可可「すみれを犯罪者として訴えマス」すみれ「はぁ?」
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〜部室〜
すみれ「やっほー。遅れたわ」ガラガラ
可可「あ、すみれ!遅いデス!」
すみれ「しょうがないじゃない、掃除当番だったんだから」
可可「甘いデス!甘すぎマス!そんなのを言い訳にして練習を少しでもサボろうだなんて、根性が根っこの方から曲がってマス!可可が根底から鍛え直してやるデス!」ビシッ!!
すみれ「はいはい、わかってるわ。その分練習はいつも以上に一生懸命取り組むわよ。よいしょ、っと」
可可「当たり前デス。少しでも手を抜こうものなら、可可が神様に代わって断罪してあげマスから、きちんと覚悟の準備をしておくデス。だいたいラブライブの大会は、そんな生半可な気持ちで突破できるような、そんな簡単な代物では……」クルッ
ゴキッ!
可可「あうっ!」
ドッシーン!!!
すみれ「可可!?」 可可「い、いたたたた……」
すみれ「ちょっと、大丈夫?もしかして疲れてるんじゃない?」
可可「大丈夫デス。可可はまだまだ頑張れマス……」
すみれ「ほんとに?こんな時まで強がらなくていいんだからね」
可可「別に、可可は決して無理などして……」
すみれ「とにかく。ほら、立てる?手かしてあげるから」
可可「あ、ありがとうござ……」
すみれ「よ、っと!」グイッ!
可可「わっ!」
ダキッ!!
可可「!!?///」 すみれがキレイに掃除シタ床でわざと転んですみれに慰謝料を請求シマショウ
ククは天才デスね…! すみれ「ふぅ……可可って意外と軽いのね」
可可「すみれ……///ってどーして可可がすみれに抱きしめられているのデスか!!///」
すみれ「さっき私に抱き上げられたからじゃない」
可可「じゃあどーして可可が抱き上げられなくちゃいけないのデスか!!///」
すみれ「あなたが盛大にコケたからでしょ」
可可「うう〜っ!!///」カァァァッ!!
すみれ「それより体は大丈夫?怪我とかしてないわよね?」サワッ
可可「きゃぁっ!!///」
ナデナデ
すみれ「……ん。大丈夫そうみたいね」
可可「むぅ……!!///」プクーッ! 可可「すみれっ!!///」ビシッ!!
すみれ「なによ」
可可「どーして可可の身体を触ったのデスか!!変態デス!!///」
すみれ「はぁ?だって怪我でもされてたら大変でしょう?どうせ可可のことだから見栄張ってそういうの隠したがるだろうし」
可可「だからって可可の身体を勝手に触って良い理由にはなり得マセン!!やっぱり変態デス!!///」
すみれ「はいはい。じゃあ私が悪かったってことで……って」
すみれ「ねえ」
ズイッ!
可可「なっ!?///」
すみれ「ん」
ペタッ
可可「ふぇぇっ!?///」 可可「なっ、何するのデスか!!///」
すみれ「熱を測るだけよ。大人しくしてて」
すみれ(けど、手だとやっぱり測りずらいわね……)
ピトッ
可可「あわ、あわわわわ……!!!///」
可可(なんですみれの顔が可可の目の前に……!!?///)
すみれ「……」
可可(〜っ!!///)
すみれ「……やっぱり。熱あるんじゃない?」
可可「んなっ!?///」
すみれ「さっきから顔だって赤いわよ。体調悪いならそう言いなさ
可可「うう〜っ!!!///」
ドーン!!!
すみれ「きゃぁっ!」 あなたを詐欺罪と器物損壊罪で訴えます!理由はもちろんお分かりですね?あなたが皆をこんなウラ技で騙し、セーブデータを破壊したからです!覚悟の準備をしておいて下さい。ちかいうちに訴えます。裁判も起こします。裁判所にも問答無用できてもらいます。慰謝料の準備もしておいて下さい!貴方は犯罪者です!刑務所にぶち込まれる楽しみにしておいて下さい!いいですね! 可可「ふーっ、ふーっ!!!////」
すみれ「ちょっと!何すんのよ!」
可可「それはこっちの台詞デス!!いきなり可可のおでこに触ろうだとかいったい何を考えているのデスか!挙句の果てに可可にキスまでしようとして来マシタ!///」
すみれ「してないわよっ!熱測ろうとしただけって言ってるでしょ!?」
可可「可可はそんなことを頼んだ覚えはありマセン!」
すみれ「ただあなたのことを心配してあげただけよ!」
可可「なっ、心配……っ///う、うるさいデス!!そんなことされても可可は全然嬉しくなんか……///」
すみれ「はいはい、わかってるわよ。別にありがとうって言ってもらいたくてやったわけじゃないし」
可可「っ……!!?///」 すみれ「ま、いずれにせよあんたに怪我がなかったのなら良かったわ。それと、疲れた時はちゃんと疲れたって言いなさいよ?可可ってばすーぐ見栄とか張りたがる
可可「うるさいデス!!//だいたいすみれときたらいつもいつも勝手に可可に優しくして……もう怒りマシタ!!」ビシッ!!
すみれ「はぁ?」
可可「さすがの可可でも堪忍袋の緒が切れマス!!今日という今日は絶対に許せマセン!!かくなる上は……!!」
ビシッ!!
可可「すみれを詐欺罪と乙女心損壊罪で訴えマス!理由はもちろんお分かりデスね?すみれがその優しさで可可のことを騙し、可可の純粋な心を破壊したからデス!!」
すみれ「……なによそれ?乙女心損壊罪?」
可可「いいからこっちについてくるデス!!」ガシッ!!
すみれ「わっ!!ちょっと!?何すんのったら何すんのよーっ!!」ズルズル ◇———◇
可可「……」ズルズル
すみれ「ねえ、いったいどこまで連れていくつもり……」
バンッ!
すみれ「わっ!まぶしっ!って何これ?スタジオ??」
千砂都「せーしゅくに。大事な裁判の途中であーる」カンカン
すみれ「って千砂都!?」
千砂都「千砂都ではない。裁判官様であーる」
すみれ「えぇ……って言うかいつの間にか手錠がつけられてるんだけど。さっさとこれ外しなさいよ」ガチャガチャ
かのん「ダメだよ。だってすみれちゃんはこれから裁判で裁かれるんだもん」
すみれ「はぁ??」 かのん「じゃあまずは検察官の可可ちゃんから。被告人の罪状をどうぞ!」
可可「はいデス。まず初めに、このグソクムシは犯罪者デス」
すみれ「違うわよったら違うわよ!」
可可「うるさいデス。被告人に発言権は認められていマセン」
すみれ「だから被告人じゃなーいっ!」
千砂都「うーん、残念ながら反省の色は見られないみたいだね」
かのん「可可ちゃん、ちなみにすみれちゃんが犯した罪の内容は?」
可可「嘘をついて可可の純粋な乙女心を破壊してきマシタ。到底許されることではありマセン」
かのん「あー、確かにそれは一線を越えているかも」
すみれ「なによ!ただちょっと優しくしてあげただけなんだからね!」
可可「ほら、グソクムシが自白しマシタ」
すみれ「だから私は犯罪になるようなことは何もしていないってばぁ!!」 可可「以上の理由で、可可はこいつに犯罪者としての処分を所望しマス」ビシッ!!
すみれ「ぐぬぬ〜!!」ガチャガチャ
かのん「なるほど……じゃあ平安名すみれちゃんは、やっぱり可可ちゃんの言う通り
千砂都「待って!ちゃんと被告人側の主張も聞いておかないと!」
すみれ「そうよ!裁判って言うからにはちゃんと公平な目で判断しなさいよ!」
千砂都「というわけで、弁護人さん!これに関して意見をどうぞ!」
すみれ(弁護人……?)
恋「はい」
ツカツカ
千砂都「さっきの可可ちゃんの主張に対して反論することはありますか?」
恋「ありません。では」ペコリ
すみれ「あんたいったい何しに来たのよ!?」
千砂都「ちなみにこのSSでの恋ちゃんの出番はこれで終わりだよ」
すみれ「ほんとに何しに出て来たのよーっ!!」 かのん「では被告人にも反省の色は全く見られないということで、裁判長の理事長先生!判決の方をどうぞ!」
理事長「そうね。とりあえず……死刑!」
すみれ「死刑!?」
千砂都「おぉ〜!」
かのん「決まりだね!」
すみれ「ちょっ、待ちなさいよ!たかがこれだけのことで死刑って……っていうか私なんにもしてないんだけど!」
可可「つべこべうるさいデス!これから可可がすみれを人生の墓場にぶちこんでやるから、覚悟しておくデス!楽しみにしておいてクダサイ!」
すみれ「はぁぁ!?」
可可「近いうちに式も挙げマス!婚姻届けも提出しマス!結婚式にも問答無用で来てもらいマス!結納の準備もしておいてクダサイ!いいデスね!」
すみれ「なんで私があんたなんかと結婚しなくちゃならないのよっ!!///」
可可「そんなのすみれが可可に対して優しくし、可可の心を破壊したからに決まってマス!ちゃんと責任は取ってもらいマスからね!グソクムシ!!」ムギュッ!!
すみれ「わぁぁっ!!///わかった!わかったから抱き着かないでぇ〜っ!!///」 でんじゃらすじーさんのマッスル武田とステップ長谷川かな? ◇———◇
可可「……」ギュッ!
すみれ「……」
可可「……」ナデナデ
すみれ「……ねえ」
可可「なんデスか」
すみれ「そろそろこの手錠外してくれてもいいんじゃないの?」ガチャガチャ
可可「ダメに決まってマス」
すみれ「なんでったらなんでなのよ?」 可可「そんなのグソクムシが可可以外に浮気をするからに決まってるデス」
すみれ「しないったらしないわよ」
可可「いいえ、信用できマセン。グソクムシは犯罪者デス。嘘つきデス」
すみれ「軽々しく犯罪者扱いするの止めなさいよ!あとグソクムシって言うなぁ!」
ワイワイガヤガヤ
かのちぃれん「……」ジーッ
かのちぃれん(やっぱりすみれちゃん(さん)って幸せ者だなぁ……) かのちぃれん「……」ジーッ
かのん「あの二人って本当に仲いいよね」
恋「どうして喧嘩になってしまうのでしょうか?お二人の気持ちは一致しているはずなのに……」
千砂都「さぁ?けど幸せだったらオッケーなんじゃない?」
かのちぃれん「……」
すみれ「ちょっとそこ!ただ見てないで助けなさいよ!!」ガチャガチャ
かのん「ヤだよ。バカップルなんかに関わるの、めんどくさいもん」
恋「夫婦喧嘩は犬も食わない、とも言いますし」
千砂都「もういっそのことほんとに結婚でもしちゃえばいいんじゃないかなー」
可可「そうデス!ちゃんと責任とりやがれデス!」
すみれ「んなっ!?///」
可可「いいからさっさっと可可のいう事だけを聞くのデス!!ちゃんと可可のことを幸せにするデスっ!!」
すみれ「わあああ〜っ!!わかってるったらわかってるわよーっ!!///」
この後幸せに暮らしましたとさ 恋ちゃん出てきてるやんけ!
あなたを詐欺罪で訴えます! あなた方にはここで果てていただきます理由はお分かりですね? 裁判所には自分から行くんじゃなくて来てもらわないと ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています