか誰でも汚いものなのに」
かすみ「それを自分の顔に塗るとかほんっっっとに気持ち悪いです!!」
侑「…」
かすみ「しかもそれを自分と歩夢先輩の2人だけのものにしておくのではなく、かすみんに強引に押し付けるようなことしてきて!」
かすみ「挙句かすみんがひどい?!ひどいのは侑先輩と歩夢先輩の頭ですよ!!!」
侑「…もう怒った!さっきから大人しく聞いてれば暴言ばっか吐いて!使ったこともない癖にかすみちゃんになにがわかるの?!」
かすみ「わかりたくもないですよ!!」 侑「もう1回言ってみなよ!!」
かすみ「汚くて臭いよだれを顔に塗って自慢げな顔してるような人の気持ちなんてわかりたくないです!!」
侑「なっ!」
かすみ「そもそもよだれは乾燥したら肌の水分奪って乾燥するから肌がガサガサになるんですよ?!」
侑「でも歩夢の唾は違うもん!」
かすみ「それは侑先輩の肌がおかしいからに決まってるでしょう!!」
侑「!!」
かすみ「ほんとにおかしいですよ…かすみんの大好きな侑先輩が……うう……」グスッ
侑「…」 歩夢先輩は押し付けようとはしてないよね
侑先輩と同じく頭がおかしいのは間違いないけど 侑「わかったよ かすみちゃんにそこまで言わせるなんて、わたしがすこしおかしかったのかもね」
かすみ「……侑先輩?」パアアッ
侑「でも」
かすみ「…はい」
侑「でも、わたしの大切な歩夢のことを汚いとかおかしいとか言われて、わたしも黙ってられないから」
かすみ「……」
侑「……もう、かすみちゃんとは口きかない」
かすみ「……」グスッ
侑「"おかしい"ことばっか言ってごめんね だけど、かすみちゃんのこと許さないから」
かすみ「……はい…」グスグス
ヒグッ……ウ…グスッ……
侑「!?」
かすみ「…え?」
歩夢「うぇぇん…ぐす……」グスッ 侑ちゃんが好きなのなら侑ちゃんに頬を直接舐められたらかすみはどう反応するのかな
唾液を直接塗るわけじゃないから問題ないのかね 侑「あ、歩夢?!」
かすみ「歩夢先輩…?」
歩夢「ひぐ…ひっ……ぐす……」
侑「…ちょ、かすみちゃんが汚いとか言うからじゃん!」
かすみ「は?かすみんのせいですか?!元はと言えば侑先輩が……」
歩夢「ひどいよ侑ちゃん…!!!」
侑「…え?」 歩夢「わたし誰にも言わないでって言ったよね!!?」
侑「あ…」
歩夢「言ったよね??!!」
侑「…うん…」
歩夢「なんでかすみちゃんに言っちゃうの?!!」
侑「それは…その…かすみちゃんがなんの化粧水使ってるかきいてきたから…」
歩夢「誤魔化せばいいじゃん!!わたしとの約束を覚えてるのなら、誤魔化せばよかったじゃん!!!」
侑「…だ、だって!かすみちゃんならいいかなって!歩夢も言ってたじゃん!!最近かすみちゃんと仲良しになれたから、秘密の話もしてみたいなって!!」
歩夢「常識を考えてよ!!!」
侑「!」
歩夢「いいわけないでしょ!!??」
侑「っ…」 歩夢「…おかしいんだよ……わたしたちのしてることは……」
侑「……え…?」
歩夢「かすみちゃんの言ってた通りだよ…唾なんて、汚いし臭いよ……」
侑「そんな…」
歩夢「かすみちゃんはなにも間違ってない…」
侑「っ…」
歩夢「それでも…それでもこんなことをしてたのは…侑ちゃんが喜んでくれたからなんだよ……?」
侑「…」
歩夢「覚えてる…?2週間前にお泊まりしたときのこと…」
侑「……」
───────── 編隊プレイって自覚がある分、まだぽむのほうが常識残ってるのかな 侑「んー」
歩夢「どうしたの?」
侑「最近肌の調子がよくなくてさー」
歩夢「少し乾燥する時期になったからかな?」
侑「それもあると思うんだけど、なんか最近化粧水が合わなくなってきちゃって」
歩夢「急に?」
侑「うん 困るよね〜 今使ってる化粧水って、何度も色んなの試してやっとたどり着いたわたしに合うものだったのに」
歩夢「確かに…」
侑「いやー、また自分に合う化粧水探すの大変だよ〜…それなりにお金もかかるし…」
歩夢「そうだね」
侑「はー」スッ
歩夢「どこいくの?」
侑「化粧水流して保湿クリームお母さんに借りてくる」
歩夢「そっか わたしは何かいい化粧水がないか調べてみるね」
侑「ありがと♪」 歩夢「とは言ったものの、すぐに手に入るものはあらかた試したんだよね…」スッスッ
歩夢「やっぱり高い化粧水とかの方がいいのかなぁ…」スッスッ
歩夢「…ん?」スッ
歩夢「お金も時間もかからない、誰の肌にでも合う化粧水?」
歩夢「お金がかからないってなんだろ」
歩夢「えーっと、実は唾液には、肌にいい成分が含まれています…ふむふむ……ふむ」
歩夢「…」
歩夢「いや、絶対嘘でしょ…だって唾だよ?むしろ逆効果な気がするけどなぁ……」
歩夢「…特に、昔から仲のいい人や、家族や恋人などの唾液は効果抜群…?」
歩夢「…恋人ではないけど、侑ちゃんとは昔から仲がいいよね…」
歩夢「……」 歩夢「…嘘だと思って彼女の唾で試してみたら、効果がありました」スッスッ
歩夢「姉の唾を塗ってみたら、肌荒れが治りました」スッスッ
歩夢「…幼なじみに恥を忍んで頼み、塗ってみたら本当に肌がもちもちになりました……」
歩夢「…」
歩夢「………」
歩夢「…もしかしたら、本当に効果があるのかも……」
歩夢「…いやいやいや!これは嘘!嘘だって!そんなわけないよ!」
歩夢「わたしの唾を侑ちゃんの顔に塗ってもらうとかありえないし、そもそも侑ちゃんだって嫌に決まってるって!!」
歩夢「……」
〜
侑「最近肌の調子がよくなくてさー」
〜
歩夢「………」 歩夢「…もし…もし本当に効果があったら……」
歩夢「侑ちゃんはきっと喜んでくれる…」
歩夢「もうわたしたちで試せるものは試したし、次はもっとお金も時間もかかるかもしれない…」
歩夢「それがもし…もし本当に唾でどうにかなるんだったら……」
歩夢「…わたしは、恥ずかしい気持ちを我慢して、わたしの唾を侑ちゃんに使ってほしい…」
歩夢「侑ちゃんが…侑ちゃんの喜ぶ顔が見たいから……っ!」
歩夢「…ん……んー…」ダラー
……… 欲望に正直でいいな
ほんとは好きな人を自分の分泌物でマーキングしたいんだろ? 侑「ふー、やっと借りれたよー」
歩夢「あ…おかえり…」
侑「ただいまー いやさー、高いんだからってくどくど言われちゃったよー」
歩夢「そうなんだ…」
侑「娘の肌がピンチなのに呑気なもんだよねー」
歩夢「あはは…」
侑「…歩夢?どうかした?」
歩夢「……じ、実はね!ネットで色々調べたんだけど…」
侑「やっぱりいい感じのなかった?」
歩夢「あ、あのね!まだ侑ちゃんの使ったことない化粧水が、すごく評判がよくてね!」
侑「え?どれどれ?!」
歩夢「あ、いやその…実はその化粧水、エステ会員だけが限定でもらえるもので…」
侑「えー?じゃあわたしだめじゃん〜」
歩夢「ち、ちがうの!」
侑「うん?」 歩夢「じ、実はわたしのお母さんがエステ会員で!その化粧水持ってるの!!」
侑「ほんと?!」
歩夢「それで…侑ちゃん戻ってくるの遅かったから…お母さんに1回分もらってきたんだ…」
侑「え?!いいの?!だって会員限定なんでしょ!?」
歩夢「お母さんは侑ちゃんならいいって言ってたよ…」
侑「おお…歩夢のお母さんには頭があがらないよ」
歩夢「あはは…」
侑「ていうか、歩夢いつの間に外出てたの?全然気が付かなかったよ」
歩夢「あ、いやほら!もう遅い時間だし、すごく静かに出たから…」
侑「歩夢、忍者の適正あるんじゃない?」
歩夢「あはは…」 歩夢「あ、それでね…これがその化粧水なんだけど…」スッ
侑「おおー、なんかすごい高級感あるよ!」
歩夢(ほんとはわたしの唾なんだけどね…)
侑「さっそく塗ってみてもいい?」
歩夢「…も、もちろん!そのためにお母さんにもらってきたんだから!」
侑「うん!それじゃ手に取って…」スッ
ネチャッ
侑「結構粘性があるんだね」ネチャネチャ
歩夢「そ、そういうものらしいよ…!」
侑「まあわたしが過去に試してきたものにも似たようなのあったしね〜」ネチャネチャ
歩夢「う、うん…」 侑「匂いはどんな感じだろ」
歩夢「だ、だめ!」
侑「え?」
歩夢「あ…」
侑「匂い嗅いじゃだめなの?」
歩夢「あ…いや……なんでもない……」
侑「変な歩夢」クンクン
歩夢(は、恥ずかしい…)
侑「ん、ほんのり酸っぱい匂いがするね」
歩夢「へ?」
侑「今までに嗅いだことのないような、いや、嗅いだことのあるような…そんな感じの匂いがする」クンクン
歩夢「…そ、それなんか柑橘系の成分が入ってるって言ってたから多分それだよ!!」
侑「なるほど」
歩夢(うう…わたしの唾って酸っぱい匂いがするんだ……それって臭いのかな……)
侑「でもなんか安心する匂いにも感じるよ」
歩夢「…え?」
侑「わたしの肌を守るぞ〜!みたいな、気合いの入った匂い!」
歩夢「そ、そっか…!」
歩夢(…ふふ、侑ちゃん…やっぱり好き…) 侑「それじゃ肌に塗ってくぞ〜!」
歩夢「う、うん!」
侑「んー」ネチャネチャ
歩夢「…ど、どう?」
侑「肌に絡みつくような感じがする」
歩夢「そっか…」
侑「んー、正直塗り心地はよくないかも あんまり伸びないし」ヌリヌリ
歩夢「あはは…」
侑「ん!でも、今まで使ってきた化粧水とは一味違う気がするよ!」
歩夢「…」
侑「これで明日の朝起きた時、肌がもちもちすべすべのつるつるになってたらいいな〜」
歩夢「うん!」
侑「よし、それじゃ寝よっか!歩夢、本当にありがとね!また今度お母さんにもお礼しに行くから!」
歩夢「う、うん…!」
……… もしかしたら歩夢の唾液なら肌に良いかもしれないと思えてきた ユムー!!
歩夢「んん…」
アユムーー!!
歩夢「ん…」
侑「歩夢!!」
歩夢「…ゆ、ゆうちゃん……?」
侑「わたしの顔見て!!」
歩夢「…え?」
侑「歩夢のお母さんにもらった化粧水!すごいよこれ!!」
歩夢「え、え?」
侑「昨日すこしカサカサになってた肌が、一晩でもちもちになっちゃったよ!!!」
歩夢「……ええ?!」 >>38の条件を満たせるなら可能性あるかもしれない 侑「すごいよこの化粧水!」
歩夢「ほ、ほんとにもちもちになったの?!」
侑「うん!触ってみてよ!!」
歩夢「うん…」
歩夢(…なんか自分の唾を塗った顔は触りたくないけど…仕方ないよね…)ツン
歩夢「!」
侑「ね?!すごいもちもちしてる!!」
歩夢「ほんとだ…」
侑「すごいよすごいよ!!」ピョコピョコ
歩夢(…あのサイト、ほんとのこと書いてあったんだ……)
侑「なんか酸っぱい匂いが強くなって鼻がツーンとするけどさ」
歩夢「うぇ…」
歩夢(…やっぱりわたしの唾臭いんじゃん!……で、でも一晩そのままにしてたら誰だって臭くなるよね!?わたしだけじゃないよね?!うん!)
侑「これくらい慣れればヘッチャラだと思うし、時間がかかっても無理やり慣らすよ!!」
歩夢「うん…」 侑「いや〜、歩夢のお母さんには感謝だよ〜」
歩夢「…」
侑「…あ、重要なこと思い出しちゃった」
歩夢「どうしたの?」
侑「この化粧水がすごいことはわかったけどさ、さすがにこれを毎日歩夢のお母さんにもらうわけにはいかないよね…」
歩夢「…」
侑「…うーん、せっかくいいの見つけたのになぁ わたしもそのエステ会員になろうかなぁ」
歩夢「……あのね、侑ちゃん」
侑「うん?」
歩夢「昨日あげた化粧水、お母さんにもらったっていうのは嘘なの」
侑「え?じゃああの化粧水は?」
歩夢「実はね…」
……… 嫌われるかもしれないのに白状する歩夢ちゃんは健気だなあ 侑「歩夢の唾ーーーーーー?!!!????」
歩夢「うん…」
侑「そ、それ本当なの?!」
歩夢「…うん…本当だよ……」
侑「そ、そっか…」
侑(どうりで変な匂いがしたわけだ…歩夢のお母さんからもらったと聞いていた手前、そんなことは言えなかったけど…)
歩夢「…うう…」グスッ
侑「!」
歩夢「調べたサイトにね…昔から仲がいい人の唾が効果があるって書いてあってそれで…っ…ひぐ……」
侑「!!」
歩夢「ごめんね…っ…汚かったよね……ぐすっ…」
侑「…そ、そんなことない!!」
歩夢「…え……?」グスッ
侑「確かに驚いたけど!でも本当に効果があったわけじゃん!!」 永年無料で効果抜群の化粧水が手に入ると考えれば怒る要素がない 侑「歩夢の唾はすごいよ!まるで魔法だよ!!だって、どんな化粧水も合わなかったわたしの肌を、一晩でもちもちにしてくれるんだよ?!」
歩夢「…ぐす……」
侑「そんな歩夢の唾が汚いわけない!!!」
歩夢「侑ちゃん……」
侑「…歩夢、わたしのために色々葛藤して、その上で唾をくれたんでしょ?」
歩夢「…うん…」
侑「本当にありがとう やっぱり歩夢は、わたしだけのさいっこうの歩夢だよ!」
歩夢「!」
侑「だ、だからね、その…恥ずかしいとは思うけどさ、歩夢の唾を毎日肌に塗りたいな〜って///」
歩夢「…もちろんだよ!!」
侑「えへへ〜」
歩夢「…で、でも、他の人には内緒だよ…?わたしが恥ずかしいし、それに、あまり普通のことじゃないと思うから…」
侑「わかった!約束するよ!」ニコッ
歩夢「…うん!」
歩夢(…侑ちゃんの嬉しそうな顔が見れてよかった…♪)
──────── これを他の子に勧めてしまうのは流れても当然だよ侑ちゃん 歩夢「あの時、侑ちゃんが内緒にするって約束してくれたから…」
歩夢「本当にわたしの唾で肌がきれいになったから…」
歩夢「なにより、侑ちゃんの喜ぶ顔が見れるから!!だからわたしは自分の唾を侑ちゃんにあげてたの!!!」
侑「歩夢…」
歩夢「それなのに…それなのに!!侑ちゃんひどいよ!!」
侑「そ、そんなつもりじゃ…」
歩夢「そんなつもりだよ!!」
侑「っ…」
歩夢「それに、何も知らないかすみちゃんのことまで責めて……最低だよ……っ」
侑「あ……」
歩夢「…もう侑ちゃんなんてしらない……」
侑「あ、歩夢…?」 歩夢「…」スタスタ
かすみ「…」ビクッ
歩夢「かすみちゃん」
かすみ「…は、はい」
歩夢「ごめんなさい…!」
かすみ「え、ちょっ」
歩夢「わたしと侑ちゃんの事情にかすみちゃんを巻き込んで、しかもひどいことまで言われることになって…」
歩夢「本当にごめんなさい!!」バッ
かすみ「ちょ、ちょお!顔上げてくださいよ!!」 歩夢「なんで?!かすみちゃんは怒ってもいいんだよ!?侑ちゃんにも、わたしにも!!」
かすみ「あ、いや」
歩夢「かすみちゃんは何も悪くないんだから!!」
かすみ「あーーーーーー!!!一旦ストップです!!!!!!!!」
…
かすみ「落ち着いてください!」
歩夢「うん…」
かすみ「…」チラッ
侑「…っ……」グスグス
かすみ「…」 かすみ「歩夢先輩、話を聞いてください」
歩夢「うん…」
かすみ「侑先輩も、こっち来てください」
侑「…ぐすっ……」トボトボ
かすみ「…」
かすみ「いいですか?!よく聞いてくださいね!?かすみんドン引きですよ!!」
歩夢「…っ……そうだよね……」
侑「…」グスッ
かすみ「2人がそんなことをやっていて、しかも侑先輩には何故か怒られてますからね!?ドン引きどころ騒ぎじゃないかもしれないレベルですよ!!」
歩夢「…ごめんね……っ」
かすみ「でもそれは!!2人の事情をよく知らなかったからです!!」
歩夢「!」
侑「…」グスグス かすみ「そりゃあ何もしらない人に対して唾を顔に塗ってるんだとか言ったって意味わかんないですよ!」
かすみ「でも、その2週間前に色々あった上でのことなら話は別です!!」
歩夢「…かすみちゃん…」
かすみ「だって本当に効果があったわけでしょう?!それなら別にかすみんが責めることなんてできませんよ!」
侑「…」
かすみ「いや、ドン引きですよ?!ドン引き!でも、不快だとは思わなくなりましたよ!」
かすみ「2人だけの事情とか、2人だけの仲とか、そういうのがあってこそのことなんですから」
かすみ「かすみん2人のこと大好きなんですから…もう何とも思いませんよ」
歩夢「…ぐす…」
侑「…かすみちゃん……っ」 かすみ「それに、さっきは驚いて汚いとか言っちゃいましたけど、侑先輩のお肌はかすみんも憧れるくらいきれいですし」
かすみ「第一、匂いも何も感じませんからね」
かすみ「汚かったらそうはいきませんよ」
かすみ「だからさっきのかすみんの発言を訂正します」
かすみ「歩夢先輩のよだれは汚くないです 2人の行為がおかしいとも思いません」
歩夢「…ありがとう……っ…かすみちゃん…!」
侑「ごめんねかすみちゃん〜…!!」ギュッ
かすみ「おわっ」
侑「ひどいこといってごめんね〜っ!!!」ギューー
かすみ「苦しいですよ〜」
かすみ(あ、塗ってから時間経ってないからか少し変な匂いするかも)
─── >>79
訂正
かすみ「そりゃあ何もしらない人に対して唾を顔に塗ってるんだとか言ったって意味わかんないですよ!」
→
かすみ「そりゃあ何もしらない人に対してよだれを顔に塗ってるんだとか言ったって意味わかんないですよ!」 侑「やっぱりかすみちゃんはいい子だね 話してよかったよ」
かすみ「侑先輩、懲りてませんね?第一、あの場に歩夢先輩が来なかったらかすみんは2人とぜっこーしてましたよ」
侑「反省します…」
かすみ「よろしい」
かすみ「あれ、そういえば歩夢先輩はどこいったんですか?」
侑「ああ、歩夢なら泣いたし叫んだりもしたから、顔洗いに言ってるよ」
かすみ「そうですか」
侑「歩夢に何かようがあるの?」
かすみ「ま、まあそんな感じです」
侑「そっか …今歩夢のところに行くのはかすみちゃんがふさわしいかもね」
かすみ「そんなことはないと思いますけど、少し歩夢先輩とお話したいことがあるので、かすみん行ってきますね」
侑「うん いってらっしゃい」
……… かすみ「歩夢先輩いますか?」
歩夢「あ、かすみちゃん」ジャバジャバ
かすみ「そんなに強く顔こすったら、せっかくの歩夢先輩のお肌が荒れちゃいますよ」
歩夢「ふふ、心配してくれてありがと」
かすみ「…」
歩夢「迎えにきてくれたの?」
かすみ「ま、まあそれもそうなんですけど」
歩夢「?」
かすみ「少し2人でお話したくて」
歩夢「別に大丈夫だけど …やっぱり、さっきの話かな…ごめんね…」
かすみ「ああいや!違いますって!謝らないでください!!」 かすみ「それじゃ、ちょっとあの影になってるとこに行きましょう」
歩夢「うん」
スタスタ
かすみ「…」キョロキョロ
歩夢「?」
かすみ「ふう……いえ、違うと言いましたが、実はさっきの話の続きというか、さっきの話に関係ある話というか」
歩夢「…きくよ」
かすみ「あ、いや……」
スッ
歩夢「!」
かすみ「これ、わかります?」
歩夢「にきび…」
かすみ「そうなんですよ!前髪で隠せる位置にできてるから言いものの、何回も同じ箇所にできるんですよ!」
歩夢「痛そう…」 かすみ「歩夢先輩もご存知の通り、かすみんのお肌は同好会1可愛くてもちもちすべすべなんですけど、どうもここだけはずっと調子悪いままで」
歩夢「にきびって同じ箇所に何度もできちゃうよね…でも、どうして今その話を?」
かすみ「……」
歩夢「かすみちゃん?」
かすみ「……あーー、恥ずかしくなってきました」
歩夢「え?」
かすみ「あ、いや、さっき侑先輩から話を聞いた時、事情しらなかったとはいえ、色々ひどいこと言っちゃったかすみんがこんなこと言うのも失礼な話ではあるんですけども」
歩夢「うん」
かすみ「あの、本当に侑先輩が顔に塗ってたのって歩夢先輩の唾なんですよね?」
歩夢「そうだよ」 かすみ「……本当に驚きましたよ いや、唾を顔に塗ってるって言うのも驚きですけど」
かすみ「侑先輩のお肌ってもちもちですし綺麗じゃないですか」
かすみ「それが歩夢先輩の唾のおかげだったとは」
歩夢「あはは…自分でもあまり理解できてないんだけどね」
かすみ「でもすごいことだと思いますよ」
歩夢「うん ありがとう」
かすみ「…それで、かすみんもこのにきびが二度とできないように色々やったんですけど、この有様です」
歩夢「うん」
かすみ「…な、なので、その……歩夢先輩に手を貸していただけないかなって」モジモジ
歩夢「………え?」 再度の訂正すみません
>>91
かすみ「あの、本当に侑先輩が顔に塗ってたのって歩夢先輩の唾なんですよね?」
→
かすみ「あの、本当に侑先輩が顔に塗ってたのって歩夢先輩のよだれなんですよね?」
>>94
かすみ「……本当に驚きましたよ いや、唾を顔に塗ってるって言うのも驚きですけど」
→
かすみ「……本当に驚きましたよ いや、よだれを顔に塗ってるって言うのも驚きですけど」
かすみ「それが歩夢先輩の唾のおかげだったとは」
→
かすみ「それが歩夢先輩のよだれのおかげだったとは」 かすみ「あ、いえ!ほら!なんだか侑先輩の話を聞いてたら、興味がわいたというか」
かすみ「かすみんも藁にすがる思いというか…」
かすみ「その、合う化粧水がほとんどなかった侑先輩のお肌をあんなにきれいにできる歩夢先輩のよだれなら、かすみんのこのにきびも倒せるんじゃないかなって…」
歩夢「あ、うん…」
かすみ「…ごめんなさい」
歩夢「いやいや!謝らないでよ!」
かすみ「いえ、自分で言っててドン引きです…」
歩夢「……か、かすみちゃんがいいなら、わたしもいいよ!?」
かすみ「え?」
歩夢「かすみちゃんにはさっきのお詫びもしたいし、わたしの唾でよければ全然使ってほしい」
かすみ「歩夢先輩…」 歩夢「……で、でも、侑ちゃん曰く、わたしの唾は酸っぱくて変な匂いがするらしいよ……?」
かすみ「そ、それは多分他の人も同じじゃないですかね?なんかよだれの匂いは酸っぱい匂いってよく言われてる気がしますし」
歩夢「そ、そう?」
かすみ「はい 歩夢先輩だけじゃないと思いますよ」
歩夢「そっか…」
かすみ「…」
歩夢「…」
かすみ「…歩夢先輩、お願いします」ペコ
歩夢「……うん、わかった 恥ずかしいけど、かすみちゃんのために人肌脱ぐよ」
かすみ「! …ありがとうございます!」
……… 昔から仲の良い人や家族じゃないけど歩夢ちゃんのよだれなら効果あるのか 歩夢「…あ」
かすみ「どうかしました?」
歩夢「なんかね、わたしの見たサイトには、唾を塗って効果があるのは、幼なじみみたいな昔から仲がいい人とか、家族とか恋人とかって書いてあった気がする…」
かすみ「え?そうなんですか?!」
歩夢「うん…」
かすみ「そうですか…うーーん……ん、多分大丈夫だと思いますよ」
歩夢「え?」
かすみ「侑先輩含めてですけど、歩夢先輩とはよくお泊まり会してますし、互いの手料理を食べ合ったりしてますし、家族みたいなものだと思います」
歩夢「なるほど…」
かすみ「それに、重要なのは愛な気がします」
歩夢「…愛?」
かすみ「はい 侑先輩と歩夢先輩の2人を見てればわかります 互いが互いを思う気持ち、歩夢先輩が侑先輩のお肌をきれいにしたいという気持ちが、効果になって現れてるんじゃないんですかね」
歩夢「かすみちゃん…」 かすみ「なので、かすみんにも愛を込めてよだれを出してくださいね♡」
歩夢「…う、うん!頑張るね!」
かすみ「はい!よろしくお願いします♪」
…… 歩夢「あ」
かすみ「歩夢先輩?」
歩夢「ごめんね、もう1つだけいい?」
かすみ「はい」
歩夢「かすみちゃんって、そのにきびだけに塗りたいんだよね?」
かすみ「ま、まあそうですね 他の部分は愛用の化粧水でなんとかなってますから…何か問題が発生しましたか?」
歩夢「ほら、侑ちゃんの場合は顔全体に塗るからわたしも特に考えなしに唾を出してるんだけど」
歩夢「にきびの部分だけの場合、どうすればいいのかって」
かすみ「確かに…」
歩夢「うーん…」
かすみ「む、無理なら別に大丈夫ですよ?」
歩夢「ううん、やる かすみちゃんの頼みだから」
かすみ「歩夢先輩…」 歩夢「そうだ!」
かすみ「いい案が思いついたんですか?」
歩夢「うん!」
>>107のコンマ
偶数→指に唾をつけて塗ればいいんだ
奇数→にきびの部分を直接舐めればいいんだ 眠気がすごいので、朝に続きを書きます
おやすみなさい マニアックなSSがこんなに読めるとは
嫌いじゃないよ 朝起きたらなんかちゃんと続いてる上になんかいい話になってる! 从cι˘σ ᴗ σ˘* 寝過ぎですよ起きてください 从cι˘σ ᴗ σ˘* もうお昼ですよ起きてください ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています