にこ「ことりと暮らす日々」
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にこ「ことり、朝ごはんなにも無い」
ことり「バターがあるよ」
にこ「それでどうしろってのよ」
ことり「にこちゃん、なんか買ってきて」
にこ「あんたが行きなさいよ」 ことり「ことり寝起きで髪ぐしゃぐしゃだから」
にこ「私もよ」
ことり「じゃあ朝は抜こうよ」
にこ「仕方無いわね」
ことり「にこちゃんそろそろ支度しないと」 にこ「もうこんな時間か」
ことり「ことりは二度寝するから」
にこ「こいつ」
にこ「あんた早く仕事見つけなさいよ!」
ことり「来月には決まるよ」
にこ「今日ハロワ行かないと許さないわよ」 ことり「来週にするよ」
にこ「夜に海未呼んで説教してもらうわ」
ことり「やめてぇ」
ことり「海未ちゃん次は連れて帰ると言ってたよ」
にこ「ちょうどいいじゃない」 いざことりちゃんが仕事決まって自立しようとするとにこちゃんはことりちゃんがいることに幸せを感じていたことに気づき焦ることないわよとか言って仕事決めるの遅らせるんだよね ことり「今日夕飯奢るから」
ことり「だから勘弁して」
にこ「なに食べに行くのよ」
ことり「夜にね、イオンのお弁当が半額になるの」
ことり「早目に行って欲しいお弁当を確保しておくの」
にこ「あんたさ」 ことり「だからにこちゃんの食べたいお弁当教えといて」
にこ「なぁ」
にこ「今日夜また話するから夕方から家出るな」
ことり「ま、また怒るの?」
にこ「いいから夜いろよ?」 にこ「行ってくるわ」
ことり「…行ってらっしゃい」
夜
にこ「ただいま」
にこ「あいついないじゃない」
にこ「弁当買いに行ったのか」
ガチャ
ことり「あっもう帰ってる!」 にこ「出るなって言ったわよね?」
ことり「晩ごはん買いに行ってたんだから許して」
にこ「座りなさい」
ことり「はい」
にこ「あんた今貯金いくらあるの?」
ことり「け、結構あります」 にこ「どんくらいよ?」
ことり「1年分くらい?」
にこ「それじゃ分かんないわよ」
ことり「90万円くらいです」
にこ「1年もないじゃない」
にこ「ていうかそんな持ってたのか?」 ことり「かなり減りました」
にこ「家賃少し負担しなさい」
ことり「え?」
ことり「働き出してからにしてくれませんか」
にこ「いつまでたっても駄目じゃない」
ことり「明日ハロワ行きます」 にこ「絶対行けよ」
ことり「はい」
ことり「でさ、にこちゃん」
にこ「なによ?」
ことり「電車代もったいないから自転車買っていい?」
にこ「は?」
にこ「まぁいいわ」 ことり「ありがとうにこちゃん!」
にこ「あんたがお金出すんでしょ?」
ことり「え?半分ずつだよ」
ことり「にこちゃんも使うでしょ?」
にこ「まぁ自転車くらいならいいか」
ことり「ありがと!明日買ってくるね」 翌日
にこ「ただいま」
ことり「あ?にこちゃんおかえり!」
ことり「自転車買ったよ」
にこ「そう」
にこ「見せてよ」
ことり「下の駐輪場に置いてるよ」 ことり「これだよ」
にこ「いいじゃない」
にこ「へーボタンとかついてんのね」
にこ「て、これなに?」
ことり「バッテリーだよ」
にこ「これいくらしたの?」
ことり「13万円だったよ」 にこ「おい」
ことり「え?」
にこ「なにしてんのあんた」
ことり「お薦めって言われて」
ことり「漕ぐのも楽だし」
にこ「馬鹿なのか」
にこ「馬鹿かお前!」 にこ「15000円くらいであったろ!?」
ことり「う、うん」
ことり「8000円のとかあった」
にこ「じゃあなんでこんなの買うの?」
ことり「試乗したらスィーって」
にこ「全額お前負担な」
ことり「待って、それ困る」 ことり「おはよう」
にこ「んーおはよ」
ことり「にこちゃん休みだしどこか行く?」
にこ「行かない」
ことり「たまには遊びに行こうよ」
にこ「どこに行くのよ」 ことり「モールとか」
にこ「なに買うのよ」
ことり「見てから決めよう」
ことり「穂乃果ちゃん呼んでいい?」
にこ「まだ行くって決めてないわよ」 にことり好き
μ'sのマイナーカプなんて絶滅したと思ってたのに にこ「ことり、ジャンジャンバリバリ出すわよ!」
ことり「7時から並んでたんだし!」
にこ「ことり、何万負けた?」
ことり「8万」 同人誌でこの組み合わせあったなぁ、絵がきれいでエロは無いけど、結構面白かった にこ「ことり!瓶を集めて売りにいくわよ!」
ことり「ダンボール集めはもうやめるの?」
にこ「単価安いのよ」 にこ「リボ払いってのになってるんだけどなにこれ」
ことり「あーあ」
にこ「なによ?なんなのよ?」
ことり「ことり今日は海未ちゃんちに泊まるから」 にこ「待ちなさいよ!」
にこ「なんなのよ?気になるじゃない!」
ことり「ことりの口からはとてもじゃないけど言えないよ」
にこ「は?言いなさい!言え!」
ことり「痛いよにこちゃん!痛い!」 にこ「今日の特売で卵がお一人様99円よ」
にこ「2人で2パック買うわよ」
ことり「でもこのスーパー遠いよ」
にこ「この怠け者が」
にこ「行くわよ!」 ことり「もう40分歩いてるけどまだ半分だよ」
にこ「結構遠いわね」
ことり「にこちゃんもう帰ろうよ」
ことり「雨が降りそうだよ?」
にこ「ここまで来て引き返せるわけ無いでしょ!」 ことり「雨降ってきたよ!」
にこ「走れ!」
ことり「疲れた、ずぶ濡れ、もう駄目」
にこ「あともう少しよ!」ハァーハァー
ことり「ことり気になるんだけど」
にこ「なによ?」 ことり「これ絶対売り切れてるパターンだよ」
にこ「え」
にこ「だ、大丈夫よ、あるわよ!」
にこ「無いと許さないわよ」
ことり「にこちゃん運悪いからなぁ〜」
にこ「ついた」ハァハァ にこ「卵どこ?」
ことり「あっ!あったよ」
にこ「ほら見なさい沢山あるじゃないの」
ことり「170円だって」
にこ「は?なんでなんで?」
ことり「もしかして昨日のチラシとかじゃないよね」 ことり「あっ冷蔵庫の奥にパンがある」
ことり「このパンもう一週間前のだ」
ことり「食べたらお腹壊すかな」
ことり「にこちゃんなら大丈夫かな」
ことり「にこちゃーん!」 にこ「どうしたの?」
ことり「パンがあるけどことり全部食べていい?」
にこ「あんたねー」
にこ「分けてあげようって気ないわけ?」
ことり「じゃあ半分ずつで」 にこ「当たり前でしょ」
にこ「このパンちょっとモソモソしてるわね」
ことり「おいしい?」
にこ「あんまりおいしくないわ」
にこ「あんた食べないの?」
ことり「後で食べるよ」 ことり「もう3時間たつけどにこちゃんなんとも無さそうだねぇ」
ことり「もう食べちゃおうかな」
にこ「なんかお腹痛い」
ことり「ほら!」
にこ「ほらってなによ?」 にこ「あんたハロワ行ったの?」
ことり「え?昨日行ったよ」
にこ「昨日は休みでしょ」
ことり「あっ間違えた」
ことり「一昨日行きました」
にこ「なんで嘘つくの!」 ことり「わぁ」
ことり「ごめんなさい行ってません」
にこ「なんで行かないの?」
にこ「週一で面接するって決めたでしょ」
ことり「うん…」 ことり「変なおじさんとかにね、声かけられるの」
にこ「は?」
ことり「コーヒー飲みに行こうとか」
ことり「いい仕事あるよとか」
ことり「ことり怖くて震えて逃げたんだよ」
にこ「まじで?」 ことり「うん」
ことり「だからね、行くの怖いの」
ことり「怖いよ怖いよ」
にこ「じゃあ求人情報の雑誌とかネットで探しなさい」
ことり「これなら家で出来るから3日に1度は面接しなさい」 にこ「にっこにっこにー!」
にこ「にこー!」
にこ「毎日これをやらないと調子悪いのよね」
にこ「ことりがいない時しか出来ないけど」
にこ「もう一回」 にこ「にっこにっこにー!」
にこ「…」
にこ「この歳で我ながら少し恥ずかしいけど」
にこ「もうルーティンになってるし」
にこ「聞かれないように注意しないと」 ことり「(ぷっくくくく)」
ことり「(笑いがこらえられない)」
ことり「(脅かそうとして押入れに隠れてたのに)」
ことり「(これじゃ出られないよ)」
ことり「(駄目また笑いそう)」 ことり「(ぷぷ)」ガタン
ことり「(あっ)」
にこ「え!」
にこ「いるの!?」
にこ「いるのか!ことり!?」 ことり「いないよ」ガタンガタン
にこ「ああ…」
にこ「聞いてたの?」
ことり「聞こえてないよ!」
ことり「にっこにー!って1人で盛り上がってるとこしか聞いてないよ!」ガタン
にこ「…もう殺すしかない」 あんまりかるかうと、ハロワに引きずって連れてかれるよ にこ「ただいま」
海未「お邪魔します」
ことり「海未ちゃん!?」
ことり「久しぶりだねぇー」
海未「お久しぶりです、ことり」 にこ「駅で偶然会ったから来てもらったのよ」
ことり「そうなんだ〜」
ことり「海未ちゃん元気だった?」
海未「はい、ことりは元気でしたか?」
ことり「ことりは絶好調だよ」 海未「そうですか、元気ですか」
海未「それなのにまだ無職なのですか?」
ことり「海未ちゃん?」
にこ「今日は海未に説教してもらう為に来てもらったのよ」
ことり「にこちゃん??」 海未「なぜ未だに無職なのですか?」
ことり「な、中々いいとこ見つからなくて」
海未「ことり、この歳でそんな事言ってる場合ではありません!」
海未「このままだとあなたはどんどん歳を取り手遅れになってしまいますよ」
ことり「うっ」 海未「それでもいいのですか!」
ことり「よ、よくありません」
海未「では本気で就活しなくてはならないでしょう?」
ことり「はい」グス
にこ「もっと厳しく言ってやって」 海未「にこ、あなたもここへ座りなさい」
にこ「え?うん」
海未「あなたもいつまで契約社員を続けるつもりですか?」
にこ「は?」
海未「あなたもそろそろ正社員になるべきです」 にこ「え?」
海未「今年で更新が切れてしまったらどうするのですか?」
海未「そうなるとあなたも無職になるのですよ」
にこ「あ、あ」
海未「あなたもいい歳なのですから考えないといけませんよ!」 にこ「ことり、昨日買ったアイス持って来て」
ことり「今日はアイス食べない方がいいよ」
ことり「寒いし」
にこ「いいから持ってきてよ」
ことり「ことりもう寝るね」 にこ「ことり」
ことり「え?」
にこ「あんた全部食べたの?」
ことり「そんな事ないよ」
にこ「じゃあ持って来なさいよ」 ことり「にこちゃんの口には合わないと思うよ」
にこ「じゃあ食べたのね?」
ことり「 食べたけど全部じゃないよ」
にこ「だったら私の持って来なさい」
ことり「アイスよりもやし炒めの方がおいしいよ」 ことり「作ってあげようか?」
にこ「2つ買ったのに両方食べたの?」
ことり「にこちゃん500円貸して?」
にこ「それでアイス買いに行くの?」
ことり「違うよ」
にこ「なにに使うのよ?」 ことり「お、お米もうすぐ無くなるから」
にこ「500円でお米買えるの?」
ことり「あ、か、えない」
にこ「食べたんでしょ?」
ことり「はい、食べました」 にこ「私のも食べたんでしょ」
ことり「多分食べました」
にこ「おいしかった?」
ことり「はい、にこちゃんのアイスは特においしかった」
にこ「なんで嘘ついたの!」 ことり「こ、怖い、お、怒られるにこちゃんがまた」
にこ「なに言ってんのか分からないわ」
にこ「買ってきなさい」
ことり「はい」
ことり「あの、お金は」 にこ「あんたが払うのよ」
ことり「はい」
ことり「行ってきます」
ことり「買ってきました」
にこ「うん、反省した?」
ことり「反省しました」
にこ「よし」 にこ「ちょっと?」
にこ「これガリガリ君じゃない!?」
にこ「ハーゲンダッツは!?」
ことり「ハーゲンダッツは高い」
にこ「あんたそれ2つも食べたのよね!?」
ことり「うーんうーん」 にこ「もう夕方か」
ことり「そろそろお腹すいたね」
にこ「そうねぇ」
にこ「作るの面倒だわ」
ことり「だよね!」 ことり「なにか食べに行こうよ!」
にこ「外食かぁ」
にこ「給料日までまだ半月あるけど」
にこ「たまにはいいか」
ことり「うんうん」 にこ「じゃ食べに行こっか」
ことり「わぁーい」
ことり「なに食べに行く?」
にこ「そうね」
ことり「焼肉とか!」
にこ「そんな金は無い」 ことり「じゃあお寿司は?」
にこ「あぁ、いいわね」
にこ「回転寿司なら食べる量も調節出来るし」
にこ「100円皿1人10皿までね」
ことり「せこっ!」
にこ「黙りなさい」 にこ「10皿もあれば十分でしょ」
ことり「まあいっか」
にこ「早く着替えなさい」
ことり「はーい」
にこ「いくわよ!」
ことり「にこちゃん張り切ってるね」 にこ「早目に行かないと混むでしょ」
ことり「いつ行っても混んでるよね」
にこ「行く時は大体休日だしね」
ことり「急ごうよ!」
にこ「落ち着きなさいことり」 にこ「うわ」
ことり「もう混んでるねー」
にこ「予約するべきだったわね」
ことり「2時間半待ちだよ」
にこ「無理だわ」 ことり「食べないの?」
にこ「2時間半も待てないわよ」
ことり「じゃあどこにする?」
にこ「どうしよっか」
ことり「そういえば行ってみたいとこあったんだけど」 ことり「凛ちゃんが勤めてるとこのラーメン屋さん」
にこ「あぁ、凛のとこかぁ」
にこ「そういえば1度も行った事無かったわね」
ことり「凛ちゃんどうしてるか見てみたいし行ってみない?」
にこ「他探すのも面倒だしそうしようか」 にこ「凛はラーメン好きが高じて仕事にしちゃったわね」
ことり「凄いよね」
にこ「でも結構遠いわよね」
ことり「うん、お腹すいたね」
にこ「今頃寿司食べてるはずだったしね」 ことり「はぁ遠かったね」
にこ「疲れた」
ことり「凛ちゃんいるかな」
にこ「あそこに」
凛「あっ!ことりちゃん!」
凛「にこちゃんもいる!」 ことり「お久しぶりだねー凛ちゃん」
にこ「元気にしてた?」
凛「うん、今日はどうしたの?」
ことり「凛ちゃんに会いたくなって」
にこ「寿司がね」
凛「食べに来てくれたんだ〜」 ことり「そうなの」
ことり「花陽ちゃんとは会ってるの?」
凛「うん、たまに会って遊びに行くよ」
にこ「仲いいわねー」
凛「なににする?」 にこ「とにかく腹空き過ぎなのよ」
ことり「だねぇ、お腹すいてるの」
凛「分かった!凛に任せて!」
凛「待っててね」
ことり「はーい」
にこ「にゃーにゃー言わなくなってるわね」 ことり「さすがにもう〇〇歳だしね」
にこ「あれからそんなに経ったのね」
ことり「にこちゃんも歳取ったよね」
にこ「あんたも一つしか違わないじゃないの!」
にこ「凛を見習ってここでバイトでもしなさい」 ことり「ラーメンまだかな」
にこ「こいつは」
凛「お待たせー!」
凛「はい!限界ラーメン!」
ことり「え?」
にこ「なにこれ」 凛「限界ラーメンだよ」
凛「お腹すいてるみたいだからね!」
にこ「これ四人前くらいない?」
ことり「野菜とチャーシューで麺が見えないよ」
凛「食べ切れなかったら罰金5000円ずつだよ」 にこ「は?」
ことり「へ?」
ことり「どうするにこちゃん」
にこ「とりあえず食べるしかないでしよ」
にこ「腹減ってるしなんとかなるわよ」 ことり「もやしだけで15cmくらいあるよ」
10分後
にこ「食べても食べても減らないじゃないこれ」
ことり「まだ麺全然見えないよ」
20分後
にこ「やっともやし食べたけどチャーシューが山のようにあるわ」
ことり「20枚あるね」 ことり「にこちゃん」
にこ「なによ」
ことり「これ無理だよね」
にこ「諦めるんじゃない」
40分後
にこ「麺が見えた!」 ことり「え、見せて」
にこ「麺が2kgくらいありそうなんだけど」
ことり「ことりもうお腹いっぱいだよ」
にこ「私だっていっぱいよ!」
にこ「このままじゃ2人で1万円よ!」 ことり「凛ちゃんに謝って許してもらおう」
にこ「無理でしょそんなの」
ことり「でももう限界だよ〜」
にこ「まだまだ!」
にこ「諦めちゃ駄目よにこ!」
にこ「うっ!」バチャ ことり「にこちゃん!大丈夫?」
ことり「丼に顔半分浸かってるよ!!」
にこ「も、無理」ブク
ことり「にこちゃん!死んじゃうよ」
ことり「凛ちゃーん!」
ことり「もう駄目です」 ことり「許してください」
凛「罰金なんて嘘だよ〜」
ことり「え!」
にこ「お、おい…」
凛「安心して、ラーメン代だけだよ」 ことり「あぁ、良かったよ」
凛「罰金なんか無いよ〜」
凛「限界ラーメンは一杯4300円だよ」
ことり「う!」
にこ「ブクブク」 凛「また来てねー!」
にこ「に、二度と来るか」
ことり「お腹苦しいよ」
にこ「ううっ」
ことり「8600円なら焼肉食べれてたね」
にこ「言うな…」 ことり「苦しくて歩いて帰れないよ」
にこ「も、歩けない」
ことり「にこちゃんラーメンのスープでベチョベチョだよ」
にこ「うぅう、う…」
ことり「にこちゃん泣いてるの?」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています