11話の例のサイトを見た後の葉月恋にありそうなこと
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池袋にはああいった本を扱うお店が多いんですね…今度行ってみましょう 部室でオナニーするのがクセになるエロ同人読みたい
ノーパソのカメラジャックしてて4人で笑いながら見てる展開にしてほしい メイドとお嬢様の主従モノにハマりそう
サヤにうっかり変なお願いしてそう 4人をそういう目でしか見られなくなりそう
オナバレしてどうなるか見たい そういや理事長も怪しいんだよな
恋母への想い拗らせて独身貫いてたりして 同性が愛し合う物ならジャンルや性別問わず抜けるようになる そもそも例のサイトのジャンルが判明していないからまだ何とも言えん
BLなのか百合なのか >>10 それはありそうだな 何気に恋母の方も結婚はしたが・・・
それを恋父が察しって不仲に 恋ちゃんフィッシング詐欺に余裕で引っかかりそうで心配だ 恋「壁…クイ?そのようなものもあるのですか!」クリック! >>18
前も誰かが言ってたけどスネイプ先生じゃん SNSで内浦住みのスクールアイドルの人と交流持ちそう 今後変なサイトの履歴があったら「あっ、恋ちゃん…(察し)」ってなるんだろうな >>20
そういう広告が出る履歴があるってことになるよな… クゥクゥ「グソクムシがデスカ〜?」
すみれ「なんなのよ!」
かのん「ちぃちゃん❤︎」
ちさと「かのんちゃん❤︎」
恋「ムホホw えっちだねえ…w」 恋「かのんさんと千砂都さん近すぎませんかぁ!?」
恋「クゥクゥさんとすみれさんのあれはケンカップルと言うものでは…」
今まで見えていなかった事が見えるようになる 11話の例のサイトを見た後の葉月恋にありそうなSSここで書いてもいい? 今まで勘違いしていました
まぐわいって女の子同士でやるものだったのですね
それではさっそく 恋「はぁ…私は破廉恥なのでしょうか…」
恋「生徒会長でありながらあのようなインターネットを見てしまうなど…」
恋「しかももう一度見られないか、こうして自宅に帰ってから普段はあまり使わない自分のパソコンをわざわざ取り出す始末…」カチッ…カチッ…
恋「まぁ、結局インターネットへの繋ぎ方がよくわからず、先日のあれは見られず仕舞いなのですが…」
恋「それでもなお、諦めきれず気になっている私は…破廉恥、なのでしょうね…」
梨子「なるほどね…わかるわ、その気持ち…」
せつ菜「直視しづらい自分の気持ちほど、難しいものはありませんからね…」
恋「そうですね…破廉恥なインターネットを見たいという気持ちも、それを否定したい気持ちも、どちらも自分の気持ちだというのが……ん?」
梨子「ん?」
せつ菜「どうしました?」 恋「あの…どちら様、でしょうか…?」
梨子「私は桜内梨子。高2だから、学年的に言えば恋ちゃんの先輩ね」フフッ
せつ菜「同じく、優木せつ菜です!私も梨子さんも、あなたと同じスクールアイドルなんですよ!」
恋「なるほどそうでしたか!桜内先輩に優木先輩、ですね」
梨子「先輩なんてそんな、堅苦しい呼び方しなくたっていいわよ」
恋「すみません…先輩がいらっしゃる環境は久しぶりでしたので…。では、梨子さん、せつ菜さん」
せつ菜「はい!!なんでしょうか!!」
恋「お2人とは初対面だと思うのですが…どうして私の部屋にいらっしゃるのですか?」
梨子「…それって、今の恋ちゃんにとって大事なこと?」
恋「…!?」
せつ菜「私や梨子さんが恋さんの部屋にいる…その事実は、恋さんの今の悩みと比較して、そんなに大切な事なのですか?」
恋「……そう、ですね…。自分が破廉恥なのかどうかという事の方が、今の私にとっては重要でした…申し訳ありません…」 梨子「ううん…いいのよ、誰にだってあるもの。そうやって、1番大切な事が見えなくなってしまうことって」
せつ菜「恋さんはこの短時間で自身の課題を明確にできたわけですから、むしろ誇るべきだと思いますよ!」
恋「ありがとうございます、梨子さん、せつ菜さん…!」
梨子「ところで…恋ちゃんが破廉恥かどうか、という点についてだけど……」
恋「………!」ゴクリ
梨子「安心して、恋ちゃんは破廉恥なんかじゃないわ」ニコッ
恋「………!」パアァァァ
せつ菜「Liella!のみなさんで言えば、最も破廉恥なのはムチムチの太ももでニーハイとスカートを虐め続けているすみれさんかと思います!」
恋「そうだったのですね!破廉恥なのはすみれさんで、私ではないと!なんだか安心して─」
梨子「安心するのはまだ早いわ…残念だけどね」
恋「そ、そんな…」
せつ菜「葉月恋さん、あなたはずばり…」
恋「……」ゴクリ せつ菜「むっつりスケベです!!!!!」
恋「…!!!!!」ガーン
恋「わ、私は…むっつりスケベだったなんて…」ガクッ
梨子「そう…恋ちゃん、あなたはむっつりスケベなの」
せつ菜「恋さん、あなたは紛うことなきむっつりスケベですよ!!」
恋「むっつりスケベだなんて…私はもう、天国のお母様に合わせる顔がありません…」グスッ…グスッ…
せつ菜「恋さん、落ち着いてください」
恋「ですが…!」
梨子「落ち着いて、これを読んでみて」
恋「ぐすっ…これは……月刊壁ドン…?」
梨子「そう、そこ、付箋を立ててあるページ」
恋「ふむ…『男装の姫と忠臣騎士の壁ドン』…?」
梨子「……」 恋「…『人前で歌うことに対するプレッシャーから宴を途中で抜け出してしまったカノン姫は、後から追いかけてきた騎士チサトに壁際まで追い詰められてしまい、闇夜の中2人は…』こ、これは…!」
梨子「壁ドンよ」
せつ菜「次のページをめくってみてください!」
恋「…!こ、これは…///」
梨子「ふふっ…刺激が強すぎたかな?」
せつ菜「両手で顔を覆いながらも指の隙間から誌面をガッツリ見る…いい感じです!
恋「あの…これ、お借りする事はできないでしょうか…?」
梨子「もちろん、もとよりそのつもりよ」
せつ菜「それなら、こちらも読んでみてください!」
恋「これは…いわゆるライトノベル、というジャンルの小説ですね…読んだ事はありませんが…」
せつ菜「この挿絵です!」
恋「…!どことなく可可さんを思わせる歌姫と、なんとなくすみれさんを感じさせる魔術師が、だ、抱き合って…!///」
せつ菜「シリーズ全巻置いていきますので、ぜひ読んでみてください!」 恋「ありがとうございます!…しかし、なんというか…これではただ、むっつりスケベな私が満足できるというだけで、根本的な解決には至っていないような気がするのですが…」
梨子「いいんじゃない?むっつりスケベのままで」
恋「…え?」
せつ菜「むっつりスケベというのはつまり、ごくごく健康的なスケベでありながら、それを表に出すのは良くないと理解できる良識を併せ持っているという事です!」
梨子「人間も動物なんたの、性的なものに興味を持たなかったらその方がおかしいわ」
せつ菜「しかし、かと言ってその欲望を剥き出しにしていいわけではありません」
恋「つまり、むっつりスケベは恥ずべきことではないと仰るのですか…?」
梨子「えぇ、その通り」
せつ菜「恋さんが健康だという証です!」 恋「…ありがとうございます!今後は私も、お二人のように自信を持ってむっつりスケベ道を邁進して参ります」
梨子「そんなに気合を入れるような道でもないとは思うけど…」
せつ菜「恋さんの悩みが解決したならよかったです!!」
恋「はい、お二人には感謝してもしきれません」
梨子「ふふっ…それじゃ、私達は帰るけど…」
せつ菜「一応、しずくさんから預かってきたこれもお渡ししておきます」
恋「封筒…?中に何か入っているようですが…」
せつ菜「仲間を見て妄想したくなったら開けてください、との事です」
恋「…?わかりました。それまでは開けるなという事ですね」
せつ菜「はい!…それでは、また!」
梨子「また会いましょうね」
恋「本当に、ありがとうございました!」 ─数日後
恋(あれから自分でもお小遣いで好みのシチュエーションが載った雑誌を買うようになり…)
恋(私は私のむっつりスケベ道を楽しんでいるのですが…)
かのん「ちいちゃん、うぃーっす!」ユビキス
千砂都「かのんちゃん、うぃーっす!」ユビキス
恋(…あぁもう!そこは指キスからの抱き合ってねっとりした本気のキスを…)
可可「むー!グソクムシの癖にくすぐりが効かないナンテ…生意気デス!」
すみれ「ふふん!私を無理やり笑わせようなんて10光年はやいのよ!」
恋(違うでしょう!!せっかく抱き合ったのですからスカートの裾から手を潜り込ませて…)
せつ菜『仲間を見て妄想したくなったら開けてください、との事です』
恋(…今こそ、例の封筒を開ける時なのでは…)ガサゴソ
恋(なになに…『演劇の手引き』…ふむ…なるほど…脚本を自分で…演出も……ふふっ、そういう事ですか…)
かのん「あれ?恋ちゃん、何読んでるの?」
恋「いえ、なんでもありません。…それより、次のイベントについて、私から一つ提案があるのですが…」
千砂都「なになに?どんなアイデア?」
恋「ライブに、演劇を組み込んでみるのはいかがでしょうか?脚本と演出は私が考えますから」
すみれ「恋がアイデア出しなんて、なんか珍しいと思ったけど…悪くなさそうじゃない?」
可可「ミュージカル調という事デスか!そういうパフォーマンスをするグループもありマスし、良いと思いマス!…すみれの意見に賛成するのは納得いきまセンが」
恋「ふふっ…では、明日までに脚本を仕上げてきますね…」
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